JP6278776B2 - サンドイッチパネルとその製造方法 - Google Patents
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Description
図1は実施形態1に係るサンドイッチパネルである、鉄道車両用ドアパネル1(以下、「ドアパネル1」と称する。)の構成を示す。図2は、図1におけるドアパネル1の屈曲部分Aの内部構成を部分的に示す。図3は芯体3の部分構成と、芯体3を平面視した際の溝部3A、3Bの配置を示す。図4は芯体3の内部における溝部3A、3Bの配置を示す。図5は補強部材4の部分構成と、補強部材4を平面視した際のリブ4A、4Bの配置を示す。
図12に、実施形態2に係る強化芯体5Aの構成を示す。強化芯体5Aは、芯体3の第一面に溝部3D、第二面に溝部3Eを、それぞれ形成している。溝部3D、3Eは、芯体3を平面視する際、それぞれ複数の溝をストライプ状に並設してなる。溝部3D、3Eは、芯体3において、互いに直交する方向に延びており、芯体3の内部で不図示の連通路Cにおいて互いに連通している。強化芯体5Aでは溝部3D、3Eの内部と芯体3の第一面及び第二面とにわたり接着剤10が付着されて硬化されることにより補強部材が形成されている。図12では前記補強部材のうち、溝部3D、3Eの各内部に順に形成されたリブ4E、4Fと第一層4Cとを図示している。
図13に、実施形態3に係る強化芯体5Bの部分構成を示す。強化芯体5Bでは、溝部3A、3Bの少なくとも一部領域に繊維部材6A、6Bが挿入され、繊維部材6A、6Bに接着剤10が含浸されて硬化している。これにより繊維部材6A、6Bと一体となったリブ4A、4Bが構成されている。
実施形態1における溝部3A及び溝部3Bの形状は、図3及び図4に示したように、それぞれ芯体3を平面視する際に溝が直交した格子状に限定されない。例えば溝が斜方に交差する格子状(菱形状)とすることもできる。さらに芯体を平面視した際の溝部の升目形状は、実施形態1のように四角形に限定されず、三角形や五角形以上の多角形、或いは楕円形や円形、不定形のいずれかとしてもよい。
1 鉄道車両用ドアパネル
2A 第一面板
2B 第二面板
2C 枠体部
3 芯体
3A、3B、3D、3E 溝部
3C 連通路
4 補強部材
4A、4B、4E、4F リブ
5、5A、5B 強化芯体
6A、6B 繊維部材
10 接着剤
Claims (11)
- 発泡体を用いてなる板状の芯体と、
前記芯体における一対の面にそれぞれ重ねて配された一対の面板と、
前記芯体と前記各面板とを接着するように配され、硬化後の強度が前記芯体の強度よりも高い接着剤と、を備え、
前記芯体は、前記一対の面のそれぞれに形成された溝部を有し、前記芯体を平面視する際、前記一対の面のうち一方の面に形成された溝部と、他方の面に形成された溝部とが前記芯体の内部で互いに交差し、且つその交差部分において連通しており、
前記溝部の内部に前記接着剤が充填されて硬化しており、前記一対の面のそれぞれに形成された前記溝部が、当該各溝部の深さの1/4以上1/3以下の範囲で、前記芯体の厚み方向において互いに重なり合っている、サンドイッチパネル。 - 前記芯体の前記一対の面のうち少なくとも一方の面に形成された溝部が格子状に形成されている、請求項1に記載のサンドイッチパネル。
- 前記溝部の少なくとも一部領域に繊維部材が挿入され、
前記繊維部材に前記接着剤が含浸されて硬化している、請求項1または2に記載のサンドイッチパネル。 - 前記繊維部材はガラス繊維またはカーボン繊維を含んでなる、請求項3に記載のサンドイッチパネル。
- 前記各面板の間における前記芯体の外周面を囲繞するように配された枠体部を有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のサンドイッチパネル。
- 前記各面板は曲板状であり、
前記芯体が曲板状の前記各面板の表面に沿って屈曲され、
前記芯体の屈曲状態が硬化した前記接着剤により維持されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のサンドイッチパネル。 - 前記サンドイッチパネルは鉄道車両の構成部品である、請求項1〜6のいずれか1項に記載のサンドイッチパネル。
- 前記芯体は無機発泡材料からなり、
前記接着剤はエポキシ系樹脂を含んでなる、請求項1〜7のいずれか1項に記載のサンドイッチパネル。 - 一対の面のそれぞれに溝部が形成された発泡体を用いてなる板状の芯体を、第一面板の一方の面に載置する第一ステップと、
前記第一面板の前記一方の面における前記芯体の外周面を枠体部で囲繞した状態で、前記芯体の前記面及び前記溝部に接着剤を付着させる第二ステップと、
前記芯体の上方に第二面板を載置する第三ステップと、
前記第一面板と、前記芯体と、前記第二面板とを積層した状態で互いに接着し、且つ、前記各溝部の内部に付着させた前記接着剤を硬化させる第四ステップとを有し、
前記芯体は、これを平面視する際、前記一対の面のうち一方の面に形成された前記溝部と、他方の面に形成された前記溝部とが前記芯体の内部で互いに交差し、且つその交差部分において連通した構成を有し、前記一対の面のそれぞれに形成された前記溝部が、当該各溝部の深さの1/4以上1/3以下の範囲で、前記芯体の厚み方向において互いに重なり合っており、
前記接着剤として硬化後の強度が前記芯体の強度よりも高い接着剤を用いる、サンドイッチパネルの製造方法。 - 前記第一面板は曲板状であり、
前記第一ステップでは曲板状の前記第一面板の表面に沿って前記芯体を屈曲して載置し、
前記第二ステップでは前記芯体が屈曲した状態で前記接着剤を前記芯体の前記各溝部に付着させる、請求項9に記載のサンドイッチパネルの製造方法。 - 前記第四ステップにおいて、前記第一面板及び第二面板に対する前記芯体の接着と、前記各溝部における前記接着剤の硬化とを同時に実施する、請求項9または10に記載のサンドイッチパネルの製造方法。
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