JP6266825B1 - ステントシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】チューブステント又はプッシャーカテーテルから引抜き易いインナーカテーテルを提供すること。【解決手段】ステントシステム100は、インナーカテーテル10の外周面12、チューブステント20の内周面22、又はプッシャーカテーテル30の内周面32の一部に微細凸形状14,24,34が形成されているから、インナーカテーテル10とチューブステント20又はプッシャーカテーテル30が密着するのを防止することができ、インナーカテーテル10を引抜くときの、インナーカテーテル10とチューブステント20又はプッシャーカテーテル30との摩擦抵抗を低減させることができるので、インナーカテーテル10を円滑に引抜くことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、内視鏡を通じて人体内(以下、単に、「体内」という。)に挿入され、胆管等の管状器官に留置される、非拡張型のステント(以下、単に、「チューブステント」という。)と、チューブステントを押すためのプッシャーカテーテル、及びチューブステントとプッシャーカテーテルの内部に挿通されるインナーカテーテルを具えたステントシステムに関する。
チューブステントは、内視鏡を通じて、例えば、胆管や尿管等の管状器官に留置され、当該管状器官内の流体連通を確保し、或いは、当該管状器官に形成された瘤の破裂を防ぐ等の目的で使用される。非拡張型のチューブステントには、例えば、フッ素樹脂やポリエチレン等のプラスチック製のものが主流であり、側孔、或いはフラップを有するものや有しないもの、ストレート型、カーブ型、ピッグテイル型等、様々なバリエーションのものがある。
チューブステントは人体に挿入されたガイドワイヤとインナーカテーテルに沿って、プッシャーカテーテルによって押されることによって人体内を進行する。そして、チューブステントを留置位置まで押し進めた後、プッシャーカテーテルとインナーカテーテル、及びガイドワイヤを引抜くことにより、留置工程が完了する。留置のための手技を行い易いように、インナーカテーテルがチューブステントに予め挿通されているステントキットが開発されており、その例として、以下に挙げるものがある。
特開2015−8862号公報
特許文献1には、一端が円弧の少なくとも一部からなるステント円弧部を具えるチューブステントと、ステント円弧部と同一形状のインナー円弧部が形成され、インナー円弧部とステント円弧部の位置が一致するようにチューブステントの内部に挿通されているインナーカテーテルとで構成されているステントキットが開示されている。また、このステントキットでは、インナーカテーテルとステントが摩擦し易く、インナーカテーテルをステントから引抜く際の抵抗が大きくなるので、ステントとインナーカテーテルの素材を、例えば、PE(ステント)とETFE(インナーカテーテル)にして、互いに滑り易いものにし、インナーカテーテルをステントから引抜き易いようにするのが好ましいとされている。
既に説明したとおり、チューブステントは、内視鏡を通じて人体内に挿入される。ここで、内視鏡の先端は任意の角度で湾曲させることができるように構成されており、このとき、内視鏡の内部を通るインナーカテーテルとプッシャーカテーテルも同様に湾曲することになる。この状態で、インナーカテーテルを引抜こうとしても、インナーカテーテルとプッシャーカテーテルの間の摩擦抵抗が大きく、インナーカテーテルを引抜き難いという問題が生じ得る。また、特にカーブ型又はピッグテイル型の留置用ステントの場合にも、インナーカテーテルと留置用ステントの間の摩擦抵抗が大きく、インナーカテーテルを引抜き難いという問題が生じ得る。
そこで、本発明は、前述した問題点に鑑み、チューブステント又はプッシャーカテーテルから引抜き易いインナーカテーテルを提供することをその目的とする。
本発明は、管状のチューブステント及びプッシャーカテーテルと、前記チューブステントとプッシャーカテーテルの内部に挿通される、管状のインナーカテーテルを具えたステントシステムであって、
前記インナーカテーテルの外周面の、前記チューブステントの内部を挿通する部分の少なくとも一部に外周面微細凸形状が形成され、
前記チューブステントの内周面の少なくとも一部に、前記インナーカテーテルとチューブステントの軸方向の相対移動時に前記外周面微細凸形状と掛合しない形状のチューブステント内周面微細凸形状が形成されていることを特徴とするステントシステム
又は、
管状のチューブステント及びプッシャーカテーテルと、前記チューブステントとプッシャーカテーテルの内部に挿通される、管状のインナーカテーテルを具えたステントシステムであって、
前記インナーカテーテルの外周面の、前記チューブステントの内部を挿通する部分の少なくとも一部に外周面微細凸形状が形成され、
前記プッシャーカテーテルの内周面の少なくとも一部に、前記インナーカテーテルとプッシャーカテーテルの軸方向の相対移動時に前記外周面微細凸形状と嵌合しない形状のプッシャーカテーテル内周面微細凸形状が形成されていることを特徴とするステントシステム
又は、
管状のチューブステント及びプッシャーカテーテルと、前記チューブステントとプッシャーカテーテルの内部に挿通される、管状のインナーカテーテルを具えたステントシステムであって、
前記インナーカテーテルの外周面の、前記チューブステントの内部を挿通する部分の少なくとも一部に外周面微細凸形状が形成され、
前記チューブステントの内周面の少なくとも一部に、前記インナーカテーテルとチューブステントの軸方向の相対移動時に前記外周面微細凸形状と嵌合しない形状のチューブステント内周面微細凸形状が形成され、
前記プッシャーカテーテルの内周面の少なくとも一部に、前記インナーカテーテルとプッシャーカテーテルの軸方向の相対移動時に前記外周面微細凸形状と嵌合しない形状のプッシャーカテーテル内周面微細凸形状が形成されていることを特徴とするステントシステムによって前記課題を解決した。
インナーカテーテル、チューブステント、及びプッシャーカテーテルは、フッ素樹脂やポリエチレン等のプラスチック製のものが主流であり、通常、射出成形で製造されるので、それらの内周面及び外周面は平面である。このため、インナーカテーテルとチューブステント又はプッシャーカテーテルが密着し易く、これがインナーカテーテルを引抜く際の大きな抵抗の原因であった。
本発明によれば、インナーカテーテルの外周面、チューブステントの内周面、又はプッシャーカテーテルの内周面の一部に微細凸形状が形成されており、この微細凸形状がインナーカテーテルの外周面、チューブステントの内周面、又はプッシャーカテーテルの内周面と接するので、インナーカテーテルとチューブステント又はプッシャーカテーテルが密着するのを防止することができる。これにより、インナーカテーテルを引抜くときの、インナーカテーテルとチューブステント又はプッシャーカテーテルとの摩擦抵抗を低減させることができ、インナーカテーテルを円滑に引抜くことができる。
また、インナーカテーテルの外周面の一部と、チューブステントの内周面又はプッシャーカテーテルの内周面の一部に、インナーカテーテルとチューブステント又はプッシャーカテーテルの軸方向の相対移動時に互いに掛合しない形状の微細凸形状を形成することにより、インナーカテーテルを引抜くときの、インナーカテーテルとチューブステント又はプッシャーカテーテルとの摩擦抵抗をさらに低減させることができる。
本発明の第1実施形態のステントシステムの一部を表した部分正面断面図。 図1の要部拡大図。 本発明の第2実施形態のインナーカテーテルの部分正面図。 本発明の第3実施形態のインナーカテーテルの部分正面図。 本発明の第4実施形態のインナーカテーテルの部分正面図。 本発明の第5実施形態のインナーカテーテルの部分正面図。
以下、本発明の実施形態を図1〜6を参照して説明する。但し、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の第1実施形態のステントシステム100を示している。ステントシステム100は、フッ素樹脂やポリエチレン等のプラスチックで構成されている、管状の、インナーカテーテル10、チューブステント20、及びプッシャーカテーテル30を有している。チューブステント20は、胆管等の管状器官に留置される、非拡張型のものである。チューブステント20としては、フラップを有するものや有しないもの、ストレート型、カーブ型、ピッグテイル型等、様々なタイプの非拡張型のステントを用いることができる。
インナーカテーテル10は、チューブステント20とプッシャーカテーテル30の内部に挿通し得る外径を具えている。一方、チューブステント20とプッシャーカテーテル30の内径と外径は略一致している。このため、チューブステント20とプッシャーカテーテル30の内部にインナーカテーテル10を挿通させた状態で、インナーカテーテル10に沿って、チューブステント10をプッシャーカテーテル30で押し進めることができる。なお、チューブステント10を留置するための手技の工程は公知のため、その詳細な説明は省略するが、内視鏡を通じてガイドワイヤ(図示省略)を人体内に挿入し、ガイドワイヤに沿ってインナーカテーテル10を挿入し、インナーカテーテル10に沿ってチューブステント10をプッシャーカテーテル30で押し進めるというのが一般的な方法である。
インナーカテーテル10の外周面12であって、チューブステント20の内部を挿通する部分の一部には、外周面微細凸形状14が形成されている。外周面微細凸形状14は、図2に示すように、インナーカテーテル10の外周面12に設けられた、複数の、多方向の溝16以外の部分で構成されている。
上記のように、インナーカテーテル10は、外周面12に外周面微細凸形状14を有するので、インナーカテーテル10をチューブステント20とプッシャーカテーテル30から引抜くとき(図1参照)、外周面微細凸形状14が設けられている範囲においては、チューブステント20の内周面22とプッシャーカテーテル30の内周面32とインナーカテーテル10の外周面微細凸形状14が接することになる。このため、平面状の外周面を有するインナーカテーテルに比べて、インナーカテーテル10の外周面12とチューブステント20の内周面22又はプッシャーカテーテル30の内周面32が密着することを防止することができ、且つ、インナーカテーテル10の外周面12がチューブステント20の内周面22及びプッシャーカテーテル30の内周面32と接する面積を小さくすることができるので、その分、摩擦による抵抗を減らすことができる。よって、インナーカテーテル10をチューブステント20とプッシャーカテーテル30から円滑に引抜くことができる。
外周面微細凸形状14は、チューブステント20の内部を挿通する部分の少なくとも一部に相当する、インナーカテーテル10の外周面12上に設けることにより、インナーカテーテル10をチューブステント20とプッシャーカテーテル30から引抜く際の摩擦抵抗を低減させることができるが、外周面微細凸形状14を設ける範囲は任意に決定でき、インナーカテーテル10の外周面12の全体に設けることもできる。
外周面微細凸形状14は、以下の工程で形成することができる。まず、プラスチック素材の射出成形により、管状のインナーカテーテル10を形成する。次いで、チューブステント20の内部を挿通する部分の少なくとも一部に相当する、インナーカテーテル10の外周面12をサンドペーパー等の鑢部材で任意の方向に削る。削る方向は、一方向(例えば、軸方向又は周方向のみ)でもよく、多方向に削ってもよい。削られた部分は、溝16を形成し、溝16以外の部分が外周面微細凸形状14を形成する。
一方、図1に示すように、チューブステント20の内周面22の少なくとも一部に外周面微細凸形状14と同様のチューブステント内周面微細凸形状24を設けてもよい。チューブステント内周面微細凸形状24は、プラスチック素材の射出成形により形成した管状のチューブステント20の内周面22を鑢部材で任意の方向に削ることで形成することができる。なお、チューブステント内周面微細凸形状24は、チューブステント20の内周面22の全体に設けることで、インナーカテーテル10をチューブステント20から一層引抜き易くすることができる。
また、プッシャーカテーテル30の内周面32の少なくとも一部に外周面微細凸形状14と同様のプッシャーカテーテル内周面微細凸形状34を設けてもよい。プッシャーカテーテル内周面微細凸形状34は、プラスチック素材の射出成形により形成した管状のプッシャーカテーテル30の内周面32を鑢部材で任意の方向に削ることで形成することができる。なお、プッシャーカテーテル内周面微細凸形状34は、プッシャーカテーテル30の内周面32の全体に設けることもできるが、プッシャーカテーテル30の先端側に位置する内周面32に設けるのがよい。
図3は、他の態様の外周面微細凸形状14aを具えるインナーカテーテル10aを示している。インナーカテーテル10aのように、外周面12aに複数の微小な突起からなる外周面微細凸形状14aを具えることによっても、インナーカテーテル10の外周面微細凸形状14(図1参照)と同様の効果を奏することができる。外周面微細凸形状14aを設ける範囲は外周面微細凸形状14(図1参照)と同様であるため、説明を省略する。なお、図示しての説明は省略するが、外周面微細凸形状14aと同様の突起を、チューブステント20(図1参照)の内周面22の少なくとも一部、又はプッシャーカテーテル30(図1参照)の内周面32の少なくとも一部に設けることもできる。
図4は、他の態様の外周面微細凸形状14bを具えるインナーカテーテル10bを示している。インナーカテーテル10bのように、外周面12bの軸方向に延びる微小な突条からなる外周面微細凸形状14bを具えることによっても、インナーカテーテル10の外周面微細凸形状14(図1参照)と同様の効果を奏することができる。なお、外周面微細凸形状14bの突条は非連続のものであってもよい。外周面微細凸形状14bを設ける範囲は外周面微細凸形状14(図1参照)と同様であるため、説明を省略する。なお、図示しての説明は省略するが、外周面微細凸形状14bと同様の突条を、チューブステント20(図1参照)の内周面22の少なくとも一部、又はプッシャーカテーテル30(図1参照)の内周面32の少なくとも一部に設けることもできる。
図5は、他の態様の外周面微細凸形状14cを具えるインナーカテーテル10cを示している。インナーカテーテル10cのように、外周面12cの周方向に延びる、複数の微小な突条からなる外周面微細凸形状14cを具えることによっても、インナーカテーテル10の外周面微細凸形状14(図1参照)と同様の効果を奏することができる。なお、外周面微細凸形状14cの突条は非連続のものであってもよい。外周面微細凸形状14cを設ける範囲は外周面微細凸形状14(図1参照)と同様であるため、説明を省略する。外周面微細凸形状14cは、曲面で形成して波形とすることもでき、連続した螺旋状の突条とすることもできる。なお、図示しての説明は省略するが、外周面微細凸形状14cと同様の突条を、チューブステント20(図1参照)の内周面22の少なくとも一部、又はプッシャーカテーテル30(図1参照)の内周面32の少なくとも一部に設けることもできる。
図6は、他の態様の外周面微細凸形状14dを具えるインナーカテーテル10dを示している。インナーカテーテル10dのように、外周面12dに格子状の突条からなる外周面微細凸形状14dを具えることによっても、インナーカテーテル10の外周面微細凸形状14(図1参照)と同様の効果を奏することができる。なお、外周面微細凸形状14dの突条は非連続のものであってもよい。外周面微細凸形状14dを設ける範囲は外周面微細凸形状14(図1参照)と同様であるため、説明を省略する。なお、図示しての説明は省略するが、外周面微細凸形状14dと同様の突条を、チューブステント20(図1参照)の内周面22の少なくとも一部、又はプッシャーカテーテル30(図1参照)の内周面32の少なくとも一部に設けることもできる。
上記に説明した外周面微細凸形状14a〜14dを、逆に、凹形状(溝)にして、外周面微細凸形状14a〜14dに対応する部分以外の外周面12a〜12dがチューブステントの内周面又はプッシャーカテーテルの内周面と接するようにすることで、インナーカテーテル10a〜10dをチューブステントとプッシャーカテーテルから引抜く際の摩擦抵抗を低減させることもできる。
また、図1に示すように、インナーカテーテル10の外周面12の少なくとも一部と、チューブステント20の内周面22又はプッシャーカテーテル30の内周面32の少なくとも一部に、インナーカテーテル10とチューブステント20又はプッシャーカテーテル30の軸方向の相対移動時に互いに掛合しない形状の微細凸形状(外周面微細凸形状、チューブステント内周面微細凸形状、プッシャーカテーテル内周面微細凸形状)を形成することにより、インナーカテーテル10を引抜くときの、インナーカテーテル10とチューブステント20又はプッシャーカテーテル30との摩擦抵抗をさらに低減させることができる。
以上に説明したように、本発明によれば、インナーカテーテルを引抜くときの、インナーカテーテルとチューブステント又はプッシャーカテーテルとの摩擦抵抗を低減させることができるので、インナーカテーテルを円滑に引抜くことができるステントシステムを提供することができる。
10〜10d インナーカテーテル
12 外周面
14 外周面微細凸形状
20 チューブステント
22 内周面(チューブステント)
24 チューブステント内周面微細凸形状
30 プッシャーカテーテル
32 内周面(プッシャーカテーテル)
34 プッシャーカテーテル内周面微細凸形状
100 ステントシステム

Claims (6)

  1. 管状のチューブステント及びプッシャーカテーテルと、前記チューブステントとプッシャーカテーテルの内部に挿通される、管状のインナーカテーテルを具えたステントシステムであって、
    前記インナーカテーテルの外周面の、前記チューブステントの内部を挿通する部分の少なくとも一部に外周面微細凸形状が形成され、
    前記チューブステントの内周面の少なくとも一部に、前記インナーカテーテルとチューブステントの軸方向の相対移動時に前記外周面微細凸形状と掛合しない形状のチューブステント内周面微細凸形状が形成されていることを特徴とする、
    ステントシステム。
  2. 管状のチューブステント及びプッシャーカテーテルと、前記チューブステントとプッシャーカテーテルの内部に挿通される、管状のインナーカテーテルを具えたステントシステムであって、
    前記インナーカテーテルの外周面の、前記チューブステントの内部を挿通する部分の少なくとも一部に外周面微細凸形状が形成され、
    前記プッシャーカテーテルの内周面の少なくとも一部に、前記インナーカテーテルとプッシャーカテーテルの軸方向の相対移動時に前記外周面微細凸形状と嵌合しない形状のプッシャーカテーテル内周面微細凸形状が形成されていることを特徴とする、
    ステントシステム。
  3. 管状のチューブステント及びプッシャーカテーテルと、前記チューブステントとプッシャーカテーテルの内部に挿通される、管状のインナーカテーテルを具えたステントシステムであって、
    前記インナーカテーテルの外周面の、前記チューブステントの内部を挿通する部分の少なくとも一部に外周面微細凸形状が形成され、
    前記チューブステントの内周面の少なくとも一部に、前記インナーカテーテルとチューブステントの軸方向の相対移動時に前記外周面微細凸形状と嵌合しない形状のチューブステント内周面微細凸形状が形成され、
    前記プッシャーカテーテルの内周面の少なくとも一部に、前記インナーカテーテルとプッシャーカテーテルの軸方向の相対移動時に前記外周面微細凸形状と嵌合しない形状のプッシャーカテーテル内周面微細凸形状が形成されていることを特徴とする、
    ステントシステム。
  4. 管状のチューブステント及びプッシャーカテーテルの内部に挿通される、管状のインナーカテーテルの製造方法であって、
    射出成形により、前記インナーカテーテルを形成し、
    前記チューブステントの内部を挿通する部分の少なくとも一部に相当する前記インナーカテーテルの外周面を鑢部材で任意の方向に削り、外周面微細凸形状を形成させることを特徴とする、
    インナーカテーテルの製造方法。
  5. 内部に管状のインナーカテーテルが挿通される、管状のチューブステントの製造方法であって、
    射出成形により、前記チューブステントを形成し、
    前記チューブステントの内周面の少なくとも一部を鑢部材で任意の方向に削り、チューブステント内周面微細凸形状を形成させることを特徴とする、
    チューブステントの製造方法。
  6. 内部に管状のインナーカテーテルが挿通される、管状のプッシャーカテーテルの製造方法であって、
    射出成形により、前記プッシャ―カテーテルを形成し、
    前記プッシャーカテーテルの内周面の少なくとも一部を鑢部材で任意の方向に削り、プッシャーカテーテル内周面微細凸形状を形成させることを特徴とする、
    プッシャーカテーテルの製造方法。
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