JP6268339B1 - 簡易トイレ小便器 - Google Patents

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Abstract

【課題】雨や風が吹いても、タンクに雨水が流れ込んだり、風が吹いてもトイレが転倒したりする事や、トイレを使用中前方の家から小便をしている人の体の前面が見えていたが、体の腹から腰の下まで、蓋で見えなくして、美しく清潔な簡易トイレ小便器を提供する。【解決手段】前記目的を達成するために、本発明の簡易トイレ小便器は、排尿タンク、高さ固定具、小便受部から形成されたものである。【選択図】 図1

Description

本発明は、期間の短い工事現場や避難場所などに設置して使用する簡易トイレ小便器に関する。
従来の簡易トイレ小便器は、灯油を入れるポリタンクの口に漏斗のような形状の小便受を差し込み、小便受に用を足して、ポリタンクに尿を溜めていた。しかし、このような簡易トイレ小便器は、アンモニアの臭いがきつい、雨水がポリタンクに流れ込む、風が吹けば転倒する、などの問題があった。この問題を解決するため、特許文献1に記載の簡易トイレ小便器が提案されている。
特許文献1に記載の簡易トイレ小便器は、排尿タンクを固定する土台と、排尿タンクと連結される排尿パイプを有する小便受と、小便受の前面に設けられた開閉ドアーとを有し、小便受の高さを調整可能としたものである。
特許第5727662号公報
特許文献1に記載の簡易トイレ小便器は、尿を溜める排尿タンクを地面に固定するための土台が必要であり、またその土台に形状が収まる排尿タンクが必要である。そのため、排尿タンクが尿で満杯になった時、土台専用の排尿タンクでなければ取り付けができないので、容易に排尿タンクの交換ができない。
また、特許文献1に記載の簡易トイレ小便器は、小便受に開閉ドアーが設けられているため、アンモニアの臭いはなく、タンクに雨水が流入するのを防止できる。しかし、小便受には観音開き式の開閉ドアーが取り付けられているので、その開閉ドアーを開く事により、小便をしていても左・右のドアーで身体の横方向からは、体の前の一部分は見えなくすることができるが、前方からは体の前の一部分が見えるため、工事現場の近隣の家などから苦情がでていた。
本発明は、液体を収納する液体タンクの液体流入口に挿入される排尿パイプを有する小便受と、排尿パイプが挿通され小便受と液体タンクの間に設けられる高さ固定具とを備えたものである。
本発明によれば、高さ固定具を介して排尿パイプを液体タンクに挿入するだけで、小便受を液体タンクに固定できるので、液体タンクとして、土台専用でなくても、市販されている一般の飲料水や灯油などのポリタンクも使用できる。したがって、尿で満杯になった液体タンクの交換が容易となる。
本発明の一実施例の簡易小便器の側面図。 簡易小便器の正面図。 簡易小便器の小便受に付いている、蓋を開けていない状態の側面図。 小便受部の側面図。 排尿タンクの側面図。 保持部の斜視図。 角柱状の高さ固定具の斜視図。 円柱状の高さ固定具の斜視図。 排出用延長ホースの斜視図。 隠し板の斜視図。 排尿タンクの小便を家庭の出入り口近くにある、汚水用マンホールに排出用延長ホースを付けて流している図。 簡易小便器に小便をしている人の側面図。 正角形状のポリタンクの斜視図。 扁平缶のポリタンクの斜視図 他の小便受部の側面図。 さらに他の小便受部の側面図。
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図15に基づいて説明する。
図1は、本実施の形態の簡易トイレ小便器1の側面図を示す。この図において、本実施の形態の簡易トイレ小便器1は、液体を収納する液体タンクである排尿タンク9の液体流入口である小便流入口24に挿入される排尿パイプ8を有する小便受部13と、排尿パイプ8が挿通され、小便受部13と排尿タンク9の間に設けられる高さ固定具7とを備えている。
すなわち、図1の小便受部13の外側上部には、小便受部13の前面開口部を覆い、小便受部13の上部を軸にして上下に回動自在の、薄い皿形状の蓋が2設けられている。すなわち、小便受部13の外側上部には、上下に上げ下げすることができる、蓋2が蝶番12で設けられている。蓋2を閉じたときの蓋2の右側部上方には、蓋2を上げ下げするための取手3Aが、蓋2と一体形成されている。
小便受部13の外側壁に、着脱自在の隠し板4が設けられている。すなわち、小便受部13の外側左右には、小便をしている人の腰の前部を見えにくくするための、平板状の隠し板4が設けられている。隠し板4は取り外しが自由にできる。隠し板4は、図1に示すように、小便受部13の外側左右の上部に、隠し板4の上部が小便受部13の上辺よりも高くなるように設けられている。
これにより、隠し板4で用を足す人の前部分を有効に隠すことができる。蓋2の取手3Aは、棒状であってもよいが、球形にすることにより、取手3Aの操作が隠し板4で邪魔されにくくすることができる。すなわち、棒状の取手3Aであれば、その開閉時の軌跡が隠し板4の輪郭の外側を通る方が操作しやすいが、球状の取手3Aであれば、その開閉時の軌跡が隠し板4の輪郭内側を通っても容易に操作できる。
小便受部13の前面開口部の外周縁には、肉厚部が形成されている。すなわち、図2の小便受部13の開口部の外周には、雨水の浸入を防ぐため1cmぐらいの高さで縁取14を設けている。
図3は簡易トイレ小便器1の蓋2を閉じている側面図である。蓋2を閉じることにより、小便受部13の開口部に風が入らないため転倒防止する事ができる。さらに、トイレの臭いが外部に広がるのを防止する事ができる。
さらに、小便受部13の左右の外側側面の下方には、保持リング17を保持するための保持具18が設けられている。地中に差し込んでいる杭15などから保持ロープ又は保持針金16を保持リング17に引っ張って取付けている。そのため簡易トイレ小便器は、強い風でも耐えることができる。
図4は小便受部13の側面図である、小便受部13で受けた小便は排尿パイプ8を流れて、排尿タンク9に溜めて排出される。排尿パイプ8の小便受部13との結合部には、排尿パイプ8の回転を防止するための回転止め27が形成されている。回転止め27は、図4に示すように、外方に向かって突出しており、図7に示す、高さ固定具7に設けられた、凹状の回転止め受28と勘合する。これにより、小便受部13の、排尿パイプ8を軸とした回転を防止でき、常に同じ位置で用を足すことができる。
図5は排尿タンク9の側面図である。排尿タンク9の上部には小便の流入口24と排出用ノズル10が設けられ、ノズル10の先端にはキャップ11が設けられている。
図6は保持リング17と保持具18から構成される保持部23の斜視図である。
図7は高さ固定具7の斜視図であって、排尿タンク9の上部に設けられているネジ部25に高さ固定具7を差し込んで、ネジ部25で固定することができる。又高さ固定部7は、図7に示す角形状の他、図7Aに示す円柱形状のどちらでも使用できる。
いずれの場合でも、高さ固定具7は、上部に、凹状の回転止め受28が形成されており、排尿パイプ8の回転止め27と勘合しあう。したがって、風が吹いたり、手を小便受け13に不用意に触れたりして小便受け13が回転してしまうことはない。すなわち、常に小便受け13の開口部が定位置にあり、用が足しやすい。
なお、小便受け13の回転を防止するためには、図14に示すように、排尿パイプ8の上部の径を下部の径よりも太くするテーパー状にし、高さ固定部7の内径を上部が下部より太いテーパー状としてもよい。これにより、排尿パイプ8を高さ固定部7に差し込んだ時、摩擦力により、排尿パイプ8の回転が止められる。
また、図15に示すように、排尿パイプ8の内径と高さ固定部7の内径とをほぼ同じにすることによっても、排尿パイプ8の回転が止められるが、図14に示すテーパー形状の方がより回転防止になる。
図8は排尿タンク9に設けられている、排出用ノズル10の先に接続する排出用延長ホース21を示している。
図9は小便受部13の外側側壁に取りつける隠し板4を示している。支持部5を小便受部13の外側側壁に蝶ネジ6で締めつけて固定することで、小便をしている人の体の前部分が左右からは、見えにくくなる。支持部5と隠し板4との角度は、20〜30度程度が、用を足すのに邪魔にならず、左右からみられるのを防止できる。
ところで、小便受部13の大きさは、人の体の前部分を隠すためには大きい方が良いが、高さが高くなるために不安定となる、材料費が高くなりコスト高になる、装置が大型になり梱包代および輸送代が高くなる、さらに展示や保管のために広い場所が必要になる、などの問題が発生する。しかし、本実施の形態によれば、小便受部13の大きさは、人の体の前部を隠せなくても、上部が小便受部13の上辺よりも高い隠し板4、さらに上下開閉の蓋2を備えているので、安定に設置し、コスト高にならず、広い場所も必要ない。
図10は、尿で一杯になった排尿タンク9の排出用ノズル10の先に排出用延長ホース21を取り付け、汚水用のマンホールに尿を流し入れている状態を示す図である。排尿タンク9の取手3Bを持ち、排尿タンク9を傾けて、排出用延長ホース21を汚水用マンホール22に差し込んで尿を流す。
図11は、簡易トイレ小便器に小便をしている図であって、隠し板4で体の前部分を見えなくしている。
図12、図13は市販のポリタンクを示す斜視図である。簡易トイレ小便器1の排尿タンク9のタンクの中の小便が一杯になり、予備のタンクと交換したい場合などは、従来品のタンクで、例えば容量20L、口径50mmで2口付の扁平缶27(図13)、又は容量20L、口径が50mmで2口付の正角缶26(図12)であれば簡易トイレ小便器の排尿タンクとして使用できる。扁平缶27でも保持部23の保持リング17と保持具18で転倒しないように保持できる。
1 簡易トイレ小便器
2 蓋
3A 取手
3B 取手
4 隠し板
5 支持部
6 蝶ネジ
7 高さ固定具
7A 円柱状の高さ固定具
8 排尿パイプ
9 排尿タンク(液体タンク)
10 排出用ノズル
11 キャップ
12 蝶番
13 小便受部
14 縁取(肉厚部分)
15 杭
16 保持ロープ又は保持針金
17 保持リング
18 保持具
19 排尿パイプ差し込み口
20 小便流出口
21 排出用延長ホース
22 汚水用マンホール
23 保持部
24 小便流入口(液体流入口)
25 ネジ部
26 ポリタンク
27 回転止め
28 回転止め受

Claims (4)

  1. 前面に前面開口部が形成され、液体を収納する液体タンクの液体流入口に挿入される排尿パイプを有する、小便受部と、前記排尿パイプが挿通され、前記小便受部と前記液体タンクの間に設けられる固定具と、前記小便受部の前面開口部を覆い前記小便受部の上部に上下に回動自在に設けられた蓋とを備えた事を特徴とする簡易トイレ小便器。
  2. 前記前面開口部の外周縁に、肉厚部が形成された事を特徴とする請求項1に記載の
    簡易トイレ小便器。
  3. 前記小便受部の外側壁に、着脱自在の隠し板が設けられた事を特徴とする請求項1に記載の簡易トイレ小便器。
  4. 前記小便受部の外側壁に、前記小便受部を固定する保持部を備えた事を特徴とする、請求項1に記載の簡易トイレ小便器。
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