JP6271553B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器及びプログラムに関する。
トレーニング法の1つとして、高負荷のトレーニングと低負荷のトレーニングとを交互に所定回数繰り返すインターバルトレーニング法が知られている。利用者は、高負荷のトレーニングにおいて速いスピードで走り(急走ともいう)、低負荷のトレーニングにおいて遅いスピードで走る(緩走ともいう)。走る距離やその距離を急走または緩走するトレーニング時間は、例えばトレーナーが経験に基づいて決定していた。
利用者は、トレーナーによって決定されたトレーニング時間が時間経過毎に報知される電子時計のタイマーの機能を使って、速いスピードで走行する時間及びジョギング程度のスピードで走る時間が経過したことを知るようにしてトレーニングを行っている。
また、特許文献1に記載の技術では、利用者によって設定された心拍の目標数とトレーニング中に計測された心拍数に基づいて、利用者の心拍数及び利用者がどの段階またはレベルの選択された運動プログラムにいるかを決定する。そして、特許文献1に記載の技術では、利用者が現在の心拍数を増加、減少または維持させる必要があるのかを決定し、決定に従って音声信号を出力する。そして、特許文献1に記載の技術では、心拍数が高目標値に達するまでまたは高目標値を超えるまで、高いテンポの第1音声を出力し、その後、第1音声信号が休止され、遅いテンポの第2音声信号を出力する。なお、特許文献1に記載の技術では、低及び高目標パラメータ値(高心拍数、低心拍数、高強度維持時間、及び低強度維持時間)を利用者が設定する。
特許第5128135号公報
しかしながら、インターバルトレーニングにおいて、一般の利用者は、高負荷及び低負荷のトレーニングにおいて、どの位の距離を、どの位の時間をかけて走ればよいのか分からないという課題があった。
本発明は、上記の事情に鑑み為されたものであって、インターバルトレーニングにおいて、高負荷及び低負荷のトレーニング時間を簡単に設定できる電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る電子機器は、入力された時間情報に基づいて、高負荷運動と低負荷運動とを繰り返すインターバルトレーニングにおいて、利用者が所定の距離を走ったときの最良の記録または利用者が所望する時間を前記時間情報として、前記高負荷運動を行うための高負荷運動時間または前記低負荷運動を行うための低負荷運動時間の一方あるいは両方を算出する制御部を備え、前記制御部は、前記時間情報に基づいて、ランニングの指標であるランニングレベルを算出し、算出した前記ランニングレベルに基づいて、前記高負荷運動時間を算出することを特徴としている。
また、本発明の一態様に係る電子機器であって、前記ランニングレベルと前記高負荷運動時間とを対応付けた第1の情報を記憶する第1の記憶部と、前記時間情報と前記低負荷運動時間とを対応付けた第2の情報を記憶する第2の記憶部と、を備え、前記制御部は、算出した前記ランニングレベルと前記第1の情報とに基づいて前記高負荷運動時間を算出し、前記時間情報と前記第2の情報とに基づいて前記低負荷運動時間を算出するようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る電子機器であって、前記制御部は、入力された前記利用者の性別と、前記時間情報とに基づいて、前記ランニングレベルを算出するようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る電子機器であって、前記制御部は、入力された前記高負荷運動と前記低負荷運動との繰返し回数と、前記ランニングレベルとに基づいて、前記高負荷運動時間を算出するようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る電子機器であって、各ランニングレベルにおける前記高負荷運動時間と前記繰返し回数との関係は、2つ以上の直線の式で近似されるようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る電子機器であって、前記制御部は、入力された前記繰返し回数の設定が切り替えられたことを検出し、前記検出した結果に応じて、前記高負荷運動時間を再計算するようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る電子機器であって、前記制御部は、入力された前記時間情報の設定が切り替えられたことを検出し、前記検出した結果に応じて、前記低負荷運動時間と前記ランニングレベルと前記高負荷運動時間とを再計算するようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る電子機器であって、前記制御部は、入力された前記利用者の性別の設定が切り替えられたことを検出し、前記検出した結果に応じて、前記ランニングレベルと前記高負荷運動時間とを再計算するようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る電子機器であって、前記電子機器は、利用者が利用する端末とネットワークを介して接続され、前記ネットワークを介して前記端末によって入力された前記時間情報を取得する取得部と、前記制御部が算出した前記高負荷運動時間または前記低負荷運動時間の一方あるいは両方を前記端末に送信する送信部と、を備え、前記制御部は、前記取得部が取得した前記時間情報に基づいて、前記高負荷運動時間または前記低負荷運動時間の一方あるいは両方を算出するようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る電子機器であって、前記時間情報が入力される入力部と、前記制御部により算出された結果を表示する表示部と、を備え、前記制御部は、前記入力部により入力された前記時間情報に基づいて、前記高負荷運動時間または前記低負荷運動時間の一方あるいは両方を算出するようにしてもよい。
本発明によれば、電子機器は、インターバルトレーニングにおいて、高負荷及び低負荷のトレーニング時間を簡単に設定できる。
本実施形態における電子機器の構成を示したブロック図である。 本実施形態における電子機器の外形の一例を示す図である。 本実施形態における表示部に表示される情報の一例を説明する図である。 本実施形態に係る記憶部に記憶されるベストタイムとランニングレベルの関係の一例を説明する図である。 本実施形態に係る記憶部に記憶されるベストタイムとジョグタイムの関係の一例を説明する図である。 本実施形態に係るトレーニング回数とランタイムの関係の一例を説明する図である。 本実施形態に係る記憶部に記憶されるトレーニング回数とランタイムの関係の一例を説明する図である。 本実施形態に係るトレーニング回数とランタイムの関係を近似する例を説明する図である。 本実施形態に係るインターバル動作の処理手順の一例のフローチャートである。 本実施形態に係る計測処理の手順の一例のフローチャートである。 本実施形態に係る性別の情報が変更されたときの性別変更処理の処理手順のフローチャートである。 本実施形態に係るトレーニング回数の情報が変更されたときのトレーニング回数変更処理の処理手順のフローチャートである。 本実施形態に係るベストタイムの情報が変更されたときのベストタイム変更処理の処理手順のフローチャートである。 本実施形態における電子機器の構成を示したブロック図である。 本実施形態に係る端末とサーバによるシステムの一例の概略構成図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。また、以下の例では、電子機器の一例として、電子時計を例に説明する。また、以下の例では、インターバルトレーニングの一例として、トラック等を走るトレーニングについて説明する。
まず、インターバルトレーニングの概要について説明する。
インターバルトレーニングとは、高負荷の運動(以下、高負荷運動という)と低負荷の運動(以下、低負荷運動という)とを交互に所定回数繰り返して行うトレーニングである。本実施形態におけるインターバルトレーニングにおいて、利用者は、まず高負荷運動時間(ランタイム)の期間、高負荷運動を行う。ランタイム終了後、利用者は、低負荷運動時間(ジョグタイム)の期間、低負荷運動を行う。
ここで、第1の所定の距離は、時間情報である後述するベストタイムを計測する距離である。第2の所定の距離は、低負荷運動を行う目標の距離である。第3の所定の距離は、高負荷運動を行う目標の距離である。なお、第2の所定の距離及び第3の所定の距離は、例えば、利用者が目的とする競技に合わせた距離であってもよい。
利用者は、ランタイムの期間、第3の所定の距離に渡って高負荷運動を行い、ジョグタイムの期間、第2の所定の距離に渡って低負荷運動を行う。従って、ランタイムの期間、利用者が実際に走る距離は、第3の所定の距離以上の場合も以下の場合もある。同様に、ジョグタイムの期間、利用者が実際に走る距離は、第2の所定の距離以上の場合も以下の場合もある。
図1は、本実施形態における電子機器1の構成を示したブロック図である。図1に示すように、電子機器1は、発振回路101、分周回路102、制御部103、入力部104、記憶部105、表示制御部106、表示部107、及び報知部108を備える。
また、本実施形態において、電子機器1は、時計動作及びインターバル動作の各動作モードを有している。なお、インターバル動作とは、インターバルトレーニングを行うとき、ジョグタイム、ランタイム、及びトレーニング回数を表示部107に表示する動作モードである。
発振回路101は、制御部103の動作用の所定周波数の基準クロック信号を発生させ、発生させた基準クロック信号を分周回路102に出力する。所定周波数は、例えば32768Hzである。なお、発振回路101が生成した基準クロック信号は、時計動作、インターバル動作等に使用するようにしてもよい。
分周回路102は、発振回路101が出力した基準クロック信号を分周し、制御部103が必要な時間信号を制御部103に出力する。
入力部104は、利用者からの指示の入力を受け付けるボタンを含む。入力部104は、利用者からの指示の入力を検出し、検出した検出結果を検出信号として制御部103に出力する。検出信号には、動作モードを示す情報、ベストタイムを示す情報、性別を示す情報、トレーニング回数、及びトレーニング開始を示す情報のうち少なくとも1つを含んでいる。ここで、ベストタイムとは、利用者が第1の所定の距離を走ったとき、現在における最も速いタイムであり、競技での時間記録や練習で記録された時間等である。なお、第1の所定の距離は、例えば5km(キロメートル)である。また、トレーニング回数とは、高負荷運動である急走と低負荷運動である緩走とを交互に繰返す回数である。
制御部103は、入力部104から入力された検出結果に応じて、動作モードの切り替え、各動作モードの制御、及び電子機器1を構成する各電子回路要素の制御等を行う。また、制御部103は、入力部104から入力された検出結果からベストタイムを示す情報、性別を示す情報、及びトレーニング回数を示す情報を抽出し、抽出したベストタイムを示す情報、性別を示す情報、及びトレーニング回数を示す情報を記憶部105に記憶させる。
制御部103は、入力部104から入力されたベストタイムを示す情報と、記憶部105に記憶されているベストタイムとジョグ(JOG)タイムの関係とに基づいて、ジョグタイムを求める。なお、制御部103は、ベストタイムとジョグタイムの関係に基づいて、ジョグタイムを算出してもよい。または、制御部103は、ベストタイムとジョグタイムの関係の対応表からジョグタイムを求めてもよい。ここで、ジョグタイムとは、緩走によって第2の所定の距離を走るタイムである。第2の所定の距離は、例えば200mである。
制御部103は、入力部104から入力されたベストタイムを示す情報と性別を示す情報と、記憶部105に性別毎に記憶されているベストタイムとランニングレベルの関係とに基づいて、ランニングレベルを求める。さらに、制御部103は、算出したランニングレベルと、入力部104から入力されたトレーニング回数を示す情報と、記憶部105に記憶されているランニングレベル毎のトレーニング回数とランタイムの関係とに基づいて、ランタイムを求める。制御部103は、ベストタイムとランニングレベルの関係に基づいてランニングレベルを算出してもよく、またはベストタイムとランニングレベルの関係の対応表からランニングレベルを求めるようにしてもよい。また、制御部103は、ランニングレベル毎のトレーニング回数とランタイムの関係に基づいてランタイムを算出してもよく、またはランニングレベル毎のトレーニング回数とランタイムの関係の対応表からランタイムを求めてもよい。
なお、ランタイムとは、急走によって第3の所定の距離を走るタイムである。第3の所定の距離は、例えば400mである。また、ランニングレベルとは、ランニングのレベルを表す指標であり、例えばランニングレベルが高いほど利用者の走りが速いことを表し、ランニングレベルが低いほど利用者の走りが遅いことを表している。
制御部103は、算出したジョグタイム及びランタイムの時間情報、及びトレーニング回数及びトレーニング回数の残り回数を示す情報を表示情報として表示制御部106に出力する。また、制御部103は、入力部104から入力された検出信号に含まれるトレーニング開始を示す情報に応じて、ランタイムに関するタイマーとジョグタイムに関するタイマーの動作を制御する。制御部103は、ランタイム経過毎に、ランタイムが終了したことを、報知部108を制御して報知する。また、制御部103は、ジョグタイム経過毎に、ジョグタイムが終了したことを、報知部108を制御して報知する。
なお、制御部103は、利用者が入力部104を操作してベストタイムを入力する際に記憶部105に記憶されている所定の距離を読み出し、読み出した所定の距離を表示するようにしてもよい。または、制御部103は、利用者が入力部104を操作して決定または変更した距離を取得し、取得した距離を所定の距離として記憶部105に記憶させるようにしてもよい。
表示制御部106は、インターバル動作のとき、制御部103からの表示情報に基づいて、表示部107に動作モード、ジョグタイムの残り時間、ランタイムの残り時間、トレーニング回数、及びトレーニング回数の残り回数を表示させるように制御する。
表示部107は、動作モード、ジョグタイムの残り時間、ランタイムの残り時間、トレーニング回数、及びトレーニング回数の残り回数等を表示する。表示部107は、例えば、液晶表示装置(LCD;Liquid Crystal Display)である。
記憶部105には、制御部103が実行するプログラム、第1の所定の距離に関する情報、ベストタイムとジョグタイムの関係、性別毎のベストタイムとランニングレベルの関係、ランニングレベル毎のトレーニング回数とランタイムの関係が記憶されている。また、記憶部105には、制御部103が算出したジョグタイム及びランタイムが記憶される。また、記憶部105には、入力部104が検出したベストタイム、性別及びトレーニング回数が記憶される。記憶部105は、例えば、RAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)及び、ROM(Read Only Memory、読み出し専用メモリ)により構成される。
報知部108は、制御部103の制御により報知音を発する。報知部108は、例えばスピーカーである。
図2Aは、本実施形態における電子機器1の外形の一例を示す図である。図2Aに示すように電子機器1は、本体10、表示部107、ボタンA〜Dを備えている。
本体10は、電子機器1のケースであり、内部に制御基板を有している。
ボタンAは、例えば、トレーニング開始のときランタイム及びジョグタイムのタイマー動作を開始するボタンである。ボタンBは、例えば、動作モードを切り替えるボタンである。ボタンCは、例えば、バックライトを所定時間、点灯させるボタンである。ボタンDは、例えば、表示の切り替えを行うボタンである。なお、図2Aに示した例は一例であり、ボタンの個数、割り当てはこれに限られない。
次に、インターバル動作のとき表示部107に表示される情報の一例を、図2A及び図2Bを用いて説明する。図2Bは、本実施形態における表示部107に表示される情報の一例を説明する図である。
図2Aの符号d1が示す領域の画像は、インターバル動作に関する設定が完了し、インターバル動作が開始されていないときの表示部107に表示される情報の一例である。符号d1が示す領域には、動作モードが表示される領域d101、トレーニング回数が表示される領域d102、ランタイムが表示される領域d103、及びジョグタイムが表示される領域d104を含んでいる。
図2Aの領域d101には、動作モードがインターバル動作であることを示す『INTERVAL』が表示される。領域d102には、トレーニング回数が20回であることを示す『INT.20』が表示される。領域d103には、ランタイムであることを示す『1』とランタイムが2分5秒であることを示す『2’05”』が表示される。領域d104には、ジョグタイムであることを示す『2』とジョグタイムが1分42秒であることを示す『1’42”』が表示される。
次に、図2Bの符号d1’が示す領域の画像は、インターバル動作が開始され、ランライムの計測が開始されたときの表示部107に表示される情報の一例である。符号d1’が示す領域には、領域d101〜d104に加え、タイマーが動作していること示す画像が表示される領域d105を含んでいる。なお、領域d105に表示される画像は、タイマー動作の計測に合わせて点滅するように表示されてもよく、あるいは計時中、表示されたままであってもよい。そして、領域d105に表示される画像は、ランタイムの計測終了後にその表示が消去され、ジョグタイムの計測が開始したとき、領域d104に対応する位置に表示されるようにしてもよい。
また、ランタイムの計測が開始されたため、領域d102には、トレーニングが20回のうち1回目であることを示す『1/20』が表示される。また、領域d103には、ランタイムであることを示す『1』とランタイムの残り時間が2分4秒であることを示す『2’04”』が表示される。
制御部103は、ランタイムをカウントダウンするように表示部107に表示制御部106によって表示させる。そして、制御部103は、ランタイムの残り時間が0になったときに、ランタイムが終了したことを報知部108から報知しつつ、領域d103の表示をランタイムの計算値である2分5秒であることを示す『2’05”』に戻す。同時に、制御部103は、ジョグタイムのタイマーの計測を開始するように制御する。この結果、ジョグタイムの計測中、領域d103には、ランタイムの計算値である2分5秒であることを示す『2’05”』が表示され、領域d104には、ジョグタイムの残り時間が表示されるように表示制御部106を制御する。
なお、図2A及び図2Bは一例であり、表示内容、各領域の大きさ、領域の配置等は、これに限られない。例えば、領域d103と領域d104との位置は上下逆であってもよい。また、ジョグタイムの計測時、制御部103は、領域d103とd104とを入れ替えて表示させるようにしてもよい。また、領域d103に表示される情報は、0秒からランタイムまでカウントアップするように表示してもよい。同様に、領域d104に表示される情報は、0秒からジョグタイムまでカウントアップするように表示してもよい。
次に、記憶部105に記憶されている情報について説明する。
図3は、本実施形態に係る記憶部105に記憶されるベストタイムとランニングレベルの関係の一例を説明する図である。記憶部105には、図3に示す曲線201及び曲線202の関係が、数式または表形式で記憶されている。図3において、横軸はベストタイムであり、縦軸はランニングレベルである。また、横軸において、右方向が走ることが速いことを表し、左方向が走ることが遅いことを表している。また、縦軸において、上方向はランニングレベルが高く、下方向はランニングレベルが低いことを表している。
曲線201は、男性のベストタイムとランニングレベルの関係の一例である。また、曲線202は、女性のベストタイムとランニングレベルの関係の一例である。
図3の曲線201及び202のように、同じベストタイムであれば、男性より女性の方が、ランニングレベルが高い。また、図3に示した例では、曲線201及び曲線202のように、ベストタイムが速い方が、遅いより傾きが大きくなる。
このような、ベストタイムとランニングレベルの関係は、例えば、第1の所定の距離毎に記憶部105に記憶させておくようにしてもよい。
図4は、本実施形態に係る記憶部105に記憶されるベストタイムとジョグタイムの関係の一例を説明する図である。記憶部105には、図4に示す線211の関係が、数式または表形式で記憶されている。図4において、横軸はベストタイムであり、縦軸はジョグタイムである。また、縦軸において、上方向はジョグタイムが遅く、下方向はジョグタイムが速いことを表している。図4の線211にように、ベストタイムとジョグタイムの関係は、一次式で表される関係である。なお、ベストタイムとジョグタイムの関係は、曲線等の多項式の関係であってもよく、その関係を線211のように1つの一次式で近似するようにしてもよい。
なお、本実施形態において、ベストタイムとジョグタイムの関係は、性別毎ではなく、男女兼用である。ただし、性別毎にベストタイムとジョグタイムの関係を記憶部105に記憶させておいてもよい。
図5は、本実施形態に係るトレーニング回数とランタイムの関係の一例を説明する図である。図5において、横軸はトレーニング回数であり、縦軸はランタイムである。縦軸において、上方向はランタイムが遅く、下方向はランタイムが速いことを表している。
曲線231は、ランニングレベル(n)(nは1以上の整数)のときのトレーニング回数とランタイムの関係の一例である。曲線231に示した例では、トレーニング回数が少ないときは、トレーニング回数が多いときより、ランタイムが速くなる。また、曲線231に示した例では、トレーニング回数が多くなると、傾きが小さくなる。例えばトレーニング回数が20回に近い場合、制御部103はトレーニング回数に応じた総距離を高負荷運動で走るペースのランタイムを算出するようにしてもよい。また、例えばトレーニング回数が1回に近い場合、急走を行うので利用者の身体への負担が高いため、制御部103は、トレーニング回数に応じた総距離より長い距離を高負荷運動で走るペースのランタイムを算出するようにしてもよい。
図6は、本実施形態に係る記憶部105に記憶されるトレーニング回数とランタイムの関係の一例を説明する図である。図6の曲線241〜243に示すように、記憶部105には、ランニングレベル毎に、トレーニング回数とランタイムの関係が記憶されている。なお、横軸と縦軸の底辺との交点のランタイムは0秒ではない。
曲線241〜243は各々、利用者が男性であり且つランニングレベル(1)〜(3)のときのトレーニング回数とランタイムの関係である。ランニングレベル(1)とは、例えば、1kmを5分で走るベストタイムを有する男性のランニングレベルである。ランニングレベル(2)とは、例えば、1kmを6分で走るベストタイムを有する男性のランニングレベルである。また、ランニングレベル(3)とは、例えば、1kmを7分で走るベストタイムを有する男性のランニングレベルである。曲線241〜243に示すように、トレーニング回数とランタイムの関係は、ランニングレベル毎に曲線の傾きが異なり、トレーニング回数毎のランタイムが異なっている。例えば、ランニングレベル(1)の曲線241は、ランニングレベル(3)の曲線243より傾きがなだらかである。一方、ランニングレベル(3)の曲線243は、トレーニング回数の増加に従ってランニングレベル(1)の曲線241より傾きが急峻である。なお、図6に示した例は一例であり、記憶部105には、3つ以上のランニングレベル毎のトレーニング回数とランタイムの関係が記憶されていてもよい。
図7は、本実施形態に係るトレーニング回数とランタイムの関係を近似する例を説明する図である。図7は、例えば、図5に示したランニングレベル(n)のトレーニング回数とランタイムの関係の曲線231を近似する例を説明する。なお、横軸と縦軸は、例えば図5と同じである。図7に示した例では、直線251と直線252を用いて、曲線231を近似している。例えば、トレーニング回数とランタイムの関係は、トレーニング回数が1〜12回を、直線252を用いて表し、トレーニング回数が13〜20回を、直線251を用いて表す。ここで、直線251の式は、ランタイムをy、トレーニング回数をxとすると、y=a・x+bである。また、直線252の式は、y=a・x+bである。ここで、bはbより大きく、aはaより小さい。なお、図7に示した例では、2つの直線の式で曲線231を近似する例を説明したが、これに限られず、直線の式は3つ以上であってもよい。このように、トレーニング回数とランタイムの関係を、2つの直線の式で近似することで、本実施形態の電子機器1は、制御部103の演算量を低減でき、記憶部105に記憶する情報を削減できる。
次に、インターバル動作の手順を説明する。図8は、本実施形態に係るインターバル動作の処理手順の一例のフローチャートである。なお、以下の例では、第1の所定の距離が5km、第2の所定の距離が200m、第3の所定の距離が400mであるとして説明する。このようなインターバルトレーニングにおいて、利用者は、ランタイムの期間、約400mに渡って高負荷運動である急走を行い、ジョグタイムの期間、約200mに渡って低負荷運動である緩走を行う。このように、利用者は、急走と緩走とを交互にトレーニング回数繰り返して行う。
(ステップS1)利用者は、入力部104のボタンを操作して5kmのベストタイムを入力する。制御部103は、入力部104から入力された検出信号からベストタイムを示す情報を抽出して取得する。ステップS1終了後、制御部103は、処理をステップS2に進める。
(ステップS2)利用者は、入力部104のボタンを操作して利用者の性別を入力する。制御部103は、入力部104から入力された検出信号から性別を示す情報を抽出して取得する。ステップS2終了後、制御部103は、処理をステップS3に進める。
(ステップS3)利用者は、入力部104のボタンを操作してトレーニング回数を入力する。制御部103は、入力部104から入力された検出信号からトレーニング回数を示す情報を抽出して取得する。ステップS3終了後、制御部103は、処理をステップS4に進める。
(ステップS4)制御部103は、ステップS1で抽出したベストタイムに基づいて、記憶部105に記憶されているベストタイムとジョグタイムの関係を用いて、ジョグタイムを算出する。ステップS4終了後、制御部103は、処理をステップS5に進める。
(ステップS5)制御部103は、ステップS1で抽出したベストタイムとステップS2で抽出した性別に基づいて、記憶部105に記憶されているベストタイムとランニングレベルの関係を用いて、ランニングレベルを算出する。ステップS5終了後、制御部103は、処理をステップS6に進める。
(ステップS6)制御部103は、ステップS5で算出したランニングレベルと、ステップS3で抽出したトレーニング回数とに基づいて、記憶部105にランニングレベル毎に記憶されているトレーニング回数とランタイムの関係を用いて、ランタイムを算出する。ステップS6終了後、制御部103は、処理をステップS7に進める。
(ステップS7)インターバル動作のとき、制御部103は、算出したランタイムとジョグタイムとの計測を、トレーニング回数繰り返して計測処理を行う。制御部103は、ステップS4で算出したジョグタイム、ステップS6で算出したランタイム、ステップS3で抽出したトレーニング回数、及び動作モードを、表示部107に表示するように表示制御部106を制御する。なお、計測処理については、図9を用いて、後述する。ステップS7終了後、制御部103は、処理をステップS8に進める。
(ステップS8)制御部103は、性別変更処理を行う。なお、性別変更処理については、図10を用いて、後述する。ステップS8終了後、制御部103は、処理をステップS9に進める。
(ステップS9)制御部103は、トレーニング回数変更処理を行う。なお、トレーニング回数変更処理については、図11を用いて、後述する。ステップS9終了後、制御部103は、処理をステップS10に進める。
(ステップS10)制御部103は、ベストタイム変更処理を行う。なお、ベストタイム変更処理については、図12を用いて、後述する。ステップS10終了後、制御部103は、処理をステップS7に戻す。
次に、計測処理について図9を用いて説明する。図9は、本実施形態に係る計測処理の手順の一例のフローチャートである。
(ステップS101)制御部103は、トレーニング回数を回数確認用値として、例えば記憶部105の記憶領域内に複製する。次に、制御部103は、入力部104から入力された検出結果に含まれるトレーニング開始を示す情報に応じて、算出したランタイムのカウントを開始する。ステップS101終了後、制御部103は、処理をステップS102に進める。
(ステップS102)制御部103は、ランタイムのカウントが終了したか否かを判別する。制御部103は、カウントダウンしてカウントする場合、カウント値が0になったときカウントが終了したと判別する。または、制御部103は、カウントアップしてカウントする場合、カウント値がランタイムに達したときカウントが終了したと判別する。制御部103は、ランタイムのカウントが終了したと判別した場合(ステップS102;YES)、ステップS103に進み、ランタイムのカウントが終了していないと判別した場合(ステップS102;NO)、ステップS102を繰り返す。
(ステップS103)制御部103は、ランタイムが終了したことを報知部108から報知する。制御部103は、例えば、ランタイムが終了する3秒前から、報知音として“ピッ”の報知を開始し、ランタイム終了時に報知音として“ピッ!”を報知するようにしてもよい。ランタイム終了時、制御部103は、ランタイムのカウンタをリセットし、ジョグタイムのカウントを開始する。ステップS103終了後、制御部103は、処理をステップS104に進める。
(ステップS104)制御部103は、ジョグタイムのカウントが終了したか否かを判別する。制御部103は、ジョグタイムのカウントが終了したと判別した場合(ステップS104;YES)、ステップS105に進み、ジョグタイムのカウントが終了していないと判別した場合(ステップS104;NO)、ステップS104を繰り返す。
(ステップS105)制御部103は、ジョグタイムが終了したことを報知部108から報知する。制御部103は、例えば、ジョグタイムが終了する3秒前から、報知音として“ピッ”の報知を開始し、ジョグタイム終了時に報知音として“ピッ!”を報知するようにしてもよい。また、ジョグタイム終了時の報知音は、ランタイム終了時の報知音と異なっていてもよい。ジョグタイム終了時、制御部103は、ランタイムのカウンタをリセットする。ステップS105終了後、制御部103は、処理をステップS106に進める。
(ステップS106)制御部103は、ステップS101で記憶部105の記憶領域内に複製した回数確認用値から1を減算し、減算後の回数確認用値を記憶領域内に上書きして記憶させる。次に、制御部103は、減算後の回数確認用値が0以下であるか否かを判定することで、トレーニングが終了したか否かを判別する。制御部103は、トレーニングが終了したと判別した場合(ステップS106;YES)、処理を終了し、トレーニングが終了したと判別していない場合(ステップS106;NO)、ステップS101に戻る。
以上で、計測処理を終了する。
なお、上述した例では、トレーニングが終了したか否かを、ステップS101で記憶させた回数確認用値をステップS106で減算して判別する例を説明したが、これに限られない。例えば、制御部103は、ステップS101で、カウント用の値として0を記憶部105に記憶させ、ステップS106で記憶させたカウント用の値に1を加算し、加算したカウント用の値と、トレーニング回数とを比較することでトレーニングが終了したか否かを判別するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態の電子機器1は、入力された時間情報(ベストタイム)に基づいて、高負荷運動と低負荷運動とを繰り返すインターバルトレーニングにおける高負荷運動を行うための高負荷運動時間(ランタイム)あるいは低負荷運動を行うための低負荷運動時間(ジョグタイム)の少なくとも一方か、あるいは両方を算出する制御部103を備える。
この構成の電子機器1によって、利用者は、電子機器1にベストタイム、性別、及びトレーニング回数を入力するだけで、利用者にとって最適なランタイムとジョグタイムとを用いて、インターバルトレーニングを行うことができる。
なお、本実施形態では、入力されたベストタイムに基づいて、ランニングレベルを算出し、算出したランニングレベルとトレーニング回数に基づいてランタイムを算出する例を説明したが、これに限られない。入力するタイムは、例えばベストタイムより速い目標タイムであったり、練習負荷を少し落とす目的でベストタイムより低い、標準や平均のタイムであったりしても良く、目的に応じて適宜任意に設定できる。
制御部103がランニングレベルとトレーニング回数に基づいて算出する値は、例えば1kmあたりのペース、速度等の速さを表す指標であってもよい。この場合、記憶部105には、ランニングレベル毎にトレーニング回数と速さを表す指標の関係が記憶されていてもよい。そして、例えば、図6に示したように、ランニングレベル(1)〜(3)に対応する曲線241〜243の傾きは、指標に合わせた傾きであってもよい。また、曲線241と曲線243との傾きの大小関係も、この指標に応じたものであってもよい。制御部103は、ランニングレベルとトレーニング回数に基づいて、記憶部105に記憶されているランニングレベル毎のトレーニング回数と速さを表す指標の関係を用いて、高負荷運動における速さを表す指標を算出するようにしてもよい。
同様に、制御部103は、ベストタイムに基づいて、記憶部105に記憶されているベストタイムと速さの指標の関係を用いて、低負荷運動における速さの指標を算出するようにしてもよい。
次に、電子機器1に入力された情報が変更されたときの処理を説明する。
まず、性別の情報が変更されたときの性別変更処理について説明する。図10は、本実施形態に係る性別の情報が変更されたときの性別変更処理の処理手順のフローチャートである。なお、性別の情報の変更は、例えば親子で1つの電子機器1を共用する場合、または学校等のクラブ活動で1つの電子機器1を共用する場合など、利用者が交代したときに行われる。
(ステップS201)制御部103は、入力部104から入力された検出結果から性別を変更する性別変更指示が抽出できたとき、性別変更処理を開始する。次に、制御部103は、性別変更指示に応じて、記憶部105から現在の性別の設定情報を読み出す。次に、制御部103は、記憶部105から読み出した現在の性別の設定情報が、男性を示す情報であるか女性を示す情報であるかを判別する。制御部103は、現在の性別の設定情報が男性を示す情報であると判別した場合(ステップS201;男性)、ステップS202に進み、現在の性別の設定情報が女性を示す情報であると判別した場合(ステップS201;女性)、ステップS203に進む。
(ステップS202)制御部103は、記憶部105に記憶されている性別の設定を男性から女性に変更する。ステップS202終了後、制御部103は、処理をステップS204に進める。
(ステップS203)制御部103は、記憶部105に記憶されている性別の設定を女性から男性に変更する。ステップS203終了後、制御部103は、処理をステップS204に進める。
(ステップS204)制御部103は、再設定された性別を示す情報と、記憶部105に記憶されているベストタイムとに基づいて、記憶部105に記憶されているベストタイムとランニングレベルの関係を用いて、ランニングレベルを再計算する。ステップS204終了後、制御部103は、処理をステップS205に進める。
(ステップS205)制御部103は、再計算されたランニングレベルと、記憶部105に記憶されているトレーニング回数とに基づいて、記憶部105に記憶されているランニングレベル毎のトレーニング回数とランタイムの関係を用いて、ランタイムを再計算する。
以上で、性別変更処理を終了する。
なお、図10に示した例では、入力部104から入力された検出結果から性別変更指示を抽出する例を説明したが、これに限られない。制御部103は、検出結果から性別を示す情報を抽出し、抽出した性別を示す情報と、記憶部105に記憶されている性別を示す情報とを比較し、両方の情報が一致しないときに記憶部105に記憶されている性別を示す情報を変更するようにしてもよい。そして、制御部103は、このように性別を示す情報が変更されたとき、ステップS204とS205の再計算を行うようにしてもよい。
次に、トレーニング回数の情報が変更されたときのトレーニング回数変更処理について説明する。図11は、本実施形態に係るトレーニング回数の情報が変更されたときのトレーニング回数変更処理の処理手順のフローチャートである。なお、以下の例では、変更前、トレーニング回数が1〜20回のいずれか1つに設定され、さらに電子機器1で設定可能なトレーニング回数が1〜20回であるとして説明する。
(ステップS301)制御部103は、入力部104から入力された検出結果からトレーニング回数が抽出できたとき、トレーニング回数変更処理を開始する。次に、制御部103は、抽出したトレーニング回数が1から20までの間の値であるか否かを判別する。制御部103は、トレーニング回数が1から20までの間の値であると判別した場合(ステップS301;YES)、ステップS302に進み、トレーニング回数が1から20までの間の値ではないと判別した場合(ステップS301;NO)、ステップS301を繰り返す。
(ステップS302)制御部103は、記憶部105に記憶されているトレーニング回数を、検出されたトレーニング回数に変更する。ステップS302終了後、制御部103は、処理をステップS303に進める。
(ステップS303)制御部103は、変更されたトレーニング回数と、記憶部105に記憶されているベストタイムとに基づいて、記憶部105に記憶されているランニングレベル毎のトレーニング回数とランタイムの関係を用いて、ランタイムを再計算する。
以上で、トレーニング回数変更処理を終了する。
なお、図11では、設定できるトレーニング回数が1回〜20回の例を説明したが、これに限られない。設定可能なトレーニング回数の範囲は、練習を行う競技等の用途に応じたものであってもよい。また、トレーニング回数の最小回数は、1回でなくてもよく、例えば5回等であってもよい。同様に、トレーニング回数の最大回数は、20回でなくてもよく、例えば30回等であってもよい。
次に、ベストタイムの情報が変更されたときのベストタイム変更処理について説明する。図12は、本実施形態に係るベストタイムの情報が変更されたときのベストタイム変更処理の処理手順のフローチャートである。なお、図12に示した例では、記憶部105には、男女別のベストタイムの最大値と最小値とが記憶されている。このベストタイムの最大値及び最小値は、例えば過去に行われた競技大会の記録などに基づいて、予め記憶部105に記憶されている値である。
(ステップS401)制御部103は、入力部104から入力された検出結果からベストタイムが抽出できたとき、ベストタイム変更処理を開始する。次に、制御部103は、記憶部105から現在の性別の設定情報を読み出し、読み出した現在の性別の設定情報が男性を示す情報であるか女性を示す情報であるかを判別する。制御部103は、現在の性別の設定情報が男性を示す情報であると判別した場合(ステップS401;男性)、ステップS402に進み、現在の性別の設定情報が女性を示す情報であると判別した場合(ステップS401;女性)、ステップS403に進む。
(ステップS402)制御部103は、記憶部105に記憶されている男性のベストタイムの最小値と最大値とを読み出す。次に、制御部103は、入力部104によって抽出されたベストタイムが、記憶部105から読み出したベストタイムの最小値以上であり且つ最大値未満であるか否かを判別する。制御部103は、抽出されたベストタイムが読み出したベストタイムの最小値以上であり且つ最大値未満であると判別した場合(ステップS402;YES)、ステップS404に進む。一方、制御部103は、抽出されたベストタイムが読み出したベストタイムの最小値以上であり且つ最大値未満ではないと判別した場合(ステップS402;NO)、ステップS402を繰り返し、入力部104からのベストタイムの再入力を待つ。
(ステップS403)制御部103は、記憶部105に記憶されている女性のベストタイムの最小値と最大値とを読み出す。次に、制御部103は、入力部104によって抽出されたベストタイムが、記憶部105から読み出したベストタイムの最小値以上であり且つ最大値未満であるか否かを判別する。制御部103は、抽出されたベストタイムが読み出したベストタイムの最小値以上であり且つ最大値未満であると判別した場合(ステップS403;YES)、ステップS404に進む。一方、制御部103は、抽出されたベストタイムが読み出したベストタイムの最小値以上であり且つ最大値未満ではないと判別した場合(ステップS403;NO)、ステップS403を繰り返し、入力部104からのベストタイムの再入力を待つ。
(ステップS404)制御部103は、入力部104によって抽出されたベストタイムに基づいて、記憶部105に記憶されているベストタイムとジョグタイムの関係を用いて、ジョグタイムを再計算する。ステップS404終了後、制御部103は、処理をステップS405に進める。
(ステップS405)制御部103は、再設定されたベストタイムと、記憶部105に記憶されている性別を示す情報とに基づいて、記憶部105に記憶されているベストタイムとランニングレベルの関係を用いて、ランニングレベルを再計算する。ステップS405終了後、制御部103は、処理をステップS406に進める。
(ステップS406)制御部103は、再計算されたランニングレベルと、記憶部105に記憶されているトレーニング回数とに基づいて、記憶部105に記憶されているランニンレベル毎のトレーニング回数とランタイムの関係を用いて、ランタイムを再計算する。
以上で、ベストタイム変更処理を終了する。
なお、本実施形態では、ステップS402において、抽出されたベストタイムが、読み出したベストタイムの最小値以上であり且つ最大値未満であるか否かを判別する例を説明したが、これに限られない。制御部103は、読み出したベストタイムの最小値以上であり且つ最大値以下であるか否かを判別するようにしてもよい。すなわち、最小値及び最大値は、その値を含んでも含まなくてもよい。同様に、ステップS403においても、最小値及び最大値は、その値を含んでも含まなくてもよい。
以上のように、本実施形態の電子機器1によれば、電子機器1を複数の利用者が共用している場合、競技での利用者のベストタイムが更新された場合、または体調等に応じてトレーニング回数を変更する場合であっても、利用者は、変更したい項目のみを入力または変更すればよい。電子機器1は、変更された項目に応じて、ジョグタイム、ランニングレベル、及びランタイムのうち少なくとも1つを再計算する。この結果、本実施形態の電子機器1では、利用者は変更したい項目のみを入力又は変更することで、利用者にとって最適なジョグタイムとランタイムとによって、インターバルトレーニングを行うことができる。
なお、本実施形態では、インターバルトレーニングの一例として、トラック等を走るトレーニングについて説明したが、これに限られない。インターバルトレーニングは、例えば、競歩、自転車、水泳等のトレーニングであってもよい。このため、インターバルトレーニングに合わせた専用の電子機器1の場合、記憶部105に記憶されるベストタイムとジョグタイムの関係、ベストタイムとランニングレベルの関係、及びランニングレベル毎のトレーニング回数とランタイムの関係は、競技に合わせた関係であってもよい。
また、電子機器1が複数の競技に対応している場合、記憶部105に記憶されるベストタイムとジョグタイムの関係、ベストタイムとランニングレベルの関係、及びランニングレベル毎のトレーニング回数とランタイムの関係は、競技に合わせて複数記憶させておいてもよい。この場合、利用者は、入力部104を操作して、競技の種類を選択するようにしてもよい。
また、本実施形態では、利用者が電子機器1に、第1の所定の距離を最も速く走ったときのベストタイムを入力する例を説明したが、これに限られない。例えば、利用者の体調が悪い場合、利用者は、例えば設定したベストタイムを変更することで、ランタイムとジョグタイムとを変更するようにしてもよい。なお、この場合、利用者は、設定したベストタイム未満の時間をその日の目標タイムとして入力することで、ランタイムにおける高負荷運動を、平常時の運動より下げることができ、ジョグタイムにおける低負荷運動を、平常時の運動より下げることができる。
なお、本実施形態では、電子機器1の例として電子時計を例に説明したが、電子機器1を、計時機能を有する装置に組み込んでもよい。計時機能を有する装置とは、例えば、歩数計、運動のトレーニング装置、競技用の測定装置、時間的な変化を測定する測定器、パソコン、タブレット端末等である。
一例として、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)が本実施形態の電子機器1の機能を有する場合、例えばコーチが、選手の時間情報であるベストタイムと性別とトレーニング回数とを、パソコンに入力する。パソコンは、入力された選手毎のベストタイムと性別とトレーニング回数とに基づいて、パソコン内の記憶部に記憶されている情報を用いて、ジョグタイムとランタイムとを算出して、算出した結果をパソコンの表示部に表示するようにしてもよい。なお、記憶部に記憶されている情報は、ベストタイムとジョグタイムの関係、ベストタイムとランニングレベルの関係、ランニングレベル毎のトレーニング回数とランタイムの関係である。パソコンは、コーチからのトレーニング開始指示に応じて、ランタイムのカウンタと、ジョグタイムのカウンタとを交互に、トレーニング回数繰り返す。コーチは、表示部に表示されたランタイムの残り時間と、ジョグタイムの残り時間に基づいて、選手に高負荷運動を行う指示または低負荷運動を行う指示を出すようにしてもよい。
なお、選手が複数いる場合、コーチは、選手毎のベストタイムと性別とトレーニング回数とを、パソコンに入力する。そして、パソコンは、入力された情報に基づいて、記憶部に記憶されている情報を用いて、選手毎のジョグタイムとランタイムとを算出するようにしてもよい。
あるいは、利用者は、パソコンが算出した結果を、手動で電子時計に入力するようにしてもよい。この場合、パソコンは、図13に示す制御部103Aの演算部103A−1のみを備えるようにしてもよい。
図13は、本実施形態における電子機器1Aの構成を示したブロック図である。図13に示す電子機器1Aと、図1に示した電子機器1との差異は、制御部103Aである。制御部103Aは、演算部103A−1及びタイマー部103A−2を備えている。
演算部103A−1は、図8に示したステップS1〜S6、及びS8〜S10の処理を行う。すなわち、演算部103A−1は、取得した情報に基づいて、記憶部105に記憶されている情報を用いて、ランニングレベル、ジョグタイム、及びランタイムを算出する。演算部103A−1は、算出したランニングレベル、ジョグタイム、及びランタイムと、取得したトレーニング回数とをタイマー部103A−2に出力する。
タイマー部103A−2は、演算部103A−1から入力されたランニングレベル、ジョグタイム、ランタイム、及びトレーニング回数を用いて、図8に示したステップS7の処理を行う。すなわち、タイマー部103A−2は、ランタイムのカウント、ジョグタイムのカウント、及びランタイムまたはジョグタイムのカウントが終了したとき報知部108から報知するように制御する。
また、上述したパソコンは、ネットワークに接続されているサーバ等であってもよい。図14は、本実施形態に係る端末302とサーバ301によるシステムの一例の概略構成図である。図14に示すように、サーバ301は、ネットワーク303を介して端末302と接続されている。ネットワーク303は、無線ネットワークであっても有線ネットワークであってもよい。
端末302は、入力部3021、表示部3022、送信部3023、及び受信部3024を備えている。
端末302は、例えばパソコン、タブレット端末等である。端末302は、ネットワーク303を介してサーバ301と接続する。
入力部3021は、利用者によって入力された情報を検出し、検出された入力情報を送信部3023に出力する。なお、入力情報は、ベストタイム、性別、トレーニング回数を示す情報である。なお、入力部3021は、表示部3022上に設けられたタッチパネルであってもよい。
送信部3023は、入力部3021によって検出された情報を、ネットワーク303を介してサーバ301に送信する。
受信部3024は、サーバ301が送信した入力画面のデータを、ネットワーク303を介して受信し、受信した入力画面のデータを表示部3022に表示させる。また、受信部3024は、サーバ301が送信したジョグタイム及びランタイムを、ネットワーク303を介して受信し、受信したジョグタイム及びランタイムを表示部3022に表示させる。
表示部3022は、例えば液晶表示パネルである。
サーバ301は、制御部3011、記憶部3012、送信部3013、及び受信部3014を備えている。
送信部3013は、入力画面のデータを、ネットワーク303を介して端末302に送信する。また、送信部3013は、制御部3011が算出したジョグタイム及びランタイムを、ネットワーク303を介して端末302に送信する。
受信部3014は、端末302から送信された入力情報を、ネットワーク303を介して受信し、受信した入力情報を制御部3011に出力する。
制御部3011は、受信部3014が受信した入力情報に基づいて、記憶部3012に記憶されている情報を用いて、ランニングレベル、ジョグタイム、及びランタイムを算出する。なお、制御部3011は、受信部3014が複数の利用者の入力情報を受信した場合、利用者毎にランニングレベル、ジョグタイム、及びランタイムを算出するようにしてもよい。制御部3011は、算出したジョグタイム及びランタイムを送信部3013に出力する。
記憶部3012には、ベストタイムとジョグタイムの関係、ベストタイムとランニングレベルの関係、ランニングレベル毎のトレーニング回数とランタイムの関係の情報が記憶されている。
利用者は、利用者が利用している端末302から、ネットワーク303を介してサーバ301に接続し、ベストタイムと性別とトレーニング回数を入力部3021が備えるキーボード等を操作して入力する。次に、サーバ301の制御部3011は、端末302から受信した情報に基づいて、記憶部3012が記憶している情報を用いて、ジョグタイムとランタイムとを算出するようにしてもよい。例えば、サーバ301は、ネットワーク上の専用サイトで、これらのサービスを提供するようにしてもよい。そして、端末302は、サーバ301から受信したジョグタイム及びランタイムを表示部3022に表示する。利用者は、端末302の表示部3022上に表示されたジョグタイム及びランタイムを、電子機器1に入力するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態の電子機器(サーバ301)は、利用者が利用する端末302とネットワーク303を介して接続され、ネットワークを介して端末によって入力された時間情報を取得する取得部(受信部3014)と、制御部3011が算出した高負荷運動時間または低負荷運動時間の一方あるいは両方を端末に送信する送信部3013と、を備え、制御部3011は、取得部が取得した時間情報に基づいて、高負荷運動時間または低負荷運動時間の一方あるいは両方を算出する。
この構成により、サーバ301は、端末302から受信したベストタイムと性別とトレーニング回数とに基づき、記憶部3012に記憶されている情報を用いて算出したジョグタイムとランタイムとを端末302に送信する。この結果、利用者は、端末302からベストタイムと性別とトレーニング回数とを入力することで、サーバ301が算出して送信したジョグタイムとランタイムとを端末302の表示部3022上で確認することができる。
また、パソコンやサーバ301が、ジョグタイム及びランタイムの算出を行う場合、ベストタイムに対応する第1の所定の距離を、利用者がパソコンの画面を見ながら変更できるようにしてもよい。この場合、演算部103A−1または制御部3011は、変更された第1の所定の距離に対応するベストタイムとジョグタイムの関係、ベストタイムとランニングレベルの関係、及びランニングレベル毎のトレーニング回数とランタイムの関係をパソコンが有する記憶部105またはサーバ301が有する記憶部3012から読み出して、ランニングレベル、ランタイム、及びジョグタイムを算出するようにしてもよい。さらに、利用者は、トレーニング回数の上限を、パソコンの画面を見ながら変更できるようにしてもよい。
なお、本発明における電子機器1、1A及びサーバ301の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより電子機器1の制御を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
本発明は、インターバルトレーニングにおいて、高負荷運動を行う高負荷運動時間と低負荷運動を行う低負荷運動時間とを算出する電子機器、電子時計、パソコン、サーバ、プログラムに利用できる。
1、1A…電子機器、10…本体、A〜D…ボタン、101…発振回路、102…分周回路、103、103A、3011…制御部、104、3021…入力部、105、3012…記憶部、106…表示制御部、107、3022…表示部、108…報知部、103A−1…演算部、103A−2…タイマー部、301…サーバ、302…端末、303…ネットワーク、3013、3023…送信部、3014、3024…受信部

Claims (10)

  1. 入力された時間情報に基づいて、高負荷運動と低負荷運動とを繰り返すインターバルトレーニングにおいて、利用者が所定の距離を走ったときの最良の記録または利用者が所望する時間を前記時間情報として、前記高負荷運動を行うための高負荷運動時間または前記低負荷運動を行うための低負荷運動時間の一方あるいは両方を算出する制御部
    を備え
    前記制御部は、
    前記時間情報に基づいて、ランニングの指標であるランニングレベルを算出し、算出した前記ランニングレベルに基づいて、前記高負荷運動時間を算出する
    とを特徴とする電子機器。
  2. 前記ランニングレベルと前記高負荷運動時間とを対応付けた第1の情報を記憶する第1の記憶部と、
    前記時間情報と前記低負荷運動時間とを対応付けた第2の情報を記憶する第2の記憶部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    算出した前記ランニングレベルと前記第1の情報とに基づいて前記高負荷運動時間を算出し、
    前記時間情報と前記第2の情報とに基づいて前記低負荷運動時間を算出する
    ことを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  3. 前記制御部は、
    入力された前記利用者の性別と、前記時間情報とに基づいて、前記ランニングレベルを算出する
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の電子機器。
  4. 前記制御部は、
    入力された前記高負荷運動と前記低負荷運動との繰返し回数と、前記ランニングレベルとに基づいて、前記高負荷運動時間を算出する
    ことを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 各ランニングレベルにおける前記高負荷運動時間と前記繰返し回数との関係は、
    2つ以上の直線の式で近似される
    ことを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  6. 前記制御部は、
    入力された前記繰返し回数の設定が切り替えられたことを検出し、前記検出した結果に応じて、前記高負荷運動時間を再計算する
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の電子機器。
  7. 前記制御部は、
    入力された前記時間情報の設定が切り替えられたことを検出し、前記検出した結果に応じて、前記低負荷運動時間と前記ランニングレベルと前記高負荷運動時間とを再計算する
    ことを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記制御部は、
    入力された前記利用者の性別の設定が切り替えられたことを検出し、前記検出した結果に応じて、前記ランニングレベルと前記高負荷運動時間とを再計算する
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の電子機器。
  9. 前記電子機器は、利用者が利用する端末とネットワークを介して接続され、
    前記ネットワークを介して前記端末によって入力された前記時間情報を取得する取得部と、
    前記制御部が算出した前記高負荷運動時間または前記低負荷運動時間の一方あるいは両方を前記端末に送信する送信部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記取得部が取得した前記時間情報に基づいて、前記高負荷運動時間または前記低負荷運動時間の一方あるいは両方を算出する
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の電子機器。
  10. 前記時間情報が入力される入力部と、
    前記制御部により算出された結果を表示する表示部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記入力部により入力された前記時間情報に基づいて、前記高負荷運動時間または前記低負荷運動時間の一方あるいは両方を算出する
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の電子機器。
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