JP2007267818A - 有酸素運動維持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 トレーニングに有効な有酸素運動の状態を、設定した時間だけ検出した場合に、予め決めた通知を行う、有酸素運動維持装置を提供する。
【解決手段】 トレーニングに有効な有酸素運動の状態を、設定されている時間だけ検出した場合に、予め決めた通知を行う、有酸素運動維持装置であり、第1、第2検出手段と、計時手段と、通知手段とを含んでおり、第1検出手段が、使用者の心拍数を検出するものであり、第2検出手段が、検出された使用者の心拍数と予め定められている基準心拍数とに基づいて、トレーニングに有効な有酸素運動の状態を検出するものであり、計時手段が、トレーニングに有効な有酸素運動の状態が検出されている時間の計時を行うものであり、通知手段が、計時した時間が設定されている時間になった場合に、予め決めた通知を行うものである、ことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 トレーニングに有効な有酸素運動の状態を、設定されている時間だけ検出した場合に、予め決めた通知を行う、有酸素運動維持装置であり、第1、第2検出手段と、計時手段と、通知手段とを含んでおり、第1検出手段が、使用者の心拍数を検出するものであり、第2検出手段が、検出された使用者の心拍数と予め定められている基準心拍数とに基づいて、トレーニングに有効な有酸素運動の状態を検出するものであり、計時手段が、トレーニングに有効な有酸素運動の状態が検出されている時間の計時を行うものであり、通知手段が、計時した時間が設定されている時間になった場合に、予め決めた通知を行うものである、ことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、サーキットトレーニング等のフィットネストレーニング(健康維持運動)、スポーツトレーニング等に有効な有酸素運動を行うことを補助する有酸素運動維持装置に関する。
サーキットトレーニングによれば、より効果的なフィットネストレーニングが行えることが知られている。ここで、サーキットトレーニングとは、有酸素運動と、無酸素運動とを、交互に行うトレーニング方法のことをいう。有酸素運動とは、酸素を用いてエネルギーを生み出しながら行う運動のことである。有酸素運動には、例えば、ジョギング、水泳、そして、ステップマシーンやジョギングマシーンを用いて行う運動がある。トレーニングに有効な有酸素運動の状態は、個人差があるが、1分間当たりの心拍の数(以下、単に心拍数という)を平常時の心拍数(70〜80拍/分)より50%〜70%程高い、110〜120拍/分の状態を保ちながら行っている状態である。無酸素運動とは、酸素を用いずに瞬発的に大きなエネルギーを生み出しながら行う運動のことである。無酸素運動には、例えば、短距離走、重量挙げ、腕立て伏せ、腹筋運動、筋力トレーニングマシーンを用いて行う運動がある。各運動を行う時間は、例えば、トレーナーの知識と経験とに基づいて定められている。
運動を開始して、トレーニングに有効な有酸素運動の状態に至るまでに要する時間には、個人差があり、決められた時間運動したからといって万人が同一の効果を得ることができるものではない。即ち、各運動について、トレーニングに有効な有酸素運動がなされたと見なしうる時間は、個人差もあれば、同一人物であっても、その日の体調により変化するものである。
例えば、ウォーキングやジョギングにおいて、運動のテンポを維持することを補助するための装置が知られている。特許文献1には、運動時に、現時点の心拍数と、一定距離を歩き終えた時点の心拍数の履歴データと、から現時点の心拍数に合うテンポの曲を、使用者に配信する装置が提案されている。該装置によれば、使用者は、自分の心拍数にあったテンポの曲に合わせて運動することができる。
特開2003−108154号公報
しかし、上記装置は、ウォーキンングやジョギングのみを考慮した装置であり、心拍のように比較的短い間隔のテンポに合わせて行うものでは無い水泳等の他の有酸素運動、又は、サーキットトレーニング中の無酸素運動時に用いても、意味を持たない。また、上述する、所定時間の経過に伴って次の項目の運動を行うことによって生じる、トレーニングに有効な有酸素運動の状態の時間の個人差と、同一人物において生じるばらつきとを無くすものでもない。
本発明は、1以上、特に複数項目の運動、例えば、サーキットトレーニングを行っている使用者に、項目に設定されている時間だけトレーニングに有効な有酸素運動の状態を検出した場合に、運動の終了の通知、又は、次の項目の運動を行うことを促す通知といった、予め決めた通知を行う、有酸素運動維持装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の有酸素運動維持装置は、トレーニングに有効な有酸素運動の状態を、設定されている時間だけ検出した場合に、予め決めた通知を行う、有酸素運動維持装置であり、第1、第2検出手段と、計時手段と、通知手段とを含んでおり、第1検出手段が、使用者の心拍数を検出するものであり、第2検出手段が、検出された使用者の心拍数と予め定められている基準心拍数とに基づいて、トレーニングに有効な有酸素運動の状態を検出するものであり、計時手段が、トレーニングに有効な有酸素運動の状態が検出されている時間の計時を行うものであり、通知手段が、計時した時間が設定されている時間になった場合に、予め決めた通知を行うものである、ことを特徴とする。
請求項2に記載の有酸素運動維持装置は、請求項1に記載の有酸素運動維持装置であって、複数項目の運動を連続して行う使用者に、項目毎に設定されている時間だけ、トレーニングに有効な有酸素運動の状態を検出した場合に、次の項目の運動を行うことを促す通知を行うものであり、計時手段が、更に、計時した時間が項目に設定されている時間になった場合に、次の項目についての計時を開始するものであり、通知手段が、計時した時間が項目に設定されている時間になった場合に、使用者に次の項目の運動を行うことを促す通知を行うものである。
請求項3に記載の有酸素運動維持装置は、請求項1又は請求項2に記載の有酸素運動維持装置において、第2検出手段が、検出された心拍数が基準心拍数以上になっている時間が所定時間以上継続した場合に、トレーニングに有効な有酸素運動の状態であると判断し、検出するものである。
請求項4に記載の有酸素運動維持装置は、請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の有酸素運動維持装置において、更に、第1、第2設定手段を含んでおり、第1設定手段が、項目の数を設定するものであり、第2設定手段が、項目毎の時間を設定するものである。
請求項5に記載の有酸素運動維持装置は、請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の有酸素運動維持装置において、更に、第1、第2設定手段を含んでおり、第1設定手段が、使用者の運動内容を定めるのに必要な使用者情報を設定する手段であり、第2設定手段が、設定された使用者情報に基づいて、使用者が行う複数項目の運動と、項目毎の時間を設定するものである。
請求項6に記載の有酸素運動維持装置は、請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載の有酸素運動維持装置において、更に、心拍数の上限値と、目標心拍数とが設定されており、目標心拍数が、基準心拍数より高く、且つ、心拍数の上限値よりも低い心拍数であり、通知手段が、トレーニングに有効な有酸素運動の状態が検出されている場合であって、検出された心拍数が心拍数の上限値以下の場合に、目標心拍数の運動を行うように運動量の維持又は増減を求める通知を行い、検出された心拍数が心拍数の上限値を超えた場合に、使用者に運動量を減少することを求める通知を行うものである。
請求項1に記載の有酸素運動維持装置は、計時手段が項目に設定されている時間だけトレーニングに有効な有酸素運動を実行したことを計時した場合に、予め決めた通知を行う。これにより、単に有酸素運動を所定時間だけ行う場合に生じる、トレーニングに有効な有酸素運動の状態の時間の個人差と、同一人物において生じるばらつきとを無くすことができ、より効果的な運動が行えるようになる。
請求項2に記載の有酸素運動維持装置は、計時手段が項目毎に設定されている時間だけトレーニングに有効な有酸素運動を実行したことを計時した後に、次の項目の運動を行うことを促す通知を通知手段によって行う。これにより、単に項目毎の運動を所定時間だけ行い、次の項目の運動を行う場合に生じる、トレーニングに有効な有酸素運動の状態の時間の個人差と、同一人物において生じるばらつきとを無くすことができ、より効果的な運動が行えるようになる。
請求項3に記載の有酸素運動維持装置は、請求項1又は請求項2に記載の装置において、第2検出手段が、検出される心拍数が基準心拍数を超えた状態が所定時間以上継続した場合に、トレーニングに有効な有酸素運動の状態であると判断することによって、トレーニングに有効な有酸素運動の状態の検出の信頼性を高め、より効果的な運動が行えるようになる。
請求項4に記載の有酸素運動維持装置は、請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の装置において、更に、第1、第2設定手段によって、使用者が行おうとする運動の項目数と、項目毎の有酸素運動を行う時間とを設定することができる。これによって、使用者が希望する運動項目について、所望時間だけトレーニングに有効な有酸素運動を実行することができ、より効果的な運動が行えるようになる。
請求項5に記載の有酸素運動維持装置は、請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の装置において、更に、第1、第2設定手段によって、使用者情報を設定することによって、使用者にあった複数項目の運動と、項目毎のトレーニングに有効な有酸素運動を行う時間との設定を自動で行うことができ、より効果的な運動が行えるようになる。
請求項6に記載の有酸素運動維持装置は、請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載の装置において、更に、通知手段によって、項目毎に、目標心拍数の有酸素運動が行えるように、運動量の維持又は増減を行う通知を受けることができ、より効果的な運動が行えるようになる。例えば、サーキットトレーニングでは、トレーニングに有効な有酸素運動の状態を保っている間に、無酸素運動を実行し、再び、有酸素運動に戻ることが好ましい。請求項6に記載の有酸素維持装置では、無酸素運動の実行時に心拍数が低下し、トレーニングに有効な有酸素運動の状態で無くなったことを認知することができ、該事実に基づいて、より効果的な運動スケジュールを立てることができる。
(1)実施の形態1
(1-1)全体構成
図1(a)は、実施の形態1にかかる有酸素運動維持装置1の全体図を示している。図1(b)は、装置1の構成を示している。装置1は、外側に4個の押ボタンスイッチ(以下、ボタンという)7a〜7dと、液晶ディスプレイの表示部6bとを有している。
(1-1)全体構成
図1(a)は、実施の形態1にかかる有酸素運動維持装置1の全体図を示している。図1(b)は、装置1の構成を示している。装置1は、外側に4個の押ボタンスイッチ(以下、ボタンという)7a〜7dと、液晶ディスプレイの表示部6bとを有している。
図1(a)に示すように、装置1は、腕時計の形をした携帯型装置である。装置を携帯型にしたことによって、使用者の自由な行動を確保しつつ、リアルタイムな有酸素運動の検出を行うことができる。
装置1は、使用者の心拍数に基づいて、トレーニングに有効な有酸素運動の状態を検知する。従って、歩数計のように、身体の振動に基づいて運動量を測定する装置とは異なり、装置1は、水泳等の他の有酸素運動、又は、サーキットトレーニング中の無酸素運動時にも、身体の状態が、トレーニングに有効な有酸素運動の状態にあるのか否かを検知することができる。
装置1は、複数項目の運動を連続して行う使用者に、項目毎に設定されている時間だけ、トレーニングに有効な有酸素運動の状態を検出する毎に、次の項目の運動を行うことを促す通知を行うものである。これにより、単に項目毎の運動を所定時間だけ行い、次の項目の運動を行う場合に生じる、トレーニングに有効な有酸素運動の状態の時間の個人差と、同一人物において生じるばらつきとを無くすことができ、より効果的な運動が行えるようになる。
また、予め設定した心拍数の上限値を超えることなく、目標心拍数の有酸素運動を行うことができるように、運動量を維持又は増減することを求める通知を行う。例えば、サーキットトレーニングのように、有酸素運動と無酸素運動を繰り返し行う場合において、無酸素運動の実行時に心拍数が低下し、トレーニングに有効な有酸素運動の状態で無くなったことを認知することができ、該事実に基づいて、より効果的な運動スケジュールを立てることができるようになる。
装置1は、2つの運動内容の設定モード、即ち、マニュアルモードと自動設定モードとを有している。装置1は、使用者の選択によって、マニュアルモード又は自動設定モードで動作する。マニュアルモードは、1以上の項目の数と、項目毎に行う有酸素運動の時間を手動で設定するモードである。これにより、使用者が希望する数の運動項目について、所望時間だけトレーニングに有効な有酸素運動を実行することができるようになる。自動設定モードは、例えば、屋内で複数のトレーニングマシーン等を用いて行うサーキットトレーニングでの使用を想定するものであるが、使用者の運動内容を定めるのに必要な使用者情報として、体重等を設定することによって、使用者にあった複数項目の運動と、項目毎に行う有酸素運動の時間とを自動設定するものである。
図1(b)に示すように、装置1は、検出手段2と、ROM3と、RAM4と、中央演算処理装置(以下、CPUという)5と、通知手段6、設定手段7と、DB(データベース)8とで構成されている。
検出手段2は、使用者の腕の脈拍数から心拍数を検出する。
ROM3には、必要なシステムプログラムの他、有酸素運動維持処理プログラムが記録されている。有酸素運動維持処理プログラムは、CPU5に、上記ハードウェア資源を利用しつつ、図2に示すメインフローの処理を実行させるものである。
RAM4は、プログラム実行時にCPU5の作業領域として用いられる。例えば、運動を行う項目数、項目名、項目毎の運動時間等の各種の設定情報を記憶する記憶手段として用いられる。
CPU5は、装置1の電源投入に伴いシステムプログラムを起動した後、有酸素運動維持処理プログラムを、ROM3から読み出し、RAM4に展開し、実行する。
通知手段6は、スピーカ6aと、表示部6bとを含んでいる。通知手段6は、スピーカ6aによって、使用者に、トレーニングに有効な有酸素運動の状態になったことの通知と、トレーニングに有効な有酸素運動の状態でなくなったことの通知と、次の項目の運動を行うように促す通知と、を音声によって行う他、トレーニングに有効な有酸素運動の状態を維持するために運動量の維持又は増減を求める通知を音により行う。運動量を維持することを求める通知を行う場合、ビープ音を鳴らさないようにしても良い。
表示部6bは、時刻と、検出手段2により検出されている使用者の心拍数とを表示する。更に、使用者に次の項目の運動を行うように促す通知又は運動終了通知と、トレーニングに有効な有酸素運動の状態を維持するため、運動量の維持又は増減を求める通知と、を行うため、文字、記号、又は、図形を用いた表示を行う。例えば、使用者に次の項目の運動を行うように促す通知を、スピーカ6aによる音声通知と同じ内容の文字を表示部6bに表示することにより行う。なお、文字、記号、又は、図形を用いた表示には、円グラフや棒グラフを用いたレベル表示やこれらの表示を点滅させることを含む。
通知手段6の変形例として、スピーカ6aによって、使用者に次の項目の運動を行うことを促す通知を音により行うこと、あるいは、運動量の維持又は増減を音声によって行っても良い。更に、これらの通知を、使用者が理解できる予め決めた規則に従い間接的な表現で通知すること、例えば、異なる種類の音(異なる種類の音楽や発音パターンのビープ音等)を用いて行っても良い。さらに、通知手段6として、装置1の本体を振動させるバイブレーション手段(図示せず)を備え、例えば、スピーカ6a、表示部6bと共に、又は、スピーカ6aの代わりに用いて、本体を振動させるパターンやテンポによって通知を行っても良い。
設定手段7は、ボタン7a〜7dのことである。設定手段7には、同様の機能を果たすことができるのであれば、ボタンに限らず、タッチキーを使用しても良いし、これらの代わりに音声入力技術等を使用しても良い。設定手段7を装置1の本体に備えたことによって、設定変更を容易に行うことができる。使用者は、設定手段7を操作することによって、種々の情報の設定を行う。マニュアルモードによる運動内容の設定時には、項目数、項目毎の運動時間の設定を行う。自動設定モードによる運動内容の設定時には、使用者情報の設定を行う。この他、トレーニングに有効な有酸素運動の状態を検出するのに必要な基準心拍数、心拍数の上限値、目標心拍数の情報の設定を行う。
基準心拍数とは、トレーニングに有効な有酸素運動の状態にあることを検出するのに用いる心拍数(例えば、100拍/分)であり、年齢、体型、体調等を考慮して定めるのが好ましい。
心拍数の上限値とは、最大心拍数を基準に設定する値(例えば、140拍/分)であるが、基準心拍数に基づいて定めても良い。最大心拍数とは、一般に知られているように、220から使用者の年齢を差し引いて求められる数値のことである。
目標心拍数は、使用者が有酸素運動中に維持することを目標とする心拍数(例えば、120拍/分)のことであり、基準心拍数より高く、且つ、心拍数の上限値よりも低い値である。
DB8は、トレーニング成功者の使用者情報と、この者が行っていた複数項目の運動と、項目毎に行うトレーニングに有効な有酸素運動の時間についての情報と、で構成されているレコードを、多数記録している情報記録媒体である。使用者情報は、使用者の体重(kg)と、体脂肪率(%)と、年齢(才)と、身長(cm)と、性別(男/女)とで構成されている。複数項目の運動についての情報には、運動名、又は、使用するマシーンについての情報が含まれている。DB8は、後述する運動内容の自動設定モード実行時において、設定された使用者情報に最も近似する使用者情報を有しているトレーニング成功者のレコードを検索する際に用いる。なお、使用者情報を構成する情報の種類と数とについては、以下に説明する自動設定モードが実行できるという条件を満たす限りにおいて、実施形態に応じて変化させることができる。
なお、装置1の変形例として、上記各構成要素の一部を装置1から分離した状態で形成しても良い。例えば、使用者の心拍数を検出する検出手段2を、装置1から分離して、ベルト等を用いて、使用者の胸の心臓付近に取り付けて用いる構成を採用しても良い。この場合、より正確な心拍数の検出を行うことができるようになる。その他、トレーニングに有効な有酸素運動の状態を、設定されている時間だけ検出した場合に、予め決めた通知を行うことができる、という効果を奏する限りにおいて、装置1の使用の便を図る等の目的で、周知の有線又は無線通信技術を利用して、例えば、通知手段7やDB8の一部又は全部を、装置1から分離することは、全て装置1の変形例に含まれる。
(1-2)有酸素運動維持処理
(1-2-1)全体処理
図2は、CPU6が実行する有酸素運動維持処理プログラムのメインルーチンのフローチャートである。モード設定変数mの値を1にし、フラグS0、S1、S2の値を0にする等の初期化を行う(ステップS1)。次に、設定手段7の操作を受け付ける(ステップS2)。ボタン7bが押下される毎に、モード設定変数mの値を1→2→3→1→…の順に繰り返し変化させる。モード設定変数mの値が1の場合には、運動内容の設定(ステップS3)に進み、変数mの値が2の場合には、有効な有酸素運動検出用の情報設定(ステップS4)に進み、変数mの値が3の場合には、通知処理(ステップS5)に進む。通知処理の終了に伴い1にセットされる、フラグS2の値が1の場合には(ステップS6でYES)、ステップS1に戻る。フラグS2の値が0の場合には(ステップS6でNO)、通知処理が未だであると判断して、ステップS2に戻り、設定手段7の操作を受け付ける。
(1-2-1)全体処理
図2は、CPU6が実行する有酸素運動維持処理プログラムのメインルーチンのフローチャートである。モード設定変数mの値を1にし、フラグS0、S1、S2の値を0にする等の初期化を行う(ステップS1)。次に、設定手段7の操作を受け付ける(ステップS2)。ボタン7bが押下される毎に、モード設定変数mの値を1→2→3→1→…の順に繰り返し変化させる。モード設定変数mの値が1の場合には、運動内容の設定(ステップS3)に進み、変数mの値が2の場合には、有効な有酸素運動検出用の情報設定(ステップS4)に進み、変数mの値が3の場合には、通知処理(ステップS5)に進む。通知処理の終了に伴い1にセットされる、フラグS2の値が1の場合には(ステップS6でYES)、ステップS1に戻る。フラグS2の値が0の場合には(ステップS6でNO)、通知処理が未だであると判断して、ステップS2に戻り、設定手段7の操作を受け付ける。
図3は、装置1の正面図であり、4個のボタン7a、7b、7c、7dと、表示部6bと、を示す図である。ボタン7aは、決定ボタンであり、設定内容を決定する際に押下する。ボタン7bは、モード選択ボタンである。原則として、ボタン7cは、数値を増加させるボタンとして機能するものであり、ボタン7dは、数値を減少させるボタンとして機能するものである。ボタン7c、7dが、数値増減以外の働きをする場合については、該当するステップにおいて説明する。
図4(a)〜(r)は、設定手段7の操作に伴い表示部6bに表示される各画面を示している。図4(a)〜(j)は、ステップS3において実行する運動内容の設定に関する画面である。図4(k)〜(m)は、ステップS4において実行する、トレーニングに有効な有酸素運動検出用の情報設定に関する画面である。図4(n)〜(r)は、ステップS5において実行する通知処理に関する画面である。
図4(a)〜(j)に関し、(a)は処理開始時に表示される動作モード(マニュアルモード/自動設定モード)の選択画面である。図4(b)〜(d)は、マニュアルモード設定時に表示される画面である。図4(b)は運動を行う項目数設定画面、(c)は項目名の設定画面、(d)は運動時間の設定画面である。図4(e)〜(j)は、自動設定モード設定時に表示される画面である。図4(e)は体重(kg)設定画面、(f)は体脂肪率(%)設定画面、(g)は年齢(才)設定画面、(h)は身長(cm)設定画面、(i)は性別(男/女)設定画面、(j)は項目毎に設定された運動時間(分)の確認画面の1つである。
図4(k)〜(m)に関し、(k)は処理開始時に表示する基準心拍数設定画面、(l)は心拍数の上限値設定画面、(m)は目標心拍数設定画面である。
図4(n)〜(r)に関し、(n)は通知処理の開始/終了の設定画面、(o)は実際の動作画面(図3に示す図と同様)、(p)は、“運動量維持要求通知”画面、(q)は“運動量増加要求通知”画面、(r)は“運動量減少要求通知”画面である。
図3に示したボタン7bを押下する毎に、図4(a)→図4(k)→図4(n)→図4(a)→…の順に、表示部6bに繰り返し表示される。
(1-2-2)運動内容の設定
図5は、運動内容の設定(図2のステップS3)の処理手順を示す図である。ここでは、設定手段7のボタン7a〜7dの操作によって、使用者が実行する複数項目の運動と、項目毎に行う有酸素運動の時間とを設定する。
図5は、運動内容の設定(図2のステップS3)の処理手順を示す図である。ここでは、設定手段7のボタン7a〜7dの操作によって、使用者が実行する複数項目の運動と、項目毎に行う有酸素運動の時間とを設定する。
まず、表示部6bに図4(a)の画面を表示する(ステップS10)。ボタン7c、7aが順に押下された場合には、マニュアルモードの設定を行い(ステップS11でYES)、図4(b)の画面を表示し、項目数rmax(1以上の自然数である、以下同じ)の設定を行う(ステップS12)。ステップS12では、ボタン7c、7dを押して項目の数rmaxを増減させ、ボタン7aの押下によって、rmaxの値をRAM4に記憶させる。このボタン7aの押下に応じて、変数rの値を1に初期化する(ステップS13)。変数rの値がrmax以下であることを確認した後(ステップS14でYES)、表示部6bに図4(c)の画面を表示し、r番目の項目の運動名nr(文字列のデータである、以下同じ)の設定を行う(ステップS15)。図4(c)の画面が表示されている時、ボタン7cは、文字列を順に表示するボタンとして機能し、ボタン7dは、表示された文字を決定するボタンとして機能する。ボタン7aの押下に応じて、運動名nrの情報をRAM4に記憶させる。このボタン7aの押下に応じて、表示部6bに図4(d)の画面を表示し、運動名nrの有酸素運動時間tlr(単位は分、以下同じ)の設定を行う(ステップS16)。ステップS16では、ボタン7c、7dを押して時間を増減させ、ボタン7aの押下に応じて、時間tlrの情報をRAM4に記憶させる。変数rに1を加算した後(ステップS17)、上記ステップS14に戻る。
ステップS14において、変数rの値がrmaxより大きな値になった場合(ステップS14でNO)、フラグS0の値を1にセットし(ステップS21)、図2に示すメインルーチンにリターンする。
上記ステップS10において、ボタン7d、7aが順に押下された場合には、自動設定モードの設定を行い(ステップS11でNO)、図4(c)〜(i)の画面を表示し、使用者情報、即ち、使用者の体重(kg)と、体脂肪率(%)と、年齢(才)と、身長(cm)と、性別(男/女)との設定を行う(ステップS18)。図4(c)〜(h)の画面を表示している間、CPU5は、ボタン7c、7dの押下を受け付け、数値の増減を行う。ボタン7aの押下によって数値をRAM4に記憶させ、次の画面を表示する。図4(i)の画面では、ボタン7cの押下によって女性、ボタン7dの押下によって男性が選択され、ボタン7aを押下することで決定される。図4(i)の画面でボタン7aが押下されるのを待機する(ステップS19でNO)。ボタン7aが押下された場合には(ステップS19でYES)、使用者情報の設定完了であると判断し、DB8から、設定された使用者情報に最も近似する使用者情報を有しているレコードの検索を行う(ステップS20)。検索は、例えば、使用者情報を構成している各情報について、最も差の少ない情報を有しているレコードを検出する。検索したレコードに記録されている、項目数rmaxと、各項目の運動名又は使用するマシーンについての情報nrと、項目毎に行う有酸素運動の時間tlrとの情報を読み出してRAM4に記憶させた後、図4(j)に示すrmax個の設定内容確認画面を、順に表示する(ステップS21)。変数r(但し、rは1〜rmaxの値)の項目についての内容確認画面には、運動名又は使用するマシーンについての情報nrと、設定された時間tlrとを表示する。該表示の後、フラグS0の値を1にセットし(ステップS22)、図2に示すメインルーチンにリターンする。
(1-2 -3)有効な有酸素運動検出用の情報設定
図6は、有効な有酸素運動検出用の情報設定(図2のステップS4)の処理手順を示す図である。ここでは、トレーニングに有効な有酸素運動の状態を検出するのに必要な情報の設定を行う。まず、表示部6bに図4(k)の画面を表示し、ボタン7c、7dの操作を受け付け、基準心拍数(例えば、100拍/分)の設定を行う(ステップS30)。ボタン7aの押下によって、基準心拍数をRAM4に記憶させる。このボタン7aの押下に応じて、図4(l)の画面を表示し、ボタン7c、7dの操作を受け付け、心拍数の上限値(例えば、140拍/分)の設定を行う(ステップS31)。ボタン7aの押下によって、心拍数の上限値をRAM4に記憶させる。このボタン7aの押下に応じて、図4(m)の画面を表示し、ボタン7c、7dの操作を受け付け、有酸素運動中の目標心拍数(例えば、120拍/分)の設定を行う(ステップS32)。ボタン7aの押下によって、目標心拍数をRAM4に記憶させる。該処理の後、フラグS1の値を1にセットし(ステップS33)、図2に示すメインルーチンにリターンする。
図6は、有効な有酸素運動検出用の情報設定(図2のステップS4)の処理手順を示す図である。ここでは、トレーニングに有効な有酸素運動の状態を検出するのに必要な情報の設定を行う。まず、表示部6bに図4(k)の画面を表示し、ボタン7c、7dの操作を受け付け、基準心拍数(例えば、100拍/分)の設定を行う(ステップS30)。ボタン7aの押下によって、基準心拍数をRAM4に記憶させる。このボタン7aの押下に応じて、図4(l)の画面を表示し、ボタン7c、7dの操作を受け付け、心拍数の上限値(例えば、140拍/分)の設定を行う(ステップS31)。ボタン7aの押下によって、心拍数の上限値をRAM4に記憶させる。このボタン7aの押下に応じて、図4(m)の画面を表示し、ボタン7c、7dの操作を受け付け、有酸素運動中の目標心拍数(例えば、120拍/分)の設定を行う(ステップS32)。ボタン7aの押下によって、目標心拍数をRAM4に記憶させる。該処理の後、フラグS1の値を1にセットし(ステップS33)、図2に示すメインルーチンにリターンする。
(1-2 -4)通知処理
図7、図8は、通知処理(図2のステップS5)の処理手順を示す図である。通知処理は、運動内容の設定処理と、有効な有酸素運動検出用の情報設定とが完了していることを確認した後、項目毎に、トレーニングに有効な有酸素運動の状態になったこと又はトレーニングに有効な有酸素運動の状態でなくなったことの通知と、有酸素運動を維持するために運動量を維持又は増減することの通知と、項目に設定されている時間だけ有酸素運動を実行した後に、予め決めた通知とを行う処理を行う。
図7、図8は、通知処理(図2のステップS5)の処理手順を示す図である。通知処理は、運動内容の設定処理と、有効な有酸素運動検出用の情報設定とが完了していることを確認した後、項目毎に、トレーニングに有効な有酸素運動の状態になったこと又はトレーニングに有効な有酸素運動の状態でなくなったことの通知と、有酸素運動を維持するために運動量を維持又は増減することの通知と、項目に設定されている時間だけ有酸素運動を実行した後に、予め決めた通知とを行う処理を行う。
表示部6bに図4(n)の画面を表示する(ステップS40)。この画面では、ボタン7cは、処理開始ボタンとして機能し、ボタン7dは処理終了ボタンとして機能する。ボタン7cが押下された場合(ステップS41でYES)、フラグS0、S1の値が1にセットされているか否かを確認する(ステップS42)。フラグS0、S1の値が1にセットされている場合には(ステップS42でYES)、運動内容の設定処理と、有効な有酸素運動検出用の情報設定とが完了していると判断して以下の処理(ステップS44〜S67)を実行する。他方、フラグS0又はS1の値が0の場合(ステップS42でNO)、運動内容の設定処理又は有効な有酸素運動検出用の情報設定が未完了であると判断し、モード設定変数mの値を1に設定した後に(ステップS43)、図2に示したメインルーチンのステップS2に戻る。なお、図4(n)の画面を表示している状態で、ボタン7dが押下された場合(ステップS41でNO)、モード設定変数mの値を1に設定した後に(ステップS43)、図2に示したメインルーチンのステップS2に戻る。
ステップS42でYESの場合に実行する処理について説明する。何番目の項目であるのかを表す変数rの値を1にセットした後(ステップS44)、検出手段2によって使用者の心拍数を検出する(ステップS45)。
ステップS46は、有効な有酸素運動検出手段を実現するステップであり、検出された使用者の心拍数と、予め定められている基準心拍数とに基づいて、トレーニングに有効な有酸素運動の状態を検出する処理を行う。詳しくは、検出した心拍数が基準心拍数以上で、且つ、この状態が、例えば、3分続くとトレーニングに有効な有酸素運動の状態にあると判断し(ステップS46でYES)、通知手段6に“トレーニングに有効な有酸素運動の状態です”と発声させ(ステップS47)、フラグfの値を1にセットし(ステップS48)、計時処理を開始する(ステップS49)。なお、既に計時を実行している場合には、継続して計る。この計時処理とは、r番目の項目のトレーニングに有効な有酸素運動の状態、即ち、フラグfの値が1にセットされている時間trを計るものである。ステップS49の処理実行後、図8に示すステップS54へと進む。
他方、上記トレーニングに有効な有酸素運動の状態にあると判断する条件を満たさなかった場合(ステップS46でNO)、フラグfの値が未だ0の場合には(ステップS50でYES)、直ちにステップS45に戻り、心拍数の検出を行う。フラグfの値が既に1にセットされていた場合には(ステップS50でNO)、一旦トレーニングに有効な有酸素運動の状態になったが、何らかの理由で心拍数が下がり、トレーニングに有効な有酸素運動の状態でなくなったと判断し、通知手段6に“トレーニングに有効な有酸素運動の状態でなくなりました”と発声させ(ステップS51)、フラグfの値を0にセットし(ステップS52)、r番目の項目についての計時動作を一旦停止させる(ステップS53)。この計時処理は、フラグfの値が1にセットされた場合に再開する。
図8に示すステップS54以降の処理について説明する。ステップS54では、使用者に目標心拍数のトレーニングに有効な有酸素運動の状態を維持するため、通知手段6によって、運動の維持又は増減を音によって求める運動量調整処理を実行する。運動量調整処理の内容については、図9のフローチャートを用いて後に詳しく説明する。
r番目の項目について計時したトレーニングに有効な有酸素運動の状態の時間trが設定時間tlr以上になった場合であって(ステップS55でYES)、rmaxの設定値が1で無い場合には(ステップS56でYES)、次の項目の運動を行うように促す通知として、通知手段6に“次の運動名nrの運動を行ってください”と発声させる(ステップS57)。前述のnrの箇所は、マニュアルモードで設定した運動名、あるいは、自動設定モードで設定した運動名又は使用するマシーンについての情報として設定した文字列の内容を発声させる。
なお、r番目の項目について計時したトレーニングに有効な有酸素運動の状態の時間trが設定時間tlrに満たない場合には(ステップS55でNO)、図7に示したステップS45に戻る。
ステップS57の通知を行った後において、変数rの値がrmax以上であるのか否かについての判断を行う(ステップS58)。変数rの値がrmax以上でない場合には(ステップS58でNO)、次の項目についての計時を新たに開始するため、変数rに1を加算し、計時時間trの値を0にリセットした後(ステップS59)、図7に示したステップS45に戻る。変数rの値がrmax以上である場合(ステップS58でYES)、あるいは、rmaxの設定値が1の場合(ステップS56でNO)、処理終了通知を行うため、通知手段6に“運動終了しました”と発声させ(ステップS60)、フラグS2を1にセットした後に(ステップS61)、図2に示すメインルーチンにリターンする。
図9は、運動量調整処理(図8のステップS54)の処理手順を示す図である。検出した心拍数が、上限値以下の場合であって(ステップS62でYES)、目標心拍数であると判断できる場合(ステップS63でYES)、通知手段6によって、予め決めた基準間隔でビープ音を鳴らし、“運動量維持要求通知”を行うと共に、表示部6bに図4(p)に示す両矢印41を点滅表示させた後に(ステップS64)、図8のフローチャートへとリターンする。なお、検出した心拍数が、目標心拍数であるか否かの判断は、検出した心拍数が、目標心拍数と同じであるか否かによって行う場合以外に、目標心拍数に所定の幅(例えば、±5の幅)を持たせた値の範囲内にあるか否かによって行う場合も含む。
検出した心拍数の値が、目標心拍数でないと判断する場合であって(ステップS63でNO)、目標心拍数に満たない場合(ステップS65でYES)、通知手段6によって、基準間隔よりも短い間隔でビープ音を鳴らし、“運動量増加要求通知”を行うと共に、表示部6bに図4(q)に示す上矢印42を点滅表示させた後に(ステップS66)、図8のフローチャートへとリターンする。
検出した心拍数の値が、目標心拍数でないと判断する場合であって(ステップS63でNO)、目標心拍数を超えている場合(ステップS65でNO)、あるいは、検出した心拍数の値が、心拍数の上限値を超えている場合(ステップS62でNO)、通知手段6によって、基準間隔よりも長い間隔でビープ音を鳴らし、“運動量減少要求通知”を行うと共に、表示部6bに図4(r)に示す下矢印43を点滅表示させた後に(ステップS67)、図8のフローチャートへとリターンする。
(2)実施の形態2
図10は、実施の形態2にかかる有酸素運動維持装置10を示す図である。装置10は、本体11と、設定手段20とで構成されている。装置11は、雌型コネクタ21を有している。設定手段20は、コネクタケーブル23と雄型コネクタ22とを備えており、コネクタ22をコネクタ21から抜くことによって、本体11から取り外すことができるようになっている。
図10は、実施の形態2にかかる有酸素運動維持装置10を示す図である。装置10は、本体11と、設定手段20とで構成されている。装置11は、雌型コネクタ21を有している。設定手段20は、コネクタケーブル23と雄型コネクタ22とを備えており、コネクタ22をコネクタ21から抜くことによって、本体11から取り外すことができるようになっている。
本体11は、装置1から設定手段7を取り除いたものに相当する。設定手段20は、装置1の設定手段7と同じ働きをするものであり、設定手段7のボタン7a〜7dに対応する、ボタン7a’〜7d’を備えている。
使用者は、本体11のみを腕に装着して使用する。本体11は、押ボタンスイッチ等の内部に連通している可動部分を備えてないため、耐粉塵性能や防水性能を高めやすいといった特徴を有している。
1,10 有酸素運動維持装置、2 検出手段、3 ROM、4 RAM、5 CPU、6 通知手段、6a スピーカ、6b 表示部、7、20 設定手段、8 DB、11 本体。
Claims (6)
- トレーニングに有効な有酸素運動の状態を、設定されている時間だけ検出した場合に、予め決めた通知を行う、有酸素運動維持装置であり、
第1、第2検出手段と、計時手段と、通知手段とを含んでおり、
第1検出手段が、使用者の心拍数を検出するものであり、
第2検出手段が、検出された使用者の心拍数と予め定められている基準心拍数とに基づいて、トレーニングに有効な有酸素運動の状態を検出するものであり、
計時手段が、トレーニングに有効な有酸素運動の状態が検出されている時間の計時を行うものであり、
通知手段が、計時した時間が設定されている時間になった場合に、予め決めた通知を行うものである、ことを特徴とする有酸素運動維持装置。 - 請求項1に記載の有酸素運動維持装置が、複数項目の運動を連続して行う使用者に、項目毎に設定されている時間だけ、トレーニングに有効な有酸素運動の状態を検出した場合に、次の項目の運動を行うことを促す通知を行うものであり、
計時手段が、更に、計時した時間が項目に設定されている時間になった場合に、次の項目についての計時を開始するものであり、
通知手段が、計時した時間が項目に設定されている時間になった場合に、使用者に次の項目の運動を行うことを促す通知を行うものである、有酸素運動維持装置。 - 第2検出手段が、検出された心拍数が基準心拍数以上になっている時間が所定時間以上継続した場合に、トレーニングに有効な有酸素運動の状態であると判断し、検出するものである、請求項1又は請求項2に記載の有酸素運動維持装置。
- 更に、第1、第2設定手段を含んでおり、
第1設定手段が、項目の数を設定するものであり、
第2設定手段が、項目毎の時間を設定するものである、
請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の有酸素運動維持装置。 - 更に、第1、第2設定手段を含んでおり、
第1設定手段が、使用者の運動内容を定めるのに必要な使用者情報を設定する手段であり、
第2設定手段が、設定された使用者情報に基づいて、使用者が行う複数項目の運動と、項目毎の時間を設定するものである、
請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の有酸素運動維持装置。 - 更に、心拍数の上限値と、目標心拍数とが設定されており、
目標心拍数が、基準心拍数より高く、且つ、心拍数の上限値よりも低い心拍数であり、
通知手段が、トレーニングに有効な有酸素運動の状態が検出されている場合であって、検出された心拍数が心拍数の上限値以下の場合に、目標心拍数の運動を行うように運動量の維持又は増減を求める通知を行い、検出された心拍数が心拍数の上限値を超えた場合に、使用者に運動量を減少することを求める通知を行うものである、
請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載の有酸素運動維持装置。
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