JP2019163711A - 風力発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】環状のケーシングの内側に羽根車が配置された風力発電装置において、空気抵抗を低減することができる風力発電装置を得る。【解決手段】風力発電装置は、前方側から後方側へ流れる風を羽根が受けることで回転されて、発電機軸を回転させる羽根車と、羽根車を回転径方向外側から覆う環状に形成され、径方向断面において、径方向内側へ凸状に形成されていると共に、前縁18Aと後縁18Bとを結ぶ直線L1と前後方向線L2とのなす第1角度θ1が、後縁18Bの位置における径方向外側面18Dの接線L3と前後方向線L2とのなす第2角度θ2よりも大きな角度に設定されたケーシング18と、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、風力発電装置に関する。
下記特許文献1には、環状のケーシングの内側に配置された羽根車が回転されることで発電する風力発電装置が開示されている。この文献に記載された風力発電装置では、ケーシングをディフューザー形状とし、その下流側端部に径方向外側に延在する鍔部を設けたものが提案されている。この鍔部を設けることによってケーシングに沿って流れる風を剥離させて風車後方に低圧領域を生成することで、ケーシングの後方側に渦を発生させている。これにより、ケーシング内部に流れる(羽根車を通過する)空気の流速を増加させ、風力発電装置の発電効率を高めることが記載されている。
国際公開2010/109800号
ところで、上記特許文献1に記載された風力発電装置は、羽根車を通過する風の流速を高めることができるという観点では有用な装置ではあるが、剥離を利用しているため空気抵抗が高くなるという不都合がある。すなわち、この風力発電装置は、空気抵抗を低減するという観点で改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、環状のケーシングの内側に羽根車が配置された風力発電装置において、空気抵抗を低減させた風力発電装置を得ることが目的である。
請求項1記載の風力発電装置は、発電機軸を有する発電機と、前方側から後方側へ流れる風を羽根で受けることで回転し、前記発電機軸を回転させる羽根車と、前記羽根車を回転径方向外側から覆う環状に形成され、径方向断面において径方向内側へ凸状に形成されていると共に、前縁と後縁とを結ぶ直線と前後方向とのなす第1角度が、前記後縁の位置における径方向外側面の接線と前記前後方向とのなす第2角度よりも大きな角度に設定されたケーシングと、を備えている。
請求項1記載の風力発電装置によれば、羽根車の羽根が、前方側から後方側へ流れる風を受けると、当該羽根車が回転される。これにより、発電機の発電機軸が回転されて発電が開始される。
ここで、この風力発電装置では、ケーシングの径方向断面において、ケーシングが径方向内側へ凸状に形成されている。したがって、ケーシングの前方側から後方側へ流れる風は、ケーシングの径方向外側面及び径方向内側面に沿って流れた後に当該ケーシングの後方側から剥離する。これにより、ケーシングの内側に配置された羽根車の前方側と後方側との圧力差が大きくなり、羽根車を通過する風の流速が高められる。
また、この風力発電装置では、ケーシングの径方向断面において、ケーシングの前縁と後縁とを結ぶ直線と前後方向とのなす第1角度が、当該ケーシングの後縁の位置における径方向外側面の接線と前後方向とのなす第2角度よりも大きな角度に設定されている。これにより、ケーシングの後方側でケーシングの径方向内側面に沿った径方向外側への流れ(巻き上がり)や流れの剥離が抑制される。この結果、風力発電装置の空気抵抗を小さくすることができる。
本発明に係る風力発電装置は、空気抵抗を低減することができる。
第1実施形態の風力発電装置の斜視図である。 図1に示された2−2線に沿って切断したケーシングの径方向断面を示す拡大断面図である。 第1比較例に係るケーシングの断面を示す図2に対応する拡大断面図である。 第1実施形態に係るケーシングの周りの流れ場を示した模式図である。 第1比較例に係るケーシングの周りの流れ場を示した模式図である。 パワー係数Cpと空気抵抗との関係を示すグラフである。 第2実施形態に係るケーシングの断面を示す図2に対応する拡大断面図である。 第2比較例に係るケーシングの断面を示す図2に対応する拡大断面図である。 第2実施形態に係るケーシングの周りの流れ場を示した模式図である。 第2比較例に係るケーシングの周りの流れ場を示した模式図である。 バリエーションに係る風力発電装置を示す正面図である。 バリエーションに係る風力発電装置を示す正面図である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る風力発電装置について図1〜図6を参照して説明する。なお、以下の説明において前後上下の方向を示して説明するときは、風力発電装置の前後上下の方向を示すものとし、また各図に適宜示す矢印FRは前方向、矢印UPは上方向をそれぞれ示すものとする。
図1に示すように、本実施形態の風力発電装置10は、陸上風力発電に用いられるものである。この風力発電装置10は、地面11に設置(固定)される支柱部12と、支柱部12の上端部に設けられた発電機14と、発電機14の図示しない発電機軸を回転させる羽根車16と、羽根車16の外周部に設けられたケーシング18と、を備えている。
支柱部12は、上下方向を長手方向とする筒状に形成されており、この支柱部12の内部には、発電機等と接続された配線が配索されている。
発電機14は、発電機軸14Aが回転されることで発電する交流発電機である。この発電機軸14Aと羽根車16が固定される羽根車軸との間には、ギヤボックスが設けられている。これにより、羽根車16の回転が増速されて発電機軸14Aに伝達されるようになっている。
羽根車16は、羽根車軸に固定される軸芯部16Aと、軸芯部16Aから回転径方向外側へ向けて延びると共に回転周方向へ等間隔に配置された3つの羽根16Bと、を備えている。そして、前方から後方側へ流れる風が3つの羽根16Bを通過することで、羽根車16が回転するようになっている。
図1及び図2に示されるように、ケーシング18は、羽根車16を径方向外側から覆う環状に形成されている。なお、ケーシング18は、図1に示すように、取付部材19を介して発電機14に固定されている。
ケーシング18は、図2に示すように、径方向断面において、前側に位置する前段部20と、前段部20よりも後方側に位置する後段部22と、から構成されている。
前段部20は、前方側端部20A(ケーシング18の前縁18A)から後方側端部20Bに向って径方向内側に凸状に形成されている。
また、後段部22は、前方側端部22Aから後方に向って径方向内側に凸状に形成された湾曲部24と、湾曲部24の後方側端部24Bから後方に向って延在する後方延在部26とを有する。
すなわち、ケーシング18は、全体として径方向内側に凸に形成されている。
さらに、前段部20の後方側端部20Bよりも後段部22の前方側端部22Aの方が径方向外側に位置し、前段部20と後段部22の間にスロット28が形成されている。
また、前段部20の前方側端部20Aがケーシング18の前縁18Aとなり、後段部22の後方側端部20Bがケーシング18の後縁18Bとなる。
なお、以下の説明において、ケーシング18の径方向断面において、前縁18Aと後縁18Bとを結ぶ直線L1を「翼弦線L1」という。また、ケーシング18の径方向内側の面18Cを「内周面18C」といい、ケーシング18の径方向外側の面18Dを「外周面18D」という。さらに、前段部20、後段部22の径方向内側の面20C、22Cをそれぞれ「内周面20C」、「内周面22C」といい、前段部20、後段部22の径方向外側の面20D、22Dをそれぞれ「外周面20D」、「外周面22D」という。すなわち、前段部20の内周面20C及び後段部22の内周面22Cがケーシング18の内周面18Cに相当する。また、前段部20の外周面20D及び後段部22の外周面22Dがケーシング18の外周面18Dに相当する。
そして、本実施形態では、翼弦線L1と前後(水平)方向(前後方向線L2)とのなす第1角度θ1が、ケーシング18の後縁18Bの位置における外周面(後方延在部26の外周面)18Dの接線L3(以下「後縁外接線L3」という)と前後方向とのなす第2角度θ2よりも大きな角度に設定されている。なお、本実施形態のケーシング18では、後縁外接線L3と前後方向(前後方向線L2)が一致しているため、第2角度θ2が0°となっている。
(作用)
次に、本実施形態の作用について説明する。
図1及び図2に示されるように、本実施形態の風力発電装置10によれば、羽根車16が、前方側から後方側へ流れる風を受けると、当該羽根車16が回転される。これにより、発電機14の発電機軸14Aが羽根車軸及びギヤボックスを介して回転されて発電が開始される。
一方、図2に示すように、ケーシング18の径方向断面において、ケーシング18(前段部20、後段部22)が径方向内側に凸に形成されているため、ケーシング18の後方側で内外の流れが大きく剥離し、強い渦列が形成されることにより低圧領域が形成される。これにより、ケーシング18の内側において羽根車16の前方側と後方側との圧力差が大きくなり、羽根車16を通過する流速が高められる。
また、ケーシング18は前段部20と後段部22の間にスロット28が形成されているため、前段部20の外周面20Dに沿って流れてきた流体の一部がスロット28からケーシング18の内周面18Cに流入する。このように、ケーシング18の外周面18Dからスロット28を介してケーシング18の内周面18C側に高エネルギの流体(風)が導かれるため、ケーシング18の内周面18C(後段部22の内周面22C)に沿った流体流れを再付勢し、流れの剥離を抑制するため、ケーシング18内部の流速を一層増加させることができる。
この結果、風力発電装置10は、ケーシング18の内側(羽根車16)を通過する流体の流速を増加させ、発電量を増加させることができる。
また、ケーシング18は、径方向断面において、翼弦線L1と前後方向(前後方向線L2)とのなす第1角度θ1が、後縁外接線L3と前後方向(前後方向線L2)とのなす第2角度θ2よりも大きな角度(θ1>θ2)に設定されている。
この構造による作用について、本実施形態のケーシング18と、第1比較例のケーシング100(図3参照)に対するCFD(computational fluid dynamics)による解析結果(図4、図5参照)を用いて説明する。なお、風力発電装置10は、流速が大きいときには羽根車16の回転を停止させるため、羽根車16が無回転の場合についてCFDで求めたものである。また、図4、図5は、ケーシング18、100周辺の流速分布を示し、流速が高い部分ほどドットが密に記載され、流速が低い部分ほどドットが疎に記載されている。なお、白部分がドットが最も疎な(流速が最も低い)部分である。
第1比較例に係るケーシング100は、ケーシング18と略同様の構造(全体として径方向内側に凸状に形成)であり、略同様の構成要素には、同一の構成符号に100を足して示す。ケーシング100が、ケーシング18と大きく異なるのは、ケーシング18が湾曲部24の後方側端部24Bから後方に延在する後方延在部26が形成されているのに対して、ケーシング100は湾曲部124の後方側端部124Bから径方向外側に延在する外方延在部130が形成されている点である。この結果、ケーシング100は、径方向断面において、翼弦線L1と前後方向(前後方向線L2)とのなす第1角度θ1が、後縁外接線L3と前後方向(前後方向線L2)とのなす第2角度θ2よりも小さな角度(θ1<θ2)に設定されている。
図4に示すCFDの解析結果を参照すると、ケーシング18の後方側におけるケーシング18の内周面18Cに沿った径方向外側への流れ(巻き上がり)(矢印Hで指し示された部分の流れ)が、図5に示された第1比較例に係るケーシング100の内周面100Cに沿った径方向外側への流れ(矢印Jで指し示された部分の流れ)と比べて小さくなっていることがわかる。
すなわち、第1比較例のケーシング100と比較してケーシング18は、第1角度θ1を第2角度θ2よりも小さな角度(θ1<θ2)に設定したため、空気抵抗を低減できることが確認された。
また、本実施形態に係るケーシング18と第1比較例のケーシング100を有する風力発電装置について、パワー係数Cpと流速8msの場合の空気抵抗について実験およびCAEで求めた結果を図6に示す。ここで、パワー係数Cpとは、風車出力(N/ms)/受風面積に流入する風エネルギ(N/ms)である。
このように、第1比較例に係るケーシング100を有する風力発電装置(図6、白丸参照)と比較して、ケーシング18を有する風力発電装置10(図6、黒丸参照)は、パワー係数Cpが若干低下するものの、空気抵抗を半分近くに低減することができることが確認された。
したがって、風力発電装置10を設置する際に装置の転倒を防止するための基礎工事等が簡略化され、風力発電装置10の設置コストを大きく低減することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る風力発電装置について図6〜図10を参照して説明する。なお、第1実施形態と同様の構成要素には、同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。また、第1実施形態と異なるのは、ケーシングのみなので、ケーシングについてのみ説明する。
(構成)
風力発電装置40のケーシング41は、径方向断面において、図7に示すように、径方向内側に凸となるように湾曲して形成された湾曲部42と、湾曲部42の後方側端部42Bから径方向外側に延在する鍔部44と、鍔部44の径方向外側端部44Bから後方側に延在する後方延在部46と、を有する。したがって、ケーシング41は、全体として径方向内側に凸といえる。
また、湾曲部42の前方側端部42Aがケーシング41の前縁41Aとなり、後方延在部46の後方側端部46Bがケーシング41の後縁41Bとなる。
また、ケーシング41は、径方向断面において、翼弦線L1と前後方向(前後方向線L2)とのなす第1角度θ1が、ケーシング41の後縁41Bの位置における外周面41D(後方延在部46の外周面46D)の後縁外接線L3と前後方向(前後方向線L2)とのなす第2角度θ2よりも大きな角度(θ1>θ2)に設定されている。なお、本実施形態では、後縁外接線L3は前後方向と一致しており、第2角度θ2は0°となっている。
(作用)
次に、本実施形態の作用について説明する。
ケーシング41は、径方向断面において、湾曲部42の後方側端部42Bから径方向外側に延在する鍔部44が形成されているため、鍔部44の後方側に低圧部分が形成され、渦列が形成されることにより、ケーシング41の内部(羽根車)を通過する流速が増加され、風力発電装置40の発電量が増加される。
また、ケーシング41は、鍔部44の径方向外側端部44Bから後方側に延在する後方延在部46が形成されているため、ケーシング41の後縁41Bの位置におけるケーシング41の外周面(後方延在部26の外周面)41Dの後縁外接線L3と前後方向とのなす第2角度θ2が0°となり、翼弦線L1と前後方向とのなす第1角度θ1よりも小さく設定されている(θ1>θ2)。
この作用について、本実施形態のケーシング41と、第2比較例のケーシング200(図8参照)に対するCFD(computational fluid dynamics)による解析結果(図9、図10参照)を用いて説明する。なお、CFDは、流速が大きいときには羽根車の回転を停止させるため、羽根車が無回転の場合について求めたものである。また、図9、図10は、図4、図5と同様である。
第2比較例に係るケーシング200は、図8に示すように、ケーシング41と略同様の構造であり、略同様の構成要素には、同一の構成符号に200を足して示す。ケーシング200がケーシング41と異なるのは、ケーシング200には後方延在部46が存在しないことである。これにより、後縁外接線L3と前後方向(前後方向線L2)とのなす第2角度θ2が90°となり、翼弦線L1と前後方向(前後方向線L2)とのなす第1角度θ1よりも大きく設定されている(θ1<θ2)。
CFDの解析結果を参照すると、図9に示すように、ケーシング41の後方側における流れの剥離領域(矢印Kで指し示された部分)の大きさが、図10に示す第2比較例に係るケーシング200の流れの剥離領域(矢印Mで指し示された部分)と比べて小さくなっていることがわかる。
すなわち、第2比較例のケーシング200と比較してケーシング41は、第1角度θ1を第2角度θ2よりも小さな角度(θ1<θ2)に設定したため、空気抵抗を低減できることが確認された。
また、本実施形態に係るケーシング41と第2比較例のケーシング200を有する風力発電装置について、パワー係数Cpと流速8msの場合の空気抵抗について実験およびCAEで求めた結果を図6に示す。
このように、第2比較例に係るケーシング200を有する風力発電装置(図6、白三角参照)と比較して、ケーシング18を有する風力発電装置10(図6、黒三角参照)は、パワー係数が若干低下するものの、空気抵抗を2/3程度に低減することができることが確認された。
したがって、風力発電装置10を設置する際に装置の転倒を防止するための基礎工事等が簡略化され、設置コストを大きく低減することができる。
(その他)
一連の実施形態では、第2角度θ2が0°の場合について説明したが、第2角度θ2が第1角度θ1よりも小さければ、同様の作用を奏する。
また、一連の実施形態では、地上に設置された風力発電装置10、40について説明したが、図11のように海上に設置された風力発電装置60でも良い。また、一連の実施形態では、風力発電装置10、40に1つのケーシング18、41と羽根車16を備えるものについて説明したが、図12に示すように、複数の羽根車16を備える風力発電装置70であっても良い。この場合、複数の羽根車16のいずれか1つにケーシング18(41)を設ければよいが、図12に示された風力発電装置70では、全ての羽根車16の回りにケーシング18(41)を設けている。
さらに、一連の実施形態では、風力発電装置に用いた例について説明したが、潮流発電装置等に適用することも可能である。
10、40、60、70 風力発電装置
14 発電機
14A 発電機軸
16 羽根車
16B 羽根
18、41 ケーシング
18A、41A 前縁
18B、41B 後縁
18C、41C 内周面(径方向内側面)
18D、41D 外周面(径方向外側面)
θ1 第1角度
θ2 第2角度
L1 前縁と後縁とを結ぶ直線
L3 後縁の位置における外周面(径方向外側面)の接線

Claims (1)

  1. 発電機軸を有する発電機と、
    前方側から後方側へ流れる風を羽根で受けることで回転し、前記発電機軸を回転させる羽根車と、
    前記羽根車を回転径方向外側から覆う環状に形成され、径方向断面において径方向内側へ凸状に形成されていると共に、前縁と後縁とを結ぶ直線と前後方向とのなす第1角度が、前記後縁の位置における径方向外側面の接線と前記前後方向とのなす第2角度よりも大きな角度に設定されたケーシングと、
    を備えた風力発電装置。
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