JP2012235917A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子と抵抗素子とを基板の同一面上に実装した発光部における光量ムラを抑制する。
【解決手段】パチンコ遊技機は、遊技領域を形成する遊技盤と、遊技盤に設けられ発光する盤ランプ50とを有する。そして、その盤ランプ50は、発光するLED52と、LED52に給電する配線パターン512が形成され、LED52が実装される実装基板51と、実装基板51のLED52が実装される面に形成され、可視領域の光を反射する反射層513と、実装基板51の反射層513が形成される側の面に実装されて実装基板51の配線パターン512に接続しLED52に流れる電流を調整するとともに、可視領域の光を反射する反射面53Rが表面に形成されたチップ抵抗53とを備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、パチンコ遊技機などの遊技機に関する。
液晶画面等で行われる画像演出に合わせて、演出部材を作動して演出効果を盛り上げる遊技機が提案されている。この演出部材の中には、例えばLED(Light Emitting Diode)などの発光素子を有する発光部を備え、発光素子の発光態様を変化させることで光による演出を行うものが知られている。
例えば、特許文献1の遊技機の演出部材は、光透過部が形成されるカバー部材と、カバー部材の裏側に組付けられるベース部材と、両部材の間に内部画成される空間に収容される透明部材および反射部材と、ベース部材に配設される発光部の基板と備えている。そして、特許文献1には、反射部材には、基板に配設したLEDから前方に照射される光をカバー部材の表面に沿う方向に反射する第1の反射面を設け、透明部材には、第1の反射面で反射された光が導入されると共に、その光を反射して前方に射出する第2の反射面を形成することが記載されている。
特開2010−119669号公報
ところで、発光素子を基板に実装させて発光部を構成する場合、基板には発光素子の他に抵抗素子などが併せて実装される。ここで、レイアウトの制約や製造コストの抑制等の理由から、例えば基板の表面に発光素子を実装し基板の裏面に抵抗素子を実装する両面実装ではなく、基板の片面に発光素子と抵抗素子とを両方とも実装する片面実装を行う場合がある。
しかしながら、例えば片面実装のように、基板の同一面上に発光素子と抵抗素子とを実装した場合、発光素子から発せられた光が抵抗素子にて吸収される可能性が生じる。そうすると、抵抗素子による光の吸収によって、抵抗素子を設けた部分の領域が局所的に暗くなり、発光部における光量ムラが発生するおそれがある。発光部の光量ムラは、遊技機における演出の見栄えを悪くするため好ましくない。
本発明は、発光素子と抵抗素子とを基板の同一面上に実装した発光部における光量ムラを抑制することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明は、次のような遊技機100として実現される。この遊技機100は、遊技領域111を形成する遊技盤110と、遊技盤110に設けられ発光する発光部50とを有する遊技機100であって、発光部50は、発光する発光素子52と、発光素子52に給電する配線512が形成され、発光素子52が実装される基板51と、基板51の発光素子52が実装される面に形成され、可視領域の光を反射する反射層513と、基板51の反射層513が形成される側の面に実装されて基板51の配線512に接続し発光素子52に流れる電流を調整するとともに、可視領域の光を反射する反射面53Rが表面に形成され、反射面53Rが白色または金属反射面である抵抗素子53と、発光部50の遊技者側に設けられ、可視領域において透明な部材によって構成された透明部材60と、基板51に設けられて配線512に接続し、発光素子52に対する給電を受ける受電部54と、を備え、抵抗素子53は、抵抗素子53から受電部54までの距離と比較して、抵抗素子53から発光素子52までの距離が近くなるように配置され、基板51における反射層513と抵抗素子53の反射面53Rとは、透明部材60を通過する光を反射し、抵抗素子53は、可視領域の光を反射する材料によって形成された標記を有することを特徴とする。
また、以下のような遊技機としても実現される。遊技機100は、遊技領域111を形成する遊技盤110と、遊技盤110に設けられ発光する発光部50とを有する遊技機であって、発光部50は、発光する発光素子52と、発光素子52に給電する配線512が形成され、発光素子52が実装される基板51と、基板51の発光素子52が実装される面に形成され、可視領域の光を反射する反射層513と、基板51の反射層513が形成される側の面に実装されて基板51の配線512に接続し発光素子52に流れる電流を調整するとともに、可視領域の光を反射する反射面53Rが表面に形成された抵抗素子53と、を備えることを特徴とする遊技機100である。
そして、基板51に設けられて配線512に接続し、発光素子52に対する給電を受ける受電部54を備え、抵抗素子53は、抵抗素子53から受電部54までの距離と比較して、抵抗素子53から発光素子52までの距離が近くなるように配置されていることを特徴とすることができる。
さらに、発光部50の遊技者側に、可視領域において透明な部材によって構成された透明部材60をさらに備え、基板51における反射層513と抵抗素子53の反射面53Rとは、透明部材60を通過する光を反射することを特徴とすることができる。
さらにまた、抵抗素子53は、可視領域の光を反射する材料によって形成された標記を有することを特徴とすることができる。
なお、本欄における上記符号は、本発明の説明に際して例示的に付したものであり、この符号により本発明が減縮されるものではない。
本発明によれば、発光素子と発光素子以外の電子部品を基板の同一面上に実装した発光部における光量ムラを抑制することができる。
本実施形態に係るパチンコ遊技機の概略正面図である。 本実施形態のパチンコ遊技機の部分拡大図である。 制御ユニットの内部構成を示すブロック図である。 装飾部材を説明するための図である。 盤ランプを説明するための図である。 図4に示すVI−VI断面の断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〔遊技機の基本構成〕
図1は、本実施の形態に係るパチンコ遊技機100の概略正面図である。
同図に示す遊技機の一例としてのパチンコ遊技機100は、遊技者の指示操作により打ち出された遊技球が入賞すると賞球を払い出すように構成されたものである。このパチンコ遊技機100は、遊技球が打ち出される遊技盤110と、遊技盤110を囲む枠部材150とを備えている。遊技盤110は、枠部材150に着脱自在に取り付けられている。
遊技盤110は、ベニヤ板などを材料とする遊技板部材110dの前面側に、遊技球により遊技を行うための遊技領域111と、下方から発射された遊技球が上昇して遊技領域111の上部位置へ向かう通路を形成するレール部材112と、遊技領域111の右側に遊技球を案内する案内部材113とを備えている。
本実施の形態では、遊技者により視認され易い遊技領域111の位置に、演出のための各種の画像を表示する画像表示部114が配設されている。この画像表示部114は、液晶ディスプレイ等による表示画面を備え、遊技者によるゲームの進行に伴い、例えば、図柄抽選結果(図柄変動結果)を遊技者に報知するための装飾図柄を表示したり、キャラクタの登場やアイテムの出現による演出画像を表示したりする。
また、遊技盤110の前面に、各種の演出に用いられる可動役物115および盤ランプ50を備えている。可動役物115は、遊技盤110上で動作することにより各種の演出を行い、また、盤ランプ50は、発光することで各種の演出を行う。さらに、図1に示すように、本実施形態では、盤ランプ50の前側(遊技者側)に設けられ、盤ランプ50を覆うように装飾部材60が設けられる。
本実施の形態では、入賞や抽選に関する種々の役物として、遊技球が入ると入賞して特別図柄抽選(大当たり抽選)が始動する第1始動口121および第2始動口122と、遊技球が通過すると普通図柄抽選(開閉抽選)が始動するゲート124と、が遊技盤110に配設されている。ここにいう第1始動口121および第2始動口122とは、予め定められた1の特別図柄表示器を作動させることとなる遊技球の入賞に係る入賞口をいう。
第2始動口122は、チューリップの花の形をした一対の羽根が電動ソレノイドにより開閉すると共に点灯する普通電動役物としての電動チューリップ123を備えている。電動チューリップ123は、羽根が閉じていると、遊技球が第2始動口122へ入り難い一方で、羽根が開くと第2始動口122の入口が拡大して遊技球が第2始動口122へ入り易くなるように構成されている。そして、電動チューリップ123は、普通図柄抽選に当選すると、点灯ないし点滅しながら羽根が規定時間(例えば6秒間)および規定回数(例えば3回)だけ開く。
なお、パチンコ遊技機100は、所定の条件下で、特別図柄抽選において大当たりに当選する大当たり確率が変動する場合(低確状態(例えば300分の1)から高確状態(例えば30分の1)への変動)がある。また、パチンコ遊技機100は、所定の条件下で、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間が短縮されたり、普通図柄抽選時の当選する確率が高まったり、普通図柄抽選時の普通図柄変動時間が短縮されたり、電動チューリップ123の羽根の開時間が延長されたり、電動チューリップ123の羽根が開く回数が増えたりする場合がある。
また、本実施の形態では、入賞や抽選に関するその他の役物として、特別図柄抽選の結果に応じて開放する特別電動役物としての大入賞口125と、遊技球が入賞しても抽選が始動しない普通入賞口126と、が遊技盤110に配設されている。
なお、本実施の形態では、遊技領域111に第1始動口121および第2始動口122が配設されているが、いずれか一方のみを配設する構成例やさらに他の始動口を配設する構成例も考えられる。また、本実施の形態では、遊技領域111に大入賞口125が1つ配設されているが、大入賞口125を複数配設する構成例も考えられる。
本実施の形態では、遊技盤110の右下の位置に、抽選結果や保留数に関する表示を行う表示器130が配設されている。
また、遊技領域111には、入賞や抽選に関する種々の役物が所定の位置に配設されている。また、遊技領域111には、遊技領域111に打ち出された遊技球のうち入賞口に入賞しなかったものを遊技領域111の外に排出する排出口117が配設されている。
また、遊技盤110の裏面には、内部抽選および当選の判定等を行う遊技制御基板、演出を統括的に制御する演出制御基板、画像および音による演出を制御する画像制御基板、盤ランプ50および可動役物115による演出を制御するランプ制御基板などの図示しない各種の基板等が取り付けられる。また、遊技盤110の裏面には、供給された24VのAC電源をDC電源に変換して各種の基板等に出力するスイッチング電源(不図示)が配設されている。
枠部材150は、遊技者がハンドル151に触れてレバー152を時計方向に回転させる操作を行うとその操作角度に応じた打球力にて遊技球を所定の時間間隔(例えば1分間に100個)で電動発射する発射装置(不図示)を備えている。また、枠部材150は、遊技者のレバー152による操作と連動したタイミングで発射装置に遊技球を1つずつ順に供給する供給装置(不図示)と、供給装置が発射装置に供給する遊技球を一時的に溜めておく皿153(図2参照)と、を備えている。この皿153には、例えば払い出しユニットによる払出球が払い出される。
なお、本実施の形態では、皿153を上下皿一体で構成しているが、上皿と下皿とを分離する構成例も考えられる。また、発射装置のハンドル151を所定条件下で発光させる構成例も考えられる。
また、枠部材150は、発射装置のハンドル151に遊技者が触れている状態であっても遊技球の発射を一時的に停止させるための停止ボタン154と、皿153に溜まっている遊技球を箱(不図示)に落下させて取り出すための取り出しボタン155と、を備えている。
枠部材150は、パチンコ遊技機100の遊技状態や状況を告知したり各種の演出を行ったりするスピーカ156および枠ランプ157を備えている。スピーカ156は、楽曲や音声、効果音による各種の演出を行い、また、枠ランプ157は、点灯点滅によるパターンや発光色の違い等で光による各種の演出を行う。なお、枠ランプ157については、光の照射方向を変更する演出を行うことを可能にする構成例が考えられる。
そして、枠部材150は、遊技盤110を遊技者と隔てるための透明板(不図示)を備えている。
図2は、本実施の形態に係るパチンコ遊技機100を説明する図であり、(a)は、遊技盤110の右下に配設された表示器130の一例を示す拡大図であり、(b)は、パチンコ遊技機100の部分平面図である。
パチンコ遊技機100の表示器130は、図2の(a)に示すように、第1始動口121の入賞に対応して作動する第1特別図柄表示器221と、第2始動口122の入賞に対応して作動する第2特別図柄表示器222と、ゲート124の通過に対応して作動する普通図柄表示器223と、を備えている。第1特別図柄表示器221は、第1始動口121の入賞による特別図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。第2特別図柄表示器222は、第2始動口122の入賞による特別図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。普通図柄表示器223は、遊技球がゲート124を通過することにより普通図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。第1特別図柄表示器221、第2特別図柄表示器222および普通図柄表示器223の各々は、LED表示装置で構成され、その点灯態様によって各抽選結果を表す図柄が表示される。
また、表示器130は、第1特別図柄表示器221での保留に対応して作動する第1特別図柄保留表示器218と、第2特別図柄表示器222での保留に対応して作動する第2特別図柄保留表示器219と、普通図柄表示器223での保留に対応して作動する普通図柄保留表示器220と、を備えている。第1特別図柄保留表示器218、第2特別図柄保留表示器219および普通図柄保留表示器220の各々は、LED表示装置で構成され、その点灯態様によって保留数が表示される。
ここで、保留について説明する。特別図柄や普通図柄の変動表示動作中(入賞1回分の変動表示が行なわれている間)にさらに他の遊技球による入賞があると、その入賞した遊技球に対する図柄の変動表示動作は、先に入賞した遊技球に対する変動表示動作が終了するまで、規定個数(例えば4個)を限度に保留される。このような保留がなされていることおよびその保留の数(未抽選数)が、第1特別図柄保留表示器218、第2特別図柄保留表示器219および普通図柄保留表示器220に表示される。
パチンコ遊技機100の枠部材150は、遊技者が演出に対する入力を行うための入力装置を備えている。図2の(b)に示すように、本実施の形態では、入力装置の一例として、演出ボタン161と、演出ボタン161に隣接し、略十字に配列された複数のキーからなる演出キー162と、が枠部材150に配設されている。演出キー162は、その中央に1つの中央キーを配置し、また、中央キーの周囲に略同一形状の4つの周囲キーを配置して構成されている。遊技者は、4つの周囲キーを操作することにより、画像表示部114に表示されている複数の画像のいずれかを選ぶことが可能であり、また、中央キーを操作することにより、選んだ画像を情報として入力することが可能である。
〔制御ユニットの構成〕
次に、パチンコ遊技機100での動作制御や信号処理を行う制御ユニットについて説明する。
図3は、制御ユニットの内部構成を示すブロック図である。同図に示すように、制御ユニットは、メイン制御手段として、内部抽選および当選の判定等といった払い出す賞球数に関する各種制御を行う遊技制御部200を備えている。また、サブ制御手段として、演出を統括的に制御する演出制御部300と、画像および音響を用いた演出を制御する画像/音響制御部310と、各種のランプおよび可動役物115を用いた演出を制御するランプ制御部320と、払出球の払い出し制御を行う払出制御部400と、を備えている。
前述したように、遊技制御部200、演出制御部300、画像/音響制御部310、ランプ制御部320、および払出制御部400各々は、遊技盤110の後面に配設されたメイン基板としての遊技制御基板、サブ基板としての演出制御基板、画像制御基板、ランプ制御基板、および払出制御基板において個別に構成されている。
〔遊技制御部の構成・機能〕
遊技制御部200は、内部抽選および当選の判定等といった払い出し賞球数に関連する各種制御を行う際の演算処理を行うCPU201と、CPU201にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM202と、CPU201の作業用メモリ等として用いられるRAM203と、を備えている。
遊技制御部200は、第1始動口121または第2始動口122に遊技球が入賞すると特別図柄抽選を行い、特別図柄抽選での当選か否かの判定結果を演出制御部300に送る。また、特別図柄抽選時の当選確率の変動設定(例えば300分の1から30分の1への変動設定)、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間の短縮設定、および普通図柄抽選時の普通図柄変動時間の短縮設定を行い、設定内容を演出制御部300に送る。
さらに、遊技制御部200は、電動チューリップ123の羽根の開時間の延長、および電動チューリップ123の羽根が開く回数の設定、さらには羽根が開く際の開閉動作間隔の設定を制御する。また、遊技球が連続的に第1始動口121または第2始動口122へ入賞したときの未抽選分の限度個数(例えば4個)までの保留や、遊技球が連続的にゲート124を通過したときの未抽選分の限度個数(例えば4個)までの保留を設定する。
また、遊技制御部200は、特別図柄抽選の結果に応じて、大入賞口125が所定条件(例えば30秒経過または遊技球10個の入賞)を満たすまで開状態を維持するラウンドを所定回数だけ繰り返すように制御する。さらには、大入賞口125が開く際の開閉動作間隔を制御する。
さらに、遊技制御部200は、第1始動口121、第2始動口122、大入賞口125および普通入賞口126に遊技球が入賞すると、遊技球が入賞した場所に応じて1つの遊技球当たり所定数の賞球を払い出すように、払出制御部400に対する指示を行う。例えば、第1始動口121に遊技球が入賞すると3個の賞球、第2始動口122に遊技球が入賞すると4個の賞球、大入賞口125に遊技球が入賞すると13個の賞球、普通入賞口126に遊技球が入賞すると10個の賞球をそれぞれ払い出すように、払出制御部400に指示命令(コマンド)を送る。なお、ゲート124を遊技球が通過したことを検出しても、それに連動した賞球の払い出しは払出制御部400に指示しない。
払出制御部400が遊技制御部200の指示に従って賞球の払い出しを行った場合には、遊技制御部200は、払い出した賞球の個数に関する情報を払出制御部400から取得する。それにより、払い出した賞球の個数を管理する。
遊技制御部200には、図2に示すように、第1始動口121への遊技球の入賞を検出する第1始動口検出部(第1始動口スイッチ(SW))211と、第2始動口122への遊技球の入賞を検出する第2始動口検出部(第2始動口スイッチ(SW))212と、電動チューリップ123を開閉する電動チューリップ開閉部213と、ゲート124への遊技球の通過を検出するゲート検出部(ゲートスイッチ(SW))214と、が接続されている。
さらに、遊技制御部200には、大入賞口125への遊技球の入賞を検出する大入賞口検出部(大入賞口スイッチ(SW))215と、大入賞口125を閉状態と突出傾斜した開状態とに設定する大入賞口開閉部216と、普通入賞口126への遊技球の入賞を検出する普通入賞口検出部(普通入賞口スイッチ(SW))217と、が接続されている。
また、遊技制御部200には、第1始動口121への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選(大当たり抽選)の未抽選分の保留個数を限度個数内(例えば4個)で表示する第1特別図柄保留表示器218と、第2始動口122への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選の未抽選分の保留個数を限度個数内で表示する第2特別図柄保留表示器219と、ゲート124への遊技球の通過により始動した普通図柄抽選(開閉抽選)が始動する未抽選分の保留個数を限度個数内で表示する普通図柄保留表示器220と、が接続されている。
さらに、遊技制御部200には、第1始動口121への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選の結果を表示する第1特別図柄表示器221と、第2始動口122への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選の結果を表示する第2特別図柄表示器222と、普通図柄抽選の結果を表示する普通図柄表示器223と、パチンコ遊技機100の状態を表示する状態表示器224と、が接続されている。
そして、第1始動口スイッチ211、第2始動口スイッチ212、ゲートスイッチ214、大入賞口スイッチ215および普通入賞口スイッチ217にて検出された検出信号が、遊技制御部200に送られる。また、遊技制御部200からの制御信号が、電動チューリップ開閉部213、大入賞口開閉部216、第1特別図柄保留表示器218、第2特別図柄保留表示器219、普通図柄保留表示器220、第1特別図柄表示器221、第2特別図柄表示器222、普通図柄表示器223および状態表示器224に送られる。それにより、遊技制御部200は、上記した払い出し賞球数に関連する各種制御を行う。
さらに、遊技制御部200には、ホールに設置されたホストコンピュータ(不図示)に対して各種の情報を送信する盤用外部情報端子基板250が接続されている。そして、遊技制御部200は、払出制御部400から取得した払い出した賞球数に関する情報や遊技制御部200の状態等を示す情報を、盤用外部情報端子基板250を介してホストコンピュータに送信する。
〔演出制御部の構成・機能〕
次に、演出制御部300は、演出を制御する際の演算処理を行うCPU301と、CPU301にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM302と、CPU301の作業用メモリ等として用いられるRAM303と、日時を計測するリアルタイムクロック(RTC)304と、を備えている。
演出制御部300は、例えば遊技制御部200から送られる特別図柄抽選での当選か否かの判定結果に基づいて、演出内容を設定する。その際、演出ボタン等を用いたユーザからの操作入力を受けて、操作入力に応じた演出内容を設定する場合もある。その際、演出ボタン等(演出ボタン161および演出キー162)を用いたユーザからの操作入力を受けて、操作入力に応じた演出内容を設定する場合もある。この場合、例えば演出ボタン等のコントローラ(不図示)から操作に応じた信号(操作信号)を受け付け、この操作信号により識別される操作内容を演出の設定に反映させる。また、遊技が所定期間中断された場合には、演出の一つとして客待ち用の画面表示の設定を指示する。
さらには、遊技制御部200が特別図柄抽選時の当選確率を変動させた場合、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間を短縮させた場合、および普通図柄抽選時の普通図柄変動時間を短縮させた場合には、演出制御部300は設定された内容に対応させて演出内容を設定する。
また、演出制御部300は、設定した演出内容の実行を指示するコマンドを画像/音響制御部310およびランプ制御部320に送る。
〔画像/音響制御部の構成・機能〕
画像/音響制御部310は、演出内容を表現する画像および音響を制御する際の演算処理を行うCPU311と、CPU311にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM312と、CPU311の作業用メモリ等として用いられるRAM313と、を備えている。
そして、画像/音響制御部310は、演出制御部300から送られたコマンドに基づいて、画像表示部114に表示する画像およびスピーカ156から出力する音響を制御する。
具体的には、画像/音響制御部310のROM312には、画像表示部114において遊技中に表示する図柄画像や背景画像、遊技者に抽選結果を報知するための装飾図柄、遊技者に予告演出を表示するためのキャラクタやアイテム等といった画像データが記憶されている。さらには、画像データと同期させて、または画像データとは独立にスピーカ156から出力させる楽曲や音声、さらにはジングル等の効果音等といった各種音響データが記憶されている。CPU311は、ROM312に記憶された画像データや音響データの中から、演出制御部300から送られたコマンドに対応したものを選択して読み出す。さらには、読み出した画像データを用いて背景画像表示、図柄画像表示、図柄画像変動、およびキャラクタ/アイテム表示等のための画像処理と、読み出した音響データを用いた音声処理とを行う。
そして、画像/音響制御部310は、画像処理された画像データにより画像表示部114での画面表示を制御する。また、音声処理された音響データによりスピーカ156から出力される音響を制御する。
〔ランプ制御部の構成・機能〕
ランプ制御部320は、盤ランプ50や枠ランプ157の発光、および可動役物115の動作を制御する際の演算処理を行うCPU321と、CPU321にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM322と、CPU321の作業用メモリ等として用いられるRAM323と、を備えている。
そして、ランプ制御部320は、演出制御部300から送られたコマンドに基づいて、盤ランプ50や枠ランプ157の点灯/点滅や発光色等を制御する。また、可動役物115の動作を制御する。
具体的には、ランプ制御部320のROM322には、演出制御部300にて設定される演出内容に応じた盤ランプ50や枠ランプ157での点灯/点滅パターンデータおよび発光色パターンデータ(発光パターンデータ)が記憶されている。CPU321は、ROM322に記憶された発光パターンデータの中から、演出制御部300から送られたコマンドに対応したものを選択して読み出す。そして、ランプ制御部320は、読み出した発光パターンデータにより盤ランプ50や枠ランプ157の発光を制御する。
また、ランプ制御部320のROM322には、演出制御部300にて設定される演出内容に応じた可動役物115の動作パターンデータが記憶されている。CPU321は、可動役物115に対しては、読み出した動作パターンデータによりその動作を制御する。
〔払出制御部の構成・機能〕
払出制御部400は、払出球の払い出しを制御する際の演算処理を行うCPU401と、CPU401にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM402と、CPU401の作業用メモリ等として用いられるRAM403と、を備えている。
そして、払出制御部400は、遊技制御部200から送られたコマンドに基づいて、払出球の払い出しを制御する。
具体的には、払出制御部400は、遊技制御部200から、遊技球が入賞した場所(第1始動口121等)に応じた所定数の賞球を払い出すコマンドを取得する。そして、コマンドに指定された数だけの賞球を払い出すように払出駆動部411を制御する。ここでの払出駆動部411は、遊技球の貯留部から遊技球を送り出す駆動モータで構成される。
また、払出制御部400には、払出駆動部411により遊技球の貯留部から実際に払い出された賞球の数を検出する払出球検出部412と、貯留部(不図示)での遊技球の貯留の有無を検出する球有り検出部413と、遊技者が遊技する際に使用する遊技球や払い出された賞球が保持される皿153が満タン状態に有るか否かを検出する満タン検出部414と、が接続されている。そして、払出制御部400は、払出球検出部412、球有り検出部413および満タン検出部414にて検出された検出信号を受け取り、これらの検出信号に応じた所定の処理を行う。
さらに、払出制御部400には、ホールに設置されたホストコンピュータに対して各種の情報を送信する枠用外部情報端子基板450が接続されている。そして、払出制御部400は、例えば払出駆動部411に対して払い出すように指示した賞球数に関する情報や払出球検出部412にて検出された実際に払い出された賞球数に関する情報等を、枠用外部情報端子基板450を介してホストコンピュータに送信する。また、遊技制御部200に対しても、同様の情報を送信する。
〔装飾部材の構成・機能〕
図4は、装飾部材60を説明するための図である。
装飾部材60は、本実施形態では遊技盤110の側部に取り付けられる。装飾部材60は、設定されたテーマやキャラクタ等に基づいてデザインされ遊技盤110を飾る部材である。また、装飾部材60は、少なくとも可視領域(約380nm〜780nmの波長領域)において透明な部材によって構成しており、盤ランプ50からの照射光や遊技場の照明光などが透過可能な部材である。本実施形態の装飾部材60は、図4に示すように、比較的大きい星型の形状部分である大型星60Lと、比較的小さい星形の形状部分である小型星60Sとによって形成されている。そして、各大型星60Lは、盤ランプ50の各LED52にそれぞれ対向するように設けている。そして、本実施形態では、装飾部材60が盤ランプ50から光の照射を受けて光るように構成している。
〔盤ランプの構成・機能〕
図5は、盤ランプ50を説明するための図である。また、図6は、図4に示すVI−VI断面の断面図である。
発光部の一例としての盤ランプ50は、実装基板51と、実装基板51に実装されて発光する複数(本実施形態では3個)のLED52と、実装基板51に実装されてLED52の輝度を調整するチップ抵抗53、不図示の電源からの給電を受けるための受電コネクタ54(受電部)とを備える。
基板の一例としての実装基板51は、図5に示すように、基材511と、基材511に形成される配線パターン512と、実装基板51上に形成される反射層513とを有する。
基材511には、例えばガラス繊維にエポキシ樹脂を含浸させたいわゆるガラエポ等を用いることができる。なお、基材511の材料は、本実施形態のガラエポに限定されず、一般的に実装基板の基材に用いられる各種部材を用いることができる。
配線の一例としての配線パターン512は、受電コネクタ54からLED52への給電経路を構成している。配線パターン512は、基材511に形成した銅層を所定の形状にエッチングすることで形成する。なお、後述するように、本実施形態のLED52は、単一のパッケージに2つの発光チップを備えている。そのため、配線パターン512は、図5に示すように、各LED52に対し、2つの発光チップに対応させた2本のアノード経路と、2つの発光チップに共通となる1本のカソード経路との合計3本の経路を備える。
また、配線パターン512は、受電コネクタ54からLED52までの区間の間に、チップ抵抗53を実装するように経路を形成している。
反射層513は、図6に示すように、実装基板51のLED52が実装される側の面にて、実装基板51の全面を覆うように形成されている。反射層513は、少なくとも可視領域(約380nm〜780nmの波長領域)の光反射率が30%以上を有するように構成され、LED52からの照射光などを反射する。また、本実施形態の反射層513は、配線パターン512を覆うように形成した白色のソルダーレジスト膜である。反射層513の材料には、例えばエポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、シリコーン樹脂、アクリル樹脂などに白色の顔料等を添加したものを用いることができる。
なお、反射層513は、LED52の光の反射特性を有するアルミニウム膜などの金属反射層によって構成しても良い。このように反射層513を金属反射層によって構成する場合には、少なくとも配線パターン512との間に絶縁層を介して実装基板51の表面に形成する。
また、実装基板51は、図5に示すように、貫通孔51hを有している。そして、実装基板51は、貫通孔51hにネジなどの固定部材が通され、遊技板部材110dに固定される。これによって、盤ランプ50は、遊技盤110に取り付けられる。なお、本実施形態では、反射層513を白色に構成しているため、実装基板51を止めるネジなどの固定部材についても白色を呈するものを用いている。さらに、本実施形態のパチンコ遊技機100においては、盤ランプ50を遊技盤110に取り付けた状態で、受電コネクタ54は、枠部材150に隠れるように取り付けられる(図4参照)。
発光素子の一例としてのLED52は、ハンダ付けなどによって配線パターン512に取り付けられ、実装基板51と電気的・機械的に接続する。そして、LED52は、実装基板51の配線パターン512を介して給電されて発光する。本実施形態のLED52は、単一のパッケージに赤色発光チップと緑色発光チップとの2つの発光チップを搭載したものである。そして、LED52は、赤色発光チップと緑色発光チップとの発光パターンの組み合わせによって、赤色発光、緑色発光、及び赤色発光と緑色発光との両方による燈色発光を行う。
抵抗素子の一例としてのチップ抵抗53は、図5に示すように、配線パターン512によって形成される給電経路において、受電コネクタ54とLED52との間の区間に設けられる。チップ抵抗53は、LED52にかかる電流の調整を行うことでLED52の輝度を調整する。本実施形態のチップ抵抗53は、内部に抵抗体を備えた矩形状の部品である。
また、チップ抵抗53は、内部の抵抗体を覆うよう設けられチップ抵抗53の表面に形成される反射面53Rを有している。この光の反射面53Rは、可視領域の全域において例えば30%以上の光反射率を有するように構成され、例えばLED52の照射光などを反射する。本実施形態の反射面53Rは、抵抗体を覆う被覆部材の外側の面に白色顔料を塗布したり、白色顔料を添加することで白色を呈する被覆部材によって抵抗体を覆うなどしたりして構成される。なお、反射面53Rは、例えばアルミニウム膜などの金属反射面によって形成することができる。
また、矩形状のチップ抵抗53が実装基板51に実装された状態において、実装面と同じ側を向く反射面53Rには、そのチップ抵抗53の型番、サイズ、抵抗値などの他の種類のチップ抵抗と識別するための標記が記されている。本実施形態では、図5に拡大して示す例では、チップ抵抗53の反射面53R上に数字「102」が標記として記されている。この標記は、可視領域の光を反射し、かつ、反射面53Rにおいて視認可能な色を呈する材料によって形成されている。また、標記は、反射面53Rと同化すると視認が困難となるため、少なくとも反射面53Rが呈する色や材料と異なるように構成することが好ましい。本実施形態では、反射面53Rを白色に構成しているため、標記は、例えば薄緑色の顔料によって形成することができる。なお、反射面53Rを金属反射面にて構成した場合には、例えば白色の顔料を用いて標記を形成することができる。
このようにチップ抵抗53に標記を形成することによって、そのチップ抵抗53の種類を視認することが可能となり、例えば盤ランプ50の製造の際や、製造後に盤ランプ50の構成を確認する際などにおける作業性が向上する。
続いて、実装基板51におけるLED52、チップ抵抗53、及び配線パターン512の位置関係について説明する。なお、以下の説明では、図5に示すように、複数のLED52が列状に並ぶ方向をY方向と呼び、Y方向と直交する方向をX方向と呼ぶ。
本実施形態では、実装基板51において、チップ抵抗53からLED52までの距離が、チップ抵抗53から受電コネクタ54までの距離と比較して近くなるように、チップ抵抗53を実装基板51上に配置している。そして、チップ抵抗53からLED52までの区間の配線パターン512の長さをできる限り短くしている。
本実施形態では、装飾部材60の大型星60L(本実施形態では3つ)のレイアウトに対応させてLED52(本実施形態では3個)を配置している。そのため、実装基板51における複数のLED52の配置は固定される。また、本実施形態では、受電コネクタ54には、例えば受電コネクタ54に接続する不図示の給電ケーブルを枠部材150(図1参照)が設けられる側面側から導く必要があるなどの配置に制約がある。
そして、このように例えばLED52や受電コネクタ54などの配置が固定されるような場合に、LED52からチップ抵抗53までの区間の配線パターン512の長さができる限り短くするように、本実施形態では、以下のようにチップ抵抗53を実装基板51に配置している。
まず、配線パターン512のX方向成分の長さについて説明する。
本実施形態では、図5に示すように、受電コネクタ54からLED52まで配線パターン512を形成し、かつ受電コネクタ54とLED52との間にチップ抵抗53を設けている。そして、配線パターン512のX方向成分の長さは、X方向においてLED52、チップ抵抗53、受電コネクタ54の順にこれらを直線的に配置するほど短くなる。
本実施形態では、図5に破線にて示すように、Y方向に列状に並べられる3個のLED52を通過する線分と、この線分と平行であって受電コネクタ54を通過する線分との間に挟まれる領域Lxにチップ抵抗53を配置している。そして、領域Lxの内側にチップ抵抗53を配置することによって、領域Lxの外側にチップ抵抗を配置する場合と比較して、受電コネクタ54からLED52までの配線パターン512のX方向成分の長さを短くしている。
ここで、例えば領域Lxの外側にチップ抵抗53を配置すると、領域Lxの外側からLED52まで配線パターン512を形成する必要が生じ、その分だけ余計にX方向に沿った方向の配線パターン512を長くする必要が生じる。
これに対して、本実施形態では、領域Lxの内側にチップ抵抗53を配置することによって、Lxの外側にチップ抵抗を配置する場合と比較して、受電コネクタ54からLED52までの配線パターン512のX方向成分の長さを短くしている。
さらに、本実施形態では、受電コネクタ54とチップ抵抗53との間のX方向の距離X1と比較して、チップ抵抗53とLED52との間のX方向の距離X2とを短くしている。
このように、本実施形態では、受電コネクタ54とチップ抵抗53との間のX方向の距離X1と比較して、チップ抵抗53とLED52との間のX方向における距離X2を短くすることで、配線パターン512のX方向成分の長さを、受電コネクタ54からチップ抵抗53までの区間と比較して、チップ抵抗53からLED52までの区間が短くなるようにしている。
続いて、配線パターン512のY方向成分の長さについて説明する。
図5に示すように、本実施形態では3つのチップ抵抗53を集合させ、さらにY方向に3つのLED52を予め定められた間隔で列状に配置している。
そして、本実施形態では、Y方向において両端に設けられる2個のLED52のうち一端(紙面上側)のLED52を通過するとともにX方向に伸びる線分と、他端(紙面下側)のLED52を通過するとともにX方向に伸びる線分との間の領域Lyにチップ抵抗53を配置している。
ここで、配線パターン512において各LED52に対してチップ抵抗53をそれぞれ接続しようとする場合に、領域Lyよりも外側にチップ抵抗53を配置すると、領域Lyより外側に出た分だけ余計に配線パターン512のY方向成分の長さが長くなる。
これに対して、本実施形態では、領域Lyの内側にチップ抵抗53を配置することによって、領域Lyの外側にチップ抵抗53を設ける場合と比較して、LED52からチップ抵抗53までの配線パターン512のY方向成分の長さを短くしている。
以上のように、本実施形態では、チップ抵抗53からLED52までの区間の配線パターン512の長さ(距離)をX方向及びY方向においてできる限り短くすることで、配線パターン512のチップ抵抗53からLED52までの区間に静電気放電による静電気ノイズが侵入し難くなるようにしている。
例えば、何らかの原因によって静電気放電が発生し、実装基板51の配線パターン512に静電気ノイズが侵入する場合を考える。ここで、LED52に対してチップ抵抗53よりも電流の流れの上流側に静電気ノイズが侵入した場合、静電気ノイズがチップ抵抗53を通過した後は静電気ノイズの電圧が低減される。従って、この場合に静電気ノイズによりLED52が損傷する可能性は低い。しかしながら、LED52に対してチップ抵抗53よりも電流の流れの下流側に静電気ノイズが侵入した場合、静電気ノイズは略そのままの電圧でもってLED52を流れる。この場合には、静電気ノイズによってLED52が損傷する可能性は高くなる。
そこで、本実施形態では、チップ抵抗53をLED52に対して近接して配置し、LED52からチップ抵抗53までの区間の配線パターン512の距離を短くすることで、この区間に静電気ノイズが入り難くしてLED52の保護を図っている。
なお、本実施形態では、チップ抵抗53は、表面に反射面53Rを有しているため、例えばチップ抵抗53によってLED52の照射光を吸収し難い構成となっている。そのため、上記のとおり、LED52に対してチップ抵抗53を近接させて配置した場合であっても、LED52の光を効率良く装飾部材60に向けて照射することができる。
続いて、盤ランプ50および装飾部材60による光の演出について説明する。
本実施形態では、例えば大当たりなどの遊技の状態に応じて、装飾部材60を盤ランプ50によって発光させて光による演出を行う。このとき、演出制御部300は、ランプ制御部320に対して盤ランプ50を発光させるコマンドを送信する。そして、ランプ制御部320は、予め定められた発光パターンに基づいて、盤ランプ50の受電コネクタ54に対して電圧を印加する。受電コネクタ54に電圧が印加されることで、受電コネクタ54に接続する配線パターン512に電流が流れ複数のLED52が発光する。
そして、LED52から発せられた光は、主に装飾部材60(大型星60L,小型星60S)側に向けて進行する。また、LED52から発せられた光のうち、実装基板51の反射層513側に向けて進む光は、反射層513にて反射した後、装飾部材60へと向かう。さらに、LED52から発せられた光のうちチップ抵抗53へと向かう光についても、チップ抵抗53の表面に形成された反射面53Rで反射し、装飾部材60側へと進行する。このように、実装基板51に反射層513を形成し、さらに実装基板51の反射層513側に実装されるチップ抵抗53の表面に反射面53Rを形成することで、盤ランプ50全体にて一様にLED52の光を反射する。その結果、盤ランプ50における光量ムラの発生が抑制される。
また、本実施形態が適用される盤ランプ50は、盤ランプ50のLED52が消灯している状態において、装飾部材60の見栄えが悪くなることを抑制する。
本実施形態の装飾部材60は、可視領域において透明な部材によって構成されている。従って、盤ランプ50が消灯した状態においても、遊技場の照明光などの外部の光が装飾部材60を介して内側に入るので、内側の盤ランプ50が透けて見える。
ここで、例えばチップ抵抗53に反射面53Rを設けていない通常のチップ抵抗の場合には、その表面の光の反射率は低くチップ抵抗53にて光が吸収されて装飾部材60のチップ抵抗53と対向する領域は黒く映り、チップ抵抗53と対向していない領域は白く映るなどの装飾部材60において色ムラが発生する場合がある。このような装飾部材60の色ムラは、パチンコ遊技機100を演出する部材としての見栄えを悪くしてしまうことにつながる。
これに対して、本実施形態では、チップ抵抗53に反射面53Rを形成しているため、装飾部材60のチップ抵抗53と対向する領域が暗くならずに、装飾部材60における色ムラの発生が抑制される。
また、本実施形態では、実装基板51の反射層513が白色を呈し、チップ抵抗53の反射面53Rが白色を呈して、反射層513と反射面53Rとが同一色になるように構成している。このように構成することで、盤ランプ50としての光量ムラや、装飾部材60を介して見た場合における色ムラの発生が特に抑制される。なお、白色の他に、例えば反射層513と反射面53Rとを両方とも金属反射層によって構成しても良い。
さらに、本実施形態のパチンコ遊技機100では、可視領域において透明な部材によって構成した材料によって装飾部材60を構成し、さらに盤ランプ50における実装基板51の反射層513及びチップ抵抗53の反射面53Rを装飾部材60が透過する可視領域の光を反射するように構成している。ここで、例えば実装基板51の反射層513及びチップ抵抗53の反射面53Rが装飾部材60を透過する光のうち特定の波長のみを反射するように構成すると、装飾部材60の色味が本来意図する色味と異なってしまう場合がある。これに対して、本実施形態では、装飾部材60が透過する光の波長領域と、例えば実装基板51の反射層513及びチップ抵抗53の反射面53Rが反射する光の波長領域とを同一にすることで、装飾部材60の見栄えの良い演出を行っている。
50…盤ランプ、51…実装基板、52…LED、53…チップ抵抗、53R…反射面、60…装飾部材、100…パチンコ遊技機、512…配線パターン、513…反射層

Claims (5)

  1. 遊技領域を形成する遊技盤と、当該遊技盤に設けられ発光する発光部とを有する遊技機であって、
    前記発光部は、
    発光する発光素子と、
    前記発光素子に給電する配線が形成され、当該発光素子が実装される基板と、
    前記基板の前記発光素子が実装される面に形成され、可視領域の光を反射する反射層と、
    前記基板の前記反射層が形成される側の面に実装されて当該基板の前記配線に接続し当該発光素子に流れる電流を調整するとともに、可視領域の光を反射する反射面が表面に形成され、当該反射面が白色または金属反射面である抵抗素子と、
    前記発光部の遊技者側に設けられ、可視領域において透明な部材によって構成された透明部材と、
    前記基板に設けられて前記配線に接続し、前記発光素子に対する給電を受ける受電部と、を備え、
    前記抵抗素子は、当該抵抗素子から前記受電部までの距離と比較して、当該抵抗素子から前記発光素子までの距離が近くなるように配置され、
    前記基板における前記反射層と前記抵抗素子の前記反射面とは、前記透明部材を通過する光を反射し、
    前記抵抗素子は、可視領域の光を反射する材料によって形成された標記を有することを特徴とする遊技機。
  2. 遊技領域を形成する遊技盤と、当該遊技盤に設けられ発光する発光部とを有する遊技機であって、
    前記発光部は、
    発光する発光素子と、
    前記発光素子に給電する配線が形成され、当該発光素子が実装される基板と、
    前記基板の前記発光素子が実装される面に形成され、可視領域の光を反射する反射層と、
    前記基板の前記反射層が形成される側の面に実装されて当該基板の前記配線に接続し当該発光素子に流れる電流を調整するとともに、可視領域の光を反射する反射面が表面に形成された抵抗素子と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  3. 前記基板に設けられて前記配線に接続し、前記発光素子に対する給電を受ける受電部を備え、
    前記抵抗素子は、当該抵抗素子から前記受電部までの距離と比較して、当該抵抗素子から前記発光素子までの距離が近くなるように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記発光部の遊技者側に、可視領域において透明な部材によって構成された透明部材をさらに備え、
    前記基板における前記反射層と前記抵抗素子の前記反射面とは、前記透明部材を通過する光を反射することを特徴とする請求項2又は3に記載の遊技機。
  5. 前記抵抗素子は、可視領域の光を反射する材料によって形成された標記を有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の遊技機。
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