JP6274928B2 - フライヤー - Google Patents

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本発明は、調理油を満たす油槽と、前記油槽を加熱する燃焼ガスを発生するバーナと、前記油槽の外周部位に前記燃焼ガスが供給される油槽加熱室とを備えたフライヤーに関する。
従来のフライヤーとして、下記の特許文献1には、調理油を満たす油槽と、油槽を加熱する燃焼ガスを発生するバーナと、油槽の外周部位に燃焼ガスを供給して油槽を加熱する油槽加熱室としての熱交換用排気流路とを備え、油槽の底面に燃焼ガスの保有する熱を効果的に油槽に伝えるためのフィンが設けられたフライヤーが開示されている。
このようなフライヤーでは、油槽内に投入された調理対象物は、油槽内に貯留される調理油の油面付近で加熱調理されるので、油槽内上側の調理油の油温を所定の調理温度に維持することが必要となる。
特開2002−209762号公報
しかしながら、上記特許文献1のフライヤーでは、油槽の底面に燃焼ガスの保有する熱を効果的に油槽に伝えるためのフィンが設けられているので、油槽内の底面付近の調理油を加熱することができるものの、油槽内において調理対象物が加熱調理される油槽内上側の調理油を加熱しにくく、例えば、調理対象物の油槽内への投入時に調理油の油温が低下して、調理対象物が加熱調理される油槽内上側の調理油の温度を適切な調理温度に維持することができないという問題があった。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、調理対象物を加熱調理する油槽内上側の調理油の温度を適切な調理温度に維持することができるフライヤーを提供することにある。
この目的を達成するための本発明に係るフライヤーは、
調理油を満たす油槽と、
前記油槽を加熱する燃焼ガスを発生するバーナと、
前記油槽の外周部位に前記燃焼ガスが供給される油槽加熱室とを備えたフライヤーであって、その第1特徴構成は、
前記油槽の外周側面に関し、当該油槽の上下方向において前記調理油が貯留される油貯留範囲内の上側部位の伝熱面積が下側部位の伝熱面積より増大された上側伝熱面積増大構造を採用しており、
前記燃焼ガスを発生するバーナが前記油槽の前側に備えられ、
前記燃焼ガスを外部に排出する排出部が前記油槽の後側に設けられ、
前記油槽が上方に開口部を有する形状とされ、当該油槽の前側面及び横側面が前記上側伝熱面積増大構造を採用している点にある。
上記フライヤーの第1特徴構成によれば、燃焼ガスが供給される油槽加熱室に設けられた油槽の外周側面において、油槽内において調理油が貯留されている油貯留範囲内の上側部位の伝熱面積が下側部位の伝熱面積より増大された上側伝熱面積増大構造が採用されているので、油貯留範囲内の上側部位に貯留されている調理油に、油貯留範囲内の下側部位に貯留されている調理油よりも、油槽加熱室に供給された燃焼ガスが保有する熱をより多く伝えられる。結果、上側部位に貯留されている調理油を下側部位に貯留されている調理油よりも高温に加熱することができる。
よって、調理対象物が油槽内において加熱調理される油槽内の上側部位の調理油の温度を適切な調理温度に維持することができる。
また、上記フライヤー、燃焼ガスを発生するバーナが油槽の前側に備えられ、燃焼ガスを外部に排出する排出部が油槽の後側に設けられているので、燃焼ガスが油槽加熱室内を油槽の前側から後側に向かう状態で、油槽の全ての外周側面及び底面に接触して流れるので、燃焼ガスから油槽への伝熱を良好に行うことができる。
また、油槽の前側面及び横側面に上側伝熱面積増大構造が採用されているので、油槽の前側に備えらえたバーナで発生した直後の比較的高温の燃焼ガスが、上側伝熱面積増大構造が採用された前側面及び横側面に接触するので、この比較的高温の燃焼ガスが保有する熱を、下側部位に貯留されている調理油よりも上側部位に貯留されている調理油により多く伝える状態で、油槽内の調理油を加熱することができる。
本発明に係るフライヤーの第特徴構成は、上記フライヤーの第特徴構成に加えて、
設置部位の伝熱面積を増大する増大機構の設置数に関し、前記油槽の上側部位の設置数が前記下側部位の設置数より大きく設定されている点にある。
上記フライヤーの第特徴構成によれば、伝熱面積を増大する増大機構の設置数を、油槽の下側部位の設置数より上側部位の設置数を大きく設定するので、例えば、油槽の下側部位から上側部位に向けて段階的に増大機構の設置数を増加することで、油槽の外周側面に関し、上側部位の伝熱面積を下側部位の伝熱面積よりも増大することができる。これにより、油槽内の下側部位に貯留されている調理油よりも、上側部位に貯留されている調理油に燃焼ガスが保有する熱をより多く伝えることができる。
本発明に係るフライヤーの第特徴構成は、上記フライヤーの第特徴構成に加えて、
設置部位の伝熱面積を増大する増大機構の設置数が、前記油槽の上側に向かう程、下側より大きく設定されている点にある。
上記フライヤーの第特徴構成によれば、伝熱面積を増大する増大機構の設置数を、油槽の上側に向かう程、下側より大きく設定するので、例えば、油槽の下側部位から上側部位に向けて連続的に増大機構の設置数を増加することで、油槽の外周側面に関し、上側部位の伝熱面積を下側部位の伝熱面積より増大することができる。これにより、油槽内の下側部位に貯留されている調理油よりも、上側部位に貯留されている調理油に燃焼ガスが保有する熱をより多く伝えることができる。
本発明に係るフライヤーの第特徴構成は、上記フライヤーの第又は第特徴構成に加えて、
前記増大機構が前記油槽の外周側面から前記油槽加熱室側に突出するフィンである点にある。
上記フライヤーの第特徴構成によれば、増大機構を油槽の外周側面から油槽加熱室側に突出するフィンとして、簡単な構成で伝熱面積を拡大することができる。また、油槽の外部に増大機構としてのフィンが設けられるので、例えば、油槽内にフィンが設けられて、油槽内において調理対象物を加熱調理する調理スペースが減少することを防止することができる。
本発明に係るフライヤーの第特徴構成は、上記フライヤーの第特徴構成に加えて、
前記フィンが板状の長手部材で構成され、当該長手部材の長手方向を水平方向として前記外周側面に備えた点にある。
上記フライヤーの第特徴構成によれば、フィンが板状の長手部材で構成され、長手方向を水平方向として油槽の外周側面に備えられているので、油槽内の調理油の油面に沿う平面方向における調理油の温度分布をできるだけ少なくする状態で、油槽内の調理油を燃焼ガスが保有する熱により加熱することができる。
また、このフィンによって油槽加熱室に供給された燃焼ガスを水平方向に導くことができるので、例えば、油槽の前側にバーナが設けられ、油槽の後側に排気部が設けられている場合には、燃焼ガスが前側から後側に向けて流れる状態で油槽を加熱しつつ、燃焼ガスを油槽の後側に案内して排気部から円滑に排出することができる。
本発明に係るフライヤーの第特徴構成は、上記フライヤーの第特徴構成に加えて、
前記フィンが板状の長手部材で構成され、当該長手部材の長手方向を鉛直方向として前記外周側面に備えた点にある。
上記フライヤーの第特徴構成によれば、フィンが板状の長手部材で構成され、長手方向を鉛直方向として油槽の外周側面に備えられているので、燃焼ガスが油槽加熱室内を水平方向に流れる場合には、油槽加熱室内に鉛直方向に突出する板状のフィンの表面に燃焼ガスの流れがあたるので、燃焼ガスが保有する熱によって油槽内の調理油を効果的に加熱することができる。
本発明に係るフライヤーの第特徴構成は、上記フライヤーの第乃至第特徴構成に加えて、
前記フィンを構成する板状の長手部材の長手方向に沿った形状が直線状、円弧状、矩形波状もしくは鋸刃状に形成されている点にある。
上記フライヤーの第特徴構成によれば、フィンを直線状とすることで、フィンを容易に形成することができ、また、フィンを円弧状、矩形波状もしくは鋸刃状とすることで、フィンの表面積である伝熱面積を増加させることができ、燃焼ガスが保有する熱によって油槽内の調理油を効果的に加熱することができる。
本発明に係るフライヤーの第特徴構成は、上記フライヤーの第特徴構成に加えて、
前記油槽の前側面、横側面及び後側面に、それぞれ設置部位の伝熱面積を増大するフィンが水平方向に延びて形成され、
油槽前側に設けられた前記バーナから発生する燃焼ガスが前記油槽加熱室内を流れ、油槽後側に設けられた前記排出部に案内・導入される点にある。
上記フライヤーの第特徴構成によれば、油槽の前側面、横側面及び後側面に、それぞれ設置部位の伝熱面積を増大するフィンが水平方向に延びて形成されているので、伝熱面積を増加させることができ、燃焼ガスから油槽への伝熱を良好に行うことができる。
また、フィンが水平方向に設けられているので、燃焼ガスを油槽加熱室内において油槽内の前側から後側に案内することができる。よって、油槽前側に設けられたバーナから発生する燃焼ガスを、円滑に油槽加熱室内において油槽内の前側から後側に流すことができ、油槽後側に設けられた排出部に案内・導入して、油槽を加熱した後の燃焼ガスを円滑に油槽外部に排出することができる。
本発明に係るフライヤーの側断面図 本発明に係るフライヤーの正断面図 別実施形態に係るフライヤーの油槽の側面図 別実施形態に係るフライヤーの油槽の側面図 別実施形態に係るフライヤーの油槽の側面図 別実施形態に係るフライヤーの油槽の側面図 別実施形態に係るフライヤーの油槽の側面図 別実施形態に係るフライヤーの油槽の側面図
以下、図面に基づいて本発明のフライヤーを説明する。
図1及び図2に示すように、本発明に係るフライヤーSは、調理油Lを満たす油槽1と、油槽1を加熱する燃焼ガスEを発生するバーナ2と、バーナ2から燃焼ガスEが供給される油槽加熱室3とを備えている。油槽加熱室3は、油槽1の外周部位において外周側面6を囲む状態で設けられている。即ち、油槽1の上方を除く、前側面6a、両横側面6b、後側面6c及び底面10を囲む状態で設けられている。
この油槽1は、上方に開口部1aを有する概略直方体形状とされ、外周側面6に設置部位の伝熱面積を増大する増大機構としてのフィン5が設けられている。また、油槽加熱室3に供給する燃焼ガスEを発生するバーナ2は、油槽1の前側に備えられている。そして、油槽加熱室3を通過した燃焼ガスEを外部に排出する排出部としての排気通路4が油槽1の後側に設けられている。
よって、このフライヤーSでは、油槽前側に設けられたバーナ2から発生する燃焼ガスEが油槽加熱室3内に流入し、油槽加熱室3内の油槽1の外周側面6のフィン5に接触して、油槽1を加熱する状態で、油槽加熱室3内を前方から後方に流れ、油槽後側に設けられた排気通路4に案内・導入される。そして、排気通路4から燃焼ガスEが外部に排出されている。
油槽1について詳細に説明する。
油槽1は、底面10と外周側面6としての前側面6a,横側面6b,後側面6cから構成される。油槽1の前側面6aの上方には、油槽1内に被調理物を流し入れるスロープ1bを備えている。また、油槽1内において、油面L1として調理油Lが貯留され、油槽1の内部の上下方向において調理油Lが油貯留範囲Zの範囲に貯留されている。
油槽1の前側面6a、横側面6b及び後側面6cには、それぞれ設置部位の伝熱面積を増大する増大機構としてのフィン5が備えられている。このフィン5は板状の長手部材で構成され、長手部材の長手方向を水平方向として外周側面6に備えられている。また、フィン5は油槽1の外周側面6から油槽加熱室3側に突出して形成され、このフィン5の長手方向に沿った形状は鋸刃状のジグザグ状に形成されている。このようにフィン5が構成されることで、油槽加熱室3を流れる燃焼ガスEが保有する熱が効率よく油槽1に伝えることができる。
そして、フィン5の設置数が、油槽1の上側に向かう程、下側より大きく設定されている。この時、上側のフィン5の設置位置は油貯留範囲Z内の油面L1付近に設置されている。具体的には、図1に示すように、油槽1の下側から上側に向かう程、徐々にフィン5の設置間隔Dが小さくなっており、下側設置間隔D2よりも上側設置間隔D1が小さくなっている。このように構成されることで、フライヤーSは、油槽1の外周側面6に関し、油槽1の上下方向において調理油Lが貯留される油貯留範囲Z内の上側部位の伝熱面積が下側部位の伝熱面積より増大された上側伝熱面積増大構造を採用している。
バーナ2は、図1及び図2に示されるように、複数の炎口を形成したガスバーナで構成され、その燃焼面が油槽1の底面10から離間して設けられ、油槽1の底面10とバーナ2との間に油槽加熱室3が形成されている。また、バーナ2の幅方向(図2の左右方向)の長さが、油槽1の幅よりも大きく形成された油槽加熱室3の幅と同程度に形成されている。
排気通路4は、上述の如く、油槽加熱室3内を通過した燃焼ガスEを外部へ排出する。図1に示されるように、油槽1の後側で油槽加熱室3と連通して設けられている。また、排気通路4の幅は、油槽加熱室3と同程度の幅(図2参照)で形成されている。
上述した構成のフライヤーSでは、油槽1の前側の下方に設けられたバーナ2で発生した燃焼ガスEが、油槽加熱室3に供給され、油槽加熱室3内を油槽1の前側から後側へ流れ、調理油Lを加熱した後、油槽1の後側において接続されている排気通路4から外部に排出される。
この燃焼ガスEが、油槽加熱室3を油槽1の前側から後側へ流れる際に、油槽1の外周側面6において上側伝熱面積増大構造が採用されているので、油槽1の上下方向において調理油Lが貯留される油貯留範囲Z内の上側部位に貯留されている調理油Lに、油貯留範囲Z内の下側部位に貯留されている調理油Lよりも、その燃焼ガスEが保有する熱がより多く伝えられる。
よって、調理対象物が油槽1内において加熱調理される油槽1内の上側部位の調理油Lの温度を適切な調理温度に加熱して、調理対象物を加熱調理することができる。例えば、調理者が比較的多くの調理物を油槽1内の調理油Lに投入した場合において、油温の低下が発生した場合でも、油槽1内の上側部位の調理油Lの温度をすぐに回復することができるので、調理対象物が油槽1内において加熱調理される油槽1内の上側部位の調理油Lの温度を最適な温度として調理油Lに投入された調理対象物が加熱調理される。
〔別実施形態〕
最後に、本発明の別実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、夫々単独で適用されるものに限られず、矛盾が生じない限り、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記実施形態では、フィン5の長手方向に沿った形状を鋸刃状に形成したが、これに限らず、図3に示すようにフィン5の長手方向に沿った形状を矩形波状に形成してもよい。
(2)上記実施形態では、フィン5を油槽1の横側面6bにおいて、油槽1の前側から後側まで水平方向に延びる一枚のフィン5で構成したが、これに限らず、図4、図5に示すように、フィン5の水平方向に延びる長さを短くして、横側面6bの水平方向において、油槽1の前側から後側までに複数のフィン5を設けて構成してもよい。そして、図4に示すように、フィン5の長手方向に沿った形状が円弧状となるように形成してもよい。その際、図4に示すように複数の円弧状のフィン5の凸面側の上下方向の向きを交互にして水平方向に並べてもよい。また、図5に示すように、フィン5の長手方向に沿った形状が直線状となるように形成してもよい。
(3)上記実施形態では、フィン5が長手方向を水平方向として外周側面6に備えられたが、これに限らず、図6に示すように、フィン5の長手方向を鉛直方向として外周側面6に備えてもよい。
(4)上記実施形態では、油槽1の横側面6bに設けられたフィン5が水平方向に延びて、フィン5の油槽1の前側の高さ位置と油槽1の後側の高さ位置とが略同じ高さとなるように形成されたが、これに限らず、図7に示すように、油槽1の前側の高さ位置より後側の高さ位置が高くなるようにフィン5を油槽1の横側面6bに設けてもよい。これにより、燃焼ガスEをより円滑に油槽1の前側から後側に案内して排気通路4に導くことができる。
(5)上記実施形態では、油槽1の上側に向かうほど、フィン5の設置間隔Dが短くなるようにして、上側部位の伝熱面積が下側部位の伝熱面積より連続的に増大された上側伝熱面積増大構造が構成されたが、これに限らず、油槽1の上側部位と、その部位より下側の下側部位とにおいて、下側部位より上側部位のフィン5の設置数を増加させて上側部位の伝熱面積が下側部位の伝熱面積より段階的に増大された上側伝熱面積増大構造を構成してもよい。例えば、図8に示すように油貯留範囲Zの略中間付近より上側を上側部位、下側を下側部位として、上側部位に3枚のフィン5を設けて、下側部位に2枚のフィン5を設け、下側設置間隔D2よりも上側設置間隔D1を小さくして、段階的に上側部位のフィン5の設置数が下側部位のフィン5の設置数より大きく設定されるように構成してもよい。
(6)上記実施形態では、増大機構をフィン5で構成したが、これに限らず、増大機構を棒状の突起部等で構成してもよい。さらに、増大機構を、油槽1の外周側面6自体を凹凸形状等に加工することで構成してもよい。
(7)上記実施形態では、フィン5の設置数を油槽1の上側部位において増加することで上側伝熱面積増大構造を構成したが、これに限らず、フィン5が油槽加熱室3側に突出する突出長さを上側部位において下側部位よりも長くして上側伝熱面積増大構造を構成してもよい。
(8)上記実施形態では、外周側面6の前側面6a、横側面6b及び後側面6cにフィン5を設けて上側伝熱面積増大構造を採用したが、これに限らず、前側面6a及び横側面6bのみにフィン5を設けて上側伝熱面積増大構造を採用してもよい。また、油槽1の横側面6bのみにフィン5を設けて上側伝熱面積増大構造を採用してもよい。
(9)上記実施形態では、油槽1の前側面6a、横側面6b及び後側面6cのすべての外周側面6に、長手方向に沿った形状が鋸刃状に形成されたフィン5を設けたが、これに限らず、油槽1の前側面6a、横側面6b及び後側面6cの夫々の外周側面6毎に、長手方向に沿った形状が異なるフィン5を設けてもよく、また、フィン5以外の増大機構を設けてもよい。
以上説明したように、調理対象物を加熱調理する油槽の上側の調理油の温度を適切な調理温度に維持することができるフライヤーを提供することができる。
1 油槽
1a 開口部
2 バーナ
3 油槽加熱室
4 排気通路(排出部)
5 フィン(増大機構)
6 外周側面
6a 前側面
6b 横側面
6c 後側面
E 燃焼ガス
L 調理油
S フライヤー
Z 油貯留範囲

Claims (8)

  1. 調理油を満たす油槽と、
    前記油槽を加熱する燃焼ガスを発生するバーナと、
    前記油槽の外周部位に前記燃焼ガスが供給される油槽加熱室とを備えたフライヤーであって、
    前記油槽の外周側面に関し、当該油槽の上下方向において前記調理油が貯留される油貯留範囲内の上側部位の伝熱面積が下側部位の伝熱面積より増大された上側伝熱面積増大構造を採用しており、
    前記燃焼ガスを発生するバーナが前記油槽の前側に備えられ、
    前記燃焼ガスを外部に排出する排出部が前記油槽の後側に設けられ、
    前記油槽が上方に開口部を有する形状とされ、当該油槽の前側面及び横側面が前記上側伝熱面積増大構造を採用しているフライヤー。
  2. 設置部位の伝熱面積を増大する増大機構の設置数に関し、前記油槽の上側部位の設置数が前記下側部位の設置数より大きく設定されている請求項に記載のフライヤー。
  3. 設置部位の伝熱面積を増大する増大機構の設置数が、前記油槽の上側に向かう程、下側より大きく設定されている請求項に記載のフライヤー。
  4. 前記増大機構が前記油槽の外周側面から前記油槽加熱室側に突出するフィンである請求項2又は3に記載のフライヤー。
  5. 前記フィンが板状の長手部材で構成され、当該長手部材の長手方向を水平方向として前記外周側面に備えた請求項に記載のフライヤー。
  6. 前記フィンが板状の長手部材で構成され、当該長手部材の長手方向を鉛直方向として前記外周側面に備えた請求項に記載のフライヤー。
  7. 前記フィンを構成する板状の長手部材の長手方向に沿った形状が直線状、円弧状、矩形波状もしくは鋸刃状に形成されている請求項4〜6の何れか1項に記載のフライヤー。
  8. 前記油槽の前側面、横側面及び後側面に、それぞれ設置部位の伝熱面積を増大するフィンが水平方向に延びて形成され、
    油槽前側に設けられた前記バーナから発生する燃焼ガスが前記油槽加熱室内を流れ、油槽後側に設けられた前記排出部に案内・導入される請求項に記載のフライヤー。
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