JP6278293B2 - 料金所システム、及び料金所システムの動作方法 - Google Patents

料金所システム、及び料金所システムの動作方法 Download PDF

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本発明は、料金所システム、及び料金所システムに関する。
高速道路などの有料道路には、料金所が設けられる。料金所には車線が設けられる。車線には、信号灯及び進入遮断器が設けられる。信号灯は、利用者(ドライバー)に対し、料金所への進入可否を通知する。進入遮断器は、車線を遮断することにより、料金所内へ車両の進入を防止する。信号灯及び進入遮断器は、料金所運用者(以下、収受員)により操作される。例えば、車線を開放する場合には、信号灯が青にされ、進入遮断器が開状態にされる。一方、車線を閉鎖するときには、信号灯が赤にされ、進入遮断器が閉状態にされる。
進入遮断器に関する技術として、特許文献1(特開2012−193513号公報)には、遮断機制御装置が開示されている。特許文献1には、車両数記憶部により、所定領域内に存在する車両数を記憶する点、所定領域内に車両が進入したことが検知された際に、車両数記憶部が記憶する車両数に1を加算する点、所定領域から車両が退出したことが検知された際に、車両数から1を減算する点、及び、車両数が0である場合において、阻止棒の復帰指示を受け付けたときに、阻止棒をリリース位置から阻止位置へと復帰させる点が開示されている。
特開2012−193513号公報
信号灯及び進入遮断器が収受員により操作される場合、操作タイミング等によっては、進入遮断器が閉状態であるときに、車両が料金所内に進入してくることがある。例えば、信号灯により料金所への進入が可能であることが示されているとき(青状態のとき)に、進入遮断器が閉状態になるように操作される場合がある。その結果、車両が料金所に進入し、進入遮断器に衝突し、進入遮断器が破損してしまう場合がある。
そこで、本発明の課題は、車両の進入遮断器への衝突を防止できる、料金所システム及び料金所システムの動作方法を提供することにある。
本発明に係る料金所システムは、料金所において、車線に設けられた進入遮断器と、料金所に設けられ、車線が開放されているか否かをドライバーに通知する、信号灯と、信号灯の状態に基づいて、進入遮断器を制御する、監視盤制御部とを備える。
本発明に係る料金所システムの動作方法は、車線に設けられた進入遮断器と、車線が開放されているか否かをドライバーに通知する、信号灯と、監視盤制御部とを備える料金所システムの動作方法である。この料金所システムの動作方法は、監視盤制御部が、信号灯と進入遮断器とを連動させるステップを備えている。
本発明によれば、車両が進入遮断器に衝突することを防ぐことができる、料金所システム及び料金所システムの動作方法が提供される。
図1は、料金所システムの概略構成を示すブロック図である。 図2は、監視盤制御部の構成及び動作を示す概略図である。 図3は、監視盤制御部の動作方法を概略的に示すフローチャートである。 図4は、料金所に設けられる車線の種類の一例を示す図である。 図5は、各車線における機器のレイアウトの一例を示す図である。 図6Aは、動作パターンデータの一例を示す概念図である。 図6Bは、動作パターンデータの一例を示す概念図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
まず、本実施形態に係る料金所システム1の全体構成について、概略的に説明する。図1は、料金所システム1の概略構成を示すブロック図である。図1に示されるように、料金所システム1は、料金所30に設けられている。
料金所30には、複数の車線2(入口車線2−1、2−2、出口車線2−3、2−4)、及び料金所事務室8が設けられている。複数の車線2の各々には、信号灯4(4−1〜4−4)、進入遮断器5(5−1〜5−4)、警報機6(6−1〜6−4:第2警報機)、及び撮像装置7(7−1〜7−4)が設けられている。また、料金所事務室8には、監視盤制御部9、操作卓10、モニタ11、警報機12、及びカメラ22が設けられている。
料金所システム1は、上述の信号灯4(4−1〜4−4)、進入遮断器5(5−1〜5−4)、警報機6(6−1〜6−4、撮像装置7(7−1〜7−4)、監視盤制御部9、操作卓10、モニタ11、警報機12、及びカメラ22により実現される。
信号灯4は、料金所への進入可否をドライバーに通知するために設けられている。信号灯4は、例えば、「赤」又は「青」を発光するように構成されている。「赤」は、車線2が進入不可であることを示し、「青」は進入可能であることを示す。
進入遮断器5は、料金所30に車両が進入することを防ぐために設けられている。進入遮断器5は、開閉可能である。進入遮断器5は、閉状態のときに、車線2を遮断し、料金所30への車両の進入を阻む。
警報機6は、進入遮断器5の周囲にいる収受員に対し、情報を報知するように構成されている。警報機6としては、例えば、音声発生装置が用いられる。
撮像装置7は、車線2を撮像する機能を有している。
監視盤制御部9は、料金所システムの制御装置として機能する。すなわち、監視盤制御部9は、信号灯4、進入遮断器5、及び警報機6を制御する機能を有している。監視盤制御部9は、例えば、コンピュータにより実現される。監視盤制御部9には、操作卓10、モニタ11、警報機12(第1警報機)、及びカメラ22が接続されている。
操作卓10は、収受員によって操作され、監視盤制御部9に操作指示などの情報を入力するために用いられる。収受員は、操作卓10を介して監視盤制御部9に情報を入力することにより、信号灯4及び進入遮断器5を操作することが可能である。
モニタ11は、監視盤制御部9から収受員へ情報を通知するために用いられる。
警報機12は、監視盤制御部9を操作する収受員に対して、情報を報知する機能を有している。警報機12としては、例えば、音声発生装置が用いられる。
カメラ22は、必要に応じて料金所事務室8内を撮像するために設けられている。
ここで、本実施形態では、監視盤制御部9により、信号灯4と進入遮断器5とが連動している。以下、監視盤制御部9の構成及び動作について、説明する。図2は、監視盤制御部9の構成及び動作を示す概略図である。
図2に示されるように、監視盤制御部9は、演算装置15(例えばCPU)及び記憶装置14(例えば、ハードディスク、ROMなど)を備えている。記憶装置14には、制御プログラム、及び動作パターンデータが格納されている。演算装置15が制御プログラムを実行することにより、監視盤制御部9の機能が実現される。動作パターンデータは、信号灯4の状態、車線2上における車両の有無、及び制御内容の対応関係を示すデータであり、予め用意されたデータである。
既述のように、収受員は、操作卓10及び監視盤制御部9を介して、信号灯4及び進入遮断器5を操作することができる。しかしながら、監視盤制御部9は、常に収受員による操作指示を受け入れるわけではない。監視盤制御部9は、信号灯4の状態に基づいて、収受員による進入遮断器5の操作の可否を決定する。
図3は、監視盤制御部9の動作方法を概略的に示すフローチャートである。図2及び図3を参照し、監視盤制御部9の概略動作について説明する。
ステップS1:信号灯の状態を検知
まず、監視盤制御部9は、信号灯4の状態を検知する。
ステップS2:車両の有無の判断
また、監視盤制御部9は、撮像装置7から、車線2の撮像データを取得し、車線2上における車両13の有無を識別する。
ステップS3:動作パターンデータの参照
監視盤制御部9は、動作パターンデータを参照する。既述のように、動作パターンデータは、信号灯4の状態(進入可能であるか否か)、車線2上における車両13の有無、及び制御内容の対応関係を示している。
ステップS4:進入遮断器の制御
監視盤制御部9は、動作パターンデータを参照することにより、信号灯4の状態及び車両13の有無から、進入遮断器5に対する制御内容を決定する。そして、進入遮断器5は、決定結果に基づいて制御される。収受員が進入遮断器5に対する操作指示を入力したとしても、その操作指示が決定された制御内容に反する場合は、監視盤制御部9は操作指示を実行しない。すなわち、監視盤制御部9は、収受員による操作可否を決定する。例えば、収受員が「閉」状態にする旨の操作指示を入力した場合であっても、進入遮断器5に対する制御内容が「開」状態であれば、監視盤制御部9はその指示を実行しない。
ステップS5:報知
また、収受員が操作卓10を介して操作指示を入力した場合、監視盤制御部9は、警報機12を介して、その収受員に操作可否などの情報を通知する。また、監視盤制御部9は、警報機6を介して、進入遮断器5の周囲にいる収受員に対し、進入遮断器5の開閉状況などを示す情報を通知する。尚、警報機6及び警報機12によって通知される内容は、動作パターンデータにより、各警報機6、12に対する制御内容として設定されている。
尚、上述のステップS1以降の処理は、収受員が進入遮断器5の操作指示を入力した場合に実行されてもよいし、収受員による操作指示の有無に関係なく繰り返し実行されてもよい。
以上のような構成及び動作によれば、監視盤制御部9が、信号灯4の状態に基づいて、進入遮断器5を制御する。すなわち、進入遮断器5が、信号灯4と連動している。動作パターンデータを適切に設定することにより、車両13が衝突する可能性があるタイミングで進入遮断器5が操作されることを防止できる。
また、監視盤制御部9は、車線2上における車両13の有無に基づいて、進入遮断器5を制御する。車両13の有無を考慮することにより、より確実に、車両13が衝突する可能性があるタイミングで進入遮断器5が操作されることを防止することができる。
更に、警報機6及び警報機12を介して情報が通知されるため、収受員に注意を促すことができ、車両や収受員が進入遮断器5に接触することを、より確実に防止できる。
続いて、料金所システム1に含まれる各構成要素について、詳細に説明する。
図4は、料金所30に設けられる車線2の種類の一例、及び各車線2に設けられる機器の一例を示す図である。図4に示されるように、料金所30には、複数の車線2が設けられている。具体的には、複数の入口車線及び複数の出口車線が設けられている。各車線2の種類としては、ETC(Electronic Toll Collection System )専用車線、AITM(通行券自動発行機)専用車線、一般車線、ETC/一般混在車線、ETC/ATIM混在車線、MIC(料金自動収受器)専用車線、及びETC/MICI混在車線が挙げられる。各車線2には、既述の信号灯4、撮像装置7(カメラ)、進入遮断器5、及び警報機6に加え、車両検知器が設けられている。また、ETC機能を有する車線には、車線サーバが設けられている。ATIM専用車線及びETC/ATIM混在車線には、ATIMが設けられている。一般車線及びETC/一般混在車線には、TC(入口車線制御装置又は出口車線制御装置)が設けられている。MIC専用車線及びETC/MIC混在車線には、MICが設けられている。
続いて、各機器について説明する。図5は、各車線2における機器のレイアウトの一例を示す図である。
図5に示されるように、各車線2には、路側帯16が設けられている。路側帯16には、警報機6、進入遮断器5、車線サーバ19(ETCの場合)、既設機器17、及び発進検知器18が設けられている。進入遮断器5は、車線サーバ19及び既設機器17の手前(進行方向前方側)に配置されている。警報機6は、進入遮断器5の近傍に配置されている。発進検知器18は、車線サーバ19及び既設機器17の後方に配置されている。
また、監視盤制御部9においては、図5に示されるように、車線2上に、複数の領域21(21−1〜21−3)が設定されている。既述のステップS2において、監視盤制御部9は、複数の領域21のそれぞれにおける車両13の有無を識別する。ステップS3及びステップS4において、その識別結果に基づいて、進入遮断器5を制御する。これにより、進入遮断器5を、より適切に制御することが可能となる。
具体的には、複数の領域21は、車両注意領域21−1、進入検知領域21−2、及び車両処理中領域21−3を含んでいる。進入検知領域21−2は、進入遮断器5の前後を含む領域である。車両注意領域21−1は、進入検知領域21−2の前方に設定されている。車両処理中領域21−3は、進入検知領域21−2から発進検知器18までの間に設定されている。
車両注意領域21−1は、車両13が進入遮断器5に接触しないように停止することができるような地点を始点として設定される。具体的には、車両注意領域21−1の始点は、進入遮断器5よりも22m程度前方の地点であることが好ましい。料金所30内を通過する車両13は、徐行運転(20km以下)をしている。進入遮断器5よりも22m前方の地点であれば、車両13は進入遮断器5に接触しないように停止することができる。
進入検知領域21−2は、進入遮断器5の周囲に設定されている。進入検知領域21−2は、進入遮断器5がバーリリース(折れ曲がる)等した場合に、車両13に進入遮断器5が接触する可能性がある領域である。逆に言えば、進入検知領域21−2内に車両13が存在しなければ、バーリリース時などにおいても進入遮断器5が車両13に接触しない。具体的には、進入検知領域21−2は、進入遮断器5の前後2m(安全領域)を含む領域として設定されていることが好ましい。
また、本実施形態では、図5に示されるように、撮像装置7として、複数のカメラ(7a,7b,7c)が設けられている。各カメラは、車線2の上部(天井)に取り付けられている。複数のカメラ(7a,7b,7c)は、複数の領域(21−1〜21−3)に対応している。カメラ7aは、車両注意領域21−1を撮像するように配置されている。カメラ7bは、進入検知領域21−2を撮像するように配置されている。カメラ7cは、車両処理中領域21−3を撮像するように配置されている。
既述のステップS2では、監視盤制御部9は、複数のカメラ(7a,7b,7c)から各領域21の撮像データを取得し、取得した各領域21の撮像データに基づいて、各領域21における車両13の有無を識別する。
続いて、動作パターンデータについて詳細に説明する。図6A及び図6Bは、それぞれ、動作パターンデータの一例を示す概念図である。
図6A及び図6Bに示されるように、動作パターンデータは、制御条件と制御内容との対応関係を示している。制御条件には、信号灯4の状態、及び各領域21における車両13の有無が含まれている。一方、制御内容は、進入遮断器5、警報機6、及び警報機12のそれぞれについて設定されている。すなわち、監視盤制御部9は、既述のステップS3及びS4において、信号灯4の状態、及び各領域21における車両13の有無から、動作パターンデータを参照することにより、進入遮断器5、警報機6、及び警報機12の制御内容を決定し、決定結果に従ってこれらの機器を制御する。
なお、図6A及び図6Bにおいて、信号灯4の状態は、「赤」を示す「0」、及び「青」を示す「1」により表現されている。また、各領域21における車両の有無は、「無」を示す「0」及び「有」を示す「1」により表されている。
進入遮断器5の制御内容としては、「開/閉」及び「開」が設定されている。「開/閉」は、開閉操作が可能であることを示す。「開」は、進入遮断器5が開状態となるべきことを示している。
警報機6の制御内容としては、収受員が進入遮断器5を操作した場合に収受員に対して通知される情報の内容が設定されている。具体的には、制御内容として、「開/閉動作中」、「進入車両に注意」、及び「通行車両に注意」が設定されている。尚、「開/閉動作中」は、開閉状況を示す情報であり、進入遮断器5の開閉操作が行われていることを示す。これらの情報は、収受員が操作卓10を介して進入遮断器5を操作した場合に、警報機6を介して、進入遮断器5の周囲にいる収受員に通知される。
警報機12の制御内容としても、収受員が進入遮断器5を操作した場合に収受員に対して通知される情報の内容が設定されている。具体的には、制御内容として、「開/閉動作中」、「処理中車両に注意」、「閉操作不可(進入検知)」、「進入車両に注意」、及び「閉操作不可(進入検知)」が設定されている。警報機6と同様に、これらの情報も、収受員が操作卓10を介して進入遮断器5を操作した場合に、警報機12を介して、操作卓10を操作している収受員に通知される。
尚、図6Aに示される動作パターンデータを用いた場合、進入遮断器5は、次の(1)〜(3)の条件に従って、制御されることになる。(1)信号灯4の状態が「青」である場合、他の制御条件に関係なく、進入遮断器5は「開」状態となる。(2)信号灯4の状態が「赤」であり、進入検知領域21−2に車両13が存在する場合、進入遮断器5は、「開」状態とされる。(3)その他の条件に該当する場合には、「開/閉」操作が可能である。この動作パターンデータを用いた場合、信号灯4が「青」である場合、必ず進入遮断器5が「開」となる。また、車両13が進入遮断器5の手前に存在する場合も、必ず進入遮断器5が「開」となる。従って、進入遮断器5に車両13が衝突することが、確実に防止できる。
また、図6Aに示される動作パターンデータを用いた場合、警報機12は、次の(1)〜(5)の条件に従って制御される。(1)信号灯4の状態が「青」の場合、警報機12からは、収受員による操作卓10の操作に応答して、「閉操作不可(信号灯青)」との内容が通知される。(2)信号灯4が「赤」かつ進入検知領域21−2に車両13が存在する場合、警報機12からは、「閉操作不可(進入検知)」との内容が通知される。(3)上記(1)及び(2)を除き、信号灯4が「赤」かつ車両注意領域21−1に車両13が存在する場合、警報機12からは、「進入車両に注意」との内容が通知される。(4)上記(1)〜(3)以外で、信号灯4が「赤」かつ車両処理中領域21−3に車両13が存在する場合、警報機12からは、「処理中車両に注意」との内容が通知される。(5)上記(1)〜(4)以外の条件に該当する場合、警報機12からは、「開/閉動作中」との内容が通知される。
また、図6Aに示される動作パターンデータを用いた場合、警報機6は、次の(1)〜(3)の条件に従って制御される。(1)信号灯4が「赤」かつ進入検知領域21−2に車両が存在しない場合、警報機6からは、「開/閉動作中」との内容が通知される。(2)進入検知領域21−2に車両が存在する場合、警報機6からは、「進入車両に注意」との内容が通知される。(3)上記(1)及び(2)を除き、信号灯4が「青」であり、進入検知領域21−2、車両注意領域21−1、及び車両処理中領域21−3のいずれかに車両13が存在する場合、警報機6からは、「通行車両に注意」との内容が通知される。(4)上記(1)〜(3)のいずれにも該当しない場合、警報機6からは何の情報も通知されない。
一方、図6Bに示される動作パターンデータを用いた場合、進入遮断器5は、次の(1)〜(3)の条件に従って制御される。(1)信号灯4が赤ならば他の制御条件に無関係に進入遮断器5は「開/閉」操作可能である。(2)信号灯4が青かつ進入検知領域21−2に車両13が存在する場合、進入遮断器5は「開」操作しかできない。(3)上記(1)、(2)に該当しない場合、「開/閉」操作が可能である。
また、図6Bに示される動作パターンデータを用いた場合、警報機12は、次の(1)〜(5)の条件に従って制御される。(1)信号灯4が「赤」かつ車両注意領域21−1もしくは進入検知領域21−2に車両13が存在する場合、警報機12からは、「閉操作注意」との内容が通知される。(2)信号灯4が「青」かつ進入検知領域21−2に車両13が存在する場合、「閉操作不可」との内容が通知される。(3)上記(1)及び(2)を除き、信号灯4が「青」かつ車両注意領域21−1に車両13が存在する場合、「進入車両に注意」との内容が通知される。(4)上記(1)、(2)、及び(3)を除き、信号灯4が「青」かつ車両処理中領域21−3に車両13が存在する場合、「処理中車両に注意」との内容が通知される。(5)上記(1)〜(4)のいずれにも該当しない場合、警報機12からは、何の情報も通知されない。
また、図6Bに示される動作パターンデータを用いた場合、警報機6は、次の(1)〜(3)の条件に従って制御される。(1)信号灯4が「赤」ならば他の制御条件に無関係に「開/閉動作中」との内容が通知される。(2)信号灯4が青かつ進入検知領域21−2に車両13が存在する場合、「通行車両に注意」との内容が通知される(3)上記(1)、(2)に該当しない場合、「開/閉動作中」との内容が通知される。
尚、上述の図6A及び図6Bの例は、あくまで一例である。動作パターンデータの例は、無数にあり、図6A及び図6Bに示した例以外の例を用いることも可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、進入遮断器5と信号灯4とが連動している。そのため、車両13が衝突する可能性があるタイミングで進入遮断器5が操作されることが防止できる。
また、本実施形態によれば、車線2上における車両13の有無に基づいて、進入遮断器5が制御される。更には、複数の領域21の各々における車両13の有無に基づいて、進入遮断器5が制御される。車両13の位置に応じて進入遮断器5が制御されるため、より確実に、車両13が進入遮断器5に衝突することを防ぐことができる。また、動作パターンデータの内容によっては、車両13が存在しないのに進入遮断器5の操作が禁止されることを防止することもで、利便性を向上できる。
また、本実施形態によれば、進入遮断器5の操作時に、進入遮断器5の周辺に設けられた警報機6により、進入遮断器5の開閉状況が収受員等に通知される。これにより、収受員等が進入遮断器5に接触することを防止することができる。
1 料金所システム
2 車線
2−1、2−2 入口車線
2−3、2−4 出口車線
4(4−1〜4−4) 信号灯
5(5−1〜5−4) 進入遮断器
6(6−1〜6−4) 警報機(第1警報機)
7(7−1〜7−4) カメラ
8 料金所事務室
9 監視盤制御部
10 操作卓
11 モニタ
12 警報機(第2警報機)
13 車両
14 記憶装置
15 演算部(CPU)
16 路側帯
17 既設機器
18 発進検知器
19(19−1〜19−4) 車線サーバ
20 分離帯
21 領域
21−1 車両注意領域
21−2 進入検知領域
21−3 車両処理中領域
22 カメラ
30 料金所

Claims (9)

  1. 料金所において、車線に設けられた進入遮断器と、
    前記車線に設けられ、前記料金所への進入可否をドライバーに通知する、信号灯と、
    前記信号灯の状態および制御内容の対応関係を示す動作パターンデータを格納する記憶装置と、
    前記信号灯の状態を検知し、検知した前記信号灯の状態を用いて前記動作パターンデータを参照して前記進入遮断器に対する制御内容を決定する監視盤制御部と、
    を具備し、
    前記監視盤制御部は、前記信号灯の状態が「進入可能」である第1の場合に、収受員による前記進入遮断器の閉操作を不可とする制御を行う
    料金所システム。
  2. 請求項1に記載された料金所システムであって、
    更に、
    前記監視盤制御部を操作する収受員に対して情報を報知する第1警報機、
    を具備し、
    前記監視盤制御部は、前記第1警報機を介して、前記進入遮断器に対する操作可否を収受員に報知するように構成されている
    料金所システム。
  3. 請求項1または2に記載された料金所システムであって、
    更に、
    前記進入遮断器の周囲に情報を報知する第2警報機、
    を具備し、
    前記監視盤制御部は、前記第2警報機を介して、前記進入遮断器の開閉状況を報知するように構成されている
    料金所システム。
  4. 請求項1乃至の何れかに記載された料金所システムであって、
    更に、
    前記車線を撮像する撮像装置、
    を具備し、
    前記監視盤制御部は、前記撮像装置から前記車線の撮像データを取得し、前記撮像データに基づいて、前記車線上における車両の有無を識別し、識別結果をさらに用いて前記動作パターンデータを参照して前記進入遮断器に対する前記制御内容を決定する
    料金所システム。
  5. 請求項に記載された料金所システムであって、
    前記監視盤制御部は、前記撮像データに基づいて、予め設定された前記車線上の複数の領域のそれぞれにおける車両の有無を識別し、識別結果をさらに用いて前記動作パターンデータを参照して前記進入遮断器に対する前記制御内容を決定する
    料金所システム。
  6. 請求項に記載された料金所システムであって、
    前記複数の領域は、車両注意領域、進入検知領域、及び車両処理中領域を含み、
    前記進入検知領域は、前記進入遮断器が設けられた位置を含むように設定され、
    前記車両注意領域は、前記進入検知領域よりも前方に設定され、
    前記車両処理中領域は、前記進入検知領域よりも後方に設定される
    料金所システム。
  7. 請求項に記載された料金所システムであって、
    前記監視盤制御部は、前記信号灯の状態が「進入可能」である前記第1の場合、前記進入遮断器を「開」状態となるような制御をさらに行い、前記信号灯の状態が「進入不可」であり、かつ、前記進入検知領域に車両が存在する第2の場合、進入遮断器を「開」状態となるように制御し、前記第1の場合に該当せず、かつ、前記第2の場合に該当しない第3の場合は、前記収受員による前記進入遮断器の開閉操作を可能とする
    料金所システム。
  8. 車線に設けられた進入遮断器と、
    前記車線が開放されているか否かをドライバーに通知する、信号灯と、
    前記信号灯の状態および制御内容の対応関係を示す動作パターンデータを格納する記憶装置と、
    監視盤制御部と、
    を備える料金所システムの動作方法であって、
    前記監視盤制御部が、前記信号灯の状態を検知するステップと、
    前記監視盤制御部が、検知した前記信号灯の状態を用いて前記動作パターンデータを参照して前記進入遮断器の制御内容を決定するステップと、
    を具備し、
    前記進入遮断器の制御内容を決定するステップは、
    前記信号灯の状態が「進入可能」である第1の場合に、収受員による前記進入遮断器の閉操作を不可とする制御を行うステップ
    を具備する
    料金所システムの動作方法。
  9. 料金所の車線に設けられた進入遮断器と、
    前記車線に設けられ、前記料金所への進入可否をドライバーに通知する、信号灯と、
    を備える料金所システムの制御装置であって、
    前記信号灯の状態および制御内容の対応関係を示す動作パターンデータを格納する記憶装置と、
    前記信号灯の状態を検知し、検知した前記信号灯の状態を用いて前記動作パターンデータを参照して前記進入遮断器の制御内容を決定する監視盤制御部、
    を具備し、
    前記監視盤制御部は、前記信号灯の状態が「進入可能」である第1の場合に、収受員による前記進入遮断器の閉操作を不可とする制御を行う
    料金所システムの制御装置。
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