JP6271728B2 - 手書きのための電子機器および方法 - Google Patents

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Description

ここに記載される実施形態は、手書き情報を共有するための技術に関する。
近年、タブレット、PDA、スマートフォンといった種々の電子機器が開発されている。この種の電子機器の多くは、ユーザによる入力操作を容易にするために、タッチスクリーンディスプレイを備えている。
また最近では、複数の端末間で手書き情報を共有するシステムも開発されている。
特開2009−211340号公報
しかし、従来では、共有されるべき手書き情報から不正な手書き情報を排除するための技術については考慮されていないのが現状である。
本発明の一形態の目的は、電子機器における不正な手書きを排除することができる電子機器および方法を提供することである。
実施形態によれば、電子機器は、タッチスクリーンディスプレイと、送信手段と、プロセッサとを具備する。前記タッチスクリーンディスプレイは、手書き入力されるストロークデータを画面に表示する。送信手段は、前記ストロークデータを複数の外部端末に送信する。プロセッサは、手書き入力のために使用されるペンの識別子に基づいて、前記複数の外部端末とのストロークデータの共有を許可または禁止するための制限処理を実行する。前記複数の外部端末との前記ストロークデータの共有は、前記複数の外部端末間で手書き情報を共有するためのサービスにログイン状態である場合に実行され、前記プロセッサは、前記サービスにログイン状態である間、前複数の外部端末との共有が許可される前記ストロークデータは、前記サービスへのログイン時に使用されたペン識別子を有するペンを使用して手書き入力されるストロークデータに制限する。
図1は実施形態に係る電子機器の外観を示す例示的な斜視図である。 図2は手書き共有サービスを利用する端末間の接続を示す例示的な図である。 図3は図1の電子機器(手書きコラボレーションサーバシステム)と各端末との間のデータの流れを示す例示的な図である。 図4は複数の端末の手書き情報を表示する画面の例を示す例示的な図である。 図5は図1の電子機器のタッチスクリーンディスプレイ上に手書きされる手書き文書の例を示す例示的な図である。 図6は図5の手書き文書に対応する時系列情報(手書きページデータ)を示す例示的な図である。 図7は図1の電子機器のシステム構成を示す例示的なブロック図である。 図8は図1の電子機器によって実行される手書き共有アプリケーションプログラムの機能構成を示す例示的なブロック図である。 図9は図1の電子機器のストロークデータベースに格納される情報の内容を示す例示的な図である。 図10は図1の電子機器によって生成される表示スタイル管理テーブルを示す例示的な図である。 図11はログイン状態の各端末によって実行される動作を説明するための例示的な図である。 図12は図1の電子機器によって実行されるセキュリティ処理の手順を示す例示的なフローチャートである。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図である。この電子機器は、例えば、ペン(スタイラス)または指によって手書き入力可能なペン・ベースの携帯型電子機器である。この電子機器は、タブレットコンピュータ、ノートブック型パーソナルコンピュータ、スマートフォン、PDA等として実現され得る。以下では、この電子機器がタブレットコンピュータ10として実現されている場合を想定する。タブレットコンピュータ10は、タブレットまたはスレートコンピュータとも称される携帯型電子機器である。タブレットコンピュータ10は、図1に示すように、本体11とタッチスクリーンディスプレイ17とを備える。タッチスクリーンディスプレイ17は、本体11の上面に重ね合わせるように取り付けられている。
本体11は、薄い箱形の筐体を有している。タッチスクリーンディスプレイ17には、フラットパネルディスプレイと、センサとが組み込まれている。センサは、フラットパネルディスプレイの画面上のペンまたは指の接触位置を検出するように構成されている。フラットパネルディスプレイは、例えば、液晶表示装置(LCD)であってもよい。センサとしては、例えば、静電容量方式のタッチパネル、電磁誘導方式のデジタイザなどを使用することができる。以下では、デジタイザとタッチパネルの2種類のセンサの双方がタッチスクリーンディスプレイ17に組み込まれている場合を想定する。
このタッチスクリーンディスプレイ17は、指を使用した画面に対するタッチ操作のみならず、ペン100を使用した画面に対するタッチ操作も検出することができる。ペン100は例えば電磁誘導ペン(デジタイザペン)であってもよい。ユーザは、ペン100を使用してタッチスクリーンディスプレイ17上で手書き入力操作を行うことができる。手書き入力操作中においては、画面上のペン100の動きの軌跡、つまり手書き入力操作によって手書きされるストロークの軌跡(筆跡)がリアルタイムに描画され、これによって各ストロークの軌跡が画面上に表示される。ペン100が画面に接触されている間のペン100の動きの軌跡が1ストロークに相当する。手書きされた文字または図形などに対応する多数のストロークの集合、つまり多数の軌跡(筆跡)の集合が手書き文書を構成する。
本実施形態では、この手書き文書は、イメージデータではなく、各ストロークの軌跡の座標列とストローク間の順序関係とを示す時系列情報として記憶媒体に保存される。この時系列情報の詳細は図6を参照して後述するが、この時系列情報は、複数のストロークが手書きされた順を示し、且つ複数のストロークにそれぞれ対応する複数のストロークデータを含む。換言すれば、この時系列情報は、複数のストロークにそれぞれ対応する時系列のストロークデータの集合を意味する。各ストロークデータは、ある一つのストロークに対応し、このストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列(時系列座標)を含む。これらストロークデータの並びの順序は、ストロークそれぞれが手書きされた順序つまり筆順に相当する。
さらに、タブレットコンピュータ10は編集機能を有している。この編集機能は、「消しゴム」ツール、範囲指定ツール、および他の各種ツール等を用いたユーザによる編集操作に応じて、表示中の手書き文書内の任意のストロークまたは任意の手書き文字等を削除または移動することができる。さらに、この編集機能は、幾つかの手書き操作の履歴を取り消す機能も含んでいる。
本実施形態では、時系列情報は、1つまたは複数のページとして管理されうる。この場合、時系列情報を1つの画面に収まる面積単位で区切ることによって、1つの画面に収まる時系列情報のまとまりを1つのページとして記録してもよい。あるいは、ページのサイズを可変できるようにしてもよい。この場合、ページのサイズは1つの画面のサイズよりも大きい面積に広げることができるので、画面のサイズよりも大きな面積の手書き文書を一つのページとして扱うことができる。1つのページ全体をディスプレイに同時に表示できない場合は、そのページを縮小してするようにしてもよいし、縦横スクロールによってページ内の表示対象部分を移動するようにしてもよい。
このように、時系列情報はページデータとして管理することができるので、以下では、時系列情報を手書きページデータあるいは単に手書きデータとも称する。
さらに、タブレットコンピュータ10は、Webページ、テキスト、画像、他の各種コンテンツ上に文字、図形のようなオブジェクトを手書きすることもできる。この場合、手書きストロークは、表示されているコンテンツ上に設定される透明レイヤ上に描画し得る。これにより、この手書きストロークを上述のコンテンツ上に重ねて表示することができる。
また、さらに、タブレットコンピュータ10は、手書きコラボレーション機能を有している。手書きコラボレーション機能は、手書き情報(手書きストローク)を複数の端末間で共有して手書きによる協同作業を行うための手書き共有サービスを実行する。この手書き共有サービスは、手書き共有サービスにログインしている複数の端末内のいずれかの端末において手書き入力されるストロークデータを他の各端末にリアルタイムに送信する。これによって、これら複数の端末の表示画面の内容を同期させることができる。この場合、異なるユーザによって手書き入力されたストロークは、異なる形態(例えば、異なる色、異なる太さ、異なるペンタイプ(鉛筆、ボールペン、万年筆、マーカ等)、等)で各端末の画面に表示することができる。ストロークデータの表示形態をユーザ毎に変更することは、どのストロークがどのユーザによって手書きされたかを識別することを可能にする。また、各端末の表示画面には、手書き共有サービスにログインしている各端末(各ユーザ)に割り当てられた表示形態を示すガイドを表示してもよい。
図2は、手書き共有サービスを利用する端末間の接続例を示す。
端末10Aは、ユーザAによって使用されるタブレットコンピュータである。端末Bは、ユーザBによって使用されるタブレットコンピュータである。端末10Cは、ユーザCによって使用されるタブレットコンピュータである。端末10A、10B、10Cの各々は、本実施形態のタブレットコンピュータ10と同等の手書きコラボレーション機能を有している。
端末10A、10B、10Cは互いに無線接続される。この無線接続のための方法としては、複数の端末を互いに無線接続することが可能な任意の無線接続規格を使用し得る。例えば、Wi−Fi Direct(登録商標)、またはBluetooth(登録商標)が、端末間を互いに無線接続するために使用されてもよい。以下では、一例として、Wi−Fi Direct(登録商標)を使用する場合を想定する。
Wi−Fi Direct(登録商標)に対応する端末(機器)それぞれは、1対1ベーシスで、あるいは1対他ベーシスで、互いに接続することができる。端末10A、10B、10Cの各々は、Wi−Fi Direct(登録商標)に対応する端末(機器)として機能し得る。
端末10A、10B、10Cのいずれか1つは、手書き共有サービスを管理するように構成されたサーバ(手書きコラボレーションサーバシステム)として機能することができる。この手書きコラボレーションサーバシステムは、他の端末それぞれを手書き共有サービスのグループに招待することができる。この場合、手書きコラボレーションサーバシステムは、手書き共有サービスのグループへの参加を促す招待信号を他の端末それぞれに送信してもよい。また、手書きコラボレーションサーバシステムは、グループへの参加を要求している各端末に、グループに参加すること、つまり手書きコラボレーションサーバシステム(手書き共有サービス)へログインすること、を許可するか否かを決定することもできる。手書きコラボレーションサーバシステムから許可を受け取った各端末だけが、手書き共有サービスにログインすること、つまりグループに参加してグループ内の他の端末に接続することが許可されても良い。
ここで、各端末が手書きコラボレーションサーバシステム(手書き共有サービス)へログインする方法としては、この端末自体のID(アカウント)を使用して手書き共有サービスにログインする方法、またはこの端末を使用するユーザのID(アカウント)を使用して手書き共有サービスにログインする方法のいずれを使用してもよい。つまり、手書き共有サービスに対するログインおよびログアウトは、端末自体のID(アカウント)を使用したログインおよびログアウト、またはユーザのID(アカウント)を使用したログインおよびログアウトのどちらであってもよい。
いま、端末10A、10B、10Cが手書き共有サービスにログインしている状態である場合、つまり端末10A、10B、10Cが相互に接続されている場合を想定する。端末10A、10B、10Cを含む手書き共有サービスのグループにおいては、これら端末10A、10B、10Cの表示画面の内容が同期される。
ユーザA,B,Cの各々が自身の端末において手書き入力したストロークデータは、自身の端末の画面に表示されるだけでなく、他の各ユーザの端末の画面にもリアルタイムに反映される。これにより、手書き共有サービスのグループに参加しているユーザ間で互いの手書き情報(手書き文字、手書き図形等)を交換・共有することができる。
さらに、手書き共有サービスのグループに参加している端末10A、10B、10Cは、会議資料のような同じコンテンツを画面上に表示することもできる。この場合、各端末において手書き入力されるストロークデータは、このコンテンツ上に表示される。ユーザA,B,Cは、同じコンテンツを見ながら、このコンテンツ上に手書きされる手書き情報(手書き文字、手書き図形等)をユーザA,B,C間で交換・共有することができる。
図3は、手書きコラボレーションサーバシステムと各端末との間のデータの流れを示す。
図3では、端末10Aが、手書きコラボレーションサーバシステムとして動作する場合が想定されている。端末10Aは、手書き共有サービスにログインしている複数の端末の一つである。
手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)は、1対他ベーシスで、端末10B、10Cの各々との通信をする能力を有している。手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)は、ログイン状態である端末10Bに直接的に接続される。さらに、手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)は、ログイン状態である端末10Cに直接的に接続される。
手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)は、端末10Bにおいて手書き入力されるストロークデータを端末10Bから受信する。また、手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)は、端末10Cにおいて手書き入力されるストロークデータを端末10Bから受信する。
さらに、手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)は、端末10Aにおいて手書き入力されるストロークデータと端末10Cから受信されたストロークデータとを端末10Bに送信する。またさらに、手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)は、端末10Aにおいて手書きに入力されるストロークデータと端末10Bから受信されたストロークデータとを端末10Cに送信する。
したがって、端末10Aのディスプレイにおいては、ユーザAの手書きオブジェクトが表示されるだけでなく、ユーザBの手書きオブジェクト、さらにはユーザCの手書きオブジェクトもリアルタイムに表示される。
同様にして、端末10Bのディスプレイにおいても、ユーザBの手書きオブジェクトが表示されるだけでなく、ユーザAの手書きオブジェクト、さらにはユーザCの手書きオブジェクトがリアルタイムに表示される。
また同様に、端末10Cのディスプレイにおいても、ユーザCの手書きオブジェクトが表示されるだけでなく、ユーザAの手書きオブジェクト、さらにはユーザBの手書きオブジェクトもリアルタイムに表示される。
手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)は、各端末において手書き入力される複数のストロークデータの各々を送信元端末の識別子(端末ID)に対応付けてデータベース12に格納する。送信元端末の識別子(以下、送信元端末識別子という)は、端末を識別可能な情報であればどのような情報であっても良い。例えば、送信元端末識別子(端末ID)は、MACアドレスやIPアドレスのような既存の情報や、手書き共有サービスにおいて設定される情報であっても良く、また手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)によって各端末10A,10B,10Cに付与される情報であっても良く、乱数に基づいて端末ごとに設定される情報であっても良い。
例えば、端末10Bから受信される個々のストロークデータには、端末10Bに対応する端末IDが送信元端末識別子として付加されていても良い。端末10Bから受信される個々のストロークデータは、端末10Bに対応する端末IDに対応付けてデータベース12に格納される。同様に、端末10Cから受信される個々のストロークデータには、端末10Cに対応する端末IDが送信元端末識別子として付加されていても良い。端末10Cから受信される個々のストロークデータは、端末10Cに対応する端末IDに対応付けてデータベース12に格納される。さらに、端末10Aにおいて手書き入力される個々のストロークデータは、端末10Aに対応する端末IDに対応付けてデータベース12に格納される。
なお、各ストロークデータには、送信元端末識別子(端末ID)だけでなく、そのストロークデータの手書き入力に使用されたペンを識別可能なペン識別子(ペンID)も付加されていても良い。手書き入力に使用されるペンがこのペンの固有のペンIDを端末に送信する機能を有している場合には、端末は、ペンからこのペンのペンIDを取得することができる。各端末10A,10B,10Cは、当該端末におけるストロークデータの手書き入力に使用されるペンのペンIDが取得可能な場合、当該端末の端末IDと取得されたペンIDとが付加されたストロークデータを送信する。一方、当該端末におけるストロークデータの手書き入力に使用されるペンのペンIDが取得できない場合、各端末10A,10B,10Cは、当該端末の端末IDが付加されたストロークデータを送信する。
手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)は、受信されたストロークデータに付加されている送信元端末識別子(端末ID)に基づいて、この受信されたストロークデータを、この受信されたストロークデータの送信元端末以外の他の各端末に送信する。換言すれば、手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)は、個々のストロークデータが配信されるべき端末を、個々のストロークデータに対応する端末IDに基づいて決定することができる。
図4は、ログイン状態である端末の画面(手書き共有画面)の例を示している。各端末の手書き共有画面30Aの表示領域においては、手書き入力可能な透明のレイヤ(手書きレイヤ)30Bが設定される。この手書き共有画面30A上に、各ユーザのストロークデータ(手書きストローク)が表示される。
例えば、端末10Aの手書き共有画面30Aにおいては、端末10Aの手書き共有画面30A上でペン100Aを使用してユーザAによって手書き入力されるストロークデータ(ユーザAの手書きストローク)40が表示される。さらに、端末10Aの共有画面30A上においては、他の端末から受信されるストロークデータが表示される。他の端末から受信されるストロークデータには、ユーザBによって手書き入力されたストロークデータ(ユーザBの手書きストローク)42と、ユーザCによって手書き入力されたストロークデータ(ユーザCの手書きストローク)44とが含まれる。
上述したように、異なるユーザのストロークデータは異なる形態で手書き共有画面30A上に表示される。本実施形態では、受信されたストロークデータを表示するための形態は、受信されたストロークデータに付加された端末IDまたはペンIDのいずれかに応じて定められる。より詳しくは、受信されたストロークデータに付加された端末IDまたはペンIDのいずれかに基づき、受信されたストロークデータは、いずれのユーザによって手書き入力されたかが識別可能な形態で手書き共有画面30A上に表示される。
次に、図5および図6を参照して、ユーザによって手書き入力されるストロークデータ(手書き文字、手書きマーク、手書き図形、手書き表など)と時系列情報との関係について説明する。図5は、ペン100などを使用してタッチスクリーンディスプレイ17上に手書きされる手書き文書(手書き文字列)の例を示している。
図5においては、「ABC」の手書き文字列が「A」、「B」、「C」の順番で手書きされ、この後に、手書きの矢印が、手書き文字「A」のすぐ近くに手書きされた場合が想定されている。
手書き文字「A」は、ペン100などを使用して手書きされる2つのストローク(「∧」形状の軌跡、「−」形状の軌跡)によって表現される。最初に手書きされる「∧」形状のペン100の軌跡は例えば等時間間隔でリアルタイムにサンプリングされ、これによって「∧」形状のストロークの時系列座標SD11、SD12、…SD1nが得られる。同様に、次に手書きされる「−」形状のペン100の軌跡も等時間間隔でリアルタイムにサンプリングされ、これによって「−」形状のストロークの時系列座標SD21、SD21、…SD2nが得られる。
手書き文字「B」は、ペン100などを使用して手書きされた2つのストロークによって表現される。手書き文字「C」は、ペン100などを使用して手書きされた1つのストロークによって表現される。手書きの「矢印」は、ペン100などを使用して手書きされた2つのストロークによって表現される。
図6は、図5の手書き文書に対応する時系列情報200を示している。時系列情報は、複数のストロークデータSD1、SD2、…、SD7を含む。時系列情報200内においては、これらストロークデータSD1、SD2、…、SD7は、筆跡順に、つまり複数のストロークが手書きされた順に時系列に並べている。
時系列情報200において、先頭の2つのストロークデータSD1、SD2は、手書き文字「A」の2つのストロークをそれぞれ示している。3番目と4番目のストロークデータSD3、SD4は、手書き文字「B」を構成する2つのストロークをそれぞれ示している。5番目のストロークデータSD5は、手書き文字「C」を構成する1つのストロークを示している。6番目と7番目のストロークデータSD6、SD7は、手書き「矢印」を構成する2つのストロークをそれぞれ示している。
各ストロークデータは、一つのストロークに対応する座標データ系列(時系列座標)、つまり一つのストロークの軌跡上の複数の点それぞれに対応する複数の座標を含む。各ストロークデータにおいては、複数の座標はストロークが書かれた順に時系列に並べられている。例えば、手書き文字「A」に関しては、ストロークデータSD1は、手書き文字「A」の「∧」形状のストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列(時系列座標)、つまりn個の座標データSD11、SD12、…SD1nを含む。ストロークデータSD2は、手書き文字「A」の「−」形状のストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列、つまりn個の座標データSD21、SD22、…SD2nを含む。なお、座標データの数はストロークデータ毎に異なっていてもよい。
各座標データは、対応する軌跡内のある1点に対応するX座標およびY座標を示す。例えば、座標データSD11は、「∧」形状のストロークの始点のX座標(X11)およびY座標(Y11)を示す。SD1nは、「∧」形状のストロークの終点のX座標(X1n)およびY座標(Y1n)を示す。
さらに、各座標データには、筆圧を示す情報(Z)を追加してもよい。
図7は、タブレットコンピュータ10のシステム構成を示す。
タブレットコンピュータ10は、図7に示されるように、CPU101、システムコントローラ102、主メモリ103、グラフィクスプロセッシングユニット(GPU)104、BIOS−ROM105、不揮発性メモリ106、無線通信デバイス107、エンベデッドコントローラ(EC)108等を備える。
CPU101は、タブレットコンピュータ10内の各種モジュールの動作を制御するプロセッサである。CPU101は、ストレージデバイスである不揮発性メモリ106から主メモリ103にロードされる様々なプログラムを実行する。これらプログラムには、オペレーティングシステム(OS)201、および様々なアプリケーションプログラムが含まれている。アプリケーションプログラムには、手書き共有アプリケーションプログラム202が含まれている。この手書き共有アプリケーションプログラム202は、手書き情報を複数の端末間で共有するための上述の手書きコラボレーション機能を実行可能に構成されている。
また、CPU101は、BIOS−ROM105に格納された基本入出力システム(BIOS)も実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
システムコントローラ102は、CPU101のローカルバスと各種コンポーネントとの間を接続するデバイスである。システムコントローラ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、システムコントローラ102は、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してグラフィクスプロセッシングユニット(GPU)104との通信を実行する機能も有している。
GPU104は、本タブレットコンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17Aを制御する表示プロセッサである。このGPU104によって生成される表示信号はLCD17Aに送られる。LCD17Aは、表示信号に基づいて画面イメージを表示する。このLCD17Aの上面側にはタッチパネル17Bが配置されている。LCD17Aの下面側にはデジタイザ17Cが配置されている。タッチパネル17Bは、LCD17Aの画面上で入力を行うための静電容量式のポインティングデバイスである。指が接触される画面上の接触位置および接触位置の動き等はタッチパネル17Bによって検出される。デジタイザ17CはLCD17Aの画面上で入力を行うための電磁誘導式のポインティングデバイスである。ペン100が接触される画面上の接触位置および接触位置の動き等はデジタイザ17Cによって検出される。
無線通信デバイス107は、無線通信を実行するように構成されたデバイスである。無線通信デバイス107は、上述のWi−Fi Direct(登録商標)に対応する無線通信を実行するように構成されていてもよい。
EC108は、電力管理のためのエンベデッドコントローラを含むワンチップマイクロコンピュータである。EC108は、ユーザによるパワーボタンの操作に応じて本タブレットコンピュータ10を電源オンまたは電源オフする機能を有している。
次に、図8を参照して、手書き共有アプリケーションプログラム202の機能構成について説明する。
手書き共有アプリケーションプログラム202は、手書き情報を共有するための機能実行モジュールとして、手書き入力インタフェース300、表示処理部301、ストロークデータ生成部302、送信処理部304、受信処理部305、および処理部305等を含む。
手書き共有アプリケーションプログラム202は、タッチスクリーンディスプレイ17を用いて入力されるストロークデータを使用することによって、手書きページデータの作成、表示、編集等を行う。タッチスクリーンディスプレイ17のデジタイザ17Cは、「タッチ」、「移動(スライド)」、「リリース」等のイベントの発生を検出するように構成されている。「タッチ」は、画面上にペンが接触したことを示すイベントである。「移動(スライド)」は、画面上にペンが接触されている間に接触位置が移動されたことを示すイベントである。「リリース」は、画面からペンが離されたことを示すイベントである。
手書き入力インタフェース300は、タッチスクリーンディスプレイ17のデジタイザ17Cと協同して手書き入力を行うように構成されたインタフェースである。手書き入力インタフェース300は、タッチスクリーンディスプレイ17のデジタイザ17Cから「タッチ」または「移動(スライド)」のイベントを受信し、これによって手書き入力操作を検出する。「タッチ」イベントには、接触位置の座標が含まれている。「移動(スライド)」イベントにも、移動先の接触位置の座標が含まれている。したがって、手書き入力インタフェース300は、タッチスクリーンディスプレイ17から、接触位置の動きの軌跡に対応する座標列を受信することができる。
表示処理部301は、手書き入力インタフェース300から座標列を受信し、この座標列に基づいて、ペン100を使用した手書き入力操作によって手書き入力される各ストロークデータをLCD17Aの画面上に表示する。さらに、表示処理部301は、処理部305の制御の下、他の端末から受信されたストロークデータをLCD17Aの画面上に表示する。
ストロークデータ生成部302は、手書き入力インタフェース300から上述の座標列を受信し、この座標列に基づいて、図6で詳述したような構造を有する時系列情報を生成する。この場合、時系列情報はストロークデータベース12に格納されてもよい。
送信処理部304は、処理部305の制御の下、無線通信デバイス107を使用してストロークデータベース12内の各ストロークデータを外部装置(他の端末)に送信するための処理を実行する。受信処理部305は、処理部305の制御の下、無線通信デバイス107を使用して外部装置(他の端末)からストロークデータを受信するための処理を実行する。
処理部305は、複数の端末間で手書き情報を共有するための処理を実行する。この処理部305は、ペンID取得部311、メンバ管理部312、ストローク管理部313、および表示スタイル管理部314等を含む。
ペンID取得部311は、ストロークデータの手書き入力に使用されるペンからペンIDを取得する。ペンIDを有するペンつまりペンIDを送信可能なペンを使用している端末においては、ペンID取得部311は、手書き入力に現在使用されているペンのペンIDを取得することができる。
メンバ管理部312は、手書き共有サービスにログインしているメンバ(端末)それぞれを管理する。メンバ管理部312は、手書き共有サービスへのログインを要求している端末に、ログインすることを許可するか否かを決定することができる。この場合、メンバ管理部312は、新たな端末のログインを許可するか否かを各メンバに問い合わせ、全てのメンバから許可を受け取ることを条件に、新たな端末のログインを許可してもよい。メンバ管理部312から許可を受け取った端末は、手書き共有サービスにログインすることが許可され、これによって手書き共有サービスにログインしている他の各端末と接続される。さらに、メンバ管理部312は、ログインが許可された各端末からペンIDを取得する処理も実行する。このペンIDは、例えば、各端末においてログインのための手書き入力で使用されたペンのペンIDであってもよい。メンバ管理部312の機能は、手書きコラボレーションサーバシステムとして動作する端末においてのみ実行されても良い。
ストローク管理部313は、手書き共有サービスに参加している各端末つまりログイン状態である各端末から受信されるストロークデータを、ストロークデータベース12を使用して、管理する。ストローク管理部313は、手書きコラボレーションサーバシステムとして動作する端末においてのみ実行されても良い。
表示スタイル管理部314は、ログインした端末(ユーザ)毎に、端末IDまたはペンIDとストロークデータの表示の形態との関係を管理する。手書きコラボレーションサーバシステムとして動作する端末の表示スタイル管理部314は、端末IDまたはペンIDとストロークデータの表示の形態との関係を端末毎に規定する形態情報である表示スタイル管理テーブルを生成し、この表示スタイル管理テーブルを他の各端末に送信することができる。手書き共有サービスの実行中は、各端末は、表示スタイル管理テーブルを使用して、個々のストロークデータの表示に使用する形態を決定する。
ところで、手書き共有サービスをビジネス環境で利用する場合には、セキュリティが重要な要素になってくる。ログイン状態の端末のユーザの離席時においては、別の人物によってこの端末において手書き入力操作が行われる可能性がある。この場合、別の人物の不正なストロークデータがこのユーザのストロークデータとして扱われてしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、処理部305は、手書き入力に使用されるペンのペンIDを使用して不正な手書き情報を排除するための処理を実行するように構成されたセキュリティ処理部315を含んでいる。セキュリティ処理部315は、電子機器10において手書き入力のために使用されるペンの識別子に基づいて、外部装置(他の端末)とのストロークデータの共有を許可または禁止するための処理を実行する。このセキュリティ処理部315は、他人による不正な手書きが外部装置との間で共有されてしまうことを防ぐための機能を電子機器10に提供することができる。換言すれば、セキュリティ処理部315は、各端末が、他の端末との共有が許可されるストロークデータを制限することを可能とする。これにより、共有されるべき手書き情報から不正な手書き情報を排除することができる。
外部装置との不正なストロークデータの共有を禁止するための方法としては、端末から外部装置への、例えば、端末から手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)への不正なストロークデータの送信を禁止するという方法を使用しても良い。あるいは、端末から手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)への不正なストロークデータの送信そのものは禁止せずに、手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)によってこの不正なストロークデータが他の端末に転送されることを禁止するという方法を使用しても良い。
手書き情報を複数の機器間で共有するサービス(上述の手書き共有サービス)にログイン状態である間、例えば、電子機器10がその端末のID(アカウント)または電子機器10のユーザのID(アカウント)を使用して手書き共有サービスにログイン状態である間、セキュリティ処理部315は、外部装置との共有が許可されるストロークデータを、ある特定のペンIDを有するペンを使用して手書き入力されるストロークデータに制限する。
ある特定のペンIDは電子機器10に関連付けられたペン識別子である。例えば、ある特定のペンIDは、手書き共有サービスへの電子機器10のログイン時に使用されたペンから取得されたペンIDであってもよい。この場合、セキュリティ処理部315は、手書き共有サービスへのログイン時に使用されたペンIDを保存する。電子機器10が手書き共有サービスにログイン状態である間、セキュリティ処理部315は、電子機器10においてストロークデータの手書き入力に使用されるペンのペンIDが、保存されているペンIDに一致するか否かを判定する。保存されているペンIDに一致するペンIDを有するペンを使用して手書き入力されたストロークデータのみが、外部装置への送信が許可される。
なお、電子機器10が手書き共有サービスにログイン状態である間、セキュリティ処理部315は、不正な手書き(不正なストロークデータ)が他の端末に送信されてしまうことを防ぐために、ある特定のペンIDを有するペン以外の他のペンを使用したストロークデータの手書き入力自体を禁止してもよい。これにより、不正なストロークデータが手書き共有画面上に表示されてしまうことを防ぐこともできる。ストロークデータの手書き入力は、手書き入力インタフェース300をディスエーブルすることによって禁止しても良い。
電子機器10が手書き共有サービスにログイン状態でない場合は、セキュリティ処理部315は、ストロークデータの手書き入力に使用されるペンのペンIDとは無関係に、ストロークデータの手書き入力を許可してもよい。
もし電子機器10が手書きコラボレーションサーバシステムとして機能する端末であるならば、セキュリティ処理部315は、端末10Bから端末10Cへの転送が許可されるストロークデータを、端末10Bに関連付けられたペンIDが付加されているストロークデータにのみ制限しても良い。同様に、セキュリティ処理部315は、端末10Cから端末10Aへの転送が許可されるストロークデータを、端末10Cに関連付けられたペンIDが付加されているストロークデータにのみ制限しても良い。
さらに、本実施形態では、ペンIDは、ストロークデータを表示するための形態(色、太さ、等)を決定するためにも使用され得る。
例えば、ある端末が手書き共有サービスにログインする際、この端末は、手書き入力に現在使用されているペンのペンIDを取得する。現在使用されているペンがペンIDを端末に電磁波等によって送信する機能を有していれば、端末は、ペンIDを取得することができる。ペンIDを取得できたならば、この端末は、取得したペンIDをこの端末に関連付けられたペンのペンIDとして端末内に保持すると共に、この取得したペンIDを、この端末の端末IDと一緒に手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)に送信する。手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)は、端末IDまたはペンIDとストロークデータの表示の形態との関係を端末毎に規定する形態情報である上述の表示スタイル管理テーブルを生成する。表示スタイル管理テーブルは、手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)から他の各端末に配信される。
手書き共有サービス中においては、各端末は、他の端末から受信されたストロークデータに端末IDとペンIDの双方が付加されている場合には、この受信されたストロークデータを、受信されたストロークデータに付加されたペンIDに対応するユーザにより手書き入力されたことが識別可能な形態で表示する。一方、他の端末から受信されたストロークデータに端末IDが付加されているがペンIDが付加されていない場合には、各端末は、受信されたストロークデータを、受信されたストロークデータに付加された端末IDに対応するユーザにより手書き入力されたことが識別可能な形態で表示する。
図9は、手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)のストロークデータベース12の内容を示す。ストロークデータベース12は、レコードIDがそれぞれ割り当てられた多数のレコード(多数の記憶領域)を含む。1つのレコードには1つのストロークデータ(1画)が割り当てられる。各レコードにおいては、端末ID(デバイスID)、およびストロークデータ(座標列)、等が格納される。さらに、ストロークデータに対応するユーザIDおよびペンID等を各レコードに格納しても良い。
図9においては、レコードID=1、レコードID=2、…、レコードID=102の各レコードには、端末10A(端末ID=A)において手書き入力されたストロークデータが格納されている。レコードID=3のレコードには、端末10B(端末ID=B)において手書き入力されたストロークデータが格納されている。レコードID=4、…、レコードID=100、レコードID=101の各レコードには、端末10C(端末ID=C)において手書き入力されたストロークデータが格納されている。
図10は、手書きコラボレーションサーバシステムとして動作する端末の表示スタイル管理部314によって生成される表示スタイル管理テーブル400を示す。
表示スタイル管理テーブル400は、上述したように、端末IDまたはペンIDとストロークデータの表示の形態(色、太さ、その他)との関係を端末(ユーザ)毎に規定する。
図10においては、端末10A、10B、10C、10Dが手書き共有サービスにログインしている場合が想定されている。
ここでは、端末10A(端末ID=A)においてはペンID=PEN1のペンが手書き入力のために使用され、端末10B(端末ID=B)においてはペンIDを持たないペンが手書き入力のために使用され、端末10C(端末ID=C)においてはペンID=PEN3のペンが手書き入力のために使用され、端末10D(端末ID=D)においてはペンID=PEN11のペンが手書き入力のために使用されている場合が想定されている。
表示スタイル管理テーブル400は、手書き共有サービスにログインしているユーザそれぞれに対応するレコード(記憶領域)を含む。各レコードは、「端末ID」フィールド、「ペンID」フィールド、「ストロークの色」フィールド、「ストロークの太さ」フィールド、「その他」フィールドを含む。「端末ID」フィールドは、対応するユーザ(端末)の端末IDを格納する。「ペンID」フィールドは、対応するユーザ(端末)がログイン時に使用したペンのペンIDを格納する。「ストロークの色」フィールドは、対応するユーザのストロークを表示するために使用すべき色を示す情報を格納する。「ストロークの太さ」フィールドは、対応するユーザのストロークを表示するために使用すべき太さを示す情報を格納する。
例えば、ユーザAに対応するレコードに関しては、端末ID「A」が「端末ID」フィールドに格納され、ペンID「PEN1」が「ペンID」フィールドに格納され、色「黒」が「ストロークの色」フィールドに格納されている。
ユーザBに対応するレコードに関しては、端末ID「B」が「端末ID」フィールドに格納され、ペンID「なし」が「ペンID」フィールドに格納され、色「赤」が「ストロークの色」フィールドに格納されている。なお、端末10B(端末ID=B)においてペンID=PEN2のペンがログイン時に使用された場合には、ペンID「なし」の代わりに、ペンID「PEN2」が「ペンID」フィールドに格納される。
ユーザCに対応するレコードに関しては、端末ID「C」が「端末ID」フィールドに格納され、ペンID「PEN3」が「ペンID」フィールドに格納され、色「緑」が「ストロークの色」フィールドに格納されている。
ユーザDに対応するレコードに関しては、端末ID「D」が「端末ID」フィールドに格納され、ペンID「PEN11」が「ペンID」フィールドに格納され、色「青」が「ストロークの色」フィールドに格納されている。
各ユーザ(各端末)の端末IDまたはペンIDに割り当てられるストロークの表示形態(色、太さ、等)は、各ユーザが、現在使用されていない形態(色、太さ、等)から選択しても良い。あるいは、手書きコラボレーションサーバシステムとして動作する端末が、各ユーザ(各端末)に割り当てるべきストロークの形態を決定してもよい。
本実施形態においては、上述したように、表示スタイル管理テーブル400は、ログイン状態である各端末に配信される。したがって、どの端末も、異なるユーザによって書かされたストロークデータを異なる形態で表示することができる。
次に、図11を参照して、ログイン状態の各端末によって実行される動作を説明する。
図11においては、ユーザBの所有するペン100BはペンIDを有しておらず、ユーザCの所有するペン100CはペンID「PEN3」を有している場合を想定する。また、各端末には、図10で説明した表示スタイル管理テーブル400が既に配信されている。
端末10Bにおいてペン100Bによってストロークデータ(例えば、手書き文字列「TABLET」)が手書き入力された場合には、ユーザBのストロークデータ、つまり、端末10Bの端末ID「B」が送信元端末識別子として付加され且つどのペンIDも付加されていないストロークデータが、端末10Bから端末10Aに送信される。端末10Aは、端末10Bの端末ID「B」が付加されたストロークデータを端末10Aの画面上に表示すると共に、端末10B以外の各端末、例えば、端末10Cに送信する。
ユーザBのストロークデータにはペンIDが付加されていないので、ユーザBのストロークデータは、端末ID「B」に応じた定められる形態で表示される。したがって、端末10A、10B、10Cの各々においては、ユーザBのストロークデータ、つまり手書き文字列「TABLET」は、端末ID「B」に対応する形態(ここでは、赤色)で表示される。
端末10Cにおいてペン100Cによってストロークデータ(例えば、手書き文字列「ABC」)が手書き入力された場合には、ユーザCのストロークデータ、つまり、端末10Cの端末ID「C」が送信元端末識別子として付加され且つペンID「PEN3」が付加されたストロークデータが、端末10Cから端末10Aに送信される。端末10Aは、端末ID「C」およびペンID「PEN3」が付加されたストロークデータを端末10Aの画面上に表示すると共に、このストロークデータを、端末10C以外の各端末、例えば、端末10Aに送信する。
ユーザCのストロークデータにはペンID「PEN3」が付加されているので、ユーザCのストロークデータは、端末ID「C」ではなく、ペンID「PEN3」に応じて定められる形態で表示される。したがって、端末10A、10B、10Cの各々においては、ユーザCのストロークデータ、つまり手書き文字列「ABC」は、ペンID「PEN3」に対応する形態(ここでは、緑色)で表示される。
ユーザCの離席時においては、他人が端末10Cにおいて手書き入力操作を行うかもしれない。しかし、端末10Cは、外部装置との共有が許可されるストロークデータを、ペンID「PEN3」を有するペンを使用して手書き入力されるストロークデータに制限するための処理を実行することができる。例えば、端末10Cは、ペンID「PEN3」を持たないペンを使用して端末10Cにおいて手書き入力されたストロークデータが手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)に送信されることを禁止することや、ペンID「PEN3」を持たないペンを使用したストロークデータの手書き入力が端末10Cにおいて行われることを禁止することができる。したがって、端末10Cは他人による不正な手書きを防止することができる。
端末10Aも、外部装置との共有が許可されるストロークデータを、ペンID「PEN1」を有するペンを使用して手書き入力されるストロークデータに制限するための処理を実行することができる。例えば、端末10Aも、端末10Aに関連付けられたペンID「PEN1」を持たないペンを使用して手書き入力されたストロークデータが他の端末に送信されることを禁止することや、ペンID「PEN1」を持たないペンを使用したストロークデータの手書き入力が端末10Aにおいて行われることを禁止することができる。さらに、端末10Aは、端末10Cから受信されたストロークデータにペンID「PEN3」が付加されている場合にのみこのストロークデータが端末10Cに転送されることを許可してもよく、端末10Cから受信されたストロークデータにペンID「PEN3」が付加されていない場合にはこのストロークデータが端末10Cに転送されることを禁止してもよい。
もしユーザBの所有するペン100Bが上述のペンID「PEN2」を有しているならば、端末10Bも、端末10Bに関連付けられたペンID「PEN2」を持たないペンを使用して手書き入力されたストロークデータが手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)に送信されることを禁止することや、ペンID「PEN2」を持たないペンを使用したストロークデータの手書き入力が端末10Bにおいて行われることを禁止することができる。
なお、以上の説明では、手書き共有サービスにログインしている複数の手書き可能端末の1つが手書きコラボレーションサーバシステムとして機能する場合を例示したが、手書きコラボレーションサーバシステムは、手書き可能端末以外の1以上のサーバによって実現されても良い。
図12のフローチャートは、電子機器10の処理部305によって実行されるセキュリティ処理の手順を示す。
処理部305は、まず、電子機器10が手書き共有サービスにログインする時に電子機器10において使用されたペンからペンIDを取得し、この取得したペンIDを電子機器10に関連付けられたペンIDとして電子機器10内に保存する(ステップS12)。ステップS12では、処理部305は、例えば、画面上に表示されるログインボタンのタップに使用されたペンから取得したペンIDを、電子機器10に関連付けられたペンIDとして保存してもよい。ステップS12では、処理部305は、このペンIDと電子機器10の端末IDとを手書きコラボレーションサーバシステム(端末10A)に送信する処理も実行する。
電子機器10が手書き共有サービスにログイン状態である間は、処理部305は、電子機器10における手書き入力のために現在使用されているペンからペンIDを取得する(ステップS13)。そして、処理部305は、取得したペンIDと保存されているペンIDとを比較し、取得したペンIDが保存されているペンIDに一致するか否かを判定する(ステップS14)。
取得したペンIDが保存されているペンIDに一致したならば(ステップS14のYES)、処理部305は、現在使用されているペンによって手書き入力されたストロークデータが外部装置(他の端末)との間で共有されることを許可する(ステップS15)。ステップS15では、処理部305は、現在使用されているペンによって手書き入力されたストロークデータを外部装置(他の端末)に送信する処理を許可してもよい。ステップS15では、例えば、端末10Bまたは端末10Cにおいて手書き入力されたストロークデータは、外部装置である端末10Aに送信される。端末10Aにおいて手書き入力されたストロークデータは、外部装置である端末10Bおよび10Cの各々に送信される。
一方、取得したペンIDが保存されているペンIDに一致しないならば(ステップS14のNO)、処理部305は、現在使用されているペンによって手書き入力されたストロークデータが外部装置(他の端末)との間で共有されることを禁止する(ステップS16)。ステップS16では、処理部305は、現在使用されているペンによって手書き入力されたストロークデータを外部装置(他の端末)に送信する処理を禁止してもよい。
なお、取得したペンIDが保存されているペンIDに一致するか否かに応じて、現在使用されているペンによるストロークデータの手書き入力自体が許可又は禁止されても良い。この場合、保存されているペンIDを持たないペンを使用した手書き入力操作が電子機器10において行われたとしても、ストロークデータは電子機器10に入力されず、電子機器10の画面にも表示されない。
また、外部装置とのストロークデータの共有を許可または禁止するための処理の態様には、上述したように、(1)各端末でのストロークデータの送信の許可・禁止との態様のみならず、(2)各端末はストロークデータを原則送信し、サーバ(手書きコラボレーションサーバシステム)側でストロークデータの転送の許可・禁止との態様も利用できる。したがって、外部装置とのストロークデータの共有を許可または禁止するための処理は、上記(1)、(2)のいずれによって実現されても良い。
電子機器10が手書き共有サービスにログイン状態である限り、ステップS13〜S16の処理は繰り返し実行される。
電子機器10が手書き共有サービスからログアウトすると(ステップS17のYES)、処理部305は、現在使用されているペンのペンIDとは無関係に、現在使用されているペンによるストロークデータの手書き入力を許可する(ステップS18)。
以上説明したように、本実施形態の電子機器10においては、手書き共有サービスにログイン状態である間、外部装置との共有が許可されるストロークデータは、ある特定のペン識別子を有するペンを使用して手書き入力されるストロークデータに制限される。したがって、共有されるべき手書き情報から不正な手書き情報を電子機器10において排除することが可能となる。
なお、本実施形態の電子機器10の各機能はコンピュータプログラムによって実現することができるので、このコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのコンピュータプログラムをコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
このコンピュータプログラムがインストールされたコンピュータ内のCPUは上述の処理部305の機能を実行するように構成されたプロセッサとして機能し得る。また、このコンピュータプログラムがインストールされたコンピュータ内のGPUは上述のストロークデータの表示を行うように構成された表示プロセッサとして機能し得る。また、このコンピュータプログラムがインストールされたコンピュータ内の無線通信デバイスは、各端末において手書き入力されるストロークデータを受信するように構成された受信部として機能し得、さらに、このコンピュータにおいて手書き入力されたストロークデータを他の端末に送信する送信部として機能し得る。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

Claims (15)

  1. 電子機器であって、
    手書き入力されるストロークデータを画面に表示するタッチスクリーンディスプレイと、
    前記ストロークデータを複数の外部端末に送信する送信手段と、
    手書き入力のために使用されるペンの識別子に基づいて、前記複数の外部端末とのストロークデータの共有を許可または禁止するための制限処理を実行するプロセッサ
    を具備し、
    前記複数の外部端末との前記ストロークデータの共有は、前記複数の外部端末間で手書き情報を共有するためのサービスにログイン状態である場合に実行され、
    前記プロセッサは、前記サービスにログイン状態である間、前複数の外部端末との共有が許可される前記ストロークデータは、前記サービスへのログイン時に使用されたペン識別子を有するペンを使用して手書き入力されるストロークデータに制限する、電子機器。
  2. 前記制限処理は、前記サービスにログイン状態である間に手書き入力が許可される前記ストロークデータを、各外部端末のIDとそれに対応する前記ペン識別子の双方が付加されているストロークデータに制限する処理を含む請求項1記載の電子機器。
  3. 前記プロセッサは、
    前記サービスにログイン状態である間、前記ペン識別子を有するペン以外の他のペンを使用したストロークデータの手書き入力を禁止し、
    前記サービスにログイン状態でない場合、前記ペン識別子とは無関係に、ストロークデータの手書き入力を許可する請求項1記載の電子機器。
  4. 少なくとも前記ペン識別子と前記ストロークデータの表示形態との関係を端末毎に規定した表示スタイル管理デーブルを更に具備し、
    前記プロセッサは、受信された前記ストロークデータに付加されているペン識別子に基づき前記表示スタイル管理デーブルを参照して、どのユーザから手書き入力されたことが識別可能なように表示する請求項1記載の電子機器。
  5. 前記表示スタイル管理デーブルが前記複数の外部端末に配信される請求項記載の電子機器。
  6. 電子機器によって実行される方法であって、
    手書き入力されるストロークデータをタッチスクリーンディスプレイの画面に表示することと、
    前記ストロークデータを複数の外部端末に送信することと、
    手書き入力のために使用されるペンの識別子に基づいて、前記複数の外部端末とのストロークデータの共有を許可または禁止するための制限処理を実行することとを具備し、
    前記複数の外部端末との前記ストロークデータの共有は、前記複数の外部端末間で手書き情報を共有するためのサービスにログイン状態である場合に実行され、
    前記サービスにログイン状態である間、前記複数の外部端末との共有が許可される前記ストロークデータは、前記サービスへのログイン時に使用されたペン識別子を有するペンを使用して手書き入力されるストロークデータに制限される、方法。
  7. 前記制限処理は、前記サービスにログイン状態である間に手書き入力が許可される前記ストロークデータ各外部端末のIDとそれに対応する前記ペン識別子の双方が付加されているストロークデータに制限する処理を含む請求項6記載の方法。
  8. 前記サービスにログイン状態である間、前記ペン識別子を有するペン以外の他のペンを使用したストロークデータの手書き入力を禁止し、
    前記サービスにログイン状態でない場合、前記ペン識別子とは無関係に、ストロークデータの手書き入力を許可する請求項6記載の方法。
  9. 少なくとも前記ペン識別子と前記ストロークデータの表示形態との関係を端末毎に規定した表示スタイル管理デーブルを参照し、受信された前記ストロークデータに付加されているペン識別子に基づいて、どのユーザから手書き入力されたことが識別可能なように表示する請求項6記載の方法。
  10. 前記表示スタイル管理デーブルが前記複数の外部端末に配信される請求項記載の方法。
  11. コンピュータによって実行されるプログラムであって、前記プログラムは、
    手書き入力されるストロークデータをタッチスクリーンディスプレイの画面に表示することと、
    前記ストロークデータを複数の外部端末に送信することと、
    手書き入力のために使用されるペンの識別子に基づいて、前記複数の外部端末とのストロークデータの共有を許可または禁止するための制限処理を実行すること
    の機能を実行するように前記コンピュータを制御し、
    前記複数の外部端末との前記ストロークデータの共有は、前記複数の外部端末間で手書き情報を共有するためのサービスにログイン状態である場合に実行され、
    前記サービスにログイン状態である間、前記複数の外部端末との共有が許可される前記ストロークデータは、前記サービスへのログイン時に使用されたペン識別子を有するペンを使用して手書き入力されるストロークデータに制限される、プログラム。
  12. 前記制限処理は、前記サービスにログイン状態である間に手書き入力が許可される前記ストロークデータ各外部端末のIDとそれに対応する前記ペン識別子の双方が付加されているストロークデータに制限する処理を含む請求項11記載のプログラム。
  13. 前記実行することは、
    前記サービスにログイン状態である間、前記ペン識別子を有するペン以外の他のペンを使用したストロークデータの手書き入力を禁止し、
    前記サービスにログイン状態でない場合、前記ペン識別子とは無関係に、ストロークデータの手書き入力を許可する請求項11記載のプログラム。
  14. 少なくとも前記ペン識別子と前記ストロークデータの表示形態との関係を端末毎に規定した表示スタイル管理デーブルを参照し、受信された前記ストロークデータに付加されているペン識別子に基づいて、どのユーザから手書き入力されたことが識別可能なように表示する請求項11記載のプログラム。
  15. 前記表示スタイル管理デーブルが前記複数の外部端末に配信される請求項14記載のプログラム。
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