JP6269688B2 - 情報処理装置、参加制限方法、プログラム及び情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、参加制限方法、プログラム及び情報処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP6269688B2
JP6269688B2 JP2016006816A JP2016006816A JP6269688B2 JP 6269688 B2 JP6269688 B2 JP 6269688B2 JP 2016006816 A JP2016006816 A JP 2016006816A JP 2016006816 A JP2016006816 A JP 2016006816A JP 6269688 B2 JP6269688 B2 JP 6269688B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal device
group
target
information
participation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016006816A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017129897A (ja
Inventor
智子 川久保
智子 川久保
弘昌 小池
弘昌 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2016006816A priority Critical patent/JP6269688B2/ja
Publication of JP2017129897A publication Critical patent/JP2017129897A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6269688B2 publication Critical patent/JP6269688B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は情報処理装置、参加制限方法、プログラム及び情報処理システムに関する。
いわゆるペーパレス会議において会議への参加の制限をかけるために、ユーザ認証や端末認証を行う会議システムは従来から知られている。
例えば従来の会議システムには、端末装置が会議室にあるかないかを管理し、会議資料へのアクセスに場所による制約をかかるものがあった。このような会議システムでは会議の参加者の端末装置に付与された検知対象物が検知部に検知されたことに基づいて端末装置が会議場にあるか否かを示す存否フラグを更新する。そして、会議システムは存否フラグ及び開催フラグに基づいて端末装置による会議資料へのアクセスを制御していた(例えば特許文献1参照)。
従来の会議システムは情報漏洩に対するセキュリティを高めるため、会議への参加の制限をかけていた。しかしながら、従来の会議システムでは、会議への参加の制限をかけるため、ユーザ認証や端末認証を行うための情報を事前に登録しておかなければならないという問題があった。
本発明の実施の形態は、上記の点に鑑みなされたもので、参加の制限を容易に行うことができる情報処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1は、ネットワークを介して一台以上の端末装置から参加の要求を受け付ける情報処理装置であって、前記ネットワークに接続された前記端末装置を一意に識別する端末装置識別情報から、前記端末装置が属するグループを識別する識別手段と、前記端末装置から参加の要求を受け付けた対象について、該対象への参加が可能なグループを表した対象情報と前記識別手段によって識別されたグループとに基づき、前記端末装置の前記対象への参加の可否を判断する判断手段と、を有し、前記識別手段は、前記グループごとに該グループに属する前記端末装置識別情報の範囲を表したグループ情報に基づき、参加の要求を受け付けた前記端末装置の前記端末装置識別情報から前記端末装置が属するグループを識別することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、参加の制限を容易に行うことができる。
本実施形態に係る会議システムの一例の構成図である。 本実施形態に係る会議システムを構成するコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 会議サーバ装置の一例の機能ブロック図である。 会議クライアント装置の一例の機能ブロック図である。 グループ情報の一例の構成図である。 会議情報の一例の構成図である。 各拠点とIPアドレスとの関係を示した説明図である。 拠点(グループ)とIPアドレス範囲(セグメント)との対応例を示した説明図である。 会議クライアント装置が存在する拠点から会議の開催・参加可否を会議サーバ装置で判断する処理の一例のフローチャートである。 会議サーバ装置で判断された会議の開催・参加可否の結果の一例について説明する図である。 グループ管理画面の一例のイメージ図である。 グループ情報の他の例の構成図である。 会議情報の他の例の構成図である。 会議登録画面の一例のイメージ図である。 会議クライアント装置が存在する拠点から会議の開催・参加可否を会議サーバ装置で判断する処理の他の例のフローチャートである。 会議サーバ装置で判断された会議の開催・参加可否の結果の一例について説明する図である。 共有会議の作成・編集が可能な拠点(グループ)の一例について示す図である。 会議詳細画面から編集用URLコピー画面を表示する手順の一例を表した説明図である。 グループ情報の他の例の構成図である。 グループ名が表示された会議一覧画面の一例のイメージ図である。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、本実施形態では情報処理システムの一例としての会議システム1について説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は本実施形態に係る会議システムの一例の構成図である。図1の会議システム1は会議サーバ装置10及び複数の会議クライアント装置12を含む構成である。会議クライアント装置12は本店、支店A、支店Bなどの拠点に存在する。また、図1の会議システム1では本店、支店A、支店Bなどの拠点にLANなどのネットワーク20が設けられている。
なお、図1では本店、支店A及び支店Bに設けられているネットワーク20を、それぞれネットワーク20H、20A及び20Bで表している。本店、支店A及び支店Bに存在する会議クライアント装置12は、それぞれ会議クライアント装置12H、12A及び12Bと表している。
図1の各拠点に設けられたネットワーク20H、20A及び20Bはインターネットなどのネットワーク20を介して会議サーバ装置10に接続されている。なお、図1では各拠点に設けられたネットワーク20H、20A及び20Bと会議サーバ装置10とを接続するネットワーク20を、ネットワーク20Iで表している。
各拠点に存在する会議クライアント装置12はネットワーク20を介して会議サーバ装置10に接続される。会議クライアント装置12は会議サーバ装置10に接続して、会議一覧の取得、会議の作成、会議の開催、会議の参加などを行うことができる。なお、会議クライアント装置12は例えばネイティブアプリケーションやWebアプリケーションにより実現できる。
会議クライアント装置12は会議の開催者、発表者又は参加者が操作する端末装置の一例である。会議の開催者、発表者又は参加者は、会議クライアント装置12から会議一覧の取得、会議の作成、会議の開催、会議の参加などを行うことができる。会議クライアント装置12はPC(パーソナルコンピュータ)やタブレット端末、スマートフォンや携帯電話、PDAなどの携帯情報端末、電子ホワイトボード等の表示装置、プロジェクタ等の投影装置等の他、会議専用端末であってもよい。
会議サーバ装置10は会議情報や資料の管理を行う。また、会議サーバ装置10は会議クライアント装置12からの会議一覧の取得、会議の作成、会議の開催、会議の参加などの要求に基づき、各種処理を行う。会議サーバ装置10は1つのコンピュータ上で動作するソフトウェアやサービスにより実現できる。
また、会議サーバ装置10は複数のコンピュータ上で動作するソフトウェアやサービスであってもよい。また、会議サーバ装置10は例えば所謂クラウドサービスの形態をとることもできる。
会議クライアント装置12は会議サーバ装置10から会議一覧を取得し、その会議一覧からユーザにより選択された会議に参加する。なお、会議クライアント装置12は、会議一覧から選択された会議に参加する以外にも、例えばユーザにより直接指定されたURLの会議に参加することもできる。
会議サーバ装置10は会議の開催や参加制御などの他、会議に参加中の会議クライアント装置12に対して発表者の入力操作の配信などを行う。会議クライアント装置12は会議への参加中、会議サーバ装置10から発表者の入力操作を受信し、他の会議クライアント装置12と画面共有を行う。
<ハードウェア構成>
会議サーバ装置10、会議クライアント装置12は、例えば図2に示すハードウェア構成により実現される。図2は本実施形態に係る会議システムを構成するコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
図2の会議クライアント装置12は、入力装置501、表示装置502、外部I/F503、RAM504、ROM505、CPU506、通信I/F507、HDD508等を備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。なお、会議クライアント装置12はカメラ、マイク、スピーカなどを有する構成であってもよい。
入力装置501はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置502はディスプレイ等を含み、コンピュータによる処理結果を表示する。通信I/F507はコンピュータを各種ネットワークに接続するインタフェースである。これにより、コンピュータは通信I/F507を介してデータ通信を行うことができる。
また、HDD508は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置の一例である。HDD508に格納されるプログラムやデータにはコンピュータ全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(以下、単にアプリケーションと呼ぶ)などがある。なお、コンピュータはHDD508に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであってもよい。
外部I/F503は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、コンピュータは外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM505にはコンピュータの起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504はプログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ全体の制御や機能を実現する演算装置である。会議クライアント装置12は、例えば上記ハードウェア構成でプログラムを実行することにより、後述するような各種処理を実現できる。
図2に示した会議サーバ装置10は、入力装置601、表示装置602、外部I/F603、RAM604、ROM605、CPU606、通信I/F607、HDD608等を備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。会議サーバ装置10のハードウェア構成は会議クライアント装置12のハードウェア構成と同様であるが、入力装置601及び表示装置602を必要なときに接続して利用する形態であってもよい。会議サーバ装置10は、例えば上記ハードウェア構成でプログラムを実行することにより、後述するような各種処理を実現できる。
<ソフトウェア構成>
本実施形態に係る会議システム1の会議サーバ装置10、会議クライアント装置12は例えば以下のような機能ブロックにより実現される。
《会議サーバ装置》
会議サーバ装置10は例えば図3に示すような機能ブロックで実現される。図3は会議サーバ装置の一例の機能ブロック図である。図3に示した会議サーバ装置10はプログラムを実行することで、グループ情報登録受付部31、会議情報登録受付部32、拠点識別部33、開催・参加可否判断部34、会議制御部35、グループ情報記憶部41、会議情報記憶部42、資料記憶部43を実現する。
グループ情報登録受付部31は、会議クライアント装置12からグループ情報の登録を受け付け、グループ情報記憶部41に保存する。会議情報登録受付部32は、会議クライアント装置12から会議情報の登録を受け付け、会議情報記憶部42に保存する。会議情報登録受付部32は会議クライアント装置12から会議の資料の登録を受け付け、資料記憶部43に保存する。
拠点識別部33はアクセスしてきた会議クライアント装置12が存在する拠点を後述のように識別する。開催・参加可否判断部34はアクセスしてきた会議クライアント装置12が存在する拠点から後述のように会議の開催・参加可否を判断する。会議制御部35は会議クライアント装置12への会議一覧や会議の資料の提供を行う。また、会議制御部35は発表者の会議クライアント装置12から入力操作を受け付け、会議に参加中の参加者の会議クライアント装置12に発表者の入力操作を配信して、会議に参加中の会議クライアント装置12に画面共有を行わせる。
つまり、ここでの会議の"開催"とは、他の会議クライアント装置12と資料データの表示を共有していない状態から、同じ会議に参加している他の会議クライアント装置12と資料データの表示の共有が可能な状態に遷移させることを示している。会議クライアント装置12はユーザにより会議の一覧から指定された、会議に関連付けられた資料の電子データを会議サーバ装置10からダウンロードし、同じ会議に参加している他の会議クライアント装置12と資料データの表示の共有が可能な状態に遷移する。
他の会議クライアント装置12との資料の表示の共有は、会議の"開催"に伴って会議クライアント装置12と会議サーバ装置10との間で確立される通信セッションを介して送受信される情報に基づいて実現できる。例えば会議クライアント装置12で表示される資料に対してユーザがページめくりや手書き入力を実行した場合、送信元の会議クライアント装置12は入力操作に係る情報を、通信セッションを介して会議サーバ装置10へ送信する。入力操作に係る情報には、入力操作の種類(ページめくり、動画や音声の再生・停止、手書き入力等)を示す情報、ページ番号、手書き入力に対応する座標情報、再生する動画や音声のチャプター情報等がある。
会議サーバ装置10は、その会議クライアント装置12と同じ会議に参加している他の会議クライアント装置12に対して同様に、通信セッションを介して入力操作に係る情報を配信できる。入力操作に係る情報を受信した他の会議クライアント装置12は、受信した入力操作に係る情報に基づいて送信元の会議クライアント装置12で実行された入力操作と同様の入力操作を自機で表示されている資料に対して反映できる。なお、資料の電子データは必ずしも全体をダウンロードする必要はなく、例えば資料データの一部をダウンロードしても表示の共有は実現できる。
この場合には、少なくとも資料の表示の共有に必要な資料データを会議クライアント装置12が会議サーバ装置10からダウンロードすればよい。なお、資料データはPDF等のようにファイル全体をダウンロードしてもよいし、資料データのそれぞれのページに対応する画像ファイルを分割してダウンロードしてもよい。また、資料データはページに対応する画像を映像としてストリーミング配信して実現してもよい。
さらに、会議の"参加"とは、既に"開催"されている会議に途中参加することにより会議の"開催"と同様、会議クライアント装置12が他の会議クライアント装置12と資料の電子データの表示を共有することが可能な状態に遷移することを示している。会議に参加した会議クライアント装置12は会議サーバ装置10と確立された通信セッションを介して資料の電子データの表示を他の会議クライアント装置12と共有することが可能な状態に遷移する。会議が終了すると、会議クライアント装置12と会議サーバ装置10との間で確立されている通信セッションも切断される。なお、会議の"開催"と"参加"は区別せず、同じ処理を示す用語として用いてもよい。
なお、上の例では資料データの共有方法が表示である場合について説明したが、例えば音声データのように出力方法が表示ではなく音である場合に、表示ではなくスピーカから出力させて資料データの共有を実現させてもよい。また、少なくとも会議クライアント装置12の間で資料データの共有が実現されていればよく、必ずしも入力操作の共有まで必須というわけではない。上記"開催・参加"は会議制御部35によって実行される通信制御によって実現できる。
グループ情報記憶部41はグループ情報を保存する。会議情報記憶部42は会議情報を保存する。また、資料記憶部43は会議の資料(資料データ)を保存する。なお、資料記憶部43は資料データの保存先を記憶しているものであってもよい。資料記憶部43に資料データの保存先を記憶しておくことで、資料データは会議サーバ装置10以外のファイルサーバ装置などに保存しておくこともできる。なお、資料データは、文書データ、画像データ、動画データ、音声データ、テキストデータ、を含む。
《会議クライアント装置》
会議クライアント装置12は例えば図4に示すような機能ブロックで実現される。図4は会議クライアント装置の一例の機能ブロック図である。会議クライアント装置12はプログラムを実行することで、表示制御部51、操作受付部52、会議一覧取得部53、開催・参加処理部54、会議処理部55を実現する。
表示制御部51は会議の開催者、発表者又は参加者の操作により会議一覧画面などを表示する処理を行う。操作受付部52は会議の開催者、発表者又は参加者からの操作を受け付ける。会議一覧取得部53は会議サーバ装置10から会議一覧を取得する。開催・参加処理部54は会議サーバ装置10に対し、会議の開催・参加に関する処理を行う。会議処理部55は参加中の会議の画面共有など、会議に関する処理を行う。
《グループ情報》
図5はグループ情報の一例の構成図である。図5のグループ情報はグループIDと、拠点(グループ)と、IPアドレス範囲(セグメント)とを対応付けて保存する。グループIDはグループを一意に識別する識別情報の一例である。拠点(グループ)は、本店、支店A又は支店Bなどのグループ名であって、ユーザがグループを識別し易くなる識別情報の一例である。IPアドレス範囲(セグメント)は、その拠点において利用できるIPアドレスの範囲を示している。例えば図5のグループ情報におけるIPアドレス範囲(セグメント)の「192.168.10.0/24」は「192.168.10」の部分により表されるネットワークアドレスを持つIPアドレスの範囲となる。なお、図5に示したグループ情報の構成や値は一例である。
《会議情報》
図6は会議情報の一例の構成図である。図6の会議情報は、例えば会議IDと、会議名と、グループIDと、開始日時と、参加パスワードと、開催キーと、を対応付けて保存している。会議IDは、会議を一意に識別する識別情報の一例である。会議名は会議の名称であって、ユーザが会議を識別し易くなる識別情報の一例である。
グループIDはグループ情報のレコードと対応付けるための情報であり、その会議情報を登録した会議クライアント装置12が存在する拠点(グループ)を表している。開始日時は会議を開始する日時である。参加パスワードは会議に参加するための秘密情報の一例である。開催キーは会議を開催するために必要な秘密情報の一例である。なお、図6に示した会議情報の構成や値は一例である。
<処理の詳細>
以下では、本実施形態に係る会議システム1の処理の詳細について説明する。
《各拠点とIPアドレスとの関係》
図7は、各拠点とIPアドレスとの関係を示した説明図である。図7は、図8に示した拠点(グループ)とIPアドレス範囲(セグメント)との対応例を示している。図7及び図8に示すように、会議システム1は拠点毎に異なるIPアドレス範囲(セグメント)が対応付けられている。図8は拠点(グループ)とIPアドレス範囲(セグメント)との対応例を示した説明図である。
例えば図7及び図8では本店にIPアドレス範囲(セグメント)として「192.168.12.0/24」が対応付けられている。本店に存在する会議クライアント装置12HのIPアドレス「192.168.12.14」は、本店のIPアドレス範囲(セグメント)である「192.168.12.0/24」に含まれている。
また、図7及び図8では支店AにIPアドレス範囲(セグメント)として「192.168.10.0/24」が対応付けられている。支店Aに存在している会議クライアント装置12AのIPアドレス「192.168.10.10」は、支店AのIPアドレス範囲(セグメント)である「192.168.10.0/24」に含まれている。
また、図7及び図8では支店BにIPアドレス範囲(セグメント)として「192.168.11.0/24」が対応付けられている。支店Bに存在している会議クライアント装置12BのIPアドレス「192.168.11.100」は、支店BのIPアドレス範囲(セグメント)である「192.168.11.0/24」に含まれている。
したがって、会議サーバ装置10は、アクセスしてきた会議クライアント装置12のIPアドレスのサブネットマスク「255.225.225.0」の部分で表されるネットワークアドレスにより、拠点(グループ)を識別できる。
例えば会議サーバ装置10は、アクセスしてきた会議クライアント装置12のIPアドレスが「192.168.12.14」であれば、IPアドレスのネットワークアドレスにより「本店」を拠点(グループ)として識別できる。ユーザは拠点(グループ)を登録する際、図5のグループ情報に示すように、他の拠点(グループ)と異なるIPアドレス範囲(セグメント)を指定しておく。
《会議の開催・参加可否の判断》
図9は会議クライアント装置が存在する拠点から会議の開催・参加可否を会議サーバ装置で判断する処理の一例のフローチャートである。
ステップS11において、会議サーバ装置10の拠点識別部33はアクセスしてきた会議クライアント装置12のIPアドレスを取得する。拠点識別部33は図5のグループ情報を参照し、アクセスしてきた会議クライアント装置12のIPアドレスを含むIPアドレス範囲(セグメント)が設定された拠点(グループ)を識別する。ステップS11の処理は、アクセスしてきた会議クライアント装置12が存在する拠点(グループ)を識別する処理である。
ステップS12に進み、会議サーバ装置10の開催・参加可否判断部34は図6に示す会議情報から開催・参加可否を判断する会議の拠点(グループ)を特定する。ステップS13に進み、開催・参加可否判断部34はアクセスしてきた会議クライアント装置12の拠点(グループ)と、開催・参加可否を判断する会議の拠点(グループ)とが一致するか否かを判断する。
アクセスしてきた会議クライアント装置12の拠点(グループ)と、開催・参加可否を判断する会議の拠点(グループ)とが一致していれば、開催・参加可否判断部34はアクセスしてきた会議クライアント装置12による会議の開催・参加を可能と判断する。
また、アクセスしてきた会議クライアント装置12の拠点(グループ)と、開催・参加可否を判断する会議の拠点(グループ)とが一致していなければ、開催・参加可否判断部34はアクセスしてきた会議クライアント装置12による会議の開催・参加を不可と判断する。
図9に示したフローチャートの処理において会議の開催・参加は、その会議を作成した会議クライアント装置12の拠点(グループ)と同一の拠点(グループ)に存在する会議クライアント装置12から可能となる。したがって、会議を作成した会議クライアント装置12の拠点(グループ)と異なる拠点(グループ)に存在する会議クライアント装置12からは、会議の開催・参加ができない。
図10は会議サーバ装置で判断された会議の開催・参加可否の結果の一例について説明する図である。図10において「支店Aの会議」は支店Aのネットワーク20Aに接続された会議クライアント装置12Aから作成されたものとする。図10において「支店Bの会議」は支店Bのネットワーク20Bに接続された会議クライアント装置12Bから作成されたものとする。
図10に示すように「支店Aの会議」は支店AのIPアドレス範囲(セグメント)のIPアドレスを持つ会議クライアント装置12Aから開催・参加が可能である。一方、支店AのIPアドレス範囲(セグメント)のIPアドレスを持たない支店Bのネットワーク20Bに接続された会議クライアント装置12Bからの開催・参加はできない。
また、図10に示す「支店Bの会議」は支店BのIPアドレス範囲(セグメント)のIPアドレスを持つ会議クライアント装置12Bから開催・参加が可能である。一方、支店BのIPアドレス範囲(セグメント)のIPアドレスを持たない支店Aのネットワーク20Aに接続された会議クライアント装置12Aからの開催・参加はできない。
なお、図9のフローチャートの処理は会議クライアント装置12から会議一覧を要求されたときに、開催・参加が可能な会議の会議一覧を作成するために行ってもよいし、会議一覧から選択された会議への開催・参加を要求された後で行ってもよい。
図5に示したグループ情報の登録は例えば図11のようなグループ管理画面1000から行うことができる。図11はグループ管理画面の一例のイメージ図である。図11のグループ管理画面1000は登録済みのグループ一覧1004が表示されている。新しいグループ情報を追加する場合、例えば管理者であるユーザは追加ボタン1002を押下することでグループ追加画面1100を表示させ、グループ追加画面1100からグループ情報を追加できる。なお、グループ追加画面1100は一例であって、例えばCSVを利用することで複数のグループ情報を一度に追加できるようにしてもよい。
<まとめ>
第1の実施形態ではアクセスしてきた会議クライアント装置12が属するネットワークアドレスにより、会議の開催・参加が可能であるか不可であるかを判断する。このように第1の実施形態によれば、会議クライアント装置12に対し、参加できる会議を容易に制限できる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は第1の実施形態に共有会議という概念を追加したものである。第2の実施形態では会議情報に共有会議であるか否かを示す情報を追加し、更に、グループ情報に共有会議の開催・参加ができるか否かを示す情報を追加することで、アクセスしてきた会議クライアント装置12の共有会議の開催・参加を制限する。なお、第2の実施形態は一部を除いて第1の実施形態と同様であるため、適宜説明を省略する。
図12はグループ情報の他の例の構成図である。図12に示したグループ情報は図5のグループ情報に共有会議参加可否フラグが追加された構成である。共有会議参加可否フラグは、共有会議の開催・参加ができるか否かを示す情報の一例である。図12のグループ情報では拠点(グループ)が本店の会議クライアント装置12Hから共有会議の開催又は共有会議への参加が可能となる。一方、図12のグループ情報では拠点(グループ)が支店Aの会議クライアント装置12A及び支店Bの会議クライアント装置12Bから共有会議の開催又は共有会議への参加ができない。なお、図12に示したグループ情報の構成や値は一例である。
図13は会議情報の他の例の構成図である。図13に示した会議情報は図6の会議情報に共有会議フラグが追加された構成である。共有会議フラグは、共有会議であるか否かを示す情報の一例である。共有会議フラグは例えば会議の作成時に指定させる。図13の会議情報では会議名「支店長会議」が共有会議に指定されている。なお、図13に示した会議情報の構成や値は一例である。
図14は会議登録画面の一例のイメージ図である。図14の会議登録画面1200は拠点(グループ)のグループ名1202と、会議情報入力欄1204と、を含むように表示される。会議情報入力欄1204には、登録する会議がグループ内会議か共通会議かを選択する会議モード選択欄が含まれている。このように、管理者などのユーザは登録する会議を共有会議にするか否かを選択できる。なお、グループ内会議または共通会議を会議モードではなく会議の種別として定義してもよく、その場合には会議種別選択欄として実現してもよい。
図15は会議クライアント装置が存在する拠点から会議の開催・参加可否を会議サーバ装置で判断する処理の他の例のフローチャートである。
ステップS21において、会議サーバ装置10の開催・参加可否判断部34は図13に示す会議情報の共有会議フラグを参照し、開催・参加可否を判断する会議が共有会議であるか否かを判断する。
共有会議であれば拠点識別部33はステップS22に進み、アクセスしてきた会議クライアント装置12が存在する拠点(グループ)を識別する。開催・参加可否判断部34は図12のグループ情報を参照し、アクセスしてきた会議クライアント装置12が存在する拠点(グループ)の共有会議参加可否フラグを確認する。
共有会議参加可否フラグが「可」であれば、開催・参加可否判断部34はアクセスしてきた会議クライアント装置12の拠点(グループ)が、共有会議の開催・参加ができる拠点(グループ)であると判断する。共有会議の開催・参加ができる拠点(グループ)の会議クライアント装置12からのアクセスであれば、開催・参加可否判断部34はステップS24に進み、共有会議の開催・参加を可能と判断する。
一方、共有会議の開催・参加ができる拠点(グループ)の会議クライアント装置12からのアクセスでなければ、開催・参加可否判断部34はステップS25に進み、共有会議の開催・参加を不可と判断する。
ステップS21において共有会議でないと判断すれば、開催・参加可否判断部34はステップS23に進み、アクセスしてきた会議クライアント装置12の拠点(グループ)と開催・参加可否を判断する会議の拠点(グループ)とが一致するか否かを判断する。
アクセスしてきた会議クライアント装置12の拠点(グループ)と、開催・参加可否を判断する会議の拠点(グループ)と、が一致していれば、開催・参加可否判断部34はステップS24に進む。開催・参加可否判断部34はアクセスしてきた会議クライアント装置12による会議の開催・参加を可能と判断する。
また、アクセスしてきた会議クライアント装置12の拠点(グループ)と、開催・参加可否を判断する会議の拠点(グループ)とが一致していなければ、開催・参加可否判断部34はステップS25に進む。開催・参加可否判断部34は、アクセスしてきた会議クライアント装置12による会議の開催・参加を不可と判断する。
図15に示した処理では開催・参加可否を判断する会議が共有会議である場合に、アクセスしてきた会議クライアント装置12の拠点(グループ)が共有会議の開催・参加のできる拠点(グループ)であれば、開催・参加が可能と判断される。また、開催・参加可否を判断する会議が共有会議である場合に、図15の処理ではアクセスしてきた会議クライアント装置12の拠点(グループ)が共有会議の開催・参加のできる拠点(グループ)でなければ、開催・参加が不可と判断される。なお、図15に示した処理では開催・参加可否を判断する会議が共有会議でなければ、図9のフローチャートの処理と同様である。
図16は会議サーバ装置で判断された会議の開催・参加可否の結果の一例について説明する図である。図16において「支店長会議」は共有会議であるとする。また、図16においてグループ情報は図12に示した内容とする。図12のグループ情報では、拠点(グループ)が「本店」の共有会議参加可否フラグが「可」であり、拠点(グループ)が「支店A」及び「支店B」の共有会議参加可否フラグが「不可」である。
したがって、図16では共有会議「支店長会議」に、拠点(グループ)が「本店」の会議クライアント装置12Hから開催・参加が可能となる。また、拠点(グループ)が「支店A」の会議クライアント装置12A及び「支店B」の会議クライアント装置12Bから共有会議「支店長会議」に開催・参加ができない。
なお、図15のフローチャートの処理は会議クライアント装置12から会議一覧を要求されたときに、開催・参加が可能な会議の会議一覧を作成するために行ってもよいし、会議一覧から選択された会議への開催・参加を要求された後で行ってもよい。
また、共有会議の作成・編集は、図17のように、どの拠点(グループ)に存在する会議クライアント装置12からでも可能とすることで、別拠点(グループ)から会議の準備を行うこともできる。図17は共有会議の作成・編集が可能な拠点(グループ)の一例について示す図である。
なお、各拠点において会議情報の編集画面を表示させる場合は例えば図18に示すような編集用URL表示ボタン1302を会議詳細画面1300に設ける。編集用URL表示ボタン1302が押下されることにより表示させる編集用URLコピー画面1400から管理者であるユーザは編集用URLをコピーし、会議情報の編集をさせたいユーザに通知する。各拠点のユーザは編集用URLにアクセスすることで、会議情報の編集画面を表示して会議情報の編集が可能となる。
なお、各拠点において会議情報の編集画面を表示させる仕様は様々考えられ、会議一覧から選択して表示させるようにしてもよい。なお、会議一覧は開催・参加が可能な会議と作成・編集が可能な会議とを混在させて表示させてもよいし、開催・参加が可能な会議と作成・編集が可能な会議とを区別して表示させてもよい。また、会議一覧には全ての会議情報が含まれており、ユーザが選択したあとで、選択した会議の開催・参加及び作成・編集の可否を判断するようにしてもよい。
<まとめ>
第2の実施形態では、開催・参加可否を判断する会議が共有会議か否かの判断と、アクセスしてきた会議クライアント装置12が属する拠点(グループ)の識別とにより、会議の開催・参加が可能であるか不可であるかを判断する。つまり、共有会議は、会議情報により共有会議の開催・参加が許可された拠点(グループ)に存在する会議クライアント装置12からしか開催・参加ができない。
このように、第2の実施形態によれば、図12のようなグループ情報と図13のような会議情報とを登録することで、ユーザ認証や端末認証を行うための情報を事前に登録しておかなくても、会議クライアント装置12が参加できる会議を容易に制限できる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態ではグループ情報に許可する操作を示す情報を追加することで、アクセスしてきた会議クライアント装置12に許可する操作を制限する。なお、第3の実施形態は一部を除いて第1の実施形態と同様であるため、適宜説明を省略する。
図19はグループ情報の他の例の構成図である。図19に示したグループ情報は図5のグループ情報に許可操作が追加された構成である。許可操作は、アクセスしてきた会議クライアント装置12の拠点(グループ)により、その会議クライアント装置12に許可される操作を示す情報である。例えば図19のグループ情報では、アクセスしてきた会議クライアント装置12の拠点(グループ)が「本店」である場合に、会議の作成・編集、会議参加、資料のダウンロードの操作が許可されている。
<まとめ>
第3の実施形態ではアクセスしてきた会議クライアント装置12が属するネットワークアドレスにより、許可された操作を判断する。このように第3の実施形態によれば、会議クライアント装置12に対し、許可する操作を容易に制限できる。
なお、第1〜第3の実施形態では図20に示すように会議クライアント装置12の会議一覧画面1500に、現在存在している拠点(グループ)のグループ名1502を表示するようにしてもよい。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば本実施形態では情報処理システムの一例として会議システム1を示したが、セミナーシステムや教育システムなどのユーザが参加するシステムへの適用も可能である。
例えば会議クライアント装置12は端末装置の一例である。会議サーバ装置10は情報処理装置の一例である。拠点識別部33は識別手段の一例である。開催・参加可否判断部34は判断手段の一例である。
IPアドレスは、ネットワークに接続された端末装置を一意に識別する識別情報の一例である。会議は、端末装置から参加の要求を受け付ける対象の一例である。会議情報は対象情報の一例である。共有会議は共有対象の一例である。
なお、会議サーバ装置10及び会議クライアント装置12を有する会議システム1は一例であって、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもないことである。
1 会議システム
10 会議サーバ装置
12 会議クライアント装置
20 ネットワーク
31 グループ情報登録受付部
32 会議情報登録受付部
33 拠点識別部
34 開催・参加可否判断部
35 会議制御部
41 グループ情報記憶部
42 会議情報記憶部
43 資料記憶部
51 表示制御部
52 操作受付部
53 会議一覧取得部
54 開催・参加処理部
55 会議処理部
501、601 入力装置
502、602 表示装置
503、603 外部I/F
503a、603a 記録媒体
504、604 RAM(Random Access Memory)
505、605 ROM(Read Only Memory)
506、606 CPU(Central Processing Unit)
507、607 通信I/F
508、608 HDD(Hard Disk Drive)
B バス
特開2014−14065号公報

Claims (19)

  1. ネットワークを介して一台以上の端末装置から参加の要求を受け付ける情報処理装置であって、
    前記ネットワークに接続された前記端末装置を一意に識別する端末装置識別情報から、前記端末装置が属するグループを識別する識別手段と、
    前記端末装置から参加の要求を受け付けた対象について、該対象への参加が可能なグループを表した対象情報と前記識別手段によって識別されたグループとに基づき、前記端末装置の前記対象への参加の可否を判断する判断手段と、
    を有し、
    前記識別手段は、前記グループごとに該グループに属する前記端末装置識別情報の範囲を表したグループ情報に基づき、参加の要求を受け付けた前記端末装置の前記端末装置識別情報から前記端末装置が属するグループを識別すること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判断手段は、前記グループごとに該グループに属する前記端末装置識別情報の範囲及び共有対象への参加可否を表したグループ情報と、前記端末装置から参加の要求を受け付ける対象ごとに、該対象への参加が可能な前記グループ及び前記共有対象であるか否かを表した対象情報と、に基づき、参加の要求を受け付けた前記端末装置の前記共有対象への参加の可否を判断すること
    を特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  3. 前記判断手段は、前記対象情報を登録した前記端末装置の属する前記グループが、前記対象への参加が可能な前記グループとして表されている前記対象情報に基づき、参加の要求を受け付けた前記端末装置の前記対象への参加の可否を判断すること
    を特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  4. 前記判断手段は、前記端末装置から操作の要求を受け付ける対象ごとに、該対象への操作が可能な前記グループ及び許可する操作を表した対象情報に基づき、操作の要求を受け付けた前記端末装置の前記対象への操作の可否を判断すること
    を特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置は、前記端末装置が共有する電子データを管理し、前記電子データによる画面共有への参加の要求を前記端末装置から受け付けること
    を特徴とする請求項1乃至何れか一項記載の情報処理装置。
  6. 前記グループを一意に識別するグループ識別情報と前記グループに属する前記端末装置識別情報とを対応付けたグループ情報を記憶するグループ情報記憶手段と、
    前記対象を一意に識別する対象識別情報と前記グループ識別情報とを対応付けた対象情報を記憶する対象情報記憶手段と、を更に有し、
    前記判断手段は、参加の要求を受け付けた前記端末装置の前記端末装置識別情報と前記グループ情報とに基づいて特定した前記グループ識別情報、及び、参加の要求を受け付けた前記対象の前記対象識別情報と前記対象情報とに基づいて特定した前記グループ情報により、前記端末装置の前記対象への参加の可否を判断すること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  7. ネットワークを介して一台以上の端末装置から参加の要求を受け付ける情報処理装置であって、
    前記ネットワークに接続された前記端末装置を一意に識別する端末装置識別情報から、前記端末装置が属するグループを識別する識別手段と、
    前記端末装置から参加の要求を受け付けた対象について、該対象への参加が可能なグループを表した対象情報と前記識別手段によって識別されたグループとに基づき、前記端末装置の前記対象への参加の可否を判断する判断手段と、
    を有し、
    前記識別手段は、前記ネットワークに接続された前記端末装置のIPアドレスのネットワークアドレス部に基づき、前記IPアドレスのネットワークアドレス部を含むIPアドレス範囲と対応付けられた前記端末装置が属する前記グループを識別すること
    を特徴とする情報処理装置。
  8. ネットワークを介して一台以上の端末装置から参加の要求を受け付ける情報処理装置であって、
    前記ネットワークに接続された前記端末装置を一意に識別する端末装置識別情報から、前記端末装置が属するグループを識別する識別手段と、
    前記端末装置から参加の要求を受け付けた対象について、該対象への参加が可能なグループを表した対象情報と前記識別手段によって識別されたグループとに基づき、前記端末装置の前記対象への参加の可否を判断する判断手段と、
    を有し、
    前記対象は前記端末装置の間で電子データを共有する会議であって、前記グループは前記端末装置が接続する前記ネットワークが設置された会議の拠点に対応すること
    を特徴とする情報処理装置。
  9. 前記判断手段は、共有会議について、他の前記拠点に設置された前記ネットワークに接続する前記端末装置から前記共有会議の会議情報の編集を受け付け、前記共有会議への参加を受け付けないこと
    を特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  10. ネットワークを介して一台以上の端末装置から参加の要求を受け付ける情報処理装置において実行される参加制限方法であって、
    前記ネットワークに接続された前記端末装置を一意に識別する端末装置識別情報から、前記端末装置が属するグループを識別する識別ステップと、
    前記端末装置から参加の要求を受け付けた対象について、該対象への参加が可能なグループを表した対象情報と前記識別ステップによって識別されたグループとに基づき、前記端末装置の前記対象への参加の可否を判断する判断ステップと、
    を有し、
    前記識別ステップは、前記グループごとに該グループに属する前記端末装置識別情報の範囲を表したグループ情報に基づき、参加の要求を受け付けた前記端末装置の前記端末装置識別情報から前記端末装置が属するグループを識別すること
    を特徴とする参加制限方法。
  11. ネットワークを介して一台以上の端末装置から参加の要求を受け付ける情報処理装置において実行される参加制限方法であって、
    前記ネットワークに接続された前記端末装置を一意に識別する端末装置識別情報から、前記端末装置が属するグループを識別する識別ステップと、
    前記端末装置から参加の要求を受け付けた対象について、該対象への参加が可能なグループを表した対象情報と前記識別ステップによって識別されたグループとに基づき、前記端末装置の前記対象への参加の可否を判断する判断ステップと、
    を有し、
    前記対象は前記端末装置の間で電子データを共有する会議であって、前記グループは前記端末装置が接続する前記ネットワークが設置された会議の拠点に対応すること
    を特徴とする参加制限方法。
  12. 一台以上の端末装置と、該端末装置からネットワークを介して参加の要求を受け付ける情報処理装置とを有する情報処理システムにおいて実行される参加制限方法であって、
    前記ネットワークに接続された前記端末装置を一意に識別する端末装置識別情報から、前記端末装置が属するグループを識別する識別ステップと、
    前記端末装置から参加の要求を受け付けた対象について、該対象への参加が可能なグループを表した対象情報と前記識別ステップによって識別されたグループとに基づき、前記端末装置の前記対象への参加の可否を判断する判断ステップと、
    を有し、
    前記識別ステップは、前記グループごとに該グループに属する前記端末装置識別情報の範囲を表したグループ情報に基づき、参加の要求を受け付けた前記端末装置の前記端末装置識別情報から前記端末装置が属するグループを識別すること
    を特徴とする参加制限方法。
  13. 一台以上の端末装置と、該端末装置からネットワークを介して参加の要求を受け付ける情報処理装置とを有する情報処理システムにおいて実行される参加制限方法であって、
    前記ネットワークに接続された前記端末装置を一意に識別する端末装置識別情報から、前記端末装置が属するグループを識別する識別ステップと、
    前記端末装置から参加の要求を受け付けた対象について、該対象への参加が可能なグループを表した対象情報と前記識別ステップによって識別されたグループとに基づき、前記端末装置の前記対象への参加の可否を判断する判断ステップと、
    を有し、
    前記対象は前記端末装置の間で電子データを共有する会議であって、前記グループは前記端末装置が接続する前記ネットワークが設置された会議の拠点に対応すること
    を特徴とする参加制限方法。
  14. ネットワークを介して一台以上の端末装置から参加の要求を受け付ける情報処理装置を、
    前記ネットワークに接続された前記端末装置を一意に識別する端末装置識別情報から、前記端末装置が属するグループを識別する識別手段、
    前記端末装置から参加の要求を受け付けた対象について、該対象への参加が可能なグループを表した対象情報と前記識別手段によって識別されたグループとに基づき、前記端末装置の前記対象への参加の可否を判断する判断手段、
    として機能させ
    前記識別手段は、前記グループごとに該グループに属する前記端末装置識別情報の範囲を表したグループ情報に基づき、参加の要求を受け付けた前記端末装置の前記端末装置識別情報から前記端末装置が属するグループを識別すること
    を特徴とするプログラム。
  15. ネットワークを介して一台以上の端末装置から参加の要求を受け付ける情報処理装置を、
    前記ネットワークに接続された前記端末装置を一意に識別する端末装置識別情報から、前記端末装置が属するグループを識別する識別手段、
    前記端末装置から参加の要求を受け付けた対象について、該対象への参加が可能なグループを表した対象情報と前記識別手段によって識別されたグループとに基づき、前記端末装置の前記対象への参加の可否を判断する判断手段、
    として機能させ、
    前記対象は前記端末装置の間で電子データを共有する会議であって、前記グループは前記端末装置が接続する前記ネットワークが設置された会議の拠点に対応すること
    を特徴とするプログラム。
  16. 一台以上の端末装置と、該端末装置からネットワークを介して参加の要求を受け付ける情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
    前記ネットワークに接続された前記端末装置を一意に識別する端末装置識別情報から、前記端末装置が属するグループを識別する識別手段と、
    前記端末装置から参加の要求を受け付けた対象について、該対象への参加が可能なグループを表した対象情報と前記識別手段によって識別されたグループとに基づき、前記端末装置の前記対象への参加の可否を判断する判断手段と、
    を有し、
    前記識別手段は、前記グループごとに該グループに属する前記端末装置識別情報の範囲を表したグループ情報に基づき、参加の要求を受け付けた前記端末装置の前記端末装置識別情報から前記端末装置が属するグループを識別すること
    を特徴とする情報処理システム。
  17. 一台以上の端末装置と、該端末装置からネットワークを介して参加の要求を受け付ける情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
    前記ネットワークに接続された前記端末装置を一意に識別する端末装置識別情報から、前記端末装置が属するグループを識別する識別手段と、
    前記端末装置から参加の要求を受け付けた対象について、該対象への参加が可能なグループを表した対象情報と前記識別手段によって識別されたグループとに基づき、前記端末装置の前記対象への参加の可否を判断する判断手段と、
    を有し、
    前記対象は前記端末装置の間で電子データを共有する会議であって、前記グループは前記端末装置が接続する前記ネットワークが設置された会議の拠点に対応すること
    を特徴とする情報処理システム。
  18. 一台以上の端末装置からネットワークを介して参加の要求を受け付ける情報処理装置を有する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記ネットワークに接続された前記端末装置を一意に識別する端末装置識別情報から、前記端末装置が属するグループを識別する識別手段と、
    前記端末装置から参加の要求を受け付けた対象について、該対象への参加が可能なグループを表した対象情報と前記識別手段によって識別されたグループとに基づき、前記端末装置の前記対象への参加の可否を判断する判断手段と、
    を有し、
    前記識別手段は、前記グループごとに該グループに属する前記端末装置識別情報の範囲を表したグループ情報に基づき、参加の要求を受け付けた前記端末装置の前記端末装置識別情報から前記端末装置が属するグループを識別すること
    を特徴とする情報処理システム。
  19. 一台以上の端末装置からネットワークを介して参加の要求を受け付ける情報処理装置を有する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記ネットワークに接続された前記端末装置を一意に識別する端末装置識別情報から、前記端末装置が属するグループを識別する識別手段と、
    前記端末装置から参加の要求を受け付けた対象について、該対象への参加が可能なグループを表した対象情報と前記識別手段によって識別されたグループとに基づき、前記端末装置の前記対象への参加の可否を判断する判断手段と、
    を有し、
    前記対象は前記端末装置の間で電子データを共有する会議であって、前記グループは前記端末装置が接続する前記ネットワークが設置された会議の拠点に対応すること
    を特徴とする情報処理システム。
JP2016006816A 2016-01-18 2016-01-18 情報処理装置、参加制限方法、プログラム及び情報処理システム Expired - Fee Related JP6269688B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016006816A JP6269688B2 (ja) 2016-01-18 2016-01-18 情報処理装置、参加制限方法、プログラム及び情報処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016006816A JP6269688B2 (ja) 2016-01-18 2016-01-18 情報処理装置、参加制限方法、プログラム及び情報処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017129897A JP2017129897A (ja) 2017-07-27
JP6269688B2 true JP6269688B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=59396205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016006816A Expired - Fee Related JP6269688B2 (ja) 2016-01-18 2016-01-18 情報処理装置、参加制限方法、プログラム及び情報処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6269688B2 (ja)

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002290940A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Nec Eng Ltd テレビ会議システム
JP2003091488A (ja) * 2001-09-14 2003-03-28 Sony Corp ネットワーク情報処理システム及び情報処理方法
US20110247084A1 (en) * 2010-04-06 2011-10-06 Copyright Clearance Center, Inc. Method and apparatus for authorizing delivery of streaming video to licensed viewers
JP2013134711A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Nis Plus Co Ltd 医療クラウドシステム
JP2014042231A (ja) * 2012-07-26 2014-03-06 Brother Ind Ltd プログラム、通信方法、及び通信装置
JP5995621B2 (ja) * 2012-09-11 2016-09-21 株式会社コナミデジタルエンタテインメント 端末装置、システム、端末装置の制御方法およびプログラム
JP6056300B2 (ja) * 2012-09-13 2017-01-11 株式会社リコー 情報処理装置及び情報処理方法
JP2014071817A (ja) * 2012-10-01 2014-04-21 Avec Kenkyusho:Kk ソーシャルネットワークサービスの管理システムおよび管理プログラム
JP6236962B2 (ja) * 2013-07-26 2017-11-29 株式会社リコー 通信システム、方法、通信装置およびプログラム
JP6287113B2 (ja) * 2013-11-27 2018-03-07 株式会社リコー 通信管理装置、プログラム、通信管理方法及び通信管理システム
AU2015272608A1 (en) * 2014-06-10 2016-12-15 Ricoh Company, Ltd. Control system, communication system, control method, and program

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017129897A (ja) 2017-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10431187B2 (en) Terminal apparatus, screen recording method, program, and information processing system
JP6578717B2 (ja) 端末装置、プログラム、役割判定方法及び情報処理システム
JP6357760B2 (ja) 端末装置、プログラム、画面共有方法及び画面共有システム
JP6497184B2 (ja) 端末装置、プログラム、コンテンツ共有方法及び情報処理システム
US10153911B2 (en) Information processing system, information processing device, and information processing method
JP6455263B2 (ja) 情報処理装置、画面制御方法、プログラム及び情報処理システム
US9692608B2 (en) Communication management apparatus, program, communication management method, and communication management system
JP6508009B2 (ja) 端末装置、画面記録方法、プログラム及び情報処理システム
JP6007670B2 (ja) 情報処理装置、電子会議システム、プログラム及び電子会議方法
JP2018063663A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、プログラム及びアンケート運用方法
JP6405790B2 (ja) 会議管理装置、資料登録方法、プログラム及び会議システム
JP6737049B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム
JP6658006B2 (ja) 情報処理装置、参加者数確認方法、プログラム及び情報処理システム
JP6269688B2 (ja) 情報処理装置、参加制限方法、プログラム及び情報処理システム
JP6154683B2 (ja) 計算機システム
JP2016099773A (ja) 端末装置、再生方法、プログラム及び画面共有システム
JP6725025B2 (ja) 端末装置、プログラム、コンテンツ共有方法及び情報処理システム
JP7039903B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び画面共有端末制御方法
JP2005092751A (ja) コンピュータシステム、そのシステムに使用される小箱および該小箱を内蔵したテーブル
JP6217767B2 (ja) 情報処理装置、情報保存方法、プログラム及び情報処理システム
JP2020126698A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、プログラム及びアンケート運用方法
JP6264939B2 (ja) 表示管理装置、プログラム、表示管理方法及び表示管理システム
KR20240139861A (ko) 외부 서비스 연계를 위한 오픈챗 브릿지 페이지를 제공하는 방법, 컴퓨터 장치, 및 컴퓨터 프로그램
JP2016039507A (ja) 通信管理装置、プログラム、通信管理方法及び通信管理システム
JP2015158761A (ja) 情報提供装置、プログラム及び情報提供方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170725

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171218

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6269688

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees