本発明では、多様な変換を加え、かついろいろな実施形態を持つことができるところ、特定の実施形態を図面に例示して詳細な説明で詳細に説明する。しかし、これは本発明を特定の実施形態に限定するものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれるすべての変換、均等物ないし代替物を含むと理解されねばならない。本発明を説明するに当ってかかる公知技術についての具体的な説明が本発明の趣旨を不明にすると判断される場合、その詳細な説明を略する。
第1、第2の用語は、多様な構成要素の説明に使われるが、構成要素は用語によって限定されてはならない。用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみで使われる。
本出願で使った用語は、単に特定の実施形態を説明するために使われたものであり、本発明を限定しようとする意図ではない。本出願で使った用語は本発明における機能を考慮して、なるべく現在広く使われる一般的な用語を選択したが、これは当業者の意図、判例、または新たな技術の出現などによって変わる。また、特定の場合には出願人が任意に選定した用語もあり、この場合、かかる発明の説明部分で詳細にその意味を記載する。したがって、本発明で使われる用語は、単純な用語の名称ではなく、その用語が持つ意味及び本発明の全般にわたる内容に基づいて定義されねばならない。本出願で提示した図面は、単に特定の実施形態を説明するために使われたものであり、本発明を限定しようとする意図ではない。
単数の表現は、文脈上明らかに異なって意味しない限り、複数の表現を含む。例えば、明細書全般のコンテンツは、コンテンツを含む。本出願で、「含む」または「持つ」などの用語は、明細書上に記載の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであり、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものなどの存在または付加可能性を予め排除しないと理解されねばならない。
明細書全般で呼ばれるコンテンツとは、オーディオ及び/またはビデオ及び/または文字をデジタル信号形式に製作したものであり、コンテンツ再生機器によって再生されるコンテンツを意味する。したがって、コンテンツは、注文型ビデオ(Video on Demand)基盤コンテンツ、IPTV(Internet Protocol TV)基盤コンテンツ、ケーブル放送基盤コンテンツ、地上波放送基盤コンテンツ、クラウドサーバ基盤コンテンツ及びコンテンツ提供サーバ基盤コンテンツを含むが、これらに制限されるものではない。コンテンツは、写真のように静止画像基盤コンテンツを含む。
明細書全般で呼ばれるコンテンツ関連情報は、コンテンツを再生または保存している機器の識別情報、コンテンツの識別情報、コンテンツの再生同期化情報、及びコンテンツの位置情報を含む。例えば、コンテンツを再生中の機器がDTVであり、現在再生中のコンテンツがチャネル11のリアルタイム番組であるとき、コンテンツ関連情報は、DTVの識別情報、チャネル11、及びリアルタイム番組名称を含むコンテンツの識別情報、現在時間情報を含むコンテンツの再生同期化情報、及びチャネル11を含むコンテンツの位置情報を含むが、これらに制限されるものではない。
コンテンツの再生同期化情報は、コンテンツを共有しようとする機器間コンテンツ再生時点を同期化できる情報となる。例えば、現在再生されているコンテンツが「グーグルクラウドサーバの自然ドキュメンタリー」である時、コンテンツの再生同期化情報はコンテンツの再生位置情報を含み、コンテンツ位置情報は「グーグルクラウドサーバ」を含み、コンテンツの識別情報は「自然ドキュメンタリー」を含む。コンテンツの識別情報は、コンテンツの名称、コンテンツの生成日、コンテンツの容量、コンテンツの種類、及びコンテンツ作成者などの情報を含む。
コンテンツ実行情報は、通信機器または通信機器の周辺機器でコンテンツを直ぐ再生または保存できる命令語セットを含む。コンテンツ実行情報は、前述したコンテンツ関連情報に基づいて生成される。例えば、コンテンツ関連情報が前述した「DTVリンクチャネル11」である時、コンテンツ実行情報は、「TV機能全及びDTVリンクチャネル11を設定せよ」との命令語セットを含む。コンテンツ関連情報が前述した「グーグルクラウドサーバの自然ドキュメンタリー」である時、コンテンツ実行情報は、「コンピュータでグーグルクラウドサーバに接続し自然ドキュメンタリーをダウンロードせよ」との命令語セットを含む。したがって、コンテンツ実行情報は、前述した周辺機器の動作制御情報を含む。例えば、周辺機器がコンテンツ再生装置であれば、コンテンツ実行情報は、コンテンツを再生するためのコンテンツ再生装置の動作制御情報を含む。しかし、コンテンツ関連情報及びコンテンツ実行情報は、前述したように制限されるものではない。
明細書全般のユーザの入力情報は、ユーザのジェスチャーに依存する。ユーザのジェスチャーは、入力装置によって多様に定義される。
すなわち、入力装置がタッチスクリーン基盤である時、ユーザのジェスチャーは、例えば、タップ、タッチ・アンド・ホールド、ダブルタップ、ドラッグ、パンニング、フリック、ドラッグ・アンド・ドロップ、及びスイープ(sweep)などを含むが、これらに制限されるものではない。タッチスクリーン基盤のユーザのジェスチャーは、ユーザの指またはタッチ道具(例えば、stylus pen)を用いて行われる。
入力装置がモーションセンサー基盤である時、ユーザの入力情報は、ユーザによる機器の動き(例えば、機器の振り、機器のタッチ)基盤のユーザジェスチャーに依存する。モーションセンサーは、加速度センサー、地磁気センサー、ジャイロセンサー、及び方向(orientation)センサーを備える。
入力装置がカメラ基盤である時、ユーザのジェスチャーは、カメラを用いて撮影された映像基盤の空間ジェスチャーを含む。カメラは、イメージセンターまたは光センサー基盤で構成される。
また、入力装置が物理的ボタン、ダイヤル、スライダスイッチ、ジョイスティック、クリックホイールなどを含む時、ユーザ入力情報は、入力装置に対するユーザの物理的な制御に依存する。入力装置がオーディオ入力装置基盤である時、ユーザ入力情報は、自然語(natural language)基盤のユーザの音声認識に依存する。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明するが、添付図面を参照して説明するにあたって、同一または対応する構成要素には同じ図面番号を付与し、これについての重なる説明は略する。
図1は、本発明の好適な一実施形態によるコンテンツ共有システム100の構成図であり、インタラクティブサービスが1:1に提供され、インタラクティブサービスを行う通信機器の周辺機器が複数である例である。しかし、コンテンツ共有システム100は、後述する図33に示したように、インタラクティブサービスを行う通信機器に一つの周辺機器を持つように変形される。
インタラクティブサービスは、機器間でデータを送受信できるサービスであり、双方向通信サービスと呼ばれる。インタラクティブサービスは、メッセンジャーサービス、音声基盤通信サービス、音声及び映像基盤通信サービスを含むが、これらに制限されるものではない。インタラクティブサービスは、SIP(Session Initiation Protocol)に基づいて機器間でマルチメディア通信セッションを生成、削除または変更するための手続きを行える。
メッセンジャーサービスは、カカオトーク(kakaotalk)、チャットオン(Chaton)などのメッセンジャーサービスを含むが、これらに制限されるものではない。音声基盤通信サービスは、3G(Generation)、4G(Generation)LTE(Long Term Evolution)、VoIP(Voice over Internet Protocol)基盤の音声通話サービスを含む。音声及び映像基盤通信サービスは、Facetime、Skypeなどの3G、4GLTE、VoIP基盤映像通話サービスを含むが、これらに制限されるものではない。
図1を参照すれば、コンテンツ共有システムは、第1通信機器10、第2通信機器20、第1−n機器30_1〜30_n、第n+1〜第n+m機器40_1〜40_m、ネットワーク50、及びサーバ60を備える。
第1通信機器10及び第2通信機器20は、それぞれ前述したインタラクティブサービスを行える機器である。このために、第1通信機器10及び第2通信機器20には、前述したインタラクティブサービスを行えるアプリケーションプログラムが設けられている。インタラクティブサービスの実行は、インタラクティブサービスの提供で言及される。よって、以下で述べるインタラクティブサービスの実行は、インタラクティブサービスの提供と、インタラクティブサービス実行中は、インタラクティブサービス提供中と理解される。
第1通信機器10及び第2通信機器20は、スマートフォン、ノート型パソコン、タブレットパソコン、移動端末、ハンドヘルド機器またはハンドヘルドパソコン、及びPDA(Personal Digital Assistant)などの機器を備えるが、これらに制限されるものではない。
第1通信機器10及び第2通信機器20は、同種の機器であってもよく、異種の機器であってもよい。例えば、図1に示したように、第1通信機器10及び第2通信機器20ともスマートフォンである。しかし、第1通信機器10はスマートフォンであり、第2通信機器20はタブレットパソコンであるか、または第1通信機器10はタブレットパソコンであり、第2通信機器20はスマートフォンである。第1通信機器10と第2通信機器20との機器の種類は前述した通りに制限されるものではない。
第1〜第n機器30_1〜30_n及び第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mは、コンテンツを再生及び/または保存できる機器である。したがって、第1〜第n機器30_1〜30_n及び第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mは、コンテンツ再生及び/または保存器、またはマルチメディア再生及び/または保存器、またはメディア再生及び/または保存器と呼ばれる。第1〜第n機器30_1〜30_n及び第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mは、通信機能を持つTV、通信機能を持つオーディオ再生システム、ノート型パソコン、タブレットパソコン、デスクトップパソコン、マルチメディアプレーヤー、及び通信機能及びディスプレイ機能を持つデジタルCE(Consumer Electronics)機器を備えるが、これらに制限されるものではない。第1〜第n機器30_1〜30_nは、第1通信機器10の周りに位置している機器であり、周辺機器または外部機器と呼ばれる。第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mは、第2通信機器20の周りに位置している機器であり、周辺機器または外部機器と呼ばれる。
第1〜第n機器30_1〜30_n及び第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mは、対応する第1通信機器10及び第2通信機器20と有線または無線で連結される。第1〜第n機器30_1〜30_nは、第1通信機器10によって機能が制御され、第1通信機器10とデータを送受信する。第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mは第2通信機器20によって制御され、第2通信機器20とデータを送受信できる。第1通信機器10と第1〜第n機器30_1〜30_nとの間に送受信されるデータは、コンテンツ関連情報及びコンテンツのうち少なくとも一つの情報を含むが、これに制限されるものではない。第2通信機器20と第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mとの間に送受信されるデータは、前述したコンテンツ実行情報、コンテンツ関連情報、及びコンテンツのうち少なくとも一つを含むが、これらに制限されるものではない。
第1〜第n機器30_1〜30_nは、第1通信機器10によって制御され、ネットワーク50を介してサーバ60に接続され、図1に示していない放送局から放送コンテンツを受信する。第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mは、第2通信機器20によって制御され、ネットワーク50を介してサーバ60に接続され、図1に示していない放送局から放送コンテンツを受信する。
前述したサーバ60との接続は、コンテンツをダウンロードするために行われる。しかし、第1〜第n機器30_1〜30_n及び第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mは、それぞれ第1通信機器10及び第2通信機器20の制御に関係なくネットワーク50を介してサーバ60に接続する。すなわち、第1〜第n機器30_1〜30_n及び第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mは、遠隔制御器(図示せず)を用いた制御または直接的な制御によって、ネットワーク50を介してサーバ60に接続され、サーバ60とデータを送受信する。
また第1〜第n機器30_1〜30_mは、第1通信機器10の制御対象機器であり、ホーム機器または第1通信機器10と近距離通信の可能な機器と呼ばれる。第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mも、第2通信機器20の制御対象機器であり、ホーム機器または第2通信機器20と近距離通信の可能な機器と呼ばれる。近距離通信は、ブルートゥース、ワイファイ(WiFi)、ジグビー(ZigBee(登録商標))、NFC(Near Field Communication)及びRFID(Radio−Frequency Identification)などの無線通信を含むが、これらに制限されるものではない。第1〜第n機器30_1〜30_n及び第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mは、第1通信機器10及び第2通信機器20とそれぞれ有線ホームネットワークまたはUSB(Universal Serial Bus)基盤で連結される。
第1通信機器10及び第2通信機器20がネットワーク50を介してインタラクティブサービスを行う間に、第1通信機器10のユーザ及び第2通信機器20のユーザは、第1〜第n機器30_1〜30_nのうち少なくとも一つの機器及び第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mのうち少なくとも一つの機器を用いて、コンテンツをリアルタイムで共有する。すなわち、図2に示したように、第1通信機器10及び第2通信機器20がメッセンジャーサービスを行う間に、第1通信機器10のユーザ及び第2通信機器20のユーザは、第1機器30_1及び第n+m機器40_mを用いてコンテンツをリアルタイムで共有する。
図2は、図1に示したコンテンツ共有システムに基づいた具現例である。図2を参照すれば、第1通信機器10及び第2通信機器20が、図2に示したようにチャットオンメッセンジャーサービスを行う間に、第1通信機器10のユーザが、第1機器30_1で再生中のコンテンツを第2通信機器20のユーザとリアルタイムで共有することを所望する場合がある。
このような場合に、第1通信機器10は、第1機器30_1から現在再生中のコンテンツまたはコンテンツ関連情報を受信する。第1通信機器10は、受信されたコンテンツまたはコンテンツ関連情報を、現在実行中のチャットオンメッセンジャーサービスを用いて表示しつつ第2通信機器20に伝送する。図2の場合に、コンテンツ関連情報を吹き出し201に含ませて表示することで、第1通信機器10のユーザは、第1機器30_1から受信されたコンテンツ関連情報を確認する。第2通信機器20は、吹き出し202に示したように、受信されたコンテンツ関連情報(DTV Link CH11)及びこれについての受諾如何を定めた情報(Click here)に基づいて、第1通信機器10にコンテンツ共有受諾を示す情報を伝送しつつ第n+m機器40_mの動作を制御し、第1機器30_1と同じコンテンツを再生させる。これによって、第1通信機器10のユーザは、第2通信機器20のユーザがコンテンツ共有を受諾したことを確認し、第1通信機器10のユーザ及び第2通信機器20のユーザは、各自の周辺機器である第1機器30_1及び第n+m機器40_mを介して再生されるコンテンツを視聴しつつ、チャットオンメッセンジャーサービスにより視聴経験を共有するメッセージを送受信する。
ネットワーク50は、有線ネットワーク及び無線ネットワークを含む。ネットワーク50は、後述する図16Aの第1通信機器10の機能ブロック図に備えられた第1通信部1608及び第2通信部1609で詳細に説明する。
サーバ60は、前述した多様なコンテンツを提供できるサーバ、クラウドサーバ、コンテンツ提供サーバ、及びアプリケーション提供サーバを含む。
図3は、本発明の好適な一実施形態によるコンテンツ共有方法であり、図1に示したコンテンツ共有システム基盤のフローチャートである。図3のフローチャートは、第1通信機器10が第2通信機器20にコンテンツ共有を要求し、第2通信機器20がコンテンツ共有を受諾することで第1通信機器10が周辺機器にコンテンツ共有要求をブロードキャストし、第2通信機器20が周辺機器にコンテンツ再生または保存要求をブロードキャストする場合である。
図3を参照すれば、第1通信機器10と第2通信機器20との間にインタラクティブサービスが実行中であり(S301)、第1機器30_1がコンテンツを再生中または保存中である時(S302)、第1通信機器10のユーザからコンテンツ共有要求信号が受信されれば(S303)、第1通信機器10は、第2通信機器20にコンテンツ共有要求信号を伝送する(S304)。
これによって、コンテンツ共有要求受信状態を第2通信機器20のユーザが認識できるように、第2通信機器20は、コンテンツ共有要求受信状態を示す情報を出力する(S305)。第2通信機器20を通じて出力されるコンテンツ共有要求受信状態を示す情報に基づいて、第2通信機器20のユーザからコンテンツ共有受諾信号が受信されれば(S306)、第2通信機器20は、コンテンツ共有受諾信号を第1通信機器10に伝送する(S307)。
コンテンツ共有受諾信号が受信されることで、第1通信機器10は、周辺の第1〜第n機器30_1〜30_nにコンテンツ共有要求信号をブロードキャストする(S309)。この時、第1通信機器10と第2通信機器20とのインタラクティブサービスは維持される(S308)。インタラクティブサービスを維持しつつ上記第1〜第n機器30_1〜30_nへのコンテンツ共有要求信号をブロードキャストするために、第1通信機器10は、例えば、ワイファイまたは移動通信網に基づいて第2通信機器20と図2に示したようなチャットオンメッセンジャーサービスを行いつつ、ブルートゥースまたはワイファイに基づいて周辺機器である第1〜第n機器30_1〜30_nにコンテンツ共有要求信号をブロードキャストする。しかし、第1及び第2通信機器10、20間のインタラクティブサービスを維持しつつ、前述した第1〜第n機器30_1〜30_nへのコンテンツ共有要求信号をブロードキャストするために用いられる通信網は、前述した通りに制限されるものではない。
これによって第1通信機器10は、コンテンツを再生中または保存中の第1機器30_1からコンテンツ及びコンテンツ関連情報のうち少なくとも一つを受信する(S310)。受信される情報がコンテンツである場合は、共有しようとするコンテンツが第1機器30_1のみに保存されているコンテンツである場合であるが、これに制限されるものではない。受信された情報がコンテンツ関連情報である場合は、共有しようとするコンテンツが第1機器30_1の外部から受信されたか、または第1機器30_1に保存されているが、外部でも探し出せる場合であるが、これに制限されるものではない。ここで外部とは、サーバ60を初めとする外部機器を意味する。
コンテンツ関連情報は、前述したコンテンツ関連情報以外にコンテンツリストを含む。コンテンツ関連情報がコンテンツリストを含む場合に、コンテンツはサーバ60のような外部機器に保存され、前述したコンテンツの位置情報は、サーバ60のような外部機器の位置情報及び外部機器でコンテンツが保存された位置情報を含む。
第1機器30_1は、共有しようとするコンテンツが第1機器30_1のみに保存されているコンテンツであるかによって、コンテンツを伝送するか、またはコンテンツ関連情報を伝送するか、またはコンテンツ及びコンテンツ関連情報を伝送するかを判断する。第1通信機器10は、受信された情報を表示しつつ第2通信機器20に伝送する(S311〜S312)、段階S311で、第1通信機器10から第2通信機器20に伝送される情報がコンテンツである場合に、第1通信機器10は、第2通信機器20にRTP(Real−time Transport Protocol)基盤でコンテンツ伝送セッション要求を行い、これを第2通信機器20が受諾すれば、第1通信機器10は第2通信機器20にコンテンツを伝送する。
第2通信機器20は、第1通信機器10から受信された情報を表示し(S313)、第2通信機器20は、第1通信機器10とインタラクティブサービスを維持しつつ(S314)、第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mにコンテンツ再生または保存要求信号をブロードキャストする(S315)。このために、第2通信機器20は、前述した第1通信機器10と同様に、例えば、移動通信網またはワイファイに基づいて第1通信機器10と、図2に示したようなチャットオンメッセンジャーサービスを行いつつ、ブルートゥースまたはワイファイに基づいて第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mにコンテンツ再生または保存要求信号をブロードキャストする。しかし、第1通信機器10と第2通信機器20との間にインタラクティブサービスを維持しつつ、前述したコンテンツ再生または保存要求信号をブロードキャストするために用いられる通信網は、前述したところに制限されるものではない。
また、図3に図示していないが、段階S312で表示される情報が図2の202に示した通りである時、第2通信機器20は、第1通信機器10に受信されたコンテンツ関連情報についての共有受諾を示す情報を伝送しつつ、コンテンツ共有制n+1〜n+m機器40_1〜40_mにコンテンツ再生または保存要求信号をブロードキャストする。
段階S315で、第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mにコンテンツ再生または保存要求信号をブロードキャストする時、段階S312で、第1通信機器10から受信された情報がコンテンツであれば、第2通信機器20は、受信されたコンテンツとコンテンツ再生または保存要求信号とを共に第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mにブロードキャストする。段階S312で、第1通信機器10から受信された情報がコンテンツ関連情報であれば、第2通信機器20は、受信されたコンテンツ関連情報とコンテンツ再生または保存要求信号とを共に第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mにブロードキャストする。段階S312で、第1通信機器10から受信された情報がコンテンツ及びコンテンツ関連情報であれば、第2通信機器20は、受信されたコンテンツとコンテンツ関連情報及びコンテンツ再生または保存要求信号を共に第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mにブロードキャストする。
第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mのうち第n+m機器40_mが、前述したブロードキャストされたコンテンツ再生または保存要求信号に反応してコンテンツを再生または保存する(S316〜S318)。図3は、第n+m機器40_mがコンテンツ再生または保存要求信号を受信すれば(S315)、サーバ60にコンテンツを要求し(S316)。サーバ60からコンテンツが受信されれば(S317)、コンテンツを再生する(S318)。これは、段階S315で、第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mにコンテンツ再生または保存要求信号がブロードキャストされる時、第2通信機器20からコンテンツが伝送されないと解釈される。
したがって、段階S315で、第2通信機器20が第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mにコンテンツまたはコンテンツとコンテンツ関連情報をブロードキャストした場合に、図3のフローチャートは、段階S316及び段階S317を行わず、段階S318で、第n+m機器40_mが第2通信機器20から伝送されたコンテンツを直ぐ再生することに変形される。
第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mのうち、第n+m機器40_mが前述したブロードキャストされたコンテンツ再生または保存要求信号に反応するのは、第n+m機器40_mが第1機器30_1と同タイプの機器であるか、または前述したコンテンツを再生または保存できる機器であるか、または上記コンテンツまたはコンテンツ関連情報と前述したコンテンツ再生または保存要求信号とを認識できる機器であるからである。しかし、第n+m機器40_mが前述したコンテンツ再生または保存要求に反応する理由は、前述したところに制限されるものではない。
第n+m機器40_mは、例えば、コンテンツ再生または保存要求信号と共に受信されるコンテンツ関連情報に含まれた機器の識別情報に基づいて、第1機器30_1と同タイプの機器であるか、または前述したコンテンツを再生または保存できる機器であるか、または、上記コンテンツまたはコンテンツ関連情報と前述したコンテンツ再生または保存要求信号を認識できる機器であるかを判断できる。
図3のフローチャートによって、第1通信機器10のユーザ及び第2通信機器20のユーザはインタラクティブサービスを維持しつつ、各自の周辺機器である第1機器30_1及び第n+m機器40_mを介して、図2に示したようにコンテンツを共有でき、共有するコンテンツについての経験を、インタラクティブサービスを用いてリアルタイムで共有する。
図4Aないし図4Dは、第1通信機器10と第2通信機器20との間のチャットオンメッセンジャーサービスを行いつつ、コンテンツ共有要求、コンテンツ共有要求受諾、及びコンテンツ関連情報伝送による画面の例である。
図4Aは、第1通信機器10及び第2通信機器20がチャットオンメッセンジャーサービスに基づいたインタラクティブサービスを行っている画面の例である。画面410は、チャットオンメッセンジャーサービスが行われている第1通信機器10の画面の例であり、画面420は、チャットオンメッセンジャーサービスが行われている第2通信機器20の画面の例である。しかし、本発明で言及されるメッセンジャーサービスは、チャットオンメッセンジャーサービスに制限されるものではない。
図4Bは、図4Aに示したように、第1通信機器10及び第2通信機器20がチャットオンメッセンジャーサービスを行っている時、第1通信機器10が第2通信機器20にコンテンツ共有を要求する画面の例である。
すなわち、図4Bの画面411に示したように第1通信機器10のコンテンツ共有アイコン401がユーザによってタッチされれば、第1通信機器10は、画面411に示したように、第1通信機器10に表示されているコンテンツ共有アイコン401の状態を変更しつつ、第2通信機器20にコンテンツ共有要求信号を伝送する。これによって、画面421に示したように第2通信機器20のコンテンツ共有アイコン401の状態が変更される。コンテンツ共有アイコン401の状態が変更されることで、第2通信機器20のユーザは、第1通信機器10からコンテンツ共有が要求されたことを認識する。図4B及び図4Cは、コンテンツ共有アイコン401の状態変更を色変更に設定した場合である。しかし、コンテンツ共有アイコン401の模様が変更されるように設定できるなど、コンテンツ共有アイコン401の状態変更は前述したところに制限されるものではない。
図4Cは、図4Bに示したように、第1通信機器10が第2通信機器20にコンテンツ共有要求信号を伝送することで、第2通信機器20が第1通信機器10にコンテンツ共有要求を受諾する画面の例である。
すなわち、図4Cの画面422に示したように、コンテンツ共有アイコン401を第2通信機器20のユーザがタッチすれば、第2通信機器20は、コンテンツ共有アイコン401の状態を変更しつつ第1通信機器10にコンテンツ共有要求を受諾する信号を伝送する。これによって、画面412に示したように、第1通信機器10に表示されるコンテンツ共有アイコン401の色が変更され、第1通信機器10のユーザは、コンテンツ共有要求を第2通信機器20が受諾したことが分かる。
図4Dは、図4Cに示したように、第1通信機器10が第2通信機器20からコンテンツ共有要求受諾信号を受信することで周辺機器30_1〜30_nにコンテンツ共有要求信号をブロードキャストし、周辺機器30_1〜30_nから受信されたコンテンツ関連情報を第1通信機器10に表示しつつ第2通信機器20に伝送して表示する画面の例である。
すなわち、図4Dの画面413に示したように、第1通信機器10が前述した過程を通じて周辺機器30_1〜30_nから、コンテンツ関連情報である「DTV Link CH 11」を受信して表示しつつ第2通信機器20に伝送する。図4Dの画面413でコンテンツ関連情報が表示される領域402は、チャットオンメッセンジャーサービスと独立したポップアップ窓またはお知らせ窓の形態で表示されるが、チャットオンメッセンジャーサービスに基づいた吹き出し形態で表示される。
第2通信機器20は、画面423に示したように、受信されたコンテンツ関連情報を領域403に表示する。表示されるコンテンツ関連情報と共に表示される「Click here」は、図2で説明した通りの用途で使われる情報であり、コンテンツ関連情報が受信されることで第2通信機器20で運用されるプログラムに設定された条件によって生成され、表示される。「Click here」は、「受諾(Accept)、拒絶(Deny)」に生成されて表示される。領域403も領域402のように、チャットオンメッセンジャーサービスと独立したポップアップ窓またはお知らせ窓の形態で表示されるが、チャットオンメッセンジャーサービスに基づいた吹き出し形態で表示される。
第2通信機器20のユーザが領域403の「Click here」をタッチすれば、第2通信機器20は、第1通信機器10から受信されたコンテンツ関連情報に基づいたコンテンツ共有受諾を示す情報を第1通信機器10に伝送しつつ、図3の段階S315のように、周辺機器40_1〜40_mにコンテンツ再生または保存要求信号をブロードキャストする。
領域403に表示される「Click here」は、コンテンツ関連情報と独立した機能メニュー項目として提供される。また、前述した実施形態は、「Click here」に基づいた動作制御をタッチ基盤で説明したが、ユーザの入力情報で言及したユーザの音声認識や空間ジェスチャーによって、「Click here」に基づいた動作は制御できる。
また、図4Aないし図4Dに示したコンテンツ共有アイコン401に基づいた動作は、第1通信機器10と第2通信機器20との間の現在の動作状態を示すメッセージ形態で提供される。すなわち、コンテンツ共有アイコン401に対応する位置または任意の位置に表示されるコンテンツ共有を制御するためのメニュー項目(図示せず)がユーザによって制御されることで、「コンテンツ共有要求、コンテンツ共有要求受諾、周辺機器にコンテンツ共有要求、コンテンツ関連情報を相手の機器に伝送」などのメッセージが第1通信機器10上に表示される。第1通信機器10上に表示されるメッセージは、お知らせ窓を通じて表示されるが、これに制限されるものではない。または前述したコンテンツ共有を制御するためのメニュー項目またはコンテンツ共有アイコン401は、前述したメッセージ情報を含むボタン形態で提供される。コンテンツ共有アイコン401の制御は、前述したようにタッチ基盤で行われるが、ユーザの音声認識に基づいて行われてもよい。
また、図4Dの画面413の窓402に表示されるコンテンツ関連情報は、チャットオンメッセンジャーサービスに基づいて第1通信機器10から第2通信機器20に伝送される。すなわち、第2通信機器20によって行われているチャットオンメッセンジャーサービスでパーシングして、画面423に示したように、独立した窓403にコンテンツ関連情報及びこれについての受諾如何を定める情報を表示するか、または他の送受信されるメッセージのように、吹き出し内にコンテンツ関連情報及びこれについての受諾如何を定める情報を表示する。このために、第1通信機器10は、チャットオンメッセンジャーサービス基盤のデータ伝送フォーマットによって、コンテンツ関連情報を第2通信機器20に伝送する。コンテンツ関連情報は、上記データ伝送フォーマットに含まれた付加情報フィールドに含まれて伝送される。
また、図4Dの画面413の窓402に表示されるコンテンツ関連情報は、チャットオンメッセンジャー実行状態で周辺機器30_1から受信された情報であるので、第1通信機器10によって行われているチャットオンメッセンジャーサービスによってパーシングされて、お知らせメッセージ形態で表示される。しかし、周辺機器30_1から受信されるコンテンツ関連情報を第1通信機器10に表示する方式は、前述したところに制限されるものではない。
すなわち、第1通信機器10は、チャットオンメッセンジャーサービスと異なる通信サービスで受信されるコンテンツ関連情報をパーシングして表示する。このようにチャットオンメッセンジャーサービスと異なる通信サービスで受信されたコンテンツ関連情報をパーシングする場合に、第1通信機器10から第2通信機器20に伝送されるコンテンツ関連情報は、チャットオンメッセンジャーサービスと異なる通信サービスに伝送される。第1通信機器10と第2通信機器20との間に行われているチャットオンメッセンジャーサービスと異なる通信サービスでコンテンツ関連情報が伝送される時、コンテンツ関連情報は、インタラクティブサービス基盤ではないことがある。例えば、片方向通信基盤で第1通信機器10から第2通信機器20にコンテンツ関連情報は伝送される。チャットオンメッセンジャーサービスと異なる通信サービスでコンテンツ関連情報を伝送するのは、後述する図6でさらに詳細に説明する。
図5Aないし図5Dは、第1通信機器10及び第2通信機器20が映像通話基盤のインタラクティブサービスを行う時の、図4Aないし図4Dに対応する例である。
すなわち、図5Aは、第1通信機器10及び第2通信機器20が映像通話サービスに基づいたインタラクティブサービスを実行中の画面の例である。画面510は、映像通話サービスが行われている第1通信機器10の画面の例であり、画面520は、映像通話サービスが行われている第2通信機器20の画面の例である。
図5Bは、図5Aに示したように、第1通信機器10及び第2通信機器20が映像通話サービスを行っている時、第1通信機器10が第2通信機器20にコンテンツ共有を要求する画面の例である。
すなわち、図5Bの画面511に示したように、第1通信機器10のコンテンツ共有アイコン501がユーザによってタッチされれば、第1通信機器10は、画面511に示したように、第1通信機器10に表示されているコンテンツ共有アイコン501の状態を変更しつつ、第2通信機器20にコンテンツ共有要求信号を伝送する。これによって、画面521に示したように、第2通信機器20のコンテンツ共有アイコン501の状態が変更される。コンテンツ共有アイコン501の状態が変更されることで、第2通信機器20のユーザは、第1通信機器10からコンテンツ共有が要求されたことを認識する。図5B及び図5Cで、コンテンツ共有アイコン501の状態変更は色が変更されるように設定された場合である。しかし、コンテンツ共有アイコン501の形態が変更されるように設定できるなど、コンテンツ共有アイコン501の状態変更は前述したところに制限されるものではない。
図5Cは、図5Bに示したように、第1通信機器10が第2通信機器20にコンテンツ共有要求信号を伝送することで、第2通信機器20が第1通信機器10にコンテンツ共有要求を受諾する画面の例である。
すなわち、図5Cの画面522に示したように、コンテンツ共有アイコン501を第2通信機器20のユーザがタッチすれば、第2通信機器20は、コンテンツ共有アイコン501の状態を変更しつつ、第1通信機器10にコンテンツ共有要求を受諾する信号を伝送する。これによって、画面512に示したように、第1通信機器10に表示されるコンテンツ共有アイコン501の色が変更され、第1通信機器10のユーザは、コンテンツ共有要求を第2通信機器20が受諾したことが分かる。
図5Dは、図5Cに示したように、第1通信機器10が第2通信機器20からコンテンツ共有要求受諾信号を受信することで、第1ないし第n周辺機器30_1〜30_nにコンテンツ共有要求信号をブロードキャストし、これによって、第1通信機器10は、第1ないし第n周辺機器30_1〜30_nからコンテンツ関連情報を受信して表示しつつ第2通信機器20にコンテンツ関連情報を伝送し、第2通信機器20にコンテンツ関連情報が表示される画面の例である。
すなわち、図5Dの画面513に示したように、第1通信機器10が前述した過程を通じて、第1ないし第n周辺機器30_1〜30_nからコンテンツ関連情報である「DTV Link CH 11」を受信して表示しつつ第2通信機器20に伝送する。これによって、第2通信機器20は、画面523に示したように、領域503に受信されたコンテンツ関連情報と、前述した「Click here」と類似した方法で使われる「受諾(Accept)及び拒絶(Deny)」を選択できる情報とを表示する。「受諾及び拒絶」を選択できる情報は、第1通信機器10からコンテンツ関連情報が受信されることで第2通信機器20で生成された情報である。図5Dの場合に、第2通信機器20で運用されるプログラムが「Click here」情報の代わりに「受諾及び拒絶」情報を生成するように構成された場合である。
第2通信機器20は、画面523に含まれた窓503に示した受理(Accept)及び拒絶(Deny)情報についてのユーザの選択によって、受信されたコンテンツ関連情報について受理如何を定めて動作する。すなわち、窓503に表示される受理(Accept)を示す情報をユーザが選択すれば、第2通信機器20は、第1通信機器10に受信されたコンテンツ関連情報についての受理状態を示す情報を伝送しつつ、周辺機器40_1〜40_mにコンテンツ再生または保存要求信号をブロードキャストする。しかし、窓503に表示される拒絶(Deny)を示す情報をユーザが選択すれば、第2通信機器20は、図3の段階S305でコンテンツ共有を受諾したとしても、受信されたコンテンツ関連情報に基づいたコンテンツ共有を拒絶する信号を第1通信機器10に伝送しつつ、周辺機器40_1〜40_mにコンテンツ再生または保存要求信号をブロードキャストしない。
第1通信機器10は、第2通信機器20から受理を示す情報が受信されれば、第2通信機器20に伝送したコンテンツ関連情報について第2通信機器20が受理したことを示すお知らせメッセージを表示し、第2通信機器20から拒絶を示す情報が受信されれば、第2通信機器20に伝送したコンテンツ関連情報について第2通信機器20が拒絶したことを示すお知らせメッセージを表示する。これにより、第1通信機器10のユーザは、第2通信機器20に伝送したコンテンツ関連情報が拒絶されたことを示すお知らせメッセージを受信する場合に、コンテンツ共有に基づいた経験共有試みが失敗したことを認識する。
図5Dの第1通信機器10の画面513で、コンテンツ関連情報が表示される領域502及び第2通信機器20の画面523でコンテンツ関連情報が表示される領域503は、図5Dに示したように、映像通話サービスに基づいて表示される映像画面上にオーバーラップされたポップアップ窓またはお知らせ窓の形態で表示されるが、表示される映像画面にオーバーラップされていない独立した領域に表示される。
図5Aないし図5Dに示したコンテンツ共有アイコン501に基づいた動作は、図4Aないし図4Dに示したコンテンツ共有アイコン401に基づいた動作と同一であるので、以下では説明を略する。
図5Dの第1通信機器10の画面513の窓502に表示されるコンテンツ関連情報は、映像通話サービスに基づいて第1通信機器10から第2通信機器20に伝送される。すなわち、第1通信機器10と第2通信機器20との間の映像通話サービスがVoIP(Voice over Internet Protocol)基盤である場合に、VoIPプロトコルのパケットに前述したコンテンツ関連情報を付加して伝送する。
すなわち、コンテンツ関連情報は、VoIPプロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)パケットを用いて、第1通信機器10から第2通信機器20に伝送される。図5Eは、コンテンツ関連情報を伝送するためのSIPパケットの概略的な構造図である。図5Eを参照すれば、SIPメッセージ本文(message body)にコンテンツ関連情報(例えば、VOD(Video On Demand)のURL)を含む付加情報が含まれる。SIPヘッダのCseqフィールドに「INFO」を定義し、SIPメッセージ本文に含まれている情報が第2通信機器20に伝送しようとするコンテンツ関連情報であることを示す。SIPヘッダに含まれるコンテンツ長フィールド(Content Length field)は、伝送しようとするコンテンツ関連情報の長さに合わせて設定する。「INFO」は、SIPで提供しているメソッド(method)のうち一つであり、セッションが設定された後、既存のセッションを維持しつつ必要な情報を交換しようとする時に使われるメソッドである。図5Eは、SIPヘッダ及びSIPメッセージ本文で構成されたSIPパケットを、ネットワーク伝送プロトコルであるUDP(User Datagram Protocol)にカプセル化(encapsulation)し、IP(Internet Protocol)パケットにカプセル化した例である。
第1通信機器10から、図5Eに示したようにカプセル化されたSIPパケットが受信されれば、第2通信機器20は、SIPパケットに付加して伝送されるコンテンツ関連情報をパーシングして、コンテンツ関連情報を含む窓503を生成し、表示する。すなわち、図5Eに示したように、カプセル化して伝送されるパケットが受信されれば、第2通信機器20は、カプセルを除去(decapsulation)してSIPメッセージ本文に含まれているコンテンツ関連情報を検出し、上記窓503を生成してコンテンツ関連情報を表示する。しかし、コンテンツ関連情報を伝送するためのVoIPプロトコル基盤パケットは、前述したSIPパケットに限定されるものではない。
図5Dのコンテンツ関連情報は、図4Dに示したように、映像通話サービスと異なる通信サービスに伝送され、他の通信サービスに伝送される場合に、コンテンツ関連情報は、インタラクティブサービス基盤ではない片方向通信基盤に伝送される。
また、第1通信機器10と第2通信機器20とのインタラクティブサービスがVoIPプロトコル基盤の音声通話サービスである場合に、コンテンツ関連情報は、VoIPプロトコルのパケットに付加されて第1通信機器10から第2通信機器20に伝送され、前述した図5Dに示したように、画面上に表示されるか、または表示されつつ音声信号に出力されてユーザが認識可能にする。図6は、本発明の好適な他の実施形態によるコンテンツ共有方法であり、図1に示したコンテンツ共有システム基盤のフローチャートである。図6は、図3のフローチャートに、第1通信機器10と第2通信機器20とのインタラクティブサービスと異なる通信サービスを用いてコンテンツ関連情報を伝送する機能を加えた場合である。他の通信サービスは、インタラクティブサービスであるが、図4D及び図5Dで説明したように片方向通信サービスであってもよい。
したがって、図6の段階S601〜S611は図3の段階S301〜311と同一であり、段階S615〜S621は、図3の段階S312〜S318と同一であるので、重なる説明を回避するために下記では説明を略する。
図6の段階S610で、周辺機器である第1機器30_1からコンテンツ及びコンテンツ関連情報のうち少なくとも一つの情報が受信されれば、第1通信機器10は、受信された情報を表示し(S611)、ユーザの入力情報によって表示される情報についての第2通信機器20への伝送が要求されれば(S612)、第1通信機器10は、選択可能な通信サービスリストを表示する(S613)。
図7Aないし図7Cは、選択可能な通信サービスリストについての第1通信機器10の画面例示図である。第1通信機器10と第2通信機器20との映像通話サービスが行われ、図7A及び図7Bに示したように、図6の段階S611で、第1機器30_1から受信された情報が表示される時、段階S612で、第1通信機器10のユーザが、領域502に表示されている情報についての第2通信機器20への伝送を要求すれば、第1通信機器10は、図7Aに示したように、ディスプレイ領域711に、712に示したように選択可能な通信サービスリストを表示するか、または図7Bに示したように、ディスプレイ領域721に、722に示したように選択可能な通信サービスリストを表示する。ディスプレイ領域711、721に表示される選択可能な通信サービスの情報は、通信サービスの特徴を示すアイコンなどのイメージまたはテキストまたは識別情報で表現されるが、これらに制限されるものではない。
表示される選択可能な通信サービスリストで所望の通信サービスが選択されれば(S614)、第1通信機器10は、選択された通信サービスによって表示されるコンテンツまたは/及びコンテンツ関連情報を第2通信機器20に伝送する(S615)。これによって、図7Cに示したように、第1通信機器10は、コンテンツまたは/及びコンテンツ関連情報を伝送するために選択された通信サービスに関する情報731を表示し、受信されたコンテンツ関連情報を表示する領域502を消えさせる。これによって、第1通信機器10のユーザは、領域502に表示された情報を伝送するために用いられた通信サービスが分かる。図7Cで領域502を消えさせたのは、第1通信機器10から第2通信機器20へ領域502に表示された情報が伝送されたことを意味する。しかし、図7Cに示した画面は、領域502を消えさせずに表示状態を維持するように変形される。通信サービスに関する情報は、アイコンまたは通信サービスを示す情報で表現される。
図8は、選択可能な通信サービスリストについての第1通信機器10の画面の他の例示図である。すなわち、第1通信機器10の画面810に含まれたスライドバー801をタッチし、上位方向にドラッグすることで、画面820に示したように、通信サービスを選択できる画面821が第1通信機器10に表示される。画面821に基づいて所望の通信サービスが選択され、完了ボタンが制御されれば、第1通信機器10は、選択された通信サービスに基づいて領域502に表示されている情報を第2通信機器20に伝送しつつ、画面830に示したように領域502に表示されている情報を伝送するために用いられた通信サービス情報831を表示しつつ領域502の表示を中断する。しかし、画面830は、領域502の表示状態が維持されるように変形される。また、通信サービス情報831は、図7Cに示した通信サービス情報731と同じく表現される。
図9は、選択可能な通信サービスリストについての第1通信機器10のさらに他の画面例示図である。図9は、第1通信機器10と第2通信機器20との間にチャットオンメッセンジャーサービスを行っている時、SMS(Short Message Service)でコンテンツ関連情報を伝送する画面の例である。
図9の画面910〜930は、第1通信機器10の画面の例であり、画面940〜960は、第2通信機器20の画面の例である。
図9の画面910は、第1通信機器10の周辺機器(30_1〜30_nのうち一つ)から受信されたコンテンツ関連情報が「グーグル自然ドキュメンタリー」である時、第1通信機器10のユーザによって選択可能な他の通信サービス情報が要求されれば、第1通信機器10は、画面920に示したように選択可能な通信サービスリスト921を表示する。表示される選択可能な通信サービスリストでSMS 922項目が選択されれば、第1通信機器10は、SMSに基づいて「グーグル自然ドキュメンタリー」情報を第2通信機器20に伝送し、伝送されたメッセージを、画面930に示したように、チャットオンメッセンジャーサービスによって提供されるディスプレイ領域と分離された領域932に、コンテンツ関連情報が伝送されたことを示す吹き出し931を表示する。吹き出し931は、“グーグル自然ドキュメンタリー”についての伝送された情報を含む。画面930に表示される吹き出し931は他の形態で表現される。また、SMSに基づいて伝送された情報を表示することは、チャットオンメッセンジャーサービスによって提供されるディスプレイ領域と分離された領域に表示されるのに制限されるものではない。
第2通信機器20は、画面940に示したように、チャットオンメッセンジャーサービスに基づいた情報が表示される時、第1通信機器10でSMS項目922が選択されてコンテンツ関連情報が伝送されれば、画面950に示したように、SMS受信を知らせる情報951が表示される。第2通信機器20のユーザによってSMS受信を知らせる情報951が選択されるか、またはSMSに基づいて受信された情報についてのオープンが要求されれば、第2通信機器20は、画面960に示したように、チャットオンメッセンジャーサービスによって提供されるディスプレイ領域と分離された領域962に、受信されたコンテンツ関連情報を含む吹き出し961を表示する。第2通信機器20で受信されたコンテンツ関連情報を表示することは、チャットオンメッセンジャーサービスによって提供されるディスプレイ領域と分離された領域に表示されることに制限されるものではない。
図10は、本発明の好適なさらに他の実施形態によるコンテンツ共有方法であり、図1に示したコンテンツ共有システム基盤のフローチャートである。図10は、第1通信機器10及び第2通信機器20がインタラクティブサービスを行っている時、第1通信機器10が周辺機器30_1〜30_nにコンテンツ共有要求をブロードキャストした後、周辺機器30_1〜30_nからコンテンツ及びコンテンツ関連情報のうち少なくとも一つの情報を受信し、第2通信機器20は、周辺機器40_1〜40_mのリストに基づいて選択された機器にコンテンツ再生または保存要求を行う場合である。
図10の段階S1001〜S1010は図3の段階S301〜S310と同一であるので、以下では説明を略する。但し、図10の段階S1002で、第1機器30_1及び第n機器30_nがコンテンツを再生中や保存中であることが、図3の段階S302と異なる。
第1通信機器10は、段階S1009で周辺の第1ないし第n機器30_1〜30_nにコンテンツ共有要求信号をブロードキャストした後、複数の機器からコンテンツ及びコンテンツ関連情報のうち少なくとも一つの情報が受信されれば(S1010)、コンテンツ及びコンテンツ関連情報のうち少なくとも一つの情報を伝送した複数の機器リストを表示する(S1011)。
図11Aないし図11Cは、第1通信機器10で表示される機器リストを含む画面の一例である。第1通信機器10と第2通信機器20との映像通話サービスが行われ、第1機器30_1がデジタルTVであり、第n機器30_nがオーディオ再生機器である時、第1通信機器10は、図11Aに示したように、図10の段階S1011でディスプレイ領域1111に、1112に示したように選択可能な機器リストを表示するか、または、図11Bに示したように、ディスプレイ領域1121に、1122に示したように選択可能な機器リストを表示する。図11Aの領域1111及び図11Bの領域1121に表示される第1ないし第n周辺機器30_1〜30_nの情報は、機器の特徴を示すアイコンのようなイメージまたはテキストまたは識別情報で表現されるが、これらに制限されるものではない。
表示される機器リストに基づいて所望の機器が選択されれば(S1012)、第1通信機器10は、選択された機器から受信されたコンテンツ及びコンテンツ関連情報を表示しつつ(S1013)、表示される情報を第2通信機器20に伝送する(S1014)。図11Cに示した画面は、映像通話サービスを維持しつつ選択された機器に関する情報1131と、選択された機器から受信された情報を含む窓502とを表示する第1通信機器10の画面の例である。図11を参照すれば、選択された機器がデジタルTVであり、デジタルTVから受信した情報が「DTV Link CH 11」というコンテンツ関連情報であり、このコンテンツ関連情報が第2通信機器20に伝送されたことが分かる。
図12は、第1通信機器10で表示される第1ないし第n周辺機器30_1〜30_nのリストを含む画面の他の例示図である。すなわち、第1通信機器10の画面1210に含まれたスライドバー1201をタッチし、上位方向にドラッグすることで、画面1220に示したように、選択可能な機器の情報を含む画面1221が第1通信機器10に表示される。画面1221に基づいて所望の機器が選択され、完了ボタンが制御されれば、第1通信機器10は、画面1230に示したように、選択された機器から受信された情報を領域502に表示しつつ第2通信機器20に伝送し、選択された機器の情報1231を表示する。これによって、第1通信機器10のユーザは、選択された機器と、選択された機器から受信された情報及び第2通信機器20に伝送された情報が確認できる。
第2通信機器20は、受信された情報を表示する(S1015)。第2通信機器20のユーザによって第n+1ないしn+m機器40_1〜40_mのリストが要求されれば(S1016)、第2通信機器20は、選択可能な周辺機器である第n+1〜第n+m機器40_1〜40_mのリストを表示する(S1017)。第2通信機器20で選択可能な周辺機器とは、第2通信機器20に連結可能な機器を意味する。第2通信機器20は、前述した図11A及び図11Bと図12の画面1210及び画面1220とに示したように、選択可能な周辺機器のリストを表示できる。
表示される機器リストに基づいたユーザの機器選択信号が受信されれば(S1018)、第2通信機器20は、第1通信機器10とインタラクティブサービスを維持しつつ(S1019)、選択された機器に、前述した図3で説明したようにコンテンツ再生または保存要求信号を伝送する(S1020)。図10は、第n+1機器40_1が選択された例である。したがって、第2通信機器20は、段階S1020で第n+1機器40_1にコンテンツ再生または保存要求信号を伝送する。図11及び図12に示した例によれば、第n+1機器40_1はデジタルTVで見られる。これによって、第n+1機器40_1は、受信されたコンテンツ関連情報に基づいてサーバ60にコンテンツを要求し(S1021)、サーバ60からコンテンツが受信されれば(S1022)、受信されたコンテンツを再生する(S1023)。
図10は、図3で述べたように、第1通信機器10と第2通信機器20との間にコンテンツ関連情報を伝送した場合である。しかし、第1通信機器10と第2通信機器20との間にコンテンツが伝送された場合に、段階S1021、段階S1022は削除され、第1通信機器10が第2通信機器20にコンテンツを伝送する前に、第2通信機器20にRTPプロトコルに基づいてコンテンツ伝送セッションを要求し、これについて第2通信機器20が受諾すれば、第1通信機器10は、第2通信機器20とのインタラクティブサービスを維持しつつコンテンツを伝送する。
図13は、本発明の好適なさらに他の実施形態によるコンテンツ共有方法であり、第1機器30_1がコンテンツを再生中であり、第1通信機器10及び第2通信機器20がインタラクティブサービスを行っている時、第1機器30_1から受信されたコンテンツ関連情報に基づいた前述したコンテンツ実行情報を第2通信機器20に伝送し、第1通信機器10と第2通信機器20とのインタラクティブサービスを、第2通信機器20によって制御されてコンテンツを再生する機器で続けて行う場合である。
図13を参照すれば、第1機器30_1がコンテンツを再生している時(S1301)、第1通信機器10と第2通信機器20とのインタラクティブサービスが行われ(S1302)、第1通信機器10のユーザによってコンテンツ共有要求が受信されれば(S1303)、第1通信機器10は、第1機器30_1にコンテンツ共有要求信号を伝送する(S1304)。これによって第1通信機器10は、第1機器30_1から現在再生中のコンテンツ関連情報を受信する(S1305、S1306)。第1機器30_1からのコンテンツ関連情報の受信は、第1通信機器10のユーザのコンテンツ共有要求と関係なく周辺機器のモニタリングによる。
すなわち、周辺機器30_1〜30_nが第1通信機器10に連結されていない時、第1通信機器10は、周辺機器30_1〜30_nに再生状況情報要求信号をブロードキャストし、受信された応答信号からコンテンツ関連情報を抽出してコンテンツ関連情報を受信する。上記再生状況情報要求信号は、第1通信機器10のユーザのコンテンツ共有要求信号を含む入力情報の受信と関係なく、インタラクティブサービスの実行中に周期的にブロードキャストされる。
再生状況情報要求信号をブロードキャストする場合に、コンテンツ関連情報は、第1機器30_1を含む複数の周辺機器から複数のコンテンツ関連情報が受信される。複数の周辺機器は、コンテンツを再生している機器である。複数のコンテンツ関連情報が受信される場合に、第1通信機器10は、複数のコンテンツ関連情報をいずれも表示してユーザの所望のコンテンツ関連情報を選択させる。
第1通信機器10に第1機器30_1が連結されている場合に、第1機器30_1に関するモニタリング情報からコンテンツ関連情報を抽出し、コンテンツ関連情報を受信する。第1機器30_1に関するモニタリング情報は、第1通信機器10のユーザの入力情報受信に関係なく、インタラクティブサービスの実行中に上記再生状況情報要求信号を周期的に第1機器30_1で発生させて得られるが、第1機器30_1に関するモニタリング情報を得ることは、前述したところに制限されるものではない。
コンテンツ関連情報受信は、コンテンツ関連情報獲得命令の生成による。すなわち、第1通信機器10及び第2通信機器20がインタラクティブサービスの実行中に、第1通信機器20のユーザがコンテンツ関連情報獲得命令を直接入力し、第1機器30_1が選択されれば、入力されたコンテンツ関連情報獲得命令が第1機器30_1に伝送される。これによって、第1通信機器10は、第1機器30_1からコンテンツ関連情報を受信する。コンテンツ関連情報獲得命令は、前述した再生状況情報要求信号と同一であると理解される。
もし、第1通信機器10のユーザがコンテンツ関連情報獲得命令を直接入力したが、ターゲット機器が選択されなければ、第1通信機器10は入力されたコンテンツ関連情報獲得命令をブロードキャストしてその応答信号からコンテンツ関連情報を抽出してコンテンツ関連情報を受信する。ターゲット機器は、コンテンツ関連情報を獲得する機器を意味する。コンテンツ関連情報獲得命令をブロードキャストする時、第1通信機器10は、第1機器30_1を含む複数の周辺機器からコンテンツ関連情報を受信する。複数の周辺機器は、前述したようにコンテンツを再生している機器である。このように複数の周辺機器からコンテンツ関連情報を受信する場合に、第1通信機器10は、前述した図10に示した実施形態のように、受信されたコンテンツ関連情報のうち一つを選択する。
第1通信機器10のユーザがコンテンツ関連情報獲得命令を直接入力する時、第1通信機器10が第1機器30_1と連結されてモニタリング中であるか、または第1通信機器10が第1機器30_1を含む周辺機器と連結されていない状態で周辺機器をモニタリング中である場合に、モニタリング情報からコンテンツ関連情報を抽出する方式でコンテンツ関連情報を受信する。
コンテンツ関連情報獲得命令は、第1通信機器10と第2通信機器20との間に伝送されるテキスト情報及び音声情報のパーシングによって自動的に生成される。伝送されるテキスト情報及び音声情報のパーシングによってコンテンツ関連情報獲得命令が自動的に生成されることは、伝送されるテキスト情報または音声情報に「コンテンツを共有する!」のようなコンテンツ共有意思を示す情報が含まれる場合である。
また、コンテンツ関連情報の受信は、第1通信機器10及び第1機器30_1にNFC(Near Field Communication)モジュール(図示せず)が含まれた場合に、第1通信機器10と第1機器30_1との近距離通信接触動作による。
一方、図13でコンテンツ関連情報が受信されれば、第1通信機器10は、受信されたコンテンツ関連情報に基づいてコンテンツ実行情報を生成する(S1307)。このために、第1通信機器10は、コンテンツ関連情報をパーシングしてコンテンツを再生できる機器を判断し、判断された結果によって機器を制御できる命令語セットで構成されたコンテンツ実行情報を生成するプログラムによって運用される。
コンテンツ実行情報は、第1機器30_1と第n+1機器40_1との間に再生されるコンテンツ間の同期化を考慮して生成される。例えば、コンテンツがリアルタイムで提供される放送コンテンツである場合に生成されたコンテンツ実行情報は、チャネルチューニング情報のみで同期化できる。しかし、クラウドサーバに保存されているコンテンツであるか、またはVOD基盤コンテンツである場合に、同期化のための再生時点情報または再生位置情報が含まれるように、コンテンツ実行情報は生成される。生成されたコンテンツ実行情報は、第1通信機器10に表示されるが、図13は、第1通信機器10が生成されたコンテンツ実行情報を表示せずに第2通信機器20に伝送する(S1308)。第1通信機器10は、現在行われているインタラクティブサービスを用いてコンテンツ実行情報を伝送する。しかし、第1通信機器10は、現在行われているインタラクティブサービスと異なる通信サービスを用いてコンテンツ実行情報を伝送する。第1通信機器10と第2通信機器20とのインタラクティブサービスについての他の通信サービスは、図7A、図7B、図7C、図8及び図9で説明した通りの通信サービスである。
すなわち、現在行われているインタラクティブサービスが、図2に示したようなチャットオンメッセンジャーサービスである場合に、第1通信機器10は、コンテンツ実行情報をチャットオンメッセンジャーサービスに基づいて伝送する。メッセンジャーサービスを用いてコンテンツ実行情報を伝送する場合に、図2に示した吹き出し202内にコンテンツ実行情報が含まれて表示されるように、コンテンツ実行情報を伝送する。現在行われているインタラクティブサービスがVoIP基盤通話サービスである場合に、第1通信機器10は、コンテンツ実行情報をVoIPプロトコルのパケットの付加情報に伝送する。
しかし、現在行われているインタラクティブサービスが一般映像通話サービスまたは一般電話サービスである場合に、第1通信機器10は、SMS、MMSサービスまたはメッセンジャーサービスを用いてコンテンツ実行情報を第2通信機器20に伝送する。このために第1通信機器10は、現在行われているインタラクティブサービスを維持しつつコンテンツ実行情報を伝送するための他の通信サービスを活性化させる。第1通信機器10と第2通信機器20とのインタラクティブサービスを維持しつつ、他の通信サービスを用いて第1通信機器10から第2通信機器20にコンテンツ実行情報を伝送することは、例えば、ワイファイを用いて複数の通信チャネルを設定して通信することと類似した技術で具現される。
第2通信機器20は、受信されたコンテンツ実行情報を表示しつつ(S1309)パーシングし、第2通信機器20に設定された第n+1機器40_1制御アプリケーションを実行させ、第n+1機器40_1にコンテンツ再生制御信号を伝送する(S1310)。しかし、段階S1309で第2通信機器20は、前述した図4Dの画面423に表示される領域403、または図5Dの画面523に表示される領域503のような形態で、コンテンツ実行情報と共に「Click here」または「Accept、Deny」情報を表示する。このような場合に表示される「Click here」または「Accept、Deny」の選択によって、第2通信機器20は、段階S1310で表示されるコンテンツ実行情報に基づいたコンテンツ再生制御信号を第n+1機器40_1に伝送しつつ、図13には図示していないが、第1通信機器10にコンテンツ共有を受諾するメッセージまたは信号を伝送する。これによって、図13には図示していないが、第1通信機器10は、第2通信機器20に伝送したコンテンツ実行情報に基づいたコンテンツ共有を第2通信機器20が受諾したことを示す情報を出力し、ユーザが認識可能にする。
コンテンツ再生制御信号を受信した第n+1機器40_1は、ネットワーク50を介してサーバ60にコンテンツを要求する(S1311)。サーバ60から要求したコンテンツが受信されれば(S1312)、第n+1機器40_1は、受信されたコンテンツを再生する(S1313)。コンテンツがリアルタイムで提供される放送コンテンツである場合に、第n+1機器40_1は、受信されたコンテンツ再生制御信号によって通信チャネルチューニングを行い、地上波放送局(図示せず)または有線放送局(図示せず)からコンテンツを受信して再生する。
第n+1機器40_1で共有するコンテンツを再生すれば、第2通信機器20は、第n+1機器40_1に第1通信機器10とのインタラクティブサービスを続けて行うことを要求する(S1314)。この場合は、第1通信機器10と第2通信機器20との間のインタラクティブサービスを第n+1機器40_1で行える場合である。例えば、第n+1機器40_1がスマートTVであり、第1通信機器10と第2通信機器20との間で行われているインタラクティブサービスが映像通話サービスである場合に、第n+1機器40_1は、第2通信機器20で行われている第1通信機器10及びインタラクティブサービスを続けて行える。
前述したインタラクティブサービスを続けて行うことを要求する信号は、第1通信機器10と第2通信機器20とのインタラクティブサービスを行うために必要な情報を含む。例えば、上記インタラクティブサービスが電話番号に基づいて行われた場合に、上記必要な情報は、第1通信機器10の電話番号情報を含む。上記インタラクティブサービスが電子メールアドレスに基づいて行われた場合に、上記必要な情報は電子メールアドレス情報を含む。上記インタラクティブサービスがSNS(Social Network Service)勘定情報に基づいて行われた場合に、上記必要な情報はSNS勘定情報を含む。
段階S1314でのインタラクティブサービスを続けて行うことを要求する信号が受信されることで、第n+1機器40_1は、ネットワーク50を介して第1通信機器10と連結され、第1通信機器10と第2通信機器20との間に行われているインタラクティブサービスを続けて行う(S1315)。
例えば、第2通信機器20に表示されているインタラクティブサービス基盤の映像通話画面が図14の1410の通りである時、第n+1機器40_1で続けてインタラクティブサービスを行う場合に、第n+1機器40_1は、1420画面のように、再生されるコンテンツ1421と、インタラクティブサービスに基づいた映像通話画面1422とを同時に表示する。図14は、図13でのインタラクティブサービスを続けて行う時の第n+1機器40_1の画面の例である。再生されるコンテンツ1421と双方向通信サービスに基づいた映像通話画面1422とは、画面分割構造で提供される。画面分割領域は、インタラクティブサービスのタイプによって定められる。例えば、メッセンジャーサービスである場合に、映像通話サービスより小さな画面領域が割り当てられる。
しかし、インタラクティブサービスに基づいた映像通話画面1422がポップアップ窓形態で表示される。映像通話画面1422がポップアップ窓の形態で表示される場合に、第n+1機器40_1についての画面制御によって映像通話画面1422のポップアップ窓の位置は移動する。例えば、第n+1機器40_1がタッチ基盤のユーザ入力が可能な場合に、上記映像通話画面1422のポップアップ窓についてのタッチ・アンド・ドラッグ動作によって、映像通話画面1422のポップアップ窓のディスプレイ位置を移動させる。
第n+1機器40_1でインタラクティブサービスを続けて行えば、第n+1機器40_1は、第2通信機器20に第1通信機器10とのインタラクティブサービスを続けて行っていることを通知する(S1316)。これによって第2通信機器20は、第1通信機器10とのインタラクティブサービスを終了し(S1317)、第1通信機器10は、第n+1機器40_1とインタラクティブサービスを維持しつつ、ユーザ同士で視聴経験を共有する。
図13のフローチャートは、段階S1303から段階S1314まで動作を行う間に、第1通信機器10と第2通信機器20とのインタラクティブサービスは維持されていると理解されねばならない。
図15は、本発明の好適なさらに他の実施形態によるコンテンツ共有方法であり、図13のフローチャートに共有するコンテンツについての第1通信機器10のユーザの承認過程、第1通信機器10のコンテンツ共有要求及び第2通信機器20のコンテンツ共有要求についての受諾過程が加えられ、コンテンツ及びコンテンツ実行情報を伝送する過程が図13のフローチャートと異なる場合である。図15の段階S1501〜1505は、図13の段階S1301〜1305と同一であるので、以下で説明を略する。
図15の段階S1505で、第1機器30_1からコンテンツ関連情報が受信されれば、第1通信機器10は、受信されたコンテンツ関連情報を表示する(S1506)。表示されるコンテンツ関連情報についての第1通信機器10のユーザの承認信号が入力されれば(S1507)、第1通信機器10は、コンテンツ共有要求を第2通信機器20に伝送する(S1508)。これによって第2通信機器20は、コンテンツ共有要求メッセージを表示する(S1509)、これについてのユーザの共有要求受諾信号が入力されれば(S1510)、第2通信機器20は、コンテンツ共有要求についての受諾を示す信号を第1通信機器10に伝送する(S1511)、前述した第1通信機器10でのユーザの承認信号、第2通信機器20でのコンテンツ共有要求メッセージ及びコンテンツ共有要求受諾信号などは、前述した図4Aないし図4Cに示した情報401及び図5Aないし図5Cに示した情報501に基づいて入力または表示される。
第2通信機器20は、コンテンツ共有要求についての受諾を示す信号を伝送する時、第n+1機器40_1に関する情報を共に伝送する。第n+1機器40_1に関する情報は、機器のIPアドレスを含むURL(Uniform Resource Locator)のような情報であり、通信に必要な情報、製造使命、モデル、機器種類などを含む。
しかし、段階S1510で第2通信機器20が、第1通信機器10に第n+1機器40_1に関する情報を伝送せず、第1通信機器10は、予め第n+1機器40_1に関する情報を持っていてもよい。すなわち、第1通信機器10と第2通信機器20とのインタラクティブサービスと関係なく、第1通信機器10のユーザによって予め第n+1機器40_1に関する情報が第1通信機器10に保存されるか、または第1通信機器10と第2通信機器10とのインタラクティブサービス実行時に第2通信機器20と連結できる周辺機器に関する情報を、第1通信機器10が収集して保存する。第2通信機器20と連結される周辺機器に関する情報収集は、第1通信機器10の要求によるか、または第1通信機器10の要求に関係なく第2通信機器20から伝送される。このような場合に、第1通信機器10と連結される周辺機器に関する情報も第2通信機器20に伝送される。
第2通信機器20からコンテンツ共有要求についての受諾を示す信号が受信されれば、第1通信機器10は、第1機器30_1にコンテンツ実行情報伝送を要求する(S1512)。この時、第1通信機器10は、第n+1機器40_1に関する情報を共に伝送する。もし第2通信機器20の周辺機器が図1に示したように複数であり、これに関する情報を第1通信機器10が持っていれば、第1通信機器10は、第1機器30_1にコンテンツ実行情報伝送を要求する前に複数の周辺機器40_1〜40_mのうち少なくとも一つを選択し、選択された機器の情報を共に伝送する。複数の周辺機器についての選択は、図11A及び図11Bと図12に示したように行われるが、これに制限されるものではない。もし第2通信機器20の周辺機器に関する情報が、図11A及び図11Bと図12に示したように図示され、選択される場合に、図11A及び図11Bと図12に示した画面は、コンテンツを再生する機器についての推薦情報を提供する画面と呼ばれる。
コンテンツ実行情報伝送が要求されれば、第1機器30_1は、受信されたコンテンツ実行情報伝送要求信号に含まれている第n+1機器40_1に関する情報及びコンテンツ関連情報を用いて、コンテンツ及びコンテンツ実行情報のうち少なくとも一つの情報を生成する(S1513)。コンテンツ実行情報は、前述したように第n+1機器40_1でコンテンツを再生するための命令語セットであるので、第n+1機器40_1で認識できるデータフォーマットで構成される。
第n+1機器40_1で認識できるデータフォーマットの構成は、上記第n+1機器40_1に関する情報に基づいて行われる。すなわち、第1機器30_1に各機器の命令語セットに関する情報が保存されていれば、第n+1機器40_1に関する情報に基づいて、第1機器30_1に保存された命令語セットのうち当たる命令語セットを用いてコンテンツ実行情報を生成する。第1機器30_1に各機器の命令語セットに関する情報が保存されていなければ、サーバ60に接続して第n+1機器20に関する情報に基づいてコンテンツ実行情報を生成できる情報またはプログラムをダウンロードしてコンテンツ実行情報を生成するか、またはサーバ60にコンテンツ実行情報生成を要求し、サーバ60で生成したコンテンツ実行情報を受信して使える。
第1機器30_1は、コンテンツ及び第n+1機器40_1に関する情報に基づいて生成されたコンテンツ実行情報のうち少なくとも一つを、ネットワーク50を介して第n+1機器40_1に伝送する(S1514)。コンテンツ実行情報が受信されれば、第n+1機器40_1は、受信されたコンテン実行情報に基づいてサーバ60にコンテンツを要求する(S1515)。サーバ60からコンテンツを受信すれば(S1516)、第n+1機器40_1は、受信されたコンテンツを再生する。コンテンツ及びコンテンツ実行情報が受信されれば、第n+1機器40_1は、サーバ60にコンテンツを要求せずに受信されたコンテンツを再生する。したがって、このような場合に段階S1515及びS1516は行われない。コンテンツさえ受信されれば、第n+1機器40_1は、受信されたコンテンツを再生できる応用プログラムを用いて再生する。
前述した段階S1503〜S1517に基づいた動作を行う間に、第1通信機器10と第2通信機器20とのインタラクティブサービスは維持される(S1518)。したがって、第1通信機器10及び第2通信機器20のユーザは、各自の周辺機器30_1、40_1に基づいた視聴または聴取経験を共有する。第n+1機器40_1は、コンテンツがリアルタイム放送コンテンツである時、チャネルチューニングで放送コンテンツを受信する。
図15のフローチャートは、第1機器30_1で生成されたコンテンツ実行情報を第n+1機器40_1に直接伝送せず、第1通信機器10及び第2通信機器20を通じて第n+1機器40_1に伝送されるように変形できる。
前述した図3、図6、図10、図13、図15に示したフローチャートは、図7A、図7B、図8、図11A、図11B、図12に示したような過程をいずれもまたは選択的に含むように変更される。例えば、図3、6、10、13、15は、コンテンツ実行情報またはコンテンツ関連情報などを伝送するために、図7A、図7B、図8に示したように選択可能な通信サービス情報を推薦及び選択する過程を含むように変更される。図3、図6、図10、図13、図15は、コンテンツまたはコンテンツ実行情報またはコンテンツ関連情報を提供する周辺機器を選択するために、図11A、図11B、図12に示したように、第1通信機器10に関する選択可能な周辺機器を推薦及び選択する過程を含むように変更される。図3、図6、図10、図13、図15は、コンテンツを再生する周辺機器を選択するために、図11A、図11B、図12に示したように、wp2通信機器20に関する選択可能な周辺機器を推薦及び選択する過程を含むように変更される。
図1に示したコンテンツ共有システム基盤で、前述した図3、図6、図10、図13、図15に示したフローチャートによって動作するために、第1通信機器10は図16Aに示したように構成され、第2通信機器20は図16Bに示したように構成される。
図16Aは、図1に示した第1通信機器10の機能ブロック図であり、図16Bは、第2通信機器20の機能ブロック図である。図16A及び図16Bに示したところから分かるように、第1通信機器10の機能ブロック図及び第2通信機器20の機能ブロック図は同一または類似して構成される。しかし、前述したように第1通信機器10と第2通信機器20とが互いに異なる種類の機器である場合に機能ブロック図に差があり、同じ機能ブロック図であるとしても機能上に差がありうる。
例えば、図16Aの第1通信機器10の保存部1607に保存されるプログラムと、図16Bの第2通信機器20の保存部1620に保存されるプログラムとが異なる。第1通信機器10と第2通信機器20とが同種の機器であるとしても、設定されたアプリケーションプログラムに基づいて保存部1607及び保存部1620にそれぞれ保存されるプログラムは相異なる。しかし、保存部1607及び保存部1620には、サーバ60と接続できる情報と、該機器を制御できる最小限の情報のみ保存される。このように保存部1607及び保存部1620に情報が保存される場合に、第1通信機器10及び第2通信機器20はクラウド機器と呼ばれる。
また、第1通信機器10に備えられた第1通信部1608及び第2通信部1609と、第2通信機器20に備えられた第1通信部1621及び第2通信部1622とは、他の通信プロトコルに基づいて動作するように構成される。第1通信機器10に備えられたカメラ1604及びタッチスクリーン1603と、第2通信機器20に備えられたカメラ1615及びタッチスクリーン1614との規格は異なる。しかし、図16A及び図16Bに示した第1通信機器10及び第2通信機器20に備えられた各機能ブロック図の本質的な機能は類似していると理解されねばならない。
図16Aを参照すれば、第1通信機器10は、ユーザ入力部1601、センシング部1602、タッチスクリーン1603、カメラ1604、オーディオ入力部1605、オーディオ出力部1606、保存部1607、第1通信部1608、第2通信部1609、ポート1610、プロセッサ1611、及び電源部1612を備える。しかし、第1通信機器10の構成は、図16Aに示したところに制限されるものではない。
ユーザ入力部1601は、第1通信機器10の動作を制御するための入力データ(または制御データ)及び前述したユーザの入力情報を発生させる。ユーザ入力部1601は、キーパッド、ドームスイッチ、マウスを代替するタッチパッド、ジョグホイール、ジョグスイッチ、ハードウェア(H/W)ボタンなどを含む。
センシング部1602は、第1通信機器10の位置、ユーザの接触如何、第1通信機器10の方位、第1通信機器10の加速または減速などの第1通信機器10の現在状態を感知して第1通信機器10の動作を制御するためのセンシング信号を発生させる。センシング部1602は、近接センサー及び前述したモーションセンサーを備える。したがって、センシング部1602は、センサー基盤のユーザジェスチャーを認識した信号を発生させる。
近接センサーは、既定の検出面に近付く物体、または近くに存在する物体の有無を、電磁界の力または赤外線を用いて機械的接触なしに検出するセンサーをいう。近接センサーの例として、透過型光電センサー、直接反射型光電センサー、ミラー発射型光電センサー、高周波発振型近接センサー、静電容量型近接センサー、磁気型近接センサー、赤外線近接センサーなどがある。
タッチスクリーン1603基盤のユーザ入力情報は、ユーザのジェスチャーに依存するユーザの要求またはユーザの選択によって発生する。ユーザのジェスチャーは、タッチ回数、タッチパターン、タッチ面積、及びタッチ強度の多様な組み合わせによって、前述したユーザジェスチャーの例のように多様に定義される。タッチスクリーン1603に対するユーザの指に基づいたタッチは、タッチスクリーン1603のタッチ領域をタッチできるユーザの身体部位に基づくと理解される。
またタッチスクリーン1603は、タッチスクリーン1603のタッチまたは近接タッチを感知するための多様なセンサーが備えられる。タッチスクリーン1603に備えられるセンサーは、タッチスクリーン1603上のユーザのジェスチャーまたはパターンを感知するセンサーを意味する。したがって、タッチスクリーン1603は、前述したタッチ基盤のドラッグ、フリック、タップ、タッチアンドホールド、ダブルタップ、パンニング、スイープなどと、近接センサーに基づいたユーザジェスチャーまたはパターンをセンシングした信号を発生させる。タッチスクリーン1603のための近接センサーは、センシング部1602に含まれる近接センサーと同一である。
タッチスクリーン1603のタッチを感知するセンサーの一例には、触覚センサーがある。触覚センサーは、接触面の粗度、接触物体の堅さ、接触地点の温度などの多様な情報を感知できる。タッチスクリーン1603のタッチは、パネルにポインタがタッチされた場合である。タッチは、マルチタッチを含む。タッチスクリーン1603の近接タッチは、ポインタがタッチスクリーン1603に実際にタッチされず、タッチスクリーン1603から所定距離内に近づいた場合である。ポインタは、タッチスクリーン1603の特定部分をタッチするか、または近接タッチするための道具である。その一例として、スタイラスペン、指または指に対応する人の身体部位または指に対応する道具などがある。したがって、ポインタは外部入力装置と呼ばれる。
タッチスクリーン1603は、第1通信機器10で処理される情報を出力する。例えば、タッチスクリーン1603は、タッチスクリーン1603に備えられたセンシング部を通じてセンシングされたユーザのジェスチャーまたはタッチパターン、またはユーザ入力部1601を通じて入力された制御データまたはユーザの入力情報、またはセンシング部1602を通じて感知された信号に応答する画面を表示する。
タッチスクリーン1603は、入力及び出力装置と呼ばれる。タッチスクリーン1603が入力及び出力装置である時、タッチスクリーン1403に表示される画面は、UI(User Interface)またはGUI(Graphic User Interface)画面を含む。タッチスクリーン1603は、再生されているコンテンツ映像を表示し、ユーザ入力情報を受信する。また、本発明の好適な実施形態によって双方向通信サービスに基づいた情報、コンテンツ共有のためのコンテンツ関連情報及びコンテンツ実行情報などを表示する。
タッチスクリーン1603は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ(Thin Film Transistor−Liquid Crystal Display)、有機発光ダイオード(Organic Light−emitting diode)、フレキシブルディスプレイ、3次元ディスプレイ、及びAMOLED(Active−Matrix Organic Light−Emitting Diode)などを含むが、これらに制限されるものではない。タッチスクリーン1603は、ディスプレイと呼ばれる。タッチスクリーン1603は、第1通信機器10の具現形態によって2つ以上存在する。
カメラ1604は、映像通話モードまたは撮影モードでイメージセンサー(または光センサー)によって得られる静止画像または動画などの画像フレームを処理する。そして処理された画像フレームは、タッチスクリーン1603に表示される。カメラ1604で処理された画像フレームは保存部1607に保存されるか、または第1通信部1608、第2通信部1609、またはポート1610を通じて外部に伝送される。カメラ1604は、第1通信機器10の構成によって2つ以上が備えられる。また、カメラ1604は、ユーザの空間ジェスチャーを認識する入力装置として使われる。カメラ1604によって得られる画像フレームは、本発明の好適な実施形態による双方向通信サービスによって生成されたユーザのイメージである。
オーディオ入力部1605は、通話モード、または録画モード、または音声認識モードなどで外部の音響信号を入力されて電気的な音声データに変換し、プロセッサ1611に伝送する。オーディオ入力部1605は、例えば、マイクロホンで構成される。オーディオ入力部1605は、外部の音響信号を入力される過程で発生するノイズを除去するための多様なノイズ除去アルゴリズムを含むように構成される。
オーディオ入力部1605を用いて入力される上記音響信号は、本発明の好適な実施形態によるインタラクティブサービス及びコンテンツ共有のための自然語基盤のユーザ入力情報である。例えば、コンテンツ関連情報獲得命令がオーディオ入力部1605を通じて入力される。自然語基盤のユーザ入力情報は、音声認識基盤のユーザ入力情報を意味する。オーディオ入力部1605を通じて入力される外部の音響信号は、保存部1407に保存されるか、または第1通信部1608または第2通信部1609またはポート1610を通じて外部に伝送される。
第1通信機器10とユーザとのインターフェース機能によって、ユーザ入力部1601、センシング部1602、タッチスクリーン1603、カメラ1604、オーディオ入力部1605は、情報入力部または情報入出力部と呼ばれる。例えば、第1通信機器10とユーザとのユーザインターフェース機能が、タッチ認識機能、音声認識機能、及び空間ジェスチャー認識機能を含む場合に、ユーザ入力部1601、センシング部1602、カメラ1604、オーディオ入力部1605は、情報入力部と言及され、タッチスクリーン1603は情報入出力部と呼ばれる。
オーディオ出力部1606は、通話モードまたはオーディオ再生モードなどで第1通信機器10の外部から受信される音響信号またはオーディオ信号を出力する。オーディオ出力部1606はスピーカーで構成される。オーディオ出力部1606は、コンテンツが再生される時、再生されるコンテンツにオーディオ信号が含まれていれば、再生されるコンテンツに含まれているオーディオ信号を出力する。オーディオ入力部1605及びオーディオ出力部1606は、ヘッドセットのように一体型に構成される。
保存部1607は、後述するプロセッサ1611で実行可能に構成された少なくとも一つのプログラム及び/または命令語セットと資源(resource)を保存する。少なくとも一つのプログラムは、本発明の好適な実施形態による機器間の双方向通信サービスを行う間にコンテンツ共有を行うために必要な少なくとも一つのプログラム、第1通信機器10のオペレーティングシステムプログラム、第1通信機器10で行われる各種機能に関するアプリケーションプログラム、及び第1通信機器10に含まれたハードウェアコンポーネントを駆動させるプログラムを含む。
資源は、本発明の好適な実施形態によってコンテンツ実行情報を生成するために必要な機器の情報、第1通信機器10のユーザ情報、第1通信機器10に設定されたアプリケーションプログラムの運用に必要な情報、及び前述したハードウェアコンポーネントを駆動させるのに必要なプログラムの実行に必要な情報を含む。上記コンテンツ実行情報を生成するために必要な機器情報は、機器の識別情報に基づいて機器が認識できる命令語セットを生成できる情報を含む。機器の識別情報は、前述した図15の段階S1512で説明された機器に関する情報に含まれる。
保存部1607は、上記オペレーティングシステムプログラムを始めとする第1通信機器10に含まれた各構成要素を駆動させる少なくとも一つのプログラムを保存する保存部と、本発明の好適な実施形態によるコンテンツ共有方法を行う一つ以上のプログラムと資源及び上記アプリケーションプログラムを保存する保存部を独立的に構成する。
保存部1607は、高速ランダムアクセスメモリ、磁気ディスク保存装置、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリまたは他の揮発性半導体メモリを含む。したがって、保存部1607はメモリと呼ばれる。
保存部1607に保存される少なくとも一つのプログラム及び/または命令語セットは、機能によって複数のモジュールに保存される。
図17は、保存部1607に保存されるプログラム及び/または命令語セットをモジュール別に分類した例である。図17を参照すれば、保存部1607は、オペレーティングシステム1701、第1通信モジュール1702、第2通信モジュール1703、グラフィックモジュール1704、GPS(Global Position System)モジュール1705、UIモジュール1706、センシングモジュール1707、接触及び動きモジュール1708、電源モジュール1709、及びアプリケーションモジュール1710を備えるが、これらに制限されるものではない。
アプリケーションモジュール1710は、コンテンツ再生モジュール1711、コンテンツ共有モジュール1712、外部機器制御モジュール1713、映像通話モジュール1714、音声通話モジュール1715、メッセンジャーモジュール1716、SMSモジュール1717、MMSモジュール1718、及びフォンブックモジュール1719を備えるが、これらに制限されるものではない。
オペレーティングシステム1701は、第1通信機器10の一般的な機能を制御して管理するものであり、第1通信機器10内のハードウェア及びソフトウェアコンポーネント間の通信を可能にするソフトウェアコンポーネントを備える。
第1通信モジュール1702は、第1通信部1608を通じて第2通信機器20及びサーバ60との通信を可能にし、第1通信部1608を通じて第2通信機器20及びサーバ60から受信されるデータと、第2通信機器20及びサーバ60に伝送されるデータとを処理するためのソフトウェアコンポーネントを備える。本発明の好適な実施形態によって第1通信モジュール1702は、第2通信機器20とのインタラクティブサービスを行う時にメッセージ、映像及びオーディオ信号、及びコンテンツ実行情報を伝送する。
第2通信モジュール1703は、第2通信部1609またはポート1610を通じて第1機器30_1との通信を可能にし、第2通信部1609またはポート1610を通じて第1機器30_1から受信されるデータと、第1機器30_1に伝送されるデータとを処理するためのソフトウェアコンポーネントを備える。本発明の好適な実施形態によって第2通信モジュール1703は、第1機器30_1からコンテンツ関連情報を受信するために、第2通信部1609またはポート1610を通じてデータを送受信できる。すなわち、コンテンツ関連情報を受信するために再生状況情報要求及びコンテンツ関連情報獲得命令をブロードキャストするか、または第1機器30_1に伝送し、それについての応答信号を受信する。
グラフィックモジュール1704は、タッチスクリーン1603に表示されるグラフィックの輝度調節及びレンダリングのためのソフトウェアコンポーネント、及びアプリケーションモジュール1710によってテキストを入力するための仮想キーボード(またはソフトキーボード)を提供するソフトウェアコンポーネントを備える。
GPSモジュール1705は、第1通信機器10の位置を定め、定められた位置情報を、位置基盤サービスを提供するアプリケーションに提供するソフトウェアコンポーネントを備える。
UIモジュール1706は、タッチスクリーン1603基盤のUI情報を提供するアプリケーションに必要なUIを提供するソフトウェアコンポーネントを備える。
センシングモジュール1706は、センシング部1602基盤のセンシング情報を定め、定められたセンシング情報基盤のサービスを提供するアプリケーションモジュール1710に提供するソフトウェアコンポーネントを備える。
接触及び動きモジュール1707は、タッチスクリーン1603基盤のタッチ接触を感知し、接触に基づいた動きを追跡してこれを必要とするアプリケーションモジュール1710に提供するソフトウェアコンポーネントを備える。
電源モジュール1709は、オペレーティングシステム1701と連動して第1通信機器10内のハードウェアコンポーネントに対する電源供給を制御し、タッチスクリーン1603に供給される電源についての節電モードを制御するソフトウェアコンポーネントを備える。
アプリケーションモジュール1710に含まれるモジュールの機能は、その名称で当業者が直感的に推論できると考えられるので、本発明の好適な実施形態に関するアプリケーションモジュールを中心として説明する。
例えば、第1通信機器10のユーザがタッチスクリーン1603を通じて第2通信機器20情報基盤の映像通話を要求すれば、プロセッサ1611は、映像通話モジュール1714の動作をスタートする。これによって、プロセッサ1611は、第1通信部1608を通じて第2通信機器20との連結を試みる。第1通信機器10と第2通信機器20とが連結され、映像通話サービスの実行中に第1通信機器10のユーザによってコンテンツの共有が要求されれば、映像通話モジュール1714はコンテンツ共有モジュール1712と連動され、映像通話サービスを行いつつコンテンツ共有可能にする。
すなわち、映像通話モジュール1714とコンテンツ共有モジュール1712とが連動されることで、プロセッサ1611は、第1機器30_1からコンテンツ関連情報を受信し、受信されたコンテンツ関連情報に基づいてコンテンツ実行情報を生成する。コンテンツ実行情報が生成されれば、プロセッサ1611は、第1通信モジュール1602を用いて生成されたコンテンツ実行情報を第2通信機器20に伝送する。
それ以外にも、前述した図3、図6、図10、図13、図15に示したフローチャートで言及された動作を行うために、プロセッサ1611は、映像通話モジュール1714を外部機器制御モジュール1713及び第2通信モジュール1702と連動させる。また、前述したコンテンツ関連情報を他の通信サービスを用いて伝送するために、プロセッサ1611は、MMSモジュール1718、SMSモジュール1717、メッセンジャーモジュール1716のうち一つのモジュールと映像通話モジュール1714を連動させるか、またはアプリケーションモジュール1710に含まれたアプリケーションに基づいて選択可能な通信サービス情報を、タッチスクリーン1603に図7A及び図7Bのように表示する。したがって、アプリケーションモジュール1710は多様な通信サービスモジュールを含む。
アプリケーションモジュール1710に含まれるモジュールは、図17に示したところに限定されず、インスタントメッセージングモジュール、画像会議モジュール、イメージ管理モジュール、ブラウジングモジュール、カレンダーモジュール、ウィジェットモジュール、検索モジュール及びワード文書作成モジュールなど多様なモジュールをさらに含むと定義できる。また、アプリケーションモジュール1710に含まれるモジュールは、エンジンと呼ばれる。
保存部1607は、図17に示したプログラム及び/または命令語セットのうちアプリケーションモジュール1710に含まれるモジュールを保存しないか、またはアプリケーションモジュールのURLのような位置情報及びアプリケーションモジュールを示す表示情報のみ保存できる。保存部1607にアプリケーションモジュール1710に含まれるモジュールが保存されていない場合に、プロセッサ1611は、通信部1608を通じてサーバ60と接続し、サーバ60に保存されているアプリケーションモジュール1710に対応するプログラム及び/または命令語セットを使う。保存部1607にアプリケーションモジュールの位置情報及びアプリケーションモジュールを示す表示情報のみ保存された場合に、タッチスクリーン1603を通じて表示されるアプリケーションモジュールの表示情報に基づいたユーザの選択信号に対応するアプリケーションの位置情報を用いて、プロセッサ1611は、通信部1608を通じてサーバ60に保存されているユーザによって選択されたアプリケーションのプログラム及び/または命令語セットを使う。
第1通信部1608は、無線インターネット、無線イントラネット、無線電話ネットワーク、無線LAN、ワイファイ、ワイファイダイレクト(WFD、Wi−Fi Direct)、3G(Generation)、4GLTE(Long Term Evolution)、ブルートゥース、赤外線通信(IrDA、Infrared Data Association)、RFID(Radio Frequency Identification)、UWB(Ultra WideBand)、ジグビー(Zigbee(登録商標))のような無線ネットワークまたは有線インターネットのような有線ネットワークを通じて、第2通信機器20またはサーバ60とデータを送受信できる。
第1通信部1608は、放送受信モジュール、移動通信モジュール、無線インターネットモジュール、有線インターネットモジュール、近距離通信モジュール、位置情報モジュールのうち少なくとも一つを含むが、これらに制限されるものではない。
放送受信モジュールは、放送チャネルを通じて外部の放送管理サーバ(図示せず)から放送信号及び/または放送に関する情報を受信する。放送チャネルは、衛星チャネル、地上波チャネル、ケーブルチャネルを含む。移動通信モジュールは、移動通信網上で基地局(図示せず)、第2通信機器20、サーバ60と無線信号を送受信する。無線信号は、音声呼信号、画像通話呼、または文字/マルチメディアメッセージの送受信による多様な形態のデータを含む。
無線インターネットモジュールは、無線インターネット接続のためのモジュールを意味する。有線インターネットモジュールは、有線インターネット接続のためのモジュールを意味する。近距離通信モジュールは、近距離通信のためのモジュールをいう。近距離通信技術に、ブルートゥース、RFID、赤外線通信、UWB、ジグビー、WFD、NFCなどが用いられる。
位置情報モジュールは、第1通信機器10の位置を確認または得るためのモジュールである。一例として、GPS基盤位置情報モジュールがある。GPS基盤位置情報モジュールは、複数の人工衛星から位置情報を受信する。位置情報は、緯度及び経度で表示される座標情報を含む。
図1に示したネットワーク50は、前述した第1通信部1608で呼ばれる無線ネットワーク及び有線ネットワークを含む。
第2通信部1609は、NFC、ブルートゥース、赤外線通信(IrDA)、RFID、ジグビーなどに基づいた近距離無線ネットワークまたはホームPNA(Phoneline Networking Alliance)に基づいた有線ネットワークを通じて第1〜第n機器30_1〜30_nとデータを送受信可能に構成される。
第2通信部1609は、前述した第1通信部1608に含まれる近距離通信モジュールを含む。したがって、第2通信部1609は、第1通信部1608に備えられると定義される。
ポート1610は、USB(Universal Serial Bus)ポート(図示せず)のようなプラグ・アンド・プレイ・インターフェースを用いて、第1〜第n機器30_1〜30_nとデータを送受信できる。プラグ・アンド・プレイ・インターフェースは、第1通信機器10のプラグに第1機器30_1が差し込まれて自動にプレイするモジュールを意味する。
電源部1612は、第1通信機器10に含まれたハードウェアコンポーネントに電力を供給する。電源部1612は、バッテリー及び交流電源のような一つ以上の電源を備える。第1通信機器10は電源部1612を備えず、外部電源提供部(図示せず)と連結される連結部(図示せず)を備える。
プロセッサ1611は、第1通信機器10の全般的な動作を制御するものであり、一つ以上のプロセッサと呼ばれる。プロセッサ1611が一つ以上のプロセッサと呼ばれるのは、図16Aの場合にプロセッサ1611を単一チップ状に示したが、第1通信機器10の機能によってプロセッサ1611を複数のプロセッサに分割して運用できるからである。
プロセッサ1611は、保存部1607に保存されたオペレーティングシステム1701及び各種モジュール1702〜1719を用いて、ユーザ入力部1601、センシング部1602、タッチスクリーン1603、カメラ1603、オーディオ入力部1605、オーディオ出力部1606、保存部1607、第1通信部1608、第2通信部1609、ポート1610及び電源部1612を全般的に制御できる。したがって、プロセッサ1611は、制御器やマイクロプロセッサー、デジタル信号処理器と呼ばれる。またプロセッサ1611は、オペレーティングシステム1701及びUIモジュール1706を用いて、ユーザ入力部1601、センシング部1602、タッチスクリーン1603、カメラ1604、及びオーディオ入力部1605を用いてユーザインターフェースを提供する。
プロセッサ1611は、本発明の好適な実施形態によるコンテンツ共有方法に関する少なくとも一つのプログラムを行わせ、前述した図3、図6、図10、図13、図15に示したフローチャートのうち一つのフローチャートを行える。プロセッサ1611は、上記プログラムを保存部1607からリードして行わせるか、または第1通信部1608を通じて連結されたサーバ60からダウンロードして行わせる。この時、サーバ60は、アプリケーション提供サーバまたはアプリケーションマーケットサーバと呼ばれる。
しかし、プロセッサ1611は、サーバ60に保存されている本発明の好適な実施形態によるコンテンツ共有方法に関する少なくとも一つのプログラムを行わせて、コンテンツ関連情報に基づいたコンテンツ実行情報を受信してタッチスクリーン1603に表示し、ユーザからコンテンツ共有要求承認が受信されれば、第2通信機器20にコンテンツ実行情報を伝送するように動作する。プロセッサ1611は、第1通信機器10内の各種ハードウェアコンポーネントとプロセッサ1611との間のインターフェース機能部を備えると理解される。
図16Bを参照すれば、第2通信機器20は、ユーザ入力部1612、センシング部1613、タッチスクリーン1614、カメラ1615、オーディオ入力部1616、オーディオ出力部1617、電源部1618、プロセッサ1619、保存部1620、第1通信部1621、第2通信部1622、及びポート1623を備えるが、これらに制限されるものではない。しかし、第2通信機器20の構成は図16Bに示したところに制限されるものではない。前述したように、図16Bに示した第2通信機器20の機能ブロック図は、図16Aに示した第1通信機器10の機能ブロック図とその本質的な機能が同一または類似しているので、重なる説明を回避するために以下では説明を略する。
また、第2通信機器20の保存部1620も、図17に示したように、モジュール別に分類した少なくとも一つのプログラム及び/または命令語セットを保存する。保存部1620に保存される外部機器制御モジュール1713は、第1通信モジュール1602と連動して図13に示したインタラクティブサービスを、第n+1機器40_1で続けて行うように制御する機能をさらに行える。
保存部1620は、前述した保存部1607のように、図17に示したプログラム及び/または命令語セットのうちアプリケーションモジュール1710に含まれるモジュールを保存しないか、またはアプリケーションモジュールを示す表示情報及びアプリケーションモジュールの位置情報のみ保存する。これによる第2通信機器20の動作は、前述した保存部1607で説明した通りである。
図18Aは、図1に示した第1機器30_1の機能ブロック図であり、図18Bは、図1に示した第n+1機器40_1の機能ブロック図であり、第1機器30_1及び第n+1機器40_1は、それぞれ通信機能を持つTVの場合である。図18A及び図18Bに示したように、第1機器30_1及び第n+1機器40_1の機能ブロック図は同一または類似している。しかし、第1機器30_1及び第n+1機器40_1は、互いに異なる種類の機器である場合に機能ブロック図に差がありうる。
図18Aを参照すれば、第1機器30_1は、無線通信部1801、通信部1802、放送信号受信部1803、保存部1804、プロセッサ1805、映像処理部1806、ディスプレイ部1807、オーディオ処理部1808、オーディオ出力部1809、及びオーディオ入力部1810を備えるが、これらに制限されるものではない。
無線通信部1801は、遠隔制御器(図示せず)と無線通信可能に構成される。すなわち、遠隔制御器がIR伝送機で構成されれば、無線通信部1801は、IR受信機で構成されて遠隔制御器から伝送される赤外線信号を受信し、復調してプロセッサ1805に伝送する。しかし、遠隔制御器がRFモジュールで構成されれば、無線通信部1801は、RFモジュールで構成されて遠隔制御器から伝送されるRF信号を受信してプロセッサ1805に伝送する。しかし、無線通信部1801は、前述したIRモジュール及びRFモジュールに制限されるものではない。すなわち、ブルートゥースなどの近距離通信基盤で構成される。
通信部1802は、図16の第2通信部1609で言及したような近距離無線通信に基づいて、第1通信機器10と連結されてデータを送受信するか、または図1のネットワーク50を介してサーバ60または第n+1機器40_1と連結されてデータを送受信する。したがって、通信部1802は、図16に示した第1通信部1608のように構成されてサーバ60または第n+1機器40_1と通信する第1通信部(図示せず)と、図16に示した第2通信部1609のように構成されて第1通信機器10と通信する第2通信部(図示せず)とを備える。
放送信号受信部1803は、チューナー(図示せず)を通じて受信される放送信号を映像信号及びオーディオ信号に分離して出力する。すなわち、チューナーは、アンテナを通じて受信される放送信号のうちユーザによって選択されたチャネルまたは既に保存されたチャネルに当る放送信号を選択する。また、選択された放送信号を中間周波数信号あるいはベースバンド映像またはオーディオ信号に変換する。中間周波数信号あるいはベースバンド映像またはオーディオ信号は、プロセッサ1805に入力される。
保存部1804は、プロセッサ1805での各種信号処理及び制御のための少なくとも一つのプログラムを保存し、第1通信機器10の認証のための情報、及び第1機器30_1の情報などを保存する。第1通信機器10の認証のための情報は、第1通信機器10のユーザ情報を含む。プロセッサ1805での各種信号処理及び制御のための少なくとも一つのプログラムは、前述した図15のフローチャートのようにコンテンツ実行情報を生成し、生成されたコンテンツ実行情報を第n+12機器40_1に伝送するための少なくとも一つのプログラムを含む。
プロセッサ1805は、第1機器30_1の全機能を制御し、通信部1802を通じて第1通信機器10とデータを送受信するように制御する。プロセッサ1805は、保存部1804に保存された少なくとも一つのプログラムをローディングして本発明の好適な実施形態によるUI画面を構成し、映像処理部1806を通じてディスプレイ部1807に表示できる。
UI画面は、例えば、再生するコンテンツを選択するUI画面を含む。また、UI画面は、図13のフローチャートで言及されたように、第n+1機器40_1でインタラクティブサービスを続けて行う場合、それに必要なUI画面、コンテンツ実行情報受信の時の受信状態を示すUI画面を含む。
プロセッサ1805は、通信部1802を通じて連結された第1通信機器10またはサーバ60または第n+1機器40_1とコンテンツ再生に関するデータを送受信できる。このために、プロセッサ1805は、保存部1804に保存された少なくとも一つのプログラムと資源を用いる。プロセッサ1805は、図16Aのプロセッサ1611のように、少なくとも一つ以上のプロセッサで構成される。
映像処理部1806は、映像デコーダ(図示せず)及びスケーラー(図示せず)を備える。映像処理部1806は、放送信号受信部1803から出力される映像信号を画面に表示されるように処理する。映像デコーダは、逆多重化された映像信号を復号化し、スケーラーは、復号化された映像信号の解像度をディスプレイ部1807から出力するようにスケーリングを行う。映像デコーダは、多様な規格のデコーダを備えられる。例えば、逆多重化された映像信号がMPEG−2規格の符号化された映像信号である場合、MPEG−2デコーダによって復号化される。例えば、逆多重化された映像信号が、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)方式またはDVB−HによるH.264規格の符号化された映像信号である場合、H.264デコーダによって復号化される。
ディスプレイ部1807は、映像処理部1806で処理された映像を出力する。出力される映像は、放送信号受信部1803から受信された映像、UI画面、及び通信部1802を通じてサーバ60から受信されるコンテンツの映像を含む。しかし、ディスプレイ部1807は、タッチスクリーンで構成されて入力装置としても使われる。
オーディオ処理部1808は、放送信号受信部1803から出力されるオーディオ信号及び、通信部1802を通じて受信されるコンテンツに含まれるオーディオを処理してオーディオ出力部1809に出力する。オーディオ出力部1809は、ステレオ信号、3.1チャネル信号または5.1チャネル信号を出力するなど多様な形態で具現される。
また、オーディオ処理部1808は、オーディオ入力部1810から入力される信号を処理してプロセッサ1805に伝送する。オーディオ入力部1810は、マイクで構成される。
図18Bを参照すれば、第n+1機器40_1は、放送信号受信部1811、通信部1812、無線通信部1813、プロセッサ1814、保存部1815、映像処理部1816、ディスプレイ部1818、オーディオ処理部1817、オーディオ出力部1819、及びオーディオ入力部1820を備えるが、これらに制限されるものではない。
前述したように、図16A及び図16Bに示した第1通信機器10及び第2通信機器20のように、図18Bに示した第2外部機器40の機能ブロック図は、図18Aに示した第1機器30_1の機能ブロック図とその本質的な機能が同一または類似しているので、重なる説明を回避するために以下では説明を略する。しかし、図16Aで説明したように、図18A及び図18Bにそれぞれ示した第1機器30_1及び第n+1機器40_1の各機能ブロック図の詳細な動作及び規格は差がありうる。
例えば、第1機器30_1の保存部1804に保存されたプログラムの内容と、第n+1機器40_1の保存部1815に保存されたプログラムの内容との間に差があり、第1機器30_1のディスプレイ部1807及び通信部1802などの規格と、第n+1機器40_1のディスプレイ部1818及び通信部1812の規格とは互いに異なる。
図19は、図13及び図15に示した本発明の好適な実施形態によるコンテンツ共有方法で第1通信機器10のフローチャートであり、プロセッサ1611によって保存部1607に保存された少なくとも一つのプログラム及び資源を用いて行われる。
図19を参照すれば、第1通信機器10及び第2通信機器20がインタラクティブサービスを行っている時(S1901)、第1通信機器10のプロセッサ1611は、第1機器30_1からコンテンツ関連情報を受信する(S1902)。コンテンツ関連情報受信は、図13に説明したように、第1通信機器10の周辺機器についてのモニタリングまたは連結された第1機器30_1についてのモニタリングによって行われるか、または、コンテンツ関連情報獲得命令入力またはコンテンツ関連情報獲得命令生成によって行われる。
プロセッサ1611は、受信されたコンテンツ関連情報に基づいてコンテンツ実行情報を生成する(S1903)。
図20は、図19のコンテンツ関連情報に基づいてコンテンツ実行情報を生成する過程についてのフローチャートの一例である。図20を参照すれば、プロセッサ1611は、タッチスクリーン1603に受信されたコンテンツ関連情報を表示する(S2001)。表示されるコンテンツ関連情報に基づいてユーザの承認情報(または確認情報)が受信されれば(S2002)、プロセッサ1611は、保存部1607に保存された第1通信モジュール1702を用いてコンテンツ共有要求メッセージを、第1通信部1608を通じて第2通信機器20に伝送する(S2003)。
これについての応答として、第1通信部1608を通じて第2通信機器20から受諾メッセージが受信されれば(S2004)、プロセッサ1611は、コンテンツ実行情報を生成する(S2005)。しかし、段階S2002で第1通信機器10のユーザから、表示されるコンテンツ関連情報に関する承認情報が受信されないか、または段階S2004で第2通信機器20から受諾メッセージが受信されなければ、プロセッサ1611は、コンテンツ共有に関する動作を終了し、インタラクティブサービス実行を維持する(S2006)。
図21は、図19のコンテンツ関連情報に基づいてコンテンツ実行情報を生成する過程についてのフローチャートの他の例示図である。図21を参照すれば、第1通信機器10のプロセッサ1611は、タッチスクリーン1603に受信されたコンテンツ関連情報を表示する(S2101)。表示されるコンテンツ関連情報に関するユーザ承認情報が受信されれば(S2102)、プロセッサ1611は、コンテンツ関連情報に基づいてコンテンツ実行情報を生成する(S2103)。しかし、ユーザ承認情報が受信されなければ、プロセッサ1611は、コンテンツ共有に関する動作を終了し、インタラクティブサービス実行を維持する(S2104)。
一方、図19の段階S1903でコンテンツ実行情報が生成されれば、プロセッサ1611はコンテンツ実行情報を、第1通信部1608を通じて第2通信機器20に伝送する(S1904)。
図22は、図15のフローチャートにおいて、第1通信機器10のフローチャートである。第1通信機器10のプロセッサ1611によって保存部1607に保存された少なくとも一つのプログラム及び資源を用いて行われる。
図15で説明したような過程を通じて、第1通信機器10及び第2通信機器20がインタラクティブサービスを行っている時(S2201)、第1通信機器10のプロセッサ1611は、第1機器30_1からコンテンツ関連情報を受信する(S2202)。コンテンツ関連情報受信は、図13に説明したように、第1通信機器10の周辺機器についてのモニタリングまたは連結された第1機器30_1についてのモニタリングによって行われるか、またはコンテンツ関連情報獲得命令の入力または生成によって行われる。
受信されたコンテンツ関連情報がタッチスクリーン1603に表示され(S2203)、表示されるコンテンツ関連情報に関する第1通信機器10のユーザの承認情報が受信されれば(S2204)。プロセッサ1611は、コンテンツ共有要求メッセージを第2通信機器20に伝送する(S2205)。
これによって、第2通信機器20から受諾メッセージが受信されれば(S2206)、プロセッサ1611は、第2通信モジュール1703を用いて第2通信部1609またはポート1610を通じて第1機器30_1にコンテンツ実行情報伝送を要求する信号を伝送し(S2207)、インタラクティブサービスを維持する(S2208)。
段階S2204で、第1通信機器10のユーザからコンテンツ関連情報に関する承認情報が受信されないか、または段階S2206で受諾メッセージが受信されなければ、プロセッサ1611はコンテンツ共有動作を終了し、インタラクティブサービス実行を維持する(S2208)。
図23は、本発明の好適なさらに他の実施形態によるコンテンツ共有方法において、第1通信機器10のフローチャートであり、プロセッサ1611によって保存部1607に保存された少なくとも一つのプログラム及び資源を用いて行われる。図23は、図19のフローチャートに第2通信機器20からコンテンツ再生位置情報要求信号の受信による機能が加えられた例である。よって、図23の段階S2301〜S2304は図19の段階S1901〜1904と同一であるので、以下で説明を略する。
図23の段階S2305で、第1通信部1608を通じて第2通信機器20から再生位置情報要求信号を受信すれば(S2305)、第1通信機器10のプロセッサ1611は、第2通信部1609またはポート1610を通じて第1機器30_1に再生位置情報要求信号を伝送する(S2306)。第2通信機器20から再生位置情報要求信号が受信されるのは、コンテンツがリアルタイムで提供される放送コンテンツではない場合である。
これによって、第1機器30_1から再生位置情報が受信されれば(S2307)、プロセッサ1611は、第1通信部1608を通じて第2通信機器20に再生位置情報を伝送する(S2308)。段階S2307で再生位置情報が受信されなければ、プロセッサ1611は、タッチスクリーン1603に再生位置情報が受信されていない状態を示すメッセージを表示する(S2309)。これによって第1通信機器10のユーザは、再生位置情報提供に関する措置をとる。
段階S2305で、第2通信機器20から再生位置情報要求信号が受信されなければ、第1通信機器10ユーザは、第1機器30_1を通じてコンテンツを視聴または聴取し、第2通信機器20のユーザは、第n+1機器40_1を通じてコンテンツを視聴または聴取しつつ、第1通信機器10と第2通信機器20との双方向通信サービスを用いてコンテンツ視聴経験を共有する(S2310)。この時、コンテンツがリアルタイムで提供される放送コンテンツではない場合に、第1通信機器10のユーザと第2通信機器20のユーザとは、コンテンツについての視聴または聴取時点に差がありうる。
図24は、図13及び図15の本発明の好適な一実施形態によるコンテンツ共有方法における、第2通信機器20のフローチャートであり、第2通信機器20のプロセッサ1619によって保存部1620に保存された少なくとも一つのプログラム及び資源を用いて行われる。
前述した図13及び図15で説明したように、第2通信機器20が第1通信機器10とインタラクティブサービスを行っている間に(S2401)、第2通信機器20の第1通信部1621を通じて第1通信機器10からコンテンツ実行情報を受信する(S2402)。
図25は、図24のコンテンツ実行情報を受信する過程についての詳細なフローチャートである。図25を参照すれば、第2通信機器20のプロセッサ1619は、コンテンツ共有要求メッセージを受信すれば(S2501)、タッチスクリーン1614にコンテンツ共有要求メッセージを表示する(S2502)。これによって第2通信機器20のユーザから、タッチスクリーン1614を通じて受諾信号が受信されれば(S2503)、プロセッサ1619は、受諾メッセージを第1通信部1621を通じて第1通信機器10に伝送する(S2504)。これによってプロセッサ1619は、第1通信部1609を通じて第1通信機器10からコンテンツ実行情報を受信する(S2505)。
段階S2503で、受諾信号が入力されなければ、第2通信機器20のプロセッサ1619は、拒絶メッセージを第1通信部1609を通じて第1通信機器10に伝送し(S2506)、インタラクティブサービスを維持する(S2507)。これによって第1通信機器10のユーザ及び第2通信機器20のユーザは、コンテンツを共有せずにインタラクティブサービスを用い続ける。
一方、図24の段階S2403で第2通信機器20のプロセッサ1619は、受信されたコンテンツ実行情報を用いて第n+1機器40_1におけるコンテンツ再生を制御する。
図26は、図13の本発明の好適な他の実施形態によるコンテンツ共有方法において、第2通信機器20のフローチャートであり、図26に示したフローチャートに、前述した図13のように、第n+1機器40_1でインタラクティブサービスを続けて行う機能を加えた例である。よって、図26の段階S2601〜S2603は、図24の段階S2401〜S2403と同一であるので、以下では説明を略する。
段階S2604で、第2通信機器20のプロセッサ1619は、インタラクティブサービスを第n+1機器40_1で続けて行うように、第2通信部1622を通じて第n+1機器40を制御する(S2604)。
図27は、本発明の好適なさらに他の実施形態によるコンテンツ共有方法において第2通信機器20のフローチャートであり、第1通信機器10が図23に示したように動作する時、第2通信機器20のフローチャートである。図27の段階S2701〜S2703は、図24の段階S2401〜S2403と同一であるので、以下では説明を略する。
段階S2704で、第2通信機器20のプロセッサ1619は、第1通信部1621を通じてコンテンツ再生位置情報要求信号を第1通信機器10に伝送する。これによって第1通信機器10から再生位置情報を受信すれば(S2705)、プロセッサ1619は、受信された再生位置情報を用いて第2通信部1622またはポート1623を通じて第n+1機器40_1で再生されるコンテンツ再生位置を制御する(S2706)。
図28は、本発明の好適な他の実施形態によるコンテンツ共有システムの構成図であり、インタラクティブサービスが1:複数(n−1)で行われる例である。
すなわち、図28は、第1通信機器2800_1が第2ないし第n通信機器2800_2〜2800_nと同時に、図1で言及したようにインタラクティブサービスを行っている時、第1通信機器2800_1が第1機器2810_1で再生されているコンテンツを、第2ないし第n通信機器2800_2〜2800_nに連結可能な周辺機器(または外部機器)を用いて共有できる場合である。
図28のように一つの機器が複数機器とインタラクティブサービスを行っている時、インタラクティブサービスに参加しているあらゆる通信機器は、それぞれ連結されている周辺機器で再生されているコンテンツの共有を、インタラクティブサービスに参加している他の通信機器に要求する。
例えば、第n通信機器2800_nが第n機器2810_nに再生されているコンテンツの共有を、第1ないし第n−1通信機器2800_1〜2800_n−1に要求する。これによって、第1ないし第n通信機器2800_1〜2800_nのユーザは、各通信機器2800_1〜2800_nにそれぞれ連結されている第1ないし第n機器2810_1〜2810_nを通じてリアルタイムでコンテンツを共有しつつ、維持しているインタラクティブサービスに基づいて視聴経験を共有する。
第1ないし第n通信機器2800_1〜2800_nは、図1に示した第1通信機器10と同種の機器であるが、他種の機器であってもよい。しかし、第1ないし第n通信機器2800_1〜2800_nは、少なくとも前述したインタラクティブサービスを行え、コンテンツ共有のために連結された周辺機器を制御できる少なくとも一つのプログラム及び資源を保存する。
第1〜第n機器2810_1〜2810_nは、図1の第1機器30と同種の機器であるが、他種の機器であってもよい。しかし、第1ないし第n外部機器2810_1〜2610_nは、少なくとも前述したインタラクティブサービスを行っている時、連結された通信機器2800_1〜2600_nによって制御されてコンテンツを再生できる機能を持つ。このために、第1〜第n機器2810_1〜2810_nは、少なくとも一つのプログラム及び資源を保存する。
図29は、本発明の好適なさらに他の実施形態によるコンテンツ共有システムの構成図である。図29は、図1に示した第2通信機器20及び第n+1機器40_1が第3通信機器2910に変更された場合である。
すなわち、図29は、図1のように第1通信機器10が第1機器30_1で再生されているコンテンツ共有を要求すれば、第3通信機器2910で共有を要求したコンテンツを再生する場合である。よって、第3通信機器2910の画面は、図29に示したように、コンテンツ再生画面2911及びインタラクティブサービス画面2912を同時に表示する。このように表示可能に、第3通信機器2910は少なくとも一つのプログラム及び資源を持つ。第3通信機器2910でコンテンツ再生画面2911及びインタラクティブサービス画面2912が表示される領域は、インタラクティブサービスの種類によって定められるが、インタラクティブサービスの種類に関係なく既定のディスプレイ領域を用いる。
図30は、図29に示したコンテンツ共有システムに基づいた本発明の好適なさらに他の実施形態によるコンテンツ共有方法のフローチャートである。
図30を参照すれば、第1機器30_1がコンテンツを再生しており(S3001)、第1通信機器10及び第3通信機器2910がインタラクティブサービスを行う時(S3002)、前述した図13で説明したような方式で、第1通信機器10は第1機器30_1からコンテンツ関連情報を受信する(S3002ないしS3006)。これによって第1通信機器10は、受信されたコンテンツ関連情報に基づいてコンテンツ実行情報を生成及び表示する(S3007)。図30は、コンテンツ関連情報を受信した後、コンテンツ実行情報を生成及び表示するまで、前述した図13及び図15で言及したような第1通信機器10のユーザの承認過程、第3通信機器2910へのコンテンツ共有要求及び第3通信機器2910の受諾過程が選択的に加えられるように変形される。
第1通信機器10は、生成されたコンテンツ実行情報を第3通信機器2910に伝送する(S3008)。これによって第3通信機器2910は、サーバ60にコンテンツを要求する(S3009)。サーバ60からコンテンツが受信されれば(S3010)、第3通信機器2910は、図29に示したように受信されたコンテンツを再生しつつ(S3011)、第1通信機器10とインタラクティブサービスを維持して共有コンテンツの視聴経験を共有する(S3011)。第1通信機器10と第3通信機器2910とのインタラクティブサービスは、前述した段階S3003〜S3011が行われる間に維持されたと理解される。
図31は、本発明の好適なさらに他の実施形態によるコンテンツ共有システムの構成図であり、第1通信機器10と第2通信機器20とのインタラクティブサービス基盤の映像通話時、第1通信機器10の周辺機器である第1機器30で再生されている映像を第2通信機器20の一部領域3103に再生する場合の画面の例である。図31に示した第1通信機器10及び第2通信機器20の画面は、図7Cに示した、選択された他の通信サービスに関する情報731を含む。
図32は、本発明の好適なさらに他の実施形態によるコンテンツ共有システムの構成図であり、図1に示した第1通信機器10及び第1機器30を変形した例である。すなわち、図32は、第1通信機器10でコンテンツ再生中の時、第2通信機器20とインタラクティブサービスを試みて行い、第1通信機器10で再生中のコンテンツの共有を、第2通信機器20に要求して共有する場合である。
図33は、図31のコンテンツ共有システムに基づいた本発明の好適なさらに他の実施形態によるコンテンツ共有方法のフローチャートである。図34は、図32に示した第1通信機器10でコンテンツ再生中の時に第2通信機器20とインタラクティブサービスを行う過程についての画面の例である。
図33及び図34を参照して説明すれば、第1通信機器10が図34の画面3410のようにコンテンツを再生中の時(S3301)、第1通信機器10のユーザが、図34の画面3420に示したようにメニュー画面を用いてインタラクティブサービスを要求すれば、第1通信機器10に選択可能な双方向通信サービスについてのアイコンが、図34の3430に示したように表示される。表示されるアイコンに基づいてチャットオンを選択してインタラクティブサービスが行われれば、第1通信機器10の画面は、3440に示したように表示される。画面3440は、現在再生されるコンテンツと、インタラクティブサービスに基づいた画面とが同時に表示される例である。しかし、前述した動作を行うための第1通信機器10での画面例は、図34に示した通りに制限されるものではない。
このようにインタラクティブサービスが行われている時(S3302)、第1通信機器10のユーザによってコンテンツ関連情報獲得命令が入力されれば(S3303)、第1通信機器10は、第1通信機器10で再生中のコンテンツ関連情報を獲得する(S3304)。
第1通信機器10は、獲得されたコンテンツ関連情報に基づいてコンテンツ実行情報を生成し、ユーザが確認できるように表示する(S3305)。第1通信機器10は、コンテンツ実行情報を第2通信機器20に伝送する(S3306)。これによって第2通信機器20は、第n+1機器40_1にコンテンツ再生制御信号を伝送する(S3307)。第n+1機器40_1は、サーバ60にコンテンツ要求信号を伝送し(S3308)、サーバ60からコンテンツが受信されれば(S3309)、第n+1機器40_1はコンテンツを再生する。
第1通信機器10及び第2通信機器20は、インタラクティブサービスを維持しつつ共有するコンテンツの視聴経験を共有するメッセージを送受信する(S3311)。
図35は、本発明の好適なさらに他の実施形態によるコンテンツ共有システムの構成図であり、第1通信機器10及び第2通信機器20がインタラクティブサービス基盤の映像通話を行う時、コンテンツ共有状態情報3501、選択された機器の情報3502、コンテンツ関連情報の伝送時に他の通信サービスを使った場合に使われた通信サービス情報3503がいずれも表示される画面の例である。これによって、ユーザは、現在いかなる機器を通じてコンテンツを共有しており、コンテンツ関連情報は、いかなる通信サービスを用いて伝送されたかが直感的に分かる。
図36は、本発明の好適なさらに他の実施形態によるコンテンツ共有方法のフローチャートであり、再生中のコンテンツを直接伝送する場合である。図36のフローチャートが適用されるコンテンツ共有システムは、第1機器30_1、第1通信機器10、第2通信機器20、第n+1機器40_1で構成されるが、これらに制限されるものではない。
第1通信機器10及び第2通信機器20がインタラクティブサービスを実行中の時(S3601)、第1機器30_1でコンテンツが再生されれば、第1機器30_1は、第1通信機器10に再生されるコンテンツの情報を伝送する(S3603)。段階S3603は、第1機器30_1のコンテンツ再生時に第1通信機器20に再生されるコンテンツの情報を自動で伝送するように設定することで行われるか、または第1通信機器10が第2通信機器20とインタラクティブサービスを行いつつ周辺機器をモニタリングすることで行われるか、インタラクティブサービスと関係なく第1通信機器10の周辺機器についてのモニタリングによって行われる、段階S3603の実行は前述したところに制限されるものではない。
第1機器30_1からコンテンツの情報が受信されることで、第1通信機器10は第2通信機器20にコンテンツ共有要求信号を伝送する(S3604)。コンテンツ共有要求信号は、インタラクティブサービスがメッセンジャーサービスである時、図2の領域202に示したような形態で提供される。第2通信機器20のユーザが領域202に示したメッセージのうち「Click here」をタッチするか、またはそれに相応する空間ジェスチャーを入力するか、またはユーザの音声信号を入力すれば、第2通信機器20は、コンテンツ共有受諾信号を第1通信機器10に伝送する(S3605)。
コンテンツ共有受諾信号が受信されれば、第1通信機器10は、第2通信機器20にRTP基盤のコンテンツ伝送セッションを要求する(S3606)。第2通信機器20からこれを受諾する信号が受信されれば(S3607)。第1通信機器10は、第1機器30_1にコンテンツ伝送を要求する(S3608)。これによって第1機器30_1は、第1通信機器10に再生中のコンテンツを伝送する(S3609)。第1通信機器10は、受信されたコンテンツをRTP基盤で第2通信機器20に伝送する(S3610)。したがって、第1通信機器10及び第2通信機器20は、インタラクティブサービスを維持しつつコンテンツを伝送する。第2通信機器20は、受信されたコンテンツを第n+1機器40_1に伝送する(S3611)。第n+1機器40_1は、受信されたコンテンツを再生する(S3612)。
図36のフローチャートは、段階S3613で言及したように、第1機器30_1が、段階S3608でのコンテンツ伝送要求に応じて第n+1機器40_1にコンテンツを直接伝送するように変形される。段階S3613に基づいた第1機器30_1及び第n+1機器40_1の動作は、図15の段階S1512〜S1514の動作のように行われる。
本発明の実施形態によるコンテンツ共有方法をコンピュータで具現する方法を行わせる命令語を含む一つ以上のプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体にコンピュータで読み取り可能なコードとして記録される。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取られるデータが保存されるあらゆる種類の保存装置を含む。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例には、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ保存装置などがある。またコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、ネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータで読み取り可能なコードとして保存されて行われる。
これまで本発明についてその好適な実施形態を中心として説明した。当業者ならば、本発明が本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で変形された形態で具現されるということを理解できるであろう。したがって、開示された実施形態は限定的な観点ではなく説明的な観点で考慮されねばならない。本発明の範囲は前述した説明ではなく特許請求の範囲に示されており、それと同等な範囲内にあるあらゆる差は本発明に含まれていると解釈されねばならない。