JP2003339908A - トレーニング装置 - Google Patents
トレーニング装置Info
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- JP2003339908A JP2003339908A JP2002150543A JP2002150543A JP2003339908A JP 2003339908 A JP2003339908 A JP 2003339908A JP 2002150543 A JP2002150543 A JP 2002150543A JP 2002150543 A JP2002150543 A JP 2002150543A JP 2003339908 A JP2003339908 A JP 2003339908A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 トレーニング装置10はCPU12を含み、
CPU12は筋電位センサ14から入力される筋電位信
号に基づいてディスプレイ32の表示を制御する。たと
えば、ユーザは、全身モードにおいて、入力装置22を
操作することにより、ディスプレイ32に表示したい筋
肉(部位)を選択することができる。CPU12は、選
択された1つまたは複数の筋肉に対応する筋電位信号を
抽出し、抽出した筋電位信号の時間変化(筋電位波形)
をディスプレイ32に表示させる。 【効果】 注目すべき筋肉の活動パターンを運動中に実
時間で知ることができるので、効果的にトレーニングす
ることができる。
CPU12は筋電位センサ14から入力される筋電位信
号に基づいてディスプレイ32の表示を制御する。たと
えば、ユーザは、全身モードにおいて、入力装置22を
操作することにより、ディスプレイ32に表示したい筋
肉(部位)を選択することができる。CPU12は、選
択された1つまたは複数の筋肉に対応する筋電位信号を
抽出し、抽出した筋電位信号の時間変化(筋電位波形)
をディスプレイ32に表示させる。 【効果】 注目すべき筋肉の活動パターンを運動中に実
時間で知ることができるので、効果的にトレーニングす
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リハビリ運動やスポ
ーツなどのトレーニングに用いられる、トレーニング装
置に関する。
ーツなどのトレーニングに用いられる、トレーニング装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術のトレーニング装置の
一例が、平成7年3月14日に出願公開された特開平7
−67982号公報[A63B 24/00,A63B
69/00]に開示される。この従来技術のトレーニ
ング装置は、スポーツにおける正しいフォームの獲得を
支援するものであり、特定の運動状態における筋肉の活
動状態に対応する音信号を出力する。
一例が、平成7年3月14日に出願公開された特開平7
−67982号公報[A63B 24/00,A63B
69/00]に開示される。この従来技術のトレーニ
ング装置は、スポーツにおける正しいフォームの獲得を
支援するものであり、特定の運動状態における筋肉の活
動状態に対応する音信号を出力する。
【0003】図17に示すように、この訓練用装置1に
おいて、筋電位センサー2は訓練者の身体の一箇所また
は複数箇所の筋肉の活動状態に応じた筋電位信号を検出
する。この筋電位信号は、信号変換部3に入力される。
加速度センサー4は、訓練者の身体の運動状態、たとえ
ばゴルフスイングの進行過程を検出するためのものであ
り、訓練者の手首やゴルフクラブのグリップに取り付け
られる。また、音センサー5は、訓練者の運動状態に応
じて生じる音、たとえばインパクト音を検出するための
マイクロフォンであり、訓練者の身体に取り付けられた
り、その近傍に設置されたりする。信号変換部3は、筋
電位信号を増幅するとともに、筋電位信号を音信号に変
換する。音信号は、筋電位信号の強弱に応じて、音程が
変化する信号、または強さが変化する信号であり、運動
過程抽出部6から出力されるゲート信号がオンの間の
み、スピーカ7に対して出力する。このとき、運動過程
判断部8は、加速度センサー4および音センサー5から
の出力信号に基づいて、ゴルフスイングの進行過程を検
出する。運動過程抽出部6は、この運動過程判断部8か
らの指示等に従ってゲート信号の出力を制御する。
おいて、筋電位センサー2は訓練者の身体の一箇所また
は複数箇所の筋肉の活動状態に応じた筋電位信号を検出
する。この筋電位信号は、信号変換部3に入力される。
加速度センサー4は、訓練者の身体の運動状態、たとえ
ばゴルフスイングの進行過程を検出するためのものであ
り、訓練者の手首やゴルフクラブのグリップに取り付け
られる。また、音センサー5は、訓練者の運動状態に応
じて生じる音、たとえばインパクト音を検出するための
マイクロフォンであり、訓練者の身体に取り付けられた
り、その近傍に設置されたりする。信号変換部3は、筋
電位信号を増幅するとともに、筋電位信号を音信号に変
換する。音信号は、筋電位信号の強弱に応じて、音程が
変化する信号、または強さが変化する信号であり、運動
過程抽出部6から出力されるゲート信号がオンの間の
み、スピーカ7に対して出力する。このとき、運動過程
判断部8は、加速度センサー4および音センサー5から
の出力信号に基づいて、ゴルフスイングの進行過程を検
出する。運動過程抽出部6は、この運動過程判断部8か
らの指示等に従ってゲート信号の出力を制御する。
【0004】また、模範データ記憶部9には、熟練者の
正しいフォームによる模範的なスイングにおける筋電位
のデータを予め記憶したものであり、図示しない入力手
段からの指示に従って筋電位のデータは読み出され、信
号変換部3により音信号に変化され、スピーカ7から出
力される。
正しいフォームによる模範的なスイングにおける筋電位
のデータを予め記憶したものであり、図示しない入力手
段からの指示に従って筋電位のデータは読み出され、信
号変換部3により音信号に変化され、スピーカ7から出
力される。
【0005】訓練者は、スピーカ7から出力される音を
聞き、正しいフォームであるか、または正しいフォーム
から遠ざかっているかなどを知覚する。つまり、熟練者
の模範的なスイングに基づく音と訓練者自身のスイング
に基づく音とを比較することによって、そのような判断
をし、訓練者はスイングのフォームを正しいものに近づ
けていた。
聞き、正しいフォームであるか、または正しいフォーム
から遠ざかっているかなどを知覚する。つまり、熟練者
の模範的なスイングに基づく音と訓練者自身のスイング
に基づく音とを比較することによって、そのような判断
をし、訓練者はスイングのフォームを正しいものに近づ
けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
では、訓練者は、スピーカ7から出力される音によっ
て、模範的なスイング(模範運動)と自身のスイング
(運動)との差異があることを認識できるにとどまり、
体のどの部位の動き(姿勢)すなわちどの筋肉の活動状
態に差異があるのかを知ることができないため、模範運
動を習得するためにはかなりの時間を要していた。
では、訓練者は、スピーカ7から出力される音によっ
て、模範的なスイング(模範運動)と自身のスイング
(運動)との差異があることを認識できるにとどまり、
体のどの部位の動き(姿勢)すなわちどの筋肉の活動状
態に差異があるのかを知ることができないため、模範運
動を習得するためにはかなりの時間を要していた。
【0007】また、模範運動との差異を無くすように、
訓練者は運動するため、訓練者の能力や体型によって
は、模範運動が模範になり得ない場合もあった。たとえ
ば、オリンピック選手や様々なスポーツのプロ選手のよ
うな訓練者においては、既存の模範運動では不十分であ
り、より効率の良い筋活動パターンを自ら探索する必要
がある。また、リハビリテーションにおいては、実現す
べき筋活動パターンは、障害の程度により患者ごとに異
なり、一律の模範運動は役に立たず、また各患者に対応
して用意するのは困難であった、それゆえに、この発明
の主たる目的は、効率の良い筋活動パターンを訓練者自
身が容易に発見し習得できる、トレーニング装置を提供
することである。
訓練者は運動するため、訓練者の能力や体型によって
は、模範運動が模範になり得ない場合もあった。たとえ
ば、オリンピック選手や様々なスポーツのプロ選手のよ
うな訓練者においては、既存の模範運動では不十分であ
り、より効率の良い筋活動パターンを自ら探索する必要
がある。また、リハビリテーションにおいては、実現す
べき筋活動パターンは、障害の程度により患者ごとに異
なり、一律の模範運動は役に立たず、また各患者に対応
して用意するのは困難であった、それゆえに、この発明
の主たる目的は、効率の良い筋活動パターンを訓練者自
身が容易に発見し習得できる、トレーニング装置を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、運動中のユ
ーザの筋肉の活動状態を筋電位信号によって取得して当
該運動中のユーザにフィードバックするトレーニング装
置において、複数の筋電位信号の入力を受ける入力手
段、および少なくとも1つの筋電位信号の時間変化を当
該運動中のユーザに可視表示する可視表示手段を備え
る、トレーニング装置である。
ーザの筋肉の活動状態を筋電位信号によって取得して当
該運動中のユーザにフィードバックするトレーニング装
置において、複数の筋電位信号の入力を受ける入力手
段、および少なくとも1つの筋電位信号の時間変化を当
該運動中のユーザに可視表示する可視表示手段を備え
る、トレーニング装置である。
【0009】
【作用】トレーニング装置は、運動中のユーザの筋肉の
活動状態を筋電位信号によって取得して、当該運動中の
ユーザにフィードバックする。入力手段は、複数の筋肉
に対応する筋電位信号の入力を受ける。たとえば、指示
手段によって、少なくとも1つの筋肉を指示(選択)す
ることができ、したがって、指示手段によって指示され
た筋肉についての筋電位信号が抽出手段によって抽出さ
れ、この抽出された筋電位信号の時間変化すなわち筋電
位波形が運動中のユーザに可視表示される。
活動状態を筋電位信号によって取得して、当該運動中の
ユーザにフィードバックする。入力手段は、複数の筋肉
に対応する筋電位信号の入力を受ける。たとえば、指示
手段によって、少なくとも1つの筋肉を指示(選択)す
ることができ、したがって、指示手段によって指示され
た筋肉についての筋電位信号が抽出手段によって抽出さ
れ、この抽出された筋電位信号の時間変化すなわち筋電
位波形が運動中のユーザに可視表示される。
【0010】たとえば、拡大表示手段が筋電位波形を拡
大表示するので、筋電位波形の変化の細部を視認でき、
したがって、適切に筋肉を活動させることができる。
大表示するので、筋電位波形の変化の細部を視認でき、
したがって、適切に筋肉を活動させることができる。
【0011】また、筋電位信号とともに、互いに拮抗す
る筋肉が同時に活動(収縮)する割合である共縮率や活
動のピーク或いは重心が各周期のどれだけ早い位相にあ
るかを示す初動負荷率を可視表示することができる。こ
の共縮率や初動負荷率は、たとえば、運動の1周期が終
わる毎に計算され、筋電位波形とともにバーグラフで表
示することができる。
る筋肉が同時に活動(収縮)する割合である共縮率や活
動のピーク或いは重心が各周期のどれだけ早い位相にあ
るかを示す初動負荷率を可視表示することができる。こ
の共縮率や初動負荷率は、たとえば、運動の1周期が終
わる毎に計算され、筋電位波形とともにバーグラフで表
示することができる。
【0012】さらに、筋電位信号、共縮率および初動負
荷率などのように、トレーニング中に得られたデータを
記憶手段によって記憶しておくので、後から筋電位信
号、共縮率および初動負荷率などを可視表示(再生)す
ることができる。
荷率などのように、トレーニング中に得られたデータを
記憶手段によって記憶しておくので、後から筋電位信
号、共縮率および初動負荷率などを可視表示(再生)す
ることができる。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、注目すべき筋肉から
の筋電位信号の時間変化を可視表示するので、注目すべ
き筋肉の活動状態を視認することができる。したがっ
て、活動状態に応じて適切に運動することができる。
の筋電位信号の時間変化を可視表示するので、注目すべ
き筋肉の活動状態を視認することができる。したがっ
て、活動状態に応じて適切に運動することができる。
【0014】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0015】
【実施例】図1を参照して、この実施例のトレーニング
装置10はCPU12を含み、CPU12には筋電位セ
ンサ14が増幅器(AMP)16およびA/D変換器1
8を介して接続される。筋電位センサ14は、導電性プ
ラスチックのような柔軟性を有するシート状の電極を含
み、ユーザの身体の一箇所或いは複数箇所についての部
位(筋肉)の活動状態を検出可能に設けられる。たとえ
ば、この実施例では、筋電位センサ14としては、図2
(A)および図2(B)に示すようなボディスーツ40
が用いられ、このボディスーツ40には複数の電極42
が縫い付け(接着)されている。
装置10はCPU12を含み、CPU12には筋電位セ
ンサ14が増幅器(AMP)16およびA/D変換器1
8を介して接続される。筋電位センサ14は、導電性プ
ラスチックのような柔軟性を有するシート状の電極を含
み、ユーザの身体の一箇所或いは複数箇所についての部
位(筋肉)の活動状態を検出可能に設けられる。たとえ
ば、この実施例では、筋電位センサ14としては、図2
(A)および図2(B)に示すようなボディスーツ40
が用いられ、このボディスーツ40には複数の電極42
が縫い付け(接着)されている。
【0016】ただし、この実施例では、複数の電極42
を含むボディスーツ40を筋電位センサ14と呼ぶ場合
があるが、複数の電極42のみを筋電位センサ14と呼
ぶ場合もある。
を含むボディスーツ40を筋電位センサ14と呼ぶ場合
があるが、複数の電極42のみを筋電位センサ14と呼
ぶ場合もある。
【0017】なお、ボディスーツ40としては、自転車
競技用のシャツやパンツのように、密着性の高いスポー
ツウェアを使用することができる。
競技用のシャツやパンツのように、密着性の高いスポー
ツウェアを使用することができる。
【0018】また、図2(A)および図2(B)におい
ては、分かり易くするために、電極42がボディスーツ
40の外側に縫い付けられているように示してあるが、
実際には、ユーザの身体に密着するように、ボディスー
ツ40の内側に縫い付けられている。
ては、分かり易くするために、電極42がボディスーツ
40の外側に縫い付けられているように示してあるが、
実際には、ユーザの身体に密着するように、ボディスー
ツ40の内側に縫い付けられている。
【0019】図2(A)および図2(B)から分かるよ
うに、複数の電極42は、ユーザがボディスーツ40を
装着したときに、当該ユーザの筋肉に対応する位置にそ
れぞれ縫い付けられる。ただし、図2(B)に示すよう
に、1つの電極42はボディスーツ40を装着したユー
ザの尻部(尾てい骨)の部分に接触するように縫い付け
られ、基準電位を得る。
うに、複数の電極42は、ユーザがボディスーツ40を
装着したときに、当該ユーザの筋肉に対応する位置にそ
れぞれ縫い付けられる。ただし、図2(B)に示すよう
に、1つの電極42はボディスーツ40を装着したユー
ザの尻部(尾てい骨)の部分に接触するように縫い付け
られ、基準電位を得る。
【0020】各筋肉についての複数の筋電位信号がコネ
クタ(44a、44b)から出力され、図1に示したA
MP16に入力される。つまり、筋肉に接触される電極
42のそれぞれと基準電位を得る電極42との間の複数
の電位差信号がAMP16に入力される。
クタ(44a、44b)から出力され、図1に示したA
MP16に入力される。つまり、筋肉に接触される電極
42のそれぞれと基準電位を得る電極42との間の複数
の電位差信号がAMP16に入力される。
【0021】AMP16によって増幅された筋電位信号
は、A/D変換器18でディジタルのデータに変換され
た後、CPU12に入力される。このように入力された
筋電位のデータは、その後、CPU12によって絶対値
変換される。
は、A/D変換器18でディジタルのデータに変換され
た後、CPU12に入力される。このように入力された
筋電位のデータは、その後、CPU12によって絶対値
変換される。
【0022】また、トレーニング装置10は、入力装置
22を含む。この入力装置22には、図3に示すよう
に、カーソルキー22a〜22dおよびそのカーソルキ
ー22a〜22dの中央に配置されるモード(mod
e)キー22eが設けられる。この入力装置22は、た
とえば、テープやベルト等を用いてユーザの指や手首等
に装着可能に構成され、トレーニング等に関する各種モ
ードを選択したり、画面の表示モードを選択したり、可
視表示すべき筋電位信号(身体の筋肉(部位))を選択
/解除したりする場合などに用いられる。
22を含む。この入力装置22には、図3に示すよう
に、カーソルキー22a〜22dおよびそのカーソルキ
ー22a〜22dの中央に配置されるモード(mod
e)キー22eが設けられる。この入力装置22は、た
とえば、テープやベルト等を用いてユーザの指や手首等
に装着可能に構成され、トレーニング等に関する各種モ
ードを選択したり、画面の表示モードを選択したり、可
視表示すべき筋電位信号(身体の筋肉(部位))を選択
/解除したりする場合などに用いられる。
【0023】さらに、トレーニング装置10には、入力
装置22と同様に、ユーザの指や胸等に装着可能に構成
された心拍センサ24が設けられ、心拍センサ24はト
レーニング中におけるユーザの心拍数を検出し、その心
拍数に対応するデータ(心拍データ)をCPU12に出
力するものである。
装置22と同様に、ユーザの指や胸等に装着可能に構成
された心拍センサ24が設けられ、心拍センサ24はト
レーニング中におけるユーザの心拍数を検出し、その心
拍数に対応するデータ(心拍データ)をCPU12に出
力するものである。
【0024】さらにまた、トレーニング装置10はRA
M26、EEPROM28、ドライバ30およびディス
プレイ32を備えており、RAM26、EEPROM2
8およびドライバ30はCPU12に接続される。ま
た、ディスプレイ32は、ドライバ30を介してCPU
12に接続される。
M26、EEPROM28、ドライバ30およびディス
プレイ32を備えており、RAM26、EEPROM2
8およびドライバ30はCPU12に接続される。ま
た、ディスプレイ32は、ドライバ30を介してCPU
12に接続される。
【0025】RAM26は、CPU12のワーキングメ
モリ或いはバッファメモリとして用いられ、主として、
筋電位センサ14で検出された筋電位信号に対応するデ
ータ(筋電位データ)を一旦保持する。EEPROM2
8は、CPU12が実行するトレーニング等についての
プログラムやCPU12の指示に従ってディスプレイ3
2に表示される各種画面についてのデータを記憶すると
ともに、筋電位データ等についての履歴データを記憶す
る。ドライバ30は、CPU12の指示に従ってLCD
のようなディスプレイ32を駆動し、各種画面を表示す
る。
モリ或いはバッファメモリとして用いられ、主として、
筋電位センサ14で検出された筋電位信号に対応するデ
ータ(筋電位データ)を一旦保持する。EEPROM2
8は、CPU12が実行するトレーニング等についての
プログラムやCPU12の指示に従ってディスプレイ3
2に表示される各種画面についてのデータを記憶すると
ともに、筋電位データ等についての履歴データを記憶す
る。ドライバ30は、CPU12の指示に従ってLCD
のようなディスプレイ32を駆動し、各種画面を表示す
る。
【0026】なお、EEPROM28に変えてフラッシ
ュメモリを用いるようにしてもよく、また、メモリカー
ドなどのトレーニング装置10に着脱可能に設けられる
メモリを用いるようにしてもよい。
ュメモリを用いるようにしてもよく、また、メモリカー
ドなどのトレーニング装置10に着脱可能に設けられる
メモリを用いるようにしてもよい。
【0027】たとえば、図4に示すように、ディスプレ
イ32としては、特開2001−33765号公報に開
示されるゴーグル型表示装置(ヘッドマウントディスプ
レイ)を用いることができる。このゴーグル型表示装置
すなわちディスプレイ32では、たとえば、レンズ32
bの一部(上部)に液晶表示装置 (TFT)32aが搭
載されており、ユーザは、TFT32aから出力される
画像やレンズ32bを介して周辺の様子(風景)などを
見ることができる。
イ32としては、特開2001−33765号公報に開
示されるゴーグル型表示装置(ヘッドマウントディスプ
レイ)を用いることができる。このゴーグル型表示装置
すなわちディスプレイ32では、たとえば、レンズ32
bの一部(上部)に液晶表示装置 (TFT)32aが搭
載されており、ユーザは、TFT32aから出力される
画像やレンズ32bを介して周辺の様子(風景)などを
見ることができる。
【0028】詳細な図示等は省略するが、この実施例で
は、図1に示したディスプレイ32のみによって、図4
に示すようなゴーグル型表示装置が構成される。つま
り、筋電位センサ14、入力装置22、心拍センサ24
およびディスプレイ32以外の回路コンポーネントは、
1つの筐体(図示せず)に収納され、たとえば、ユーザ
の腰部(ベルト位置)に装着される。
は、図1に示したディスプレイ32のみによって、図4
に示すようなゴーグル型表示装置が構成される。つま
り、筋電位センサ14、入力装置22、心拍センサ24
およびディスプレイ32以外の回路コンポーネントは、
1つの筐体(図示せず)に収納され、たとえば、ユーザ
の腰部(ベルト位置)に装着される。
【0029】たとえば、ユーザが入力装置22、心拍セ
ンサ24、ゴーグル型表示装置(ディスプレイ)32お
よびボディスーツ40を装着し、トレーニング装置10
の主電源をオンすると、CPU12は、図5および図6
に示すような筋電位信号の時間変化を可視表示等するた
めの全体処理を実行する。
ンサ24、ゴーグル型表示装置(ディスプレイ)32お
よびボディスーツ40を装着し、トレーニング装置10
の主電源をオンすると、CPU12は、図5および図6
に示すような筋電位信号の時間変化を可視表示等するた
めの全体処理を実行する。
【0030】図5に示すように、ステップS1で図7に
示すような全身モード画面50を表示する。つまり、E
EPROM28に記憶される全身モード画面50の画面
データを読み出し、ドライバ30を駆動してディスプレ
イ32に全身モード画面50を表示する。
示すような全身モード画面50を表示する。つまり、E
EPROM28に記憶される全身モード画面50の画面
データを読み出し、ドライバ30を駆動してディスプレ
イ32に全身モード画面50を表示する。
【0031】以下、画面を表示する場合には、上述した
ような処理が実行されるため、その都度、詳細な説明を
するのは省略することにする。ただし、筋電位信号につ
いては、別途検出および表示等の処理が実行されるた
め、これについては後で詳細に説明する。つまり、別の
処理によって得られる筋電位信号の時間変化が、全身モ
ード画面50や以下のグラフモード画面60(図8参
照)およびズーム画面80(図9参照)に表示されるの
である。
ような処理が実行されるため、その都度、詳細な説明を
するのは省略することにする。ただし、筋電位信号につ
いては、別途検出および表示等の処理が実行されるた
め、これについては後で詳細に説明する。つまり、別の
処理によって得られる筋電位信号の時間変化が、全身モ
ード画面50や以下のグラフモード画面60(図8参
照)およびズーム画面80(図9参照)に表示されるの
である。
【0032】全身モード画面50には、人体を模したア
イコン(人型アイコン)52およびグラフモードを指示
するためのボタン54が表示される。この例では、人型
アイコン52は所定の部位で分割され、カーソルキー2
2a〜22dを操作することにより、部位毎にカーソル
を移動することができる。すなわち、人型アイコン52
の各部位或いはボタン54を指示することができる。こ
のとき、指示された部位或いはボタン54の枠が太枠表
示される。そして、モードキー22eを操作することに
より、カーソルが示す(太枠表示される)部位或いはボ
タン54を選択(決定)することができる。ただし、一
度選択した部位にカーソルを移動し、モードキー22e
を操作すると、その選択を解除することができる。
イコン(人型アイコン)52およびグラフモードを指示
するためのボタン54が表示される。この例では、人型
アイコン52は所定の部位で分割され、カーソルキー2
2a〜22dを操作することにより、部位毎にカーソル
を移動することができる。すなわち、人型アイコン52
の各部位或いはボタン54を指示することができる。こ
のとき、指示された部位或いはボタン54の枠が太枠表
示される。そして、モードキー22eを操作することに
より、カーソルが示す(太枠表示される)部位或いはボ
タン54を選択(決定)することができる。ただし、一
度選択した部位にカーソルを移動し、モードキー22e
を操作すると、その選択を解除することができる。
【0033】このように、全身モード画面50では、メ
インメニューを選択したり、グラフモードを選択したり
することができ、さらに、後で説明する選択部位の筋電
位(信号)の時間変化を示すグラフを表示する画面(グ
ラフモード画面(図8参照))において、グラフ表示し
たい部位を選択したりすることもできる。
インメニューを選択したり、グラフモードを選択したり
することができ、さらに、後で説明する選択部位の筋電
位(信号)の時間変化を示すグラフを表示する画面(グ
ラフモード画面(図8参照))において、グラフ表示し
たい部位を選択したりすることもできる。
【0034】また、図7に示す人型アイコン52の各部
位には、屈筋および伸筋のように対となる筋肉に対応し
て四角枠(インジケータ)52bが表示されており、各
部位に含まれる1対の筋肉についての筋電位信号の変化
が可視表示される。この実施例では、四角枠52b内が
所定の色で表示され、筋電位信号の強弱に応じて当該所
定の色についての輝度が変化される。ただし、筋電位信
号の強弱は、色の変化で表してもよく、または、所定の
色を明滅させるようにしておき、明滅の速度の変化で表
すようにしてもよい。
位には、屈筋および伸筋のように対となる筋肉に対応し
て四角枠(インジケータ)52bが表示されており、各
部位に含まれる1対の筋肉についての筋電位信号の変化
が可視表示される。この実施例では、四角枠52b内が
所定の色で表示され、筋電位信号の強弱に応じて当該所
定の色についての輝度が変化される。ただし、筋電位信
号の強弱は、色の変化で表してもよく、または、所定の
色を明滅させるようにしておき、明滅の速度の変化で表
すようにしてもよい。
【0035】たとえば、筋電位信号すなわち筋電位デー
タを少なくとも1つ以上の閾値と対比し、閾値以上か否
かで筋電位信号の強弱を判断し、輝度の変化、色の変化
或いは色の明滅を制御することができる。
タを少なくとも1つ以上の閾値と対比し、閾値以上か否
かで筋電位信号の強弱を判断し、輝度の変化、色の変化
或いは色の明滅を制御することができる。
【0036】なお、図7においては、選択された部位に
は斜線を付してあるが、これは色反転を意味する。ま
た、この実施例では、カーソル位置を表すために、部位
の枠を太枠表示するようにしたが、指示された(カーソ
ルが位置する)部位の枠内を色反転表示するようにして
もよい。この場合には、モードキー22eの操作により
部位が選択されると、当該部位はそのまま色反転表示を
維持される。
は斜線を付してあるが、これは色反転を意味する。ま
た、この実施例では、カーソル位置を表すために、部位
の枠を太枠表示するようにしたが、指示された(カーソ
ルが位置する)部位の枠内を色反転表示するようにして
もよい。この場合には、モードキー22eの操作により
部位が選択されると、当該部位はそのまま色反転表示を
維持される。
【0037】続くステップS3では、キー入力があるか
どうかを判断する。つまり、入力装置22が操作された
かどうかを判断する。ステップS3で“NO”であれ
ば、つまり入力装置22が操作されなければ、キー入力
がないと判断して、そのままステップS1に戻る。
どうかを判断する。つまり、入力装置22が操作された
かどうかを判断する。ステップS3で“NO”であれ
ば、つまり入力装置22が操作されなければ、キー入力
がないと判断して、そのままステップS1に戻る。
【0038】一方、ステップS3で“YES”であれ
ば、つまり入力装置22が操作されれば、キー入力があ
ると判断して、ステップS5でモードキー22eの入力
かどうかを判断する。ステップS5で“NO”であれ
ば、つまりモードキー22eの入力でなければ、ステッ
プS7でカーソルキー22a〜22dの入力かどうかを
判断する。
ば、つまり入力装置22が操作されれば、キー入力があ
ると判断して、ステップS5でモードキー22eの入力
かどうかを判断する。ステップS5で“NO”であれ
ば、つまりモードキー22eの入力でなければ、ステッ
プS7でカーソルキー22a〜22dの入力かどうかを
判断する。
【0039】ステップS7で“NO”であれば、つまり
カーソルキー22a〜22dの入力でもなければ、誤検
出であると判断して、そのままステップS1に戻る。一
方、ステップS7で“YES”であれば、つまりカーソ
ルキー22a〜22dの入力であれば、ステップS9で
現在部位を移動してからステップS1に戻る。すなわ
ち、このステップS9では、現在指示する部位から操作
されたカーソルキー22a〜22dが示す方向にカーソ
ルを移動して、移動後の部位を太枠表示する。
カーソルキー22a〜22dの入力でもなければ、誤検
出であると判断して、そのままステップS1に戻る。一
方、ステップS7で“YES”であれば、つまりカーソ
ルキー22a〜22dの入力であれば、ステップS9で
現在部位を移動してからステップS1に戻る。すなわ
ち、このステップS9では、現在指示する部位から操作
されたカーソルキー22a〜22dが示す方向にカーソ
ルを移動して、移動後の部位を太枠表示する。
【0040】また、ステップS5で“YES”であれ
ば、つまりモードキー22eの入力であれば、ステップ
S11でカーソル位置が人型アイコン52の頭部52a
であるかどうかを判断する。ステップS11で“YE
S”であれば、つまりカーソル位置が頭部52aであれ
ば、ステップS13で後述するメインメニュー処理を実
行してからステップS1に戻る。
ば、つまりモードキー22eの入力であれば、ステップ
S11でカーソル位置が人型アイコン52の頭部52a
であるかどうかを判断する。ステップS11で“YE
S”であれば、つまりカーソル位置が頭部52aであれ
ば、ステップS13で後述するメインメニュー処理を実
行してからステップS1に戻る。
【0041】一方、ステップS11で“NO”であれ
ば、つまりカーソル位置が頭部52a以外の部位或いは
ボタン54であれば、ステップS15でカーソル位置が
グラフモードのボタン54であるかどうかを判断する。
ステップS15で“NO”であれば、つまり、カーソル
位置がグラフモードのボタン54でなければ、ステップ
S17で現在カーソルが示す部位の表示を色反転してか
らステップS1に戻る。つまり、グラフモードで表示す
る部位が選択され、このような処理の繰り返しにより、
複数の部位を選択することができる。図示は省略する
が、ステップS17では、現在カーソルが示す部位が既
に色反転されている場合には、当該色反転を元に戻す。
つまり、部位の選択を解除することができる。
ば、つまりカーソル位置が頭部52a以外の部位或いは
ボタン54であれば、ステップS15でカーソル位置が
グラフモードのボタン54であるかどうかを判断する。
ステップS15で“NO”であれば、つまり、カーソル
位置がグラフモードのボタン54でなければ、ステップ
S17で現在カーソルが示す部位の表示を色反転してか
らステップS1に戻る。つまり、グラフモードで表示す
る部位が選択され、このような処理の繰り返しにより、
複数の部位を選択することができる。図示は省略する
が、ステップS17では、現在カーソルが示す部位が既
に色反転されている場合には、当該色反転を元に戻す。
つまり、部位の選択を解除することができる。
【0042】しかし、ステップS15で“YES”であ
れば、つまりカーソル位置がグラフモードのボタン54
であれば、グラフモードに移行し、ステップS19で図
8に示すような選択部位のグラフを表示する画面(グラ
フモード画面)60を表示する。
れば、つまりカーソル位置がグラフモードのボタン54
であれば、グラフモードに移行し、ステップS19で図
8に示すような選択部位のグラフを表示する画面(グラ
フモード画面)60を表示する。
【0043】このグラフモード画面60には、図7に示
した人型アイコン52と同様の形状で縮小された人型ア
イコン62がその画面上部に表示され、人型アイコン6
2の下方に選択部位のグラフ64すなわち全身モード画
面50において選択された部位に含まれる1対の筋肉に
ついての筋電位信号の時間変化を示すグラフ64が表示
される。図8においては、6箇所の部位についての拮抗
筋についての筋電位信号のグラフ64が表示される。こ
こで、拮抗筋(互いに対となる筋)は、上述したよう
に、伸筋と屈筋とのように、互いに反対の作用を同時に
営む筋、すなわち一方が収縮するとき他方が伸びる1対
の筋肉である。このため、図8中に点線で囲むように、
1つの部位に含まれ、互いに対となる2つの筋肉につい
ての筋電位信号のグラフ64を並べて表示するようにし
てある。
した人型アイコン52と同様の形状で縮小された人型ア
イコン62がその画面上部に表示され、人型アイコン6
2の下方に選択部位のグラフ64すなわち全身モード画
面50において選択された部位に含まれる1対の筋肉に
ついての筋電位信号の時間変化を示すグラフ64が表示
される。図8においては、6箇所の部位についての拮抗
筋についての筋電位信号のグラフ64が表示される。こ
こで、拮抗筋(互いに対となる筋)は、上述したよう
に、伸筋と屈筋とのように、互いに反対の作用を同時に
営む筋、すなわち一方が収縮するとき他方が伸びる1対
の筋肉である。このため、図8中に点線で囲むように、
1つの部位に含まれ、互いに対となる2つの筋肉につい
ての筋電位信号のグラフ64を並べて表示するようにし
てある。
【0044】また、図8に示すように、グラフモード画
面60の中央から左右に分けて、人型アイコン62の左
側に対応する部位のグラフ64を画面左側に表示し、逆
に人型アイコン62の右側に対応する部位のグラフ64
を画面右側に表示してある。1つの部位に着目すると、
画面の中央側には、腹側の筋肉についての筋電位信号の
時間変化を示すグラフ64が表示され、画面の外側に
は、背側の筋肉についての筋電位信号の時間変化を示す
グラフ64が表示される。このグラフ64は、ユーザの
或る運動の一周期に相当する時間における筋電位信号の
変化を示したものである。このグラフ64内では、筋電
位信号の変化(筋電位波形)が表示される。
面60の中央から左右に分けて、人型アイコン62の左
側に対応する部位のグラフ64を画面左側に表示し、逆
に人型アイコン62の右側に対応する部位のグラフ64
を画面右側に表示してある。1つの部位に着目すると、
画面の中央側には、腹側の筋肉についての筋電位信号の
時間変化を示すグラフ64が表示され、画面の外側に
は、背側の筋肉についての筋電位信号の時間変化を示す
グラフ64が表示される。このグラフ64は、ユーザの
或る運動の一周期に相当する時間における筋電位信号の
変化を示したものである。このグラフ64内では、筋電
位信号の変化(筋電位波形)が表示される。
【0045】なお、この実施例では、運動は、ランニン
グ(ジョギング)のような周期運動や野球のバット或い
はゴルフのクラブのスイングのような単発的動作を含
み、これらに限らず、様々なスポーツについての動作が
含まれる。また、スポーツに限らず、リハビリにおける
動作も含まれる。
グ(ジョギング)のような周期運動や野球のバット或い
はゴルフのクラブのスイングのような単発的動作を含
み、これらに限らず、様々なスポーツについての動作が
含まれる。また、スポーツに限らず、リハビリにおける
動作も含まれる。
【0046】さらに、2つ並んで表示されるグラフ64
の間には、共縮率を表すバーグラフ(インジケータ)6
6が表示される。また、当該2つのグラフ64のそれぞ
れに対応して、初動負荷率を表すインジケータ68がグ
ラフ64の横であり、インジケータ66の反対側に表示
される。
の間には、共縮率を表すバーグラフ(インジケータ)6
6が表示される。また、当該2つのグラフ64のそれぞ
れに対応して、初動負荷率を表すインジケータ68がグ
ラフ64の横であり、インジケータ66の反対側に表示
される。
【0047】ここで、共縮率とは、運動の一周期に相当
する時間に対して、拮抗筋がの活動波形が重なる割合を
いう。また、初動負荷率とは、筋電波形の前半への偏り
率をいい、具体的には、運動の一周期における筋電波形
の重心或いはピークの位相である。
する時間に対して、拮抗筋がの活動波形が重なる割合を
いう。また、初動負荷率とは、筋電波形の前半への偏り
率をいい、具体的には、運動の一周期における筋電波形
の重心或いはピークの位相である。
【0048】共縮率をユーザに表示(フィードバック)
するのは、運動に慣れないうちは、同じ部位の伸筋と屈
筋とのように、互いに拮抗する筋を活動させてしまい、
いわゆる「固い動き」になりがちであり、運動の効率が
悪く、これを回避するためである。
するのは、運動に慣れないうちは、同じ部位の伸筋と屈
筋とのように、互いに拮抗する筋を活動させてしまい、
いわゆる「固い動き」になりがちであり、運動の効率が
悪く、これを回避するためである。
【0049】また、最近注目を浴びている「初動負荷運
動理論」では、1回の動きの初期に主に力を出す方が、
最後まで力を入れるよりも疲労が少なく、効率よく運動
できるとされているため、初動負荷率をユーザにフィー
ドバックするようにしてある。
動理論」では、1回の動きの初期に主に力を出す方が、
最後まで力を入れるよりも疲労が少なく、効率よく運動
できるとされているため、初動負荷率をユーザにフィー
ドバックするようにしてある。
【0050】なお、共縮率および初動負荷率は、後述す
る数式(数7,数6)によって、それぞれ計算すること
ができる。
る数式(数7,数6)によって、それぞれ計算すること
ができる。
【0051】このようなグラフモード画面60において
は、カーソルキー22a〜22dを操作することによ
り、カーソル位置を移動させることができる。ただし、
カーソルは、人型アイコン62、グラフ64或いはズー
ムモードのボタン70を移動するが、カーソル位置は、
人型アイコン62、グラフ64或いはズームモードのボ
タン70の枠を太枠表示することにより、表現される。
は、カーソルキー22a〜22dを操作することによ
り、カーソル位置を移動させることができる。ただし、
カーソルは、人型アイコン62、グラフ64或いはズー
ムモードのボタン70を移動するが、カーソル位置は、
人型アイコン62、グラフ64或いはズームモードのボ
タン70の枠を太枠表示することにより、表現される。
【0052】カーソル位置が人型アイコン62にあると
き、モードキー22eが操作されると、上述したような
全身モードに戻り、全身モード画面50(図7)が表示
される。また、カーソルキー22a〜22dを操作する
と、グラフモード画面60に表示されている複数のグラ
フ64にカーソルを順次移動することができ、所望のグ
ラフ64にカーソルを合わせて、モードキー22eを操
作すると、当該グラフ64を選択することができる。つ
まり、後述するズームモードにおいて、拡大表示するグ
ラフ64を選択することができるのである。選択された
グラフ64は、たとえば、色反転される。ただし、現在
カーソルが位置するグラフ64が既に色反転表示されて
いる場合には、モードキー22eの操作に応じて元に戻
される。つまり、グラフ64の選択が解除される。
き、モードキー22eが操作されると、上述したような
全身モードに戻り、全身モード画面50(図7)が表示
される。また、カーソルキー22a〜22dを操作する
と、グラフモード画面60に表示されている複数のグラ
フ64にカーソルを順次移動することができ、所望のグ
ラフ64にカーソルを合わせて、モードキー22eを操
作すると、当該グラフ64を選択することができる。つ
まり、後述するズームモードにおいて、拡大表示するグ
ラフ64を選択することができるのである。選択された
グラフ64は、たとえば、色反転される。ただし、現在
カーソルが位置するグラフ64が既に色反転表示されて
いる場合には、モードキー22eの操作に応じて元に戻
される。つまり、グラフ64の選択が解除される。
【0053】さらに、カーソルがズームモードのボタン
70に位置するときに、モードキー22eが操作される
と、ズームモードに移行され、ズームモード画面80
(図9参照)が表示される。
70に位置するときに、モードキー22eが操作される
と、ズームモードに移行され、ズームモード画面80
(図9参照)が表示される。
【0054】なお、図8においては、選択されたグラフ
64の枠内に斜線を引いて、色反転されていることを表
現してある。また、カーソルは全身モードの場合と同様
に、人型アイコン62、グラフ64やズームモードのボ
タン70を色反転させて表現するようにしてもよい。
64の枠内に斜線を引いて、色反転されていることを表
現してある。また、カーソルは全身モードの場合と同様
に、人型アイコン62、グラフ64やズームモードのボ
タン70を色反転させて表現するようにしてもよい。
【0055】また、共縮率や初動負荷率の表示/非表示
等については、たとえば、設定モードなどを設けて、ユ
ーザが自由に設定できるようにすればよいと考えられ
る。
等については、たとえば、設定モードなどを設けて、ユ
ーザが自由に設定できるようにすればよいと考えられ
る。
【0056】さらに、図面では、詳細に示すことができ
ないが、人型アイコン62の各部位を異なる色で表示し
ておき、対応するグラフ64の線或いは枠(フレーム)
を人型アイコン62の部位と同じ色で表示するようにす
れば、グラフ64を簡単に識別することができる。
ないが、人型アイコン62の各部位を異なる色で表示し
ておき、対応するグラフ64の線或いは枠(フレーム)
を人型アイコン62の部位と同じ色で表示するようにす
れば、グラフ64を簡単に識別することができる。
【0057】つまり、このようなグラフモード画面60
を表示すると、続くステップS21では、キー入力があ
るかどうかを判断する。ステップS21で“NO”であ
れば、つまりキー入力がなければ、そのままステップS
19に戻る。一方、ステップS21で“YES”であれ
ば、つまりキー入力があれば、ステップS23でモード
キー22eの入力かどうかを判断する。
を表示すると、続くステップS21では、キー入力があ
るかどうかを判断する。ステップS21で“NO”であ
れば、つまりキー入力がなければ、そのままステップS
19に戻る。一方、ステップS21で“YES”であれ
ば、つまりキー入力があれば、ステップS23でモード
キー22eの入力かどうかを判断する。
【0058】ステップS23で“NO”であれば、つま
りモードキー22eの入力でなければ、ステップS25
でカーソルキー22a〜22dの入力であるかどうかを
判断する。ステップS25で“NO”であれば、つまり
カーソルキー22a〜22dの入力でもなければ、誤検
出であると判断して、そのままステップS19に戻る。
一方、ステップS25で“YES”であれば、つまりカ
ーソルキー22a〜22dの入力であれば、入力された
カーソルキー22a〜22dが示す方向にカーソルを移
動してからステップS19に戻る。
りモードキー22eの入力でなければ、ステップS25
でカーソルキー22a〜22dの入力であるかどうかを
判断する。ステップS25で“NO”であれば、つまり
カーソルキー22a〜22dの入力でもなければ、誤検
出であると判断して、そのままステップS19に戻る。
一方、ステップS25で“YES”であれば、つまりカ
ーソルキー22a〜22dの入力であれば、入力された
カーソルキー22a〜22dが示す方向にカーソルを移
動してからステップS19に戻る。
【0059】また、ステップS23で“YES”であれ
ば、つまりモードキー22eが操作されれば、図6に示
すステップS29でカーソルが人型アイコン62に位置
するかどうかを判断する。ステップS29で“YES”
であれば、つまりカーソルが人型アイコン62に位置す
れば、全身モードに戻ると判断して、ステップS1に戻
る。
ば、つまりモードキー22eが操作されれば、図6に示
すステップS29でカーソルが人型アイコン62に位置
するかどうかを判断する。ステップS29で“YES”
であれば、つまりカーソルが人型アイコン62に位置す
れば、全身モードに戻ると判断して、ステップS1に戻
る。
【0060】一方、ステップS29で“NO”であれ
ば、つまりカーソルが人型アイコン62に位置しなけれ
ば、ステップS31でカーソルがズームモードのボタン
70に位置するかどうかを判断する。ステップS33で
“NO”であれば、つまりカーソルがズームボタン70
に位置しなければ、該当するグラフ64を色反転表示し
てから図5に示したステップS19に戻る。このような
処理を繰り返すことにより、ズームモードで拡大表示す
るグラフ64を選択することができる。ただし、上述し
たように、既に色反転表示されているグラフ64につい
ては、その色反転が元に戻され、選択が解除される。
ば、つまりカーソルが人型アイコン62に位置しなけれ
ば、ステップS31でカーソルがズームモードのボタン
70に位置するかどうかを判断する。ステップS33で
“NO”であれば、つまりカーソルがズームボタン70
に位置しなければ、該当するグラフ64を色反転表示し
てから図5に示したステップS19に戻る。このような
処理を繰り返すことにより、ズームモードで拡大表示す
るグラフ64を選択することができる。ただし、上述し
たように、既に色反転表示されているグラフ64につい
ては、その色反転が元に戻され、選択が解除される。
【0061】また、ステップS31で“YES”であれ
ば、つまりカーソルがズームモードのボタン70に位置
すれば、ズームモードに移行し、ステップS35で図9
に示すようなズームモード画面80を表示する。
ば、つまりカーソルがズームモードのボタン70に位置
すれば、ズームモードに移行し、ステップS35で図9
に示すようなズームモード画面80を表示する。
【0062】このズームモード画面80には、図8に示
したのと同様の人型アイコン82がその上部に表示され
る。また、ズームモード画面80の中央には、ズーム
(拡大)されたグラフ84が表示される。ただし、図8
に示したグラフ64が複数選択された場合には、グラフ
84では筋電位波形を示す線は重ねて表示される。した
がって、たとえば、上述したように、各線を部位に対応
して色分けしておけば、重ねて表示した場合であって
も、容易に識別することができる。
したのと同様の人型アイコン82がその上部に表示され
る。また、ズームモード画面80の中央には、ズーム
(拡大)されたグラフ84が表示される。ただし、図8
に示したグラフ64が複数選択された場合には、グラフ
84では筋電位波形を示す線は重ねて表示される。した
がって、たとえば、上述したように、各線を部位に対応
して色分けしておけば、重ねて表示した場合であって
も、容易に識別することができる。
【0063】さらに、ズームモード画面80の下部すな
わちグラフ84の下側には、共縮率の平均値K/(都合
上、正確に表記できないが、“/”はバーを意味す
る。)および初動負荷率の平均値C/(同じく、“/”
はバーを意味する。)が表示されるとともに、その右方
にグラフモードのボタン86が表示される。
わちグラフ84の下側には、共縮率の平均値K/(都合
上、正確に表記できないが、“/”はバーを意味す
る。)および初動負荷率の平均値C/(同じく、“/”
はバーを意味する。)が表示されるとともに、その右方
にグラフモードのボタン86が表示される。
【0064】このズームモード画面80では、ユーザが
カーソルキー22a〜22dを操作すると、カーソルが
人型アイコン82やグラフモードのボタン86を移動す
る。カーソル位置が人型アイコン82である場合に、モ
ードキー22eが操作されると、全身モードが選択さ
れ、全身モードに戻る。一方、カーソル位置がグラフモ
ードのボタン86である場合に、モードキー22eが操
作されると、グラフモードが選択され、グラフモードに
戻る。
カーソルキー22a〜22dを操作すると、カーソルが
人型アイコン82やグラフモードのボタン86を移動す
る。カーソル位置が人型アイコン82である場合に、モ
ードキー22eが操作されると、全身モードが選択さ
れ、全身モードに戻る。一方、カーソル位置がグラフモ
ードのボタン86である場合に、モードキー22eが操
作されると、グラフモードが選択され、グラフモードに
戻る。
【0065】このように、ズームモード画面80では、
拡大表示された所望のグラフ84を見ることができ、ま
た、他のモード(全身モード、グラフモード)に戻るこ
ともできるのである。
拡大表示された所望のグラフ84を見ることができ、ま
た、他のモード(全身モード、グラフモード)に戻るこ
ともできるのである。
【0066】したがって、ズームモード画面80が表示
されると、続くステップS37では、キー入力があるか
どうかを判断する。ステップS37で“NO”であれ
ば、つまりキー入力がなければ、そのままステップS3
5に戻る。一方、ステップS37で“YES”であれ
ば、つまりキー入力があれば、ステップS39でモード
キー22eの入力かどうかを判断する。
されると、続くステップS37では、キー入力があるか
どうかを判断する。ステップS37で“NO”であれ
ば、つまりキー入力がなければ、そのままステップS3
5に戻る。一方、ステップS37で“YES”であれ
ば、つまりキー入力があれば、ステップS39でモード
キー22eの入力かどうかを判断する。
【0067】ステップS39で“NO”であれば、つま
りモードキー22eの入力でなければ、ステップS41
でカーソルキー22a〜22dの入力かどうかを判断す
る。ステップS41で“NO”であれば、つまりカーソ
ルキー22a〜22dの入力でもなければ、誤検出であ
ると判断して、そのままステップS35に戻る。一方、
ステップS41で“YES”であれば、つまりカーソル
キー22a〜22dの入力であれば、ステップS43で
カーソルを移動してからステップS35に戻る。つま
り、いずれかのカーソルキー22a、22b、22cま
たは22dが操作されると、ステップS43では、人型
アイコン82とグラフモードのボタン86との間でカー
ソルが移動される。
りモードキー22eの入力でなければ、ステップS41
でカーソルキー22a〜22dの入力かどうかを判断す
る。ステップS41で“NO”であれば、つまりカーソ
ルキー22a〜22dの入力でもなければ、誤検出であ
ると判断して、そのままステップS35に戻る。一方、
ステップS41で“YES”であれば、つまりカーソル
キー22a〜22dの入力であれば、ステップS43で
カーソルを移動してからステップS35に戻る。つま
り、いずれかのカーソルキー22a、22b、22cま
たは22dが操作されると、ステップS43では、人型
アイコン82とグラフモードのボタン86との間でカー
ソルが移動される。
【0068】また、ステップS39で“YES”であれ
ば、つまりモードキー22eが操作されれば、ステップ
S45でカーソル位置が人型アイコン82であるかどう
かを判断する。ステップS45で“YES”であれば、
つまりカーソル位置が人型アイコン82であれば、全身
モードが選択されたと判断し、ステップS1に戻る。一
方、ステップS45で“NO”であれば、つまりカーソ
ル位置が人型アイコン82でなければ、カーソルがグラ
フモードのボタン86に位置し、グラフモードが選択さ
れたと判断して、ステップS19に戻る。
ば、つまりモードキー22eが操作されれば、ステップ
S45でカーソル位置が人型アイコン82であるかどう
かを判断する。ステップS45で“YES”であれば、
つまりカーソル位置が人型アイコン82であれば、全身
モードが選択されたと判断し、ステップS1に戻る。一
方、ステップS45で“NO”であれば、つまりカーソ
ル位置が人型アイコン82でなければ、カーソルがグラ
フモードのボタン86に位置し、グラフモードが選択さ
れたと判断して、ステップS19に戻る。
【0069】なお、図示および詳細な説明は省略する
が、図1に示したように、ユーザが心拍センサ24を装
着している場合には、図7〜図9のそれぞれにおいて、
ユーザの心拍数を数値などによって表示することもでき
る。また、入力装置22を用いて、ユーザのプロファイ
ル(性別、年齢、伸張、体重)を入力できるようにして
おき、心拍数とプロファイルとに基づいて、トレーニン
グ時における消費カロリを算出し、これを画面に表示す
ることもできる。
が、図1に示したように、ユーザが心拍センサ24を装
着している場合には、図7〜図9のそれぞれにおいて、
ユーザの心拍数を数値などによって表示することもでき
る。また、入力装置22を用いて、ユーザのプロファイ
ル(性別、年齢、伸張、体重)を入力できるようにして
おき、心拍数とプロファイルとに基づいて、トレーニン
グ時における消費カロリを算出し、これを画面に表示す
ることもできる。
【0070】このようにして、全身モード、グラフモー
ドおよびズームモードにおける各画面が表示され、ま
た、切り換えられるが、筋電位信号は、図10および図
11に示すような処理をCPU12が実行することによ
り、グラフモード画面60およびズームモード画面80
におけるグラフ(64,84)が表示される。
ドおよびズームモードにおける各画面が表示され、ま
た、切り換えられるが、筋電位信号は、図10および図
11に示すような処理をCPU12が実行することによ
り、グラフモード画面60およびズームモード画面80
におけるグラフ(64,84)が表示される。
【0071】図10に示すように、CPU12が実時間
信号処理を開始すると、ステップS51で、EEPRO
M28に記憶された過去のサンプル(履歴)を読み出
し、RAM26に展開し、これを参照して、運動の1周
期(周期Tk )の最大値および最小値を取得する。
信号処理を開始すると、ステップS51で、EEPRO
M28に記憶された過去のサンプル(履歴)を読み出
し、RAM26に展開し、これを参照して、運動の1周
期(周期Tk )の最大値および最小値を取得する。
【0072】続くステップS53では、波形(筋電位信
号)の立ち上がりを検出したかどうかを判断する。具体
的には、筋電位の移動平均xi (t)が、数1に示す不
等式を満たすか否かを判断する。
号)の立ち上がりを検出したかどうかを判断する。具体
的には、筋電位の移動平均xi (t)が、数1に示す不
等式を満たすか否かを判断する。
【0073】
【数1】
【0074】ここで、αは立ち上がり検出の閾値パラメ
ータであり、たとえばα=0.05とする。
ータであり、たとえばα=0.05とする。
【0075】ただし、AMP16で増幅された筋電位信
号の生波形Si (t)をディジタル変換および絶対値変
換した後に、CPU12は、一定期間(この実施例で
は、100msec)の移動平均xi (t)を検出し、
これをRAM26に一旦保持する。そして、トレーニン
グの終了或いは所定時間(1または複数の周期Tk )毎
に、EEPROM28に記憶する。つまり、トレーニン
グについての筋電位信号がサンプルされるのである。
号の生波形Si (t)をディジタル変換および絶対値変
換した後に、CPU12は、一定期間(この実施例で
は、100msec)の移動平均xi (t)を検出し、
これをRAM26に一旦保持する。そして、トレーニン
グの終了或いは所定時間(1または複数の周期Tk )毎
に、EEPROM28に記憶する。つまり、トレーニン
グについての筋電位信号がサンプルされるのである。
【0076】ステップS53で“NO”であれば、つま
り移動平均xi (t)が数1を満たさなければ、立ち上
がりを検出していないと判断し、ステップS55で現在
時刻tを1加算して(インクリメントして)からステッ
プS51に戻る。一方、ステップS53で“YES”で
あれば、つまり移動平均xi (t)が数1を満たせば、
立ち上がりを検出したと判断し、ステップS57で現在
時刻tを第k(k=1,2,…,K)周期の開始時刻t
si(k)に決定する。
り移動平均xi (t)が数1を満たさなければ、立ち上
がりを検出していないと判断し、ステップS55で現在
時刻tを1加算して(インクリメントして)からステッ
プS51に戻る。一方、ステップS53で“YES”で
あれば、つまり移動平均xi (t)が数1を満たせば、
立ち上がりを検出したと判断し、ステップS57で現在
時刻tを第k(k=1,2,…,K)周期の開始時刻t
si(k)に決定する。
【0077】続くステップS59では、現在時刻tをイ
ンクリメントし、ステップS61では、更新した現在時
刻tに従って最小値および最大値を更新する。そして、
ステップS63では、ピーク(最大値)を検出したかど
うかを判断する。具体的には、移動平均xi (t)が、
数2で示される不等式を満たすかどうかを判断する。
ンクリメントし、ステップS61では、更新した現在時
刻tに従って最小値および最大値を更新する。そして、
ステップS63では、ピーク(最大値)を検出したかど
うかを判断する。具体的には、移動平均xi (t)が、
数2で示される不等式を満たすかどうかを判断する。
【0078】
【数2】
【0079】ステップS63で“NO”であれば、つま
りピークを検出していなければ、ステップS65で現在
時刻tをインクリメントしてからステップS61に戻
る。一方、ステップS63で“YES”であれば、つま
りピークを検出すれば、ステップS67で現在時刻tを
第k周期のピーク時刻tpi(t)に決定する。そして、
ステップS69で現在時刻tをインクリメントし、ステ
ップS71で周期kをインクリメントしてからステップ
S51に戻る。
りピークを検出していなければ、ステップS65で現在
時刻tをインクリメントしてからステップS61に戻
る。一方、ステップS63で“YES”であれば、つま
りピークを検出すれば、ステップS67で現在時刻tを
第k周期のピーク時刻tpi(t)に決定する。そして、
ステップS69で現在時刻tをインクリメントし、ステ
ップS71で周期kをインクリメントしてからステップ
S51に戻る。
【0080】また、CPU12は、図11に示すような
実時間表示処理を実行する。CPU12は、ステップS
81で筋電位センサ14の中で着目する、すなわち全身
モードで選択した電極42(i)から出力される筋電位
信号の立ち上がりで表示をリセットする。具体的には、
図12に示すように、筋電位信号が変化する場合の横軸
Pをリセット(P=0)し、周期Tk を設定(Tk =t
si(k)−tsi(k−1))する。ただし、横軸Pのス
ケールは、Tk /Δ(Δ=サンプルレート/ビデオレー
ト)が納まるように設定する必要があり、縦軸のスケー
ルは、移動平均xi (t)の最大値および最小値が納ま
るように設定する必要がある。
実時間表示処理を実行する。CPU12は、ステップS
81で筋電位センサ14の中で着目する、すなわち全身
モードで選択した電極42(i)から出力される筋電位
信号の立ち上がりで表示をリセットする。具体的には、
図12に示すように、筋電位信号が変化する場合の横軸
Pをリセット(P=0)し、周期Tk を設定(Tk =t
si(k)−tsi(k−1))する。ただし、横軸Pのス
ケールは、Tk /Δ(Δ=サンプルレート/ビデオレー
ト)が納まるように設定する必要があり、縦軸のスケー
ルは、移動平均xi (t)の最大値および最小値が納ま
るように設定する必要がある。
【0081】続くステップS83では、表示タイミング
になったかどうかを判断する。つまり、ビデオレートを
所定周波数fとした場合の1/f秒(この実施例では、
1/60秒)が経過したかどうかを判断する。ステップ
S83で“NO”であれば、つまり1/f秒経過してい
なければ、そのまま同じステップS83に戻る。
になったかどうかを判断する。つまり、ビデオレートを
所定周波数fとした場合の1/f秒(この実施例では、
1/60秒)が経過したかどうかを判断する。ステップ
S83で“NO”であれば、つまり1/f秒経過してい
なければ、そのまま同じステップS83に戻る。
【0082】一方、ステップS83で“YES”であれ
ば、つまり1/f秒が経過すれば、ステップS85で、
図12に示すように、点(P−1,xi(t−△))か
ら点(P,xi(t))へ線を引く。そして、ステップ
S87で、セッション数(セッション番号)sをインク
リメント(s=s+1)して、ステップS81に戻る。
ば、つまり1/f秒が経過すれば、ステップS85で、
図12に示すように、点(P−1,xi(t−△))か
ら点(P,xi(t))へ線を引く。そして、ステップ
S87で、セッション数(セッション番号)sをインク
リメント(s=s+1)して、ステップS81に戻る。
【0083】このようにして、選択された電極42
(i)についての筋電位信号の変化がグラフで表され、
図8および図9に示したようなグラフモード画面60お
よびズームモード画面80を表示することができるので
ある。
(i)についての筋電位信号の変化がグラフで表され、
図8および図9に示したようなグラフモード画面60お
よびズームモード画面80を表示することができるので
ある。
【0084】また、上述したように、或る運動の1周期
Tkが終わる毎に、初動負荷率および共縮率が計算さ
れ、図8および図9に示したグラフモード画面60(お
よびズームモード画面80)に表示される。
Tkが終わる毎に、初動負荷率および共縮率が計算さ
れ、図8および図9に示したグラフモード画面60(お
よびズームモード画面80)に表示される。
【0085】具体的には、CPU12は、運動の1周期
Tk の終わりに、図13に示すような初動負荷率・共縮
率の計算および表示処理を実行する。たとえば、CPU
12は、各電極42(i)について、着目する第k+1
周期の立ち上がり、すなわち開始時刻tsi(k+1)が
検出された時点で図13の処理を開始する。
Tk の終わりに、図13に示すような初動負荷率・共縮
率の計算および表示処理を実行する。たとえば、CPU
12は、各電極42(i)について、着目する第k+1
周期の立ち上がり、すなわち開始時刻tsi(k+1)が
検出された時点で図13の処理を開始する。
【0086】図13に示すように、まず、ステップS9
1で数3に従って周期Ti (k)を計算する。
1で数3に従って周期Ti (k)を計算する。
【0087】
【数3】Ti (k)=tsi(k+1)−tsi(k)
続くステップS93では、波形面積を計算する。つま
り、第k周期の各電極42(i)から出力される筋電位
信号の波形面積が数4に従って計算される。
り、第k周期の各電極42(i)から出力される筋電位
信号の波形面積が数4に従って計算される。
【0088】
【数4】
【0089】波形面積を計算すると、続いて、ステップ
S95で波形重心を計算する。つまり、第k周期の各電
極42(i)から出力される筋電位信号の波形重心が数
5に従って計算される。
S95で波形重心を計算する。つまり、第k周期の各電
極42(i)から出力される筋電位信号の波形重心が数
5に従って計算される。
【0090】
【数5】
【0091】そして、ステップS97では、数4および
数5で得られた結果を用いて、数6に従って初動負荷率
を計算する。
数5で得られた結果を用いて、数6に従って初動負荷率
を計算する。
【0092】
【数6】
【0093】また、CPU12は、ステップS99で、
拮抗筋(たとえば、互いに対となる伸筋i,屈筋j)に
ついての共縮率を数7に従って計算する。
拮抗筋(たとえば、互いに対となる伸筋i,屈筋j)に
ついての共縮率を数7に従って計算する。
【0094】
【数7】
【0095】そして、ステップS101で、今回の処理
で計算した、第k周期の初動負荷率および共縮率をEE
PROM28に保存(記憶)する。ただし、波形面積や
波形重心などの計算値も記憶するようにしてもよい。
で計算した、第k周期の初動負荷率および共縮率をEE
PROM28に保存(記憶)する。ただし、波形面積や
波形重心などの計算値も記憶するようにしてもよい。
【0096】続くステップS103では、CPU12は
ドライバ30を駆動して、図8に示したように、ディス
プレイ32に初動負荷率や共縮率を表示することができ
る。
ドライバ30を駆動して、図8に示したように、ディス
プレイ32に初動負荷率や共縮率を表示することができ
る。
【0097】また、図9に示したように、初動負荷理率
や共縮率の平均値を表示することも可能である。この場
合には、第k周期における各電極42(i)についての
計算結果から得られた初動負荷率の平均値および拮抗筋
についての共縮率の平均値を計算して、その計算結果で
ある数値が表示される。ただし、図8に示したように、
メモリ(バーグラフ)表示するようにすることもでき
る。
や共縮率の平均値を表示することも可能である。この場
合には、第k周期における各電極42(i)についての
計算結果から得られた初動負荷率の平均値および拮抗筋
についての共縮率の平均値を計算して、その計算結果で
ある数値が表示される。ただし、図8に示したように、
メモリ(バーグラフ)表示するようにすることもでき
る。
【0098】図14(A)はEEPROM28内のデー
タ構造を示しており、この図14(A)を参照して、ト
レーニングの結果、EEPROM28には、筋電位信号
の波形データのみならず、様々なデータ等が記憶され
る。たとえば、この実施例では、1回のトレーニング
(1セッション)によって得られる(検出・計算され
る)データ群を当該セッション毎に1つのファイルで記
憶するようにしてある。
タ構造を示しており、この図14(A)を参照して、ト
レーニングの結果、EEPROM28には、筋電位信号
の波形データのみならず、様々なデータ等が記憶され
る。たとえば、この実施例では、1回のトレーニング
(1セッション)によって得られる(検出・計算され
る)データ群を当該セッション毎に1つのファイルで記
憶するようにしてある。
【0099】たとえば、図14(A)に示すように、1
つのファイルには、ヘッダ、波形データ、周期データお
よびセッションデータが含まれる。ヘッダは、当該セッ
ションを識別するためのセッション番号s(セッション
ID)、トレーニングした日時、トレーニングの開始時
刻、当該セッションのデータ長(tmax )および当該セ
ッションにおける周期数kを含む。
つのファイルには、ヘッダ、波形データ、周期データお
よびセッションデータが含まれる。ヘッダは、当該セッ
ションを識別するためのセッション番号s(セッション
ID)、トレーニングした日時、トレーニングの開始時
刻、当該セッションのデータ長(tmax )および当該セ
ッションにおける周期数kを含む。
【0100】波形データは、時刻tにおける電極42
(i)のそれぞれについての移動平均xi (t)が図1
4(B)に示すように、テーブルで記憶される。
(i)のそれぞれについての移動平均xi (t)が図1
4(B)に示すように、テーブルで記憶される。
【0101】周期データには、各周期kにおける電極4
2(i)のそれぞれについて検出されたデータ、また
は、計算されたデータがテーブルで記憶される。具体的
には、電極42(i)についての周期データは、この実
施例では、第k周期の開始時刻tsi(k),第k周期の
ピーク時刻tpi(k),第k周期の波形重心t
ci(k),第k周期の周期Ti (k),第k周期の初動
負荷率Ei (k)および第k周期の拮抗筋(伸筋iと屈
筋jとについて)の共縮率Cij(k)を含み、これらが
1つのまとまりとして、周期毎に分けて(区切って)記
憶される。このような周期データが電極42(i)のそ
れぞれに対応して、複数記憶される。ただし、これら以
外の他の情報(たとえば、上述した心拍数や消費カロリ
など)を周期データに含むようにしてもよい。
2(i)のそれぞれについて検出されたデータ、また
は、計算されたデータがテーブルで記憶される。具体的
には、電極42(i)についての周期データは、この実
施例では、第k周期の開始時刻tsi(k),第k周期の
ピーク時刻tpi(k),第k周期の波形重心t
ci(k),第k周期の周期Ti (k),第k周期の初動
負荷率Ei (k)および第k周期の拮抗筋(伸筋iと屈
筋jとについて)の共縮率Cij(k)を含み、これらが
1つのまとまりとして、周期毎に分けて(区切って)記
憶される。このような周期データが電極42(i)のそ
れぞれに対応して、複数記憶される。ただし、これら以
外の他の情報(たとえば、上述した心拍数や消費カロリ
など)を周期データに含むようにしてもよい。
【0102】セッションデータは、周期(k=1,2,
3,…)のデータを平均した平均波形xi /(t),平
均評価Ei /,Cij/およびコメントやメッセージなど
を含む。ただし、ここでは、都合上正確に表記できない
が、“/”はバーを意味する。
3,…)のデータを平均した平均波形xi /(t),平
均評価Ei /,Cij/およびコメントやメッセージなど
を含む。ただし、ここでは、都合上正確に表記できない
が、“/”はバーを意味する。
【0103】このようなデータを用いることにより、図
5のステップS13において説明たメインメニュー処理
を実行することができる。メインメニュー処理が開始さ
れると、図15(A)に示すようなメインメニュー画面
90が表示される。メインメニュー画面90では、セッ
ション番号s(s=1,2,3,…)に対応して、セッ
ション(トレーニング)の日付、トレーニング時間、周
期数kおよび平均評価値(初動負荷率の平均値および共
縮率の平均値)が表示される。
5のステップS13において説明たメインメニュー処理
を実行することができる。メインメニュー処理が開始さ
れると、図15(A)に示すようなメインメニュー画面
90が表示される。メインメニュー画面90では、セッ
ション番号s(s=1,2,3,…)に対応して、セッ
ション(トレーニング)の日付、トレーニング時間、周
期数kおよび平均評価値(初動負荷率の平均値および共
縮率の平均値)が表示される。
【0104】このメインメニュー画面90では、たとえ
ば、カーソルキー22aおよびカーソルキー22bを操
作することにより、色反転表示されるカーソルを上下に
移動させることができる。所望のセッションにカーソル
を合わせた状態で、モードキー22eを操作すると、当
該セッションを選択することができる。
ば、カーソルキー22aおよびカーソルキー22bを操
作することにより、色反転表示されるカーソルを上下に
移動させることができる。所望のセッションにカーソル
を合わせた状態で、モードキー22eを操作すると、当
該セッションを選択することができる。
【0105】すると、図15(B)に示すような操作メ
ニュー画面92が表示される。操作メニュー画面92に
は、“レビューモード”、“転送”、“消去”および
“終了”のキャラクタ文字が表示される。この操作メニ
ュー画面92においても、上述のメインメニュー画面9
0の場合と同様に、カーソルキー22aおよびカーソル
キー22bを操作することにより、カーソルを移動さ
せ、モードキー22eの操作によって所望の操作メニュ
ー92を選択することができる。
ニュー画面92が表示される。操作メニュー画面92に
は、“レビューモード”、“転送”、“消去”および
“終了”のキャラクタ文字が表示される。この操作メニ
ュー画面92においても、上述のメインメニュー画面9
0の場合と同様に、カーソルキー22aおよびカーソル
キー22bを操作することにより、カーソルを移動さ
せ、モードキー22eの操作によって所望の操作メニュ
ー92を選択することができる。
【0106】レビューモードが選択された場合には、さ
らに、図15(C)に示すような表示内容選択画面94
が表示される。表示内容選択画面94には、“筋電位波
形”、“平均筋電位波形”、“評価値の推移”および
“平均評価値の推移”のキャラクタ文字が表示される。
らに、図15(C)に示すような表示内容選択画面94
が表示される。表示内容選択画面94には、“筋電位波
形”、“平均筋電位波形”、“評価値の推移”および
“平均評価値の推移”のキャラクタ文字が表示される。
【0107】したがって、たとえば、カーソルキー22
aおよびカーソルキー22bを操作して、カーソルを上
下に移動させるとともに、モードキー22eを操作する
ことにより、所望の表示内容を選択することができる。
aおよびカーソルキー22bを操作して、カーソルを上
下に移動させるとともに、モードキー22eを操作する
ことにより、所望の表示内容を選択することができる。
【0108】“筋電位波形”が選択されると、図16
(A)に示すように、メインメニュー画面90で選択さ
れたセッションにおける周期毎の筋電位波形が最初の周
期Tk(k=1)から順に重ねて表示される。つまり、
CPU12は、選択されたセッションについての筋電位
波形のデータをEEPROM28から読み出し、RAM
26を用いて展開(描画)し、そして、ドライバ30を
駆動して、ディスプレイ32に筋電位波形(グラフ)を
表示する。したがって、ユーザは、周期毎の筋電位信号
の変化すなわちトレーニングの成果を知ることができ
る。
(A)に示すように、メインメニュー画面90で選択さ
れたセッションにおける周期毎の筋電位波形が最初の周
期Tk(k=1)から順に重ねて表示される。つまり、
CPU12は、選択されたセッションについての筋電位
波形のデータをEEPROM28から読み出し、RAM
26を用いて展開(描画)し、そして、ドライバ30を
駆動して、ディスプレイ32に筋電位波形(グラフ)を
表示する。したがって、ユーザは、周期毎の筋電位信号
の変化すなわちトレーニングの成果を知ることができ
る。
【0109】以下、レビューモードで表示されるグラフ
は、いずれもトレーニング時に取得・計算されたデータ
すなわちEEPROM28に記憶されたデータに基づ
き、上述の手順で作成されるため、同様の説明は省略す
ることにする。
は、いずれもトレーニング時に取得・計算されたデータ
すなわちEEPROM28に記憶されたデータに基づ
き、上述の手順で作成されるため、同様の説明は省略す
ることにする。
【0110】また、表示内容選択画面94で“平均筋電
位波形”が選択されると、メインメニュー画面90で選
択されたセッションに拘わらず、図16(B)に示すよ
うに、セッション(セッション番号s)毎の筋電位波形
について平均されたグラフ(平均筋電位波形)が表示さ
れる。これにより、ユーザは、セッション単位でのトレ
ーニングの成果を知ることができる。
位波形”が選択されると、メインメニュー画面90で選
択されたセッションに拘わらず、図16(B)に示すよ
うに、セッション(セッション番号s)毎の筋電位波形
について平均されたグラフ(平均筋電位波形)が表示さ
れる。これにより、ユーザは、セッション単位でのトレ
ーニングの成果を知ることができる。
【0111】なお、CPU12はRAM26をワーキン
グメモリとして使用することにより、筋電位波形につい
ての平均値を計算する。
グメモリとして使用することにより、筋電位波形につい
ての平均値を計算する。
【0112】さらに、表示内容選択画面94で“評価値
の推移”が選択されると、メインメニュー画面90で選
択されたセッションにおける第k周期毎の評価値(初動
負荷率Ei (k)および共縮率Cij(k))の変化を示
すグラフ(評価値の推移のグラフ)が表示される。これ
によって、周期数kを重ねる毎に、動きが柔らかく、比
較的運動の開始時に近い所(位置)で力を出せる様子を
認識することができる。
の推移”が選択されると、メインメニュー画面90で選
択されたセッションにおける第k周期毎の評価値(初動
負荷率Ei (k)および共縮率Cij(k))の変化を示
すグラフ(評価値の推移のグラフ)が表示される。これ
によって、周期数kを重ねる毎に、動きが柔らかく、比
較的運動の開始時に近い所(位置)で力を出せる様子を
認識することができる。
【0113】さらにまた、表示内容選択画面94で“平
均評価値の推移”が選択されると、メインメニュー画面
90で選択されたセッションに拘わらず、セッション毎
の評価値の平均値が計算される。つまり、図16(C)
では、1回のトレーニング(1セッション)中における
トレーニングの上達度を知ることができるが、この図1
6(D)では、トレーニングを開始した当初から現在に
至るまでの間における上達度を知ることができるのであ
る。
均評価値の推移”が選択されると、メインメニュー画面
90で選択されたセッションに拘わらず、セッション毎
の評価値の平均値が計算される。つまり、図16(C)
では、1回のトレーニング(1セッション)中における
トレーニングの上達度を知ることができるが、この図1
6(D)では、トレーニングを開始した当初から現在に
至るまでの間における上達度を知ることができるのであ
る。
【0114】また、図15(B)に戻って、“転送”が
選択されると、メインメニュー画面90で選択されたセ
ッション或いはEEPROM28に記憶されるすべての
データをホストコンピュータのような外部機器に転送す
ることができる。
選択されると、メインメニュー画面90で選択されたセ
ッション或いはEEPROM28に記憶されるすべての
データをホストコンピュータのような外部機器に転送す
ることができる。
【0115】さらに、操作メニュー画面92で“消去”
が選択されると、メインメニュー90で選択されたセッ
ションに関するデータがすべてEEPROM28から消
去される。つまり、不要になった履歴(データ)を消去
することにより、EEPROM28のメモリ容量を確保
することができる。
が選択されると、メインメニュー90で選択されたセッ
ションに関するデータがすべてEEPROM28から消
去される。つまり、不要になった履歴(データ)を消去
することにより、EEPROM28のメモリ容量を確保
することができる。
【0116】そして、操作メニュー画面92で“消去”
が選択されると、メインメニュー90で選択されたセッ
ションに拘わらず、メインメニュー処理を終了(リター
ン)する。つまり、上述したような全身モードに戻る。
が選択されると、メインメニュー90で選択されたセッ
ションに拘わらず、メインメニュー処理を終了(リター
ン)する。つまり、上述したような全身モードに戻る。
【0117】この実施例によれば、トレーニング中に所
望の筋肉の活動状態を実時間で視認し、意図した運動指
令やフォームとの関係、さらに共縮率や初動負荷率、心
拍数や運動パフォーマンスとの関係を容易に理解するこ
とができるので、効率の良い運動の運動パターンの発見
と習得とが可能になる。すなわち、適切にトレーニング
を行うことができる。
望の筋肉の活動状態を実時間で視認し、意図した運動指
令やフォームとの関係、さらに共縮率や初動負荷率、心
拍数や運動パフォーマンスとの関係を容易に理解するこ
とができるので、効率の良い運動の運動パターンの発見
と習得とが可能になる。すなわち、適切にトレーニング
を行うことができる。
【0118】なお、この実施例では、ディスプレイとし
てヘッドマウントディスプレイを用いるようにしたが、
トレーニングを行うスペースや内容によっては、据置或
いは壁掛けのディスプレイを使用することも可能であ
る。
てヘッドマウントディスプレイを用いるようにしたが、
トレーニングを行うスペースや内容によっては、据置或
いは壁掛けのディスプレイを使用することも可能であ
る。
【0119】また、この実施例で示した各種画面や共縮
率,初動負荷率の計算式は単なる例示であり、これらに
限定されるべきではない。
率,初動負荷率の計算式は単なる例示であり、これらに
限定されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のトレーニング装置の構成の一例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】図1実施例に示す筋電位センサの一例を示す図
解図である。
解図である。
【図3】図1実施例に示す入力装置の一例を示す図解図
である。
である。
【図4】図1実施例に示すディスプレイの一例を示す図
解図である。
解図である。
【図5】図1実施例に示すCPUの全体処理の一部を示
すフロー図である。
すフロー図である。
【図6】図1実施例に示すCPUの全体処理の他の一部
を示すフロー図である。
を示すフロー図である。
【図7】全身モード画面の一例を示す図解図である。
【図8】グラフモード画面の一例を示す図解図である。
【図9】ズームモード画面の一例を示す図解図である。
【図10】図1実施例に示すCPUの実時間信号処理を
示すフロー図である。
示すフロー図である。
【図11】図1実施例に示すCPUの実時間表示処理を
示すフロー図である。
示すフロー図である。
【図12】図11実施例に示す実時間表示処理で描画さ
れるグラフの一例を示す図解図である。
れるグラフの一例を示す図解図である。
【図13】図1実施例に示すCPUの初動負荷率・共縮
率の計算および表示処理を示すフロー図である。
率の計算および表示処理を示すフロー図である。
【図14】図1実施例に示すEEPROMに記憶される
データ構造を示す図解図である。
データ構造を示す図解図である。
【図15】メインメニュー処理において表示される画面
の例を示す図解図である。
の例を示す図解図である。
【図16】プレビューモードにおいて表示されるグラフ
の例を示す図解図である。
の例を示す図解図である。
【図17】従来のトレーニング装置の一例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
10 …トレーニング装置
12 …CPU
14 …筋電位センサ
22 …入力装置
24 …心拍センサ
32 …ディスプレイ
40 …ボディスーツ
42 …電極
Claims (7)
- 【請求項1】運動中のユーザの筋肉の活動状態を筋電位
信号によって取得して当該運動中のユーザにフィードバ
ックするトレーニング装置において、 複数の前記筋電位信号の入力を受ける入力手段、および
少なくとも1つの前記筋電位信号の時間変化を当該運動
中のユーザに可視表示する可視表示手段を備える、トレ
ーニング装置。 - 【請求項2】少なくとも1つの前記筋肉を指定する指定
手段、および前記指定手段によって指定された前記筋肉
の前記筋電位信号を抽出する抽出手段をさらに備える、
請求項1記載のトレーニング装置。 - 【請求項3】前記可視表示手段は、前記筋電位信号の時
間変化を拡大表示する拡大表示手段を含む、請求項1ま
たは2記載のトレーニング装置。 - 【請求項4】前記筋電位信号に基づいて互いに拮抗する
筋肉が同時に活動する割合である共縮率を計算する共縮
率計算手段、および前記共縮率計算手段によって計算さ
れた共縮率を可視表示する共縮率表示手段をさらに備え
る、請求項1ないし3のいずれかに記載のトレーニング
装置。 - 【請求項5】前記筋電位信号に基づいて少なくとも1つ
の筋肉について可動のピーク或いは重心が各周期のどれ
だけ早い位相にあるかを示す初動負荷率を計算する初動
負荷計算手段、および前記初動負荷計算手段によって計
算された初動負荷率を可視表示する初動負荷率表示手段
をさらに備える、請求項1ないし4のいずれかに記載の
トレーニング装置。 - 【請求項6】少なくとも1つの前記筋肉についての筋電
位信号を記憶する記憶手段、および前記記憶手段に記憶
された前記筋電位信号の時間変化を可視表示するために
再生する再生手段をさらに備える、請求項1ないし5の
いずれかに記載のトレーニング装置。 - 【請求項7】前記記憶手段は、前記共縮率および前記初
動負荷率をさらに記憶し、 前記再生手段は、前記共縮率および前記初動負荷率の少
なくとも一つを再生する付属情報再生手段を含む、請求
項6記載のトレーニング装置。
Priority Applications (1)
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JP2002150543A JP2003339908A (ja) | 2002-05-24 | 2002-05-24 | トレーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002150543A JP2003339908A (ja) | 2002-05-24 | 2002-05-24 | トレーニング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003339908A true JP2003339908A (ja) | 2003-12-02 |
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ID=29768377
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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