JP6262001B2 - 監視制御システム、及び監視制御システムの制御方法 - Google Patents
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Description
図1は、第1の実施形態の監視制御システムの構成を示す図である。図1に示す監視制御システム10は、監視制御の対象となるプラント20を制御する。なお、図1において、プラント20は一つしか示していないが、プラント20は複数個あってもよい。
監視制御システム10は、監視制御装置11、プログラマブルロジックコントローラ(制御コントローラ;以下、PLCと略す)12と、リレー盤(以下、Ry盤と略す)13と、無線アクセスポイント(以下、無線APと略す)101とを有する。また、プラント20は、現場操作盤21と、現場機器22(測定部)と、無線AP201とを有する。
また、PLC12は、Ry盤13、及び無線AP101から送信されてくる監視データを比較し、比較結果が一致すれば、いずれか一方を監視制御装置11に対して送信する。また、比較結果が一致しない場合、有線経路31によるデータ送信が無線経路32によるデータ送信に比べてセキュリィティ性の点で優れているので、PLC12は、Ry盤13から受信した監視データを監視制御装置11に対して送信する。
無線AP101とプラント20の無線AP201とは、無線経路32により接続される。無線AP101は、PLC12から受信した制御情報を、無線AP201に対して送信する。無線AP201は、無線AP101から送信されてきた制御情報を現場操作盤21に対して送信する。また、無線AP101は、現場操作盤21から無線AP201を介して送信されてくる監視データをPLC12に対して送信する。
また、現場操作盤21は、現場機器22から受信した監視データを、有線経路31、及び無線AP201に対して送信する。
例えば、プラント20が上下水道設備であり、制御情報の送信により浸水などの危険な状況を発生させる可能性がある場合、上述の様に、PLC12、及び現場操作盤21において、有線経路31、及び無線経路32による送受信データを相互にチェックする構成としている。これにより、本実施形態の監視制御システム1は、制御情報、及び監視データの重要度が高いものに適用できる。
こうした場合、実施形態の監視制御システム1を、次のような構成とすることで、PLC12は、無線AP101から監視データを正常に受信し、受信した監視データを監視制御装置11に対して送信することができる。すなわち、無線AP101、及び無線AP201を電池などのバッテリーで駆動する構成にし、外部からの電源供給がなくても動作可能とする。また、有線経路31を使用できない場合、現場操作盤21が有線経路31へ監視データを送信しないように、PLC12が無線AP201に送信する制御情報に、有線経路31へ監視データを送信しないことを表す情報を付加してもよい。また、PLC12が、有線経路31へ制御情報を送信せず、無線AP101のみを介して制御情報を送信してもよい。
また、送信元であるPLC12または現場操作盤21が、図2(b)に示すように、ワンタイムパスワード、または予め設定された一定時間の間有効である一定時間サイクリック生成コードといった可変な識別コードを生成して、可変な識別コードを送信データに付加して送信してもよい。
このように、送信データに識別コードが付加されたことにより、無線通信によるデータ化け、他の通信との混信を抑制すること、及び他の通信から受信したデータの誤受信を避けることが可能となる。
また、受信側であるPLC21または現場操作盤21は、受信データに付加された識別コードが、送信元データが付加した識別コードと異なる場合は、無線経路32を介して送信されてくる送信データを受信不可とし、有線経路31を介して送信されてくる送信データを、後段(監視制御装置11または現場機器22)に送信することにより、監視制御システム1でのデータ送信のセキュリティ性を向上させることができる。
図3は、第2の実施形態の監視制御システムの構成を示す図である。なお、図3において、図1と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図3に示す監視制御システム10aは、監視制御の対象となるプラント20aを制御する。なお、図3において、プラント20aは一つしか示していないが、プラント20aは複数個あってもよい。
監視制御部10aは、監視制御装置11aと、PLC12bと、Ry盤13と、無線AP401と、無線経路42と、無線AP402と、有線経路41とを有する。
監視制御装置11aは、第1の実施形態での監視制御装置11と同様、PLC12aまたは無線AP401から送信されてくる監視データを、所定のプログラムにより処理し、処理結果を表示装置により操作者に表示する。また、監視制御装置11aは、操作者が入力装置から制御情報を入力することにより、同一の制御情報をPLC12a、及び無線AP401に対して送信する。
また、監視制御装置11aは、PLC12aから有線経路41を介して送信されてくる監視データと無線AP401から送信されてくる監視データとを比較し、比較結果が一致すれば、いずれか一方を監視データとして取得する。また、比較結果が一致しない場合、監視制御装置11aは、PLC12aから有線経路41を介して送信されてくる監視データを監視データとして取得する。
また、PLC12aは、Ry盤13からの監視データを、有線通信と無線通信のそれぞれに適応した形式に変換して、有線経路41、及び無線AP402に対して送信する。
図4は、第3の実施形態の監視制御システムの構成を示す図である。なお、図4において、図1及び図3と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図4に示す監視制御システム10bは、監視制御の対象となるプラント20を制御する。なお、図4において、プラント20は一つしか示していないが、プラント20は複数個あってもよい。
監視制御部10bは、監視制御装置11aと、PLC12bと、Ry盤13と、無線AP401と、無線AP402と、無線AP101とを有する。また、プラント20は、現場操作盤21と、現場機器22とを有する。
また、PLC12bは、Ry盤13、及び無線AP101から送信されてくる監視データを比較し、比較結果が一致すれば、いずれか一方を監視制御装置11aに対して送信する。また、比較結果が一致しない場合、PLC12bは、Ry盤13から受信した監視データを監視制御装置11aに対して送信する。
図5に示す監視制御システム10cでは、PLC12cと現場操作盤21との間が、Ry盤13、有線経路31の他、無線AP101、無線経路32、及び無線AP201と、無線AP101a、無線経路32a、及び無線AP201との2つのルート(無線アクセスポイントの組)により接続され、制御情報、及び監視データが送受信される。なお、図5において、監視制御システム10c側の無線APとして、無線AP101と無線AP101aとの2つを図示しているが、監視制御システム10c側に設けられる無線APは3以上の複数個あってよい。また、監視制御対象であるプラント20側の無線APとして、1つの無線AP201を図示しているが、プラント20側の無線APは2以上の複数個あってよい。
このように、無線APの組を、並列配置された監視制御システムに対して複数設ける。このように設けられた複数の無線APの組のうち、1つの無線APの組が、PLC12L、及び現場操作盤21L、または、PLC12R、及び現場操作盤21Rのいずれか一方により選択され、選択された無線APの組の間で監視データ及び制御情報が送受信される。例えば、無線AP101L、無線経路32L、及び無線AP201Lのルートが現在使用されているとして、PLC12L、及び現場操作盤21Lは、無線AP201Lの故障などが発生した場合、無線AP101L、無線経路32b、無線AP201R、及び有線経路31aのルートに伝送ルートを切り替える。また、PLC12R、及び現場操作盤21Rは、無線AP201Rの故障などが発生した場合、無線AP101R、無線経路32c、無線AP201L、及び有線経路31aのルートに伝送ルートを切り替える。
PLC21または現場操作盤21は、識別コードが一致する場合(ステップST2−Yes)、通常の伝送ルートを選択する(ステップST3)。一方、識別コードが一致しない場合(ステップST2−No)、他の伝送ルートを選択する(ステップST4)。
このように、送信データに識別コードが付加されたことにより、無線通信によるデータ化け、他の通信との混信を抑制すること、及び他の通信から受信したデータの誤受信を避けることが可能となる。
Claims (6)
- 外部装置において測定された測定情報に基づく一の情報を、外部装置から有線通信により取得する有線通信部と、
前記有線通信部が取得する前記一の情報と同一の情報を、前記外部装置から無線通信により取得する無線通信部と、
前記外部装置が機器を制御するための制御情報を、有線通信と無線通信により並行して前記外部装置に送信するように前記有線通信部および前記無線通信部を制御する監視制御装置と、
前記有線通信部又は前記無線通信部によって取得された前記一の情報を前記監視制御装置に送信する制御コントローラと、
を備え、
前記制御コントローラは、前記有線通信部が取得した前記一の情報と前記無線通信部が取得した前記一の情報とを比較し、両者が一致する場合にはいずれか一方の情報を前記監視制御装置に送信し、両者が一致しない場合には前記有線通信部が取得した前記一の情報を前記監視制御装置に送信する、
監視制御システム。 - 外部装置において測定された測定情報に基づく一の情報を前記外部装置から受信すると共に、前記外部装置が機器を制御するための制御情報を前記外部装置に送信する制御コントローラであって、前記外部装置から受信した前記一の情報を有線通信と無線通信のそれぞれに適応した形式に変換して、有線通信と無線通信により並行して監視制御装置に送信する制御コントローラと、
前記制御コントローラが前記外部装置に送信する制御情報を、有線通信と無線通信により並行して前記制御コントローラに送信する前記監視制御装置と、
を備え、
前記制御コントローラは、有線通信によって受信された前記制御情報と無線通信によって受信された前記制御情報とを比較し、両者が一致する場合にはいずれか一方の制御情報を前記外部装置に送信し、両者が一致しない場合には有線通信によって受信された前記制御情報を前記外部装置に送信する、
監視制御システム。 - 前記制御コントローラは、前記外部装置から前記測定情報に基づく同一の情報を、有線通信および無線通信により並行して受信すると共に、前記外部装置が機器を制御するための制御情報を、有線通信および無線通信により並行して送信する、
請求項2に記載の監視制御システム。 - 前記無線通信において送受信される情報には、固定の送信元識別コードまたは予め設定された時間でコードが変更する送信元識別コードが付加される、
請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の監視制御システム。 - 前記無線通信において、受信データに付加された前記送信元識別コードが、送信元が付加した送信元識別コードと一致するか否かに基づいて、複数の無線通信部の組のうちから1つの無線通信部の組が選択されて、選択された無線通信部の組の間で情報が送受信される、
請求項4に記載の監視制御システム。 - 外部装置において測定された測定情報に基づく一の情報を、外部装置から有線通信により取得する有線通信部と、
前記有線通信部が取得する前記一の情報と同一の情報を、前記外部装置から無線通信により取得する無線通信部と、
前記外部装置が機器を制御するための制御情報を、有線通信と無線通信により並行して前記外部装置に送信するように前記有線通信部および前記無線通信部を制御する監視制御装置と、を備える監視制御システムの制御方法であって、
前記無線通信において、受信データに付加された前記送信元識別コードが、送信元が付加した送信元識別コードと一致するか否かに基づいて、前記外部装置が備える複数の無線通信部のうちの1つと、前記監視制御システムが備える複数の無線通信部のうちの1つとからなる複数の組のうちから1つの無線通信部の組を選択し、
前記選択された無線通信部の組の間で情報を送受信する、
監視制御システムの制御方法。
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JP2014018775A JP6262001B2 (ja) | 2014-02-03 | 2014-02-03 | 監視制御システム、及び監視制御システムの制御方法 |
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