JP6267824B1 - 水流コーン体を用いた水中発電装置および揚水装置 - Google Patents

水流コーン体を用いた水中発電装置および揚水装置 Download PDF

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Abstract

【課題】流水増速ダクト内で縮流されて低圧化された流水の吸引効果を効率よく利用することができる、水中発電装置および揚水装置の提供を目的とする。【解決手段】本発明の水中発電装置Gは、水流コーン体1と、テーパーバー21を有する整流装置2と、水中発電機3と、水流コーン体1の径方向外側に配置された筒状の流水増速ダクト4とを備え、テーパーバー21は、テーパーバー拡径部21bと、テーパーバー窄み部21cとを有し、流水増速ダクト4が、ダクト流入開口部4aからダクト排出開口部4bに向かって、水流コーン体1との間の空間が狭くなるように構成され、水流コーン体1は、水流コーン体1の後端部に、水流コーン体1の内側と外側とを連通させる、軸方向に延びる切込部11を水流コーン体1の周方向に沿って複数有し、切込部11が、流水増速ダクト4のダクト排出開口部4bよりも先端側に位置している。【選択図】図1

Description

本発明は、河川、海等の水中に設置され、流水エネルギー(河流、潮流、海流)を利用して、筒状の水流コーン体の内部に設けられた羽根車を回転させて発電する水流発電装置に関する。また、本発明は、河川、海等の水中に設置され、流水エネルギー(河流、潮流、海流)を利用して、筒状の水流コーン体の内部に設けられた羽根車を回転させて、水を汲み上げる揚水装置に関する。
特許文献1には、図6に示されるように、水流コーン体101を備えた水中発電装置100が開示されている。この水中発電装置100に用いられる水流コーン体101は、装置外部の河川等の水を先端側(上流側)から吸引して後端側(下流側)から放出するものであり、円錐状に形成された筒状をなす。また、水流コーン体101の内周面は、先端側に窄んだ漏斗状に形成され、後端側がテーパー状になっている。この水中発電装置100は、水流コーン体101の後端付近で水流を高速にして、河川等の流水による水力エネルギーを効率よく活用できる。
特許文献1の水中発電装置100は、図6に示されるように、水流コーン体101の径方向外側に、筒状の流水増速ダクト102を備えている。流水増速ダクト102は、ダクト流入開口部103からダクト排出開口部104に向かって、水流コーン体101との間の空間が狭くなるように構成されている。流水増速ダクト102の下流側の縁部においては、ダクト排出開口部104と水流コーン体101との間から排出される流水の流れ方向が、水流コーン体101の内部から排出される流水の流れに向かうように、流水増速ダクト102の内側に向かって窄んでいる。また、特許文献1の水中発電装置100では、流水増速ダクト102の下流側の縁部は、水流コーン体101に対して軸方向で先端側(上流側)に位置している。
特許第5745709号公報
上記特許文献1の水中発電装置100では、ダクト排出開口部104と水流コーン体101との間から排出される低圧化された流水に、水流コーン体101の内部から排出される高圧化された流水が吸引されて合流することにより、一定の効果を得るものである。しかしながら、特許文献1の水中発電機100では、流水がダクト排出開口部104から排出される時点においては、流水は低圧状態となっているものの、水流コーン体101の内部から排出される高圧化された流水と合流するまでの間に、圧力が高まってしまい、流水の吸引効果がうまく得られない場合がある。
そこで、本発明はかかる問題点に鑑みて、流水増速ダクト内で縮流されて低圧化された流水の吸引効果を効率よく利用することができる、水中発電装置および揚水装置の提供を目的とする。
本発明の水流コーン体を用いた水中発電装置は、筒状をなし、上流側となる先端側から流入した流水を下流側となる後端側から排水するように構成された水流コーン体と、前記水流コーン体の内部に配置され、前記水流コーン体の軸方向に沿って延びるテーパーバー、および、前記テーパーバーから軸方向に延びるように形成されたガイドベーンを含む整流装置と、前記水流コーン体の内部に配置され、前記水流コーン体の内部に流入する水により発電を行う羽根車を備えた水中発電機と、前記水流コーン体の径方向外側に、前記水流コーン体の外周面に対して離間して配置された筒状の流水増速ダクトとを備え、前記水流コーン体は、外周面および内周面が前記先端側から前記後端側に向けてテーパー状に拡径するコーン体拡径部を有し、前記テーパーバーは、外周面が前記先端側から前記後端側に向けてテーパー状に拡径するテーパーバー拡径部と、該テーパーバー拡径部から前記水流コーン体の後端側に向かって外周面が漸次縮径するテーパーバー窄み部とを有し、前記流水増速ダクトが、先端側に形成されたダクト流入開口部から流入した流水を後端側に形成されたダクト排出開口部から排出するように構成され、前記流水増速ダクトが、前記ダクト流入開口部から前記ダクト排出開口部に向かって、前記水流コーン体の外周面との間の空間が狭くなるように構成されている、流水により発電可能な、水流コーン体を用いた水中発電装置であって、前記水流コーン体は、前記水流コーン体の後端部に、前記水流コーン体の内側と外側とを連通させる、軸方向に延びる切込部を、前記水流コーン体の周方向に沿って複数有し、前記切込部が、前記流水増速ダクトの前記ダクト排出開口部よりも先端側に位置していることを特徴とする。
また、上記水中発電装置は、前記切込部が、前記水流コーン体の後端側の縁部から略V形ウェーブ状に切り込まれ、前記切込部の先端側の端部から前記水流コーン体の後端側の縁部に向かって、前記切込部の開口幅が大きくなるように構成されていることが好ましい。
また、上記水中発電装置は、前記流水増速ダクトが、軸方向に垂直な断面が略円形であり、前記流水増速ダクトの後端側に向かって縮径するように構成されていることが好ましい。
また、本発明の水流コーン体を用いた揚水装置は、筒状をなし、上流側となる先端側から流入した流水を下流側となる後端側から排水するように構成された水流コーン体と、該水流コーン体の内部に配置され、前記水流コーン体の軸方向に沿って延びるテーパーバー、および、前記テーパーバーから軸方向に延びるように形成されたガイドベーンを含む整流装置と、前記水流コーン体の内部に配置された羽根車と、前記羽根車の回転により水を汲み上げる揚水機構と、前記水流コーン体の径方向外側に、前記水流コーン体の外周面に対して離間して配置された筒状の流水増速ダクトとを備え、前記水流コーン体は、外周面および内周面が前記先端側から前記後端側に向けてテーパー状に拡径するコーン体拡径部を有し、前記テーパーバーは、外周面が前記先端側から前記後端側に向けてテーパー状に拡径するテーパーバー拡径部と、該テーパーバー拡径部から前記水流コーン体の後端側に向かって外周面が漸次縮径するテーパーバー窄み部とを有し、前記流水増速ダクトが、先端側に形成されたダクト流入開口部から流入した流水を後端側に形成されたダクト排出開口部から排出するように構成され、前記流水増速ダクトが、前記ダクト流入開口部から前記ダクト排出開口部に向かって、前記水流コーン体の外周面との間の空間が狭くなるように構成されている、水流コーン体を用いた揚水装置であって、前記水流コーン体は、前記水流コーン体の後端部に、前記水流コーン体の内側と外側とを連通させる、軸方向に延びる切込部を、前記水流コーン体の周方向に沿って複数有し、前記切込部が、前記流水増速ダクトの前記ダクト排出開口部よりも先端側に位置していることを特徴とする。
また、上記揚水装置は、前記切込部が、前記水流コーン体の後端側の縁部から略V形ウェーブ状に切り込まれ、前記切込部の先端側の端部から前記水流コーン体の後端側の縁部に向かって、前記切込部の開口幅が大きくなるように構成されていることが好ましい。
また、上記揚水装置は、前記流水増速ダクトが、軸方向に垂直な断面が略円形であり、前記流水増速ダクトの後端側に向かって縮径するように構成されていることが好ましい。
本発明の水中発電装置および揚水装置によれば、流水増速ダクト内で縮流されて低圧化された流水の吸引効果を効率よく利用することができ、流水のエネルギーの利用効率を高めることができる。
本発明の一実施形態の水中発電装置を示す部分断面図である。 図1の水中発電装置を先端側から見た図である。 図1のA−A線端面図である。 本発明の一実施形態の揚水装置を示す部分断面図である。 図4の揚水装置を先端側から見た図である。 従来の水中発電装置を示す図である。
以下、添付図面を参照し、本発明の一実施形態の水中発電装置および揚水装置を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまで一例であり、本発明の水中発電装置および揚水装置は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1に本発明の一実施形態の水中発電装置Gを示している。この水中発電装置Gは、筒状をなし、先端US側(上流側)から流入した流水を後端DS側(下流側)から排水するように構成された水流コーン体1と、水流コーン体1の内部に配置され、水流コーン体1の軸方向に沿って延びるテーパーバー21と、テーパーバー21から軸方向に延びるように形成されたガイドベーン22とを含む整流装置2と、水流コーン体1の内部に配置され、水流コーン体1の内部に流入する水により発電を行う、羽根車(プロペラ水車)31を備えた水中発電機3とを備えている。水中発電機3は、本実施形態では、図1に示されるように、整流装置2の先端US側(上流側)に取り付けられ、水中発電機3に羽根車31が取り付けられている。水中発電機3からは、電力が送電される送電コード32が延びている。水中発電装置Gは、ロープR等の係留手段を介して、河川等の水中の所定の位置で保持される。水中発電装置Gを所定の位置で保持する方法は限定されないが、所定の重量を有する錘を川底に沈めてその錘により水中発電装置Gを所定の位置に保持してもよいし、河川の外部に設けられた固定構造物にロープRを固定して、水中発電装置Gを所定の位置に保持してもよい。また、本実施形態では、水中発電装置Gが川底に沈んで配置されているが、図示しないフロートを用いて、川底から浮いた状態としても構わない。
図1の矢印F1は、水流コーン体1の外部かつ後述する流水増速ダクト4の内側を流れる流水を示し、矢印F2は、水流コーン体1の先端US側から吸い込まれ、羽根車31を介して水流コーン体1の内部を通過する流水を示す。また、矢印Fは、矢印F1およびF2で示す流水以外の流水を示している。
水流コーン体1は、略円錐台状に形成された筒状をなし、水流コーン体1は、先端US側(図1中、左側)で窄んだ漏斗状で、先端US側に形成された先端側開口部(上流側開口部)1aの口径が、後端DS側に形成された後端側開口部(下流側開口部)1bの口径よりも小さく、先端US側から後端DS側(図1中、右側)に向けて送水する。また、水流コーン体1は、水流コーン体1の先端US側に設けられた、略円筒状の筒部1cと、この筒部1cから後端DS側に向かって延び、外周面および内周面が先端US側から後端DS側に向けてテーパー状に拡径するコーン体拡径部1dを有している。また、本実施形態では、後述するように、水流コーン体1は、水流コーン体1の後端DS側の縁部に、水流コーン体1の内側と外側とを連通させる、軸方向に延びる切込部11を、水流コーン体1の周方向に沿って複数有している。なお、水流コーン体1の材質は、内部を流れる水の水圧に耐え得る剛性を備えたものであれば、特に限定されるものではなく、たとえば、樹脂や金属などで成形することができる。
整流装置2は、図1および図3に示すように、軸方向に沿って延びるテーパーバー21と、テーパーバー21の軸方向に延びるように形成され、かつ、テーパーバー21に周方向に等間隔で配置された複数の(たとえば周方向に90度間隔で配置された4つの)ガイドベーン22とを有する。ガイドベーン22により整流装置2と、水流コーン体1とを接続している。テーパーバー21は、外周面が先端US側から後端DS側に向けてテーパー状に拡径するテーパーバー拡径部21bと、テーパーバー拡径部21bから水流コーン体1の後端DS側に向かって外周面が漸次縮径するテーパーバー窄み部21cとを有する。テーパーバー拡径部21bと、テーパーバー窄み部21cとの軸方向での境界部分は、テーパーバー2の最大外径部21aとなっている。テーパーバー拡径部21bのテーパー角度は、テーパーバー拡径部21bの外周面と水流コーン体1のコーン体拡径部1dの内周面との間の流水F2用通路の幅が先端US側から後端DS側に向けて大きくなるように設計されている。
なお、テーパーバー拡径部21bの長さは、たとえば、テーパーバー窄み部21cの長さの2〜5倍とすることができる。しかし、水流コーン体1の後端側開口部1bからの流水F2の放出量の増大という目的が達成できるのであれば、テーパーバー拡径部21bやテーパーバー窄み部21cの長さは特に限定されるものではない。整流装置2は、水流コーン体1の内部を流れる流水F2の水圧に耐え得る剛性を備えたものであれば特に限定されるものではなく、たとえば、樹脂や金属などで成形することが可能である。
本実施形態の場合、水流コーン体1の内部に整流装置2を配置しているため、整流装置2のテーパーバー21と4つのガイドベーン22とで水流コーン体1内部の空間を周方向に、かつ、軸方向に沿って分割することができる。これにより、水流コーン体1のテーパー角度を低減することができる。その結果、水中発電装置Gが作動して水流コーン体1内部に吸い込まれた流水F2は、水流コーン体1の内周面に衝突しにくくなり、渦流発生が抑制される。これにより、水流コーン体1内部での流水F2の流れが高速化し、水流コーン体1内部での水力エネルギーの損失を抑制できる。その結果、水中発電装置Gの水力エネルギーの利用効率を向上させることができる。
また、本実施形態の水中発電装置Gは、水流コーン体1の径方向外側に、その内周面が水流コーン体1の外周面に対して離間して配置された筒状の流水増速ダクト4を備えている。流水増速ダクト4は、水流コーン体1およびテーパーバー21と同軸となるように配置されている。流水増速ダクト4は、後述するように、水流コーン体1の後端側開口部1bから排出される流水F2を低圧化し、速度を増速するように構成されている。
本実施形態では、流水増速ダクト4は、図1に示されるように、河川等の底部などに設置され、流水増速ダクト4の外側に、河川等の底で支持するための脚部41を有している。また、流水増速ダクト4の先端US側には、水中発電装置Gを係留するためにロープRが接続されるロープ接続部42を有している。流水増速ダクト4の材料は、特に限定されないが、水流コーン体1等と同様の樹脂や金属により形成することができる。
流水増速ダクト4は、先端US側および後端DS側が開口した略筒状に形成され、図1に示されるように、先端US側にダクト流入開口部4aが形成され、流水Fを流水増速ダクト4a内に導入するように構成されている。また、流水増速ダクト4は、図1に示されるように、後端DS側にダクト排出開口部4bが形成され、流水増速ダクト4内に流入した流水を後端DS側から排出できるように構成されている。なお、本実施形態では、図1および図2に示されるように、流水増速ダクト4は、軸方向に垂直な断面が略円形となるように構成されているが、流水増速ダクト4は、断面を略矩形状等、多角形状としても構わない。
流水増速ダクト4と水流コーン体1との間の接続方法は、水流コーン体1とテーパーバー21との間の接続方法と同様に、たとえば、ガイドベーン5(図2参照)を設けることにより接続される。本実施形態では、図1および図2に示されるように、ガイドベーン5は、水流コーン体1の軸方向に延びるように形成され、かつ、水流コーン体1の周方向に90度間隔で4つ配置されている。ガイドベーン5の材料や取付方法は、上述したガイドベーン22と同様とすることができる。
流水増速ダクト4は、図1に示されるように、ダクト流入開口部4aからダクト排出開口部4bに向かって、流水増速ダクト4の内周面と水流コーン体1の外周面との間の空間が狭くなるように構成されている。流水増速ダクト4は、流水増速ダクト4の内周面と水流コーン体1の外周面との間の空間が狭くなるように構成されていれば、流水増速ダクト4の内周面の内側に形成される空間の断面積が先端US側から後端DS側まで同一(たとえば、流水増速ダクト4が先端US側から後端DS側にかけて同径)であってもよいが、本実施形態では、流水増速ダクト4は、先端US側から後端DS側に向かって、軸方向に垂直な断面が小さくなるように、流水増速ダクト4の内周面がテーパー状に形成されている。これにより、流水増速ダクト4と、水流コーン体1のテーパーが逆向きとなり、流水F1の縮流効果を高めることができ、流水増速ダクト4および水流コーン体1の軸方向の長さを短くすることができ、装置全体を小型化することができる。なお、装置全体の大きさは特に限定されないが、テーパーバー21の後端DS側の端部から水中発電機3までの軸方向の長さは、たとえば、800〜1200mmとすることができる。また、流水増速ダクト4の軸方向の長さは、たとえば、700〜1000mmとすることができ、水流コーン体1の軸方向の長さは、たとえば、700〜1000mmとすることができる。また、流水増速ダクト4の外径(直径)は、たとえば、ダクト流入開口部4aが400〜600mm、ダクト排出開口部4bが200〜400mmとすることができる。また、水流コーン体1の外径(直径)は、たとえば、先端側開口部1aが80〜120mm、後端側開口部1bが250〜350mmとすることができる。
流水増速ダクト4の先端US側に形成されるダクト流入開口部4aは、本実施形態では、水流コーン体1の先端側開口部1aよりも軸方向でわずかに下流側に設けられている。しかし、流水増速ダクト4のダクト流入開口部4aの軸方向における位置は、図示する位置に限定されず、たとえば、水流コーン体1の先端側開口部1aと一致するように設けられていてよいし、水流コーン体1の先端側開口部1aの先端US側に位置するように設けられていてもよい。
本実施形態では、図1および図3に示されるように、水流コーン体1は、水流コーン体1の後端部に、水流コーン体1の径方向で内側と外側とを連通させる、軸方向に延びる切込部11を、水流コーン体1の周方向に沿って複数有している。切込部11は、水流コーン体1の後端DS側の縁部から先端US側に向かって所定の長さで切り欠かれた部分であり、水流コーン体1の内部を流れる水流F2と、流水増速ダクト4と水流コーン体1との間を流れる水流F1とを合流させる。
本実施形態では、切込部11は、図1に示されるように、水流コーン体1の後端側の縁部から略V形ウェーブ状に切り込まれ、切込部11の先端US側の端部11aから水流コーン体1の後端DS側の縁部に向かって、切込部11の開口幅が大きくなるように構成されている。切込部11は、本実施形態では、周方向に等間隔で形成されている。
また、本実施形態では、水流コーン体1のコーン体拡径部1dの軸方向の全体が、流水増速ダクト4に覆われている。水流コーン体1の後端側開口部1bは、流水増速ダクト4の後端側の縁部となる、ダクト排出開口部4bよりも上流側に位置している。水流コーン体1の後端側開口部1bの軸方向の位置は特に限定されないが、たとえば、ダクト排出開口部4bから約30〜100mm、好ましくは約50〜70mmの位置とすることができる。切込部11は、流水増速ダクト4の後端DS側の縁部よりも先端US側に位置している。切込部11の先端US側の端部11aは、水流コーン体1の後端側開口部1bから所定の長さ上流側に位置している。切込部11の軸方向の長さは特に限定されないが、たとえば、水流コーン体1の軸方向の長さの1/2〜1/4程度とすることができ、好ましくは1/3〜1/4とすることができる。本実施形態では、切込部11の軸方向の長さは、たとえば、200〜300mmとすることができる。
上述したように、水流コーン体1の後端部に、水流コーン体1の内側と外側とを連通させる切込部11が周方向に複数設けられている。これにより、水流コーン体1と流水増速ダクト4との間を流れる流水F1は、切込部11の箇所において、水流コーン体1の内部を流れる流水F2と混合および誘引される。このため、流水F2は、増速された流水F1と合流することにより、下流側に向かって速度が上昇し、流水F1とF2とが合流した流水F3となって、流水増速ダクト4のダクト排出開口部4bから放流される。したがって、増速された流水F2により、水流コーン体1や流水増速ダクト4が無い場合と比べて、羽根車31をより多く回転させ、羽根車31の回転による発電能力が向上する。したがって、流水Fの速度がそれほど速くない水中に水中発電装置Gを設けた場合であっても、流水増速ダクト4により発電能力が向上する。そして、本実施形態では、切込部11が、流水増速ダクト4の後端DS側の縁部よりも先端US側に位置していることにより、流水増速ダクト4の外部から、低圧となった流水F1が圧力面での影響を受けにくい。そのため、流水F1の縮流効果が流水増速ダクト4の外部の流水Fの影響を受けずに、縮流された状態が維持され、流水の吸引効果を効率よく利用することができ、流水のエネルギーの利用効率を高めることができる。
また、上記実施形態では、水中発電装置Gにより発電するものを説明したが、水中発電機Gに代えて、図4および図5に示されるように、揚水機構6を設けて、水中から水を汲み上げる揚水装置Pとすることもできる。なお、水流コーン体1、テーパーバー21、ガイドベーン22、流水増速ダクト4等については、上記水中発電装置Gで用いたものと基本的に同じものを用いることができるため、説明は省略し、相違点を中心に説明する。
図4および図5に示されるように、水流コーン体1の先端US側には、揚水機構6が設けられている。揚水機構6は、水が導入される導入口61と、導入された水を汲み上げるために回転する揚水用羽根車62と、揚水用羽根車62の回転に伴って上方へ送出される水の通路となる、揚水管63とを備えている。揚水用羽根車62は、水流コーン体1内で回転する羽根車31に同軸上で接続されており、羽根車31の回転に伴って回転するように構成されている。揚水用羽根車62は、揚水機構6のチャンバ64内に収容されており、チャンバ64は、導入口61と揚水管63との間に配置されている。チャンバ64は、水流コーン体1の内部とは遮断されている。なお、本実施形態では、揚水装置Pは、フロート7により水面上に浮上するように構成されている。
水流コーン体1の内部への水の導入は、水流コーン体1の筒部1cの側面に形成された先端側開口部1aからなされる。筒部1c内には、側面が凹状に湾曲して形成された略円錐台状のガイド部材1eが設けられ、軸方向で羽根車31と揚水用羽根車62との間に配置されている。先端側開口部1aから流水が導入されると、ガイド部材1eの湾曲した側面に沿って流水が水流コーン体1の内部に流れ込む。水流コーン体1の後端側開口部1bから排出される流水F3は、上述したように流水増速ダクト4と水流コーン体1との間を通る低圧状態の流水F1と、水流コーン体1の内部を通る流水F2とが合流して流水F3となって排出される。これにより、水流コーン体1内部の流水F2は、先端US側から後端側開口部1bへ向けて増速されて高速水流となる。したがって、流水増速ダクト4を設けることにより、水流コーン体1内を通過する流水F2の速度が上昇し、水流コーン体1や流水増速ダクト4が無い場合と比較して、羽根車31がより多く回転し、それにより、揚水用羽根車62がより多く回転し、揚水効果が向上する。したがって、流水Fの速度がそれほど速くない水中に揚水装置Pを設けた場合であっても、充分な揚水効果を発揮することができる。
なお、上述した実施形態では、切込部11は、略V形ウェーブ状に切り込まれたものを例示しているが、切込部11は、軸方向に沿って同じ幅を有するスリット状であってもよく、流水増速ダクト4の縁部の手前で流水F1とF2とを合流させるように、水流コーン体1の内側と外側とを連通させるものであればよい。また、切込部11は、軸方向に連続して開口しているが、軸方向に沿って分断された複数の孔から構成されていてもよい。
また、流水増速ダクト4およびフロート7を、折り畳み可能な材料から構成してもよい。この場合、流水増速ダクト4およびフロート7を携行時にコンパクトにすることができ、野営用等に活用することができる。
なお、上記実施形態の水中発電装置Gおよび揚水装置Pでは、水流コーン体1および流水増速ダクト4をそれぞれ1つのみ使用しているが、配置スペースや用途に応じて、複数の水流コーン体1および流水増速ダクト4を連結して使用することも可能である。
1 水流コーン体
1a 先端側開口部(上流側開口部)
1b 後端側開口部(下流側開口部)
1c 筒部
1d コーン体拡径部
1e ガイド部材
11 切込部
11a 切込部の先端側の端部
2 整流装置
21 テーパーバー
21a テーパーバーの最大外径部
21b テーパーバー拡径部
21c テーパーバー窄み部
22 ガイドベーン
3 水中発電機
31 羽根車(プロペラ水車)
32 送電コード
4 流水増速ダクト
4a ダクト流入開口部
4b ダクト排出開口部
41 脚部
42 ロープ接続部
5 ガイドベーン
6 揚水機構
61 導入口
62 揚水用羽根車
63 揚水管
64 チャンバ
7 フロート
DS 後端
F、F1、F2、F3 流水
G 水中発電装置
P 揚水装置
R ロープ
US 先端

Claims (6)

  1. 筒状をなし、上流側となる先端側から流入した流水を下流側となる後端側から排水するように構成された水流コーン体と、
    前記水流コーン体の内部に配置され、前記水流コーン体の軸方向に沿って延びるテーパーバー、および、前記テーパーバーから軸方向に延びるように形成されたガイドベーンを含む整流装置と、
    前記水流コーン体の内部に配置され、前記水流コーン体の内部に流入する水により発電を行う羽根車を備えた水中発電機と、
    前記水流コーン体の径方向外側に、前記水流コーン体の外周面に対して離間して配置された筒状の流水増速ダクトと
    を備え、
    前記水流コーン体は、外周面および内周面が前記先端側から前記後端側に向けてテーパー状に拡径するコーン体拡径部を有し、
    前記テーパーバーは、外周面が前記先端側から前記後端側に向けてテーパー状に拡径するテーパーバー拡径部と、該テーパーバー拡径部から前記水流コーン体の後端側に向かって外周面が漸次縮径するテーパーバー窄み部とを有し、
    前記流水増速ダクトが、先端側に形成されたダクト流入開口部から流入した流水を後端側に形成されたダクト排出開口部から排出するように構成され、
    前記流水増速ダクトが、前記ダクト流入開口部から前記ダクト排出開口部に向かって、前記水流コーン体の外周面との間の空間が狭くなるように構成されている、流水により発電可能な、水流コーン体を用いた水中発電装置であって、
    前記水流コーン体は、前記水流コーン体の後端部に、前記水流コーン体の内側と外側とを連通させる、軸方向に延びる切込部を、前記水流コーン体の周方向に沿って複数有し、
    前記切込部が、前記流水増速ダクトの前記ダクト排出開口部よりも先端側に位置し
    前記切込部の軸方向の長さが、前記水流コーン体の軸方向の長さの1/2〜1/4である、
    水流コーン体を用いた水中発電装置。
  2. 前記切込部が、前記水流コーン体の後端側の縁部から略V形ウェーブ状に切り込まれ、前記切込部の先端側の端部から前記水流コーン体の後端側の縁部に向かって、前記切込部の開口幅が大きくなるように構成されている、請求項1記載の水流コーン体を用いた水中発電装置。
  3. 前記流水増速ダクトが、軸方向に垂直な断面が略円形であり、前記流水増速ダクトの後端側に向かって縮径するように構成されている請求項1または2に記載の水流コーン体を用いた水中発電装置。
  4. 筒状をなし、上流側となる先端側から流入した流水を下流側となる後端側から排水するように構成された水流コーン体と、
    該水流コーン体の内部に配置され、前記水流コーン体の軸方向に沿って延びるテーパーバー、および、前記テーパーバーから軸方向に延びるように形成されたガイドベーンを含む整流装置と、
    前記水流コーン体の内部に配置された羽根車と、
    前記羽根車の回転により水を汲み上げる揚水機構と、
    前記水流コーン体の径方向外側に、前記水流コーン体の外周面に対して離間して配置された筒状の流水増速ダクトと
    を備え、
    前記水流コーン体は、外周面および内周面が前記先端側から前記後端側に向けてテーパー状に拡径するコーン体拡径部を有し、
    前記テーパーバーは、外周面が前記先端側から前記後端側に向けてテーパー状に拡径するテーパーバー拡径部と、該テーパーバー拡径部から前記水流コーン体の後端側に向かって外周面が漸次縮径するテーパーバー窄み部とを有し、
    前記流水増速ダクトが、先端側に形成されたダクト流入開口部から流入した流水を後端側に形成されたダクト排出開口部から排出するように構成され、
    前記流水増速ダクトが、前記ダクト流入開口部から前記ダクト排出開口部に向かって、前記水流コーン体の外周面との間の空間が狭くなるように構成されている、水流コーン体を用いた揚水装置であって、
    前記水流コーン体は、前記水流コーン体の後端部に、前記水流コーン体の内側と外側とを連通させる、軸方向に延びる切込部を、前記水流コーン体の周方向に沿って複数有し、
    前記切込部が、前記流水増速ダクトの前記ダクト排出開口部よりも先端側に位置し
    前記切込部の軸方向の長さが、前記水流コーン体の軸方向の長さの1/2〜1/4である、
    水流コーン体を用いた揚水装置。
  5. 前記切込部が、前記水流コーン体の後端側の縁部から略V形ウェーブ状に切り込まれ、前記切込部の先端側の端部から前記水流コーン体の後端側の縁部に向かって、前記切込部の開口幅が大きくなるように構成されている、請求項4記載の水流コーン体を用いた揚水装置。
  6. 前記流水増速ダクトが、軸方向に垂直な断面が略円形であり、前記流水増速ダクトの後端側に向かって縮径するように構成されている請求項4または5に記載の水流コーン体を用いた揚水装置。
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