JP2009545028A5

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Publication number: JP2009545028A5
Application number: JP2009520875A
Authority: JP
Filing date: 2007-06-26
Publication date: 2010-08-12
Anticipated expiration: 2027-06-26

Claims

医療用液体の流量制御弁であって、
入口と出口とを含むハウジングであって、該ハウジングは、第１内部ボアを規定する第１の円筒形の壁、ならびに該第１の円筒形の壁を貫通して延在する、軸方向に離間した第１開口および第２開口を備える、ハウジングと、
流量制御部材であって、該流量制御部材は、第２内部ボアを規定する第２の円筒形の壁を備え、該流量制御部材は、該第１内部ボアの中に回転するように受容され、そして第１平面に少なくとも１つの離散した開口を有し、かつ該第１平面から軸方向に離間した第２平面に少なくとも１つの離散した開口を有し、かつ該第１平面および該第２平面から軸方向に離間した第３平面において１つの離散した開口を有し、該流量制御部材は、該第１平面における該少なくとも１つの離散した開口のうちの１つが該第１の円筒形の壁の該第１開口と連通して、該第３平面の該離散した開口からの第１流量を規定する第１位置と、該第２平面における該少なくとも１つの離散した開口のうちの１つが該第１の円筒形の壁の該第２開口と連通して、該第１流量とは異なる、該第３平面の該離散した開口からの第２流量を規定する第２位置との間で、回転可能である、流量制御部材と、
第１チューブであって、第１サイズを有し、一方の端において該入口または出口のうちの１つと連通し、他方の端において該第１の円筒形の壁における該第１開口と連通する第１チューブと、
該第１チューブとは異なるサイズの第２チューブであって、一方の端において該入口または出口のうちの１つと連通し、他方の端において該第１の円筒形の壁における該第２開口と連通する第２チューブと、
該流量制御部材の該第２の円筒形の壁によって規定される該第２内部ボア内に延びる円筒形ステムであって、該円筒形ステムと該第２の円筒形の壁とが、円筒形の間隙を規定し、該間隙は、（ｉ）該第１平面における該離散した開口と、該第３平面における該離散した開口との間、および（ｉｉ）該第２平面における該離散した開口と、該第３平面における該離散した開口との間での、流体連通を可能にする、円筒形ステムと
を備える、流量制御弁。
前記流量制御部材が前記第１位置にある場合に、（ｉ）前記第２平面における前記離散した開口のうちの１つが前記第２開口部と連通するか、または（ｉｉ）該第２平面における該離散した開口がいずれも該第２開口と連通しない、請求項１に記載の流量制御弁。
前記第１平面および前記第２平面における前記第１の離散した開口および前記第二の離散した開口を通る流体流は、前記第３平面における前記離散した開口から流れ出る前に前記円筒形の間隙内で混合される、請求項１に記載の流量制御弁。
前記ステムは前記ハウジングの基部から上向きに延びている、請求項１に記載の流量制御弁。
前記円筒形の間隙は、前記第１平面における前記離散した開口を通って流れる流体と前記第２平面における前記離散した開口を通って流れる流体とが合わせられることを可能にする、請求項１に記載の流量制御弁。
前記流量制御部材が、前記第２平面と前記第３平面との間で軸方向に離間した第４表面において、少なくとも１つの開口を規定し、前記第１平面、該第２平面、および該第４平面の開口のうちの少なくとも１つが、前記円筒形の間隙と流体連通している、請求項１に記載の流量制御弁。
前記第１の円筒形の壁が、前記第４平面における前記少なくとも１つの開口と連通するように整列した、軸方向に離間した第３開口を規定する、請求項６に記載の流量制御弁。
前記流量制御部材が、第３位置までさらに回転可能であり、該第３位置において、前記第４平面における前記少なくとも１つの離散した開口のうちの１つが、前記第１の円筒形の壁における前記第３開口と連通して、前記第３平面における前記離散した開口からの第３流量を規定する、請求項７に記載の流量制御弁。
前記第１チューブおよび前記第２チューブと異なるサイズを有する第３チューブを備え、該第３チューブは、一方の端において、前記入口または前記出口と連通し、そして他方の端において、前記第１の円筒形の壁における前記第３の開口と連通する、請求項７に記載の流量制御弁。
前記円筒形の間隙が、前記第１面における前記離散した開口を通って流れる流体、前記第２平面における前記離間した開口を通って流れる流体、および前記第４平面における前記離間した開口を通って流れる流体が合わせられることを可能にする、請求項６に記載の流量制御弁。
第３平面における前記離散した開口が、前記第２の円筒形の壁の外周で少なくとも部分的に延びる環状溝と連通し、該環状溝が、前記流量制御部材が前記第１位置に回転しているか前記第２位置に回転しているかとは無関係に、前記入口または前記出口のうちの他方と連通するように配置されている、請求項１に記載の流量制御弁。
医療用液体の流量制御弁であって、
入口（３４）と出口（３６）とを含むハウジング（３２）であって、該ハウジング（３２）は、第１内部ボアを規定する第１の円筒形の壁、ならびに該第１の円筒形の壁を貫通して延在する、軸方向に離間した第１開口、第２開口および第３開口を備える、ハウジングと、
流量制御部材（４８）であって、該流量制御部材は、第２内部ボアを規定する第２の円筒形の壁を備え、該流量制御部材（４８）は、該第１内部ボアの中に回転するように受容され、そして第１平面に少なくとも１つの離散した開口を有し、かつ該第１平面から軸方向に離間した第２平面に少なくとも１つの離散した開口を有し、かつ該第１平面および該第２平面から軸方向に離間した第３平面において少なくとも１つの離散した開口を有し、かつ該第１平面、該第２平面および該第３平面から軸方向に離間した第４平面において１つの離散した開口を有し、該流量制御部材（４８）は、該第１平面における該少なくとも１つの離散した開口のうちの１つが該第１の円筒形の壁の該第１開口と連通して、該第４平面の該離散した開口からの第１流量を規定する第１位置と、該第２平面における該少なくとも１つの離散した開口のうちの１つが該第１の円筒形の壁の該第２開口と連通して、該第１流量とは異なる、該第４平面の該離散した開口からの第２流量を規定する第２位置と、該第３平面における該少なくとも１つの離散した開口のうちの１つが該第１の円筒形の壁の該第３開口と連通して、該第１流量および該第２流量とは異なる、該第４平面の該離散した開口からの第３流量を規定する第３位置との間で、回転可能である、流量制御部材と、
第１流量制限器であって、一方の端において該入口（３４）と連通し、他方の端において該第１の円筒形の壁における該第１開口と連通する第１流量制限器と、
第２流量制限器であって、一方の端において該入口（３４）と連通し、他方の端において該第１の円筒形の壁における該第２開口と連通する第２流量制限器と、
第３流量制限器であって、一方の端において該入口（３４）と連通し、他方の端において該第１の円筒形の壁における該第３開口と連通する第３流量制限器と、
該流量制御部材（４８）の該第２の円筒形の壁によって規定される該第２内部ボア内に延びる円筒形ステム（７０）であって、該円筒形ステム（７０）と該第２の円筒形の壁とが、円筒形の間隙を規定し、該間隙は、（ｉ）該第１平面における該離散した開口と、該第４平面における該離散した開口との間、（ｉｉ）該第２平面における該離散した開口と、該第４平面における該離散した開口との間、および（ｉｉｉ）該第３平面における該離散した開口と、該第４平面における該離散した開口との間での、流体連通を可能にする、円筒形ステムと
を備える、流量制御弁。
使用のための位置にある場合に、前記第４平面における前記離散した開口が、前記第１平面、前記第２平面および前記第３平面より下の高さに位置する、請求項１２に記載の流量制御弁。
使用のための位置にある場合に、前記円筒形の間隙が少なくとも実質的に垂直に延びる、請求項１２に記載の流量制御弁。
前記第１流量制限器、前記第２流量制限器および前記第３流量制限器のうちの少なくとも１つが、直径が小さいチューブである、請求項１２に記載の流量制御弁。
前記第１位置、前記第２位置および前記第３位置のうちの１つが、前記第１平面、前記第２平面および前記第３平面における前記離散した開口のうちの少なくとも２つを通る流れの混合を生じ、該流れの混合が、前記円筒形の間隙において起こる、請求項１２に記載の流量制御弁。
前記第４平面における前記離散した開口が、前記第２の円筒形の壁の外周で少なくとも部分的に延びる環状溝と連通し、該環状溝が、前記流量制御部材が前記第１位置に回転しているか前記第２位置に回転しているか前記第３位置に回転しているかとは無関係に、前記ハウジングの前記出口と連通するように配置されている、請求項１２に記載の流量制御弁。
医療用液体の流量制御弁であって、
入口と出口とを含むハウジングであって、該ハウジングは、第１内部ボアを規定する第１壁、ならびに該第１壁を貫通して延在する、軸方向に離間した第１開口および第２開口を備える、ハウジングと、
流量制御部材であって、該流量制御部材は、第２内部ボアを規定する第２壁を備え、該流量制御部材は、該第１内部ボアの中に回転するように受容され、そして第１平面に少なくとも１つの離散した開口を有し、かつ該第１平面から軸方向に離間した第２平面に少なくとも１つの離散した開口を有し、かつ該第１平面および該第２平面から軸方向に離間した第３平面において１つの離散した開口を有し、該流量制御部材は、該第１平面における該少なくとも１つの離散した開口のうちの１つが該第１壁の該第１開口と連通して、該第３平面の該離散した開口からの第１流量を規定する第１位置と、該第２平面における該少なくとも１つの離散した開口のうちの１つが該第１壁の該第２開口と連通して、該第１流量とは異なる、該第３平面の該離散した開口からの第２流量を規定する第２位置との間で、回転可能である、流量制御部材と、
第１流量制限器であって、一方の端において該入口と連通し、他方の端において該第１壁における該第１開口と連通する第１流量制限器と、
該第１流量制限器とは異なるサイズの第２流量制限器であって、一方の端において該入口と連通し、他方の端において該第１壁における該第２開口と連通する第２流量制限器と、
該流量制御部材の該第２壁によって規定される該第２内部ボア内に延びるステムであって、該ステムと該第２壁とが、間隙を規定し、該間隙は、（ｉ）該第１平面における該離散した開口と、該第３平面における該離散した開口との間、および（ｉｉ）該第２平面における該離散した開口と、該第３平面における該離散した開口との間での、流体連通を可能にする、ステムと
を備える、流量制御弁。
前記ステム、前記第２壁および前記間隙が、少なくとも実質的に円筒形である、請求項１８に記載の流量制御弁。
前記ハウジングの前記第１壁が、少なくとも実質的に円筒形である、請求項１８に記載の流量制御弁。