JP6279631B2 - 輸送物の輸送システム及び輸送方法 - Google Patents

輸送物の輸送システム及び輸送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6279631B2
JP6279631B2 JP2016020667A JP2016020667A JP6279631B2 JP 6279631 B2 JP6279631 B2 JP 6279631B2 JP 2016020667 A JP2016020667 A JP 2016020667A JP 2016020667 A JP2016020667 A JP 2016020667A JP 6279631 B2 JP6279631 B2 JP 6279631B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
truck
vehicle
track
area
vehicles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016020667A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017137182A (ja
Inventor
普 山田
普 山田
Original Assignee
普 山田
普 山田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 普 山田, 普 山田 filed Critical 普 山田
Priority to JP2016020667A priority Critical patent/JP6279631B2/ja
Publication of JP2017137182A publication Critical patent/JP2017137182A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6279631B2 publication Critical patent/JP6279631B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、トラック車両を用いて輸送物を輸送する輸送システム及び輸送方法に関するものである。
従来、トラック車両を用いて長距離を隔てた2つの地域に輸送物を輸送する場合、例えば輸送先が第2地域としての東京である輸送物を第1地域としての大阪でトラック車両に積載して、1人の運転手が大阪地域を出発して東京地域まで輸送する場合も多い。1人の運転手がトラック車両で輸送物を輸送する場合、厚生労働省労働基準局から出されている自動車運送事業法で定められた、自動車運転者の労働時間等の基準を順守する必要があり、その基準として、例えば1人の運転手の運転時間が1日当たり9時間を超えず、且つ運転手の1日当たりの拘束時間が13時間を超えないこと、とされている。
従って、1人の運転手がトラック車両を運転して大阪から東京まで輸送物を輸送する場合、1日で大阪と東京とを往復すると上記基準を順守し難くなり、1日で大阪地域と東京地域とを往復する場合には、2日を要することになる。よって、上記基準を順守することは安全上、不可欠であるが、その一方で、輸送効率が低下する場合もある。従って、上記基準を順守したうえで、輸送効率を高められるシステムが要望されている。
又、例えば特許文献1に、輸送拠点間を運行するトラック車両便情報と荷物輸送量とから、2つの輸送車の一方が他方に連絡しつつ現在位置の2つの輸送車の中間地点で輸送物の積み替えを行うことで、輸送物を迅速に輸送する移動体移動中継方法及び移動体移動中継システムが開示されている。
特開平8−44429号公報
しかしながら、上記特許文献1では、現在位置の2つの輸送車の中間地点で輸送物の積み替えを行うため、例えば大阪から出発して大阪と東京との略中央地点を走行している輸送車と、東京から出発して東京近傍を走行している輸送車との間で輸送物の積み替えを行うような場合には、大阪から出発した輸送車は、上記基準を順守すると1日で輸送物の積み替えを行って大阪に戻ることが困難な場合が起こり得る。従って、上記特許文献1に開示の移動体移動中継方法を適用しても、上記自動車運送事業法で定められた、自動車運転者の労働時間等の基準を順守しながら輸送物を輸送する際の輸送効率を向上し難い。
本発明は、自動車運送事業法で定められた、自動車運転者の労働時間等の基準を順守しながら輸送物を効率よく目的地に輸送できる輸送物の輸送システム及び輸送方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、輸送先が第2地域である輸送物を積載した状態で前記第2地域と所定距離を隔てた第1地域から出発する複数の第1トラック車両それぞれに用いられる複数の第1端末装置と、輸送先が前記第1地域である輸送物を積載した状態で前記第2地域から出発する前記第1トラック車両と対応する数の第2トラック車両それぞれに用いられる複数の第2端末装置と、通信網を介して前記第1及び第2端末装置それぞれと通信可能に接続されたサーバコンピュータとを備えた輸送物の輸送システムであって、前記各第1トラック車両は、前記第1地域及び前記第2地域を基準としてそれらの前記第1地域と前記第2地域との間の設置位置に設置された中継地で、いずれかの前記第2トラック車両との間で前記輸送物を積み替えて前記第1地域に戻るものであり、前記各第2トラック車両は、前記中継地で、いずれかの前記第1トラック車両との間で輸送物を積み替えて前記第2地域に戻るものであり、前記サーバコンピュータは、前記各第1トラック車両が前記第1地域から前記中継地まで行くのに要する時間と前記第1トラック車両と前記第1端末装置とを関連付けて記憶した第1トラック車両データベースと、前記各第2トラック車両が前記第2地域から前記中継地まで行くのに要する時間と前記第2トラック車両と前記第2端末装置とを関連付けて記憶した第2トラック車両データベースとを備え、前記各第1端末装置は、前記第1トラック車両が前記第1地域を出発した第1トラック車両出発時刻を含む第1トラック車両出発情報を前記サーバコンピュータに送信し、前記各第2端末装置は、前記第2トラック車両が第2地域を出発した第2トラック車両出発時刻を含む第2トラック車両出発情報を前記サーバコンピュータに送信し、前記サーバコンピュータは、前記各第1端末装置から受信した前記第1トラック車両出発情報に含まれる第1トラック車両出発時刻と前記第1トラック車両データベースとに基いて、前記各第1トラック車両が前記中継地に到着する第1トラック予定到着時刻を演算するとともに、前記各第2端末装置から受信した第2トラック車両出発情報に含まれる第2トラック車両出発時刻と前記第2トラック車両データベースとに基いて、前記第2トラック車両が前記中継地に到着する第2トラック予定到着時刻を演算する演算部と、前記演算部によって演算した前記第1トラック予定到着時刻と前記第2トラック予定到着時刻とに基いて、前記各第1トラック車両の前記第1トラック予定到着時刻に対して予め定めた第1設定時間内に到着する前記第2トラック車両が存在する場合に、該当する前記第2トラック車両を検出する第1検出部とを備えていることを特徴とする輸送物の輸送システムを提供する。
これによれば、第1地域と第2地域との間の設置位置に設置された中継地で、第1トラック車両と第2トラック車両との間で輸送物の積み替えを行うため、例えば第1地域と第2地域とを往復せずに済む。これにより、1人の運転者がトラック車両を運転して、自動車運送事業法で定められた基準を順守しつつ距離を隔てた2地点間の輸送を行うことができ、輸送効率を向上できる。又、その際、各第1トラック車両の第1トラック予定到着時刻に対して第1設定時間内に到着する第2トラック車両を検出することで、各第1トラック車両とその検出した第2トラック車両との間で互いに積み替えを行うことができ、互いに積み替えを行う第1トラック車両と第2トラック車両との待ち時間を少なくでき、輸送効率を、より向上できる。
又、前記第1地域は、前記複数の第1トラック車両と対応する数の第1地域小区画エリアに区画形成されており、前記複数の第1トラック車両は、それぞれ、互いに異なる何れか1つの前記第1地域小区画エリアから出発し、前記第1トラック車両データベースは、前記各第1トラック車両と前記各第1トラック車両が出発する前記第1地域小区画エリアとを関連付けて記憶しており、前記第2トラック車両出発情報は、前記第2トラック車両が積載した第2トラック車両積載輸送物の輸送先を含み、前記サーバコンピュータは、前記第1検出部によって所定の前記第1トラック車両の前記第1トラック予定到着時刻に対して前記第1設定時間内に到着する前記第2トラック車両を複数、検出した場合に、前記検出した前記複数の第2トラック車両のうちの何れかの前記第2トラック車両における全部又は一部の前記第2トラック車両積載輸送物の輸送先と、前記所定の前記第1トラック車両が出発した前記第1地域小区画エリアとが一致する場合に、前記一致する前記第2トラック車両を検出する第2検出部を備えていることが好ましい。
これによれば、第1トラック車両は、例えば出発した第1地域小区画エリアに戻れば、積み替えた第2トラック車両積載輸送物を第1地域小区画エリアに輸送できる。従って、輸送効率が、より一層向上する。
又、前記第2地域は、前記複数の第2トラック車両と対応する数の第2地域小区画エリアに区画形成され、前記複数の第2トラック車両は、それぞれ、互いに異なる何れか1つの前記第2地域小区画エリアから出発し、前記第2トラック車両データベースは、前記各第2トラック車両と前記各第2トラック車両が出発する前記第2地域小区画エリアとを関連付けて記憶しており、前記第1トラック車両出発情報は、前記第1トラック車両が積載した第1トラック車両積載輸送物の輸送先を含み、前記サーバコンピュータは、前記第1検出部によって所定の前記第1トラック車両の前記第1トラック予定到着時刻に対して前記第1設定時間内に到着する前記第2トラック車両を複数、検出した場合に、前記検出した前記複数の第2トラック車両のうちの何れかの前記第2トラック車両が出発した前記第2地域小区画エリアと前記所定の前記第1トラック車両の全部又は一部の前記第1トラック車両積載輸送物の輸送先とが一致する場合に、前記一致する前記第2トラック車両を検出する第3検出部とを備えていることが好ましい。
これによれば、第2トラック車両は、例えば出発した第2地域小区画エリアに戻れば、積み替えた第1トラック車両積載輸送物を第2地域小区画エリアに輸送できる。従って、輸送効率が、より一層向上する。
また、前記中継地は、前記第1地域と前記第2地域との略中央地点であることが好ましい。
これによれば、第1地域から出発した第1トラック車両が中継地まで行くのに要する所要時間と、第2地域から出発した第2トラック車両が中継地まで行くのに要する所要時間とが略同じになり、1人の運転者がトラック車両を運転して、自動車運送事業法で定められた基準を、より確実に順守しつつ距離を隔てた2地点間の輸送を行うことができるとともに、輸送効率を更に向上できる。
又、本発明は、輸送先が第2地域である輸送物を積載した状態で前記第2地域と所定距離を隔てた第1地域から出発する複数の第1トラック車両それぞれに用いられる複数の第1端末装置と、輸送先が前記第1地域である輸送物を積載した状態で前記第2地域から出発する前記第1トラック車両と対応する数の第2トラック車両それぞれに用いられる複数の第2端末装置と、通信網を介して前記第1及び第2端末装置それぞれと通信可能に接続され前記各第1トラック車両が前記第1地域及び前記第2地域を基準としてそれらの前記第1地域と前記第2地域との間に設置された中継地まで行くのに要する時間を前記第1トラック車両と前記第1端末装置と関連付けて記憶した第1トラック車両データベースと、前記各第2トラック車両が前記第2地域から前記中継地まで行くのに要する時間と前記第2トラック車両と前記第2端末装置と関連付けて記憶した第2トラック車両データベースとを備えたサーバコンピュータとを用いて行う輸送物の輸送方法であって、前記各第1トラック車両は、前記中継地で、いずれかの前記第2トラック車両との間で輸送物を積み替えて前記第1地域に戻るものであり、前記各第2トラック車両は、前記中継地で、いずれかの前記第1トラック車両との間で輸送物を積み替えて前記第2地域に戻るものであり、前記サーバコンピュータに、前記第1トラック車両が前記第1地域を出発した第1トラック車両出発時刻を含む第1トラック車両出発情報を前記各第1端末装置から受信させて前記第1トラック車両出発情報に含まれる前記第1トラック車両出発時刻と前記第1トラック車両データベースとに基いて、前記各第1トラック車両が前記中継地に到着する第1トラック予定到着時刻を演算させるとともに、前記第2トラック車両が前記第2地域を出発した第2トラック車両出発時刻を含む第2トラック車両出発情報を前記各第2端末装置から受信させて前記第2トラック車両出発情報に含まれる前記第2トラック車両出発時刻と前記第2トラック車両データベースとに基いて、前記第2トラック車両が前記中継地に到着する第2トラック予定到着時刻を演算させ、前記演算した前記第1トラック予定到着時刻と前記第2トラック予定到着時刻とに基いて、前記各第1トラック車両の前記第1トラック予定到着時刻に対して予め定めた第1設定時間内に到着する前記第2トラック車両が存在する場合に、該当する前記第2トラック車両を検出させることを特徴とする輸送物の輸送方法を提供することにより、上記課題を解決する。
これによれば、例えば第1地域と第2地域とを往復せずに済み、1人の運転者がトラック車両を運転して、自動車運送事業法で定められた基準を順守しつつ距離を隔てた2地点間の輸送を行うことができ、輸送効率を向上できる。又、その際、各第1トラック車両の第1トラック予定到着時刻に対して第1設定時間内に到着する第2トラック車両を検出することで、各第1トラック車両とその検出した第2トラック車両との間で互いに積み替えを行うことができ、互いに積み替えを行う第1トラック車両と第2トラック車両との待ち時間を少なくでき、輸送効率を、より向上できる。
本発明の輸送物の輸送システム及び輸送方法は、自動車運送事業法で定められた、自動車運転者の労働時間等の基準を順守しながら輸送物を効率よく目的地に輸送できる。
本発明の一実施形態の輸送物の輸送システムの構成を説明するためのブロック図である。 図1に示す輸送物の輸送システムに用いられるサーバコンピュータ、第1端末装置、第2端末装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の輸送物の輸送システムによる輸送を説明する概略図である。 本発明の輸送物の輸送システムにおけるサーバコンピュータの処理の流れの一例の一部を示すフローチャートである。 サーバコンピュータの処理の流れの一例の他の一部を示すフローチャートである。 サーバコンピュータの処理の流れの一例の更に他の一部を示すフローチャートである。 第1端末装置(第2端末装置)に表示される第1トラック車両出発情報入力画面(第2トラック車両出発情報入力画面)の一例である。 第1トラック車両データベースのデータ構造を模式的に表わした図面である。 第2トラック車両データベースのデータ構造を模式的に表わした図面である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態の輸送物の輸送システムの構成を説明するためのブロック図、図2は、図1に示す輸送物の輸送システムに用いられるサーバコンピュータ、第1端末装置、第2端末装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。又、図3は、本発明の輸送物の輸送システムによる輸送を説明する概略図である。
本発明の輸送物の輸送システムは、図3に示すように、第1地域110から出発する複数の第1トラック車両101と第2地域120から出発する複数の第2トラック車両102とを用いて輸送物を、第1地域110から第2地域120に輸送するとともに、第2地域120から第1地域110に輸送する。
又、各第1トラック車両101は、輸送先が第2地域120である輸送物を積載した状態で1人の運転手によって第1地域110から出発し、第1地域110と第2地域120との間に設置された中継地130で、いずれかの第2トラック車両102との間で互いに輸送物を積み替えて第1地域110に戻る。尚、この実施形態の各第1トラック車両101は、他の第1トラック車両101及び第2トラック車両102と無線で互いに話ができるようになっており、これにより、例えば他の第1トラック車両101及び第2トラック車両102についての位置や積載物についての情報の交換が可能になっている。
中継地130は、第1地域110及び第2地域120を基準としてそれらの第1地域110と第2地域120との間の設置位置に設置される場所である。この実施形態では、中継地130は、第1地域110の略中心部と第2地域120の略中心部との略中央地点とされている。より具体的には、第1トラック車両101が法定最高速度で、第1地域110の略中心部から走行した場合に要する時間と第2地域120の略中心部から走行した場合に要する時間とが略同じになる地点が中継地に設定されている。
又、第2トラック車両102は、第1トラック車両101に対応する数であり、各第2トラック車両102は、輸送先が第1地域110である輸送物を積載した状態で1人の運転手によって第2地域110から出発し、中継地130でいずれかの第1トラック車両101との間で互いに輸送物を積み替えて第2地域120に戻る。尚、この実施形態の各第2トラック車両102も、他の第2トラック車両102及び第1トラック車両101と無線で互いに話ができるようになっており、これにより、例えば他の第2トラック車両102及び第1トラック車両101についての位置や積載物についての情報の交換が可能になっている。
このように輸送物を輸送する輸送物の輸送システムは、図1に示すようにサーバコンピュータ1と、通信網としてのインターネット10を介してサーバコンピュータ1と通信可能な複数の第1端末装置2、及び複数の第2端末装置3とを備えている。
第1端末装置2は、各第1トラック車両101のそれぞれに用いられるもので、第1トラック車両101と対応する数であり、表示装置と、入力装置とを備えている。この実施形態では、第1端末装置2は、携帯電話やスマートホン等の携帯情報端末から構成されている。
又、この実施形態では、第1端末装置2は、GPS機能を有するGPS装置が内装されており、所定時間毎(例えば5分毎)にサーバコンピュータ1に現在の位置情報を自動送信するようになっている。
そして、第1端末装置2は、例えば図7に示すような第1トラック車両出発情報画面160に運転手によって第1トラック車両出発情報が入力され、入力された第1トラック車両出発情報がサーバコンピュータ1に送信される。
第1トラック車両出発情報は、図7に示すように、出発日、出発時刻、輸送物の種類(名称)、輸送先等の情報が含まれる。又、輸送先は、例えば後述の第2地域小区画エリアIDが入力される。
第2端末装置3は、第2トラック車両102に用いられるもので、第2トラック車両101と対応する数であり、表示装置と、入力装置とを備えている。この実施形態では、第2端末装置3も、携帯電話やスマートホンの携帯情報端末から構成されている。
又、この実施形態では、第2端末装置3は、GPS機能を有するGPS装置が内装されており、所定時間毎(例えば5分毎)にサーバコンピュータ1に現在の位置情報を自動送信するようになっている。
そして、第2端末装置3は、例えば運転手によって第2トラック車両出発情報画面161に第2トラック車両出発情報が入力され、入力された第2トラック車両出発情報がサーバコンピュータ1に送信される。
第2トラック車両出発情報は、図7に示した第1トラック車両出発情報と略同じであり、出発日、出発時刻、輸送物の種類(名称)、輸送先等の情報が含まれる。輸送先は、例えば後述の第1地域小区画エリアIDが入力される。
サーバコンピュータ1は、図8に示す第1トラック車両データベース(DB)11と、図9に示す第2トラック車両データベース(DB)12と、図1に示す演算部13、検出部14、受信部16及び送信部15とを備えている。
第1トラック車両データベース11は、図8に示すように第1トラック車両を識別する情報である第1トラック車両IDと、第1端末装置2を識別する情報である第1端末装置IDと、第1地域小区画エリアを識別する情報である第1地域小区画エリアIDと、第1トラック車両中継地所要時間と、第1設定位置所要時間とを関連付けて記憶している。
第1地域小区画エリアは、第1地域110を複数の小区画エリアに区画したものである。第1地域110は、例えば近畿地域であり、第1地域小区画エリアは、近畿地域を複数の小区画エリアに区画したエリアである。詳しくは、例えば第1地域小区画エリアは、図3に示すように大阪府を3つに区画した大阪第1エリア111、大阪第2エリア112、大阪第3エリア113、更には、兵庫県を3つに区画した図示しない兵庫第1エリア、兵庫第2エリア、兵庫第3エリア等である。
又、この実施形態では、第1地域小区画エリアと第1トラック車両101とは同じ数であり、第1トラック車両101は、それぞれ、予め定めた第1地域小区画エリアのそれぞれから出発するようになっている。
第1トラック車両中継地所要時間は、各第1トラック車両が出発する各第1地域小区画エリア111〜113(各第1地域小区画エリア111〜113の略中心部)から中継地130まで、各第1トラック車両101が法定最高速度で走行した場合に要する所要時間である。
第1設定位置所要時間は、各第1トラック車両が出発する各第1地域小区画エリア111〜113(各第1地域小区画エリア111〜113の略中心部)から予め定めた第1設定位置140(図3に図示)まで、各第1トラック車両101が法定最高速度で走行した場合に要する所要時間である。
この第1設定位置140は、第1地域110と中継地130との中央よりも中継地130寄りの位置に予め定めた設定位置である。
第2トラック車両データベース12は、第2トラック車両を識別する情報である第2トラック車両IDと、第2端末装置3を識別する情報である第2端末装置IDと、第2地域小区画エリアを識別する情報である第2地域小区画エリアIDと、第2トラック車両中継地所要時間と、第2設定位置所要時間とを関連付けて記憶している。
第2地域小区画エリアは、第2地域を複数の小区画エリアに区画したものである。ここで、第2地域120は、第1地域110と第2地域120との略中央地点に中継地130に設定された場合に、運転手が第1トラック車両(又は第2トラック車両)を1人で法定最高速度で運転して第1地域110(又は第2地域120)と中継地130とを、16時間以内に往復可能な地域である。この実施形態では、第2地域は、関東地域とされている。
そして、第2地域小区画エリアは、図3に示すように、例えば東京都を3つに区画した東京第1エリア121、東京第2エリア122、東京第3エリア123、更には、図示しない神奈川第1エリア、神奈川第2エリア、神奈川第3エリア等である。
又、この実施形態では、第2地域小区画エリア121〜123と第2トラック車両102とは同じ数であり、第2トラック車両102は、それぞれ、予め定めた第2地域小区画エリア121〜123のそれぞれから出発するようになっている。
第2トラック車両中継地所要時間は、各第2トラック車両が出発する各第2地域小区画エリア121〜123(各第2地域小区画エリア121〜123の略中心部)から中継地130まで、各第2トラック車両102が法定最高速度で走行した場合に要する所要時間である。
第2設定位置所要時間は、各第2トラック車両が出発する各第2地域小区画エリア121〜123(各第2地域小区画エリア121〜123の略中央地点)から予め定めた第2設定位置150(図3に図示)まで、各第2トラック車両102が法定最高速度で走行した場合に要する所要時間である。
この第2設定位置150は、第2地域120と中継地130との中央よりも中継地130寄りの位置に予め定めた設定位置である。
演算部13は、図1に示すように、第1トラック予定到着時刻演算部131と、第1設定位置予定到着時刻演算部132と、第1トラック最終予定到着時刻演算部133と、第2トラック予定到着時刻演算部134と、第2設定位置予定到着時刻演算部135と、第2トラック最終予定到着時刻演算部136とを備えている。
第1トラック予定到着時刻演算部131は、各第1端末装置2から受信する第1トラック車両出発情報に含まれる出発時刻と第1トラック車両データベース11に記憶された第1トラック車両中継地所要時間とに基いて、各第1トラック車両101が中継地130に到着する第1トラック予定到着時刻を演算する。
第1設定位置予定到着時刻演算部132は、各第1端末装置2から受信する第1トラック車両出発情報に含まれる出発時刻と第1トラック車両データベース11に記憶された第1設定位置所要時間とに基いて、各第1トラック車両101が第1設定位置140に到着する第1設定位置予定到着時刻を演算する。
第1トラック最終予定到着時刻演算部133は、第1トラック車両101が予定よりも遅れた場合の遅れ時間を第1トラック予定到着時刻に加算して第1トラック車両最終予定到着時刻を演算する。
詳しくは、第1端末装置2のそれぞれから受信した位置情報に基づいて、各第1トラック車両101について、第1トラック車両101が第1設定位置140に到着したときの現在時刻と上記第1設定位置予定到着時刻演算部132で演算した第1設定位置予定到着時刻との差から第1トラック車両101の遅れ時間を演算する。そして、第1トラック最終予定到着時刻演算部133は、その遅れ時間を第1トラック予定到着時刻に加算して第1トラック車両最終予定到着時刻を演算する。尚、第1トラック車両101が第1設定位置に到着したときの現在時刻が第1設定位置予定到着時刻よりも早い場合は、「0」として処理する。
第2トラック予定到着時刻演算部134は、各第2端末装置2から受信する第2トラック車両出発情報に含まれる出発時刻と第2トラック車両データベース12に記憶された第2トラック車両中継地所要時間とに基いて、各第2トラック車両102が中継地130に到着する第2トラック予定到着時刻を演算する。
第2設定位置予定到着時刻演算部135は、各第2端末装置3から受信する第2トラック車両出発情報に含まれる出発時刻と第2トラック車両データベース12に記憶された第2設定位置所要時間とに基いて、各第2トラック車両102が第2設定位置150に到着する第2設定位置予定到着時刻を演算する。
第2トラック最終予定到着時刻演算部136は、第2トラック車両102が予定よりも遅れた場合の遅れ時間を第2トラック予定到着時刻に加算して第1トラック車両最終予定到着時刻を演算する。
より詳しくは、第2端末装置3のそれぞれから受信した位置情報に基づいて、各第2トラック車両102について、第2トラック車両102が第2設定位置150に到着したときの現在時刻と上記第2設定位置予定到着時刻演算部135で演算した第2設定位置予定到着時刻との差から第1トラック車両101の遅れ時間を演算する。また、第2トラック最終予定到着時刻演算部136は、その遅れ時間を第2トラック予定到着時刻に加算して第2トラック車両最終予定到着時刻を演算する。尚、この場合も、第2トラック車両102が第2設定位置150に到着したときの現在時刻が第2設定位置予定到着時刻よりも早い場合は、「0」として処理する。
検出部14は、この実施形態では、第1検出部141と、第2検出部142と、第3検出部143とを備えている。
第1検出部141は、この実施形態では、各第1トラック車両101の第1トラック最終予定到着時刻に対して予め定めた第1設定時間内に到着する第2トラック車両102が存在する場合に、該当する第2トラック車両102を検出する。
第2検出部142は、第1検出部141によって、第1トラック車両の第1トラック最終予定到着時刻に対して第1設定時間内に到着する第2トラック車両を複数、検出した場合において、第2トラック車両データベース12と第1トラック車両データベース11とに基いて、検出した複数の第2トラック車両102のうちの何れかの第2トラック車両102における全部又は一部の第2トラック車両積載輸送物の輸送先と、前記第1トラック車両が出発した第1地域小区画エリアとが一致する場合に、その一致する第2トラック車両102を検出する。
第3検出部143は、第1検出部141によって、第1トラック車両101の第1トラック最終予定到着時刻に対して第1設定時間内に到着する第2トラック車両102を複数、検出した場合において、第2トラック車両データベース12と第1トラック車両データベース11とに基いて、検出した複数の第2トラック車両102のうちの何れかの第2トラック車両102が出発した第2地域小区画エリアと前記第1トラック車両101の全部又は一部の第1トラック車両積載輸送物の輸送先とが一致する場合に、該当する第2トラック車両102を検出する。
送信部15は、例えば第1トラック車両101に用いられる第1端末装置2と第2トラック車両102に用いられる第2端末装置3とに輸送物の積替えを行う旨の輸送物積替え指示情報を送信する。
受信部16は、例えば第1端末装置2から第1トラック車両出発情報を受信し、又、例えば第2端末装置3から第2トラック車両出発情報を受信する。又、受信部16は、例えば第1端末装置2から位置情報を受信する。又、受信部16は、例えば第2端末装置3から位置情報を受信する。
図2は、図1に示す輸送物の輸送システムに用いられるサーバコンピュータ1、第1端末装置2、第2端末装置3のハードウェア構成の一例を示す図面である。
サーバコンピュータ1は、記録装置であり本システムのプログラムを記録した記録媒体であるハードディスク50、ハードディスク50に記録されたプログラムを実行する制御装置であるCPU51、表示装置である液晶表示部52、入力装置であるキーボード54及びおよびマウス55、インターネット10を介して端末装置2、3と通信するための通信インタフェース53を備えている。
サーバコンピュータ1のハードディスク50には、上記プログラムの他、各データベース11、12を構成するデータが記録されている。すなわち、ハードディスク50が図1の第1トラック車両データベース11、第2トラック車両データベース12に対応する。
また、サーバコンピュータ1のCPU51が、図1の演算部13、検出部14、送信部15、受信部16に対応する。
図2の第1端末装置2は、表示装置である液晶表示部21、入力装置である入力操作部22、プログラム等を記憶したメモリ26、メモリ26に記憶されたプログラム等を実行するCPU24,インターネット10を介してサーバコンピュータ1と通信するための通信インタフェース25を備えている。
図2の第2端末装置3は、上記第1端末装置2と同様に、表示装置である液晶表示部31、入力装置である入力操作部32、プログラム等を記憶したメモリ36、メモリ36に記憶されたプログラム等を実行するCPU34,インターネット10を介してサーバコンピュータ1と通信するための通信インタフェース35を備えている。
次に、本実施形態の動作について、図4〜図6に基づいて説明する。サーバコンピュータ1は、各第1端末装置2から第1トラック車両出発情報を、各第2端末装置3から第2トラック車両出発情報を、それぞれ受信する(図4、ステップS1)。
受信したサーバコンピュータ1は、第1トラック車両出発情報に含まれた各第1トラック車両101の出発時刻と第1トラック車両データベース11とに基いて、各第1トラック車両101について、第1トラック予定到着時刻及び第1設定位置予定到着時刻を演算する(図4、ステップS2)。
又、サーバコンピュータ1は、第1端末装置2のそれぞれから受信した位置情報と第1設定位置予定到着時刻に基づいて、各第1トラック車両101について、第1設定位置140に到着したときの現在時刻と第1設定位置予定到着時刻との差、即ち第1トラック車両101の遅れ時間を演算する。
そして、サーバコンピュータ1は、第1トラック車両101の遅れ時間を第1トラック予定到着時刻に加算して第1トラック車両最終予定到着時刻を演算する(図4、ステップS2)。これにより、例えば道路が渋滞し或いは車両トラブル等により設定どおりに走行できずに第1トラック車両101が遅れている場合でも、第1トラック車両最終予定到着時刻が遅れを加味したものになり、第1トラック予定到着時刻よりも正確なものにできる。
又、サーバコンピュータ1は、第2トラック車両出発情報に含まれた各第2トラック車両102の出発時刻と第2トラック車両データベース12とに基いて、第2トラック車両102について、第2設定位置に到着する第2設定位置予定到着時刻及び中継地130に到着する第2トラック予定到着時刻を演算する(図4、ステップS3)。
又、サーバコンピュータ1は、各第2トラック車両102について、第2端末装置3のそれぞれから受信した位置情報と第2設定位置予定到着時刻とに基づいて、第2設定位置に到着したときの現在の時刻と第2設定位置予定到着時刻との差、即ち第2トラック車両102の遅れ時間を演算する。
そして、サーバコンピュータ1は、第2トラック車両102の遅れ時間を第2トラック予定到着時刻に加算して第2トラック車両最終予定到着時刻を演算する(図4、ステップS3)。これにより、例えば道路が渋滞し或いは車両トラブル等により設定どおりに走行できずに第2トラック車両102が遅れている場合でも、第2トラック車両最終予定到着時刻は遅れを加味したものになり、第2トラック予定到着時刻よりも正確なものにできる。
次に、サーバコンピュータ1は、1番目に中継地130に到着する(第1トラック予定到着時刻が最も早い)第1トラック車両101の第1トラック最終予定到着時刻に対して第2トラック最終予定到着時刻が第1設定時間内となる第2トラック車両102を検出できるか(存在するか)否かをみる(図4、ステップS4)。
又、サーバコンピュータ1は、ステップS4で、該当する第2トラック車両102を検出できる場合、複数、検出できるか否かをみる(図4、ステップS5)。そして、サーバコンピュータ1は、第2トラック車両102を複数、検出できた場合に、第2トラック車両出発情報と第1トラック車両データベース11とに基いて、前記検出した複数の第2トラック車両102のうちで、第2トラック積載輸送物の輸送先と当該第1トラック車両101が出発した第1地域小区画エリアに一致するものがあるか否かをみる(図5、ステップS7)。
又、一致するものがある場合に、サーバコンピュータ1は、第2トラック車両データベース12と第1トラック車両出発情報とに基いて、前記一致する第2トラック車両102のうちで、第2トラック車両102が出発した第2地域小区画エリアと、当該第1トラック車両101の第1トラック積載輸送物の輸送先とが尚且つ一致するものがあるか否かをみる(図6、ステップS9)。
次に、サーバコンピュータ1は、上記尚且つ一致するものがある場合は、尚且つ一致する第2トラック車両102を検出する(図6、ステップS10)。
そして、サーバコンピュータ1は、検出した第2トラック車両102と当該第1トラック車両101のそれぞれに用いられる第2端末装置3と第1端末装置2とに輸送物を交換する旨の輸送物交換情報を送信する(図6、ステップS12)。
前記ステップS4において、第1設定時間内となる第2トラック車両102を検出できない場合、サーバコンピュータ1は、全ての第2トラック車両102のうちで、当該トラック車両101の第1トラック最終予定到着時刻に対して第2トラック最終予定到着時刻が最も近い、即ち到着時間差が最も小さい第2トラック車両102を検出する(図5、ステップS6)。
そして、サーバコンピュータ1は、その検出した第2トラック車両102と当該第1トラック車両101のそれぞれに用いられる第2端末装置3と第1端末装置2とに輸送物を交換する旨の輸送物交換情報を送信する(図6、ステップS12)。
前記ステップS7において、一致する第2トラック車両102を検出できない場合、サーバコンピュータ1は、検出した第2トラック車両102のうちで、当該第1トラック車両101の第1トラック最終予定到着時刻に対して第2トラック最終予定到着時刻が最も近い、到着時間差が最も小さい第2トラック車両102を検出する(図5、ステップS8)。
そして、サーバコンピュータ1は、その検出した第2トラック車両102と当該第1トラック車両101のそれぞれに用いられる第2端末装置3と第1端末装置2とに輸送物を交換する旨の輸送物交換情報を送信する(図6、ステップS12)。
前記ステップS9において、尚且つ一致する第2トラック車両102を検出できない場合、サーバコンピュータ1は、当該第1トラック車両101の第1トラック最終予定到着時刻に対して第2トラック最終予定到着時刻が最も近い、到着時間差が最も小さい第2トラック車両102を検出する(図6、ステップS11)。
そして、サーバコンピュータ1は、その検出した第2トラック車両102と当該第1トラック車両101のそれぞれに用いられる第2端末装置3と第1端末装置2とに輸送物交換情報を送信する(図6、ステップS12)。
次に、サーバコンピュータ1は、第1トラック車両101の全て(n)について、上記処理を行ったかを判断し(図6、ステップS13)、前記処理を行っていない場合は、前記ステップS4に戻り、前記処理を行った場合は、処理を終了する。
以上のように本実施形態の輸送システムによれば、第1地域と第2地域との略中央地点に設置された中継地で、第1トラック車両と第2トラック車両との間で輸送物の積み替えを行うため、例えば第1地域と第2地域とを往復せずに済む。これにより、1人の運転者がトラック車両を運転して、自動車運送事業法で定められた基準を順守しつつ距離を隔てた2地点間の輸送を行うことができ、輸送効率を向上できる。又、その際、各第1トラック車両の第1トラック予定到着時刻に対して第1設定時間内に到着する第2トラック車両を検出することで、各第1トラック車両とその検出した第2トラック車両との間で互いに積み替えを行うことができ、互いに積み替えを行う第1トラック車両と第2トラック車両との待ち時間を少なくでき、輸送効率を、より向上できる。
又、第1トラック車両は、例えば出発した第1地域小区画エリアに戻れば、積み替えた第2トラック車両積載輸送物を第1地域小区画エリアに輸送できる。従って、輸送効率が、より一層向上する。
尚、上記実施形態では、第1検出部141は、各第1トラック車両101の第1トラック最終予定到着時刻と第2トラック最終予定到着時刻とに基いて、各第1トラック車両の第1トラック予定到着時刻に対して第1設定時間内に到着する第2トラック車両が存在する場合に、該当する第2トラック車両を検出しているが、この形態のものに限らず、適宜変更できる。
例えば第1検出部141は、第1トラック予定到着時刻と第2トラック予定到着時刻とに基いて、各第1トラック車両の前記第1トラック予定到着時刻に対して第1設定時間内に到着する第2トラック車両が存在する場合に、該当する第2トラック車両を検出するようにしてもよい。この場合は、第1端末装置2及び第2端末装置3は、GPS機能を有するGPS装置を有していないものでもよい。
又、上記実施形態では、サーバコンピュータ1は、検出した第2トラック車両102のうちで、第2トラック積載輸送物の輸送先と第1トラック車両101が出発した第1地域小区画エリアに一致するものがある場合に、第2トラック車両102が出発した第2地域小区画エリアと、当該第1トラック車両101の第1トラック積載輸送物の輸送先とが尚且つ一致するものを検出しているが、この形態のものに限らず、適宜変更できる。
例えばサーバコンピュータ1は、ステップS4で、該当する第2トラック車両102を複数、検出できた場合に、第2トラック積載輸送物の輸送先と第1トラック車両101が出発した第1地域小区画エリアとが一致するか否かに関わらずに、第2トラック車両102が出発した第2地域小区画エリアと、当該第1トラック車両101の第1トラック積載輸送物の輸送先とが一致するものを検出し、その検出した第2トラック車両102と当該第1トラック車両101のそれぞれに用いられる第2端末装置3と第1端末装置2とにそれぞれ輸送物交換情報を送信するようにしてもよい。
1 サーバコンピュータ
2 第1端末装置
3 第2端末装置
11 第1トラック車両データベース
12 第2トラック車両データベース
13 演算部
14 検出部
15 送信部
16 受信部

Claims (5)

  1. 輸送先が第2地域である輸送物を積載した状態で前記第2地域と所定距離を隔てた第1地域から出発する複数の第1トラック車両それぞれに用いられる複数の第1端末装置と、
    輸送先が前記第1地域である輸送物を積載した状態で前記第2地域から出発する前記第1トラック車両と対応する数の第2トラック車両それぞれに用いられる複数の第2端末装置と、
    通信網を介して前記第1及び第2端末装置それぞれと通信可能に接続されたサーバコンピュータとを備えた輸送物の輸送システムであって、
    前記各第1トラック車両は、前記第1地域及び前記第2地域を基準としてそれらの前記第1地域と前記第2地域との間の設置位置に設置された中継地で、いずれかの前記第2トラック車両との間で前記輸送物を積み替えて前記第1地域に戻るものであり、
    前記各第2トラック車両は、前記中継地で、いずれかの前記第1トラック車両との間で輸送物を積み替えて前記第2地域に戻るものであり、
    前記サーバコンピュータは、前記各第1トラック車両が前記第1地域から前記中継地まで行くのに要する時間と前記第1トラック車両と前記第1端末装置とを関連付けて記憶した第1トラック車両データベースと、前記各第2トラック車両が前記第2地域から前記中継地まで行くのに要する時間と前記第2トラック車両と前記第2端末装置とを関連付けて記憶した第2トラック車両データベースとを備え、
    前記各第1端末装置は、前記第1トラック車両が前記第1地域を出発した第1トラック車両出発時刻を含む第1トラック車両出発情報を前記サーバコンピュータに送信し、
    前記各第2端末装置は、前記第2トラック車両が第2地域を出発した第2トラック車両出発時刻を含む第2トラック車両出発情報を前記サーバコンピュータに送信し、
    前記サーバコンピュータは、前記各第1端末装置から受信した前記第1トラック車両出発情報に含まれる第1トラック車両出発時刻と前記第1トラック車両データベースとに基いて、前記各第1トラック車両が前記中継地に到着する第1トラック予定到着時刻を演算するとともに、前記各第2端末装置から受信した第2トラック車両出発情報に含まれる第2トラック車両出発時刻と前記第2トラック車両データベースとに基いて、前記第2トラック車両が前記中継地に到着する第2トラック予定到着時刻を演算する演算部と、前記演算部によって演算した前記第1トラック予定到着時刻と前記第2トラック予定到着時刻とに基いて、前記各第1トラック車両の前記第1トラック予定到着時刻に対して予め定めた第1設定時間内に到着する前記第2トラック車両が存在する場合に、該当する前記第2トラック車両を検出する第1検出部とを備えていることを特徴とする輸送物の輸送システム。
  2. 前記第1地域は、前記複数の第1トラック車両と対応する数の第1地域小区画エリアに区画形成されており、
    前記複数の第1トラック車両は、それぞれ、互いに異なる何れか1つの前記第1地域小区画エリアから出発し、
    前記第1トラック車両データベースは、前記各第1トラック車両と前記各第1トラック車両が出発する前記第1地域小区画エリアとを関連付けて記憶しており、
    前記第2トラック車両出発情報は、前記第2トラック車両が積載した第2トラック車両積載輸送物の輸送先を含み、
    前記サーバコンピュータは、前記第1検出部によって所定の前記第1トラック車両の前記第1トラック予定到着時刻に対して前記第1設定時間内に到着する前記第2トラック車両を複数、検出した場合に、前記検出した前記複数の第2トラック車両のうちの何れかの前記第2トラック車両における全部又は一部の前記第2トラック車両積載輸送物の輸送先と、前記所定の前記第1トラック車両が出発した前記第1地域小区画エリアとが一致する場合に、前記一致する前記第2トラック車両を検出する第2検出部を備えていることを特徴とする請求項1記載の輸送物の輸送システム。
  3. 前記第2地域は、前記複数の第2トラック車両と対応する数の第2地域小区画エリアに区画形成され、
    前記複数の第2トラック車両は、それぞれ、互いに異なる何れか1つの前記第2地域小区画エリアから出発し、
    前記第2トラック車両データベースは、前記各第2トラック車両と前記各第2トラック車両が出発する前記第2地域小区画エリアとを関連付けて記憶しており、
    前記第1トラック車両出発情報は、前記第1トラック車両が積載した第1トラック車両積載輸送物の輸送先を含み、
    前記サーバコンピュータは、前記第1検出部によって所定の前記第1トラック車両の前記第1トラック予定到着時刻に対して前記第1設定時間内に到着する前記第2トラック車両を複数、検出した場合に、前記検出した前記複数の第2トラック車両のうちの何れかの前記第2トラック車両が出発した前記第2地域小区画エリアと前記所定の前記第1トラック車両の全部又は一部の前記第1トラック車両積載輸送物の輸送先とが一致する場合に、前記一致する前記第2トラック車両を検出する第3検出部とを備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の輸送物の輸送システム。
  4. 前記中継地は、前記第1地域と前記第2地域との略中央地点であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の輸送物の輸送システム。
  5. 輸送先が第2地域である輸送物を積載した状態で前記第2地域と所定距離を隔てた第1地域から出発する複数の第1トラック車両それぞれに用いられる複数の第1端末装置と、輸送先が前記第1地域である輸送物を積載した状態で前記第2地域から出発する前記第1トラック車両と対応する数の第2トラック車両それぞれに用いられる複数の第2端末装置と、通信網を介して前記第1及び第2端末装置それぞれと通信可能に接続され前記各第1トラック車両が前記第1地域及び前記第2地域を基準としてそれらの前記第1地域と前記第2地域との間に設置された中継地まで行くのに要する時間を前記第1トラック車両と前記第1端末装置と関連付けて記憶した第1トラック車両データベースと、前記各第2トラック車両が前記第2地域から前記中継地まで行くのに要する時間と前記第2トラック車両と前記第2端末装置と関連付けて記憶した第2トラック車両データベースとを備えたサーバコンピュータとを用いて行う輸送物の輸送方法であって、前記各第1トラック車両は、前記中継地で、いずれかの前記第2トラック車両との間で輸送物を積み替えて前記第1地域に戻るものであり、前記各第2トラック車両は、前記中継地で、いずれかの前記第1トラック車両との間で輸送物を積み替えて前記第2地域に戻るものであり、
    前記サーバコンピュータに、前記第1トラック車両が前記第1地域を出発した第1トラック車両出発時刻を含む第1トラック車両出発情報を前記各第1端末装置から受信させて前記第1トラック車両出発情報に含まれる前記第1トラック車両出発時刻と前記第1トラック車両データベースとに基いて、前記各第1トラック車両が前記中継地に到着する第1トラック予定到着時刻を演算させるとともに、前記第2トラック車両が前記第2地域を出発した第2トラック車両出発時刻を含む第2トラック車両出発情報を前記各第2端末装置から受信させて前記第2トラック車両出発情報に含まれる前記第2トラック車両出発時刻と前記第2トラック車両データベースとに基いて、前記第2トラック車両が前記中継地に到着する第2トラック予定到着時刻を演算させ、前記演算した前記第1トラック予定到着時刻と前記第2トラック予定到着時刻とに基いて、前記各第1トラック車両の前記第1トラック予定到着時刻に対して予め定めた第1設定時間内に到着する前記第2トラック車両が存在する場合に、該当する前記第2トラック車両を検出させることを特徴とする輸送物の輸送方法。
JP2016020667A 2016-02-05 2016-02-05 輸送物の輸送システム及び輸送方法 Active JP6279631B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016020667A JP6279631B2 (ja) 2016-02-05 2016-02-05 輸送物の輸送システム及び輸送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016020667A JP6279631B2 (ja) 2016-02-05 2016-02-05 輸送物の輸送システム及び輸送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017137182A JP2017137182A (ja) 2017-08-10
JP6279631B2 true JP6279631B2 (ja) 2018-02-14

Family

ID=59565464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016020667A Active JP6279631B2 (ja) 2016-02-05 2016-02-05 輸送物の輸送システム及び輸送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6279631B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6362240B1 (ja) * 2017-04-06 2018-07-25 株式会社イサナ 物流システム及び物流方法
JP6362229B1 (ja) * 2017-04-06 2018-07-25 株式会社イサナ 物流システム
JP7077162B2 (ja) * 2018-06-29 2022-05-30 株式会社日立製作所 配送計画装置、配送計画システムおよび配送計画方法
JP7207139B2 (ja) * 2019-04-26 2023-01-18 富士通株式会社 マッチングプログラム、マッチング方法及びマッチング装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001273353A (ja) * 2000-03-24 2001-10-05 Daihatsu Motor Co Ltd 物流システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017137182A (ja) 2017-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180322431A1 (en) Predicting realistic time of arrival for queue priority adjustment
JP6279631B2 (ja) 輸送物の輸送システム及び輸送方法
US20230360527A1 (en) Network Computer System to Evaluate an Operator of a Freight Vehicle
US20180090014A1 (en) Route planning for multi-unmanned aerial vehicle-based package delivery
KR101754300B1 (ko) 화물운송 중개 관리시스템
US8577585B2 (en) Transport and handling system and methods of transporting a commodity
US20190043000A1 (en) System for pairing uav and truck to make uav complete goods delivey and method thereof
JP7077791B2 (ja) 車両候補表示プログラム、車両候補表示方法および車両候補表示システム
JP6903063B2 (ja) 多数の対象の対象固有の場所間の輸送方法
EP4030370A1 (en) Method and system for fleet route optimization
KR20210008581A (ko) 멀티 인수 및 멀티 배송을 위한 물류 운송 서비스 제공 시스템
US10108922B2 (en) Methods and systems for detecting transportation relays
CN111695849A (zh) 信息处理装置、信息处理方法及存储信息处理程序的存储介质
JP7207139B2 (ja) マッチングプログラム、マッチング方法及びマッチング装置
JP6788047B2 (ja) サーバ、荷物配送方法、プログラム
JP7106218B2 (ja) 荷役情報推定システム及び荷役情報推定方法
US20200151800A1 (en) Adaptive Ordering From A Vehicle
JP7139694B2 (ja) 所要時間算出プログラム、所要時間算出方法および所要時間算出システム
JP6634551B2 (ja) 車両情報管理システム及び車両情報管理方法
JP2023006316A (ja) マッチングシステム
EP3861287B1 (en) A method for operating a vehicle
JP7063377B2 (ja) 経路探索システム、経路案内システム、経路探索プログラムおよび経路案内プログラム
CN113822614A (zh) 基于装卸场地状态提供运送服务的方法以及装置
US20200082335A1 (en) Methods and apparatus for load and route assignments in a delivery system
US20230384804A1 (en) Systems and methods for timely moving of a package inside a delivery vehicle

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6279631

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250