JP6276603B2 - 混合装置 - Google Patents

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本発明は、複数の物質を混合する多機能型混合装置に関する。
近年、水や温水に炭酸ガスを溶解させた炭酸水の利用が図られている。例えば、炭酸水には、古くから疲労回復や血行促進に効果があることが知られており、医療や美容の分野において数多く利用されている。また、半導体産業等の工業の分野においても、炭酸水で洗浄することにより、表面の電気比抵抗を低くし、静電気の帯電を低下させることが行われている。更に、除菌や、農業・畜産業への利用も検討されている。
そこで、より安定して高濃度の炭酸水を製造することができる装置の開発が進められている。炭酸水を製造する装置としては、例えば、水又は温水に炭酸ガスを溶解させる炭酸ガス溶解部の内周面に、容器の中心軸に直交して容器の内径よりも短く形成された複数の撹拌用障壁を中心軸方向に互いにずらして設けたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4711227号公報
このように炭酸水の製造装置についても開発が進められてはいるものの、より炭酸ガスが抜けにくく、二酸化炭素濃度が安定した高濃度の炭酸水を簡単に製造することができる装置の開発が望まれていた。また、炭酸水に限らず、気体と液体、又は、複数の液体等、複数の物質を混合する場合についても、より安定して簡単に混合することができる装置の開発が望まれていた。
本発明は、このような問題に基づきなされたものであり、複数の物質を安定して簡単に混合することができる多機能型混合装置を提供することを目的とする。
本発明の多機能型混合装置は、一端部に流体の流入口が設けられ、他端部に流体の流出口が設けられた中空状の混合部を備えたものであって、混合部の内部には、内部流路をそれぞれ仕切るように、複数の混合細孔が設けられた混合栓と、周縁部に複数のスリットが設けられた少なくとも1つの調整板と、複数の絞り細孔が設けられた絞り弁とが設けられたものである。
本発明によれば、混合細孔を形成した混合栓と、周縁部にスリットを形成した調整板と、絞り細孔を形成した絞り弁とを設けるようにしたので、流入口から流入した流体を混合細孔、スリット、及び、絞り細孔を通過させることにより、流体を十分に撹拌混合することができる。よって、複数の流体を安定して簡単に混合することができ、かつ、混合した流体の安定性を向上させることができる。
また、調整板として、第1の調整板と第2の調整板とを設け、中心線を中心とした回転方向にそれらのスリットの位置が少なくとも一部においてずれているようにすれば、流体の撹拌混合をより促進することができる。
更に、混合栓、調整板、及び、絞り弁よりも流入口の側において、内部流路の中央側に、内部流路の中央側を流れる流体を周縁側に迂回させる迂回板をもうけるようにすれば、混合栓、調整板、及び、絞り弁における流体の撹拌混合をより促進することができる。
加えて、各混合細孔は、流入口の側よりも流出口の側の大きさの方を小さくするようにすれば、各混合細孔に流体を集めて通過させる時に発散させることができるので、流体の撹拌混合をより促進することができる。
本発明の一実施の形態に係る多機能混合装置の構成を表す部分断面図である。 図1に示した多機能混合装置の混合栓の構成を表す図である。 図1に示した多機能混合装置の調整板の構成を表す図である。 図1に示した多機能混合装置の絞り弁の構成を表す図である。 図1に示した多機能混合装置の迂回板の構成を表す図である。 図1に示した多機能混合装置における流体の流れを表す部分断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る多機能混合装置1の断面構成を表すものである。この多機能混合装置1は、複数の流体を混合するものである。流体としては、液体でも気体でもよく、液体に気体を混合する場合や、液体に液体を混合する場合等に好ましく用いることができる。液体に気体を混合する場合としては、例えば、水又は温水に、炭酸ガスを混合し、溶解させて、炭酸水又は炭酸泉を製造する場合が好ましく挙げられる。この炭酸水又は炭酸泉は、医療又は美容等の人体に用いることができると共に、飲料用、食品、除菌、半導体産業等の工業の分野、農業・畜産業の分野、又は、環境分野においても利用することができる。また、他にも、混合する流体としては、酸素、窒素、笑気ガス、滅菌ガスなどの医療用ガスや、純水、次亜塩素酸等の薬液が挙げられる。
多機能混合装置1は、例えば、一端部に流体の流入口11が設けられ、他端部に流体の流出口12が設けられた中空状の混合部10を備えている。混合部10の内部には、流体が流通する内部流路13が形成されている。混合部10は、例えば、円筒の一端部に流入口11、他端部に流出口12が設けられた構造を有しており、流体の流れの方向に対して垂直方向における内部流路13の断面形状は、例えば、円形である。
流入口11は、例えば、一端部が内部流路13に連通された第1の流入流路11Aと、一端部が第1の流入流路11Aに対して垂直に連通された1又は2以上の第2の流入流路11Bとを有していることが好ましい。例えば、主流体に1又は2以上の添加流体を混合する際に、主流体を第1の流入流路11Aから流入し、添加流体を第2の流入流路11Bから流入するようにすれば、混合量を調整しつつ容易に混合することができるからである。第1の流入流路11A及び第2の流入流路11Bの流路断面積は、例えば、内部流路13の流路断面積よりも小さく形成されている。流出口12は、例えば、一端部が内部流路13に連通され、流路断面積が内部流路13よりも小さい流出流路12Aを有している。
混合部10の内部には、流入口11から流出口12に向かい、内部流路13をそれぞれ仕切るように、混合栓20と、少なくとも1つの調整板30と、絞り弁40とがこの順に設けられている。混合部10の内部には、また、混合栓20、調整板30、及び、絞り弁40よりも流入口11の側において、内部流路13の中央側に、内部流路13の中央側を流れる流体を周縁側に迂回させる迂回板50が設けられていることが好ましい。
迂回板50と混合栓20との間には、例えば、これらを中央部において互いに連結する第1連結部材61が配設されていることが好ましい。混合栓20と調整板30との間には、例えば、これらを中央部において互いに連結する第2連結部材62が配設されていることが好ましい。調整板30と絞り弁40との間には、例えば、これらを中央部において互いに連結する第3連結部材63が配設されていることが好ましい。混合栓20と流入口11との間、及び、絞り弁40と流出口12との間には、例えば、混合栓20又は絞り弁40の周縁部に沿って中空状のスペーサ64が設けられていることが好ましい。これらの間隔を保持し、位置を固定するためである。
図2は、混合栓20の構成を取り出して表すものであり、(A)は流入口11の側から見た構成を表し、(B)は流出口12の側から見た構成を表し、(C)はI−I線に沿った断面構成を表している。混合栓20は、例えば、複数の混合細孔21が設けられた板状であり、外周面を混合部10の内側面、すなわち内部流路13の内側面に当接させて配設されている。これにより、流体、例えば主流体及び添加流体は、混合細孔21を通って流出口12へ流れ、撹拌混合されるようになっている。
各混合細孔21は、例えば、流入口11の側よりも流出口12の側の大きさの方が小さくなるように形成されていることが好ましい。流入口11の側を大きくすることにより各混合細孔21に流体を集め、流出口12の側を小さくすることにより各混合細孔21を通過する時に流体をより大きく発散させることができるので、流体の撹拌混合をより促進させることができるからである。各混合細孔21は、流入口11の側から流出口12の側に向かい、大きさが徐々に小さくなるように傾斜された傾斜部21Aを有していることが好ましい。
各混合細孔21の大きさは、混合する流体の種類、温度、又は、装置の大きさにより異なるが、例えば、流入口11の側が0.2mm以上15mm以下の範囲内であり、流出口12の側が0.1mm以上10mm以下の範囲内であることが好ましい。流体の撹拌混合をより促進することができるからである。混合細孔21の数は、装置の大きさにより異なるが、例えば、12個から30個程度が好ましい。
図3は、調整板30の構成を取り出して表すものであり、(A)は側面から見た構成を表し、(B)は流入口11の側から見た端面構成を表し、(C)は流出口12の側から見た端面構成を表し、(D)はII−II線に沿った断面構成を表している。調整板30は、例えば、周縁部に複数のスリット31が設けられた板状である。スリット31は、例えば、外周面の一部を内側に切り欠くことにより形成されており、外周面に沿って周方向に所定の間隔をあけて6個設けられていることが好ましい。調整板30は、例えば、スリット31以外の部分の外周面を混合部10の内側面、すなわち内部流路13の内側面に当接させて配設されている。すなわち、スリット31は、混合部10の内周面に沿って、間隔をあけて複数設けられていることが好ましい。
これにより、流体は周縁部に設けられたスリット31を通って流出口12へ流れ、撹拌混合されるようになっている。スリット31の幅は、混合する流体の種類、温度、又は、装置の大きさにより異なるが、例えば、5mm以上20mm以下の範囲内であることが好ましく、8mm以上16mm以下の範囲内であればより好ましい。流体の撹拌混合をより促進することができるからである。
調整板30は、1つでもよいが、複数設けることが好ましい。撹拌混合をより促進することができるからである。また、調整板30は、3つ以上設けてもよいが、2つとすることが好ましい。調整板30の数を増やしても撹拌混合の効果はあまり変わらず、逆に、流量が減少し、効率が低下してしまうからである。調整板30としては、例えば、混合栓20と絞り弁40との間において、内部流路13を順に仕切るように、第1調整板30Aと、第2調整板30Bとが設けられていることが好ましい。
第1調整板30Aと第2調整板30Bとは、例えば、スリット31の位置が、第1調整板30Aの中心位置と第2調整板30Bの中心位置とを結ぶ中心線を中心とした回転方向に、少なくとも一部においてずれていることが好ましい。流体の撹拌混合をより促進することができるからである。なお、第1調整板30Aと第2調整板30Bとは、スリット31の形状を異ならせることにより、スリット31の位置が少なくとも一部においてずれるようにしてもよいが、同一形状とし、回転させることによりスリット31の位置が少なくとも一部においてずれるようにすることが好ましい。バランスよく安定して流体を撹拌混合することができるからである。
第1調整板30Aと第2調整板30Bとの間には、例えば、これらを中央部において互いに連結する調整板連結部材32が設けられていることが好ましい。これらの間隔を保持するためである。また、調整板連結部材32は、例えば、第2連結部材62及び第3連結部材63よりも、外周の断面積が大きく、例えば外径が大きく形成されており、内部流路13の流路断面積を狭窄するように構成されていることが好ましい。第1調整板30Aと第2調整板30Bとの間の抵抗を高くすることにより、流体の撹拌混合をより促進することができるからである。
図4は、絞り弁40の構成を取り出して表すものであり、(A)は流入口11の側から見た構成を表し、(B)は流出口12の側から見た構成を表し、(C)はIII−III線に沿った断面構成を表している。絞り弁40は、例えば、複数の絞り細孔41が設けられた板状であり、外周面を混合部10の内側面、すなわち内部流路13の内側面に当接させて配設されている。これにより、流体は絞り細孔41を通って流出口12へ流れ、撹拌混合されるようになっている。
各絞り細孔41は、例えば、各混合細孔21と同様に、流入口11の側よりも流出口12の側の大きさの方が小さくなるようにしてもよいが、各混合細孔21とは異なり、流入口11の側の大きさと流出口12の側の大きさを同一としてもよい。混合栓20及び調整板30を通過することにより、流体の撹拌混合が進んでいるので、流入口11の側を大きくする必要がないからである。各絞り細孔41の大きさは、混合する流体の種類、温度、又は、装置の大きさにより異なるが、例えば、0.1mm以上10mm以下の範囲内であることが好ましく、0.8mm以上5mm以下の範囲内であればより好ましい。流体の撹拌混合をより促進することができるからである。絞り細孔41の数は、装置の大きさにより異なるが、例えば、12個から30個程度が好ましい。
図5は、迂回板50の構成を拡大して表すものである。迂回板50は、例えば、円板状であり、内部流路13の中央部において、第1連結部材61により、混合栓20から流入口11の側に突出するように設けられていることが好ましい。内部流路13は、例えば、迂回板50により迂回板50の外周側に狭窄されている。迂回板50は、例えば、第1連結部材61よりも外周の断面積が大きく、例えば、外径が大きく形成されていることが好ましい。流入口11から流入した流体が迂回板50に突き当たり、迂回板50の外周部に迂回して、迂回板50の流出口12の側において渦流を生じ、流体の撹拌混合を促進することができるからである。
また、迂回板50の外周の断面積は、第1の流入流路11Aの流路断面積の80%以上100%以下の範囲内であることが好ましい。小さすぎると流体を撹拌混合する効果が小さく、大きすぎると内部流路13の断面積が狭くなり流量が減少し、効率が低下してしまうからである。迂回板50の外径は、装置の大きさにより異なるが、例えば、12mmから25mm程度であることが好ましい。迂回板50と混合栓20との間の距離は、装置の大きさにより異なるが、例えば、8mmから15mm程度であることが好ましい。
図6は多機能混合装置1における流体の流れを表すものである。この多機能混合装置1では、流入口11から内部流路13に流体が流入される。例えば、主流体に1又は2以上の添加流体を混合する場合には、第1の流入流路11Aから主流体を流入し、1又は2以上の第2の流入流路11Bから1又は2以上の添加流体を個別に流入する。例えば、炭酸水又は炭酸泉を製造する場合を例に挙げて説明すると、第1の流入流路11Aから水又は温水を流入し、第2の流入流路11Bから炭酸ガスを流入する。流入口11から流入された流体は、まず、混合栓20の迂回板50に突き当たり、迂回板50の外周部に迂回して、迂回板50の流出口12の側において渦流を生じ、撹拌混合される。例えば、炭酸水を製造する場合であれば、炭酸ガスの気泡の大きさが小さくなる。
次いで、迂回板50を通過した流体は、混合栓20の混合細孔21を通過し、それにより更に撹拌混合される。例えば、炭酸水を製造する場合であれば、炭酸ガスの気泡の大きさが更に小さくなる。その際、各混合細孔21は、流入口11の側の大きさが大きく、流出口12の側の大きさが小さく形成されているので、流体は各混合細孔21に集められ、かつ、各混合細孔21を通過する時に大きく発散する。炭酸水を製造する場合であれば、より多くの炭酸ガスが各混合細孔21を通り、かつ、炭酸ガスの気泡の大きさがより小さくなる。よって、流体の撹拌混合がより促進される。
続いて、混合栓20の混合細孔21を通過した流体は、調整板30のスリット31を通過し、それにより更に撹拌混合される。例えば、炭酸水を製造する場合であれば、炭酸ガスの気泡の大きさが更に小さくなる。具体的には、第1調整板30Aのスリット31を通過し、続いて、第2調整板30Bのスリット31を通過する。その際、第1調整板30Aと第2調整板30Bとは、スリット31の位置が回転方向に少なくとも一部においてずれているので、流体の撹拌混合がより促進される。そののち、調整板30のスリット31を通過した流体は、絞り弁40の絞り細孔41を通過し、それにより更に撹拌混合される。例えば、炭酸水を製造する場合であれば、炭酸ガスの気泡の大きさが更に小さくなる。絞り弁40の絞り細孔41を通過した流体は、流出口12から流出される。
このように、本実施の形態によれば、混合細孔21を形成した混合栓20と、周縁部にスリット31を形成した調整板30と、絞り細孔41を形成した絞り弁40とを設けるようにしたので、流入口11から流入した流体を混合細孔21、スリット31、及び、絞り細孔41を通過させることにより、流体を十分に撹拌混合することができる。よって、複数の流体を安定して簡単に混合することができ、かつ、混合した流体の安定性を向上させることができる。
また、調整板30として、第1の調整板30Aと第2の調整板30Bとを設け、中心線を中心とした回転方向にそれらのスリット31の位置が少なくとも一部においてずれているようにすれば、流体の撹拌混合をより促進することができる。
更に、混合栓20、調整板30、及び、絞り弁40よりも流入口11の側において、内部流路13の中央側に、内部流路13の中央側を流れる流体を周縁側に迂回させる迂回板50をもうけるようにすれば、混合栓20、調整板30、及び、絞り弁40における流体の撹拌混合をより促進することができる。
加えて、各混合細孔21は、流入口11の側よりも流出口12の側の大きさの方を小さくするようにすれば、各混合細孔21に流体を集めて通過させる時に発散させることができるので、流体の撹拌混合をより促進することができる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態では、各構成要素について具体的に説明したが、全ての構成要素を備えていなくてもよく、他の構成要素を備えていてもよい。また、各構成要素は、他の構成を有していてもよい。
更に、上記実施の形態では、混合部10の内部に、流入口11から流出口12に向かい、内部流路13を順に仕切るように、混合栓20と、少なくとも1つの調整板30と、絞り弁40とをこの順に設ける場合について説明したが、混合栓20、調整板30、及び、絞り弁40の順番は異なっていてもよい。その場合、迂回板50は、最も流入口11の側に設けられたものに対して第1連結部材61により配設されることが好ましい。
加えて、上記実施の形態では、混合栓20、調整板30、及び、絞り弁40よりも流入口11の側において、内部流路13の中央側に、内部流路13の中央側を流れる流体を周縁側に迂回させる迂回板50を設ける場合について説明したが、流入口11の側に加えて、又は、流入口11の側に変えて、混合栓20、調整板30、及び、絞り弁40よりも流出口12の側において、内部流路13の中央側に、迂回板50をもうけるようにしてもよい。
複数の流体を混合する場合、例えば、水又は温水に炭酸ガスを混合して炭酸水又は炭酸泉を製造する場合に用いることができる。
1…多機能混合装置、10…混合部、11…流入口、11A…第1の流入流路、11B…第2の流入流路、12…流出口、12A…流出流路、13…内部流路、20…混合栓、21…混合細孔、21A…傾斜部、30…調整板、30A…第1調整板、30B…第2調整板、31…スリット、32…調整板連結部材、40…絞り弁、41…絞り細孔、50…迂回板、61…第1連結部材、62…第2連結部材、63…第3連結部材、64…スペーサ

Claims (8)

  1. 一端部に流体の流入口が設けられ、他端部に流体の流出口が設けられた中空状の混合部を備え、液体に気体を混合する混合装置であって、
    前記混合部の内部には、流入口から流出口に向かい、内部流路をそれぞれ仕切るように、複数の混合細孔が設けられた混合栓と、周縁部に複数のスリットが設けられた第1調整板及び第2調整板と、複数の絞り細孔が設けられた絞り弁とがこの順に設けられ
    前記スリットは、前記第1調整板及び前記第2調整板の外周面の一部を内側に切り欠くことにより形成され、外周面に沿って周方向に所定の間隔を開けて複数設けられ、
    前記混合栓と前記第1調整板との間には、これらを中央部において互いに連結する第2連結部材が配設され、前記第1調整板と前記第2調整板との間には、これらを中央部において互いに連結する調整板連結部材が配設され、前記第2調整板と前記絞り弁との間には、これらを中央部において互いに連結する第3連結部材が配設され、
    前記調整板連結部材は、前記第2連結部材及び前記第3連結部材よりも、外周の断面積が大きく、内部流路の流路断面積を狭窄するように構成されている
    ことを特徴とする混合装置
  2. 前記第1調整板と前記第2調整板とは、それらの中心位置を結ぶ中心線を中心とした回転方向に、スリットの位置が少なくとも一部においてずれている
    ことを特徴とする請求項1記載の混合装置
  3. 前記混合部の内部には、更に、前記混合栓よりも前記流入口の側において、前記内部流路の中央側に、前記内部流路の中央側を流れる流体を周縁側に迂回させる迂回板が設けられた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の混合装置
  4. 前記各混合細孔は、前記流入口の側よりも前記流出口の側の大きさの方が小さいことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1に記載の混合装置
  5. 前記各混合細孔の大きさは、前記流入口の側が0.2mm以上15mm以下の範囲内であり、前記流出口の側が0.1mm以上10mm以下の範囲内であることを特徴とする請求項4記載の混合装置
  6. 前記各絞り細孔の大きさは、0.1mm以上10mm以下の範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1に記載の混合装置
  7. 前記スリットの幅は、5mm以上20mm以下の範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1に記載の混合装置
  8. 前記流入口は、一端部が内部流路に連通された第1の流入流路と、一端部が第1の流入流路に対して垂直に連通された少なくとも1つの第2の流入流路とを有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1に記載の混合装置
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