JP6270540B2 - 水底ケーブル接続構造、水底ケーブル接続部の補強構造および水底ケーブルの接続方法 - Google Patents
水底ケーブル接続構造、水底ケーブル接続部の補強構造および水底ケーブルの接続方法 Download PDFInfo
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Description
水底に布設する2つのケーブルを接続するケーブル接続部と、
前記ケーブル接続部の前記ケーブルの軸方向の端部側に連結され、内部に前記2つのケーブルのそれぞれのケーブルが挿通され、前記ケーブル接続部側から反対側に向かって外径が前記ケーブルの直径に近づくように小さくなっている第1被覆部と、
前記第1被覆部の外側に嵌合し、内部に前記ケーブルが挿通され、前記ケーブル接続部側から反対側に向かって外径が前記ケーブルの直径に近づくように小さくなっており、前記第1被覆部の弾性率よりも小さい弾性率を有する第2被覆部と、
を有する
水底ケーブル接続構造が提供される。
水底に布設する2つのケーブルを接続するケーブル接続部の、前記2つのケーブルのそれぞれのケーブルの軸方向の端部側に連結され、内部に前記ケーブルが挿通され、前記ケーブル接続部側から反対側に向かって外径が前記ケーブルの直径に近づくように小さくなっている第1被覆部と、
前記第1被覆部の外側に嵌合し、内部に前記ケーブルが挿通され、前記ケーブル接続部側から反対側に向かって外径が前記ケーブルの直径に近づくように小さくなっており、前記第1被覆部の弾性率よりも小さい弾性率を有する第2被覆部と、
を有する
水底ケーブル接続部の補強構造が提供される。
水底に布設する2つのケーブルを接続することによりケーブル接続部を形成する工程と、
前記ケーブル接続部側から反対側に向かって外径が前記2つのケーブルのそれぞれのケーブルの直径に近づくように小さくなっている第1被覆部の内部に前記ケーブルを挿通させた状態で、前記第1被覆部を前記ケーブル接続部の前記ケーブルの軸方向の端部側に連結する工程と、
前記ケーブル接続部側から反対側に向かって外径が前記ケーブルの直径に近づくように小さくなっており前記第1被覆部の弾性率よりも小さい弾性率を有する第2被覆部の内部に前記ケーブルを挿通させた状態で、前記第2被覆部を前記第1被覆部の外側に嵌合させる工程と、
を有する
水底ケーブルの接続方法が提供される。
(1)水底ケーブル接続構造
図1〜図3を用い、本発明の第1実施形態に係る水底ケーブル接続構造について説明する。図1は、本実施形態に係る水底ケーブル接続構造を示す断面図である。図2は、図1の一部を拡大した断面図である。図3は、本実施形態に係る水底ケーブル接続構造を分解したときの外観を示す模式図である。なお、図1において、水底ケーブル接続構造10は、一点鎖線の中心線を介して左右対称に構成される。
図1に示されているように、水底に布設されるケーブル100は、いわゆる電力光複合ケーブルであり、電力ケーブル線心110と、光ケーブル線心(光ファイバ)120と、を有する。電力ケーブル線心110および光ケーブル線心120の外側には、鉄線からなる鎧装130が設けられる。なお、鎧装130の外側には、防食層140が設けられる場合がある。
図1および図2に示されているように、ケーブル接続部20のケーブル100の軸方向の端部には、フランジ部400が連結される。フランジ部400は、円筒部410および板状部420を有する。円筒部410は、ケーブル接続部20の保護管330の外側に嵌められる。円筒部410には保護管330と重なる位置にボルト挿入孔(符号不図示)が設けられる。ボルト挿入孔には、円筒部410の外側からボルト430が挿入される。ボルト430はケーブル接続部20の保護管330に設けられるネジ穴332に螺合する。これにより、ケーブル接続部20にフランジ部400が連結される。
図1および図2に示されているように、ケーブル接続部20のケーブル100の軸方向の端部側には、フランジ部400を介して、第1被覆部(インナー被覆部)500が連結される。第1被覆部500のケーブル接続部20側には、フランジ部400の板状部420に設けられるボルト挿入孔と重なる位置に、ケーブル100の軸方向に沿ってネジ穴552が設けられる。フランジ部400の板状部420に設けられるボルト挿入孔には、ボルト540が挿入される。ボルト540は第1被覆部500のネジ穴552に螺合する。このように、第1被覆部500がフランジ部400に固定されることにより、ケーブル接続部20のケーブル100の軸方向の端部側に、フランジ部400を介して、第1被覆部500が連結される。また、上述のように、第1被覆部500は、ケーブル100の軸方向に沿って設けられるボルト540によりフランジ部400の板状部420に固定されることにより、第1被覆部500に対してケーブル100の軸方向に垂直な方向から力が加わったときに、第1被覆部500がフランジ部400から外れることが抑制される。
図1および図2に示されているように、第1被覆部500の外側には、第2被覆部(アウター被覆部)600が嵌合する。図3に示されているように、本実施形態では、第2被覆部600は、ケーブル100の軸方向に沿って分割される。また、第2被覆部600は、後述する第2ケーブル挿入孔610の中心軸を中心として対称となるように分割される。この2つに分割された第2被覆部600を、第2被覆部600a,600bとする。2つに分割された第2被覆部600a,600bを結合することによって、第2被覆部600が容易に第1被覆部500に嵌められる。
フランジ部400および第2被覆部600を覆うように、被覆層700が設けられる。被覆層700は、例えば布テープまたは自己融着テープである。これにより、フランジ部400、第1被覆部500および第2被覆部600がケーブル接続部20のケーブル100の軸方向の端部に強固に固定される。
例えば、ケーブル接続部20において接続されるケーブル100の直径は60mm以上150mm以下である。ケーブル接続部20のケーブル100の軸方向の長さは、3000mm以上5000mm以下であり、ケーブル接続部20の直径は、200mm以上500mm以下である。
次に、本実施形態に係る水底ケーブルの接続方法について説明する。
予め、以下のようにフランジ部400および第1被覆部500を準備する。ボルト540をフランジ部400の板状部420のボルト挿入孔に挿入し第1被覆部500のネジ穴552に螺合させることにより、第1被覆部500をフランジ部400に固定する。次に、フランジ部400のフランジ部ケーブル挿入孔412、および第1被覆部500の第1ケーブル挿入孔510に、ケーブル100を挿通させる。
次に、ケーブル接続部20を構成する保護管330を一方のケーブル100に通しておく。
次に、第1被覆部500が連結されたフランジ部400の円筒部410を、ケーブル接続部20の保護管330の外側に嵌める。また、ボルト430をフランジ部400の円筒部410のボルト挿入孔に挿入しケーブル接続部20のネジ穴332に螺合させることにより、フランジ部400をケーブル接続部20のケーブル100の軸方向の端部に固定する。このようにして、第1被覆部500の内部にケーブル100を挿通させた状態で、フランジ部400を介して第1被覆部500をケーブル接続部20のケーブルの軸方向の端部側に連結する。
次に、2つに分割された第2被覆部600a,600bを、ケーブル100を囲むように結合することにより、第2被覆部600の内部にケーブル100を挿通させた状態とし、第1被覆部500の外側に嵌合させる。また、ボルト620を第2被覆部600のボルト挿入孔に挿入し第1被覆部500のネジ穴554に螺合させることにより、第2被覆部600を第1被覆部500に固定する。
次に、フランジ部400および第2被覆部600を覆うように、例えば自己融着テープを巻回することにより、被覆層700を形成する。
本実施形態やその変形例によれば、以下に示す1つ又は複数の効果を奏する。
図4を用い、本発明の第2実施形態について説明する。図4は、本実施形態に係る水底ケーブル接続構造の一部を拡大した断面図である。
図4に示されているように、第1被覆部502は、側面に凹部560を有する。第1被覆部502の凹部560は、第1被覆部502の側面を周方向に囲むように設けられる。また、第1被覆部502の凹部560は、ケーブル100の軸方向に垂直な方向に沿った側面を有する。なお、第1被覆部502の凹部560の側面は、厳密にケーブル100の軸方向に垂直な方向に設けられる必要はなく、ケーブル100の軸方向に垂直な方向の成分を有していればよい。
本実施形態の水底ケーブルの接続方法は、第2被覆部連結工程が第1実施形態と異なる。第2被覆部連結工程では、2つに分割された第2被覆部602a,602bを結合し、第2被覆部602の内部にケーブル100を挿通させた状態とし、第1被覆部502の外側に嵌合させる。このとき、第2被覆部602の第1被覆部502に嵌合する側の面に設けられる凸部640を、第1被覆部502の側面に設けられる凹部560に嵌合させる。
(a)本実施形態によれば、第1被覆部502は側面に凹部560を有し、第2被覆部602は、第1被覆部500に嵌合する側の面に設けられ第1被覆部500の凹部560に嵌合する凸部640を有する。第2被覆部602の凸部640を第1被覆部502の凹部560に嵌合させることにより、第2被覆部602を第1被覆部502に強固に固定することができる。
図5および図6を用い、本発明の第3実施形態について説明する。図5は、本実施形態に係る水底ケーブル接続構造の一部を拡大した断面図である。図6は、本実施形態に係る水底ケーブル接続構造を分解したときの外観を示す模式図である。
図6に示されているように、第1被覆部504は、ケーブル100の軸方向に沿って分割される。また、第1被覆部504は、第1ケーブル挿入孔510の中心軸を中心として対称となるように分割される。この2つに分割された第1被覆部504を、第1被覆部504a,504bとする。
本実施形態では、予め2つのケーブル100のそれぞれをフランジ部400および第1被覆部500に通しておく第1被覆部挿通工程を行う必要がなく、まず、ケーブル接続工程から行われる。
ケーブル接続工程の後に、第1被覆部504a,504bのそれぞれを、ボルト540により、フランジ部404a,404bのそれぞれに固定する。次に、第1被覆部504a,504bのそれぞれが連結されたフランジ部404a,404bを、ケーブル100を囲むように結合することにより、第1被覆部500の内部にケーブル100を挿通させた状態とする。また、ボルト430により、フランジ部404をケーブル接続部20のケーブル100の軸方向の端部に固定する。次に、例えば2本の鉄線バインダ570を第1被覆部504a,504bの外周に巻回することにより、第1被覆部504a,504bを結合する。以上により、フランジ部400を介して第1被覆部500をケーブル接続部20のケーブルの軸方向の端部側に連結する。
本実施形態によれば、第1被覆部504は、ケーブル100の軸方向に沿って分割される。ケーブル接続工程の後に、2つに分割された第1被覆部500a,500bを、ケーブル100を囲むように結合することによって、第1被覆部500の内部にケーブル100を挿通させた状態とすることができる。これにより、ケーブル接続工程の後に、第1被覆部500をケーブル接続部20のケーブルの軸方向の端部側に容易に連結することができる。
以上、本発明の実施形態および変形例について具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態および変形例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
20 ケーブル接続部
100 ケーブル
110 電力ケーブル線心
120 光ケーブル線心
130 鎧装
140 防食層
210 電力ケーブル線心接続部
220 光ケーブル線心接続部
310 固定板
312 コッター
320 連結金具
330 保護管
332 ネジ穴
340 防水混和物
400,404,404a,404b フランジ部
410 円筒部
412 フランジ部ケーブル挿通孔
420 板状部
420 連結部
430 ボルト
500,502,504,504a,504b 第1被覆部
510 第1ケーブル挿入孔
520 R形状部
540 ボルト
552,554 ネジ穴
560 凹部
570 鉄線バインダ
600 第2被覆部
600,600a,600b,602,602a,602b 第2被覆部
610 第2ケーブル挿入孔
620 ボルト
640 凸部
700 被覆層
Claims (15)
- 水底に布設する2つのケーブルを接続するケーブル接続部と、
前記ケーブル接続部の前記ケーブルの軸方向の端部側に連結され、内部に前記2つのケーブルのそれぞれのケーブルが挿通され、前記ケーブル接続部側から反対側に向かって外径が前記ケーブルの直径に近づくように小さくなっている第1被覆部と、
前記第1被覆部の外側に嵌合し、内部に前記ケーブルが挿通され、前記ケーブル接続部側から反対側に向かって外径が前記ケーブルの直径に近づくように小さくなっており、前記第1被覆部の弾性率よりも小さい弾性率を有する第2被覆部と、
を有し、
前記第1被覆部は、前記ケーブルが挿通されるケーブル挿入孔を有し、
前記ケーブル挿入孔は、
前記ケーブル接続部側から反対側に向かって広がっており、
前記ケーブル接続部と反対の開口側に設けられ前記ケーブルの軸方向に垂直な方向から見たときの断面形状が前記ケーブルの軸側に凸となったR形状であるR形状部を有し、
前記R形状部の曲率半径は、前記ケーブルの最小曲げ半径以上である
ことを特徴とする水底ケーブル接続構造。 - 前記ケーブル接続部の前記ケーブルの軸方向の端部に連結されるフランジ部を有し、
前記第1被覆部は、前記フランジ部を介して前記ケーブル接続部に連結される
ことを特徴とする請求項1に記載の水底ケーブル接続構造。 - 水底に布設する2つのケーブルを接続するケーブル接続部と、
前記ケーブル接続部の前記ケーブルの軸方向の端部に連結されるフランジ部と、
前記ケーブル接続部の前記ケーブルの軸方向の端部に前記フランジ部を介して連結され、内部に前記2つのケーブルのそれぞれのケーブルが挿通され、前記ケーブル接続部側から反対側に向かって外径が前記ケーブルの直径に近づくように小さくなっている第1被覆部と、
前記第1被覆部の外側に嵌合し、内部に前記ケーブルが挿通され、前記ケーブル接続部側から反対側に向かって外径が前記ケーブルの直径に近づくように小さくなっており、前記第1被覆部の弾性率よりも小さい弾性率を有する第2被覆部と、
を有する
ことを特徴とする水底ケーブル接続構造。 - 前記第1被覆部は、前記ケーブルが挿通されるケーブル挿入孔を有し、
前記ケーブル挿入孔は、前記ケーブル接続部側から反対側に向かって広がっている
ことを特徴とする請求項3に記載の水底ケーブル接続構造。 - 前記ケーブル挿入孔は、前記ケーブル接続部と反対の開口側に設けられ前記ケーブルの軸方向に垂直な方向から見たときの断面形状が前記ケーブルの軸側に凸となったR形状であるR形状部を有する
ことを特徴とする請求項4に記載の水底ケーブル接続構造。 - 前記フランジ部は、前記ケーブルの軸方向に垂直な方向に沿って設けられる板状部を有し、
前記第1被覆部は、前記ケーブルの軸方向に沿って設けられるボルトにより前記フランジ部の前記板状部に固定される
ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の水底ケーブル接続構造。 - 前記ケーブルは、電力ケーブル線心および光ケーブル線心を有する
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の水底ケーブル接続構造。 - 前記第2被覆部は、前記ケーブルの軸方向に沿って分割される
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の水底ケーブル接続構造。 - 前記第1被覆部は、前記ケーブルの軸方向に沿って分割される
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の水底ケーブル接続構造。 - 前記第1被覆部は、側面に凹部を有し、
前記第2被覆部は、前記第1被覆部に嵌合する側の面に設けられ前記凹部に嵌合する凸部を有する
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の水底ケーブル接続構造。 - 前記第2被覆部の弾性率は、0.1MPa以上10MP以下である
ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の水底ケーブル接続構造。 - 水底に布設する2つのケーブルを接続するケーブル接続部の、前記2つのケーブルのそれぞれのケーブルの軸方向の端部側に連結され、内部に前記ケーブルが挿通され、前記ケーブル接続部側から反対側に向かって外径が前記ケーブルの直径に近づくように小さくなっている第1被覆部と、
前記第1被覆部の外側に嵌合し、内部に前記ケーブルが挿通され、前記ケーブル接続部側から反対側に向かって外径が前記ケーブルの直径に近づくように小さくなっており、前記第1被覆部の弾性率よりも小さい弾性率を有する第2被覆部と、
を有し、
前記第1被覆部は、前記ケーブルが挿通されるケーブル挿入孔を有し、
前記ケーブル挿入孔は、
前記ケーブル接続部側から反対側に向かって広がっており、
前記ケーブル接続部と反対の開口側に設けられ前記ケーブルの軸方向に垂直な方向から見たときの断面形状が前記ケーブルの軸側に凸となったR形状であるR形状部を有し、
前記R形状部の曲率半径は、前記ケーブルの最小曲げ半径以上である
ことを特徴とする水底ケーブル接続部の補強構造。 - 水底に布設する2つのケーブルを接続するケーブル接続部の、前記ケーブルの軸方向の端部に連結されるフランジ部と、
前記ケーブル接続部の前記ケーブルの軸方向の端部に前記フランジ部を介して連結され、内部に前記ケーブルが挿通され、前記ケーブル接続部側から反対側に向かって外径が前記ケーブルの直径に近づくように小さくなっている第1被覆部と、
前記第1被覆部の外側に嵌合し、内部に前記ケーブルが挿通され、前記ケーブル接続部側から反対側に向かって外径が前記ケーブルの直径に近づくように小さくなっており、前記第1被覆部の弾性率よりも小さい弾性率を有する第2被覆部と、
を有する
ことを特徴とする水底ケーブル接続部の補強構造。 - 水底に布設する2つのケーブルを接続することによりケーブル接続部を形成する工程と、
前記ケーブル接続部側から反対側に向かって外径が前記2つのケーブルのそれぞれのケーブルの直径に近づくように小さくなっている第1被覆部の内部に前記ケーブルを挿通させた状態で、前記第1被覆部を前記ケーブル接続部の前記ケーブルの軸方向の端部側に連結する工程と、
前記ケーブル接続部側から反対側に向かって外径が前記ケーブルの直径に近づくように小さくなっており前記第1被覆部の弾性率よりも小さい弾性率を有する第2被覆部の内部に前記ケーブルを挿通させた状態で、前記第2被覆部を前記第1被覆部の外側に嵌合させる工程と、
を有し、
前記第1被覆部を前記ケーブル接続部の前記ケーブルの軸方向の端部側に連結する工程では、
前記第1被覆部として、
前記ケーブルが挿通されるケーブル挿入孔を有し、
前記ケーブル挿入孔は、
前記ケーブル接続部側から反対側に向かって広がっており、
前記ケーブル接続部と反対の開口側に設けられ前記ケーブルの軸方向に垂直な方向から見たときの断面形状が前記ケーブルの軸側に凸となったR形状であるR形状部を有し、
前記R形状部の曲率半径は、前記ケーブルの最小曲げ半径以上である
部材を用いる
ことを特徴とする水底ケーブルの接続方法。 - 水底に布設する2つのケーブルを接続することによりケーブル接続部を形成する工程と、
前記ケーブル接続部側から反対側に向かって外径が前記2つのケーブルのそれぞれのケーブルの直径に近づくように小さくなっている第1被覆部の内部に前記ケーブルを挿通させた状態で、前記第1被覆部を前記ケーブル接続部の前記ケーブルの軸方向の端部側に連結する工程と、
前記ケーブル接続部側から反対側に向かって外径が前記ケーブルの直径に近づくように小さくなっており前記第1被覆部の弾性率よりも小さい弾性率を有する第2被覆部の内部に前記ケーブルを挿通させた状態で、前記第2被覆部を前記第1被覆部の外側に嵌合させる工程と、
を有し、
前記第1被覆部を前記ケーブル接続部の前記ケーブルの軸方向の端部側に連結する工程では、
前記第1被覆部が連結されたフランジ部を前記ケーブル接続部の前記ケーブルの軸方向の端部に連結することで、前記第1被覆部を前記ケーブル接続部の前記ケーブルの軸方向の端部に前記フランジ部を介して連結する
ことを特徴とする水底ケーブルの接続方法。
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