JP6268235B2 - 体重管理システム及びプログラム - Google Patents

体重管理システム及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6268235B2
JP6268235B2 JP2016142057A JP2016142057A JP6268235B2 JP 6268235 B2 JP6268235 B2 JP 6268235B2 JP 2016142057 A JP2016142057 A JP 2016142057A JP 2016142057 A JP2016142057 A JP 2016142057A JP 6268235 B2 JP6268235 B2 JP 6268235B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
target
current
target line
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016142057A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018013372A (ja
Inventor
正浩 寺島
正浩 寺島
Original Assignee
正浩 寺島
正浩 寺島
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 正浩 寺島, 正浩 寺島 filed Critical 正浩 寺島
Priority to JP2016142057A priority Critical patent/JP6268235B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6268235B2 publication Critical patent/JP6268235B2/ja
Publication of JP2018013372A publication Critical patent/JP2018013372A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Description

本発明は,日々の体重の測定結果に基づいてユーザの体重変化を管理する体重管理システム及びプログラムに関する。
人の体重調整能力はとても精密であり,その体重は日々変化する。体重の変化は,飲食物を体内に摂り入れた食事量や,体外への排出量,日々の運動量に大きな影響を受ける。このため,人が体重を変化させようと思ったときには,当人が普通と思っている食事量や運動量を変化させる必要がある。つまり,肥満の者,標準体重の者,痩せ気味の者はそれぞれ普通の量の食事をしていると思っているが,例えば,肥満の者が体重を減らす場合には食事量を減らし,痩せ気味の物が体重を増やす場合には食事量を増やしていくことが必要となる。従って,ユーザが目標とする体重に到達するためには,日々の食事量と運動量を調整することによって,その体重を細かく管理することが重要である。
ここで,特許文献1には,健康管理支援を受けている参加者が,健康管理支援期間でのその体重の変化の傾向を明確にかつ簡単に確認することができるようにするための健康管理支援システムが開示されている。このシステムでは,健康管理支援期間の順次の日にちを体重の計測日として,健康指導を受ける参加者の体重の計測日毎の計測体重を取得し,計測体重を演算処理して体重の変化の傾向を表わす体重グラフを作成する。
特開2010−237805号公報
ところで,特許文献1に記載のシステムは,毎日の体重の測定結果をグラフ上にプロットし,そのプロット点を直線で繋ぐことによって,ユーザの体重変化の傾向をグラフ上に表すようにしている。しかしながら,このシステムは,ユーザの過去の体重を記録することによって,これまでの体重の変化の傾向をユーザに提示しているに過ぎない。このため,このシステムによれば,ユーザは,過去の体重変化の傾向を知ることはできるものの,将来の達成目標日までに目標体重に到達するという目標に向けて,明日どの程度体重を変化させれば良いかということを明確には理解することができないという問題がある。すなわち,目標体重を達成するためには,達成目標日に向けて徐々に体重を変化させていくことが重要になるが,特許文献1のシステムでは,目標に向けて日々適切な体重管理ができているかどうかをユーザに対して提示することが難しいという問題があった。
また,体重調整に焦りは禁物であり,例えばダイエットの目的で,厳しい食事制限を行って大幅に体重を減少させてしまうと,その反動により食事量が却って増えて,体重の増加を招いてしまうという問題はよく知られている(いわゆるリバウンド)。このため,適切に体重を調整するためには,体重を大幅に変化させることは避けるべきであり,最終的な目標体重に向けて徐々に体重を変化させていくことが肝要である。ところが,従来の体重管理システムでは,明日どの程度体重を変化させることが適切であるかということを明確に理解できないため,例えばダイエット目的で一気に体重を減らしてしまった結果,リバウンドが発生し,体重管理の失敗を招くという問題がある。
このため,本発明は,最終的な目標体重に向けて,次に目指すべき目標体重を無理のない範囲で適切にユーザに提示し,今後の24時間で食事量と運動量をどのぐらい変化させたら良いかを適切にアドバイスすることのできる体重管理システム及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の発明者は,上記従来技術の問題を解決する手段について鋭意検討した結果,初期体重から最終目標体重までの体重の変化量を,最終目標体重の達成目標期間で割ることで,次に目指すべき単位期間毎の目標体重を,ユーザに適切提示することを提案する。また,本発明者は,単位期間毎の目標体重を自動計算するとともに,ここで算出した目標体重とユーザの現体重の測定結果と比較判定することで,ユーザが体重管理を適切に行えているかどうかを正確に判断できるという知見を得た。そして,本発明者は,上記知見に基づけば,従来技術の問題を解決できることに想到し,本発明を完成させた。具体的に説明すると,本発明は以下の構成を有する。
本発明の第1の側面は,体重管理システムに関する。本発明に係るシステムは,少なくとも,CPUなどのプロセッサにより構成された制御演算装置を含んで構築される。本発明のシステムは,目標設定部と,現体重入力部と,目標体重算出部と,体重判定部と,管理情報出力部とを有する。目標設定部は,初期体重,当該初期体重から最終目標体重までの変化量,及び当該最終目標体重の達成目標期間の入力を受け付ける。目標設定部は,ユーザから,これらの初期体重,変化量,及び達成目標期間の入力を直接受け付けるものであってもよい。また,目標設定部は,ユーザから初期体重と最終目標体重の入力を受けて,それらの変化量を自動計算することによって,当該変化量の入力を受け付けるものであってもよい。また,目標設定部は,ユーザから初期体重の測定時と最終目標体重の達成目標時の入力を受けて,それらから最終目標体重の達成目標期間を自動計算することにより,最終目標体重の達成目標期間の入力を受け付けるものであってもよい。現体重入力部は,現在の現体重,及び当該現体重の測定時の入力を受け付ける。目標体重算出部は,初期体重から最終目標体重までの変化量を達成目標期間で割った値に基づいて,当該達成目標期間内での単位期間毎の目標体重を求める。体重判定部は,現体重と当該現体重の測定時における目標体重とを比較して,両者が一致しているか否かを判断する。管理情報出力部は,体重判定部での判断結果に応じた体重管理に関する情報を出力装置に出力する。例えば,管理情報出力部は,現体重が目標体重に一致しているかどうかに関する情報や,体重の変化に関する情報とともに,明日なるべき目標体重に向けて摂取すべき食事量(カロリー摂取量)や運動量に関する情報をディスプレイやスピーカに出力することができる。
上記構成のように,体重の管理期間(初期体重の測定時から達成目標時までの期間)に相当する達成目標期間で初期体重から最終目標体重までの変化量を割ることで,単位期間あたりの変化量が求まる。この単位期間あたりの変化量に基づけば,体重の管理期間内での単位期間あたりの目標体重を算出することができる。こうして算出した単位期間あたりの目標体重と実際に測定した現体重を比較すれば,その測定時の体重が目標体重と一致しているのか,あるいは目標体重より多いのか少ないのかを判断できる。そして,現体重が目標体重と一致している場合には,その旨をユーザに通知することでユーザのモチベーションを向上させることができ,現体重と目標体重にずれが生じている場合には,例えば明日の体重が目標多重と一致するようにアドバイスを行うことができる。これにより,最終的な目標体重に向けて,次に目指すべき目標体重を無理のない範囲で適切にユーザに提示することができる。また,大幅な体重の変化を抑制することができるため,体重のリバウンドを防止できる。
本発明の体重管理システムは,第1軸(例えば横軸)を時間(時分や,日数,日付)とし第2軸(例えば縦軸)を体重としたグラフをディスプレイ上に表示するグラフ表示部をさらに有することが好ましい。この場合,体重管理システムは,さらに目標線生成部をさらに有する。目標線生成部は,初期体重の測定時における初期体重と最終目標体重の達成目標時における最終目標体重とを直線で結んだ目標線を生成する。そして,グラフ表示部は,目標線が描かれたグラフをディスプレイに表示する。
上記構成のように,目標線が描かれたグラフをディスプレイ上に表示することで,この目標線の傾きにより,ユーザに対してどのようなペースで体重を変化させれば良いかを分かりやすく提示することができる。
本発明の体重管理システムは,差分計算部と補助目標線生成部をさらに有することが好ましい。差分計算部は,体重判定部が現体重と当該現体重の測定時における目標体重とが異なると判断した場合に,当該現体重と当該目標体重の差分値を求める。補助目標線生成部は,差分計算部で求めた差分値が第1閾値を超えている場合に,現体重と所定の調整期間後における目標体重とを直線で結んだ補助目標線を生成する。この場合に,グラフ表示部は,目標線に加えて,補助目標線がさらに描かれたグラフをディスプレイに表示する。なお,「第1閾値」は,自由に設定することができ,例えば±0.5kg,±1.0kg,±2kg,又は±5kgなどから選択することができる。また,体重の重い者と軽い者では体重の変化のしやすさが異なる(一般的には体重の重い者の方が変化量は大きい)ため,初期体重や現体重に応じて,第1閾値の値を異ならせることとしてもよい。また,「所定の調整期間」も,自由に設定することができ,例えば日単位である場合には3日,4日,5日,又は10日などから選択することができる。また,ユーザが自由に所定の調整期間を設定できるようにしてもよい。また,初期体重や現体重に応じて,所定の調整期間を異ならせることとしてもよい。
上記構成では,現体重が単位期間毎の目標体重から一定値以上で解離した場合に,当初の目標線に戻るようにユーザを後押しするための補助目標線を設定する。現体重が単位期間毎の目標体重から解離すると,ユーザが目標線上に体重を戻すことに無理を感じ,体重管理を継続することを諦めてしまう恐れがある。そこで,上記のように,補助目標線を設定することで,無理のない範囲で,ユーザに対して目標線上に体重を戻すことを促すことができるため,体重管理を継続するモチベーションを維持することができる。
本発明の体重管理システムは,修正目標線生成部をさらに有することが好ましい。修正目標線生成部は,現体重と目標体重の差分値が第2閾値(ただし第1閾値よりも大きい)を超えている場合に,補助目標線よりも傾きが緩やかな修正目標線を生成する。この場合に,グラフ表示部は,補助目標線に加えて又はこれに代えて,修正目標線がさらに描かれたグラフをディスプレイに表示する。なお,修正目標線の傾きは,補助目標線の傾きよりも緩やかであればよく,例えば目標線と平行なものであってもよい。特に,修正目標線の傾きは,目標線よりも傾きが緩やかなものであることが好ましい。
現体重と目標体重との差分値が,補助目標線を生成するための第1閾値よりもさらに大きい値の第2閾値を超えて解離している場合には,補助目標線に沿って体重を調整することが困難である場合が多い。そこで,上記構成のように,差分値が第2閾値を超える場合には,補助目標線に従って目標線上に体重を戻すことを促すのではなく,新たに目標を設定し直した修正目標線を生成する。このように,差分値が第2閾値を超えた場合には,修正目標線を生成することで,ユーザに対して体重管理のリスタートを促す。つまり,修正目標線を生成することで,ユーザに対してリスタートのきっかけを与えることができる。このように,無理のない範囲でユーザに再び体重管理を継続するように促す仕組みを設けることで,体重管理のモチベーションを持続させることに繋がる。
本発明の第2の側面は,コンピュータプログラムに関する。本発明に関するコンピュータプログラムは,コンピュータを前述した第1の側面に係る体重管理システムとして機能させるためのプログラムである。本発明のプログラムは,コンピュータの記憶装置等に記憶される。コンピュータは,記憶装置から必要に応じて本発明に係るプログラムを記憶装置から読み出して,そこに記載されたコードに従って情報処理を実行する。本発明に関するコンピュータプログラムは,例えばインターネットを通じてダウンロード可能なスマートフォン用のアプリケーションプログラムであってもよい。
本発明によれば,最終的な目標体重に向けて,次に目指すべき目標体重を無理のない範囲で適切にユーザに提示し,今後の24時間で食事量と運動量をどのぐらい変化させたら良いかを適切にアドバイスすることができる。
図1は,本発明に係るシステムの構成を示した機能ブロック図である。 図2は,目標設定の工程を示したフロー図である。 図3は,体重管理情報を表示する工程を示したフロー図である。 図4は,補助目標線及び修正目標線を生成する工程を示したフロー図である。 図5は,本発明に係るシステムで表示可能なグラフの一例を示している。 図6は,本発明に係るシステムで表示可能なグラフの他の例を示している。
以下,図面を用いて本発明を実施するための形態について説明する。本発明は,以下に説明する形態に限定されるものではなく,以下の形態から当業者が自明な範囲で適宜変更したものも含む。
本発明は,体重管理システムに関する。本発明に係る体重管理システムは,体重の減少の管理だけでなく,体重の増加や体重の維持の管理にも利用することができる。
なお,以下に説明する実施形態は,1日を単位期間とした日単位で体重管理を行うものである。ただし,本発明はこの実施形態に限定されるものではなく,時間単位や分単位で体重管理を行うこともできる。例えば,1時間や,6時間,12時間などを単位期間とした時間単位や,60分や120分などを単位期間とした分単位での体重管理も可能である。
本発明に係る体重管理システムは,例えば携帯情報端末(スマートフォンなど)一台で構築されたものであってもよいし,この携帯情報端末とサーバ型コンピュータとをインターネットを介して相互に接続することによって構築されたものであってもよい。本システムを,携帯情報端末とサーバとで構築する場合,後述する制御演算装置の機能は,携帯情報端末側に実装されていてもよいし,サーバ側に実装されていてもよいし,あるいは携帯情報端末とサーバとに分散されていてもよい。また,本発明に係る体重管理システムは,携帯情報端末に限らず,汎用型コンピュータ(デスクトップタイプ又はラップトップタイプ)によって構築されていてもよい。さらに,本発明に係る体重管理システムは,例えば,汎用型コンピュータと体重計とを接続することによって構築することも可能である。なお,本発明のシステムの構成は,ここに記述された形態に限定されるものではない。
図1は,本発明に係る体重管理システム100の構成を示した機能ブロック図である。本システム100は,少なくとも制御演算装置1を備えている。また,本システム100は,制御演算装置1に加えて,入力装置2,出力装置3,及び記憶装置4を備えていることが好ましい。
制御演算装置1は,アプリケーションプログラムに従って,入力装置2,出力装置3,及び記憶装置4を制御するとともに,所定の演算を行うための装置である。制御演算装置1は,CPUやGPUなどのプロセッサにより実現できる。アプリケーションプログラムは記憶装置4に記憶されている。制御演算装置1は,必要に応じてこの記憶装置4からアプリケーションプログラムを読み出して制御及び演算処理を実行する。制御演算装置1の各機能構成の詳細については後述する。
入力装置2は,制御演算装置1に所定の情報を入力するための装置である。入力装置2としては,公知のものを採用できる。例えば,入力装置2としては,キーボードや,マウス,タッチパネルを利用できる。タッチパネルは,ディスプレイとともに,タッチパネルディスプレイを構成していてもよい。また,入力装置2としては,体重計を利用することもできる。この場合,体重計によって測定された体重の値が,有線通信又は無線通信により,制御演算装置1に入力される。
出力装置3は,制御演算装置1による演算結果を出力するための装置である。出力装置3としては,公知のものを採用できる。例えば,出力装置3としては,ディスプレイやスピーカを利用できる。
記憶装置4は,アプリケーションプログラムや,制御演算装置1による演算結果を記憶するための装置である。記憶装置4としては,公知のものを採用できる。例えば,記憶装置4としては,HDDやSDDといった不揮発性メモリを利用できる。また,記憶装置4には,演算処理の途中経過などを書き込み/読み出すためのRAMやDRAMといった揮発性メモリが含まれていてもよい。
続いて,図1に示された制御演算装置1の各機能構成について,図2から図4に示したフロー図を参考にして説明を行う。図1に示されるように,制御演算装置1は,機能ブロックとして,目標設定部10,現体重入力部11,目標体重算出部12,体重判定部13,管理情報出力部14,目標線生成部15,グラフ表示部16,差分計算部17,補助目標線生成部18,及び修正目標線生成部19を有する。
図2は,最初に目標設定を行う際の工程を示している。ここでは,本システムの利用するユーザが,最初に行う初期登録の手順について説明する。ユーザは,まず,入力装置2を利用して,自己の初期体重(体重管理を始めた最初の日の体重)と,その測定日を入力する(ステップS1−1)。ユーザは,体重計で測定した初期体重及びその測定日を,キーボードやタッチパネルを介して入力してもよい。また,体重計が制御演算装置1に有線又は無線で接続されている場合,体重計で測定した初期体重及びその測定日が,自動的に制御演算装置1に入力されるようになっていてもよい。また,ユーザは,入力装置2を利用して,自身が望む最終目標体重(最終的に到達することを希望する体重)と,その達成目標日を入力する(ステップS1−2)。なお,ステップS1−1とS1−2の手順はどちらを先に行ってもよい。本実施形態において,制御演算装置1の目標設定部10は,このようにして入力装置2を介して入力された初期体重,当該初期体重の測定日,最終目標体重,及び当該最終目標体重の達成目標日の入力を受け付ける。この場合の入力例は,“初期体重:80kg”,“初期体重の測定日:8月1日”,“最終目標体重:79kg”,“最終目標体重の達成目標日:8月30日”である。目標設定部10は,初期体重と最終目標体重の入力を受け付けることで,それらの変化量を自動計算することができる。また,目標設定部10は,初期体重の測定日と最終目標体重の達成目標日の入力を受けることで,それらから最終目標体重の達成目標日数を自動計算することができる。なお,目標設定部10は,ディスプレイに目標設定用の入力画面を表示することによって,ユーザによる目標設定の入力支援を行うものであってもよい。
また,ステップS1−1及びS1−2に代えて,目標設定部10は,直接的に,ユーザから,初期体重,当該初期体重から最終目標体重までの変化量,及び当該最終目標体重の達成目標日数の入力を受け付けるものであってもよい。この場合の入力例は,“初期体重:80kg”,“変化量:−1kg”,“達成目標日数:30日”である。このような場合には,目標設定部10は,上記した変化量と達成目標日数の自動計算を行わなくて済む。
次に,目標体重算出部12は,目標設定部10から各種情報を受け取り,初期体重の測定日から最終目標体重の達成目標日までの期間(以下「管理期間」ともいう。)において,毎日の目標体重を算出する演算を行う(ステップS1−3)。すなわち,目標体重算出部12は,初期体重から最終目標体重までの変化量を,最終目標体重の達成目標日数で割る。これにより,管理期間の間の日毎の変化量の目標値が算出される。そして,ここで算出した日毎の変化量の目標値を,日数の経過に応じて初期体重から減算(又は加算)することにより,毎日の目標体重を求めることができる。なお,本願明細書では,管理期間の間に日毎に達成すべき体重を単に「目標体重」と称し,ユーザが最終的に達成することを希望する体重を「最終目標体重」と称している。
次に,目標線生成部15は,グラフ上に描画するための目標線を生成する(ステップS1−4)。グラフの一例は,図5に示されている。グラフは,例えば縦軸を体重とし横軸を日にち(計測日を日数や日付で表したもの)とした2次元グラフである。なお,縦軸と横軸は反対にすることもできる。また,目標線は,図5に示されるように,初期体重の測定日における初期体重と達成目標日における最終目標体重とを結ぶ直線である。図5は,体重80kgの人が30日で−1.0kgを目指す場合の例を示している。この場合,初期体重は80kgであり,初期体重の測定日は0日目(スタート)であり,最終目標体重は79kgであり,最終目標体重の達成目標日は30日である。このような目標線を生成してグラフ上に描画することで,ユーザは,最終目標体重に向けてどの程度のペースで体重を変化させれば良いかを理解しやすくなる。
次に,グラフ表示部16は,目標線生成部15が生成した目標線を描画したグラフを,出力装置3を構成するディスプレイに表示する(ステップS1−5)。グラフ表示部16は,グラフを生成してディスプレイ上に表示するものであってもよいし,記憶装置4からグラフの元データを読み出してディスプレイ上に表示するものであってもよい。ここでは,縦軸に体重,横軸に計測日が設定されたグラフに,目標線が描画されたものが表示される。
また,図示は省略するが,目標設定の工程において,ユーザが設定した最終目標体重と達成目標日(達成目標日数)に無理があるときには,その旨をディスプレイやスピーカを介してユーザに通知することとしてもよい。例えば,複数の体重域ごとに,無理のない範囲で体重を変化させることのできる基準となる目標線の傾き(基準傾き)を予め設定しておく。そして,目標線生成部15が生成した目標線の傾きが,基準傾きよりも急である場合には,その目標設定に無理があると判断して,その旨をユーザに通知すればよい。例えば,60〜70kgの第1の体重域について第1の基準傾きを設定し,70〜80kgの第2の体重域について第2の基準傾きを設定するといったように,それぞれの体重域ごとに基準傾きを設けておく。そして,ユーザの初期体重に相当する体重域について設定された基準傾きを参照し,ユーザが設定した目標線の傾きと基準傾きとを比較して,その目標線の傾きが基準傾きよりも急であるか否かを判断する。これにより,無理のない範囲での目標設定を促すことができる。
図3は,目標の初期登録を終えて,ユーザの体重管理を開始した後の工程を示している。図3に示した工程を,毎日繰り返すことでユーザの体重管理を行う。ユーザは,まず,入力装置2を利用して,自己の現在の現体重(初期体重の測定日以後に測定した体重)と,その測定日を入力する(ステップS2−1)。ユーザは,体重計で測定した現体重及びその測定日を,キーボードやタッチパネルを介して入力してもよい。また,体重計が制御演算装置1に有線又は無線で接続されている場合,体重計で測定した現体重及びその測定日が,自動的に制御演算装置1に入力されるようになっていてもよい。制御演算装置1の現体重入力部11は,このようにして入力装置2を介して入力された現体重及びその測定日の入力を受け付ける。
また,現体重入力部11は,現在の現体重及びその測定日をグラフ表示部16に伝達し,グラフ表示部16は,グラフ上の現体重をプロットする(ステップS2−2)。例えば,図5には,ユーザの現体重がその測定日毎に“黒丸”でプロットされている。このグラフは,ディスプレイに表示される。ユーザは,グラフ上に表わされた現体重のプロット点と目標線を比較することで,自己の体重変化のペースが目標線に沿ったものであるかどうかを,視覚的に判断することができる。
次に,体重判定部13は,現体重と当該現体重の測定日における目標体重とを比較して,両者が一致しているか否かを判断する(ステップS2−3,S2−5,S2−7)。そして,管理情報出力部14は,体重判定部13での判断結果に応じた体重管理に関する情報をディスプレイに表示する(ステップS2−4,S2−6,S2−10,S2−13)。
ステップS2−3において体重判定部13が現体重と目標体重が一致していると判断した場合,管理情報出力部14は,体重変化のペースを維持することを推奨する旨をディスプレイやスピーカに表示する(ステップS2−4)。例えば,図5に示した例では,測定日3日目の現体重は目標体重と一致している。この場合,管理情報出力部14は,現体重と目標体重が一致していることをユーザに伝えて,その体重変化のペースを維持するようにアドバイスを行う。なお,管理情報出力部14は,体重管理に関する情報を,グラフ上に表示するようにしてもよいし,またグラフとは別の画面に表示するようにしてもよい。また,これらの情報をスピーカを通じて報知することもできる。また,体重管理に関する情報としては,自動的にカロリー計算を行って,明日に向けて適切に体重を変化させるために,明日摂取すべきカロリー量や明日の運動量を,ユーザに対して提示することも可能である。
また,体重判定部13は,現体重が,当該現体重の測定日の翌日の目標体重と一致しているかどうかを判断することもできる(ステップS2−5)。ステップS2−5において体重判定部13が現体重と翌日の目標体重が一致していると判断した場合,管理情報出力部14は,体重をそのまま維持することを推奨する旨をディスプレイに表示する(ステップS2−6)。例えば,図5に示した例では,測定日15日目の現体重はその翌日の目標体重と一致している。この場合,管理情報出力部14は,現体重と翌日の目標体重が一致していることをユーザに伝えて,その体重を維持するようにアドバイスを行う。この場合,管理情報出力部14は,自動的にカロリー計算を行って,当日と明日の体重が変化しないように,明日摂取すべきカロリー量や明日の運動量を,ユーザに対して提示することも可能である。
差分計算部17は,体重判定部13により現体重が本日又は翌日の目標体重と一致していないと判断された場合に,その現体重と本日の目標体重の差分を計算する。すなわち,ステップS2−7において体重判定部13により現体重が目標体重を超えていると判断された場合,差分計算部17は,現体重と目標体重の差分値を求める(ステップS2−8)。その後,管理情報出力部14は,差分計算部17で求めた差分値をディスプレイに表示して,ユーザに対して減量を推奨する(ステップS2−10)。例えば,図5に示した例では,測定日28日目の現体重は目標体重を上回っている。この場合,管理情報出力部14は,現体重が目標体重を上回った値をディスプレイに表示する。また,管理情報出力部14は,自動的にカロリー計算を行って,体重が減量するように,明日摂取すべきカロリー量や明日の運動量を,ユーザに対して提示することも可能である。また,差分計算(ステップS2−8)の後に,補助線生成又は目標線修正(ステップS2−9)のサブフローを行うこともできる。このステップS2−9での処理の詳細については後述する。
また,ステップS2−7において体重判定部13により現体重が目標体重を下回っていると判断された場合,差分計算部17は,現体重と目標体重の差分値を求める(ステップS2−11)。その後,管理情報出力部14は,差分計算部17で求めた差分値をディスプレイに表示して,ユーザに対して増量を推奨する(ステップS2−13)。例えば,図5に示した例では,測定日20日目の現体重は目標体重を下回っている。この場合,管理情報出力部14は,現体重が目標体重を下回った値をディスプレイに表示する。また,管理情報出力部14は,自動的にカロリー計算を行って,体重が増量するように,明日摂取すべきカロリー量や明日の運動量を,ユーザに対して提示することも可能である。また,差分計算(ステップS2−11)の後に,補助線生成又は目標線修正(ステップS2−12)のサブフローを行うこともできる。このステップS2−12での処理の詳細については後述する。
以上,ステップS2−1〜S2−13で説明した処理を,基本的には管理期間の間,毎日に行う。これにより,ユーザに対して,毎日,明日なるべき目標体重とともに,その変化量にあわせたカロリー摂取量や運動量を細かく適切にアドバイスすることができる。また,ユーザに対して,現体重が目標体重と一致しているかどうかや,現体重が目標体重よりも多いか少ないかを,毎日通知することができるため,体重管理のモチベーションを維持することができる。すなわち,現体重が目標体重と一致していることを通知することで,ユーザのモチベーションが向上する。また,現体重が目標体重を超えていることを通知することで,例えばダイエット目的のユーザに対して注意喚起をすることができる。また,現体重が目標体重を下回っていることを通知することで,例えばダイエット目的のユーザに対してリバウンドの抑止に繋がる。
続いて,図4を参照して,図2に示したステップS2−9及びS2−12のサブフローについて説明する。図4は,補助目標線を生成する場合と修正目標線を生成する場合のフローを示している。補助目標線と修正目標線は,それぞれ図6に例示的に示されている。
差分計算部17は,ステップS2−8又はS2−11において現体重と目標体重の差分値を算出した後,ここで算出した差分値が第1閾値を超えているか否かを判断する(ステップS3−1)。差分値が第1閾値以下であると判断した場合には,特段の処理は行わずに,ステップS2−10又はS2−13へと進む。他方で,差分値が第1閾値を超えていると判断した場合,差分計算部17は,次に,差分値が第2閾値を超えているか否かを判断する(ステップS3−2)。なお,第2閾値は第1閾値よりも大きい値である。ここで,差分値が第2閾値以下であった場合,すなわち[第1閾値<差分値≦第2閾値]であった場合,ステップS3−3〜S3−6に定めた補助目標線生成のフローへと進む。他方で,差分値が第2閾値を超えている場合,すなわち[第2閾<差分値]であった場合,ステップS3−7〜S3−9に定めた修正目標線生成のフローへと進む。
なお,第1閾値と第2閾値は,[第1閾値<第2閾値]の関係に満たす限りにおいて,適宜自由に設定することができる。また,第1閾値と第2閾値は,ユーザの初期体重又は現体重に応じて,異なるものであってもよい。例えば,第1閾値と第2閾値を,複数の体重域毎に異なる値で設定しておく。そして,ユーザの初期体重又は現体重がどの体重域に属するかを自動的に判定し,判定された体重域に応じた第1閾値と第2閾値を読み出すこととしてもよい。例を挙げて説明すると,60〜70kgの第1の体重域について,第1閾値は±5kgに設定され,70〜80kgの第2の体重域について,第1閾値は±6kgに設定されているとする。そして,ユーザの初期体重又は現体重が65kgであり,第1の体重域に属していた場合に,差分計算部17は,±5kgに設定されている第1閾値を読み出し,ユーザの現体重と目標体重との差分値が±5kgを上回るか否かを判断すればよい。他方で,ユーザの初期体重又は現体重が75kgであり,第2の体重域に属していた場合に,差分計算部17は,±6kgに設定されている第1閾値を読み出し,ユーザの現体重と目標体重との差分値が±6kgを上回るか否かを判断すればよい。第2閾値についても同様に,複数の体重域ごとに異ならせることができる。これにより,ユーザの体重に応じて,適切な判断ができる。
続いて,ステップS3−3〜S3−6に定めた補助目標線生成のフローについて説明する。補助目標線生成部18は,補助目標線を生成する。補助目標線の例は,図6に示されている。つまり,補助目標線は,現体重が日々の目標体重から一定値以上で解離した場合に,当初の目標線に戻るようにユーザを後押しするための補助線である。補助目標線は,現体重と所定の調整日数(調整期間)後における目標体重とを直線で結んだ直線となる。
まず,補補助目標線生成部18は,ユーザの現体重を目標日数に戻すための調整日数(調整期間)を決定する(ステップS3−3)。図5に示した例において,調整日数は5日に決定されている。調整日数の決め方は,特に限定されない。例えば,調整日数は一律であってもよい。また,調整日数は,ユーザが任意に決定できるようにしてもよい。また,複数の体重域毎に適切な調整日数を定めておき,ユーザの初期体重又は現体重に応じて,補補助目標線を生成するのに利用する調整日数を自動的に決定することとしてもよい。例えば,60〜70kgの第1の体重域では,調整日数を4日とし,70〜80の第2の体重域では,調整日数を5日と定めるようにすればよい。例えば,調整日数は,少なくとも2日以上であればよく,3〜10日であることが好適である。また,調整日数は,現体重日の測定日から最終目標体重の達成目標日までの日数よりも1日以上少ないことが好ましい。これにより,初期の目標線に沿った体重管理のペースに早く回帰させることができる。ただし,現体重日の測定日から最終目標体重の達成目標日までの日数を自動的に計算し,この日数を調整日数として決定することも可能である。
次に,補助目標線生成部18は,現体重から調整日数経過後までの調整期間内において,日毎の補助目標体重を算出する(ステップS3−4)。すなわち,補助目標線生成部18は,現体重から調整日数経過後における目標体重までの変化量を,当該調整日数で割る。これにより,調整期間の間の日毎の変化量の目標値が算出される。そして,ここで算出した日毎の変化量の目標値を,日数の経過に応じて現体重から減算(又は加算)することにより,毎日の補助目標体重を求めることができる。ここで求められた「補助目標体重」は,体重判定部13へと伝達される。これ以降,補助目標線が生成された調整期間の間は,体重判定部13は,実際に測定された現在の現体重と補助目標体重とが一致するか否かを判断する。つまり,調整期間の間は,図3に示したフロー図における「目標体重」との記載は「補助目標体重」と読み替える。このため,調整期間の間は,目標線に沿った「目標体重」でななく,補助目標線に沿った「補助目標体重」に現体重を一致させることが,ユーザにとっての目標となる。これにより,現体重が目標体重(目標線)から解離した場合であっても,補助目標体重(補助目標線)に沿って,ユーザの体重管理のアドバイスを行うことができるため,ユーザのモチベーションを維持しながら,最終目標体重に向けた努力を続けさせることができる。
補助目標線生成部18は,グラフ上に,補助目標線を生成する(ステップS3−5)。前述したとおり,補助目標線は,現体重と所定の調整日数経過後における目標体重とを直線で結んだ補助線である。その後,グラフ表示部16は,補助目標線生成部18によって生成された補助目標線が描画されているグラフを,ディスプレイに表示する(ステップS3−6)。このように,補助目標線に沿ってユーザの体重変化量を誘導することで,無理のない範囲で,所定の調整日数後に,目標線に沿った目標体重へと再び復帰させることができる。
続いて,ステップS3−7〜S3−9に定めた修正目標線生成のフローについて説明する。修正目標線生成部19は,修正目標線を生成する。修正目標線の例は,図6に示されている。つまり,修正目標線は,現体重が日々の目標体重から大幅に解離した場合に,最終目標体重とその達成目標日数に拘らずに,新たに目標を設定し直して体重管理を再開することを促すためのものである。修正目標線は,現体重を始点とした直線であり,その傾きは補助目標線の傾きよりも緩やかなものとなる。
まず,修正目標線生成部19は,修正目標線の傾きを決定することによって,現体重を始点とした修正目標線を生成する(ステップS3−7)。修正目標線の傾きが補助目標線の傾きよりも急なものであると,ユーザに対して無理な体重管理を強いることになりかねないため,修正目標線の傾きは補助目標線よりも緩やかに設定される。例えば,図6に示した例では,修正目標線の傾き,初期の目標線の傾きと同一に設定されている。つまり,修正目標線と目標線が平行になる。また,複数の体重域毎に適切な修正目標線の傾きを定めておき,ユーザの初期体重又は現体重に応じて,修正目標線の傾きを自動的に決定することもできる。また,修正目標線の傾きは,目標線の傾きよりも緩やかであってもよい。
次に,修正目標線生成部19は,修正目標線上に位置する日毎の修正目標体重を算出する(ステップS3−8)。すなわち,修正目標線生成部19は,修正目標線と測定日との交点を求める演算を行うことで,日毎の修正目標体重を求めることができる。ここで求められた「修正目標体重」は,体重判定部13へと伝達される。これ以降,ユーザの現体重が第2閾値を上回っている間は,体重判定部13は,実際に測定された現在の現体重と修正目標体重とが一致するか否かを判断する。つまり,現体重が第2閾値を上回っている間は,図3に示したフロー図における「目標体重」との記載は「修正目標体重」と読み替える。このため,この期間中,目標線に沿った「目標体重」でななく,修正目標線に沿った「修正目標体重」に現体重を一致させることが,ユーザにとっての目標となる。これにより,現体重が目標体重(目標線)から大きく解離してしまった場合であっても,修正目標体重(修正目標線)に沿って,ユーザの体重管理のアドバイスを行うことができるため,ユーザに対して,無理のない範囲で,体重管理の再挑戦を促すことができる。
その後,グラフ表示部16は,修正目標線生成部19によって生成された補助目標線が描画されているグラフを,ディスプレイに表示する(ステップS3−9)。このように,修正目標線に沿ってユーザの体重変化量を誘導することで,無理のない範囲で,体重管理を継続させることができる。
また,現体重が第2閾値を下回った場合には,前述した補助目標線生成のフロー(ステップS3−3〜S3−6)へと移行することができる。これにより,修正目標線から,補助目標線を経て,初期の目標線へと,体重管理を復帰させることも可能である。
なお,図6に示した例では,目標線,補助線,及び修正目標線が全てグラフ上に描画されている。ただし,修正目標線を生成したときには,目標線と補助線の両方をグラフ上から削除したり,若しくは補助線のみをグラフ上から削除することもできる。
以上,本願明細書では,本発明の内容を表現するために,図面を参照しながら本発明の実施形態の説明を行った。ただし,本発明は,上記実施形態に限定されるものではなく,本願明細書に記載された事項に基づいて当業者が自明な変更形態や改良形態を包含するものである。
1…制御演算装置 2…入力装置
3…出力装置 4…記憶装置
10…目標設定部 11…現体重入力部
12…目標体重算出部 13…体重判定部
14…管理情報出力 15…目標線生成部
16…グラフ表示部 17…差分計算部
18…補助目標線生成部 19…修正目標線生成部
100…体重管理システム

Claims (5)

  1. 初期体重,当該初期体重から最終目標体重までの変化量,及び当該最終目標体重の達成目標期間の入力を受け付ける目標設定部と,
    現在の現体重,及び当該現体重の測定時の入力を受け付ける現体重入力部と,
    前記初期体重から最終目標体重までの変化量を前記達成目標期間で割った値に基づいて,当該達成目標期間内での単位期間毎の目標体重を求める目標体重算出部と,
    前記現体重と当該現体重の測定時における前記目標体重とを比較して,両者が一致しているか否かを判断する体重判定部と,
    前記体重判定部での判断結果に応じた体重管理に関する情報を出力装置に出力する管理情報出力部と,
    前記体重判定部が前記現体重と当該現体重の測定時における前記目標体重とが異なると判断した場合に,当該現体重と当該目標体重の差分値を求める差分計算部と,
    前記差分値が第1閾値を超えている場合に,前記現体重の測定時から所定の調整期間経過後までの調整期間内において,当該現体重から当該調整期間経過後における前記目標体重までの変化量を当該調期間で割った値に基づいて,当該調整期間内での単位期間毎の補助目標体重を求める補助目標線生成部と,を有し,
    前記補助目標体重が決定された場合に,前記体重判定部は,前記現体重と当該現体重の測定時における前記補助目標体重とを比較して,両者が一致しているか否かを判断する
    体重管理システム。
  2. 第1軸を時間とし第2軸を体重としたグラフ上に,前記初期体重の測定時における前記初期体重と前記最終目標体重の達成目標時における前記最終目標体重とを直線で結んだ目標線を生成する目標線生成部と,
    前記目標線が描かれたグラフをディスプレイに表示するグラフ表示部と,をさらに有する
    請求項1に記載の体重管理システム。
  3. 前記差分値が第1閾値を超えている場合に,前記現体重と所定の調整期間後における目標体重とを直線で結んだ補助目標線を生成する補助目標線生成部と,をさらに有し,
    前記グラフ表示部は,前記補助目標線がさらに描かれたグラフをディスプレイに表示する
    請求項2に記載の体重管理システム。
  4. 前記差分値が第2閾値(ただし第1閾値よりも大きい)を超えている場合に,前記補助目標線よりも傾きが緩やかな修正目標線を生成する修正目標線生成部と,をさらに有し,
    前記グラフ表示部は,前記目標線と前記補助目標線に加えて又はこれらの両方若しくはいずれか一方に代えて,前記修正目標線が描かれたグラフをディスプレイに表示する
    請求項3に記載の体重管理システム。
  5. コンピュータを請求項1から請求項4のいずれかに記載の体重管理システムとして機能させるコンピュータプログラム。
JP2016142057A 2016-07-20 2016-07-20 体重管理システム及びプログラム Active JP6268235B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016142057A JP6268235B2 (ja) 2016-07-20 2016-07-20 体重管理システム及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016142057A JP6268235B2 (ja) 2016-07-20 2016-07-20 体重管理システム及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6268235B2 true JP6268235B2 (ja) 2018-01-24
JP2018013372A JP2018013372A (ja) 2018-01-25

Family

ID=61019424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016142057A Active JP6268235B2 (ja) 2016-07-20 2016-07-20 体重管理システム及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6268235B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111145869B (zh) * 2019-12-10 2023-06-27 珠海格力电器股份有限公司 菜谱调整方法、存储介质及电子设备

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4208309B2 (ja) * 1998-11-18 2009-01-14 株式会社カプコン 体重計測装置
JP2007187635A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Takao Kogyo:Kk ダイエット予測体重表示装置
JP5210222B2 (ja) * 2009-03-30 2013-06-12 株式会社日立製作所 健康管理支援システム
JP5440434B2 (ja) * 2010-07-22 2014-03-12 オムロンヘルスケア株式会社 体重管理装置
JP5736823B2 (ja) * 2011-02-16 2015-06-17 オムロンヘルスケア株式会社 体重管理装置
JP5708136B2 (ja) * 2011-03-30 2015-04-30 オムロンヘルスケア株式会社 体重管理装置
JP5853533B2 (ja) * 2011-09-26 2016-02-09 オムロンヘルスケア株式会社 体重管理装置
JP5853534B2 (ja) * 2011-09-26 2016-02-09 オムロンヘルスケア株式会社 体重管理装置
JP5715722B1 (ja) * 2014-04-03 2015-05-13 浩 谷口 体重計及び体重管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018013372A (ja) 2018-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102513337B1 (ko) 체중 관리 및 활동성 추적 시스템
US9795322B1 (en) Methods and systems for monitoring posture with alerts and analytics generated by a smart seat cover
JP4935583B2 (ja) 健康管理指針アドバイス装置
JP4339889B2 (ja) 健康管理支援装置
Muirhead et al. Do health provider–patient relationships matter? Exploring dentist-patient relationships and oral health-related quality of life in older people
JP4521040B2 (ja) 消費カロリ測定装置及び消費カロリ測定方法
JP6240861B2 (ja) 健康支援装置、方法、及びプログラム
US20190380659A1 (en) Future-image prediction device
JP6441556B2 (ja) 生活習慣病改善支援装置およびその制御方法
RU2010103129A (ru) Система выбора цвета
JP5736823B2 (ja) 体重管理装置
JP6960654B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2018504684A (ja) 対象者に健康アドバイスを提供するためのシステム、デバイス、方法、及びコンピュータプログラム
JP6268235B2 (ja) 体重管理システム及びプログラム
JP2023052313A (ja) 体内測定システム及びプログラム
JP6500411B2 (ja) アドバイス生成システム、アドバイス生成方法、およびアドバイス生成装置
US20140172455A1 (en) Visualization for health education to facilitate planning for intervention, adaptation and adherence
JP7452898B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2020194198A (ja) 情報提供システム及び情報提供プログラム
US20200395116A1 (en) Systems and methods that provide a positive experience during weight management
JPWO2016067499A1 (ja) 減量支援方法、減量支援プログラム、及び減量支援装置
JP2020061034A (ja) 情報提供装置、情報提供システム、及び情報提供方法
JP2012024439A (ja) 血糖値予測システム
JP2006065752A (ja) 健康情報表示システム
KR20150141873A (ko) 맞춤형 식사량 또는 활동량 관리장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6268235

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250