JP6276617B2 - Led電球 - Google Patents

Led電球 Download PDF

Info

Publication number
JP6276617B2
JP6276617B2 JP2014053283A JP2014053283A JP6276617B2 JP 6276617 B2 JP6276617 B2 JP 6276617B2 JP 2014053283 A JP2014053283 A JP 2014053283A JP 2014053283 A JP2014053283 A JP 2014053283A JP 6276617 B2 JP6276617 B2 JP 6276617B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
led
light source
light
globe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014053283A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015176798A (ja
Inventor
萱沼 安昭
安昭 萱沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Electronics Co Ltd
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Electronics Co Ltd
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Electronics Co Ltd, Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Electronics Co Ltd
Priority to JP2014053283A priority Critical patent/JP6276617B2/ja
Publication of JP2015176798A publication Critical patent/JP2015176798A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6276617B2 publication Critical patent/JP6276617B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明はグローブ内の空間にLEDとレンズを配し広配光化したLED電球に関する。
LEDを光源とする電球型の照明装置(以下LED電球と呼ぶ)が普及している。LED電球では、LEDの指向性が強いため、単にLEDをグローブ内に配置しただけでは口金方向に配光分布のない偏った照明装置になってしまう。そこで白熱電球に似た広い配光分布を実現するため様々な手法が提案されている。例えば、LEDを透明基板に実装し、この基板をグローブの中心に配置し、LED裏面から発し透明基板を透過する光線により口金方向に配光分布を持たせたり、グローブ内の空間に多数のLEDを立体的に配置し、様々な方向に配光分布を持たせたり、グローブ内に反射レンズを設け、LEDの発光の一部を口金方向に反射させたりしている。
グローブ内に反射レンズを設けたLED電球の例として、特許文献1の図6を図5に再掲示し、その構造と作用を説明する。図5はグローブカバー11(グローブ)内の部材の配置を示す模式図である。図5に示す照明装置(電球型LED)では、グローブカバー11内の空間に配光レンズ12(レンズ)、LEDモジュール14(LED光源)、放熱シート部材15、及び保持部材22が配置されている。配光レンズ12は上部に光配光面122と底部に光入射面121を備えている。保持部材22は、突状部31、実装部32及び周縁部33を有し、上側を反射部材13で覆われている。実装部32上には、反射部材13に加え、放熱シート部材15、LEDモジュール14及び配光レンズ12が積層している。
図5において光A(光線)は配光レンズ12を通過し上方に向う。光B、Cは光配光面122で反射し口金方向に向う。このとき光配光面122を透過する光B´、C´も存在する。またグローブカバー11に対して、屈折する光E、透過する光D、反射する光Fがある。さらに反射部材13に対し反射する光G、Hもある。
特開2013−239467号公報 (図6)
特許文献1の段落0087の記載によれば、発光点(光配光面122等)がグローブカバー11に近づくとグローブカバー11に縞状の模様が映し出され非常に目障りなものとなるため、図5に示したLED電球(照明装置)では配光レンズ12とグローブカバー11とが必要以上に近づかないようにしている。しかしながらLED電球を明るくするためLED光源が大きくなれば配光分布を広げるためのレンズも大型化せざるを得ない。このとき特許文献1に示されたようなレンズ(配光レンズ12)ではグローブ表面の輝度分布が不均一になり縞状の模様が目立ってしまう。
そこで本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、LED光源の大型化にともないグローブ内に設置した配光分布拡大用のレンズが大型化してもグローブ表面の輝度の均一性が損なわれないLED電球を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明のLED電球は、上部にグローブと、下部に口金を固定保持する筐体とを備え、前記グローブ内の空間にLED光源とレンズが配置されたLED電球において、前記LED光源は、発光領域が円形であり、前記レンズは、円環状であって、その断面が三角形状であり、前記LED光源と前記レンズとは、中心軸を共有し、前
記LED光源の上部に前記レンズが配置され、前記レンズの外側の側面を前記口金方向に延長したとき、その延長部が前記LED光源の発光領域と交差し、前記レンズの前記断面に含まれる前記三角形状は、下側に頂点を有する不等辺三角形であり、前記頂点を挟んで前記中心軸に近い辺が前記中心軸から遠い辺より短く、前記近い辺は、上側に向って前記中心軸に近づく斜辺であり、前記遠い辺は、上側に向って前記中心軸から離れる斜辺であり、前記LED光源の発光領域は、平面視したとき前記頂点が囲む領域の内側に存在することを特徴とする。
本発明のLED電球では、LED光源の上部に、中央部が開口した円環状のレンズが配置されている。このレンズは断面が略三角形でその頂点が下を向いている。LED光源を発しレンズ上面で反射した光線は口金方向に向う。レンズ上面を透過した光線及びレンズの開口を通った光線は斜め上方から上方にかけて進行する。LED光源の端部を発しレンズの下方を進行する光線の一部は、レンズの外側の側面に沿って進み、グローブの影を目立たなくする。
前記グローブは拡散性を有していると良い。
以上のように本発明のLED電球は、レンズにより配光分布を広げようとするとき、レンズの外側の側面に沿って斜め上方に進みグローブの影を目立たなくする光線が存在するため、LED光源の大型化にともないグローブ内に設置した配光分布拡大用のレンズが大型化しても、グローブ表面の輝度の均一性が損なわれない。
本発明の実施形態として示すLED電球の説明図である。 図1に示すLED電球の要部断面図である。 図1に示すLED電球の要部断面図である。 図1に示すLED光源とレンズ側面との関係の説明図である。 従来のLED電球におけるグローブ内の部材配置を示す模式図である。
以下、添付図1〜4を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお図面の説明において、同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。また説明のため部材の縮尺は適宜変更している。
まず図1により本発明の実施形態として示すLED電球20の外観について説明する。図1(a)はLED電球20の正面図であり、図1(b)は中心軸を含むようにLED電球20に含まれるレンズを切断し、斜め上方から眺めた斜視図である。
図1(a)に示したようにLED電球20の筐体21は、上部にグローブ23が固定保持され、下部に口金24が固定保持されている。グローブ23の内側に設けられた空間には、LED光源25とレンズ26とが配置されている。レンズ26は下部に支持部26dがあり、支持部26dが透明であるため支持部26dにとり囲まれたLED光源25も観
察される。なお図1(a)ではLED電球20を簡略化して描いているので、実際にはLED光源25の発光領域25aが支持部26dに囲まれている(図2参照)。またグローブ23の内部が透視できるように透明であるように描いているが、LED光源25の発光が直接的に感知されないようにするにはグローブ23が拡散性を有していると良い。
図1(b)に示すようにレンズ26は円環状であり、その断面には頂点が下側を向いた略三角形をした部分があり、その下側の頂点付近に円筒状の支持部26dが接続している。レンズ26の上面は平面であり、外側の側面26bと内側の側面26cがある。
LED光源25は配光分布が軸対象になるよう円形の発光領域25a(図2参照)を有する。LED光源25は、表面を絶縁処理した金属や白色のセラミックからなる矩形の実装基板25b(図2参照)上に円形のダム材を形成し、その内部に多数のLEDダイを配置し、蛍光樹脂でLEDダイを被覆したものであり、筐体21の上面に配置される。なおLED電球の発光領域は円形以外に正方形や正多角形など対称性の高いものであっても良いが、LED電球20のように発光領域25aが円形である場合がもっとも好ましい。
レンズ26は、透明な樹脂からなり、前述のように中央部が開口した円環である。断面が三角形となる部分がレンズ26の主要部であり、この主要部はLED光源25の上部に所定の間隔をあけて配置されている。またレンズ26とLED光源25は中心軸を共通にしている。なお レンズ26の支持部26dは中空の円筒形であるが、複数の柱状体からなるものであっても良い。
次に図2によりLED電球20の構造をさらに詳しく説明する。図2は図1に示したLED電球20の要部について光軸(中心軸)を含むようにして描いた断面図である。なお支持部26d(図1参照)は図示していない。前述のようにLED光源25では実装基板25b上に発光領域25aが形成されており、LED光源25は筐体21上に配置されている。レンズ26の断面26aは上部が水平な不等辺三角形であり、図中の内側の側面26cが外側の側面26bより短い。
図2に示すようにLED電球20において、レンズ26の開口は上部が実装基板25b上に設けられたLED光源25の発光領域25aよりも小さく、下部が発光領域25aよりも大きい。発光領域25aがレンズ26の開口より大きくても小さくても本発明の効果は得られるが、開口の上部が発光領域25aより大きいとレンズ26に入射する光線が減るため配光分布の均一性が低下し、開口の下部が発光領域25aより小さい場合は発光領域25aの周辺部の発光のうち上方に向おうとする光線がレンズ26の外側の側面26bに当たるためグローブ23の頂部方向の輝度向上に寄与しにくくなる。これに対しLED電球20のようにレンズ26の開口の上部がLED光源25の発光領域25aより小さく、下部が発光領域25aより大きければ、配光分布が良好な状態でグローブ23の頂部方向を明るくできる。
次に図3によりLED電球20の発光特性をさらに詳しく説明する。図3は図2に示したLED電球20の断面図に代表的な光線を書き加えたものである。図3に示すように光線L1は、LED光源25の周辺部から斜め上方に発し、レンズ26の内側の側面26cからレンズ26に入射し、レンズ26の上面で反射し、外側の側面26bから出射し、口金24(図1参照)方向に向う。光線L2は、レンズ26の外側の斜面に沿って斜め上方に向う。光線L3はレンズ26の内側の側面26cからレンズ26に入射し、レンズ26の上面から出射し斜め上方に向う。光線L4及び光線L5はレンズ26の開口を抜け、斜め上方及び上方に向う。
以上のようにレンズ26により進路を変えられた光線L1、L3等でLED電球20は
広い配光分布を獲得できる。このときレンズ26の外側の側面26bに沿って進む光線L2により、グローブ23上でレンズ26の影が発生しやすい方向にも配光成分が振り分けられるため、レンズ26の影が目立たなくなり、グローブ23の表面輝度の均一性が向上する。また光線L2は、レンズ26の外側の側面26bと略平行なので、レンズ26のサイズの影響を受けにく、LED光源25の発光領域25a及びレンズ26が大型化してもレンズ26の影が目立ちにくい状態を維持できる。
次に図4によりレンズ26の外側の側面26bの角度設定について説明する。図4(a)は側面26bとLED光源25(図2参照)の発光領域25aの関係を説明するための斜視図であり、図4(b)は側面26bと発光領域25aの関係を説明するための断面図である。
図4(a)に示すように側面26bはコーン状になり、側面26bを口金24(図1参照)方向に延長すると、その延長部26eがLED光源25(図2参照)の発光領域25aと交差している。このようにすると図4(b)に示すように、延長部26eと発光領域25aの交差部から出射する光線L2は、側面26bの下面に沿って進みLED電球20(図2等参照)の斜め上方に向う。
なお本実施形態は電球型の照明装置であったが、LED光源やレンズ等を直線状(又は帯状)にし図2等の断面が同等となるようにすれば、直管型蛍光灯のような管状光源でも、天井方向に配光分布を有しながら、カバーに対してレンズの影を目立たなくさせることができる。
20…LED電球、
21…筐体、
23…グローブ、
24…口金、
25…LED光源、
25a…発光領域、
25b…実装基板、
26…レンズ
26a…断面、
26b、26c…側面、
26d…支持部、
26e…延長部、
L1〜5…光線。

Claims (3)

  1. 上部にグローブと、下部に口金を固定保持する筐体とを備え、前記グローブ内の空間にLED光源とレンズが配置されたLED電球において、
    前記LED光源は、発光領域が円形であり、
    前記レンズは、円環状であって、その断面が三角形状であり
    前記LED光源と前記レンズとは、中心軸を共有し、前記LED光源の上部に前記レンズが配置され、
    前記レンズの外側の側面を前記口金方向に延長したとき、その延長部が前記LED光源の発光領域と交差し、
    前記レンズの前記断面に含まれる前記三角形状は、下側に頂点を有する不等辺三角形であり、前記頂点を挟んで前記中心軸に近い辺が前記中心軸から遠い辺より短く、
    前記近い辺は、上側に向って前記中心軸に近づく斜辺であり、
    前記遠い辺は、上側に向って前記中心軸から離れる斜辺であり、
    前記LED光源の発光領域は、平面視したとき前記頂点が囲む領域の内側に存在する
    ことを特徴とするLED電球。
  2. 前記レンズの断面に含まれる前記三角形状は、上側の辺が水平であることを特徴とする請求項1に記載のLED電球。
  3. 前記グローブは拡散性を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のLED電球。
JP2014053283A 2014-03-17 2014-03-17 Led電球 Active JP6276617B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014053283A JP6276617B2 (ja) 2014-03-17 2014-03-17 Led電球

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014053283A JP6276617B2 (ja) 2014-03-17 2014-03-17 Led電球

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015176798A JP2015176798A (ja) 2015-10-05
JP6276617B2 true JP6276617B2 (ja) 2018-02-07

Family

ID=54255799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014053283A Active JP6276617B2 (ja) 2014-03-17 2014-03-17 Led電球

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6276617B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010157459A (ja) * 2008-12-31 2010-07-15 Keiji Iimura Ledランプおよび電球形ledランプ
EP2622270A1 (en) * 2010-09-30 2013-08-07 iLumisys, Inc. Incandescent led replacement lamp
JP2014002949A (ja) * 2012-06-19 2014-01-09 Toshiba Corp 照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015176798A (ja) 2015-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2013190979A1 (ja) 照明装置
JP6839648B2 (ja) 車両照明モジュール
JP2009087596A (ja) リフレクタ及び照明器具並びに照明モジュール
JP4436396B2 (ja) 照明モジュール、光源ユニット及び照明器具
JP6347390B2 (ja) 照明装置
JP5588808B2 (ja) 発光装置、照明装置及び表示装置
JP6706183B2 (ja) 光学素子
JP5861111B2 (ja) 照明器具
US10190730B2 (en) Light flux controlling member, light emitting device and illuminating device
JP3197828U (ja) 均一照度を有する灯具
JP2014102973A (ja) 照明装置
JP6276617B2 (ja) Led電球
JP5512447B2 (ja) 照明器具
TW201542972A (zh) 具有廣角出光分布之照明裝置
JP2005190954A (ja) 照明装置
JP2014182994A (ja) 照明装置
JP2014102995A (ja) 照明装置
JP2012028254A5 (ja)
JP5489338B2 (ja) 照明器具
JP5558619B1 (ja) 照明装置
JP6345443B2 (ja) Led電球
JP6405060B2 (ja) 管状発光装置
JP2012204211A (ja) 照明器具
JP2013229128A (ja) 照明装置
JP2005353374A (ja) 車両用灯具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6276617

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250