JP6271683B2 - 吸着反転装置 - Google Patents
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Description
しかし、この従来方法では、回転軸の軸芯部をくり抜いてエア通路を加工する必要があって加工費が高くなると共に、回転軸の強度が低下するといった問題点があった。
これにより、第2ポートからエア吸引装置に接続する配管を、回転軸の延在方向と直交する方向に引き出すことができて吸着板の反転動作の邪魔にならないように配設することが可能となる。
これらスクライブ装置B、吸着反転装置C並びに吸着昇降装置Dは、基板加工装置Aのフレーム1に組み込まれている。フレーム1は、金属製の枠材によって長方体の形態で組み付けられており、図1の平面視において長手方向に沿ったラインをX方向とし、X方向に直交する方向をY方向として以下説明する。
テーブル4は、その上面に多数の吸着孔を有する吸着面4aを備え、モータを内蔵する回転駆動部5により水平面内で回動できるようになっている。また、テーブル4並びに回転駆動部5は、レール3に沿って移動する移動ステージ6上に取り付けられており、モータ8によって回転するネジ軸9によりY方向に移動するように形成されている。また、フレーム1には、ガイド10を有するビーム(横桟)11がX方向に沿って設けられ、ガイド10にはカッターホイール12を有する昇降可能なスクライブヘッド13がX方向に移動できるように取り付けられている。
また、押下げ部材17であるエアシリンダのピストン17aは、その突出ストロークが調整できるように形成されている。これにより、基板Wの厚み等の作業条件に応じて吸着板18の降下量を適切に調整することができるようになっている。なお、押下げ部材であるエアシリンダ17は、配管を介して別途設けたエア供給源(図示外)に接続されている。
また、図1に示すように、フレーム1のX方向に延びる上部枠材1a、1aの上面にはレール23、23が設けられ、吸着反転装置Cの側枠14、14の上端部には、該レール23、23に沿ってスライドするガイド部24、24が設けられている。さらに、吸着反転装置Cを手動で移動させるための把手25が、一方のガイド部24に連なってフレーム1の外側に延出して設けられている。これにより、吸着板18を、反転可能なスペースを確保したフレーム1内の図1における左側、すなわち基板反転位置から、スクライブ装置Bのテーブル4の上方、すなわち基板受け渡し位置まで手動で移動できるように形成されている。
ロックピン28は、上記した基板反転位置と基板受け渡し位置とにそれぞれ配置されており、吸着反転装置Cが基板反転位置並びに基板受け渡し位置にきたときに、位置感知部材29が感知して自動的に係合穴27に係入するように形成されている。ロックピン28としては、例えば電磁石のON/OFFによって出没するソレノイドで形成することができる。また、位置感知部材29としては光センサやリミットスイッチなどを利用することができる。
さらに、中空部材50には、回転軸15の延在方向と直交して上向に開口する第2ポート55が設けられており、この第2ポート55から上方に延びる配管56を介して真空ポンプ等のエア吸引装置(図示外)に連通されている。これにより、第2ポート55からの配管56が、吸着板18の反転動作の邪魔にならないようにしてある。
なお、中空部材50の円形開口部50aとフランジ51の摺接部分には、エアの漏洩を防ぐためにOリングなどのシール材を介在させるのが好ましい。
また、吸着板32は、その上面から鉛直上方に延びて固定板30を摺動可能に貫通する4本の垂直なガイド33を備えており、これにより、吸着板32が昇降する際に自由回転するのを阻止している。
具体的には、図21に示すように、吸着反転装置Cのロックピン28、28のロックを解除するための右側ロック解除ボタン34並びに左側ロック解除ボタン35、基板受け渡し位置で吸着板18を下動させるために押下げ部材(エアシリンダ)17をON/OFF操作する昇降ボタン36、吸着昇降装置Dの流体シリンダ31を作動させるための操作ボタン37、吸着反転装置Cの反転回動機構42を駆動する反転操作ボタン43が、基板加工装置Aの正面に取り付けられた操作パネル38(図1では省略)に設けられている。さらに、吸着反転装置Cの吸着板18のバキュームボタン39、吸着昇降装置Dの吸着板32のバキュームボタン40が上記操作パネル38に設けられている。
図1において、スクライブ装置Bのテーブル4上に載置されている基板Wは、その上面がカッターホイール12によって既にスクライブラインが加工された状態にある。カッターホイール12によるスクライブ加工は、テーブル4を台板2の延出端部まで移動させて加工すべき基板Wを載置した後、テーブル4をスクライブヘッド13の位置まで移行させ、カッターホイール12を降下させてカッターホイール12またはテーブル4を相対的に移動させることにより行われる。また、テーブル4を回転駆動部5により90度回転させることにより、X−Y方向のスクライブラインを加工することができる。
まず、吸着反転装置Cの左側のロックピン28のロックを、左側ロック解除ボタン35を操作して解除する。そして、把手25を持って手動で図10、11に示すように吸着板18をスクライブ装置Bのテーブル4の上方、すなわち、基板受け渡し位置まで移動させる。
吸着反転装置Cが基板受け渡し位置まで移動すると、位置感知部材29(図1参照)が吸着反転装置Cの位置を感知して自動的に右側のロックピン28が係合穴27に係入して吸着反転装置Cの位置がロックされる。
次いで、再度昇降ボタン36を押して押下げ部材17の押下げ力を解除する。この解除により、吸着板18は復帰スプリング19(図3参照)の復元力によって図13に示すように元位置に復帰する。
このようにして反転された基板Wは、次のブレイク工程のためにテーブル4から除材される。
B スクライブ装置
C 吸着反転装置
D 吸着昇降装置
W 基板(脆性材料基板)
1 フレーム
14 側枠
15 回転軸
18 吸着板
50 中空部材
50a 円形開口部
51 フランジ
52 第1ポート
53 配管
54 エア取入口
55 第2ポート
56 配管
Claims (1)
- 吸着板を回転軸周りに回転させる吸着反転装置であって、
前記回転軸を回転可能に支持する側枠と、
前記回転軸の一部を取り囲むように前記側枠に固定され、かつ、一端部に円形開口部を有する中空部材と、
前記中空部材の前記円形開口部を封止するとともに前記回転軸と一体となって回転する円盤状のフランジと、
前記フランジに開口し、配管を介して前記吸着板と連通する第1ポートと、
前記中空部材に開口し、配管を介してエア吸引装置に連通する第2ポートとを有する吸着反転装置。
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