JP6262001B2 - 監視制御システム、及び監視制御システムの制御方法 - Google Patents

監視制御システム、及び監視制御システムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、監視制御システム、及び監視制御システムの制御方法に関する。
従来、上下水道処理設備、焼却設備、海水淡水化設備、水処理設備などの設備の監視制御システムでは、監視制御対象となる現場機器と、監視制御装置との間の伝送線をメタル線または光ファイバ線などの有線により構築し、監視データや制御情報といった送受信データのやり取りを行っていた。しかしながら、現場機器と監視制御装置との間の伝送線を有線又は無線のいずれか一方とした場合、セキュリティ性が低下する場合があった。
特許第3730950号公報 特開2008−181240号公報 特開2004−258875号公報
本発明が解決しようとする課題は、データ送信におけるセキュリティ性を向上させた監視制御システム、及び監視制御システムの制御方法を提供することである。
実施形態の監視制御システムは、有線通信部と、無線通信部と、監視制御装置と、を持つ。有線通信部は、外部装置において測定された測定情報に基づく情報を、外部装置から有線通信により取得する。無線通信部は、前記有線通信部が取得する情報と同一の情報を、前記外部装置から無線通信により取得する。監視制御装置は、前記外部装置が機器を制御するための制御情報を、有線通信と無線通信により並行して前記外部装置に送信するように前記有線通信部および前記無線通信部を制御する。
第1の実施形態の監視制御システムの構成を示す図。 無線経路32における送信データに付加する識別コードの一例を示す図。 第2の実施形態の監視制御システムの構成を示す図。 第3の実施形態の監視制御システムの構成を示す図。 第1の実施形態の変形例を説明するための図。 第1の実施形態の他の変形例を説明するための図。 図5、及び図6に示す変形例での無線APの組の選択処理を説明するためのフローチャート。
以下、実施形態の監視制御システム、及び監視制御システムの制御方法を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の監視制御システムの構成を示す図である。図1に示す監視制御システム10は、監視制御の対象となるプラント20を制御する。なお、図1において、プラント20は一つしか示していないが、プラント20は複数個あってもよい。
監視制御システム10は、監視制御装置11、プログラマブルロジックコントローラ(制御コントローラ;以下、PLCと略す)12と、リレー盤(以下、Ry盤と略す)13と、無線アクセスポイント(以下、無線APと略す)101とを有する。また、プラント20は、現場操作盤21と、現場機器22(測定部)と、無線AP201とを有する。
監視制御装置11は、図1において不図示の入力装置、表示装置などを有する。監視制御装置11は、プラント20からPLC12を介して送信されてくる監視データ(測定情報)を、所定のプログラムにより処理し、処理結果を表示装置により操作者に表示する。ここで、監視データは、現場機器22がモータであれば、例えばモータの回転数である。また、現場機器22がバルブであれば、バルブを通過する水、空気などの流量である。また、現場機器22がセンサであれば、センサによる検出結果である。
また、監視制御装置11は、操作者が入力装置から制御情報を入力することにより、制御情報をPLC12を介してプラント20に対して送信する。ここで、制御情報は、例えば、現場機器22がモータである場合、モータの起動或いは停止要求である。また、現場機器22がバルブである場合、バルブの開閉要求である。また、現場機器22がセンサであれば、センサを駆動する制御信号などである。
PLC12は、監視制御装置11から送信されてくる制御情報を、Ry盤13が送信する送信信号の形式に変換してRy盤13に対して送信する。更に、PLC12は、Ry盤13に対して送信する制御情報と同一の制御情報を、無線AP101が送信する送信信号の形式に変換して無線AP101に対して送信する。
また、PLC12は、Ry盤13、及び無線AP101から送信されてくる監視データを比較し、比較結果が一致すれば、いずれか一方を監視制御装置11に対して送信する。また、比較結果が一致しない場合、有線経路31によるデータ送信が無線経路32によるデータ送信に比べてセキュリィティ性の点で優れているので、PLC12は、Ry盤13から受信した監視データを監視制御装置11に対して送信する。
Ry盤13とプラント20の現場操作盤21とは、伝送線としてケーブルなどの有線経路31により接続される。Ry盤13は、PLC12から受信した制御情報を現場操作盤21に対して送信する。また、Ry盤13は、現場操作盤21から受信した監視データをPLC12に対して送信する。
無線AP101とプラント20の無線AP201とは、無線経路32により接続される。無線AP101は、PLC12から受信した制御情報を、無線AP201に対して送信する。無線AP201は、無線AP101から送信されてきた制御情報を現場操作盤21に対して送信する。また、無線AP101は、現場操作盤21から無線AP201を介して送信されてくる監視データをPLC12に対して送信する。
現場操作盤21は、有線経路31、及び無線AP201を介して送信されてくる制御情報を比較し、比較結果が一致すれば、いずれか一方の制御情報に基づいて現場機器22を制御する。また、比較結果が一致しない場合、有線経路31によるデータ送信が無線経路32によるデータ送信に比べてセキュリィティ性の点で優れているので、現場操作盤21は、Ry盤13から受信した制御情報に基づいて現場機器22を制御する。
また、現場操作盤21は、現場機器22から受信した監視データを、有線経路31、及び無線AP201に対して送信する。
上述の様に、Ry盤13とプラント20の現場操作盤21との間、無線AP101とプラント20の無線AP201との間は、それぞれ有線経路31、及び無線経路32により接続される。
例えば、プラント20が上下水道設備であり、制御情報の送信により浸水などの危険な状況を発生させる可能性がある場合、上述の様に、PLC12、及び現場操作盤21において、有線経路31、及び無線経路32による送受信データを相互にチェックする構成としている。これにより、本実施形態の監視制御システム1は、制御情報、及び監視データの重要度が高いものに適用できる。
また、例えば、Ry盤13から監視データが送信されてこない場合として、プラント20が上下水道設備であり、上下水道の水の流れに異常が発生し、有線経路31が越流水などで浸水し、使用ができなくなる場合がある。或いは、地震や津波の発生により、有線経路31に断線等が生じ、これを使用することができなくなる場合がある。
こうした場合、実施形態の監視制御システム1を、次のような構成とすることで、PLC12は、無線AP101から監視データを正常に受信し、受信した監視データを監視制御装置11に対して送信することができる。すなわち、無線AP101、及び無線AP201を電池などのバッテリーで駆動する構成にし、外部からの電源供給がなくても動作可能とする。また、有線経路31を使用できない場合、現場操作盤21が有線経路31へ監視データを送信しないように、PLC12が無線AP201に送信する制御情報に、有線経路31へ監視データを送信しないことを表す情報を付加してもよい。また、PLC12が、有線経路31へ制御情報を送信せず、無線AP101のみを介して制御情報を送信してもよい。
現場操作盤21は、無線AP201から送信されてくる制御情報に基づいて現場機器22を制御する。また、現場操作盤21は、有線経路31へ監視データを送信せず、無線AP201に対して監視データを送信する。この結果、有線経路31に対して不要な情報送信を試行することによる電力消費を低減することができる。
また、無線AP101から送信されてくる監視データにデータ破損などの問題が発生する場合として、監視データや制御情報が、他の無線通信との混信により、いわゆるデータ化けが生じる場合がある。こうした場合、実施形態の監視制御システム1を、次のような構成とすることで、PLC12は、有線経路31から監視データを正常に受信し、受信した監視データを監視制御装置11に対して送信することができる。すなわち、無線AP201へ監視データを送信しないようにするため、PLC12が有線経路31に送信する制御情報に、現場操作盤21が無線AP201の動作を停止し、無線AP201へ監視データを送信しないようにすることを表す情報を付加してもよい。また、PLC12は、無線AP101の動作を停止してもよい。
現場操作盤21は、無線AP201の動作を停止する。また、PLC12は、無線AP101を介して無線AP201へ制御情報を送信せず、Ry盤13、及び有線経路31を介して、制御情報を現場操作盤21に対して送信する。現場操作盤21は、有線経路31から送信されてくる制御情報に基づいて現場機器22の動作を制御する。また、現場操作盤21は、無線AP201へ監視データを送信せず、有線経路31を介してRy盤13に対して監視データを送信する。PLC12は、Ry盤13から送信されてくる監視データを監視制御装置11に対して送信する。
従来、現場機器と監視制御装置との間の伝送線を有線により構築する場合、送受信データの混信の発生を考慮する必要がないこと、セキュリティ性の懸念に対する対応策が不要であることといったメリットがある。一方で、現場機器と監視制御装置との間の伝送線を有線により構築する場合、断線の懸念、工事費のコスト増大、ケーブルルートの確保を考慮する必要があること、改造時の煩雑さに対する対応策が必要であることといったデメリットがある。また、現場機器と監視制御装置との間の伝送線を無線により構築する場合、災害時のデータ送受信の継続性を確保できること、工事費のコスト増大がないこと、ケーブルルートの確保が不要であることといったメリットがある。一方で、現場機器と監視制御装置との間の伝送線を無線により構築する場合、送受信データの混信発生を考慮する必要があること、セキュリティ性の懸念に対する対応策を考慮する必要があることなどのデメリットがある。
第1の実施形態の監視制御システム10では、現場操作盤21と有線経路31及び無線経路32により接続され、現場操作盤21から有線経路31、及び無線経路32により同一の監視データを取得し、現場操作盤21に対して無線、及び有線により同一の制御情報を送信する。これにより、監視制御対象となる現場機器22と、監視制御装置11との間の伝送線を有線または無線のいずれか一方とした場合の、一方のデメリットを、他方のメリットで補うことができ、データ送信におけるセキュリティ性を向上させることができる。
図2は、無線経路32における送信データに付加される識別コードの一例を示す図である。送信元であるPLC12または現場操作盤21では、図2(a)に示すように、送信データ(制御情報、及び監視データ)に固定の識別コード(送信元識別コード)を付加し、無線AP101または無線AP201を介して送信する。
また、送信元であるPLC12または現場操作盤21が、図2(b)に示すように、ワンタイムパスワード、または予め設定された一定時間の間有効である一定時間サイクリック生成コードといった可変な識別コードを生成して、可変な識別コードを送信データに付加して送信してもよい。
受信側であるPLC21または現場操作盤21は、これらの識別コードが付加されたデータを受信し、受信データに付加された識別コードが、送信元データが付加した識別コードと一致するか否かを確認する。
このように、送信データに識別コードが付加されたことにより、無線通信によるデータ化け、他の通信との混信を抑制すること、及び他の通信から受信したデータの誤受信を避けることが可能となる。
また、受信側であるPLC21または現場操作盤21は、受信データに付加された識別コードが、送信元データが付加した識別コードと異なる場合は、無線経路32を介して送信されてくる送信データを受信不可とし、有線経路31を介して送信されてくる送信データを、後段(監視制御装置11または現場機器22)に送信することにより、監視制御システム1でのデータ送信のセキュリティ性を向上させることができる。
なお、本実施形態におけるRy盤13は、「有線通信部」の一例であり、無線AP101は、「無線通信部」の一例である。
(第2の実施形態)
図3は、第2の実施形態の監視制御システムの構成を示す図である。なお、図3において、図1と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図3に示す監視制御システム10aは、監視制御の対象となるプラント20aを制御する。なお、図3において、プラント20aは一つしか示していないが、プラント20aは複数個あってもよい。
監視制御部10aは、監視制御装置11aと、PLC12bと、Ry盤13と、無線AP401と、無線経路42と、無線AP402と、有線経路41とを有する。
監視制御システム10aでは、監視制御装置11aとPLC12aとの間が、有線経路41と、無線AP401、無線経路42、及び無線AP402とにより接続される。これにより、監視制御装置11aとPLC12aとの間で、制御情報、及び監視データが送受信される。また、Ry盤13と現場操作盤21との間は、有線経路31により接続され、制御情報、及び監視データが送受信される。
監視制御装置11aは、第1の実施形態での監視制御装置11と同様、PLC12aまたは無線AP401から送信されてくる監視データを、所定のプログラムにより処理し、処理結果を表示装置により操作者に表示する。また、監視制御装置11aは、操作者が入力装置から制御情報を入力することにより、同一の制御情報をPLC12a、及び無線AP401に対して送信する。
また、監視制御装置11aは、PLC12aから有線経路41を介して送信されてくる監視データと無線AP401から送信されてくる監視データとを比較し、比較結果が一致すれば、いずれか一方を監視データとして取得する。また、比較結果が一致しない場合、監視制御装置11aは、PLC12aから有線経路41を介して送信されてくる監視データを監視データとして取得する。
PLC12aは、有線経路41、及び無線AP402を介して送信されてくる制御情報を比較し、比較結果が一致すれば、いずれか一方の制御情報をRy盤13、及び有線経路31を介して現場操作盤21に対して送信する。また、比較結果が一致しない場合、PLC12aは、有線経路41から受信した制御情報をRy盤13、及び有線経路31を介して現場操作盤21に対して送信する。
また、PLC12aは、Ry盤13からの監視データを、有線通信と無線通信のそれぞれに適応した形式に変換して、有線経路41、及び無線AP402に対して送信する。
第2の実施形態の監視制御システム10aでは、監視制御装置11aが、PLC12aと有線経路41及び無線経路42により接続され、PLC12aから有線経路41、及び無線経路42により同一の監視データを取得し、PLC12aに対して無線及び有線により同一の制御情報を送信する。これにより、PLC12aと、監視制御装置11aとの間の伝送線を有線または無線のいずれか一方とした場合の、一方のデメリットを、他方のメリットで補うことができ、データ送信におけるセキュリティ性を向上させることができる。
なお、本実施形態におけるPLC12aは、「制御コントローラ」の一例である。
(第3の実施形態)
図4は、第3の実施形態の監視制御システムの構成を示す図である。なお、図4において、図1及び図3と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図4に示す監視制御システム10bは、監視制御の対象となるプラント20を制御する。なお、図4において、プラント20は一つしか示していないが、プラント20は複数個あってもよい。
監視制御部10bは、監視制御装置11aと、PLC12bと、Ry盤13と、無線AP401と、無線AP402と、無線AP101とを有する。また、プラント20は、現場操作盤21と、現場機器22とを有する。
監視制御システム10bでは、監視制御装置11aとPLC12bとの間が、第2の実施形態の監視制御システム10aと同様、有線経路41と、無線AP401、無線経路42、及び無線AP402とにより接続される。これにより、監視制御装置11aとPLC12bとの間で、制御情報、及び監視データが送受信される。また、PLC12aと現場操作盤21との間は、Ry盤13、及び有線経路31と、無線AP101、無線経路32、及び無線AP201とにより接続され、制御情報、及び監視データが送受信される。
PLC12bは、有線経路41、及び無線AP402を介して送信されてくる制御情報を比較し、比較結果が一致すれば、いずれか一方の制御情報をRy盤13、及び有線経路31を介して、或いは無線AP101、無線経路32、及び無線AP201を介して、現場操作盤21に対して送信する。また、比較結果が一致しない場合、PLC12bは、有線経路41から受信した制御情報をRy盤13、及び有線経路31を介して現場操作盤21に対して送信する。
また、PLC12bは、Ry盤13、及び無線AP101から送信されてくる監視データを比較し、比較結果が一致すれば、いずれか一方を監視制御装置11aに対して送信する。また、比較結果が一致しない場合、PLC12bは、Ry盤13から受信した監視データを監視制御装置11aに対して送信する。
第3の実施形態の監視制御システム10bでは、現場操作盤21と有線経路31及び無線経路32により接続され、現場操作盤21から有線経路31及び無線経路32により同一の監視データを取得し、現場操作盤21に対して無線及び有線により同一の制御情報を送信する。また、監視制御装置11aが、PLC12bと有線経路41、及び無線経路42により接続され、PLC12bから有線経路41、及び無線経路42により同一の監視データを取得し、PLC12bに対して無線及び有線により同一の制御情報を送信する。これにより、監視制御対象となる現場機器22と、監視制御装置11との間の伝送線、PLC12bと、監視制御装置11aとの間の伝送線を、それぞれ有線または無線のいずれか一方とした場合の、一方のデメリットを、他方のメリットで補うことができ、データ送信におけるセキュリティ性を向上させることができる。
なお、本実施形態におけるPLC12bは、「制御コントローラ」の一例である。
なお、第1の実施形態から第3の実施形態の各実施形態の変形例について、図5を参照して説明を行う。図5は、第1の実施形態の変形例を説明するための図である。なお、図5において、図1と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図5に示す監視制御システム10cは、監視制御の対象となるプラント20を制御する。監視制御システム10cは、監視制御装置11、PLC12cと、Ry盤13と、無線AP101と、無線AP101aとを有する。
図5に示す監視制御システム10cでは、PLC12cと現場操作盤21との間が、Ry盤13、有線経路31の他、無線AP101、無線経路32、及び無線AP201と、無線AP101a、無線経路32a、及び無線AP201との2つのルート(無線アクセスポイントの組)により接続され、制御情報、及び監視データが送受信される。なお、図5において、監視制御システム10c側の無線APとして、無線AP101と無線AP101aとの2つを図示しているが、監視制御システム10c側に設けられる無線APは3以上の複数個あってよい。また、監視制御対象であるプラント20側の無線APとして、1つの無線AP201を図示しているが、プラント20側の無線APは2以上の複数個あってよい。
このように、無線APをPLC12cに対してそれぞれ複数設け、無線AP201を現場操作盤21に対して1つ以上設けてよい。このように設けられた複数の無線APの組のうち、1つの無線APの組が、PLC12c、及び現場操作盤21により選択され、選択された無線APの組の間で監視データ及び制御情報が送受信される。例えば、無線AP101、無線経路32、及び無線AP201のルートが現在使用されているものとして、PLC12c、及び現場操作盤21は、データの送受信においてデータ化けなどが発生した場合、無線AP101a、無線経路32a、及び無線AP201のルートに伝送ルートを切り替える。
また、図6は、第1の実施形態の他の変形例を説明するための図である。図6に示す監視制御システムは、第1の実施形態の監視制御システム10を2個並列配置した構成を有する。なお、並列配置される監視制御システム10の個数は3以上であってもよい。以下、図6において、一方の監視制御システム10を監視制御システム10Lとし、他方を監視制御システム10Rとする。また、図6において、監視制御システム10Lを構成する各部には、図1に示す監視制御システム10を構成する各部の符号の末尾に「L」を付加し、その説明を適宜省略する。また、監視制御システム10Rを構成する各部には、図1に示す監視制御システム10を構成する各部の符号の末尾に「R」を付加し、その説明を適宜省略する。
図6に示すように、変形例の監視制御システムでは、PLC12Lと現場操作盤21Lとの間が、無線AP101L、無線経路32L、及び無線AP201Lと、無線AP101L、無線経路32b、無線AP201R、及び有線経路31aとの2つのルートにより接続され、制御情報、及び監視データが送受信される。また、PLC12Rと現場操作盤21Rとの間が、無線AP101R、無線経路32R、及び無線AP201Rと、無線AP101R、無線経路32c、無線AP201L、及び有線経路31aとの2つのルートにより接続され、制御情報、及び監視データが送受信される。
このように、無線APの組を、並列配置された監視制御システムに対して複数設ける。このように設けられた複数の無線APの組のうち、1つの無線APの組が、PLC12L、及び現場操作盤21L、または、PLC12R、及び現場操作盤21Rのいずれか一方により選択され、選択された無線APの組の間で監視データ及び制御情報が送受信される。例えば、無線AP101L、無線経路32L、及び無線AP201Lのルートが現在使用されているとして、PLC12L、及び現場操作盤21Lは、無線AP201Lの故障などが発生した場合、無線AP101L、無線経路32b、無線AP201R、及び有線経路31aのルートに伝送ルートを切り替える。また、PLC12R、及び現場操作盤21Rは、無線AP201Rの故障などが発生した場合、無線AP101R、無線経路32c、無線AP201L、及び有線経路31aのルートに伝送ルートを切り替える。
なお、図7は、図5、及び図6に示す変形例での無線APの組の選択処理を説明するためのフローチャートである。ここでは、図6に示す監視制御システムでの無線APの組の選択処理について説明する。なお、無線AP101L、無線経路32L、及び無線AP201Lのルートが現在使用されている伝送ルート(通常の伝送ルート)とし、無線AP101L、無線経路32b、無線AP201R、及び有線経路31aのルート(他の伝送ルート)に伝送ルートを切り替える例について説明する。
受信側であるPLC21または現場操作盤21は、識別コードが付加されたデータを受信し、受信データに付加された識別コードが、送信元データが付加した識別コードと一致するか否かを比較する(ステップST1)。
PLC21または現場操作盤21は、識別コードが一致する場合(ステップST2−Yes)、通常の伝送ルートを選択する(ステップST3)。一方、識別コードが一致しない場合(ステップST2−No)、他の伝送ルートを選択する(ステップST4)。
このように、送信データに識別コードが付加されたことにより、無線通信によるデータ化け、他の通信との混信を抑制すること、及び他の通信から受信したデータの誤受信を避けることが可能となる。
また、第2の実施形態、第3の実施形態においても、送信側の無線AP、無線、及び受信側の無線APの構成を、次のようにすることができる。すなわち、第2の実施形態の監視制御システム10aでは、上述した変形例での説明の様に、無線AP401を監視制御装置11aに対して複数設け、無線AP402をPLC12aに対して1つ以上設ける。このように設けられた複数の無線APの組のうち、1つの無線APの組が、監視制御装置11a、及びPLC12aにより選択され、選択された無線APの組の間で監視データ及び制御情報が送受信される構成としてよい。
また、第3の実施形態の監視制御システム10bでは、上述した変形例での説明の様に、無線AP101をPLC12bに対してそれぞれ複数設け、無線AP201を現場操作盤21に対して1つ以上設ける。このように設けられた複数の無線APの組のうち、1つの無線APの組が、PLC12b、及び現場操作盤21により選択され、選択された無線APの組の間で監視データ及び制御情報が送受信される構成としてよい。或いは、第3の実施形態の監視制御システム10bでは、上述した他の変形例での説明の様に、監視制御システム10bを並列配置し、一方の監視制御システム10bのPLC12b、及び他方の監視制御システム10bのPLC12bと、一方の監視制御システム10bの現場操作盤21、及び他方の監視制御システム10bの現場操作盤21との間に、複数の無線APの組を設ける。このように設けられた複数の無線APの組のうち、1つの無線APの組が、一方の監視制御システム1bのPLC12b、及び現場操作盤21により選択され、選択された無線APの組の間で監視データ及び制御情報が送受信される構成としてよい。
以上説明した変形例の構成によれば、現在使用している無線APの一つの組で、データ混信などの問題が発生した場合であっても、他の正常な無線APの組に切り替えることができるので、データ送信のセキュリティ性を向上させることができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、外部装置(現場機器)において測定された測定情報に基づく情報を、外部装置から有線通信により取得する有線通信部と、有線通信部が取得する情報と同一の情報を、外部装置から無線通信により取得する無線通信部と、外部装置が機器を制御するための制御情報を、有線通信と無線通信により並行して外部装置に送信するように有線通信部および無線通信部を制御する監視制御装置とを持つことにより、有線または無線のいずれか一方とした場合の一方のデメリットを他方のメリットで補うことができ、データ送信におけるセキュリティ性を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10,10a,10b,10c,10L,10R…監視制御システム、11,11a,11L,11R…監視制御装置、12,12a,12b,12c,12L,12R…PLC、13,13L,13R…Ry盤、20,20a,20L,20R…プラント、21,21L,21R…現場操作盤、22,22L,22R…現場機器、31,31L,31R,31a,41…有線経路、32,32a,32L,32R,42…無線経路、101,101a,101L,101R,201,201L,201R,401,402…無線AP

Claims (6)

  1. 外部装置において測定された測定情報に基づく一の情報を、外部装置から有線通信により取得する有線通信部と、
    前記有線通信部が取得する前記一の情報と同一の情報を、前記外部装置から無線通信により取得する無線通信部と、
    前記外部装置が機器を制御するための制御情報を、有線通信と無線通信により並行して前記外部装置に送信するように前記有線通信部および前記無線通信部を制御する監視制御装置と、
    前記有線通信部又は前記無線通信部によって取得された前記一の情報を前記監視制御装置に送信する制御コントローラと、
    を備え、
    前記制御コントローラは、前記有線通信部が取得した前記一の情報と前記無線通信部が取得した前記一の情報とを比較し、両者が一致する場合にはいずれか一方の情報を前記監視制御装置に送信し、両者が一致しない場合には前記有線通信部が取得した前記一の情報を前記監視制御装置に送信する、
    監視制御システム。
  2. 外部装置において測定された測定情報に基づく一の情報を前記外部装置から受信すると共に、前記外部装置が機器を制御するための制御情報を前記外部装置に送信する制御コントローラであって、前記外部装置から受信した前記一の情報を有線通信と無線通信のそれぞれに適応した形式に変換して、有線通信と無線通信により並行して監視制御装置に送信する制御コントローラと、
    前記制御コントローラが前記外部装置に送信する制御情報を、有線通信と無線通信により並行して前記制御コントローラに送信する前記監視制御装置と、
    を備え、
    前記制御コントローラは、有線通信によって受信された前記制御情報と無線通信によって受信された前記制御情報とを比較し、両者が一致する場合にはいずれか一方の制御情報を前記外部装置に送信し、両者が一致しない場合には有線通信によって受信された前記制御情報を前記外部装置に送信する、
    監視制御システム。
  3. 前記制御コントローラは、前記外部装置から前記測定情報に基づく同一の情報を、有線通信および無線通信により並行して受信すると共に、前記外部装置が機器を制御するための制御情報を、有線通信および無線通信により並行して送信する、
    請求項2に記載の監視制御システム。
  4. 前記無線通信において送受信される情報には、固定の送信元識別コードまたは予め設定された時間でコードが変更する送信元識別コードが付加される、
    請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の監視制御システム。
  5. 前記無線通信において、受信データに付加された前記送信元識別コードが、送信元が付加した送信元識別コードと一致するか否かに基づいて、複数の無線通信部の組のうちから1つの無線通信部の組が選択されて、選択された無線通信部の組の間で情報が送受信される、
    請求項4に記載の監視制御システム。
  6. 外部装置において測定された測定情報に基づく一の情報を、外部装置から有線通信により取得する有線通信部と、
    前記有線通信部が取得する前記一の情報と同一の情報を、前記外部装置から無線通信により取得する無線通信部と、
    前記外部装置が機器を制御するための制御情報を、有線通信と無線通信により並行して前記外部装置に送信するように前記有線通信部および前記無線通信部を制御する監視制御装置と、を備える監視制御システムの制御方法であって、
    前記無線通信において、受信データに付加された前記送信元識別コードが、送信元が付加した送信元識別コードと一致するか否かに基づいて、前記外部装置が備える複数の無線通信部のうちの1つと、前記監視制御システムが備える複数の無線通信部のうちの1つとからなる複数の組のうちから1つの無線通信部の組を選択し、
    前記選択された無線通信部の組の間で情報を送受信する、
    監視制御システムの制御方法。
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