JP6264751B2 - 太陽光パネルユニット - Google Patents
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Description
図1は、実施形態1による太陽光発電システム(10)の構成例を示している。太陽光発電システム(10)は、主動用の太陽光パネルユニット(20)と、複数(この例では、4つ)の従動用の太陽光パネルユニット(20a)とを備え、これらの太陽光パネルユニット(20,20a)に設けられた太陽パネル(30)の傾きを太陽の移動に追従させるように構成されている。この例では、これらの太陽光パネルユニット(20,20a)は、東西方向に一列に並べて配置されている。
図2は、実施形態1における太陽光パネルユニット(20)の構成例を示している。太陽光パネルユニット(20)は、太陽パネル(30)と、支持機構(40)と、アクチュエータユニット(50)とを備えている。
太陽パネル(30)は、パネル本体(31)と、桟部材(32)とを有している。パネル本体(31)は、上下に扁平な矩形板状に形成され、受光面(30a)に太陽光を受けることにより直流電力を発生させるように構成されている。桟部材(32)は、太陽パネル(30)の揺動軸心(C40)と直交するように左右に延びる細長い角柱状の部材であり、その上面がパネル本体(31)の背面(下面)に接続されている。また、桟部材(32)は、パネル本体の左右両端に亘って延びている。このような構成により、桟部材(32)は、太陽パネル(30)の揺動軸心(C40)を中心として太陽パネル(30)と連動して揺動可能な第2の揺動部材(22)を構成している。
この例では、支持機構(40)は、基台(41)と支柱(42)と回転軸(43)とによって構成されている。基台(41)は、北に向かって上昇する傾斜面を有する三角柱状に形成されている。支柱(42)は、基台(41)の傾斜面に起立した状態で配置されている。回転軸(43)は、その軸心がパネル本体(31)の長手方向(前後方向、この例では、南北方向)に延び、太陽パネル(30)の幅方向(左右方向、この例では、東西方向)の中央に位置するように太陽パネル(30)に固定され、支柱(42)の上端部に回動可能に支持されている。このような構成により、支持機構(40)は、揺動軸心(C40)(すなわち、回転軸(43)の軸心)を中心として揺動可能に太陽パネル(30)を支持している。
アクチュエータユニット(50)は、アクチュエータ(51)と、主動プーリ(52)と、第1および第2の連結ワイヤ(53a,53b)とを備えている。なお、以下の説明では、第1および第2の連結ワイヤ(53a,53b)の総称を「連結ワイヤ(53)」と表記する。
アクチュエータ(51)は、軸心(C50)を中心として揺動可能に構成された回転式のアクチュエータである。この例では、アクチュエータ(51)は、回転式の空気圧アクチュエータによって構成されている。具体的には、アクチュエータ(51)は、空気系(61)からの空気圧により軸心(C50)を中心とする揺動運動を行うアクチュエータ本体(51a)と、アクチュエータ本体(51a)の揺動運動を伝達する動力伝達軸(51b)(駆動軸)とを有している。アクチュエータ(51)の構造については、後で詳しく説明する。また、この例では、アクチュエータ(51)は、その軸心(C50)が太陽パネル(30)の揺動軸心(C40)と平行となるように支柱(42)に固定されている。
主動プーリ(52)は、円板状に形成され、アクチュエータ(51)の軸心(C50)と同軸状となるようにアクチュエータ(51)の動力伝達軸(51b)に固定される。このような構成により、主動プーリ(52)は、アクチュエータ(51)の軸心(C50)を中心としてアクチュエータ(51)の揺動と連動して揺動可能な第1の揺動部材(21)を構成している。
連結ワイヤ(53)は、その一端が主動プーリ(52)の外周部に固定され、その他端が太陽パネル(30)の桟部材(32)に固定される。詳しく説明すると、連結ワイヤ(53a)は、主動プーリ(52)と連結ワイヤ(53)との間のモーメントアーム(第1のモーメントアーム(L1))が桟部材(32)と連結ワイヤ(53)との間のモーメントアーム(第2のモーメントアーム(L2))よりも長くなるように、主動プーリ(52)と桟部材(32)とを連結している。なお、第1のモーメントアーム(L1)は、主動プーリ(52)の揺動軸心(C21)から主動プーリ(52)の第1の連結ワイヤ(53a)との連結位置(P11)(または、主動プーリ(52)と第2の連結ワイヤ(53b)との連結位置(P12))までの距離に相当する。第2のモーメントアーム(L2)は、桟部材(32)の揺動軸心(C22)から桟部材(32)と第1の連結ワイヤ(53a)との連結位置(P21)(または、桟部材(32)と第2の連結ワイヤ(53b)との連結位置(P22))までの距離に相当する。このような構成により、連結ワイヤ(53)は、第1の揺動部材(21)の揺動と連動して第2の揺動部材(22)が揺動するように第1および第2の揺動部材(21,22)を連結する動力伝達部材(23)を構成している。
空気系(61)は、空気圧縮機(601)と、空気タンク(602)と、三方向切換弁(603)と、第1および第2のリリーフ弁(604a,604b)とを備え、アクチュエータ(51)を制御するように構成されている。また、この空気系(61)は、制御マイコン(60)によって制御される。空気圧縮機(601)は、所定圧力の圧力空気を吐出するように構成されている。空気タンク(602)は、空気圧縮機(601)から吐出された圧力空気を貯留し、圧力空気を三方向切換弁(603)に供給している。三方向切換弁(603)は、制御マイコン(60)による制御に応答してアクチュエータ(51)と空気タンク(602)および大気との間の空気通路を切換可能に構成されている。具体的には、三方向切換弁(603)は、アクチュエータ(51)の第1の空気ポート(501a)が空気タンク(602)と連通しアクチュエータ(51)の第2の空気ポート(501b)が大気と連通する第1の経路と、第1の空気ポート(501a)が大気と連通し第2の空気ポート(501b)が空気タンク(602)と連通する第2の経路と、第1および第2の空気ポート(501a,501b)の両方が閉塞される第3の経路とを切り換える。第1のリリーフ弁(604a)は、三方向切換弁(603)と第1の空気ポート(501a)と間の空気通路において空気圧力が所定値を超えないようにするために設けられ、第2のリリーフ弁(604b)は、三方向切換弁(603)と第2の空気ポート(501b)と間の空気通路において空気圧力が所定値を超えないようにするために設けられている。
次に、図3a,図3bを参照して、アクチュエータ(51)の構造について説明する。なお、図3a,図3bでは、空気タンク(602)から圧力空気が供給されている部分(空間)にハッチングを付している。
次に、図1,図4を参照して、アクチュエータ(51)によって太陽パネル(30)を揺動させて太陽パネル(30)の傾きを調整する動作について説明する。
以上のように、回転式のアクチュエータ(51)は、往復運動式のアクチュエータとは異なり直線的な往復運動を伴わないので、往復運動式のアクチュエータの代わりに回転式のアクチュエータ(51)を設けることにより、直線的な往復運動の可動範囲を考慮することなく支持機構(40)の高さ(具体的には、支持機構(40)の下端から太陽パネル(30)までの高さ)を設計することができる。これにより、支持機構(40)の高さ制約を緩和することができる。例えば、支持機構(40)の高さが高くなるほど太陽パネル(30)に加えられる風圧が高くなるが、この実施形態では、支持機構(40)の高さ制約が緩和されているので、支持機構(40)の高さを低くして太陽パネル(30)に加えられる風圧を低下させることが可能である。
なお、図5のように、アクチュエータユニット(50)は、図2に示した構成に加えて、従動プーリ(54)を備えていても良い。なお、この例では、主動プーリ(52)は、第1の揺動部材(21)を構成し、連結ワイヤ(53)は、動力伝達部材(23)を構成している。
従動プーリ(54)は、円板状に形成され、支持機構(40)の回転軸(43)の軸心(すなわち、太陽パネル(30)の揺動軸心(C40))と同軸状となるように、支持機構(40)の回転軸(43)に固定されている。この例では、連結ワイヤ(53)は、その一端が主動プーリ(52)の外周部に固定され、その他端が従動プーリ(54)の外周部に固定される。このような構成により、この例では、従動プーリ(54)は、第2の揺動部材(22)を構成している。
以上のように構成した場合も、往復運動式のアクチュエータの代わりに、回転式のアクチュエータ(51)を設けることにより、支持機構(40)の高さ制約を緩和することができる。また、主動プーリ(52)と連結ワイヤ(53)との間のモーメントアーム(第1のモーメントアーム(L1))を従動プーリ(54)と連結ワイヤ(53)との間のモーメントアーム(第2のモーメントアーム(L2))よりも長くすることにより、回転式のアクチュエータ(51)の選択自由度を向上させることができる。さらに、従動プーリ(54)と連結ワイヤ(53)との連結位置(P21,P22)を従動プーリ(54)の揺動軸心(C22)よりも上方にすることにより、太陽パネル(30)の揺動不良を抑制することができる。
また、図6のように、アクチュエータユニット(50)は、アクチュエータ(51)と主動アーム(55)と従動アーム(56)とを備えていても良い。なお、この例では、太陽パネル(30)の桟部材(32)は、第2の揺動部材(22)を構成している。
主動アーム(55)は、細長の矩形板状に形成され、その一端部がアクチュエータ(51)の動力伝達軸(51b)に連結される。このような構成により、この例では、主動アーム(55)は、第1の揺動部材(21)を構成している。
従動アーム(56)は、その一端部が連結ピンによって主動アーム(55)の他端部に揺動可能に連結され、その他端部が連結ピンによって太陽パネル(30)の桟部材(32)に揺動可能に連結されている。このような構成により、この例では、従動アーム(56)は、動力伝達部材(23)を構成している。
例えば、図7のように、太陽パネル(30)を右方に傾ける場合、アクチュエータ(51)は、時計回りに回転(揺動)する。これにより、主動アーム(55)も時計回りに回転(揺動)し、その揺動に伴う力が主動アーム(55)と従動アーム(56)との連結位置(P11)に作用し、従動アーム(56)が下方に引き下げられる。そして、この従動アーム(56)の引き下げに伴う力が桟部材(32)と従動アーム(56)との連結位置(P21)に作用し、桟部材(32)が時計回りに回転(揺動)して太陽パネル(30)が右方に傾く。
以上のように構成した場合も、往復運動式のアクチュエータの代わりに、回転式のアクチュエータ(51)を設けることにより、支持機構(40)の高さ制約を緩和することができる。また、主動アーム(55)と従動アーム(56)との間のモーメントアーム(第1のモーメントアーム(L1))を桟部材(32)と従動アーム(56)との間のモーメントアーム(第2のモーメントアーム(L2))よりも長くすることにより、回転式のアクチュエータ(51)の選択自由度を向上させることができる。さらに、桟部材(32)と従動アーム(56)との連結位置(P21)を桟部材(32)の揺動軸心(C22)よりも上方にすることにより、太陽パネル(30)の揺動不良を抑制することができる。
図8,図9は、実施形態2による太陽光パネルユニット(20)の構成例を示している。この太陽光パネルユニット(20)では、支持機構(40)は、設置部に固定される架台(44)と、複数(この例では、2つ)のピン部材(47)とによって構成されている。また、太陽パネル(30)のパネル本体(31)の背面には、複数(この例では、2つ)の桟部材(32)が設けられ、各桟部材(32)には、連結部材(33)が設けられている。アクチュエータユニット(50)は、アクチュエータ(51)と、主動プーリ(52)と、第1および第2の連結ワイヤ(53a,53b)とを備えている。なお、図9では、アクチュエータユニット(50)(アクチュエータ(51),主動プーリ(52),第1および第2の連結ワイヤ(53a,53b))の図示を省略している。
架台(44)は、設置部に固定された支柱部材(45)と、この支柱部材(45)の上端部に設けられた支持部材(46)とから構成されている。支持部材(46)の上端部には、2つのピン部材(47)(受け部材)が取り付けられている。
支柱部材(45)は、上下方向に延びる角柱状の部材である。この例では、支柱部材(45)は、その下端部を地面に差し込むことによって地面に固定される。支柱部材(45)の上端部における前後方向の両側面には、上下方向に延びる中空角筒状の筒状部(45a)が、上方に開口するように固定されている。筒状部(45a)は、支持部材(46)に形成された脚部(46a)の下端が嵌合する。つまり、筒状部(45a)は、脚部(46a)が挿入可能な空間を有する挿入部を構成している。
支持部材(46)は、一対の脚部(46a)と一つの板状部(46b)とから構成されている。一対の脚部(46a)の下端部は、下方(即ち、支柱部材(45))に向かって突出している。脚部(46a)の下端部は、筒状部(45a)の内部に嵌合することで、支柱部材(45)に支持される。一対の脚部(46a)は、各々の下端部が筒状部(45a)に差し込まれた状態で、互いに前後方向に離間しながら上方に延びている。板状部(46b)は、これらの脚部(46a)の上端部に固定される。板状部(46b)は、その後端が前端よりも上方に位置するように斜めに傾斜している。板状部(46b)は、その縦断面が略U字状(略コの字状)となるように折り曲げられた部材であり、各脚部(46a)の上端部を覆うように下方に開口している。
架台(44)の上端部(すなわち、支持部材(46)の板状部(46b)の上面)には、一対のピン部材(47)が設けられている。一対のピン部材(47)は、太陽パネル(30)に連結され、太陽パネル(30)の揺動軸心(C40)を構成する。一対のピン部材(47)は、揺動軸心(C40)の軸線方向に所定の間隔をおいて配列される。一対のピン部材(47)のうち下部側のピン部材(47)は、パネル本体(31)の前側面(31b)寄りに設けられ、上部側のピン部材(44b)は、太陽パネル(30)の後側面(31c)寄りに設けられている。下部側のピン部材(47)は、板状部(46b)の上面における前端部に設けられ、上部側のピン部材(47)は、板状部(46b)の上面における後端部に設けられている。
図8,図9に示すように、パネル本体(31)の背面には、2つの桟部材(32)が設けられている。パネル本体(31)では、揺動軸心(C40)の軸方向に直交する一方の側面(前側面(31b))が設置部に最も近い下端部となり、この前側面(31b)に対向する他方の側面(後側面(31c))が設置部から最も遠い上端部となるように傾斜して設けられている。2つの桟部材(32)は、パネル本体(31)の背面に取り付けられている。これらの桟部材(32)は、揺動軸心(C40)の軸方向に所定の間隔を介して配列される。2つの桟部材(32)のうち一方の桟部材(32)は、パネル本体(31)の背面における前端と、パネル本体(31)の前後方向の中間部の間に設けられている。2つの桟部材(32)のうち他方の桟部材(32)は、パネル本体(31)の背面における後端と、パネル本体(31)の前後方向の中間部の間に設けられている。
各桟部材(32)の左右方向の中間部には、2つの連結部材(33)がそれぞれ固定されている。下部側の連結部材(33)は、下部側のピン部材(47)に対応し、上部側の連結部材(33)は、下部側のピン部材(47)に対応している。連結部材(33)は、上方に開口するコ字状に構成されている。連結部材(33)は、基端部(33a)(固定部)と先端部(33b)(軸受部)とを有している。
アクチュエータ(51)は、動力伝達軸(51b)が支持部材(46)の板状部(46b)を貫通して上方に延びるように、支持部材(46)の板状部(46b)の下面に固定されている。主動プーリ(52)は、動力伝達軸(51b)の先端部(板状部(46b)より上方の部分)に連結されている。連結ワイヤ(53)は、その一端が主動プーリ(52)の外周部に固定され、その他端が連結部材(33)を介して桟部材(32)に固定されている。なお、この例では、連結ワイヤ(53)の延伸方向(すなわち、力の伝達方向)を変更するための滑車(71)が設けられている。
図8,図9に示すように、太陽パネル(30)は、下部側および上部側のピン部材(47)の挿入軸部(47b)を、下部側および上部側の連結部材(33)の先端部(33b)に形成された軸孔(35)にそれぞれ挿入することにより、支持機構(40)に揺動可能に支持されている。各挿入軸部(47b)は、パネル本体(31)の後側面(31c)に向かって突出している。
以上のように構成した場合も、往復運動式のアクチュエータの代わりに、回転式のアクチュエータ(51)を設けることにより、支持機構(40)の高さ制約を緩和することができる。また、主動プーリ(52)と連結ワイヤ(53)との間のモーメントアーム(第1のモーメントアーム(L1))を桟部材(32)と連結ワイヤ(53)との間のモーメントアーム(第2のモーメントアーム(L2))よりも長くすることにより、回転式のアクチュエータ(51)の選択自由度を向上させることができる。さらに、桟部材(32)と連結ワイヤ(53)との連結位置(P21,P22)を桟部材(32)の揺動軸心(C22)よりも上方にすることにより、太陽パネル(30)の揺動不良を抑制することができる。
なお、図10のように、アクチュエータ(51)は、動力伝達軸(51b)が下方に延びるように支持部材(46)の板状部(46b)の下面に固定されていても良い。
なお、以上の実施形態を適宜組み合わせて実施しても良い。以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
20 太陽光パネルユニット
21 第1の揺動部材
22 第2の揺動部材
23 動力伝達部材
30 太陽パネル
31 パネル本体
32 桟部材
40 支持機構
41 基台
42 支柱
43 支持軸
50 アクチュエータユニット
51 アクチュエータ
52 主動プーリ
53 ワイヤ
54 従動プーリ
55 主動アーム
56 従動アーム
60 制御マイコン
61 空気系
Claims (3)
- 太陽パネル(30)と、
上記太陽パネル(30)を揺動可能に支持する支持機構(40)と、
軸心(C50)を中心として揺動可能な回転式のアクチュエータ(51)と、
上記アクチュエータ(51)の軸心(C50)を中心として該アクチュエータ(51)と連動して揺動可能な第1の揺動部材(21)と、
上記太陽パネル(30)の揺動軸心(C40)を中心として該太陽パネル(30)と連動して揺動可能な第2の揺動部材(22)と、
上記第1の揺動部材(21)の揺動と連動して上記第2の揺動部材(22)が揺動するように該第1および第2の揺動部材(21,22)を連結する動力伝達部材(23)とを備え、
上記第1の揺動部材(21)の揺動軸心(C21)から該第1の揺動部材(21)と上記動力伝達部材(23)との連結位置までの第1のモーメントアーム(L1)は、上記第2の揺動部材(22)の揺動軸心(C22)から該第2の揺動部材(22)と該動力伝達部材(23)との連結位置までの第2のモーメントアーム(L2)よりも長くなっており、
上記第1の揺動部材(21)は、上記アクチュエータ(51)の軸心(C50)と同軸状となるように該アクチュエータ(51)の駆動軸(51b)に連結される主動プーリ(52)によって構成され、
上記第2の揺動部材(22)は、上記太陽パネル(30)のパネル本体(31)の背面に固定される桟部材(32)によって構成され、
上記動力伝達部材(23)は、一端が上記主動プーリ(52)の外周部に固定され他端が上記桟部材(32)に固定される連結ワイヤ(53)によって構成されている
ことを特徴とする太陽光パネルユニット。 - 太陽パネル(30)と、
上記太陽パネル(30)を揺動可能に支持する支持機構(40)と、
軸心(C50)を中心として揺動可能な回転式のアクチュエータ(51)と、
上記アクチュエータ(51)の軸心(C50)を中心として該アクチュエータ(51)と連動して揺動可能な第1の揺動部材(21)と、
上記太陽パネル(30)の揺動軸心(C40)を中心として該太陽パネル(30)と連動して揺動可能な第2の揺動部材(22)と、
上記第1の揺動部材(21)の揺動と連動して上記第2の揺動部材(22)が揺動するように該第1および第2の揺動部材(21,22)を連結する動力伝達部材(23)とを備え、
上記第1の揺動部材(21)の揺動軸心(C21)から該第1の揺動部材(21)と上記動力伝達部材(23)との連結位置までの第1のモーメントアーム(L1)は、上記第2の揺動部材(22)の揺動軸心(C22)から該第2の揺動部材(22)と該動力伝達部材(23)との連結位置までの第2のモーメントアーム(L2)よりも長くなっており、
上記第1の揺動部材(21)は、一端部が上記アクチュエータ(51)の駆動軸(51b)に固定される主動アーム(55)によって構成され、
上記第2の揺動部材(22)は、上記太陽パネル(30)のパネル本体(31)の背面に固定される桟部材(32)によって構成され、
上記動力伝達部材(23)は、一端部が上記主動アーム(55)の他端部に揺動可能に連結され他端部が上記桟部材(32)に揺動可能に連結された従動アーム(56)によって構成されている
ことを特徴とする太陽光パネルユニット。 - 請求項1または2において、
上記第2の揺動部材(22)と上記動力伝達部材(23)との連結位置は、該太陽パネル(30)の揺動軸心(C40)よりも上方となっている
ことを特徴とする太陽光パネルユニット。
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