JP6269138B2 - 弾球遊技機の遊技盤 - Google Patents
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Description
このセンター飾りに液晶ディスプレイ等の演出表示装置を設けたものが知られている。こ
のようなぱちんこ遊技機は、遊技領域内に設けられた始動入賞口に遊技球が入球したこと
を契機として、演出表示装置において複数の図柄(装飾図柄)を変動させた後に停止表示
したときの図柄の組み合わせが予め設定された当たり図柄であった場合、特別遊技状態(
大当たり)を成立させるように構成されている。特別遊技状態においては、遊技領域内に
設けられたアタッカーと称される大入賞口を開放して遊技球の入球を容易にし、これによ
り遊技者が大量の賞球を獲得できるようになっている。
せることが難しく、単調な遊技内容となりやすい。そこで、遊技領域に演出表示装置と共
に、遊技の展開状況に応じて所要の演出動作を実行する可動装飾部材を備えた装飾装置を
設け、この装飾装置を演出表示装置上で行われる演出表示と同期・融合させて適時動作さ
せることにより、視覚的な演出効果をさらに向上させるようにした構成が知られている(
例えば、特許文献1を参照)。
ある。しかしながら、従来の遊技盤では、可動装飾部材が動く際に導光板に当接して導光
板を損傷させる可能性があった。
板を損傷させるのを防止した弾球遊技機の遊技盤を提供することを目的とする。
る。
遊技盤を備えた弾球遊技機の代表例として、ぱちんこ遊技機PMの斜視図及び背面図を図
1及び図2に示しており、まず、この図を参照してぱちんこ遊技機PMの全体構成につい
て説明する。
始めに、図1を参照しながら、ぱちんこ遊技機PMの正面側の基本構造を説明する。ぱ
ちんこ遊技機PMは、図1に示すように、外郭方形枠サイズに構成された縦向きの固定保
持枠をなす外枠1の開口前面に、これに合わせた方形枠サイズに構成されて開閉搭載枠を
なす前枠2が互いの正面左側縁部に配設された上下のヒンジ機構3により横開き開閉およ
び着脱が可能に取り付けられ、正面右側縁部に設けられたダブル錠と称される施錠装置4
を利用して常には外枠1と係合連結された閉鎖状態に保持される。
構3を利用して横開き開閉および着脱可能に組み付けられ、施錠装置4を利用して常には
前枠2の前面を覆う閉鎖状態に保持される。前枠2には、遊技盤100が着脱可能にセッ
ト保持され、常には閉鎖保持されるガラス枠5の複層ガラス5aを通して遊技盤100の
正面の遊技領域PAを視認可能に臨ませるようになっている。
けられ、下球皿6bの正面右側には遊技球の発射操作を行う発射ハンドル7が設けられて
いる。ガラス枠5の前面側には、発光ダイオード(LED)やランプ等の電飾装置8や、
遊技の展開状態に応じて効果音を発生させるスピーカ9が設けられている。
枠2の背面側には、中央に前後連通する窓口を有して前枠2よりも幾分小型の矩形枠状に
形成された基枠体をベースとしてなる裏セット盤30が、上下のヒンジ機構3を介して前
枠2後方に横開き開閉及び着脱が可能に連結されている。この裏セット盤30には、前面
開放の矩形箱状をなす裏セットカバー30Cが着脱自在に装着されており、常には前枠2
に取り付けられた遊技盤100の裏面側を覆って配設されている(これにより後述する主
制御装置41及び副制御装置42が裏セットカバー30Cにより覆われる)。
ク31から右方に緩やかな下り傾斜を有して延びるタンクレール32、タンクレール32
の右端部に繋がり下方に延びる球供給通路部材33、球供給通路部材33により導かれた
遊技球を払い出す賞球払出ユニット34、賞球払出ユニット34から払い出された遊技球
を上球皿6に導くための賞球通路部材35などが設けられている。
主制御基板)41や、遊技展開に応じた画像表示、効果照明、効果音等の演出全般の制御
を行う副制御装置(副制御基板)42などが取り付けられている。これに対して、裏セッ
ト盤30の背面側には、遊技球の発射及び払い出しに関する制御を行う払出制御装置(払
出制御基板)43や、遊技施設側から受電して各種制御基板や電気・電子部品に電力を供
給する電源基板44などが取り付けられている。これらの制御基板とぱちんこ遊技機PM
各部の電気・電子部品とがハーネス(コネクタケーブル)で接続されて、ぱちんこ遊技機
PMが作動可能に構成されている。
2、ガラス枠5等が閉鎖施錠された状態で遊技に供され、上球皿6aに遊技球を貯留させ
て発射ハンドル7を回動操作することにより遊技が開始される。発射ハンドル7が回動操
作されると、上球皿6aに貯留された遊技球が、ガラス枠5の背面側に配設される球送り
機構によって1球ずつ発射機構に送り出され、発射機構により遊技領域PAに打ち出され
て、以降パチンコゲームが展開される。
次に、本実施形態に係る遊技盤100について図3〜図15を参照して説明する。なお
、本実施形態において、図4および図7の各矢印で示す方向をそれぞれ、上下方向、前後
方向、左右方向として説明する。遊技盤100は、図3に示すように、板状のベース部材
101と、ベース部材101の前面側に取り付けられたレール部材106とを有し、ベー
ス部材101におけるレール部材106に囲まれた部分に遊技領域PAが形成される。こ
の遊技領域PAには、多数の遊技釘(図示せず)とともに、遊技領域PAの略中央部に配
置されたセンター飾り120と、複数の一般入賞装置111,111,…と、センター飾
り120の下方に配置された第1始動入賞装置112と、第1始動入賞装置112の右方
に配置された第2始動入賞装置113と、第2始動入賞装置113の下方に配置された大
入賞装置115と、第2始動入賞装置113の右方に配置された補助遊技始動ゲート11
8と、遊技領域PAの下端に配置されたアウト口119とが設けられている。
ス部材101の略中央部には、センター飾り120を取り付けるための中央穴部102が
形成される。ベース部材101の下端部中央には、アウト口119が形成される。
11aに落入した遊技球をベース部材101の後面側に排出させる。一般入賞装置111
と繋がる通路には、一般入賞口111aに落入した遊技球を検出する一般入賞センサ11
1s(図16を参照)が設けられている。
始動入賞口112aに落入した遊技球をベース部材101の後面側に排出させる。第1始
動入賞装置112と繋がる通路には、第1始動入賞口112aに落入した遊技球を検出す
る第1始動入賞センサ112s(図16を参照)が設けられている。
入賞口113aを開閉可能な開閉部材114とを有し、開閉部材114が開いた状態の第
2始動入賞口113aに落入した遊技球をベース部材101の後面側に排出させる。第2
始動入賞装置113と繋がる通路には、第2始動入賞口113aに落入した遊技球を検出
する第2始動入賞センサ113s(図16を参照)が設けられている。
閉可能な開閉シャッター116とを有し、開閉シャッター116が開いた状態の大入賞口
115aに落入した遊技球をベース部材101の後面側に排出させる。大入賞装置115
と繋がる通路には、大入賞口115aに落入した遊技球を検出する大入賞センサ115s
(図16を参照)が設けられている。
補助遊技始動ゲート118の下方へ通過させる。補助遊技始動ゲート118には、補助遊
技始動ゲート118を通過した遊技球を検出するゲートセンサ118s(図16を参照)
が設けられている。
れた前方飾り121と、ベース部材101の後面側に配置された後方飾り131と、後方
飾り131に設けられた左右の仮固定手段181L,181Rと、前方飾り121に取り
付けられた発光表示装置200とを有して構成される。前方飾り121は、図4および図
12に示すように、所定の装飾が施された装飾部122を主体に構成され、ベース部材1
01の中央穴部102に取り付けられて前面側の遊技領域PAに配置される。前方飾り1
21の中央部分には、開口部123が形成されている。前方飾り121の左下部には、前
方飾り121の左外周部から内下方に延びるようにワープ通路125が形成されており、
前方飾り121の下部に形成されたステージ部126に遊技球を導くようになっている。
ステージ部126は、左右に延びるように形成されており、ワープ通路125を通過して
ステージ部126に達した遊技球が左右に転動したのち、前方に落下可能に構成されてい
る。ステージ部126の中央後部には、ステージ部126の中央部で略停止した遊技球を
第1始動入賞装置112の第1始動入賞口112aに導くガイド穴127が形成されてい
る。
ト151と、後部装飾ユニット171とを有して構成される。固定部材141は、樹脂材
料を用いて中央部分に開口部142を有する容器形状に形成される。固定部材141は、
ベース部材101の後面側を覆うようにベース部材101の中央穴部102の周囲に沿っ
て延びて、ネジ等の固定手段によりベース部材101の後面に取り付け固定される。固定
部材141の上部内側(上部前側)には、可動装飾ユニット151および後部装飾ユニッ
ト171が取り付けられるユニット取付部143が形成されている。ユニット取付部14
3に取り付けられた可動装飾ユニット151および後部装飾ユニット171は、ベース部
材101と固定部材141との間に配置されることになる。固定部材141の下部内側に
は、一般入賞口111a、第1始動入賞口112a、第2始動入賞口113a、大入賞口
115aに落入した遊技球を流下させる球通路部144が形成されている。固定部材14
1の後部に、演出表示装置300(図3を参照)が取り付けられ、センター飾り120が
取り付けられたベース部材101の中央穴部102の開口部分、すなわち、前方飾り12
1の開口部123および固定部材141の開口部142を通じて、演出表示装置300の
画面を前方から視認可能に構成される。
可動装飾部材155Lと、右側可動装飾部材155Rと、左アーム部材156Lと、右ア
ーム部材156Rと、左側案内駆動機構161Lと、右側案内駆動機構161Rとを有し
て構成される。支持ベース152は、樹脂材料を用いて門型に延びる板状に形成され、ネ
ジ等の固定手段により固定部材141のユニット取付部143に取り付け固定される。固
定部材141の上部内側(上部前側)において左右方向に延びる支持ベース152の上辺
部に、左側案内駆動機構161Lの左側案内駆動部168Lと、右側案内駆動機構161
Rの右側案内駆動部168Rが設けられる。
在に枢結される左連結穴153Lが形成される。支持ベース152の左辺部下側に、下方
に湾曲した円弧状の左ガイド穴154Lが形成され、左アーム部材156Lのガイド穴係
合部158Lがスライド移動自在に係合するようになっている。支持ベース152の右辺
部下側に、右アーム部材156Rの連結基部157Rが揺動自在に枢結される右連結穴1
53Rが形成される。支持ベース152の右辺部上側に、上方に湾曲した円弧状の右ガイ
ド穴154Rが形成され、右アーム部材156Rのガイド穴係合部158Rがスライド移
動自在に係合するようになっている。
の)装飾が施された板状に形成される。左側可動装飾部材155Lは、左側案内駆動機構
161Lによって、前方飾り121の開口部123、すなわち、ベース部材101の中央
穴部102を介して前方から視認可能な出現位置(図3の二点鎖線を参照)と、当該出現
位置から左方に退いて固定部材141とベース部材101との間に重なる待機位置とに固
定部材141に対し左右方向に移動可能に設けられる。
の)装飾が施された板状に形成される。右側可動装飾部材155Rは、右側案内駆動機構
161Rによって、前方飾り121の開口部123、すなわち、ベース部材101の中央
穴部102を介して前方から視認可能な出現位置(図3の二点鎖線を参照)と、当該出現
位置から右方に退いて固定部材141とベース部材101との間に重なる待機位置とに固
定部材141に対し左右方向に移動可能に設けられる。
に移動した状態では、左側可動装飾部材155Lおよび右側可動装飾部材155Rが固定
部材141の開口部142を閉じるようにして、演出表示装置300の画面が左側可動装
飾部材155Lおよび右側可動装飾部材155Rによって覆われるようになっている。こ
のとき例えば、左側案内駆動機構161Lの前面側に施された装飾と右側可動装飾部材1
55Rの前面側に施された装飾とが組み合わされて、左側可動装飾部材155Lおよび右
側可動装飾部材155Rの前面側に一体的な装飾(例えば、メッセージ性のある文字形状
の装飾)が形成されるようになっている。一方、左側可動装飾部材155Lおよび右側可
動装飾部材155Rがそれぞれ待機位置に移動した状態では、前方飾り121の開口部1
23および固定部材141の開口部142を通じて、演出表示装置300の画面を前方か
ら視認できるようになっている。
の基端部には、支持ベース152の左連結穴153Lと枢結される連結基部157Lが形
成されており、この連結基部157Lを中心に左アーム部材156Lが揺動可能に構成さ
れる。左アーム部材156Lの中間部分には、支持ベース152の左ガイド穴154Lに
スライド移動自在に係合するガイド穴係合部158Lが形成されている。左アーム部材1
56Lの先端部は、左側可動装飾部材155Lの後面側に形成された凹部(図示せず)に
係合し、左側可動装飾部材155Lが左右方向に移動するのに応じて左右方向に揺動する
ようになっている。なお、左アーム部材156Lの連結基部157Lに、ねじりコイルバ
ネ(図示せず)が取り付けられており、左アーム部材156Lが右方に揺動する方向、す
なわち、左側可動装飾部材155Lが右方(出現位置)に移動する方向に付勢力が加えら
れるようになっている。
の基端部には、支持ベース152の右連結穴153Rと枢結される連結基部157Rが形
成されており、この連結基部157Rを中心に右アーム部材156Rが揺動可能に構成さ
れる。右アーム部材156Rの中間部分には、支持ベース152の右ガイド穴154Rに
スライド移動自在に係合するガイド穴係合部158Rが形成されている。右アーム部材1
56Rの先端部は、右側可動装飾部材155Rの後面側に形成された凹部(図示せず)に
係合し、右側可動装飾部材155Rが左右方向に移動するのに応じて左右方向に揺動する
ようになっている。なお、右アーム部材156Rの連結基部157Rに、ねじりコイルバ
ネ(図示せず)が取り付けられており、右アーム部材156Rが左方に揺動する方向、す
なわち、右側可動装飾部材155Rが左方(出現位置)に移動する方向に付勢力が加えら
れるようになっている。
側案内駆動部168Lとを有して構成される。左側駆動体162Lは、樹脂材料を用いて
板状に形成され、左側可動装飾部材155Lの後面側に連結される。左側駆動体162L
の上部は、左側案内駆動部168Lに左右方向に平行移動可能に連結される。左側駆動モ
ータ167Lは、支持ベース152の上辺部左側に取り付けられる。左側駆動モータ16
7Lの回転軸は、左側案内駆動部168Lの歯車機構に連結される。左側案内駆動部16
8Lは、詳細な図示を省略するが、左側駆動体162Lと連結されるリニアガイド、左側
駆動モータ167Lの回転軸と連結される歯車機構、リニアガイドと歯車機構とに繋がる
回転ベルト機構等から構成され、支持ベース152の上辺部左側に内蔵される。左側案内
駆動部168Lは、左側駆動モータ167Lからの回転駆動力を受けて、左側駆動体16
2Lを左側案内駆動部168Lの下方において左右方向に平行移動させる。これにより、
左側駆動体162Lと連結された左側可動装飾部材155Lは、出現位置と待機位置との
間で左右方向に平行移動可能となる。
側案内駆動部168Rとを有して構成される。右側駆動体162Rは、樹脂材料を用いて
板状に形成され、右側可動装飾部材155Rの後面側に連結される。右側駆動体162R
の上部は、右側案内駆動部168Rに左右方向に平行移動可能に連結される。右側駆動モ
ータ167Rは、支持ベース152の上辺部右側に取り付けられる。右側駆動モータ16
7Rの回転軸は、右側案内駆動部168Rの歯車機構に連結される。右側案内駆動部16
8Rは、詳細な図示を省略するが、右側駆動体162Rと連結されるリニアガイド、右側
駆動モータ167Rの回転軸と連結される歯車機構、リニアガイドと歯車機構とに繋がる
回転ベルト機構等から構成され、支持ベース152の上辺部右側に内蔵される。右側案内
駆動部168Rは、右側駆動モータ167Rからの回転駆動力を受けて、右側駆動体16
2Rを右側案内駆動部168Rの下方において左右方向に平行移動させる。これにより、
右側駆動体162Rと連結された右側可動装飾部材155Rは、出現位置と待機位置との
間で左右方向に平行移動可能となる。
下部支持ベース173と、左側棒状部材175Lと、右側棒状部材175Rと、左側後部
駆動機構176Lと、右側後部駆動機構176Rとを有して構成される。上部支持ベース
172は、樹脂材料を用いて左右方向に延びる板状に形成され、可動装飾ユニット151
の支持ベース152の後面側に重なるように、ネジ等の固定手段により固定部材141の
ユニット取付部143に取り付け固定される。固定部材141の上部内側(上部前側)に
おいて左右方向に延びる上部支持ベース172に、左側後部駆動機構176Lの左側駆動
部178Lと、右側後部駆動機構176Rの右側駆動部178Rが設けられる。下部支持
ベース173は、樹脂材料を用いて左右方向に延びる板状に形成され、ネジ等の固定手段
により固定部材141の開口部142の下方部分に取り付け固定される。
びる棒状に形成される。左側棒状部材175Lの上部は、左側後部駆動機構176Lの左
側駆動部178Lに左右方向に平行移動可能に連結される。一方、左側棒状部材175L
の下部は、下部支持ベース173の左側に左右方向にスライド移動自在に連結される。
びる棒状に形成される。右側棒状部材175Rの上部は、右側後部駆動機構176Rの右
側駆動部178Rに左右方向に平行移動可能に連結される。一方、右側棒状部材175R
の下部は、下部支持ベース173の右側に左右方向にスライド移動自在に連結される。
して構成される。左側駆動モータ177Lは、上部支持ベース172の左側に取り付けら
れる。左側駆動モータ177Lの回転軸は、左側駆動部178Lの歯車機構に連結される
。左側駆動部178Lは、詳細な図示を省略するが、左側棒状部材175Lと連結される
リニアガイド、左側駆動モータ177Lの回転軸と連結される歯車機構、リニアガイドと
歯車機構とに繋がる回転ベルト機構等から構成され、上部支持ベース172の左側に内蔵
される。左側駆動部178Lは、左側駆動モータ177Lからの回転駆動力を受けて、左
側棒状部材175Lを左側駆動部178Lの下方において左右方向に平行移動させる。こ
れにより、左側棒状部材175Lは、固定部材141の開口部142の中央に重なる中央
位置と、固定部材141の開口部142の左方に退いて固定部材141と可動装飾ユニッ
ト151との間に重なる退避位置との間で左右方向に平行移動可能となる。
して構成される。右側駆動モータ177Rは、上部支持ベース172の右側に取り付けら
れる。右側駆動モータ177Rの回転軸は、右側駆動部178Rの歯車機構に連結される
。右側駆動部178Rは、詳細な図示を省略するが、右側棒状部材175Rと連結される
リニアガイド、右側駆動モータ177Rの回転軸と連結される歯車機構、リニアガイドと
歯車機構とに繋がる回転ベルト機構等から構成され、上部支持ベース172の右側に内蔵
される。右側駆動部178Rは、右側駆動モータ177Rからの回転駆動力を受けて、右
側棒状部材175Rを右側駆動部178Rの下方において左右方向に平行移動させる。こ
れにより、右側棒状部材175Rは、固定部材141の開口部142の中央に重なる中央
位置と、固定部材141の開口部142の右方に退いて固定部材141と可動装飾ユニッ
ト151との間に重なる退避位置との間で左右方向に平行移動可能となる。
、固定部材141に形成された第1左挿通穴部193Lと、可動装飾ユニット151にお
ける支持ベース152に形成された第2左挿通穴部194L(図9を参照)と、可動装飾
ユニット151における左アーム部材156Lに形成された左係合穴部195L(図6を
参照)とを有して構成される。左仮固定部材182Lは、樹脂材料を用いて棒状に形成さ
れる。左仮固定部材182Lの胴部183Lは、固定部材141の第1左挿通穴部193
Lおよび支持ベース152の第2左挿通穴部194Lに挿通されて、左アーム部材156
Lの左係合穴部195Lまで達する長さに形成される。左仮固定部材182Lの先端部に
は、左アーム部材156Lの左係合穴部195Lに係合可能な先端係合部184Lが形成
される。先端係合部184Lは、左アーム部材156Lの左係合穴部195Lに対して係
脱可能に係合するように、丸みを帯びた形状に形成される。
成される。把持部185Lの基端側には、突起状の係止部186Lが形成される。把持部
185Lの先端側には、胴部183Lに対して傾斜するように延びるロック爪部187L
が形成される。ロック爪部187Lは、左仮固定部材182Lの胴部183Lが固定部材
141の第1左挿通穴部193Lおよび支持ベース152の第2左挿通穴部194Lに挿
通される途中において、固定部材141の第1左挿通穴部193Lの縁部に当接して弾性
変形するようになっている。そして、ロック爪部187Lは、左仮固定部材182Lの先
端係合部184Lが左アーム部材156Lの左係合穴部195Lと係合すると、弾性変形
した状態から元の形状に戻って固定部材141の第1左挿通穴部193Lの縁部に係止す
るようになっている。ロック爪部187Lの基端側には、凹凸状の押さえ部188が形成
されており、作業者が押さえ部188を押圧してロック爪部187Lを弾性変形させやす
いようになっている。
前後方向に貫通して形成される。第2左挿通穴部194Lは、図9に示すように、可動装
飾ユニット151における支持ベース152の左辺部に、第1左挿通穴部193Lと重な
るように前後方向に貫通して形成される。左係合穴部195Lは、図6に示すように、可
動装飾ユニット151における左アーム部材156Lの中間部に、左仮固定部材182L
の先端係合部184Lが係脱可能な穴状に形成される。左係合穴部195Lは、図6に示
すように、左アーム部材156Lが最も左側に揺動した状態、すなわち、左側可動装飾部
材155Lが待機位置に移動した状態で、第2左挿通穴部194Lと重なるように配置さ
れる。
の近傍に、左仮固定部材182Lを着脱可能に保持することが可能な第1左保持部191
Lおよび第2左保持部192Lが形成される。第1左保持部191Lは、左仮固定部材1
82Lの先端側(先端係合部184L)を着脱可能に保持する。第2左保持部192Lは
、左仮固定部材182Lの係止部186Lに爪部が係止する状態で、左仮固定部材182
Lの基端側(把持部185L)を着脱可能に保持する。第1左保持部191Lおよび第2
左保持部192Lは、固定部材141の後面側に形成されることで、左側可動装飾部材1
55Lが移動可能な状態で左仮固定部材182Lを着脱可能に保持することができる。
部材141に形成された第1右挿通穴部(図示せず)と、可動装飾ユニット151におけ
る支持ベース152に形成された第2右挿通穴部194Rと、可動装飾ユニット151に
おける右アーム部材156Rに形成された右係合穴部195Rとを有して構成される。右
仮固定部材182Rは、左仮固定部材182Lと同様の形状であり、詳細な図示と説明を
省略する。
に、前後方向に貫通して形成される。第1右挿通穴部は、第1左挿通穴部193Lと同様
の形状であり、図示と説明を省略する。第2右挿通穴部194Rは、図9に示すように、
可動装飾ユニット151における支持ベース152の右辺部に、第1右挿通穴部と重なる
ように前後方向に貫通して形成される。右係合穴部195Rは、図6に示すように、可動
装飾ユニット151における右アーム部材156Rの中間部に、右仮固定部材182Rの
先端係合部が係脱可能な穴状に形成される。右係合穴部195Rは、図6に示すように、
右アーム部材156Rが最も右側に揺動した状態、すなわち、右側可動装飾部材155R
が待機位置に移動した状態で、第2右挿通穴部194Rと重なるように配置される。
定部材182Rを着脱可能に保持することが可能な第1右保持部(図示せず)および第2
右保持部(図示せず)が形成される。第1右保持部および第2右保持部は、第1左保持部
191Lおよび第2左保持部192Lと同様の構成であり、図示と説明を省略する。
導光板215と、上部導光板保持部220と、左下部導光板保持部221と、右下部導光
板保持部222と、ランプ基板230とを有して構成される。発光表示装置200は、前
方飾り121の開口部123を塞いで前方飾り121の内周側に取り付けられ、図5に示
すように、出現位置に移動した状態の左側可動装飾部材155Lおよび右側可動装飾部材
155Rの前方近傍に配置されるようになっている。
形成され、後部導光板215の前方に略平行に配置される。前部導光板210の前面もし
くは後面には、図14に示すように、左側に位置する文字形状(例えば、「止まれ」の文
字形状)の第1前部模様211と、中央に位置する図柄形状(例えば、顔の一部を示す図
柄形状)の第2前部模様212と、右側に位置する文字形状(例えば、「止まれ」の文字
形状)の第3前部模様213とが形成される。第1〜第3前部模様211〜213は、前
部導光板210の前面もしくは後面に微細な凹凸を有して形成され、通常のとき(ランプ
基板230の第1〜第3前部LEDランプ231〜233が発光しないとき)には視認さ
れにくく、ランプ基板230の第1〜第3前部LEDランプ231〜233が発光したと
きには拡散発光して、前部導光板210において視認可能に表示されるようになっている
。
形成され、前部導光板210の後方に略平行に配置される。後部導光板215の前面もし
くは後面には、図15に示すように、全面的に拡がる図柄形状(例えば、太陽を示す図柄
形状)の後部模様216が形成される。後部模様216は、後部導光板215の前面もし
くは後面に微細な凹凸を有して形成され、通常のとき(ランプ基板230の第1〜第3後
部LEDランプ236〜238が発光しないとき)には視認されにくく、ランプ基板23
0の第1〜第3後部LEDランプ236〜238が発光したときには拡散発光して、後部
導光板215において視認可能に表示されるようになっている。
に保持する。上部導光板保持部220の内部には、図13に示すようにランプ基板230
が収容される。上部導光板保持部220の上部右側には、第1上部取付片220aが形成
されており、ネジ等の固定手段によって前方飾り121の後面側に形成された上部取付ボ
ス124aに取り付け固定されるようになっている。上部導光板保持部220の上部左側
には、第2上部取付片220bが形成されており、ネジ等の固定手段によって前方飾り1
21の上部に取り付け固定されるようになっている。
平行に保持する。左下部導光板保持部221の下部には、左下部取付片221aが形成さ
れており、ネジ等の固定手段によって前方飾り121の後面側に形成された左下部取付ボ
ス124bに取り付け固定されるようになっている。右下部導光板保持部222は、前部
導光板210および後部導光板215の右下部を略平行に保持する。右下部導光板保持部
222の右側には、右下部取付片222aが形成されており、ネジ等の固定手段によって
前方飾り121の後面側に形成された右下部取付ボス124cに取り付け固定されるよう
になっている。
LEDランプ231〜233と、後部導光板215の上端部に対向して配置された第1〜
第3後部LEDランプ236〜238とを有して構成される。第1〜第3前部LEDラン
プ231〜233および第1〜第3後部LEDランプ236〜238には、白色LEDラ
ンプもしくは単色のLEDランプが仕様に応じて用いられる。
入射して、第1前部模様211の凹凸部分で拡散し、第1前部模様211を発光表示させ
る。第2前部LEDランプ232で発光した光は、上方から前部導光板210の中央部分
に入射して、第2前部模様212の凹凸部分で拡散し、第2前部模様212を発光表示さ
せる。第3前部LEDランプ232で発光した光は、上方から前部導光板210の右側部
分に入射して、第3前部模様213の凹凸部分で拡散し、第3前部模様213を発光表示
させる。これにより、第1〜第3前部LEDランプ231〜233の全てを発光させれば
、第1〜第3前部模様211〜213の全てを発光表示させることができる。また、第1
〜第3前部LEDランプ231〜233のいずれかを個別に発光させれば、第1〜第3前
部模様211〜213のいずれかを個別に発光表示させることができる。
入射して、後部模様216の左側の凹凸部分で拡散し、後部模様216の左側を発光表示
させる。第2後部LEDランプ237で発光した光は、上方から後部導光板215の中央
部分に入射して、後部模様216の中央部の凹凸部分で拡散し、後部模様216の中央部
を発光表示させる。第3後部LEDランプ238で発光した光は、上方から後部導光板2
15の右側部分に入射して、後部模様216の右側の凹凸部分で拡散し、後部模様216
の右側を発光表示させる。これにより、第1〜第3後部LEDランプ236〜238の全
てを発光させれば、後部模様216を(全体的に)発光表示させることができる。また、
第1〜第3後部LEDランプ236〜238のいずれかを個別に発光させれば、後部模様
216を部分的に発光表示させることができる。
固定手段181Lにより可動装飾ユニット151の左側可動装飾部材155Lを固定部材
141に対し待機位置で一時的に固定するとともに、右仮固定手段181Rにより可動装
飾ユニット151の右側可動装飾部材155Rを固定部材141に対し待機位置で一時的
に固定する。これにより、輸送等の際に、左側可動装飾部材155Lおよび右側可動装飾
部材155Rが動いて発光表示装置200の後部導光板215を損傷させるのを防止する
ことができる。
を固定部材141に対し待機位置で一時的に固定するには、まず、第1左保持部191L
および第2左保持部192Lに保持された左仮固定部材182Lを、第1左保持部191
Lおよび第2左保持部192Lから離脱させる。次に、左仮固定部材182Lの把持部1
85Lを把持して、左仮固定部材182Lの胴部183Lを後方から固定部材141の第
1左挿通穴部193Lおよび支持ベース152の第2左挿通穴部194Lに挿通させる。
左仮固定部材182Lの胴部183Lが固定部材141の第1左挿通穴部193Lおよび
支持ベース152の第2左挿通穴部194Lに挿通される途中において、左仮固定部材1
82Lのロック爪部187Lが固定部材141の第1左挿通穴部193Lの縁部に当接し
て弾性変形する。そして、左仮固定部材182Lの先端係合部184Lが左アーム部材1
56Lの左係合穴部195Lと係合すると、左仮固定部材182Lのロック爪部187L
が弾性変形した状態から元の形状に戻って固定部材141の第1左挿通穴部193Lの縁
部に係止する。
左挿通穴部194Lに挿通されて、左アーム部材156Lの左係合穴部195Lと係合し
た左仮固定部材182Lを介して、左側可動装飾部材155Lを固定部材141に対し一
時的に固定することができる。またこのとき、左仮固定部材182Lのロック爪部187
Lによって、左仮固定部材182Lが固定部材141の第1左挿通穴部193Lおよび支
持ベース152の第2左挿通穴部194Lに挿通された状態が保持される。
爪部187Lを弾性変形させ、左仮固定部材182Lのロック爪部187Lを固定部材1
41の第1左挿通穴部193Lの内方に位置させる。この状態で、左仮固定部材182L
の把持部185Lを把持して、左仮固定部材182Lを後方に引き抜く。これにより、左
仮固定部材182Lの先端係合部184Lが左アーム部材156Lの左係合穴部195L
から離脱し、左仮固定部材182Lの胴部183Lが支持ベース152の第2左挿通穴部
194Lおよび固定部材141の第1左挿通穴部193Lを通って後方に引き抜かれる。
そして、引き抜いた左仮固定部材182Lを第1左保持部191Lおよび第2左保持部1
92Lに装着する。これにより、左仮固定部材182Lは、左側可動装飾部材155Lが
移動可能な状態で、第1左保持部191Lおよび第2左保持部192Lに着脱可能に保持
される。
55Rを固定部材141に対し待機位置で一時的に固定するには、まず、第1右保持部(
図示せず)および第2右保持部(図示せず)に保持された右仮固定部材182Rを、第1
右保持部および第2右保持部から離脱させる。次に、左仮固定部材182Lと同様にして
、右仮固定部材182Rの胴部を後方から固定部材141の第1右挿通穴部(図示せず)
および支持ベース152の第2右挿通穴部194Rに挿通させる。
せず)および支持ベース152の第2右挿通穴部194Rに挿通されて、右アーム部材1
56Rの右係合穴部195Rと係合した右仮固定部材182Rを介して、右側可動装飾部
材155Rを固定部材141に対し一時的に固定することができる。またこのとき、右仮
固定部材182Rのロック爪部によって、右仮固定部材182Rが固定部材141の第1
右挿通穴部および支持ベース152の第2右挿通穴部194Rに挿通された状態が保持さ
れる。
Rを後方に引き抜く。そして、引き抜いた右仮固定部材182Rを第1右保持部(図示せ
ず)および第2右保持部(図示せず)に装着する。これにより、右仮固定部材182Rは
、左仮固定部材182Lと同様に、右側可動装飾部材155Rが移動可能な状態で、第1
右保持部および第2右保持部に着脱可能に保持される。
次に、図16のブロック図を参照しながら、本実施形態に係るぱちんこ遊技機PMの電
気的な概略構成を説明する。本実施形態に係るぱちんこ遊技機PMは、遊技の進行を制御
する主制御装置41と、主制御装置41からの情報(信号、コマンド等)に基づいて遊技
球の払出を制御する払出制御装置43と、主制御装置41からの情報(信号、コマンド等
)に基づいて、演出に関する制御を行う副制御装置42とを有して構成される。
入賞センサ113s、大入賞センサ115s、ゲートセンサ118s、アウト球センサ1
19s等と電気的に接続される。また、主制御装置41は、払出制御装置43と電気的に
接続され、双方向通信が可能となるように構成されている。また、主制御装置41は、副
制御装置42と電気的に接続され、主制御装置41から副制御装置42への一方向通信が
可能となるように構成されている。
、スピーカ9、演出表示装置300、可動装飾ユニット151、後部装飾ユニット171
、発光表示装置200等と電気的に接続される。副制御装置42は、不図示のサブメイン
制御部とサブサブ制御部とを有し、サブメイン制御部において演出態様の決定制御が行わ
れ、サブサブ制御部においてサブメイン制御部で決定された演出態様に基づく各種装置の
制御が行われるようになっている。
光制御信号に応じて、第1〜第3前部LEDランプ231〜233と、第1〜第3後部L
EDランプ236〜238の発光制御を行う。演出表示装置300で装飾図柄の変動表示
を行う演出態様において、ランプ基板230が第1前部LEDランプ231および第3前
部LEDランプ233を発光させるように制御を行うと、図17に示すように、演出表示
装置300の画面に表示される左側の装飾図柄C1に重ねて前部導光板210の第1前部
模様211(例えば、「止まれ」の文字形状からなる模様)を発光表示させるととともに
、右側の装飾図柄C3に重ねて前部導光板210の第3前部模様213(例えば、「止ま
れ」の文字形状からなる模様)を発光表示させることができる。なおこのとき、第1前部
LEDランプ231で発光した光は、上方から前部導光板210の左側部分に入射して、
第1前部模様211の凹凸部分で拡散し、第1前部模様211を発光表示させる。第3前
部LEDランプ232で発光した光は、上方から前部導光板210の右側部分に入射して
、第3前部模様213の凹凸部分で拡散し、第3前部模様213を発光表示させる。
〜第3後部LEDランプ236〜238を発光させるように制御を行うと、図18に示す
ように、演出表示装置300の画面に重ねて後部導光板215の後部模様216(例えば
、太陽の図柄形状からなる模様)を発光表示させることができる。なおこのとき、第1〜
第3後部LEDランプ236〜238で発光した光はそれぞれ、上方から後部導光板21
5の各部に入射して、後部模様216の凹凸部分で拡散し、後部模様216の全体を発光
表示させる。さらに、発生頻度の少ない演出態様として、ランプ基板230が、第1〜第
3後部LEDランプ236〜238に加えて、第2前部LEDランプ232を発光させる
ように制御を行うと、図19に示すように、後部導光板215の後部模様216と前部導
光板210の第2前部模様212とを組み合わせた特殊な模様(例えば、顔を有する太陽
の図柄形状からなる模様)を発光表示させることができる。なおこのとき、第2前部LE
Dランプ232で発光した光は、上方から前部導光板210の中央部分に入射して、第2
前部模様212の凹凸部分で拡散し、第2前部模様212を発光表示させる。このように
、複数の導光板を用いることで、多様な演出を行うことができる。
応じて、可動装飾ユニット151の左側案内駆動機構161Lが左側可動装飾部材155
Lを左右方向に移動させ、可動装飾ユニット151の右側案内駆動機構161Rが右側可
動装飾部材155Rを左右方向に移動させる。なおこのとき、左側案内駆動機構161L
において、左側案内駆動部168Lは、左側駆動モータ167Lからの回転駆動力を受け
て、左側駆動体162Lと連結された左側可動装飾部材155Lを左右方向に案内して平
行移動させる。右側案内駆動機構161Rにおいて、右側案内駆動部168Rは、右側駆
動モータ167Rからの回転駆動力を受けて、右側駆動体162Rと連結された右側可動
装飾部材155Rを左右方向に案内して平行移動させる。
した状態では、演出表示装置300の画面を前方から視認することができるが、左側可動
装飾部材155Lおよび右側可動装飾部材155Rがそれぞれ出現位置に移動した状態で
は、演出表示装置300の画面が左側可動装飾部材155Lおよび右側可動装飾部材15
5Rによって覆われる。このとき例えば、左側案内駆動機構161Lの前面側に施された
装飾と右側可動装飾部材155Rの前面側に施された装飾とが組み合わされて、左側可動
装飾部材155Lおよび右側可動装飾部材155Rの前面側に一体的な装飾(例えば、メ
ッセージ性のある文字形状の装飾)が形成される。
[遊技盤の特徴構成]
本実施形態において、遊技盤100は、出現位置に移動した状態の左側可動装飾部材1
55Lおよび右側可動装飾部材155Rの前方に配設された透明の後部導光板215(お
よび前部導光板210)と、左側案内駆動機構161Lおよび右側案内駆動機構161R
の移動方向(左右方向)に沿って延びて固定部材141に取り付けられ、左側可動装飾部
材155Lおよび右側可動装飾部材155Rを当該移動方向(左右方向)に案内して移動
させる左側案内駆動機構161Lおよび右側案内駆動機構161Rとを備えている。これ
により、左側可動装飾部材155Lおよび右側可動装飾部材155Rが左右方向に移動す
る際に前後方向に変位して後部導光板215(および前部導光板210)に当接する可能
性が殆ど無いため、左側可動装飾部材155Lおよび右側可動装飾部材155Rが動く際
に後部導光板215(および前部導光板210)を損傷させるのを防止することができる
。
プ236〜238(第1〜第3前部LEDランプ231〜233)で発光した光が入射す
ると発光可能な後部模様216(第1〜第3前部模様211〜213)が形成されている
。このような構成では、後部導光板215(および前部導光板210)の表面に傷がつく
と、当該傷の部分で発光する可能性がある。そのため、左側案内駆動機構161Lおよび
右側案内駆動機構161Rを備えることにより、左側可動装飾部材155Lおよび右側可
動装飾部材155Rが動く際に後部導光板215(および前部導光板210)の表面を傷
つけて損傷させるのを防止することができる。
り121に開口部123を塞いで取り付けられて、出現位置に移動した状態の左側案内駆
動機構161Lおよび右側案内駆動機構161Rの前方に配置される。このような構成に
おいて、後部導光板215(および前部導光板210)は、出現位置に移動した状態の左
側案内駆動機構161Lおよび右側案内駆動機構161Rの前方近傍の配置となりやすい
。そのため、左側案内駆動機構161Lおよび右側案内駆動機構161Rを備えることに
より、左側可動装飾部材155Lおよび右側可動装飾部材155Rが動く際に後部導光板
215(および前部導光板210)を損傷させるのを効果的に防止することができる。
固定部材141に対し一時的に固定することが可能な左仮固定手段181Lおよび右仮固
定手段181Rが設けられている。これにより、輸送等の際に左側可動装飾部材155L
および右側可動装飾部材155Rが動いて後部導光板215(および前部導光板210)
を損傷させるのを防止することができる。
ベース152の第2左挿通穴部194Lに挿通されて、左アーム部材156Lの左係合穴
部195Lと係合した左仮固定部材182Lを介して、左側可動装飾部材155Lを固定
部材141に対し一時的に固定することができるように構成されており、固定部材141
に、左側可動装飾部材155Lが移動可能な状態で左仮固定部材182Lを着脱可能に保
持することが可能な第1左保持部191Lおよび第2左保持部192Lが設けられる。同
様に、右仮固定手段181Rは、固定部材141の第1右挿通穴部(図示せず)および支
持ベース152の第2右挿通穴部194Rに挿通されて、右アーム部材156Rの右係合
穴部195Rと係合した右仮固定部材182Rを介して、右側可動装飾部材155Rを固
定部材141に対し一時的に固定することができるように構成されており、固定部材14
1に、右側可動装飾部材155Rが移動可能な状態で右仮固定部材182Rを着脱可能に
保持することが可能な第1右保持部(図示せず)および第2右保持部(図示せず)が設け
られる。これにより、左仮固定部材182Lおよび右仮固定部材182Rを用いて、容易
に左側可動装飾部材155Lおよび右側可動装飾部材155Rを一時的に固定することが
可能であり、左側可動装飾部材155Lおよび右側可動装飾部材155Rを固定しない場
合にも、左仮固定部材182Lおよび右仮固定部材182Rを紛失することなく、固定部
材141に装着しておくことができる。
195Lと係合し、右仮固定部材182Rが右アーム部材156Rの右係合穴部195R
と係合するように構成されているが、これに限られるものではなく、左仮固定部材182
Lが左側可動装飾部材155Lに形成された左係合穴部(図示せず)と係合し、右仮固定
部材182Rが右側可動装飾部材155Rに形成された右係合穴部(図示せず)と係合す
るように構成されてもよい。
が左右方向に移動可能に構成されているが、これに限られるものではない。例えば、可動
装飾部材が上下方向に移動可能に構成されてもよく、単数もしくは複数の可動装飾部材が
出現位置と待機位置とに移動可能であって、案内駆動機構が可動装飾部材を移動方向に案
内して移動させるように構成されていればよい。
ニット151の左側案内駆動機構161Lおよび右側案内駆動機構161Rが設けられて
いるが、これに限られるものではなく、左側可動装飾部材155Lおよび右側可動装飾部
材155Rを左右方向に案内して移動させる案内駆動機構が、固定部材141における開
口部142の下方に左右方向に延びて設けられるようにしてもよい。
右側可動装飾部材155Rの前方に、発光表示装置200の後部導光板215(および前
部導光板210)が配置されているが、これに限られるものではなく、出現位置に移動し
た状態の左側可動装飾部材155Lおよび右側可動装飾部材155Rの後方に、発光表示
装置200の前部導光板210(および後部導光板215)が配置される構成であっても
よい。また、前部導光板210および後部導光板215は、前後に並ぶ順序が逆であって
もよい。また、前部導光板210および後部導光板215は、透明に限らず、半透明であ
ってもよい。また、導光板の枚数は、2枚に限らず、1枚でも3枚以上でもよい。
部材175Rを有する後部装飾ユニット171が設けられているが、これに限られるもの
ではなく、本実施形態と同様の仮固定手段を用いて、左側棒状部材175Lおよび右側棒
状部材175Rを一時的に固定可能に構成されてもよい。また、左側棒状部材175Lお
よび右側棒状部材175Rを有する後部装飾ユニット171が設けられない構成であって
もよい。
機を例示して説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、アレンジボール、雀
球遊技機などについても同様に適用し、同様の効果を得ることができる。
PA 遊技領域
100 遊技盤
101 ベース部材
102 中央穴部
120 センター飾り
121 前方飾り
131 後方飾り
141 固定部材
142 開口部
151 可動装飾ユニット
155L 左側可動装飾部材
155R 右側可動装飾部材
156L 左アーム部材
156R 右アーム部材
161L 左側案内駆動機構
161R 右側案内駆動機構
181L 左仮固定手段
181R 右仮固定手段
191L 第1左保持部
192L 第2左保持部
193L 第1左挿通穴部
194L 第2左挿通穴部
195L 左係合穴部
200 発光表示装置
210 前部導光板
215 後部導光板
Claims (1)
- 板状に形成されて前面側に所定の遊技領域が形成されるベース部材と、
前記ベース部材の後面に取り付けられる固定部材と、
前記ベース部材の略中央に形成された中央穴部を介して前方から視認可能な出現位置と、前記出現位置から退いて前記固定部材と重なる待機位置とに移動可能に設けられた可動装飾部材と、
前記出現位置に移動した状態の前記可動装飾部材の前方もしくは後方に配設された透明もしくは半透明の導光板と、
前記可動装飾部材を前記可動装飾部材の移動方向に案内して移動させる案内駆動機構と、
前記可動装飾部材を前記固定部材に対し一時的に固定することが可能な仮固定手段とを備え、
前記仮固定手段は、棒状の仮固定部材と、
前記固定部材に貫通して設けられ、前記仮固定部材を挿通させることが可能な挿通穴部と、
前記可動装飾部材側に設けられ、前記挿通穴部に挿通された前記仮固定部材と係脱可能に係合することが可能な係合穴部とを有し、
前記挿通穴部に挿通されて前記係合穴部と係合した前記仮固定部材を介して、前記可動装飾部材を前記固定部材に対し一時的に固定することができるように構成されており、
前記固定部材に、前記可動装飾部材が移動可能な状態で前記仮固定部材を着脱可能に保持することが可能な保持部が設けられることを特徴とする弾球遊技機の遊技盤。
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