JP4352018B2 - 運動計測装置、運動計測方法および運動計測プログラム - Google Patents

運動計測装置、運動計測方法および運動計測プログラム Download PDF

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Description

本発明は、運動量を計測する運動計測装置、運動計測方法および運動計測プログラムに関するものである。
従来、運動によって消費したカロリーを計測するためには予め運動内容ごとのエネルギー代謝率および年齢、体重、性別ごとの基礎代謝量のデータベースを作成しておき、エネルギー代謝率と基礎代謝量と加速度センサなどを用いて計測した歩数、運動時間などから消費カロリーを算出する方法が一般的である。しかし、このような計測方法では、予めエネルギー代謝率が登録された運動についてしか消費カロリーを算出することができないという問題点があった。
このような問題を解決するものとして、心拍数を計測することによって消費カロリーを計測する消費カロリー計測方法および消費カロリー計測装置の技術が公開されている(特許文献1参照)。これは、予めエネルギー代謝率が既知である2種類の運動を行い基準となる消費カロリーを算出するとともに心拍数を計測することによって、心拍数から消費カロリーを算出する算出式を導き出し、導き出された算出式を用いることによって運動時の心拍数から消費カロリーを算出するものである。これにより、予めデータベースに登録されていない運動についても消費カロリーを算出することができる。
特開2002−336219号公報
しかしながら、ダイエットや健康増進の観点からは、消費カロリーだけでなく運動の内容や負荷等についても考慮する必要がある。上記特許文献1に記載されている技術は、心拍数を用いて消費カロリーを算出するため、運動全体による消費カロリーすなわち運動量を計測することはできるが、体脂肪を燃焼する運動(有酸素運動)や筋力をアップする運動(無酸素運動)というように運動内容を区別することができず、従って様々な運動内容の運動量を計測することができないという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、様々な運動内容を正確に判別し、かつ、各運動内容の運動量を算出することができる運動計測装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、被験体の静止状態における前記被験体の重力加速度情報および前記被験体の動作に伴って発生する動作加速度情報を計測する加速度センサと、前記加速度センサによって計測された前記重力加速度情報から体の向きを示す姿勢を判定する姿勢判定手段と、前記加速度センサによって計測された前記動作加速度情報から前記被験体の動作方向を検出する動作方向検出手段と、前記加速度センサによって計測された前記動作加速度情報から前記被験体の動作強度を検出する動作強度検出手段と、前記姿勢判定手段によって判定された前記姿勢と前記動作方向検出手段によって検出された前記動作方向と前記動作強度検出手段によって検出された前記動作強度とを利用して前記動作の種類を示す運動内容を判定する運動内容判定手段と、前記加速度センサによって計測された前記動作加速度情報から前記運動内容の継続時間または継続回数を計測する運動継続計測手段と、前記運動内容と、前記運動内容についての異なる複数の前記動作強度と、各動作強度に対する単位時間または単位回数あたりの消費カロリーを示す消費カロリー情報と、を対応付けて記憶する運動量換算記憶手段と、前記運動量換算記憶手段において、前記運動内容判定手段によって判定された前記運動内容と前記動作強度検出手段によって検出された前記動作強度とに対応付けてられている前記消費カロリー情報を検索し、検索された前記消費カロリー情報と前記運動継続計測手段によって計測された前記継続時間または前記継続回数とを利用して運動量を換算する運動量換算手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、姿勢判定手段が、加速度センサによって計測された重力加速度情報から体の向きを示す姿勢を判定し、動作方向検出手段が、加速度センサによって計測された動作加速度情報から被験体の動作方向を検出し、動作強度検出手段が、加速度センサによって計測された動作加速度情報から被験体の動作強度を検出し、運動内容判定手段が、姿勢判定手段によって判定された姿勢と動作方向検出手段によって検出された動作方向と動作強度検出手段によって検出された動作強度とを利用して動作の種類を示す運動内容を判定し、運動継続計測手段が、加速度センサによって計測された動作加速度情報から運動内容の継続時間または継続回数を計測し、運動量換算手段が、運動内容と、運動内容についての異なる複数の動作強度と、各動作強度に対する単位時間または単位回数あたりの消費カロリーを示す消費カロリー情報と、を対応付けて記憶する運動量換算記憶手段において、運動内容判定手段によって判定された運動内容と動作強度検出手段によって検出された動作強度とに対応付けられている消費カロリー情報を検索し、検索された消費カロリー情報と運動継続計測手段によって計測された継続時間または継続回数とを利用して運動量を換算することにより、運動者が行う様々な運動内容の運動量を一の運動計測装置で算出することができるため、容易に運動者が計測したい運動の運動量を計測できるという効果を奏する。また、静止状態における姿勢と動作方向、動作強度に基づいて正確に運動内容を判定することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる運動計測装置、運動計測方法、運動計測プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。第1の実施の形態にかかる運動計測装置は、加速度センサが計測した重力加速度と動作加速度から運動者の姿勢および動作方向、動作強度を検出して運動内容を判定し、運動内容と動作強度、運動時間または動作回数から運動量を計測するものである。
まず、本発明が適用される運動計測装置の構成例について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる運動計測装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態にかかる運動計測装置100は、加速度センサ101と、データ入力部103と、姿勢判定部105と、姿勢記憶部107と、動作方向・動作強度検出部109と、規則性・連続性判定部111と、運動内容判定部113と、運動継続計測部115と、運動量換算部117と、動作間隔計測部119と、疲労度判定部121と、筋振動検出部123と、目標回数設定部125と、目標回数記憶部127と、動作間隔設定部129と、動作間隔記憶部131と、動作間隔比較部133と、動作強度設定部135と、動作強度記憶部137と、動作強度比較部139と、出力部141と、姿勢閾値データベース2000と、運動内容閾値データベース3000と、区分データベース4000と、動作間隔データベース5000と、運動量換算データベース6000とから構成されている。
加速度センサ101は、運動者の重力加速度と運動者の動作加速度を計測するものである。ここで、重力加速度とは運動者が静止しているときの装着部位における重力加速度のことである。また、動作加速度とは運動者の運動に伴う加速度のことである。具体的には、加速度センサ101はX軸、Y軸、Z軸方向における加速度を計測する。
図2は、加速度センサが計測する加速度の軸方向の一例を示す説明図である。運動者が正面を向いている場合(A)において、鉛直方向をY軸として鉛直方向下向きをY軸(+)方向とする。左右方向をX軸として、向かって右向きをX軸(+)方向とする。運動者が横を向いている場合(B)において、前後方向をZ軸として前向きをZ軸(+)方向とする。図2の20に示すように、運動者が起立状態で静止している場合には装着部位からY軸(+)方向に1Gの重力加速度がかかることになる。
図3は、運動者がうつ伏せの場合の軸方向を示す説明図である。運動者がうつ伏せ状態で静止している場合には、図3の30に示すように運動者の装着部位からZ軸(+)方向に1Gの重力加速度がかかることになる。図4は、運動者が仰向けの場合の軸方向を示す説明図である。運動者が仰向け状態で静止している場合には、図4の40に示すように、運動者の装着部位からZ軸(−)方向に1Gの重力加速度がかかることになる。
加速度センサ101を含む運動計測装置100は、例えば運動者の腰部など体幹部に装着されている。図5−1は、運動計測装置の装着例を示す説明図である。運動計測装置100は、図5−1の50に示すように、ベルトのバックルと一体型で装着されている。他の例としては、図5−2の51に示すようにベルトにクリップ式に装着されるもの、図5−3の52に示すように、パンツにクリップ式に装着されるものなどがある。運動計測装置100は、腰部に装着され、加速度センサ101によって運動者の身体の動きを捉えるものである。運動計測装置100は、腰部以外の頭部、頸部、胸部などに装着してもよい。なお、本実施の形態では、加速度センサ101によって運動者の全身の運動状態や姿勢を計測するため、手首などの抹消部ではなく体幹部に装着する。
また、運動計測装置100はすべての構成が一体となって図5−1などの例に示すような筐体におさまっている場合のみでなく、加速度センサ101とそれ以外の部分を別筐体としてもよい。その場合は、加速度センサ101は体幹部に装着されている必要があるが、それ以外の部分はいずれの部分に装着されていてもよい。また、加速度センサ101以外の部分は体幹部に装着されていなくてもよく、このような場合には加速度センサ101によって計測された加速度は図示しない通信制御部を介してデータ処理部分に送信される。
データ入力部103は、加速度センサ101が計測した重力加速度および動作加速度の入力を受付けるものである。図6は、加速度センサが計測した重力加速度および動作加速度の波形の一例を示す説明図である。図6に示すような重力加速度データおよび動作加速度データを用いて後述する各処理を行うものである。
さらに、図7は、運動内容ごとに加速度センサが計測した動作加速度の入力の一例を示す説明図である。このように、動作加速度の値は運動内容ごとに異なっている。従って、動作加速度を利用して運動内容を判定することができる。運動者が運動することで入力された動作加速度によって後述の姿勢判定部105、動作方向・動作強度検出部109および運動内容判定部113によって運動内容が判定される。
姿勢判定部105は、データ入力部103から入力された重力加速度によって運動者が静止状態であるか動作状態であるかを判断し、静止状態の場合には後述の姿勢閾値データベース2000に記憶された軸方向と重力加速度から運動者の姿勢を判定するものである。ここで、姿勢とは運動者の体の向きであり、本実施の形態では、上述の図2〜図4で示した通り、起立、うつ伏せ、仰向けの3種類の姿勢を判定する。なお、姿勢は本実施の形態で判定する3種類以外の姿勢(例えば、逆立ちなど)についても後述の姿勢閾値データベース2000に判定するための閾値を設定することにより判定することができる。
姿勢記憶部107は、姿勢判定部105で判定された姿勢を記憶するものである。具体的には、“起立”、“うつ伏せ”、“仰向け”が記憶される。
動作方向・動作強度検出部109は、データ入力部103から入力された動作加速度によって動作状態での動作方向、動作強度を検出するものである。また、動作方向・動作強度検出部109は、本発明における動作方向検出手段および動作強度検出手段を構成するものである。
運動内容判定部113は、姿勢判定部105によって判定された運動者の姿勢および動作方向・動作強度検出部109によって検出された動作方向および動作強度によって運動者が行っている運動内容を判定するものである。図8は、姿勢ごとに判定される運動内容の一例を示す説明図である。本実施の形態では、図8に示すように、姿勢が起立である場合には、運動内容として“歩行”、“走行”、“スクワット”、姿勢がうつ伏せである場合には、“腕立て伏せ”、“背筋”、姿勢が仰向けであると場合には、“腹筋”と判定される。さらに、運動内容判定部113は、後述する区分データベース4000に記憶されている有酸素運動または無酸素運動の区分によって、判定された運動内容が有酸素運動であるか無酸素運動であるかを判定する。
運動量換算部117は、運動内容判定部113によって判定された運動内容、動作方向・動作強度検出部109によって検出された動作強度および運動継続計測部115によって計測された継続時間または動作回数、後述する運動量換算データベース6000に記憶された単位時間または単位回数あたりの消費カロリーを運動量、すなわち運動によって消費した消費カロリーに換算するものである。
動作間隔計測部119は、データ入力部103から入力された動作加速度によって動作と動作の間の時間(動作間隔)を計測するものである。例えば、腹筋の場合では動作強度がある軸方向で極大値を取った時点と次の極大値を取った時点の間の時間を計測する。
規則性・連続性判定部111は、データ入力部103で入力された動作加速度から動作間隔を算出し、後述の判定データベース5000に記憶された動作間隔範囲と比較することによって、運動内容判定部113によって判定された運動内容としての規則性および連続性を有するか否かを判定し、さらに運動内容を判定するものである。
運動継続計測部115は、データ入力部103から入力された動作加速度によって、運動内容が有酸素運動である場合には運動が継続されている時間を計測し、無酸素運動である場合には継続している動作回数を計測するものである。具体的には、動作回数の計測は所定の軸方向の動作加速度の極大値、極小値または閾値クロス、あるいは類似度のピークの出現回数から動作回数をカウントするものである。ここで、閾値クロスとは、予め定めておいた閾値を動作加速度が超える時点を検出するものである。類似度のピークとは、計測された動作加速度において1回の動作を示す波形との類似度を時間軸上をずらしながら算出し、算出された類似度の値をグラフにした場合の極大値である。
疲労度判定部121は、動作間隔計測部119によって計測された動作間隔によって運動者の疲労度を判定するものである。具体的には、動作間隔計測部119によって計測された当該運動開始直後の動作間隔と、現在の動作間隔とを比較して、現在の動作間隔が開始直後の動作間隔よりも一定倍数(例えば2倍)以上遅くなった場合に疲労と判定する。また、疲労度判定部121は後述の筋振動検出部123によって検出された筋肉の振動によって運動者の疲労度を判定するものである。
筋振動検出部123は、データ入力部103から入力された動作加速度から運動者の筋肉の振動を検出するものである。具体的には、疲労により筋肉に発生する震えによる計測波形の変化(通常の計測波形に筋肉の震えに起因する高周波成分が重畳する:図7の腕立て伏せの動作加速度の70参照)を捉えることで疲労度を判定するものである。また、疲労に起因すると思われる高周波成分の出現割合が一定値以上となった場合に疲労と判定してもよい。なお、疲労と判定する周波数の閾値は予め運動者が設定するようにしてもよく、判定のための条件は運動者、運動内容、あるいは運動目的などによって切り替えるようにしてもよい。
目標回数設定部125は、運動内容ごとの目標回数の入力を受付けるものである。目標回数記憶部127は、目標回数設定部125によって入力された運動内容ごとの目標回数を規定した目標回数情報を記憶するものである。図9は、目標回数記憶部に記憶された目標回数情報のデータ構成の一例を示す説明図である。目標回数記憶部127は、運動内容と目標回数とセット数とを対応付けて記憶している。
動作間隔設定部129は、運動内容ごとの動作間隔範囲の入力を受付けるものである。ここで、動作間隔範囲とは運動者が許容する1回の動作間隔の範囲である。動作間隔記憶部131は、動作間隔設定部129によって入力された運動内容ごとの動作間隔範囲を規定した動作間隔情報を記憶するものである。図10は、動作間隔記憶部に記憶された動作間隔情報のデータ構成の一例を示す説明図である。動作間隔記憶部129は、運動内容と動作間隔範囲とを対応付けて記憶している。
動作間隔比較部133は、動作間隔計測部119によって計測された動作間隔と動作間隔記憶部131に記憶された動作間隔を比較し、比較した結果に対応するメッセージを生成するものである。
動作強度設定部135は、運動内容ごとの動作強度範囲の入力を受付けるものである。ここで、動作強度範囲とは運動者が許容する動作することによって計測される動作強度の範囲である。動作強度記憶部137は、動作強度設定部135によって入力された運動内容ごとの動作強度範囲を規定する動作強度範囲情報を記憶するものである。図11は、動作強度記憶部に記憶された動作強度範囲情報のデータの一例を示す説明図である。動作強度記憶部137は、運動内容と動作強度範囲とを対応付けて記憶している。
動作強度比較部139は、動作方向・動作強度検出部109によって検出された動作強度と動作強度記憶部137に記憶された動作強度範囲を比較し、比較した結果に対応するメッセージを生成するものである。
出力部141は、運動量換算部117によって換算された運動量や動作回数または運動時間、疲労度判定部121によって判定された疲労度に対応するメッセージ、動作間隔比較部133による比較結果に対応するメッセージまたは動作強度比較部139による比較結果に対応するメッセージを出力するものである。出力部141は、表示画面に文字として表示する場合の他、音声による出力や警告音、振動などによる出力でもよい。また、出力部141は、本発明における運動量出力手段、動作間隔出力手段および運動強度出力手段を構成するものである。
姿勢閾値データベース2000は、姿勢を判定するための閾値を規定する。図12は、姿勢閾値データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。姿勢閾値データベース2000は姿勢と、軸方向と、重力加速度を対応付けて記憶している。
運動内容閾値データベース3000は、運動内容を判定するための閾値を規定する。図13は、運動内容閾値データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。運動内容閾値データベース3000は、運動内容と、軸方向と、動作加速度を対応付けて記憶している。
区分データベース4000は、運動内容に対する有酸素運動または無酸素運動の区分を規定する。図14は、区分データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。区分データベース4000は、運動内容と、有酸素運動・無酸素運動の区分とを対応付けて記憶している。
判定データベース5000は、運動内容の規則性・連続性を判定するための判定条件を規定する。図15は、判定データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。判定データベース5000は、運動内容と、動作間隔範囲とを対応付けて記憶している。
運動量換算データベース6000は、動作強度ごとに換算される運動量を規定する。図16−1、図16−2は、運動量換算データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。図16−1で示す運動量換算データベース6000は、運動強度と、単位時間あたりの消費カロリーを対応付けて記憶しており、有酸素運動の場合の運動量換算において利用される。図16−2で示す運動量換算データベース6000は、運動強度と、単位回数あたりの消費カロリーを対応付けて記憶しており、無酸素運動の場合の運動量換算において利用される。ここで、本実施の形態にかかる区分データベース4000と運動量換算データベース6000は、特許請求の範囲に記載の運動量換算記憶手段に対応する。区分データベース4000において、運動内容から有酸素運動・無酸素運動の区分を判断し、さらに有酸素運動と無酸素運動の区分ごとに規定されている運動量換算データベース6000を利用することにより、運動内容、運動強度を用いて単位時間または単位回数あたりの消費カロリーを検索することができ、単位時間または単位回数あたりの消費カロリーに運動の継続時間または継続回数を掛けることにより、消費カロリー、すなわち運動量を換算することができる。すなわち、区分データベース4000において、運動内容と、有酸素運動・無酸素運動の区分とが対応付けられており、かつ、運動量換算データベース6000において、有酸素運動・無酸素運動の区分と、運動強度と、単位時間または単位回数あたりの消費カロリーとが対応付けられている。この構成により、運動内容と、運動強度と、単位時間または単位回数あたりの消費カロリーとが対応付けられている。なお、区分データベース4000と運動量換算データベース6000を一のデータベースとして構成してもよい。
次に、以上のように構成されている運動計測装置による運動計測処理について説明する。図17は、加速度センサ、データ入力部、姿勢判定部、動作方向・動作強度検出部、規則性・連続性判定部、運動内容判定部、運動継続計測部、運動量換算部、動作間隔計測部、疲労度判定部、筋振動検出部、目標回数設定部、出力部が行う運動計測手順を示すフローチャートである。
まず、加速度センサ101が重力加速度および動作加速度を計測する。データ入力部103は、加速度センサ101が計測した重力加速度および動作加速度の入力を受付ける(ステップS17001)。姿勢判定部105は、入力された加速度によって動作状態か静止状態かを判断する(ステップS17002)。具体的には、図6に示すように各軸方向の加速度が予め定められた閾値以内である場合には静止状態であると判断し、各軸方向の加速度が予め定められた閾値以内でない場合には動作状態であると判断する。
静止状態であると判断された場合には(ステップS17002:静止状態)、姿勢判定処理を行う(ステップS17003)。姿勢判定処理の詳細は、図18を用いて後述する。姿勢判定部105は、判定された姿勢を姿勢記憶部105に格納し(ステップS17004)、加速度センサによるデータの計測へ戻る。
ステップS17002において、動作状態であると判断された場合には(ステップS17002:動作状態)、運動内容判定処理を行う(ステップS17005)。運動内容判定処理の詳細は、図19−1〜図19−3を用いて後述する。運動内容判定部113は、判定された運動内容から運動者が行っている動作が有酸素運動か無酸素運動かを判定する(ステップS17006)。具体的には、区分データベース4000を参照して判定された運動内容が有酸素運動であるか無酸素運動であるかを判定する。
判定された運動内容から運動者が行っている動作が無酸素運動であると判定された場合には(ステップS17006:無酸素運動)、無酸素運動処理を行う(ステップS17007)。無酸素運動処理の詳細は、図22を用いて後述する。その後加速度センサによるデータの計測へ戻る。判定された運動内容から運動者が行っている動作が有酸素運動であると判定された場合には(ステップS17006:有酸素運動)、有酸素運動処理を行う(ステップS17008)。有酸素運動処理の詳細は、図27を用いて後述する。その後加速度センサによるデータの計測へ戻る。
次に、姿勢判定処理を説明する。図18は、姿勢判定部が行う姿勢判定手順を示すフローチャートである。
まず、姿勢判定部105は、LPF(Low-Pass Filter:ローパスフィルタ)を用いて加速度の一定周波数以下の信号のみを通過させる(ステップS18001)。なお、LPFに換えて移動平均処理などを用いてもよい。LPFなどの処理は必ずしも必須ではないが、ベルトに加速度センサ101を装着した状態において仰向けの時に呼吸による腹部の上下動を検出する場合があるため、これらの処理を行うことによりノイズ成分を除去することができる。
姿勢判定部105は、姿勢閾値データベース2000から姿勢判定に用いる閾値を取得する(ステップS18002)。姿勢判定部105は、入力された重力加速度の各軸方向の平均値を取得する(ステップS18003)。姿勢判定部105は、重力加速度の平均値が起立の閾値以上か否かを判断する(ステップS18004)。具体的には、Y軸方向の重力加速度の平均値が+0.7G以上であるか否かを判断する。
重力加速度の平均値が起立の閾値以上であると判断された場合には(ステップS18004:Yes)、姿勢判定部105は姿勢を“起立”であると判定する(ステップS18005)。重力加速度の平均値が起立の閾値以上でないと判断された場合には(ステップS18004:No)、姿勢判定部105は重力加速度の平均値がうつ伏せの閾値以上か否かを判断する(ステップS18006)。具体的には、Z軸方向の重力加速度の平均値が+0.7G以上であるか否かを判断する。
重力加速度の平均値がうつ伏せの閾値以上であると判断された場合には(ステップS18006:Yes)、姿勢判定部105は姿勢を“うつ伏せ”であると判定する(ステップS18007)。重力加速度の平均値がうつ伏せの閾値以上でないと判断された場合には(ステップS18006:No)、姿勢判定部105は重力加速度の平均値が仰向けの閾値以上か否かを判断する(ステップS18008)。具体的には、Z軸方向の重力加速度の平均値が−0.7G以上であるか否かを判断する。
重力加速度の平均値が仰向けの閾値以上であると判断された場合には(ステップS18008:Yes)、姿勢判定部105は姿勢を“仰向け”であると判定する(ステップS18009)。重力加速度の平均値が仰向けの閾値以上でないと判断された場合には(ステップS18008:No)、姿勢判定部105は姿勢を認識対象外姿勢であると判定する(ステップS18010)。
次に、運動内容判定処理を説明する。図19−1〜図19−3は、運動内容判定部、動作方向・動作強度検出部が行う運動内容判定手順を示すフローチャートである。
まず、運動内容判定部113は、HPF(High-Pass Filter:ハイパスフィルタ)を用いて加速度データの一定周波数以上の信号のみを通過させる(ステップS19001)。この処理によって重力加速度を除去した動作加速度の処理が可能となる。運動内容閾値データベース3000から閾値を取得する(ステップS19002)。運動内容判定部113は、姿勢記憶部107から判定された姿勢情報を取得する(ステップS19003)。運動内容判定部113は、判定された姿勢が“起立”であるか“うつ伏せ”であるか“仰向け”であるかを判断する(ステップS19004)。
判定された姿勢が“起立”であると判断された場合には(ステップS19004:起立)、動作方向・動作強度検出部109は動作加速度からY軸方向の極大値と極小値を検出する(ステップS19005)。運動内容判定部113は、Y軸方向の極大値が閾値(例えば、+0.5G)以上か否かを判断する(ステップS19006)。
Y軸方向の極大値が閾値以上であると判断された場合には(ステップS19006:Yes)、運動内容判定部113はY軸方向の極小値が閾値(例えば、−0.5G)以下か否かを判断する(ステップS19007)。Y軸方向の極小値が閾値以下であると判断された場合には(ステップS19007:Yes)、運動内容を“走行”であると判定する(ステップS19008)。さらに、規則性・連続性判定処理を行う(ステップS19009)。処理の詳細は後述する。
ステップS19007に戻って、Y軸方向の極小値が閾値以下でないと判断された場合には(ステップS19007:No)、動作方向・動作強度検出部109は動作加速度からZ軸方向の極大値を検出する(ステップS19010)。運動内容判定部113は、Z軸方向の極大値が閾値(例えば、+0.5G)以上か否かを判断する(ステップS19011)。
Z軸方向の極大値が閾値以上であると判断された場合には(ステップS19011:Yes)、運動内容判定部113は運動内容を“スクワット”であると判定する(ステップS19012)。さらに、規則性・連続性判定処理を行う(ステップS19013)。処理の詳細は後述する。
ステップS19011に戻って、Z軸方向の極大値が閾値以上でないと判断された場合には(ステップS19011:No)運動内容は認識対象外と判定する(ステップS19017)。さらに、ステップS19006に戻って、Y軸方向の極大値が閾値以上でないと判断された場合には(ステップS19006:No)、運動内容判定部113はY軸方向の極小値が閾値(例えば、−0.5G)以下か否かを判断する(ステップS19014)。
Y軸方向の極小値が閾値以下であると判断された場合には(ステップS19014:Yes)、運動内容を“歩行”であると判定する(ステップS19015)。さらに、規則性・連続性判定処理を行う(ステップS19016)。処理の詳細は後述する。ステップS19014に戻って、Y軸方向の極小値が閾値以下でないと判断された場合には(ステップS19014:No)、運動内容は認識対象外と判定する(ステップS19017)。
さらに、ステップS19004に戻って、判定された姿勢が“仰向け”であると判断された場合には(ステップS19004:仰向け)、動作方向・動作強度検出部109は動作加速度からY軸方向の極大値を検出する(ステップS19018)。運動内容判定部113は、Y軸方向の極大値が閾値(例えば、+0.5G)以上か否かを判断する(ステップS19019)。
Y軸方向の極大値が閾値以上であると判断された場合には(ステップS19019:Yes)、動作方向・動作強度検出部109は動作加速度からZ軸方向の極大値を検出する(ステップS19020)。運動内容判定部113は、Z軸方向の極大値が閾値(+1.0G)以上か否かを判断する(ステップS19021)。
Z軸方向の極大値が閾値以上であると判断された場合には(ステップS19021:Yes)、運動内容を“腹筋”と判定する(ステップS19022)。さらに、規則性・連続性判定処理を行う(ステップS19023)。処理の詳細は後述する。
ステップS19019において、Y軸方向の極大値が閾値以上でないと判断された場合には(ステップS19019:No)、または、ステップS19021において、Z軸方向の極大値が閾値以上でないと判断された場合には(ステップS19021:No)、運動内容は認識対象外と判定する(ステップS19024)。
ステップS19004において、判定された姿勢が“うつ伏せ”であると判断された場合には(ステップS19004:うつ伏せ)、動作方向・動作強度検出部109は動作加速度からZ軸方向の極大値および極小値を検出する(ステップS19025)。運動内容判定部113は、Z軸方向の極大値と極小値の変位が閾値(例えば、±0.3G)以上か否かを判断する(ステップS19026)。
Z軸方向の極大値と極小値の変位が閾値以上であると判断された場合には(ステップS19026:Yes)、運動内容判定部113は運動内容を“腕立て伏せ”と判定する(ステップS19027)。さらに、規則性・連続性判定処理を行う(ステップS19028)。処理の詳細は後述する。Z軸方向の極大値と極小値の変位が閾値以上でないと判断された場合には(ステップS19026:No)、運動内容は認識対象外と判定する(ステップS19029)。
次に、連続性判定処理について説明する。図20は、規則性・連続性判定部が行う連続性判定手順を示すフローチャートである。
まず、規則性・連続性判定部111は、判定データベース5000から運動内容に対応する動作間隔範囲を取得する(ステップS20001)。例えば、運動内容は“スクワット”と判定された場合には動作間隔範囲として“0.5〜1.5秒”が取得される。
規則性・連続性判定部111は、動作加速度から極大値を検出する(ステップS20002)。なお、極小値または閾値クロスを検出してもよい。また、極大値は変動の大きい軸方向の動作加速度から検出する。
次に、規則性・連続性判定部111は、極大値間の時間、すなわち1回の動作間隔が取得された動作間隔範囲以内か否かを判断する(ステップS20003)。極大値間の時間が取得された動作間隔範囲以内であると判断された場合には(ステップS20003:Yes)、規則性・連続性判定部111は運動継続と判定する(ステップS20004)。極大値間の時間が取得された動作間隔範囲以内でないと判断された場合には(ステップS20003:No)、規則性・連続性判定部111は極大値間の時間が動作間隔範囲より長いか否かを判断する(ステップS20005)。
極大値間の時間が動作間隔範囲より長いと判断された場合には(ステップS20005:Yes)、規則性・連続性判定部111は運動中断または運動終了と判定する(ステップS20006)。極大値間の時間が動作間隔範囲より短いと判断された場合には(ステップS20005:No)、規則性・連続性判定部111はノイズと判定する(ステップS20007)。以上の処理により、動作の連続性を判定することができる。
次に、規則性判定処理について説明する。図21は、規則性・連続性判定部が行う規則性判定手順を示すフローチャートである。
規則性・連続性判定部111は、動作加速度からテンプレートを切り出す(ステップS21001)。例えば、動作加速度の極大値と極大値間の動作間隔を検出し、極大値を中心として極大値間の動作間隔の1/2時間ずつの範囲で動作加速度の波形を切り出すことによって1回の動作を示す動作加速度の波形をテンプレートとして切り出すことができる。
規則性・連続性判定部111は、切り出したテンプレートと計測された動作加速度との類似度を算出する(ステップS21002)。規則性・連続性判定部111は、算出された類似度のピーク値が予め定められた閾値を超えているか否かを判断する(ステップS21003)。算出された類似度のピーク値が予め定められた閾値を超えていると判断された場合には(ステップS21003:Yes)、規則性・連続性判定部111は運動継続と判定する(ステップS21004)。
算出された類似度のピーク値が予め定められた閾値を超えていないと判断された場合には(ステップS21003:No)、規則性・連続性判定部111は運動中断または運動終了と判定する(ステップS21005)。以上の処理により、動作の規則性を判断することができる。
これらの連続性および規則性の判定によって、先に判定された運動内容が継続して行われているか否かを判断することができ、また、先に判定された運動内容が妥当であるか否かを判定することができる。
また、他の例として、上述の規則性・連続性判定処理は、後述する運動継続計測処理における動作回数計測処理に適用してもよい。さらに、類似度のピークが閾値を超えている場合には、運動の規則性が高いことがわかる。従って、安定して運動を継続していることがわかる。一方、規則性が低い場合には、運動の規則性が低く運動が適切に行われていないことがわかる。そこで、規則性の判定結果に基づいて疲労度を算出してもよい。
次に、無酸素運動処理を説明する。図22は、運動量換算部、動作間隔計測部、筋振動検出部、疲労度判定部、運動継続計測部、出力部が行う無酸素運動処理手順を示すフローチャートである。
まず、運動回数計測処理を行う(ステップS22001)。処理の詳細は後述する。運動量換算部117は、目標回数記憶部127から運動内容ごとの目標回数を取得する(ステップS22002)。運動量換算部117は、動作回数が目標回数以上か否かを判断する(ステップS22003)。動作回数が目標回数以上であると判断された場合には(ステップS22003:Yes)、運動強度判定処理を行う(ステップS22004)。
運動量換算部117は、運動量換算データベース6000から換算データを取得する(ステップS22005)。具体的には、動作強度から単位回数当たりの消費カロリーを取得する。運動量換算部117は、換算データから運動によって消費した消費カロリーを算出する(ステップS22006)。具体的には、動作回数に単位回数当たりの消費カロリーを掛けることによって運動量を算出する。なお、有酸素運動の場合と同様に、単位時間あたりの消費カロリーを運動量換算データベース6000に格納し、運動時間に単位時間あたりの消費カロリーを掛けることによって運動量を算出してもよい。出力部141は、運動終了および運動内容、目標回数、現在実施した回数、消費カロリーを表示する(ステップS22007)。図30は、運動終了時の表示画面の一例を示す説明図である。
ステップS22003に戻って、動作回数が目標回数以上でないと判断された場合には(ステップS22003:No)、疲労度判定処理を行う(ステップS22008)。処理の詳細は後述する。出力部141は、運動内容、目標回数、現在実施した回数、疲労度に対応したメッセージを表示する(ステップS22009)。図31、図32は、目標回数終了前の表示画面の一例を示す説明図である。
次に、動作回数計測処理を説明する。図23は、運動継続計測部が行う動作回数計測処理手順を示すフローチャートである。まず、運動継続計測部115は、動作加速度から極大値を検出する(ステップS23001)。なお、極大値ではなく、極小値、閾値クロスまたは類似度のピークを検出してもよい。運動量換算部117は、極大値を計数することにより運動動作の回数をカウントする(ステップS23002)。なお、上述のように規則性・連続性判定部109での処理を動作回数計測処理に適応してもよい。また、動作回数計測処理においては1回の動作間隔を計測し、計測された動作間隔が予め定められた動作間隔範囲内ではない場合には動作回数としてカウントしない処理をいれてもよい。
次に、運動強度判定処理を説明する。図24は、運動量換算部が行う運動強度判定処理手順を示すフローチャートである。まず、運動量換算部117は、動作加速度から極大値を検出する(ステップS24001)。運動量換算部117は、極大値の平均値を算出し、極大値の平均値を運動強度とする(ステップS24002)。
次に、疲労度判定処理を説明する。図25は、動作間隔計測部、疲労度判定部が行う疲労度判定処理手順を示すフローチャートである。まず、動作間隔計測部119は、動作加速度から極大値を検出する(ステップS25001)。なお、極大値ではなく、極小値、閾値クロスまたは類似度のピークを検出してもよい。動作間隔計測部119は、極大値間の時間、すなわち1回の動作間隔を計測する(ステップS25002)。具体的には、今回検出した極大値以前の極大値を検出し、今回検出した極大値とそれ以前の極大値の間の時間を計測するものである。
疲労度判定部121は、運動開始時の動作間隔と現在の動作間隔とを比較し、一定の倍数以上となっているか否かを判断する(ステップS25003)。例えば、現在の動作間隔が運動開始時の動作間隔の2倍以上となっているか否かを判断する。現在の動作間隔が運動開始時の動作間隔の一定の倍数以上となっていると判断された場合には(ステップS25003:Yes)、疲労度判定部121は疲労状態であると判定する(ステップS25004)。
現在の動作間隔が運動開始時の動作間隔の一定の倍数以上となっていないと判断された場合には(ステップS25003:No)、疲労度判定部121は疲労状態でないと判定する(ステップS25005)。疲労度判定部121は、疲労度に対応するメッセージを生成する(ステップS25006)。例えば、図31に示すように、腕立て伏せを行っている場合において、目標回数が30回3セットで現在回数が25回3セット目であり疲労状態でないと判定された場合には“あと5回!がんばれ!”などの運動の継続を促すメッセージを生成する。また、疲労状態であると判定された場合には、図32に示すように、“かなり疲労していますので、休憩しましょう”などの運動の中断を促すメッセージを生成する。なお、メッセージは疲労度だけでなく、目標回数や現在の動作回数に対応したものとしてもよい。
さらに、疲労度判定処理の他の処理を説明する。図26は、筋振動検出部、疲労度判定部が行う疲労度判定処理手順を示すフローチャートである。まず、筋振動検出部123は、動作加速度から筋振動を検出する(ステップS26001)。具体的には、筋振動が一定割合以上出現しているか否かによって判断する。ここで、筋振動とは疲労に起因すると思われる高周波成分である。疲労度判定部121は、筋振動を検出したか否かを判断する(ステップS26002)。
筋振動を検出したと判断された場合には(ステップS26002:Yes)、疲労度判定部121は疲労状態であると判定する(ステップS26003)。筋振動を検出しないと判断された場合には(ステップS26002:No)、疲労度判定部121は疲労状態でないと判定する(ステップS26004)。疲労度判定部121は、疲労度に対応するメッセージを生成する(ステップS26005)。一般に、疲労度が増すと筋肉が振動を起こすことが知られている。従って、このように高周波成分の検出を利用することにより、正確に疲労度を算出することができる。
次に、有酸素運動処理を説明する。図27は、運動量換算部、動作間隔計測部、運動継続計測部、出力部が行う有酸素運動処理手順を示すフローチャートである。
まず、運動強度判定処理を行う(ステップS27001)。上述の運動強度判定処理と同様であるので、図24およびその説明を参照してここでの説明は省略する。運動継続計測部119は、動作加速度から運動時間を計測する(ステップS27002)。
運動量換算部117は、運動量換算データベース6000から換算データを取得する(ステップS27003)。具体的には、動作強度から単位時間当たりの消費カロリーを取得する。運動量換算部117は、換算データから運動によって消費した消費カロリーを算出する(ステップS27004)。具体的には、運動時間に単位時間当たりの消費カロリーを掛けることによって運動量を算出する。なお、無酸素運動の場合と同様に、単位歩数あたりの消費カロリーを運動量換算データベース6000に格納し、歩数に単位歩数あたりの消費カロリーを掛けることによって運動量を算出してもよい。出力部141は、運動内容、目標歩数、現在歩数、消費カロリーを表示する(ステップS27005)。
このように、加速度センサが測定した加速度を利用して運動内容を判定し、さらに有酸素運動であるか無酸素運動であるかを判定し、有酸素運動による運動量と無酸素運動による運動量を1の運動計測装置で算出することができるため、体脂肪を燃焼する運動(有酸素運動)や筋力をアップする運動(無酸素運動)という運動内容を区別して容易に運動量を計測することができる。これに伴い、有酸素運動と無酸素運動とを組み合わせた運動の運動量を計測することができ、筋力の向上を図ることができる無酸素運動の運動量、すなわち基礎代謝量を高める運動の運動量を計測することができるため、効果的にダイエットや体脂肪の燃焼を行うことができる。また、高齢者の運動に用いることにより、筋力アップを図る運動の運動量を計測することができるため、良い姿勢の保持や転倒防止、また転倒して骨折したことを起因として寝たきりの防止を図ることができる。
次に、動作間隔比較処理を説明する。図28は、動作間隔比較部、動作間隔計測部、出力部が行う動作間隔比較処理手順を示すフローチャートである。
まず、動作間隔比較部133は、動作間隔記憶部131から現在行っている運動内容の動作間隔範囲を取得する(ステップS28001)。例えば、現在行っている運動内容が“スクワット”の場合には、動作間隔範囲として“1.0〜1.5”秒が取得される(図10参照)。動作間隔計測部119は、動作加速度から極大値を検出する(ステップS28002)。なお、極大値に換えて極小値、閾値クロスまたは類似度のピークを検出してもよい。
動作間隔計測部119は、極大値間の時間(動作間隔)を計測する(ステップS28003)。動作間隔比較部133は、計測された動作間隔が動作間隔範囲内か否かを判断する(ステップS28004)。計測された動作間隔が動作間隔範囲内でないと判断された場合には(ステップS28004:No)、動作間隔比較部133は動作間隔(ピッチ)が早すぎるまたは遅すぎる旨のメッセージを生成する(ステップS28005)。出力部141は、生成されたメッセージを出力する(ステップS28006)。ステップS28004において、計測された動作間隔が動作間隔範囲内であると判断された場合には(ステップS28004:Yes)処理を抜ける。
このように、予め定められた動作間隔範囲内で実際の運動が行われているか否かを判定することができるため、運動者が希望する運動レベルで運動を行うことができる。
次に、動作間隔比較処理を説明する。図29は、動作強度比較部、動作強度計測部、出力部が行う動作間隔比較処理手順を示すフローチャートである。
まず、動作強度比較部135は、動作強度記憶部137から現在行っている運動内容の動作強度範囲を取得する(ステップS29001)。例えば、現在行っている運動内容が“歩行”の場合には、動作強度範囲として“1.0〜1.2”Gが取得される。動作方向・動作強度検出部109は、動作加速度から動作強度を検出する(ステップS29002)。なお、動作強度は一定の軸方向、例えばY軸方向の動作強度としても、各軸方向の動作強度を検出して各成分を合成したものとしてもよい。
動作強度比較部135は、検出された動作強度が動作強度範囲内か否かを判断する(ステップS29003)。計測された動作間隔が動作間隔範囲内でないと判断された場合には(ステップS29003:No)、動作強度比較部135は動作強度が弱い旨のメッセージを生成する(ステップS29004)。出力部141は、生成されたメッセージを出力する(ステップS29005)。ステップS29003において、検出された動作強度が動作強度範囲内であると判断された場合には(ステップS29003:Yes)処理を抜ける。
このように、予め定められた動作強度範囲内で実際の運動が行われているか否かを判定することができるため、運動者が希望する運動レベルで運動を行うことができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。第2の実施の形態にかかる運動計測装置は、加速度センサが計測した加速度から動物の姿勢および動作方向、動作強度および動作強度変動量を検出して運動内容を判定し、運動内容と運動時間から運動量を計測するものである。
本発明が適用される運動計測装置の構成例について説明する。図33は、第2の実施の形態にかかる運動計測装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態の運動計測装置3300は、加速度センサ101と、データ入力部103と、姿勢判定部3305と、姿勢記憶部107と、動作方向・動作強度検出部109と、運動内容判定部3313と、動作強度変動検出部3343と、運動時計測部115と、運動量換算部3317と、コミュニケーション度算出部3345と、出力部141と、姿勢閾値データベース2001と、運動量換算データベース6001と、運動量データベース7000とから構成されている。ここで、加速度センサ101、データ入力部103、姿勢記憶部107、動作方向・動作強度検出部109、運動時計測部115、出力部141の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
図34は、動物に装着された加速度センサが計測する加速度の軸方向の一例を示す説明図である。加速度センサ101の軸方向は人間に装着した場合と同様であり、加速度センサ101は首や胸などの体幹部に装着する。図35は、静止状態における加速度センサから入力の一例を示す説明図である。
姿勢判定部3305は、データ入力部103から入力された加速度によって動物が静止状態であるか動作状態であるかを判断し、静止状態の場合には後述の姿勢閾値データベース2001に記憶された軸方向と最小重力加速度と最大重力加速度から動物の姿勢を判定するものである。ここで、姿勢とは動物の体の向きであり、本実施の形態では、四足起立(お座り)、うつ伏せ、仰向けの3種類の姿勢を判定する。
運動内容判定部3313は、姿勢判定部3305によって判定された動物の姿勢、動作方向・動作強度検出部109によって検出された動作方向および動作強度および後述する動作強度変動検出部3343によって検出された動作強度の変動によって動物が行っている運動内容を判定するものである。本実施の形態では、運動内容として“走行”、“遊び”、“ジャンプ”を判定する。動作強度変動検出部3343は、動作方向・動作強度検出部109によって検出された動作強度から動作強度の変動を検出するものである。
運動量換算部3317は、運動内容判定部3313によって判定された運動内容、運動継続計測部115によって計測された継続時間および後述する運動量換算データベース6001に記憶された単位時間あたりの消費カロリーから運動量、すなわち運動によって消費した消費カロリーを換算するものである。
コミュニケーション度算出部3345は、運動内容判定部3313によって判定された運動内容および運動継続計測部115によって計測された運動時間から飼い主と動物とのコミュニケーションの度合いを算出するものである。
姿勢閾値データベース2001は、姿勢を判定するための閾値を規定する。図36は、姿勢閾値データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。姿勢閾値データベース2001は、姿勢と軸方向と最小重力加速度と最大重力加速度を対応付けて記憶している。なお、図36に示す姿勢閾値データベースのデータは動物が各姿勢を取った場合の重力加速度がX軸、Y軸、Z軸方向に対する角度から算出したものである。図37は、姿勢ごとに各軸方向となす角度を示す説明図である。
運動量換算データベース6001は、運動内容ごとに換算される運動量を規定する。図38は、運動量換算データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。運動量換算データベース6001は、運動内容と単位時間あたりの消費カロリーを対応付けて記憶している。
運動量データベース7000は、動物の行った運動結果を格納する。図39は、運動量データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。運動量データベース7000は、時刻と運動内容と運動継続と運動量を対応付けて記憶している。
次に、以上のように構成されている運動計測装置による運動計測処理について説明する。図40は、加速度センサ、データ入力部、姿勢判定部、動作方向・動作強度検出部、動作強度変動検出部、運動内容判定部、運動継続計測部、運動量換算部、コミュニケーション度算出部、出力部が行う運動計測手順を示すフローチャートである。
まず、加速度センサ101が重力加速度および動作加速度を計測する。データ入力部103は、加速度センサ101が計測した重力加速度および動作加速度の入力を受付ける(ステップS40001)。姿勢判定部3305は、入力された加速度によって動作状態か静止状態かを判断する(ステップS40002)。
静止状態であると判断された場合には(ステップS40002:静止状態)、姿勢判定処理を行う(ステップS40003)。姿勢判定処理の詳細は、図41を用いて後述する。姿勢判定部3305は、判定された姿勢を姿勢記憶部107に格納し(ステップS40004)、加速度センサ101によるデータの計測へ戻る。
ステップS40002において、動作状態であると判断された場合には(ステップS40002:動作状態)、運動内容判定処理を行う(ステップS40005)。運動継続計測部115は、動作加速度から運動時間を計測する(ステップS40006)。運動量換算部3317は、運動内容と運動時間から運動量を算出し、運動量データベース7000に格納する(ステップS40007)。
コミュニケーション度算出部3345は、運動内容と運動時間からコミュニケーション度を算出する(ステップS40008)。例えば、運動内容が“遊び”の運動時間を合計し、5分を1単位としてコミュニケーション度を算出することができる。運動量換算部3317は、運動量データベース7000から運動量を取得し、運動総量を算出する(ステップS40009)。出力部141は、算出された運動量やコミュニケーション度を表示する(ステップS40010)。図45は、運動量の表示画面の一例を示す説明図である。その後、加速度センサによるデータの計測へ戻る。このように、運動内容と運動量を利用して飼い主と動物とのコミュニケーション度を算出することにより、動物のストレスを把握することができるため、動物のストレス解消に活用することができる。
次に、姿勢判定処理を説明する。図41は、姿勢判定部が行う姿勢判定手順を示すフローチャートである。
まず、姿勢判定部3305は、LPFを用いて加速度の一定周波数以下の信号のみを通過させる(ステップS41001)。なお、LPFは必ずしも必須ではないが、動物の場合種類によって筋肉などから定常的に振動を発していることもあるため、LPFによる処理を行ったほうがよい。姿勢判定部3305は、姿勢閾値データベース2001から姿勢判定に用いる閾値を取得する(ステップS41002)。姿勢判定部3305は、入力された重力加速度の各軸方向の極大値および極小値を取得する(ステップS41003)。姿勢判定部3305は、重力加速度の各軸方向の極大値および極小値が四足起立(お座り)の閾値以内か否かを判断する(ステップS41004)。具体的には、重力加速度の各軸方向の極大値および極小値が、図36の姿勢が“四足起立(お座り)”の各軸方向の最小重力加速度から最大重力加速度の範囲か否かを判断する。
重力加速度の各軸方向の極大値および極小値が四足起立(お座り)の閾値以内であると判断された場合には(ステップS41004:Yes)、姿勢判定部3305は姿勢を“四足起立(お座り)”であると判定する(ステップS41005)。重力加速度の各軸方向の極大値および極小値が四足起立(お座り)の閾値以内でないと判断された場合には(ステップS41004:No)、姿勢判定部3305は重力加速度の各軸方向の極大値および極小値がうつ伏せの閾値以内か否かを判断する(ステップS41006)。具体的には、重力加速度の各軸方向の極大値および極小値が、図36の姿勢が“うつ伏せ”の各軸方向の最小重力加速度から最大重力加速度の範囲か否かを判断する。
重力加速度の各軸方向の極大値および極小値がうつ伏せの閾値以内であると判断された場合には(ステップS41006:Yes)、姿勢判定部3305は姿勢を“うつ伏せ”であると判定する(ステップS41007)。重力加速度の各軸方向の極大値および極小値がうつ伏せの閾値以内でないと判断された場合には(ステップS41006:No)、姿勢判定部3305は重力加速度の各軸方向の極大値および極小値が仰向けの閾値以内か否かを判断する(ステップS41008)。具体的には、重力加速度の各軸方向の極大値および極小値が、図36の姿勢が“仰向け”の各軸方向の最小重力加速度から最大重力加速度の範囲か否かを判断する。
重力加速度の各軸方向の極大値および極小値が仰向けの閾値以内であると判断された場合には(ステップS41008:Yes)、姿勢判定部3305は姿勢を“仰向け”であると判定する(ステップS41009)。重力加速度の各軸方向の極大値および極小値が仰向けの閾値以内でないと判断された場合には(ステップS41008:No)、姿勢判定部3305は姿勢を“判定不可”であると判定する(ステップS41010)。
次に、運動内容判定処理を説明する。図42−1、図42−2は、運動内容判定部、動作方向・動作強度検出部が行う運動内容判定手順を示すフローチャートである。特に運動内容“ジャンプ”についての判定を行うものである。
まず、運動内容判定部3313は、HPFを用いて一定周波数以上の信号のみを通す(ステップS42001)。動作方向・動作強度検出部109は、動作加速度からY軸方向の極大値を検出する(ステップS42002)。動作強度変動検出部3343は、前回検出したY軸方向との極大値との差の絶対値が1G以上か否かを判断する(ステップS42003)。
前回検出したY軸方向との極大値との差の絶対値が1G以上であると判断された場合には(ステップS42003:Yes)、運動内容判定部3313はY軸フラグにONを設定する(ステップS42004)。運動内容判定部3313は、現在の時刻をY軸フラグにONを設定した時刻として記憶する(ステップS42005)。
ステップS42003において、前回検出したY軸方向との極大値との差の絶対値が1G以上でないと判断された場合には(ステップS42003:No)、運動内容判定部3313は現在時刻がY軸フラグにONを設定した時刻から1秒以上経過したか否かを判断する(ステップS42006)。現在時刻がY軸フラグにONを設定した時刻から1秒以上経過したと判断された場合には(ステップS42006:Yes)、運動内容判定部3313はY軸フラグにOFFを設定する(ステップS42007)。現在時刻がY軸フラグにONを設定した時刻から1秒以上経過していないと判断された場合には(ステップS42006:No)、処理をせずステップS42008へ飛ぶ。
動作方向・動作強度検出部109は、動作加速度データベースからZ軸方向の極大値を検出する(ステップS42008)。運動内容判定部3313は、前回検出した極大値との差の絶対値が0.5G以上か否かを判断する(ステップS42009)。前回検出した極大値との差の絶対値が0.5G以上であると判断された場合には(ステップS42009:Yes)、運動内容判定部3313はZ軸フラグ1がONであるか否かを判断する(ステップS42010)。
Z軸フラグ1がONであると判断された場合には(ステップS42010:Yes)、運動内容判定部3313はZ軸フラグ1にONを設定した時刻から1秒以内か否かを判断する(ステップS42011)。Z軸フラグ1にONを設定した時刻から1秒以内であると判断された場合には(ステップS42011:Yes)、運動内容判定部3313はZ軸フラグ2にONを設定する(ステップS42012)。
ステップS42009において、前回検出した極大値との差の絶対値が0.5G以上でないと判断された場合には(ステップS42009:No)、または、ステップS42011において、Z軸フラグ1にONを設定した時刻から1秒以内でないと判断された場合には(ステップS42011:No)、運動内容判定部3313はZ軸フラグ1およびZ軸フラグ2にOFFを設定する(ステップS42013)。
ステップS42010において、Z軸フラグ1がONでないと判断された場合には(ステップS42010:No)、運動内容判定部3313は前回検出した極大値との差の絶対値が1G以上か否かを判断する(ステップS42014)。前回検出した極大値との差の絶対値が1G以上であると判断された場合には(ステップS42014:Yes)、運動内容判定部3313はZ軸フラグ1にONを設定する(ステップS42015)。
運動内容判定部3313は、現在の時刻をZ軸フラグ1にONを設定した時刻として記憶する(ステップS42016)。ステップS42014において、前回検出した極大値との差の絶対値が1G以上であると判断された場合には(ステップS42014:No)処理をせずステップS42017へ飛ぶ。
運動内容判定部3313は、Y軸フラグがONでかつZ軸フラグ2がONか否かを判断する(ステップS42017)。Y軸フラグがONでかつZ軸フラグ2がONであると判断された場合には(ステップS42017:Yes)、運動内容判定部3313は運動内容を“ジャンプ”と判定する(ステップS42018)。Y軸フラグがONでかつZ軸フラグ2がONでないと判断された場合には(ステップS42017:No)、運動内容判定部3313はY軸フラグがONまたはZ軸フラグ1がONか否かを判断する(ステップS42019)。
Y軸フラグがONまたはZ軸フラグ1がONであると判断された場合には(ステップS42019:No)、歩行判定処理を行う(ステップS42020)。処理の詳細は後述する。Y軸フラグがONまたはZ軸フラグ1がONでないと判断された場合には(ステップS42019:Yes)、遊び判定処理を行う(ステップS42021)。処理の詳細は後述する。
さらに、運動内容判定処理を説明する。図43は、運動内容判定部、動作方向・動作強度検出部が行う運動内容判定手順を示すフローチャートである。特に運動内容の“走行”の判定を行うものである。
まず、運動内容判定部3313は、姿勢記憶部107から記憶された姿勢情報を取得する(ステップS43001)。運動内容判定部3313は、姿勢が四足起立か否かを判断する(ステップS43002)。姿勢が四足起立であると判断された場合には(ステップS43002:Yes)、動作方向・動作強度検出部109は動作加速度から極大値の発生後に極小値が発生するまでの時間を検出する(ステップS43003)。
運動内容判定部3313は、動作加速度から極大値の発生後に極小値が発生するまでの時間が1秒以内か否かを判断する(ステップS43004)。動作加速度から極大値の発生後に極小値が発生するまでの時間が1秒以内と判断された場合には(ステップS43004:Yes)、運動内容判定部3313は運動内容を“走行”と判断する(ステップS43005)。ステップS43002において、姿勢が四足起立でないと判断された場合には(ステップS43002:No)、または、極大値の発生後に極小値が発生するまでの時間が1秒以内でないと判断された場合には(ステップS43004:No)、遊び判定処理を行う(ステップS43006)。処理の内容は後述する。
次に、運動内容判定処理を説明する。図44は、運動内容判定部、動作方向・動作強度検出部、動作強度変動検出部が行う運動内容判定手順を示すフローチャートである。特に運動内容の“遊び”の判定を行うものである。
まず、動作方向・動作強度検出部3309は、X軸、Y軸、Z軸方向それぞれの極大値および極小値を検出する(ステップS44001)。動作強度変動検出部3343は、各軸方向での極大値と極小値との差の絶対値が0.5G以上か否かを判断する(ステップS44002)。各軸方向での極大値と極小値との差の絶対値が0.5G以上であると判断された場合には(ステップS44002:Yes)、運動内容判定部3313は前回の0.5G以上の変化から3秒以内か否かを判断する(ステップS44003)。
前回の0.5G以上の変化から3秒以内であると判断された場合には(ステップS44003:Yes)、運動内容判定部3313は運動内容を“遊び”と判定する(ステップS44004)。前回の0.5G以上の変化から3秒以内でないと判断された場合には(ステップS44003:No)、処理を抜ける。この場合は、動物の単発の急な動きであるため、運動内容は判定しない。
ステップS44002において、各軸方向での極大値と極小値との差の絶対値が0.5G以上でないと判断された場合には(ステップS44002:No)、運動内容判定部3313は動作加速度から極大値検出時から3秒以内の姿勢変化を検出する(ステップS44005)。極大値検出時から3秒以内に姿勢変化があると判断された場合には(ステップS44006:Yes)、運動内容判定部3313は運動内容を“遊び”と判定する(ステップS44007)。極大値検出時から3秒以内に姿勢変化がないと判断された場合には(ステップS44006:No)、運動内容判定部3313は運動内容を“安静”と判定する(ステップS44008)。
このように、動物が行った運動量を記録して個々の運動量から総運動量を算出することにより、動物が行った総運動量および不足している運動量を把握することができるため、動物の運動不足解消に活用することができる。
特に、猫は肥満による脂肪肝が近年多くなっている。しかし、猫は犬と異なり散歩をさせるという習慣がないため、歩数計などにより歩数を計測するだけでは運動量を算出することは不十分であり、全体の行動に占める割合が多いジャンプや遊び(猫じゃらし)など瞬発型の運動による運動量を算出することが必要となる。よって、本実施の形態のように姿勢、動作方向、動作強度および動作強度の時間変動を利用して運動内容を判定して運動量を算出することにより、動物が行った総運動量および不足している運動量を把握することができるため、運動不測解消に活用でき十分な運動を行わせることで肥満防止を行うことができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。第3の実施の形態にかかる運動計測装置は、第2の実施の形態の機能、構成に加え、運動計測装置にずれが生じた場合に補正値を用いてずれを補正するものである。
本発明が適用される運動計測装置の構成例について説明する。図46は、第3の実施の形態にかかる運動計測装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態の運動計測装置4600は、加速度センサ101と、データ入力部103と、姿勢判定部3305と、姿勢記憶部4607と、動作方向・動作強度検出部109と、運動内容判定部4613と、動作強度変動検出部3343と、運動時計測部115と、運動量換算部3317と、コミュニケーション度算出部3345と、装置位置補正部4647と、補正位置記憶部4649と、出力部141と、姿勢閾値データベース2001と、運動量換算データベース6001と、運動量データベース7000とから構成されている。
ここで、加速度センサ101と、データ入力部103と、姿勢判定部3305と、動作方向・動作強度検出部109と、動作強度変動検出部3343と、運動時計測部115と、運動量換算部3317と、コミュニケーション度算出部3345と、出力部141と、姿勢閾値データベース2001と、運動量換算データベース6001と、運動量データベース7000の構成、機能は、第1の実施の形態または第2の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
姿勢記憶部4607は、第1の実施の形態の構成、機能に加え、各軸方向の重力加速度を記憶するものである。例えば、さらに“X軸方向、0G、Y軸方向、0,2G、Z軸方向、0.7G”のように記憶される。
運動内容判定部4613は、第2の実施の形態の構成、機能に加え、後述の装置位置補正部4647で算出し、補正位置記憶部4649によって記憶された補正値を利用して運動内容を判定するものである。
装置位置補正部4647は、運動によって運動計測装置にずれが生じた場合にずれを補正するための補正値を算出し、後述する補正位置記憶部4649に格納するものである。補正位置記憶部4649は、装置位置補正部4647によって算出された補正値を記憶するものである。
次に、以上のように構成されている運動計測装置による運動計測処理について説明する。ここで、本実施の形態の運動計測処理は、第2の実施の形態の運動計測処理とほぼ同様であるため、異なる部分のみ説明する。運動計測処理の全体の流れは、第2の実施の形態の図40と同様であり、詳細な処理も図41〜図44とほぼ同様である。図47は、運動内容判定部、動作方向・動作強度検出部、装置位置補正部が行う運動内容判定手順を示すフローチャートである。運動内容判定処理の一部が異なるため、ここでは異なる部分のみを説明する。特に運動内容の“走行”の判定を行うものである。
ステップS47001〜ステップS47005、ステップS47007は、図43での説明を参照してここでの説明を省略する。ステップS47005で運動内容が“走行”と判断後、装置位置補正処理を行う(ステップS47006)。処理の詳細は後述する。
次に、装置位置補正処理を説明する。図48は、装置位置補正部が行う装置位置補正手順を示すフローチャートである。
まず、装置位置補正部4647は、動作加速度から各軸方向の極大値を検出し、極大値を中心に1周期分の動作加速度を切り出す(ステップS48001)。装置位置補正部4647は、1周期分の動作加速度から加算平均値を算出する(ステップS48002)。例えば、加算平均値がX軸方向0.2G、Y軸方向0.1G、Z軸方向0.8Gである場合を考える。装置位置補正部4647は、姿勢記憶部4607から計測当初の四足起立時の各軸方向の重力加速度を取得する(ステップS48003)。例えば、X軸方向0G、Y軸方向0.2G、Z軸方向0.7Gとする。装置位置補正部4647は、加算平均値と重力加速度との差分を補正値とする(ステップS48004)。上述の場合には、X軸方向0G−0.2G=−0.2G、Y軸方向0.2G−0.1G=0.1G、Z軸方向0.7G−0.8G=−0.1Gとなる。装置位置補正部4647は、補正値を補正記憶部4649に格納する(ステップS48005)。
次に、運動計測装置の装置位置を上述の処理によって算出した補正値によって補正する場合の運動内容判定処理を説明する。図49−1、図49−2は、運動内容判定部、動作方向・動作強度検出部が行う運動内容判定手順を示すフローチャートである。特に運動内容“ジャンプ”についての判定処理を説明するものである。ここで、本実施の形態にかかる運動内容判定処理の手順は、図42に示すフローチャートとほぼ同様であるので、異なる部分のみ説明する。ステップS49001、ステップS49006〜ステップS49009、ステップS49014〜ステップS4025は、図42での説明を参照してここでの説明を省略する。
動作方向・動作強度検出部109は、動作加速度からY軸方向の極大値を検出する(ステップS49002)。運動内容判定部4613は、補正値記憶部4649からY軸方向の補正値を取得し、Y軸方向の極大値に加算する(ステップS49003)。運動内容判定部4613は、Y軸方向の極大値をメモリ上に格納する(ステップS49004)。動作強度変動検出部3343は、前回検出したY軸方向との極大値との差の絶対値が1G以上か否かを判断する(ステップS49005)。ここで、前回検出したY軸方向との極大値はメモリ上に格納された値を用いる。これにより、Y軸方向との極大値を前回検出した時点から装置位置がずれている場合であっても、補正されたY軸方向との極大値によって極大値の差を比較できるため、運動内容を適切に判断することができる。ステップS49006〜ステップS49009は図42での説明を参照する。
動作方向・動作強度検出部109は、動作加速度からZ軸方向の極大値を検出する(ステップS49010)。運動内容判定部4613は、補正値記憶部4649からZ軸方向の補正値を取得し、Z軸方向の極大値に加算する(ステップS49011)。運動内容判定部4613は、Z軸方向の極大値をメモリ上に格納する(ステップS49012)。前回検出した極大値との差の絶対値が0.5G以上か否かを判断する(ステップS49013)。ここで、上述のステップS49005と同様に、前回検出したY軸方向との極大値はメモリ上に格納された値を用いる。これにより、Y軸方向との極大値を前回検出した時点から装置位置がずれている場合であっても、補正されたY軸方向との極大値によって極大値の差を比較できるため、運動内容を適切に判断することができる。ステップS49014〜ステップS49025は図42での説明を参照する。
このように、動物の運動によって生じた運動計測装置の位置ずれに対する補正値を算出し、算出した補正値を用いて運動内容を判定することにより、運動計測装置の位置ずれを補正することができる。これは、動物の場合は様々な動きによって装置の位置にずれが生じることによって、重力加速度および動作加速度が正確に計測できないことが問題となる。これに対し、本実施の形態では、上述の通り装置の位置ずれを補正値によって補正することにより、運動内容を正確に判定できる、運動量も正確に算出することができる。
なお、第1〜第3の実施の形態(以下、本実施の形態という)の運動計測装置で実行される運動計測プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施の形態の運動計測装置で実行される運動計測プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フロッピーディスク(FD)(TM)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態の運動計測装置で実行される運動計測プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の運動計測装置で実行される運動計測プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態の運動計測装置で実行される運動計測プログラムは、上述した各部(データ入力部、姿勢判定部、動作方向・動作強度検出部、規則性・連続性判定部、運動内容判定部、運動継続計測部、運動量換算部、動作間隔計測部、疲労度判定部、筋振動検出部、目標回数設定部、出力部など)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから〜プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、データ入力部、姿勢判定部、動作方向・動作強度検出部、規則性・連続性判定部、運動内容判定部、運動継続計測部、運動量換算部、動作間隔計測部、疲労度判定部、筋振動検出部、目標回数設定部、出力部などが主記憶装置上に生成されるようになっている。
第1の実施の形態にかかる運動計測装置の構成を示すブロック図である。 加速度センサが計測する加速度の軸方向の一例を示す説明図である。 運動者がうつ伏せの場合の軸方向を示す説明図である。 運動者が仰向けの場合の軸方向を示す説明図である。 運動計測装置の装着例を示す説明図である。加速度センサの装着例を示す説明図である。 運動計測装置の装着例を示す説明図である。 運動計測装置の装着例を示す説明図である。 加速度センサが計測した加速度波形の一例を示す説明図である。 運動内容ごとに加速度センサが計測した動作加速度の入力の一例を示す説明図である。 姿勢ごとに判定される運動内容の一例を示す説明図である。 目標回数記憶部に記憶された目標回数情報のデータ構成の一例を示す説明図である。 動作間隔記憶部に記憶された動作間隔情報のデータ構成の一例を示す説明図である。 動作強度記憶部に記憶された動作強度範囲情報のデータの一例を示す説明図である。 姿勢閾値データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 運動内容閾値データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 区分データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 判定データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 運動量換算データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 運動量換算データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 加速度センサ、データ入力部、姿勢判定部、動作方向・動作強度検出部、規則性・連続性判定部、運動内容判定部、運動継続計測部、運動量換算部、動作間隔計測部、疲労度判定部、筋振動検出部、目標回数設定部、出力部が行う運動計測手順を示すフローチャートである。 姿勢判定部が行う姿勢判定手順を示すフローチャートである。 運動内容判定部、動作方向・動作強度検出部が行う運動内容判定手順を示すフローチャートである。 運動内容判定部、動作方向・動作強度検出部が行う運動内容判定手順を示すフローチャートである。 運動内容判定部、動作方向・動作強度検出部が行う運動内容判定手順を示すフローチャートである。 規則性・連続性判定部が行う連続性判定手順を示すフローチャートである。 規則性・連続性判定部が行う規則性判定手順を示すフローチャートである。 運動量換算部、動作間隔計測部、筋振動検出部、疲労度判定部、運動継続計測部、出力部が行う無酸素運動処理手順を示すフローチャートである。 運動継続計測部が行う動作回数計測処理手順を示すフローチャートである。 運動量換算部が行う運動強度判定処理手順を示すフローチャートである。 動作間隔計測部、疲労度判定部が行う疲労度判定処理手順を示すフローチャートである。 筋振動検出部、疲労度判定部が行う疲労度判定処理手順を示すフローチャートである。 運動量換算部、動作間隔計測部、運動継続計測部、出力部が行う有酸素運動処理手順を示すフローチャートである。 動作間隔比較部、動作間隔計測部、出力部が行う動作間隔比較処理手順を示すフローチャートである。 動作間隔比較部、動作間隔計測部、出力部が行う動作間隔比較処理手順を示すフローチャートである。 運動終了時の表示画面の一例を示す説明図である。 目標回数終了前の表示画面の一例を示す説明図である。 目標回数終了前の表示画面の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかる運動計測装置の構成を示すブロック図である。 動物に装着された加速度センサが計測する加速度の軸方向の一例を示す説明図である。 加速度センサが計測した加速度波形の一例を示す説明図である。 姿勢閾値データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 姿勢ごとに各軸方向となす角度を示す説明図である。 運動量換算データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 運動量データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 加速度センサ、データ入力部、姿勢判定部、動作方向・動作強度検出部、動作強度変動検出部、運動内容判定部、運動継続計測部、運動量換算部、コミュニケーション度算出部、出力部が行う運動計測手順を示すフローチャートである。 姿勢判定部が行う姿勢判定手順を示すフローチャートである。 運動内容判定部、動作方向・動作強度検出部が行う運動内容判定手順を示すフローチャートである。 運動内容判定部、動作方向・動作強度検出部が行う運動内容判定手順を示すフローチャートである。 運動内容判定部、動作方向・動作強度検出部が行う運動内容判定手順を示すフローチャートである。 運動内容判定部、動作方向・動作強度検出部、動作強度変動検出部が行う運動内容判定手順を示すフローチャートである。 運動量の表示画面の一例を示す説明図である。 第3の実施の形態にかかる運動計測装置の構成を示すブロック図である。 運動内容判定部、動作方向・動作強度検出部、装置位置補正部が行う運動内容判定手順を示すフローチャートである。 装置位置補正部が行う装置位置補正手順を示すフローチャートである。 運動内容判定部、動作方向・動作強度検出部が行う運動内容判定手順を示すフローチャートである。 運動内容判定部、動作方向・動作強度検出部が行う運動内容判定手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 3300 4600 運動計測装置
101 加速度センサ
103 データ入力部
105 3305 姿勢判定部
107 4607 姿勢記憶部
109 動作方向・動作強度検出部
111 規則性・連続性判定部
113 3313 4613 運動内容判定部
115 運動継続計測部
117 3317 運動量換算部
119 動作間隔計測部
121 疲労度判定部
123 筋振動検出部
125 目標回数設定部
127 目標回数記憶部
129 動作間隔設定部
131 動作間隔記憶部
133 動作間隔比較部
135 動作強度設定部
137 動作強度記憶部
139 動作強度比較部
141 出力部
3343 動作強度変動検出部
3345 コミュニケーション度算出部
4647 装置位置補正部
4649 補正値記憶部
2000 2001 姿勢閾値データベース
3000 運動内容閾値データベース
4000 区分データベース
5000 判定データベース
6000 6001 運動量換算データベース
7000 運動量データベース

Claims (25)

  1. 被験体の静止状態における前記被験体の重力加速度情報および前記被験体の動作に伴って発生する動作加速度情報を計測する加速度センサと、
    前記加速度センサによって計測された前記重力加速度情報から体の向きを示す姿勢を判定する姿勢判定手段と、
    前記加速度センサによって計測された前記動作加速度情報から前記被験体の動作方向を検出する動作方向検出手段と、
    前記加速度センサによって計測された前記動作加速度情報から前記被験体の動作強度を検出する動作強度検出手段と、
    前記姿勢判定手段によって判定された前記姿勢と前記動作方向検出手段によって検出された前記動作方向と前記動作強度検出手段によって検出された前記動作強度とを利用して前記動作の種類を示す運動内容を判定する運動内容判定手段と、
    前記加速度センサによって計測された前記動作加速度情報から前記運動内容の継続時間または継続回数を計測する運動継続計測手段と、
    前記運動内容と、前記運動内容についての異なる複数の前記動作強度と、各動作強度に対する単位時間または単位回数あたりの消費カロリーを示す消費カロリー情報と、を対応付けて記憶する運動量換算記憶手段と、
    前記運動量換算記憶手段において、前記運動内容判定手段によって判定された前記運動内容と前記動作強度検出手段によって検出された前記動作強度とに対応付けられている前記消費カロリー情報を検索し、検索された前記消費カロリー情報と前記運動継続計測手段によって計測された前記継続時間または前記継続回数とを利用して運動量を換算する運動量換算手段と、
    を備えることを特徴とする運動計測装置。
  2. 前記運動量換算記憶手段は、さらに前記運動内容と有酸素運動または無酸素運動の区分とを対応付けて記憶し、
    前記運動内容判定手段は、さらに前記運動量換算記憶手段によって記憶された前記区分を利用して前記運動内容が有酸素運動か無酸素運動かを判定し、
    前記運動量換算手段は、さらに前記運動内容判定手段によって前記運動内容が無酸素運動であると判定された場合には前記運動量換算記憶手段に記憶された前記消費カロリー情報と前記運動継続計測手段によって計測された前記継続回数とを利用して運動量を換算することを特徴とする請求項1に記載の運動計測装置。
  3. 前記運動量換算記憶手段は、さらに前記運動内容と有酸素運動または無酸素運動の区分とを対応付けて記憶し、
    前記運動内容判定手段は、さらに前記運動量換算記憶手段によって記憶された前記区分を利用して前記運動内容が有酸素運動か無酸素運動かを判定し、
    前記運動量換算手段は、さらに前記運動内容判定手段によって前記運動内容が有酸素運動であると判定された場合には前記運動量換算記憶手段に記憶された前記消費カロリー情報と前記運動継続計測手段によって計測された前記継続時間とを利用して運動量を換算することを特徴とする請求項1に記載の運動計測装置。
  4. 前記運動量換算手段によって換算された前記運動量を表示する運動量出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の運動計測装置。
  5. 前記運動量出力手段は、さらに前記運動量を音声によって出力することを特徴とする請求項4に記載の運動計測装置。
  6. 前記姿勢判定手段は、さらに前記加速度センサによって計測された前記重力加速度情報から判定される前記姿勢として少なくとも起立を判定し、
    前記運動内容判定手段は、さらに前記姿勢が起立の場合には前記動作方向検出手段によって検出された前記動作方向と前記動作強度検出手段によって検出された前記動作強度を利用して起立時に行う運動の前記運動内容を判定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の運動計測装置。
  7. 前記姿勢判定手段は、さらに前記加速度センサによって計測された前記重力加速度情報から判定される前記姿勢として少なくともうつ伏せを判定し、
    前記運動内容判定手段は、さらに前記姿勢がうつ伏せの場合には前記動作方向検出手段によって検出された前記動作方向と前記動作強度検出手段によって検出された前記動作強度を利用してうつ伏せ時に行う運動の前記運動内容を判定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の運動計測装置。
  8. 前記姿勢判定手段は、さらに前記加速度センサによって計測された前記重力加速度情報から判定される前記姿勢として少なくとも仰向けを判定し、
    前記運動内容判定手段は、さらに前記姿勢が仰向けの場合には前記動作方向検出手段によって検出された前記動作方向と前記動作強度検出手段によって検出された前記動作強度を利用して前記運動内容は仰向け時に行う運動であると判定することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の運動計測装置。
  9. 前記加速度センサによって計測された前記動作加速度情報から前記運動内容の規則性または連続性を判定する規則性・連続性判定手段をさらに備え、
    前記運動内容判定手段は、さらに前記規則性・連続性判定手段において判定された規則性または連続性を利用して前記運動内容を判定することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の運動計測装置。
  10. 前記加速度センサによって計測された前記動作加速度情報から前記動作間の時間を示す動作間隔を計測する動作間隔計測手段をさらに備え、
    前記運動継続計測手段は、さらに前記動作間隔計測手段によって計測された前記動作間隔が予め定められた時間以上である場合には前記継続回数をカウントしないことを特徴とする請求項9に記載の運動計測装置。
  11. 前記動作間隔計測手段によって計測された前記動作間隔を利用して疲労の度合いを示す疲労度を判定する疲労度判定手段と、をさらに備え、
    前記運動量出力手段は、さらに前記疲労度判定手段によって判定された前記疲労度に関する情報を出力することを特徴とする請求項10に記載の運動計測装置。
  12. 前記加速度センサによって計測された前記動作加速度情報から筋肉の振動を検出する筋振動検出手段をさらに備え、
    前記疲労度判定手段は、さらに前記筋振動検出手段によって検出された筋肉の振動から疲労度を判定することを特徴とする請求項11に記載の運動計測装置。
  13. 前記運動内容と、前記動作間の時間を示す動作間隔を計測する動作間隔の範囲を示す動作間隔範囲とを対応付けて記憶する動作間隔記憶手段と、
    前記運動内容判定手段によって判定された前記運動内容に対応付けて前記動作間隔記憶手段によって記憶された前記動作間隔範囲を検索し、前記動作間隔計測手段で計測された前記動作間隔と検索された前記動作間隔範囲を比較し、前記動作間隔が前記動作間隔範囲内か否かを判定する動作間隔比較手段と、
    前記動作間隔比較手段によって判定された結果を出力すること動作間隔出力手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の運動計測装置。
  14. 前記運動内容に対する前記動作間隔範囲の入力を受付け、前記動作間隔記憶手段に前記運動内容と前記動作間隔範囲とを格納する動作間隔設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の運動計測装置。
  15. 前記運動内容と、前記動作強度の幅を示す動作強度範囲とを対応付けて記憶する動作強度記憶手段と、
    前記運動内容判定手段によって判定された前記運動内容に対応付けて前記運動強度記憶手段によって記憶された前記動作強度範囲を検索し、前記動作強度検索手段によって検出された前記動作強度と検索された前記動作強度範囲を比較し、前記動作強度が前記動作強度範囲内か否かを判定する運動強度比較手段と、
    前記運動強度比較手段によって判定された結果を出力する運動強度出力手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一つに記載の運動計測装置。
  16. 前記運動内容に対応する前記運動強度範囲の入力を受付け、前記運動強度記憶手段に前記運動内容と前記運動強度範囲とを格納する運動強度設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項15に記載の運動計測装置。
  17. 前記被験体は、動物であり、
    前記動作強度検出手段によって検出された前記動作強度の時間変動を検出する動作強度変動検出手段をさらに備え、
    前記運動内容判定手段は、さらに前記動作強度変動検出手段で検出された前記時間変動と、前記姿勢判定手段によって判定された前記姿勢と、前記動作方向検出手段によって検出された前記動作方向と、前記動作強度検出手段によって検出された前記動作強度とを利用して動物が行う前記動作の種類を示す動物運動内容を判定することを特徴とする請求項1〜16のいずれか一つに記載の運動計測装置。
  18. 前記姿勢判定手段は、さらに前記加速度センサによって計測された前記重力加速度情報を利用して少なくとも四足起立、うつ伏せまたは仰向けのいずれか一つの前記姿勢を判定することを特徴とする請求項17に記載の運動計測装置。
  19. 前記運動内容判定手段は、さらに前記動作強度変動検出手段で検出された前記時間変動と前記姿勢判定手段によって判定された前記姿勢と前記動作方向検出手段によって検出された前記動作方向と前記動作強度検出手段によって検出された前記動作強度とを利用して前記動物運動内容はジャンプであると判断されることを特徴とする請求項17または請求項18に記載の運動計測装置。
  20. 前記運動内容判定手段は、さらに前記動作強度変動検出手段で検出された前記時間変動と前記姿勢判定手段によって判定された前記姿勢と前記動作方向検出手段によって検出された前記動作方向と前記動作強度検出手段によって検出された前記動作強度とを利用して前記動物運動内容は遊びであると判断されることを特徴とする請求項17〜19のいずれか一つに記載の運動計測装置。
  21. 前記運動内容判定手段によって判定された前記動物運動内容と前記運動継続計測手段によって計測された前記継続時間と前記運動量換算手段によって換算された前記運動量とを対応付けて記憶する運動情報記憶手段を備え、
    前記運動量換算手段は、さらに前記運動情報記憶手段に記憶されている前記運動量を合計した総運動量を算出し、
    前記運動量出力手段は、さらに前記運動量換算手段によって算出された前記総運動量を表示することを特徴とする請求項17〜20のいずれか一つに記載の運動計測装置。
  22. 前記運動内容判定手段によって判定された前記動物運動内容と前記運動継続計測手段によって計測された前記継続時間を利用して動物と飼い主との触合いの度合いを示すコミュニケーション度を算出するコミュニケーション度算出手段をさらに備え、
    前記運動量出力手段は、さらに前記コミュニケーション度算出手段によって算出された前記コミュニケーション度を表示することを特徴とする請求項17〜21のいずれか一つに記載の運動計測装置。
  23. 前記姿勢記憶手段は、さらに前記姿勢判定手段によって四足起立と判定された場合の前記重力加速度情報を記憶し、
    前記姿勢記憶手段によって記憶された前記重力加速度情報と前記動作方向検出手段によって検出された前記動作方向と前記動作強度検出手段によって検出された前記動作強度を利用して前記動作加速度情報を補正する補正値を算出する装置位置補正手段と、をさらに備え、
    前記運動内容判定手段は、さらに前記装置位置補正手段によって算出された前記補正値を用いて前記動作加速度情報を補正して前記動物運動内容を判定することを特徴とする請求項17〜22のいずれか一つに記載の運動計測装置。
  24. 被験体の静止状態における前記被験体の重力加速度情報および前記被験体の動作に伴って発生する動作加速度情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記重力加速度情報から体の向きを示す姿勢を判定する姿勢判定ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記動作加速度情報から前記被験体の動作方向を検出する動作方向検出ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記動作加速度情報から前記被験体の動作強度を検出する動作強度検出ステップと、
    前記姿勢判定ステップにおいて判定された前記姿勢と前記動作方向検出ステップにおいて検出された前記動作方向と前記動作強度検出ステップにおいて検出された前記動作強度とを利用して前記動作の種類を示す運動内容を判定する運動内容判定ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記動作加速度情報から前記運動内容の継続時間または継続回数を計測する運動継続計測ステップと、
    前記運動内容と、前記運動内容についての異なる複数の前記動作強度と、各動作強度に対する運動内容ごとに当該運動内容の単位時間または単位回数あたりの消費カロリーを示す消費カロリー情報と、を対応付けて記憶する運動量換算記憶手段において、前記運動内容判定ステップにおいて判定された前記運動内容と前記動作強度検出ステップにおいて検出された前記動作強度とに対応付けられている前記消費カロリー情報を検索し、検索された前記消費カロリー情報と前記運動継続計測手段において計測された前記継続時間または前記継続回数とを利用して運動量を換算する運動量換算ステップと、
    を有することを特徴とする運動計測方法。
  25. 被験体の静止状態における前記被験体の重力加速度情報および前記被験体の動作に伴って発生する動作加速度情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記重力加速度情報から体の向きを示す姿勢を判定する姿勢判定ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記動作加速度情報から前記被験体の動作方向を検出する動作方向検出ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記動作加速度情報から前記被験体の動作強度を検出する動作強度検出ステップと、
    前記姿勢判定ステップにおいて判定された前記姿勢と前記動作方向検出ステップにおいて検出された前記動作方向と前記動作強度検出ステップにおいて検出された前記動作強度とを利用して前記動作の種類を示す運動内容を判定する運動内容判定ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記動作加速度情報から前記運動内容の継続時間または継続回数を計測する運動継続計測ステップと、
    前記運動内容と、前記運動内容についての異なる複数の前記動作強度と、各動作強度に対する運動内容ごとに当該運動内容の単位時間または単位回数あたりの消費カロリーを示す消費カロリー情報と、を対応付けて記憶する運動量換算記憶手段において、前記運動内容判定ステップにおいて判定された前記運動内容と前記動作強度検出ステップにおいて検出された前記動作強度とに対応付けられている前記消費カロリー情報を検索し、検索された前記消費カロリー情報と前記運動継続計測手段において計測された前記継続時間または前記継続回数とを利用して運動量を換算する運動量換算ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする運動計測プログラム。
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