JP6272845B2 - 1つの心材と2つの被覆層とを有し、前記心材中に、処理されたパルプ、処理された天然繊維、合成繊維またはこれらの混合物を有する、リグノセルロース含有材料からなる多層の軽量木質材料 - Google Patents

1つの心材と2つの被覆層とを有し、前記心材中に、処理されたパルプ、処理された天然繊維、合成繊維またはこれらの混合物を有する、リグノセルロース含有材料からなる多層の軽量木質材料 Download PDF

Info

Publication number
JP6272845B2
JP6272845B2 JP2015519037A JP2015519037A JP6272845B2 JP 6272845 B2 JP6272845 B2 JP 6272845B2 JP 2015519037 A JP2015519037 A JP 2015519037A JP 2015519037 A JP2015519037 A JP 2015519037A JP 6272845 B2 JP6272845 B2 JP 6272845B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lignocellulose
fibers
mixture
core
containing material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015519037A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015527224A (ja
Inventor
シャーデ マティアス
シャーデ マティアス
ヴァインケッツ シュテファン
ヴァインケッツ シュテファン
シェル ギュンター
シェル ギュンター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JP2015527224A publication Critical patent/JP2015527224A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6272845B2 publication Critical patent/JP6272845B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L97/00Compositions of lignin-containing materials
    • C08L97/02Lignocellulosic material, e.g. wood, straw or bagasse
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2205/00Polymer mixtures characterised by other features
    • C08L2205/02Polymer mixtures characterised by other features containing two or more polymers of the same C08L -group
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2205/00Polymer mixtures characterised by other features
    • C08L2205/14Polymer mixtures characterised by other features containing polymeric additives characterised by shape
    • C08L2205/16Fibres; Fibrils
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2205/00Polymer mixtures characterised by other features
    • C08L2205/14Polymer mixtures characterised by other features containing polymeric additives characterised by shape
    • C08L2205/18Spheres
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L61/00Compositions of condensation polymers of aldehydes or ketones; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L61/20Condensation polymers of aldehydes or ketones with only compounds containing hydrogen attached to nitrogen
    • C08L61/26Condensation polymers of aldehydes or ketones with only compounds containing hydrogen attached to nitrogen of aldehydes with heterocyclic compounds
    • C08L61/28Condensation polymers of aldehydes or ketones with only compounds containing hydrogen attached to nitrogen of aldehydes with heterocyclic compounds with melamine

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Description

本発明は、1つの心材と2つの被覆層とを有するリグノセルロース含有材料であって、前記心材中に、処理されたパルプ、処理された天然繊維、合成繊維またはこれらの混合物が含有されている、前記リグノセルロース含有材料に関する。
WO−A−2011/018373から、ウッドチップもしくは木質繊維、結合剤および充填剤として使用される多孔質の発泡性または部分発泡性のプラスチックからなる、軽量かつ同時に耐圧性の圧縮成形材料は、公知である。
ウッドチップまたは木質繊維からなる圧縮成形材料は、当該圧縮成形材料の機械的性質、例えば曲げ強さまたは横引張強さにおいて不十分な点がある。
欧州特許出願公開第2338676号明細書から、リグノセルロース含有材料からなる、上被覆板および下被覆板と、ハネカム構造を有する軽量中間層とを有する軽量建築板は、公知である。その際に、前記被覆板は、接着剤を使用して中間層と接合されている。
前記軽量建築板においては、前記被覆板だけがネジを保持するので、前記のいわゆるハネカム板は、ネジ引抜抵抗の著しい低減を示す。さらに、前記中間層のハネカム構造のために、縁取りは、多大な費用で特殊な機械を用いてのみ実現しうる。
したがって、本発明は、前記欠点を取り除くという課題に基づくものであった。
それに応じて、1つの心材と2つの被覆層とを有し、前記心材中に
A)リグノセルロース粒子を30〜98質量%、
B)10〜150kg/m3の範囲内の嵩密度を有する発泡されたプラスチック粒子を0〜25質量%、有利に1〜25質量%、
C)アミノプラスト樹脂、フェノールホルムアルデヒド樹脂および少なくとも2個のイソシアネート基を有する有機イソシアネートからなる群から選択された1つ以上の結合剤を1〜50質量%および
D)添加剤を0〜10質量%
含有し、および前記被覆層中に
E)リグノセルロース含有粒子、リグノセルロース含有繊維またはこれらの混合物を70〜99質量%、
F)アミノプラスト樹脂、フェノールホルムアルデヒド樹脂および少なくとも2個のイソシアネート基を有する有機イソシアネートからなる群から選択された1つ以上の結合剤を1〜30質量%および
G)添加剤を0〜10質量%
含有する、好ましくはこれらの構成材料からなる、新規のリグノセルロース含有材料であって、前記リグノセルロース粒子A)の2〜30%が処理されたパルプ、処理された天然繊維、合成繊維またはこれらの混合物によって置き換えられていることを特徴とする、前記の1つの心材と2つの被覆層とを有するリグノセルロース含有材料、ならびにその製造および前記リグノセルロース含有材料の使用が見い出された。
前記構成材料であるA、B、C、D、E、FおよびGの質量%の記載は、全乾燥重量に対するそのつどの構成材料の乾燥重量に関するものである。前記構成材料であるA、B、CおよびDに対して記載された質量%の総和は、100質量%である。前記構成材料であるE、FおよびGの総和は、同様に100質量%をもたらす。さらに、前記被覆材ならびに前記心材は、質量を記載する際に考慮されない水を含有する。この水は、リグノセルロース粒子中に含まれている残留湿分に由来しうるか、結合剤に由来しうるか、例えば前記結合剤の希釈のため、もしくは前記被覆層の湿潤のためにさらに添加された水に由来しうるか、添加剤、例えば硬化剤水溶液もしくは水性パラフィン乳濁液に由来しうるか、または発泡されたプラスチック粒子が例えば水蒸気で発泡される場合の発泡されたプラスチック粒子に由来しうる。
パルプとして、圧縮されかつ乾燥されたセルロース繊維が適しており、および製品として、例えば紙、板紙、厚紙またはこれらの混合物、有利に紙、板紙またはこれらの混合物、特に有利に紙が適している。
前記パルプは、それぞれの寸法決定において、例えばストリップとして、折り畳まれたかまたは折り曲げられたストリップとして、格子を形成する、互いに入り交じったストリップとして、シートとして、切欠を有するシートとして、折り畳まれたかまたは折り曲げられたシートとして、切欠を有する、折り畳まれたかまたは折り曲げられたシートとして、有利にストリップとして、折り畳まれたかまたは折り曲げられたストリップとして、格子を形成する、互いに入り交じったストリップとして、特に有利に折り畳まれたかまたは折り曲げられたストリップとして、または格子を形成する、互いに入り交じったストリップとして使用されうる。
天然繊維として、植物繊維、例えば種子繊維、例えば綿花またはカポックの種子繊維、靱皮繊維、例えば竹繊維、黄麻、麻繊維、ケナフ、亜麻布、ホップ、ラミー、または葉繊維、例えばマニラ麻、パイナップル、カロア(Caroa)繊維、クラウア繊維、ヘネケ麻、マカリンバ(Macarimba)繊維、亜麻、サイザル麻、または実繊維、例えば椰子の実、または動物起源の繊維、例えば羊毛および動物の毛または絹、またはこれらの混合物、有利に植物繊維、靱皮繊維、葉繊維またはこれらの混合物、特に有利に靱皮繊維、葉繊維またはこれらの混合物が適している。
合成繊維として、合成ポリマー、例えば重縮合繊維、例えばポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリフェニレンジスルフィド、アラミド、または重付加繊維、例えばポリウレタン、または別の重合繊維、例えばポリアクリルニトリル、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、有利に重縮合繊維、例えばポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリフェニレンジスルフィド、アラミド、または別の重合繊維、例えばポリアクリルニトリル、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、特に有利に重縮合繊維、例えばポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリフェニレンジスルフィド、アラミドからの繊維が適している。
前記の天然繊維または合成繊維は、それぞれの長さおよびそれぞれの直径で使用されうるかまたは紡糸/結合してロープ、コードまたはテープとし、有利にコードまたはテープとして、特に有利にコードとして使用されうる。
前記のパルプ、天然繊維または合成繊維は、アミノプラスト樹脂、フェノールホルムアルデヒド樹脂、少なくとも2個のイソシアネート基を有する有機イソシアネートまたはこれらの混合物を用いて自体公知の方法で噴霧されうるかまたは含浸されうる。前記のパルプ、天然繊維または合成繊維に施される量は、広い範囲で変動することができかつたいてい、アミノプラスト樹脂、フェノールホルムアルデヒド樹脂、少なくとも2個のイソシアネート基を有する有機イソシアネートまたはこれらの混合物対パルプまたは天然繊維の質量比が0.5:1〜5:1、有利に0.75:1〜4:1、特に有利に1:1〜3:1である。
前記の噴霧または含浸の後に、処理されたパルプ、天然繊維または合成繊維は、乾燥されうるかまたは予め硬化されうる。
本発明によるリグノセルロース含有材料において、たいてい、リグノセルロース粒子A)の2〜30質量%、有利に3〜20質量%、特に4〜15質量%は、処理されたパルプ、処理された天然繊維、合成繊維またはこれらの混合物によって置き換えられている。
本発明によるリグノセルロース含有材料(リグノセルロース材料)は、次のように製造されうる:
前記心材のための構成材料と前記被覆層のための構成材料とは、たいてい、互いに別々に混合される。
前記心材のために、前記リグノセルロース粒子Aは、構成材料であるB、CおよびDと任意の順序で混合されうるか、またはこれらの構成材料の中に含まれている、構成材料の構成成分(=複数の構成成分、例えば構成材料の群からの物質または化合物)と任意の順序で混合されうる。前記構成材料であるA、B、CおよびDは、そのつど、1個、2個(A1、A2またはB1、B2またはC1、C2またはD1、D2)またはそれ以上の構成材料の構成成分(A1、A2、A3、...またはB1、B2、B3、...、C1、C2、C3、...、またはD1、D2、D3、...)からなることができる。
前記構成材料が複数の構成材料の構成成分からなる場合には、前記構成材料の構成成分は、混合物として添加されうるかまたは互いに別々に添加されうる。前記の別々の添加の場合、前記の構成材料の構成成分は、そのまま順次に添加されうるか、またはそのまま相次いでではなく異なる時点で添加されてもよい。このことは、例えば、構成材料Cが2つの構成成分C1およびC2からなる場合、C1の直後にC2が添加されるかまたはC2の直後にC1が添加される場合、またはC1とC2との添加の間に、1つ以上の別の構成材料または構成材料の構成成分、例えば構成材料Bが添加される場合を意味する。また、別の構成材料または構成材料の構成成分が添加される前に、構成材料が別の構成材料または構成材料の構成成分と予め混合されるか、または構成材料の構成成分が別の構成材料または構成材料の構成成分と予め混合されることは、可能である。例えば、添加剤の構成成分D1と結合剤Cまたは結合剤の構成成分C1との混合物が本来の混合物に添加される前に、添加剤の構成成分D1は、結合剤Cまたは結合剤の構成成分C1に添加されうる。
好ましくは、最初に、発泡されたプラスチック粒子Bがリグノセルロース粒子Aに添加され、その後に、この混合物に結合剤Cまたは2つ以上の結合剤の構成成分であるC1、C2等々が添加される。2つ以上の結合剤の構成成分を使用する場合には、これらの結合剤の構成成分は、有利に互いに別々に添加される。添加剤Dは、有利に部分的に結合剤Cまたは結合剤の構成成分(=複数の構成成分、例えば前記構成材料の群からの複数の物質または化合物)と混合されかつ次に添加される。
前記被覆層のために、前記リグノセルロース含有粒子またはリグノセルロース含有繊維Eは、構成材料であるFおよびGと混合されるかまたはこれらの構成材料の中に含まれている、構成材料の構成成分(=複数の構成成分、例えば構成材料の群からの複数の物質または化合物)と任意の順序で混合されうる。前記の2つの被覆層のために、同じ混合物または2つの異なる混合物が使用されてよく、好ましくは、同じ混合物が使用されうる。
前記構成材料が複数の構成材料の構成成分からなる場合には、前記構成成分は、混合物として添加されうるかまたは互いに別々に添加されうる。その際に、前記の構成材料の構成成分は、そのまま順次に添加されうるか、またはそのまま相次いでではなく異なる時点で添加されてもよい。添加剤Gは、有利に部分的に結合剤Fまたは結合剤の構成成分と混合されかつ次に添加される。
こうして得られた、A、B、C、Dからなる混合物およびE、F、Gからなる混合物は、重ね合わされ、パルプ、天然繊維、合成繊維またはこれらの混合物が中間層内に導入され、通常の方法により、高められた温度で圧縮されてリグノセルロース含有成形体とされる。
この目的のために、支持体上には、最初に、E、F、Gからなる混合物の半分が散布される。引続き、その上に、A、B、C、Dからなる混合物の一部分が積層され、かつ前記のパルプ、天然繊維または合成繊維が前記混合物中に軽く圧入される。その際に、前記のパルプ、天然繊維または合成繊維は、1〜2cmの間隔で互いに平行に配置されるか、重なり合って配置されて格子とされるか、螺旋形に配置されるか、または不規則に配置され、有利には、1〜2cmの間隔で平行に配置されるかまたは重なり合って配置されて格子とされ、特に有利には重なり合って配置されて格子とされる。さらに、残りのA、B、C、Dからなる混合物、その後にE、F、Gからなる混合物がさらに積層される(“サンドイッチ構造”)。
こうして製造されたマットは、通常、80〜300℃、有利に120〜280℃、特に有利に150〜250℃の温度で、および1〜50バール、有利に3〜40バール、特に有利に5〜30バールの圧力で圧縮されて成形体とされる。好ましい実施態様において、前記マットは、この熱間圧縮前に冷間予備圧縮される。前記圧縮は、当業者に公知の全ての方法により行なうことができる(例えば、“Taschenbuch der Spanplatten Technik”H.−J.Deppe,K.Ernst,第4版,2000,DRW−Verlag Weinbrenner,Leinfelden Echterdingen,第232〜254頁、および“MDF−Mitteldichte Faserplatten”H.−J.Deppe,K.Ernst,1996,DRW−Verlag Weinbrenner,Leinfelden−Echterdingen,第93〜104頁参照のこと)。その際に、例えば一段プレスまたは多段プレスでの非連続的プレス方法が使用されるか、または例えば二重ベルトプレスでの連続的プレス法が使用される。
本発明によるリグノセルロース材料は、たいてい、300〜600kg/m3、有利に350〜590kg/m3、特に有利に400〜570kg/m3、殊に450〜550kg/m3の平均密度を有する。
前記構成材料Aのリグノセルロース粒子は、前記心材のリグノセルロース含有材料中に30〜98質量%、有利に50〜95質量%、特に有利に70〜90質量%の量で存在し、前記リグノセルロース粒子の原料は、全ての任意の木材種またはこれらの混合物、例えばトウヒ材、ブナ材、マツ材、カラマツ材、ボダイ樹、ポプラ材、トネリコ材、クリの木、モミ材またはこれらの混合物、有利にトウヒ材、ブナ材またはこれらの混合物、殊にトウヒ材であり、かつ例えば木質部分、例えば木質層、ウッドストリップ、ウッドチップ、木質繊維、木材粉またはこれらの混合物、有利にウッドチップ、木質繊維、木材粉およびこれらの混合物、特に有利にウッドチップ、木質繊維またはこれらの混合物であることができ、例えばこれらは、チップボード、MDF(Mitteldichtefaser)ボードおよびHDF(Hochdichtefaser)ボードの製造に使用される。前記リグノセルロース粒子は、木本植物、例えば亜麻、麻、穀類または別の一年生植物に由来してもよく、好ましくは、亜麻結束繊維もしくは麻結束繊維またはこれらの混合物、特に有利に亜麻繊維もしくは麻繊維またはこれらの混合物に由来してもよく、例えばこれらは、MDFボードおよびHDFボードの製造に使用されうる。
リグノセルロース粒子のための出発材料は、通常、間伐材、産業用廃材および使用済み木材ならびに木本植物である。望ましいリグノセルロース含有粒子、例えば木材粒子への処理は、自体公知の方法により行なうことができる(例えば、M.Dunky,P.Niemz,Holzwerkstoffe und Leime,第91〜156頁,Springer Verlag Heidelberg,2002)。
木材のチッピング後に、チップは乾燥される。その後に、任意に粗大部分および微細部分は、除去される。残留するチップは、空気流中での篩別または分級によって分類される。より粗大な材料は、中間層(構成材料A)に使用され、より微細な材料は、被覆層(構成材料E)に使用される。
構成材料Eのリグノセルロース含有繊維は、被覆層のリグノセルロース含有材料中に70〜99質量%、有利に75〜97質量%、特に有利に80〜95質量%の量で存在する。原料として、構成材料Aに記載された、全ての木材種の木材または木本植物が使用されうる。機械的粉砕後に、繊維は、例えば熱水前処理後の微粉砕プロセスによって製造されうる。離解(Zerfaserung)方法は、例えばDunky,Niemz,Holzwerkstoffe und Leime,Technologie und Einflussfaktoren,Springer,2002,第135〜148頁、から公知である。
発泡されたプラスチック粒子(構成材料B)として、10〜150kg/m3、有利に30〜130kg/m3、特に有利に35〜110kg/m3、殊に40〜100kg/m3の嵩密度を有する、発泡されたプラスチック粒子、有利に発泡された熱可塑性プラスチック粒子が適している(ばら材料で充填され規定された容量を秤量することによって算出した)。
発泡されたプラスチック粒子Bは、たいてい、0.01〜50mm、有利に0.25〜10mm、特に有利に0.4〜8.5mmの平均直径を有する球体またはパールの形で使用される。好ましい実施態様において、前記球体は、例えば球状粒子または楕円形粒子の形で、単位容量当たり小さな表面積を有し、および好ましくは、独立気泡性である。DIN−ISO 4590による連続気泡率は、たいてい、30%以下、すなわち0〜30%、有利に1〜25%、特に有利に5〜15%である。
発泡性プラスチック粒子または発泡されたプラスチック粒子の基礎となる適当なポリマーは、たいてい、発泡されうる、全ての公知のポリマーまたはその混合物、とりわけ熱可塑性ポリマーまたはその混合物である。好適なこの種のポリマーは、例えばポリケトン、ポリスルホン、ポリオキシメチレン、PVC(硬質および軟質)、ポリカーボネート、ポリイソシアヌレート、ポリカルボジイミド、ポリアクリルイミドおよびポリメタクリルイミド、ポリアミド、ポリウレタン、アミノプラスト樹脂およびフェノール樹脂、スチレンホモポリマー(以下、“ポリスチレン”または“スチレンポリマー”とも呼称される)、スチレンコポリマー、C2〜C10オレフィンホモポリマー、C2〜C10オレフィンコモノマーおよびポリエステルである。好ましくは、記載されたオレフィンポリマーの製造のために、1−アルケン、例えばエチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテンが使用される。
さらに、前記ポリマー、とりわけ熱可塑性樹脂には、発泡性プラスチック粒子B)または発泡されたプラスチック粒子B)の基礎となる通常の添加剤、例えばUV安定剤、酸化防止剤、被覆剤、疎水化剤、核形成剤、可塑剤、難燃剤、可溶性および不溶性の無機染料および/または有機染料、顔料、および熱線吸収性粒子、例えばカーボンブラック、黒鉛またはアルミニウム粉末が、一緒に、または空間的に別々に、添加剤として添加されうる。
構成材料Bは、通常、次のように得ることができる:
適当なポリマーは、発泡能を有する媒体(“発泡剤”とも呼称される)を用いて、または発泡能を有する媒体を含んで、マイクロ波エネルギー、熱エネルギー、熱風、特に蒸気、および/または圧力変化の作用によって発泡され(expandiert)(しばしば、“aufgeschaeumt”(発泡され)とも呼称される)(Kunststoff Handbuch 1996,第4巻,“Polystyrol”,Hanser 1996,第640〜673頁または米国特許第5112875号明細書)うる。その際に、たいてい発泡剤は、発泡し、粒子は大きさを増し、および気泡構造が生じる。この発泡は、通常の発泡装置、しばしば“予備発泡機”とも呼称される、中で実施されうる。この種の予備発泡機は、永続的に据え付けられうるか、そうでなければ可搬式であってよい。発泡は、一段階または数段階で実施されうる。たいてい、一段階法の場合には、発泡性プラスチック粒子は、ただちに望ましい最終寸法に発泡される。たいてい、多段階法の場合には、発泡性プラスチック粒子は、最初に中間寸法に発泡され、次に1つ以上のさらなる段階において、相応する多数の中間寸法を経て望ましい最終寸法に発泡される。上記の圧縮されたプラスチック粒子、ここでは、“発泡性プラスチック粒子”とも呼称される、は、発泡されたプラスチック粒子とは異なり、たいてい気泡構造を含まない。発泡されたプラスチック粒子は、たいてい、プラスチックおよび発泡剤の全質量に対して、なお0〜5質量%、有利に0.5〜4質量%、特に有利に1〜3質量%の微少含量の発泡剤だけを有する。こうして得られた発泡されたプラスチック粒子は、中間貯蔵されうるかまたはさらなる中間工程なしに、本発明による構成材料Bの製造にさらに使用されうる。
発泡性プラスチック粒子の発泡のために、当業者に公知の全ての発泡剤、例えば脂肪族C3〜C10炭化水素、例えばプロパン、n−ブタン、イソブタン、n−ペンタン、イソペンタン、ネオペンタン、シクロペンタンおよび/またはヘキサンおよびこれらの異性体、アルコール、ケトン、エステル、エーテルまたはハロゲン化炭化水素、有利にn−ペンタン、イソペンタン、ネオペンタンおよびシクロペンタン、特に有利にn−ペンタンとイソペンタンとからなる市販のペンタン異性体混合物が使用されうる。発泡性プラスチック粒子中の発泡剤の含量は、一般に、そのつど発泡剤含有の発泡性プラスチック粒子に対して、0.01〜7質量%、特に0.01〜4質量%、特に有利に0.1〜4質量%の範囲内にある。
好ましい実施態様において、スチレンホモポリマー(本明細書中で、簡単に“ポリスチレン”とも呼称される)、スチレンコポリマーまたはこれらの混合物は、構成材料B中の唯一のプラスチックとして使用される。
この種のポリスチレンおよび/またはスチレンコポリマーは、当業者に公知の全ての重合法により製造されうる。例えば、Ullmann’s Encyclopedia,第6版,2000 Electronic Release oder Kunststoff−Handbuch 1996,第4巻“Polystyrol”,第567〜598頁を参照のこと。
発泡性ポリスチレンおよび/または発泡性スチレンコポリマーは、たいてい、自体公知の方法で、懸濁重合によって製造されるかまたは押出法を用いて製造される。
前記心材の全乾燥質量に対して、発泡性プラスチック粒子Bの全体量は、たいてい、0〜25質量%、有利に1〜25質量%、特に有利に3〜20質量%、殊に5〜15質量%の範囲内にある。
前記心材の全質量に対して、結合剤Cの全体量は、1〜50質量%、特に2〜15質量%、特に有利に3〜10質量%の範囲内にある。
単数または複数の被覆剤の全乾燥質量に対して、結合剤Fの全体量は、1〜30質量%、特に2〜20質量%、特に有利に3〜15質量%の範囲内にある。
構成材料Cまたは構成材料Fの結合剤は、アミノプラスト樹脂、フェノールホルムアルデヒド樹脂および少なくとも2個のイソシアネート基を有する有機イソシアネートからなる群から選択されてよく、その際に、構成材料CまたはFの同じかまたは異なる結合剤または結合剤混合物が使用され、有利には、同じ結合剤または結合剤混合物が使用され、特に有利に双方の場合には、アミノプラストが使用される。質量の記載は、アミノプラストまたはフェノールホルムアルデヒド樹脂の場合に相応する構成材料の固体含量に関連し(Guenter Zeppenfeld,Dirk Grunwald,Klebstoffe in der Holz− und Moebelindustrie,第2版,DRW−Verlag,第268頁に従って、120℃で2時間以内に水の蒸発によって測定した)、およびイソシアネート、殊にPMDI(ポリマーのジフェニルメタンジイソシアネート)、イソシアネート構成材料それ自体、すなわち例えば溶剤または乳化媒体なしのイソシアネート構成材料に関連する。
アミノプラスト樹脂として、当業者に公知の、特に木質材料の製造に公知の全てのアミノプラスト樹脂が使用されうる。この種の樹脂およびその製造は、例えばUllmanns Enzyklopaedie der technischen Chemie,4,改訂増補版,Verlag Chemie,1973,第403〜424“Aminoplaste”およびUllmann’s Encyclopedia of Industrial Chemistry,第A2巻,VCH Verlagsgesellschaft,1985,第115〜141頁,“Amino Resins”ならびにM.Dunky,P.Niemz,Holzwerkstoffe und Leime,Springer 2002,第251〜259頁(UF樹脂)および第303〜313頁(微少量のメラミンを有する、MUFおよびUF)中に記載されている。前記アミノプラスト樹脂は、たいてい、少なくとも1個の、任意に部分的に有機基で置換された、アミノ基またはカルバミド基(このカルバミド基は、カルボキサミド基とも呼称される)、有利にカルバミド基を有する化合物、有利に尿素またはメラミンとアルデヒド、特にホルムアルデヒドとからの重縮合生成物である。好ましい重縮合生成物は、尿素ホルムアルデヒド樹脂(UF樹脂)、メラミンホルムアルデヒド樹脂(MF樹脂)またはメラミン含有尿素ホルムアルデヒド樹脂(MUF樹脂)、特に有利に尿素ホルムアルデヒド樹脂、例えばBASF SE社のKaurit(登録商標)Leimタイプである。
アルデヒド対任意に部分的に有機基で置換されたアミノ基またはカルバミド基のモル比が0.3:1〜1:1、有利に0.3:1〜0.6:1、特に有利に0.3:1〜0.55:1、殊に有利に0.3:1〜0.5:1の範囲内にある重縮合生成物は、特に好ましい。アミノプラストをイソシアネートと組み合わせて使用する場合には、アルデヒド対任意に部分的に有機基で置換されたアミノ基またはカルバミド基のモル比は、0.3:1〜1:1、有利に0.3:1〜0.6:1、特に有利に0.3:1〜0.45:1、殊に有利に0.3:1〜0.4:1の範囲内にある。
フェノールホルムアルデヒド樹脂(PF樹脂とも呼称される)は、例えばKunststoff−Handbuch,第2版,Hanser 1988,第10巻“Duroplaste”,第12〜40頁から公知である。
記載されたアミノプラスト樹脂は、通常、液状の形で、たいてい、通常25〜90質量%、特に50〜70質量%の溶液で、特に水溶液で使用されるが、しかし、固体として使用されてもよい。
液状の水性アミノプラスト樹脂の固体含量は、Guenter Zeppenfeld,Dirk Grunwald,Klebstoffe in der Holz− und Moebelindustrie,第2版,DRW−Verlag,第268頁に従って測定されうる。
結合剤Cの構成成分および結合剤Fの構成成分は、単独で使用されてよく、すなわち例えばアミノプラスト樹脂または有機イソシアネートまたはPF樹脂は、結合剤Cまたは結合剤Fの唯一の構成成分として使用されてよい。しかし、結合剤Cの樹脂構成成分および結合剤Fの樹脂構成成分は、結合剤Cの1つ以上の構成成分の組み合わせおよび/または結合剤Fの1つ以上の構成成分の組み合わせとして使用されてよく、とりわけこれらの組合せは、アミノプラスト樹脂および/またはフェノールホルムアルデヒド樹脂を含む。
好ましい実施態様において、結合剤Cとして、アミノプラストとイソシアネートとからなる組合せが使用されうる。この場合、結合剤C中のアミノプラスト樹脂の全体量は、前記心材の全乾燥質量に対して、1〜45質量%、特に4〜14質量%、特に有利に6〜9質量%の範囲内にある。有機イソシアネート、特に2〜10個、特に2〜8個のモノマー単位およびモノマー単位1個当たり平均で少なくとも1個のイソシアネート基を有する、オリゴマーのイソシアネート、特に有利にPMDIの全体量は、前記心材の全乾燥質量に対して、0.05〜5質量%、特に0.1〜3.5質量%、特に有利に0.5〜1.5質量%の範囲内にある。
構成材料であるDおよびGは、そのつど互いに独立して、異なるかまたは同じ、有利に同じ、当業者に公知の硬化剤またはその混合物を含有することができる。硬化剤は、通常、結合剤であるCまたはFがアミノプラストまたはフェノールホルムアルデヒド樹脂を含有する場合に使用される。好ましくは、前記硬化剤は、結合剤であるCまたはFに、例えばアミノプラスト樹脂またはフェノールホルムアルデヒド樹脂の全体量に対して、0.01〜10質量%、有利に0.05〜5質量%、特に有利に0.1〜3質量%の範囲内で添加される。
本明細書中で、アミノプラスト樹脂構成材料またはフェノールホルムアルデヒド樹脂構成材料のための硬化剤とは、アミノプラスト樹脂またはフェノールホルムアルデヒド樹脂の重縮合を生じさせるかまたは促進する、それぞれの分子量の全ての化合物であると解釈することができる。アミノプラスト樹脂またはフェノールホルムアルデヒド樹脂のための硬化剤の好適な群は、有機酸、無機酸、有機酸の酸性塩および無機酸の酸性塩、例えば有機アミンのアンモニウム塩または酸性塩である。当然、前記群の構成材料は、混合物で使用されてもよい。例は、硫酸アンモニウムもしくは硝酸アンモニウムまたは無機酸もしくは有機酸、例えば硫酸、ギ酸または酸基を発生する物質、例えば塩化アンモニウム、硫酸アンモニウムまたはこれらの混合物である。アミノプラスト樹脂またはフェノールホルムアルデヒド樹脂のための硬化剤の好ましい群は、無機酸または有機酸、例えば硝酸、硫酸、ギ酸、酢酸および酸基を有するポリマー、例えばアクリル酸またはメタクリル酸またはマレイン酸のホモポリマーまたはコポリマーである。
フェノールホルムアルデヒド樹脂は、アルカリ性で硬化されていてもよい。好ましくは、炭酸塩または水酸化物、例えば炭酸カリウムおよび水酸化ナトリウムが使用される。
アミノプラスト樹脂のための硬化剤のさらなる例は、M.Dunky,P.Niemz,Holzwerkstoffe und Leime,Springer 2002,第265〜269頁から公知であり、およびフェノールホルムアルデヒド樹脂のための硬化剤のさらなる例は、M.Dunky,P.Niemz,Holzwerkstoffe und Leime,Springer 2002,第341〜352頁から公知である。
本発明によるリグノセルロース材料は、構成材料Dまたは構成材料Gとしてのさらなる市販の、当業者に公知の添加剤、互いに独立して、同じかまたは異なる、有利に同じ添加剤、例えば疎水化剤、例えばパラフィン乳濁液、抗真菌剤、ホルムアルデヒド捕捉剤、例えば尿素またはポリアミン、および難燃剤を、0〜10質量%、有利に0.5〜5質量%、特に有利に1〜3質量%の量で含有することができる。
本発明によるリグノセルロース材料の厚さは、使用分野で変動し、かつたいてい、0.5〜100mmの範囲内、特に10〜40mmの範囲内、殊に15〜20mmの範囲内にある。
リグノセルロース材料、例えば木質材料は、安価な、資源を保護する、ソリッドウッド(Massivholz)に対する他の選択可能な材料であり、かつ殊に家具製作において、ラミネートフローリングの際に、および建築材料として、重要な意味をもつ。出発材料として、通常、異なる厚さの木材粒子、例えばさまざまな木材からのウッドチップまたは木材繊維が利用される。当該木材粒子は、通常、天然結合剤および/または合成結合剤とともに、任意にさらなる添加剤を添加しながら、圧縮されて板状またはストランド状の木質材料とされる。
次の理由から著しく重要な軽量木質材料
軽量木質材料は、例えば家具の荷造り、輸送、荷ほどきまたは組立の際に、最終顧客による製品のより簡単な取り扱い性をもたらす。軽量木質材料は、より少ない輸送費および梱包費用をもたらし、さらに、軽量木質材料の製造の際に材料費が節約されうる。軽量木質材料は、例えば輸送手段に使用する際に、この輸送手段のより僅かなエネルギー消費量をもたらしうる。さらに、軽量木質材料を使用して、例えば台所での材料費の掛かる装飾部分、より厚手の天板および側面板は、安価に製造されうる。
例えば、浴室用家具範囲内もしくは台所用家具範囲内における、またはインテリアアウトフィティングにおける数多くの用途には、改善された機械的性質、例えば改善された曲げ強さを有する、軽量かつ経済的なリグノセルロース含有材料が求められる。さらに、この種の材料は、良好な性質を有する、被覆、例えば塗膜を施しうるために、できるだけ良好な表面品質を有するべきである。

板の製造
混合物(A、B、C、D)、(E、F、G)の製造ならびに含浸されたパルプまたは天然繊維/合成繊維の製造
接着剤として、尿素ホルムアルデヒド接着剤(BASF SEのKaurit(登録商標)Leim 347)を使用した。固体含量をそのつど水で67質量%に調節した。詳細は、表から確認することができる。
A、B、C、Dの混合物の製造:
ミキサー中で、チップ330g(構成材料A)と発泡されたポリマー33g(構成材料B)とを表に従って混合した。引続き、Kaurit(登録商標)Leim 347 100部および52%の硝酸アンモニウム水溶液4部、尿素1.3部および60%の水性パラフィン分散液0.8部からなる接着剤溶液62.7gを施した。
E、F、Gの混合物の製造:
さらに、ミキサー中で、チップまたは繊維179.6g(構成材料E)を、表に従って、Kaurit(登録商標)Leim 347 100部および52%の硝酸アンモニウム水溶液1部、尿素0.5部、60%の水性パラフィン分散液0.5部および水40部からなる接着剤溶液30.4gとともに施した。
含浸された紙ストリップの製造
市販の紙(200g/m2)を1.3×30cmの長さのストリップに切断し、および含浸浴中で、Kauramin(登録商標)Traenkharz(含浸樹脂) 783 100部、水7.1部、Kauropal(登録商標) 930 0.35部およびHaerter(硬化剤)529 0.3部からなるメラミンホルムアルデヒド含浸樹脂で2回含浸し、2個のブレードに通して引き出し、かつ乾燥させた。
接着剤で処理されたチップの圧縮
接着剤で処理されたチップを30×30cmの型内に次のように詰めた:
最初に、混合物(E、F、G)の半分を型内に散布した。引続き、その上に、混合物(A、B、C、D)の15〜50%で積層した。さらに、前記チップのケーキ中に、強化成分(紙、コード、ロープ;表を参照のこと)を表中に記載された幾何学的形状で圧入し、かつその上に、混合物(A、B、C、D)の残分を散布した。最後に、混合物(E、F、G)の第2の半分をその上に積層し、かつ冷間予備圧縮した。引続き、熱圧プレス機中でプレスした(プレス温度210℃、プレス時間120秒)。板の目標厚さは、そのつど16mmであった。
軽量木質材料の試験
密度:
この密度は、製造後24時間経ってから測定された。そのために、同じ湿分含量の際に試験体の質量対容積の比を測定した。正方形の試験体は、0.1mmの精度で50mmの一辺の長さを有していた。前記試験体の厚さは、当該試験体の中心部で0.05mmの精度で測定された。前記試験体の質量を測定するはかりは、0.01gの精度を有していた。試験体の総密度ρ(kg/m3)を次の式により算出した:
ρ=m/(b1×b2×d)×106
上記式中、
mは、グラムでの、試験体の質量であり、
1、b2およびdは、ミリメートルでの、試験体の幅および厚さである。
この実施の正確な説明は、例えばDIN EN 323から確認することができる。
横引張強さ:
この横引張強さは、板の平面に対して垂直に測定される。そのために、試験体を、均一に分布された引張力で、破壊するまで負荷した。正方形の試験体は、1mmの精度で50mmの一辺の長さおよび正確に90°の角度を有していた。さらに、前記辺は、清潔で真っ直ぐであった。前記試験体を適当な接着剤、例えばエポキシ樹脂により、くびきと接着させ、かつ空調キャビネット中で20℃および65%の空気湿度で少なくとも24時間乾燥させた。さらに、こうして準備された試験体を、試験機中に両側で軸結合により自己整合的に圧締めし、引き続き一定の速度で破壊するまで負荷し、かつそのために必要とされる力を測定した。横引張強さft(N/mm2)を次の式により算出した:
t=Fmax/(a×b)
上記式中、
maxは、ニュートンでの破壊力であり、
a、bは、ミリメートルでの試験体の長さおよび幅である。
この実施の正確な説明は、例えばDIN EN 319から確認することができる。
曲げ強さ
この曲げ強さは、二点の上に載っている試験体の中心部に荷重をもたらすことによって測定された。この試験体は、50mmの幅および20倍の名目厚さおよび50mm、しかし最大1050mmおよび最小150mmの長さを有していた。次に、この試験体を、二つの支点の間の距離が試験体の厚さの二十倍に相当する二つの支点上に平らに置き、引き続き二つの支点間の中央部に、破壊されるまで力を負荷し、かつこの力を測定した。曲げ強さfm(N/mm2)を次の式に従って算出した:
m = (3×Fmax×l)/(2×b×t2
上記式中、
maxは、ニュートンでの破壊力であり、
lは、ミリメートルでの支点の中心間の距離であり、
bは、ミリメートルでの試験体の幅であり、
tは、ミリメートルでの試験体の厚さである。
この実施の正確な説明は、例えばDIN EN 310から確認することができる。
ネジ引抜抵抗
ネジ引抜抵抗は、ネジを軸と平行に試験体から引き抜くのに必要とされる力を測定することによって測定された。正方形の試験体は、1mmの精度で75mmの一辺の長さを有していた。最初に、案内孔、直径2.7mm(±0.1mm)、深さ19(±1mm)、を試験体の表面に対して垂直に表面の中心点に穿孔した。引続き、試験のために、名目寸法4.2mm×38mm、ISO 1478によるST 4.2 ネジ山および1.4mmのネジ山のピッチを有する鋼製ネジを試験体中に挿入し、その結果、ネジ全体の15mm(±0.5mm)が挿入された。試験体を金属フレーム内に固定し、スターラップを介して、ネジ頭部の下側に力を印加し、かつネジが引く抜かれる最大力を測定した。
この実施の正確な説明は、DIN EN 320から確認することができる。
前記試験の結果は、表中にまとめられている。
量の記載は、常に乾燥物質に対するものである。質量部を記載する場合、乾燥木材、または乾燥木材と充填剤との総和は100部に設定された。質量%を記載する場合、軽量木質材料の全乾燥成分の総和は、100%である。
強化構成材料の添加なしの表中の試験は、比較のために利用されかつWO−A−2011/018373に従って実施された。
Figure 0006272845
Figure 0006272845

Claims (15)

  1. 1つの心材と2つの被覆層とを有し、前記心材中に
    A)リグノセルロース粒子を30〜98質量%、
    B)10〜150kg/m 3 の範囲内の嵩密度を有する発泡されたプラスチック粒子を1〜25質量%および
    C)アミノプラスト樹脂、フェノールホルムアルデヒド樹脂および少なくとも2個のイソシアネート基を有する有機イソシアネートからなる群から選択された1つ以上の結合剤を1〜50質量%
    含有し、かつ、前記被覆層中に
    E)リグノセルロース含有粒子、リグノセルロース含有繊維またはこれらの混合物を70〜99質量%および
    F)アミノプラスト樹脂、フェノールホルムアルデヒド樹脂および少なくとも2個のイソシアネート基を有する有機イソシアネートからなる群から選択された1つ以上の結合剤を1〜30質量%
    含有するリグノセルロース含有材料であって、
    前記リグノセルロース粒子A)の2〜30%が、アミノプラスト樹脂、フェノールホルムアルデヒド樹脂、少なくとも2個のイソシアネート基を有する有機イソシアネートまたはこれらの混合物を用いて噴霧処理されたかまたは含浸処理されたパルプ、天然繊維、合成繊維またはこれらの混合物によって置き換えられている、前記の1つの心材と2つの被覆層とを有するリグノセルロース含有材料。
  2. リグノセルロース粒子A)の3〜20%が、上記処理されたパルプ、天然繊維、合成繊維またはこれらの混合物によって置き換えられていることを特徴とする、請求項1記載の1つの心材と2つの被覆層とを有するリグノセルロース含有材料。
  3. リグノセルロース粒子A)の4〜15%が、上記処理されたパルプ、天然繊維、合成繊維またはこれらの混合物によって置き換えられていることを特徴とする、請求項1または2記載の1つの心材と2つの被覆層とを有するリグノセルロース含有材料。
  4. パルプとして、圧縮されかつ乾燥されたセルロース繊維が使用されることを特徴とする、請求項1からまでのいずれか1項に記載の1つの心材と2つの被覆層とを有するリグノセルロース含有材料。
  5. パルプとして、紙、板紙、厚紙またはこれらの混合物が使用されることを特徴とする、請求項1からまでのいずれか1項に記載の1つの心材と2つの被覆層とを有するリグノセルロース含有材料。
  6. パルプとして、紙、板紙またはこれらの混合物が使用されることを特徴とする、請求項1からまでのいずれか1項に記載の1つの心材と2つの被覆層とを有するリグノセルロース含有材料。
  7. 天然繊維として植物繊維が使用されることを特徴とする、請求項1からまでのいずれか1項に記載の1つの心材と2つの被覆層とを有するリグノセルロース含有材料。
  8. 天然繊維として、種子繊維、靱皮繊維、葉繊維、実繊維、動物起源の繊維またはこれらの混合物が使用されることを特徴とする、請求項1からまでのいずれか1項に記載の1つの心材と2つの被覆層とを有するリグノセルロース含有材料。
  9. 合成繊維として適している、合成ポリマーからなる繊維が使用されることを特徴とする、請求項1からまでのいずれか1項に記載の1つの心材と2つの被覆層とを有するリグノセルロース含有材料。
  10. 請求項1からまでのいずれか1項に記載のリグノセルロース含有材料を製造する方法において、中間層としての心材のための前記構成材料A〜Cと前記被覆層のための前記構成材料EおよびFを互いに別々に混合し、得られた混合物を重ね合わせて積層し、アミノプラスト樹脂、フェノールホルムアルデヒド樹脂、少なくとも2個のイソシアネート基を有する有機イソシアネートまたはこれらの混合物を用いて噴霧処理されたかまたは含浸処理されたパルプ、天然繊維、合成繊維またはこれらの混合物を中間層内に導入し、かつ80〜300℃の温度および1〜50バールの圧力で圧縮して成形体とすることを特徴とする、前記方法。
  11. 請求項1からまでのいずれか1項に記載のリグノセルロース含有材料を製造する方法において、中間層としての心材のための前記構成材料A〜Cと前記被覆層のための前記構成材料EおよびFを互いに別々に混合し、得られた混合物を重ね合わせて積層し、アミノプラスト樹脂、フェノールホルムアルデヒド樹脂、少なくとも2個のイソシアネート基を有する有機イソシアネートまたはこれらの混合物を用いて噴霧処理されたかまたは含浸処理されたパルプ、天然繊維、合成繊維またはこれらの混合物を中間層内に導入し、かつ120〜280℃の温度および1〜50バールの圧力で圧縮して成形体とすることを特徴とする、前記方法。
  12. 請求項1からまでのいずれか1項に記載のリグノセルロース含有材料を製造する方法において、中間層としての心材のための前記構成材料A〜Cと前記被覆層のための前記構成材料EおよびFを互いに別々に混合し、得られた混合物を重ね合わせて積層し、アミノプラスト樹脂、フェノールホルムアルデヒド樹脂、少なくとも2個のイソシアネート基を有する有機イソシアネートまたはこれらの混合物を用いて噴霧処理されたかまたは含浸処理されたパルプ、天然繊維、合成繊維またはこれらの混合物を中間層内に導入し、かつ80〜300℃の温度および3〜40バールの圧力で圧縮して成形体とすることを特徴とする、前記方法。
  13. 請求項1からまでのいずれか1項に記載のリグノセルロース含有材料を製造する方法において、中間層としての心材のための前記構成材料A〜Cと前記被覆層のための前記構成材料EおよびFを互いに別々に混合し、得られた混合物を重ね合わせて積層し、アミノプラスト樹脂、フェノールホルムアルデヒド樹脂、少なくとも2個のイソシアネート基を有する有機イソシアネートまたはこれらの混合物を用いて噴霧処理されたかまたは含浸処理されたパルプ、天然繊維、合成繊維またはこれらの混合物を中間層内に導入し、かつ120〜280℃の温度および3〜40バールの圧力で圧縮して成形体とすることを特徴とする、前記方法。
  14. 築分野における物品を製造するための、請求項1からまでのいずれか1項に記載のリグノセルロース含有材料の使用。
  15. 家具および家具部品の製造のための、包装材料の製造のための、住宅建築における、または住宅内装用建材における、請求項1からまでのいずれか1項に記載のリグノセルロース含有材料の使用。
JP2015519037A 2012-07-02 2013-06-25 1つの心材と2つの被覆層とを有し、前記心材中に、処理されたパルプ、処理された天然繊維、合成繊維またはこれらの混合物を有する、リグノセルロース含有材料からなる多層の軽量木質材料 Active JP6272845B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP12174637 2012-07-02
EP12174637.4 2012-07-02
PCT/EP2013/063197 WO2014005877A1 (de) 2012-07-02 2013-06-25 Mehrschichtige leichte holzwerkstoffe aus lignocellulosehaltigen werkstoffen mit einem kern und zwei deckschichten mit behandeltem zellstoff, behandelten naturfasern, synthethische fasern oder deren mischungen im kern

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015527224A JP2015527224A (ja) 2015-09-17
JP6272845B2 true JP6272845B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=48699025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015519037A Active JP6272845B2 (ja) 2012-07-02 2013-06-25 1つの心材と2つの被覆層とを有し、前記心材中に、処理されたパルプ、処理された天然繊維、合成繊維またはこれらの混合物を有する、リグノセルロース含有材料からなる多層の軽量木質材料

Country Status (15)

Country Link
EP (1) EP2867021B1 (ja)
JP (1) JP6272845B2 (ja)
KR (1) KR20150036297A (ja)
CN (1) CN104411491B (ja)
AR (1) AR091650A1 (ja)
AU (1) AU2013286102B2 (ja)
BR (1) BR112014029717A2 (ja)
CA (1) CA2875209A1 (ja)
EA (1) EA201590101A1 (ja)
ES (1) ES2590879T3 (ja)
NZ (1) NZ702366A (ja)
PL (1) PL2867021T3 (ja)
PT (1) PT2867021T (ja)
WO (1) WO2014005877A1 (ja)
ZA (1) ZA201500696B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3122524B1 (de) * 2014-03-28 2018-01-10 Basf Se Lignocellulosewerkstoffwerkstoffe, die mit polymerpartikeln, enthaltend fluoreszenzfarbstoff, markiert sind
EP2946919A1 (de) * 2014-05-19 2015-11-25 Basf Se Mehrschichtige lignocellulosewerkstoffe mit innenliegender dampfsperre
WO2016156226A1 (de) 2015-03-27 2016-10-06 Basf Se Verfahren zur herstellung von lignocellulosewerkstoffen
US20180071945A1 (en) * 2015-03-27 2018-03-15 Basf Se Method for producing single- or multi-layer lignocellulose materials using trialkyl phosphate
KR102594758B1 (ko) * 2015-07-14 2023-10-30 바스프 에스이 코팅된 코어 물질을 기재로 하는 필라멘트
US10661473B2 (en) 2016-03-18 2020-05-26 Centroplexus Innovations Inc. Integral composite shuttering panel and monolithic wall building system
JP7171551B2 (ja) * 2016-09-23 2022-11-15 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア リグノセルロース素材の製造方法
SE543464C2 (en) * 2017-07-19 2021-02-23 Ikea Supply Ag Wood particle board
CN114290471B (zh) * 2021-11-17 2023-04-07 濮阳绿宇新材料科技股份有限公司 一种轻质蜜胺级阻燃泡沫木屑板及其制备方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0355202A (ja) * 1989-07-25 1991-03-11 Manatsuku Kk パーティクルボード
US5112875A (en) 1990-11-26 1992-05-12 Basf Corporation Polystyrene having high degree of expandability, and formulation having a highly-expandable polymer therein
DE19852067C2 (de) * 1998-11-11 2000-10-19 Fraunhofer Ges Forschung Faserverstärkter Werkstoff
EP2042560A1 (de) * 2007-09-19 2009-04-01 Basf Se Leichte Holzwerkstoffe mit guten mechanischen Eigenschaften und geringer Formaldehyd-Emission
CA2770059A1 (en) 2009-08-13 2011-02-17 Basf Se Light lignocellulose materials having good mechanical properties
CN102471587A (zh) * 2009-08-13 2012-05-23 巴斯夫欧洲公司 具有良好机械性能的轻质木质纤维素材料
DE102009060531A1 (de) 2009-12-23 2011-06-30 Fritz Egger Gmbh & Co. Og Leichtbauplatte und Verfahren zu deren Herstellung
US8623501B2 (en) * 2010-03-04 2014-01-07 Basf Se Lignocellulose materials having good mechanical properties
EP2542625A4 (en) * 2010-03-04 2013-10-23 Basf Se Lignocellulosic materials with good mechanical properties
DE102011076873A1 (de) * 2011-06-01 2012-12-06 Thermoplast Composite Gmbh Tragstruktur sowie Bauelement mit einer derartigen Tragstruktur

Also Published As

Publication number Publication date
ZA201500696B (en) 2016-12-21
PT2867021T (pt) 2016-07-14
NZ702366A (en) 2016-05-27
CA2875209A1 (en) 2014-01-09
BR112014029717A2 (pt) 2017-06-27
JP2015527224A (ja) 2015-09-17
WO2014005877A1 (de) 2014-01-09
AR091650A1 (es) 2015-02-18
EA201590101A1 (ru) 2015-04-30
EP2867021B1 (de) 2016-06-08
CN104411491B (zh) 2017-03-08
CN104411491A (zh) 2015-03-11
PL2867021T3 (pl) 2016-12-30
ES2590879T3 (es) 2016-11-23
AU2013286102B2 (en) 2016-05-26
KR20150036297A (ko) 2015-04-07
AU2013286102A1 (en) 2015-01-22
EP2867021A1 (de) 2015-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6272845B2 (ja) 1つの心材と2つの被覆層とを有し、前記心材中に、処理されたパルプ、処理された天然繊維、合成繊維またはこれらの混合物を有する、リグノセルロース含有材料からなる多層の軽量木質材料
AU2010283880B2 (en) Light lignocellulosic materials having good mechanical properties
AU2012357001B2 (en) Lignocellulose materials comprising expanded plastic particles non-homogeneously distributed in the core
AU2014334089A1 (en) Lignocellulosic materials containing defibrillated cellulose
US20120138224A1 (en) Light lignocellulose materials having good mechanical properties
US20140004355A1 (en) Multilayer lightweight woodbase materials composed of lignocellulosic materials having a core and two outer layers with treated pulp, treated natural fibers, synthetic fibers or mixtures thereof in the core
JP6223355B2 (ja) 外部層中のリグノセルロース繊維およびコア中に存在する発泡プラスチック粒子を有するリグノセルロース材料、およびその方法および使用
CA2779362A1 (en) Lignocellulose materials having good mechanical properties
US20130183517A1 (en) Lignocellulosic materials with lignocellulosic fibers in the outer layers and expanded plastics particles present in the core
US9266308B2 (en) Lignocellulosic materials with expanded plastics particles present in nonuniform distribution in the core
NZ622991B2 (en) Lignocellulose materials comprising expanded plastic particles non-homogeneously distributed in the core

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6272845

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250