JP6261320B2 - 印刷装置、及び印刷装置の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置でもある印刷装置及び印刷装置の制御方法に関するものである。
従来より画像形成装置等の情報処理装置では、ユーザに対して使用の可否を制御するための認証機能が提供されてきた。その方法の一つとして、RFID(Radio Frequency IDentification)タグを利用したものがある。この方法は、タグリーダー/ライターを備える画像形成装置において、接近してきたRFIDタグが埋め込まれたICカードから情報を読み出し、その情報に基づいて認証を行うものである。
しかし、この方法では、リーダー/ライターを動作させるために電力が必要である。このため、機器を省電力状態にする際に、リーダー/ライターに電源供給しなければ認証機能が動作しなくなり、一方、リーダー/ライターに電源供給すると十分な省電力状態にならない、という問題がある。
一方で近年、RFIDと互換性を持つ近距離無線通信手段(または非接触通信手段ともいう)の一つであるNFCと呼ばれる技術がスマートフォンやタブレットPCといった携帯端末に実装され始めている。なお、NFCは、Near Field Communicationを示す。
NFCの仕様には3つの動作モードが規定されている。1つ目は、リーダー/ライターモードであり、先のタグリーダー/ライターと同等の動作を実施することができる。2つ目は、カードエミュレーションモードであり、先のRFIDタグと同等の動作を実施することができる。3つ目は、ピアツーピアモードであり、NFCを介して様々なデータの送受信が可能である。また、NFCでは、これらのモードを切り替えながら動作を行うことも可能である。
上述した機器が省電力状態の際にリーダー/ライターを使用する場合の問題を、このNFCの動作モードの切り替えで補う技術が提案されている(特許文献1)。特許文献1では、非接触通信デバイスは、装置から電源供給されていればリーダー/ライターモードで動作し、電池から電源供給されていればカードエミュレーションモードで動作する。そして、カードエミュレーションモードで動作中は、装置に関する情報を通信相手に送出する。これにより、省電力状態でも何らかの情報を通信相手に伝えることができる。
特開2011−60046号公報
しかし、上記従来の技術では、通信相手に伝わるのは機器の情報だけであり、装置が省電力状態でユーザがログインして使用しようとした場合、省電力状態から復帰するために、復帰の操作を行う必要がある。さらに、復帰後に認証を行うために再度、携帯端末を機器に翳す必要があり、利便性に欠ける。また、携帯端末においては、カードエミュレーションモードとリーダー/ライターモードのどちらで通信したらいいか一意に決まらないため、ユーザにとって煩雑となり、ユーザの操作時間の増大につながってしまう。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、情報処理装置が省電力状態であってもユーザは携帯端末を一度だけ翳すだけでユーザ認証でき、省電力とユーザの利便性を向上させる仕組みを提供することである。
本発明は、印刷装置であって、ワイヤレスで電力を供給することが可能な携帯端末と近距離無線通信が可能な通信手段と、前記携帯端末から取得したデータを記憶する記憶手段と、認証を行う認証手段と、前記認証手段への電力供給を制御する電力制御手段と、を備え、前記通信手段は、前記携帯端末から電力が供給され、前記携帯端末から認証データを受信して、前記記憶手段に受信した前記認証データを記憶し、前記電力制御手段は、前記通信手段からの所定の指示に従って、電力の供給が遮断された前記認証手段に電力が供給されるよう制御し、前記認証手段は、前記記憶手段に記憶された前記認証データを使って認証処理を行う、ことを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置が省電力状態であってもユーザは携帯端末を一度だけ翳すだけでユーザ認証でき、省電力とユーザの利便性を向上させることができる。
本発明の情報処理システムの全体構成を例示する図。 画像形成装置の構成を例示するブロック図。 画像形成装置の省電力状態における電力供給状態を例示する図。 画像形成装置の動作を例示するフローチャート。 携帯端末の画面表示例を示す図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す情報処理装置を適用可能な情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。
本情報処理システムは、画像形成装置100、パーソナルコンピュータ200、携帯端末300、ローカルエリアネットワーク600を有する。
画像形成装置100は、コピー機能、プリント機能、スキャン機能を有しており、更に、これらの機能を使用するユーザの認証機能も具備している。携帯端末300には、ユーザのID情報が記録されており、これを使用してユーザの認証を行う。
画像形成装置100は、NFC通信700を介して、携帯端末300が有するユーザのID情報を受信し、画像形成装置100内に保持された認証用データベース(不図示)に基づいてユーザ認証を行う。なお、NFC通信700は、NFC(Near Field Communication)規格の通信を示す。
また、ここでは画像形成装置100が認証用データベースを保持してユーザ認証を行う構成を示した。しかし、画像形成装置100がユーザ認証をサーバ(不図示)に依頼する構成であってもよい。即ち、別途、ユーザのID情報を保持して認証処理を行うサーバ(不図示)を用意し、画像形成装置100がローカルエリアネットワーク600を介して該サーバにID情報を送信して、該サーバが認証処理を実施する構成でもよい。
パーソナルコンピュータ200は、画像形成装置100に印刷ジョブを送信する。また、パーソナルコンピュータ200は、画像形成装置100が電子化したデータを参照することができる。携帯端末300は、NFC通信機能等を具備した持ち運び可能な情報処理端末であり、スマートフォンやタブレットPC等がこれにあたる。
携帯端末300は、NFC通信700を介して画像形成装置100との通信を行うことができる。携帯端末300と画像形成装置100との間の通信で送受信される情報としては、IPアドレス、ユーザのID情報等が挙げられる。ローカルエリアネットワーク600は、イーサネット(登録商標)等で実現されるネットワークである。画像形成装置100、パーソナルコンピュータ200は、ローカルエリアネットワーク600を介して接続されている。
図2Aは、画像形成装置100の構成の一例を示すブロック図である。
図2Bは、画像形成装置の省電力状態における電力供給状態を例示する図である。
CPU101は、画像形成装置100全体を制御する中央演算ユニットである。RAM102は、CPU101で実行されるプログラムを展開するメモリである。また、RAM102は、CPU101が演算に用いるデータを一時的に格納するためのワークメモリでもある。
ROM103は、画像形成装置100の起動に用いるプログラムが格納されており、主に画像形成装置100の起動の際に使用される。HDD104は、画像形成装置100の制御に関するソフトウェアや各種設定、保存された文書等を格納するハードディスクドライブである。なお、HDDの代わりにSSD(Solid State Drive)等の他の記憶装置を備えていても良い。
操作部120は、画像形成装置100とユーザ間での情報の入出力を行うためのユーザインタフェースである。操作部I/F105は、操作部120に対するインタフェースであり、操作部120に入力および出力したいデータを中継する。ネットワークI/F106は、ローカルエリアネットワーク600を介して外部機器とのデータの送受信を行うためのインタフェースである。
NFC通信部124は、携帯端末300とNFC通信700を行う、NFC規格に基づく通信部である。即ち、NFC通信部124は、RFID(Radio Frequency IDentification)と互換性を持つ近距離無線通信部(または非接触通信部)である。NFC通信部124は、NFC制御部107、アンテナ108、フラッシュROM127を有する。以下、NFC通信部124について説明する。
NFC制御部107は、NFC通信700を行うための制御を行う。アンテナ108は、NFC通信700を行うためのアンテナであり、外部機器(例えば携帯端末300)との間で、NFC通信700で発生する電波の送受信を行う。
フラッシュROM127は、NFC制御部107に接続され、NFC制御部107で取り扱われるデータの一時保持に使用される。本実施例の画像形成装置100は、NFC制御部107で取り扱われるデータの一時保持にフラッシュROM127を使用するが、これに限るものではなく、他の不揮発性メモリや電池とSRAMとの組み合わせも適用可能である。
電源制御部125は、画像形成装置100の電源供給状態を制御するブロックであり、ユーザによる電源スイッチ150の操作により電源の制御を行う。電源制御部125は、電源スイッチ150による電源オフの操作を検出することが可能であり、検出した結果を電源オフ要求としてCPU101に通知することができる。電源部126は、画像形成装置100に対して供給される交流電源を直流電源に変換するものであり、電源制御部125の指示により変換動作をオフ/オンする。
また、電源制御部125は、少なくとも通常電力状態と、通常電力状態よりも省電力な省電力状態とを切り替えて制御する。通常電力状態では、図2Aに記載される各ブロックに電力が供給されている。なお、省電力状態では、例えば図2Bに示すように、画像形成装置100の必要最低限な箇所のみに電力を供給する。例えば、RAM102、ネットワークI/F106、電源制御部125等のみに電力を供給するものとする。
CPU101は、例えば、パーソナルコンピュータ200からローカルエリアネットワーク600を介して電源オフ要求を受けると、シャットダウン処理を実行するとともに、画像形成装置100がリモートで電源断状態に移行することを示す情報を、NFC制御部107を介してフラッシュROM127に格納する。また、CPU101は、タイマ制御によってシャットダウン処理を実行する場合、画像形成装置100がタイマ制御で電源断状態に移行することを示す情報を、NFC制御部107を介してフラッシュROM127に格納する。また、CPU101は、電源スイッチ150がオフ状態にされたことによってシャットダウン処理を実行する場合、画像形成装置100が電源スイッチ150の操作で電源断状態に移行することを示す情報を、NFC制御部107を介してフラッシュROM127に格納する。また、電源スイッチ150による電源オンの操作により画像形成装置100が起動した場合、CPU101は、画像形成装置100が通常の電源状態に移行したことを示す情報を、NFC制御部107を介してフラッシュROM127に格納する。また、CPU101は、省電力状態に移行する場合に、画像形成装置100が省電力状態に移行することを示す情報を、NFC制御部107を介してフラッシュROM127に格納する。さらに、画像形成装置100が省電力状態から通常の電源状態に復帰した場合、CPU101は、画像形成装置100が通常の電源状態に復帰したことを示す情報を、NFC制御部107を介してフラッシュROM127に格納する。即ち、CPU101は、画像形成装置100の電力状態の遷移に応じて、画像形成装置100の電力状態を示す情報をフラッシュROM127に格納する。
また、CPU101は、画像形成装置100でエラーや警告が発生した場合、該エラーや警告の内容を示す情報をフラッシュROM127に格納するようにしてもよい。この構成の場合、該エラーや警告が解除されると、CPU101は、該フラッシュROM127に格納されたエラーや警告の内容を示す情報をフラッシュROM127から削除する。
CPU101、RAM102、ROM103、HDD104、操作部I/F105、ネットワークI/F106、NFC制御部107および電源制御部125は、システムバス114を介して接続されている。イメージバスI/F109は、システムバス114と、画像処理を担当する各ブロックを接続している画像バス115との中継、データ構造の変換を担う。
画像バス115には、RIP110、デバイスI/F111、プリンタ画像処理部112、スキャナ画像処理部113が接続されている。RIP110は、ラスタイメージプロセッサ(RIP)であり、ページ記述言語(PDL)コードやディスプレイリストをビットマップイメージに変換する。
デバイスI/F部111は、スキャナ部130やプリンタ部140と画像バス115を接続するインタフェースである。デバイスI/F111は、スキャナ部130から受信した画像データ116を画像バス115に送信するためのタイミング調整と、画像バス115からプリンタ部140への画像データ117を送信するためのタイミング調整を行う。
スキャナ画像処理部113は、スキャナ部130から入力された画像データに対し、画像形成装置100に応じた補正、解像度変換等の処理を行う。プリンタ画像処理部112は、プリント出力する画像データに対し、プリンタ部140のプリントエンジンに応じた補正、解像度変換等の処理を行う。
NFC通信部124は、カードエミュレーションモード、リーダー/ライターモード、ピアツーピアモードで動作可能である。カードエミュレーションモードでは、NFC通信部124はRFIDタグと同等の動作を行い、非接触ICカードとしての役割を代替する。リーダー/ライターモードでは、NFC通信部124はタグリーダー/ライターと同等の動作を行い、接近してきたRFIDタグ(NFC規格に対応したタグ)から情報の読み出し及び書き込みを行うことが可能である。ピアツーピアモードでは、NFC通信部124は他のNFCと様々なデータの送受信が可能である。
なお、リーダー/ライターモード及びピアツーピアモードでは、NFC通信部124は電源部126から供給される電力で動作する。また、カードエミュレーションモードでは、NFC通信部124はタグリーダー/ライターからの電波による電力で動作する。よって、カードエミュレーションモードでは、NFC通信部124は、画像形成装置100の電源スイッチ150がオフされた状態(画像形成装置100が電源断状態)であっても、動作可能である。また、画像形成装置100が省電力状態(スリープ状態)においてNFC通信部124に電力を供給しなくても、カードエミュレーションモードのNFC通信部124は動作可能である。このように、カードエミュレーションモードでは、リーダー/ライターモード及びピアツーピアモードに比べて省電力を実現することができる。
次に、本実施例の特徴的な動作である、NFCを使用したユーザ認証処理について、図3、図4を使用して説明する。
図3は、画像形成装置100の動作の一例を示すフローチャートであり、特にNFCを使用したユーザ認証処理に対応する。なお、S301〜S305及びS308〜S309の処理は、NFC制御部107がNFC制御部107内の不図示のROM又はフラッシュROM127等に格納されてプログラムを実行することにより実現される。また、S306〜S307及びS310の処理は、CPU101がROM103又はHDD104等に格納されてプログラムを実行することにより実現される。
図4は、携帯端末300の画面表示例を示す図である。なお、図4に示す画面は、携帯端末300の不図示のCPUがROMに格納されるプログラムを実行することにより表示制御されるものである。
画像形成装置100の起動時等に、CPU101が、NFC制御部107にカードエミュレーションモードを指示する。この指示に応じて、NFC制御部107は、動作モードをカードエミュレーションモードに固定して待機する。NFC制御部107は、カードエミュレーションモードで、携帯端末300からの電波を受けると、携帯端末300からの電波による電力で動作し、処理を開始する。一方、ユーザは携帯端末300を操作し、画像形成装置100にログインをするためのアプリケーションを稼働させる。該稼働したアプリケーションは、携帯端末300内のNFCをリーダー/ライターモードとする。また、該アプリケーションは、携帯端末300の表示部に、図4の画面401に示すような表示を行い、ユーザに画像形成装置100のNFC通信部124へ携帯端末300をタッチさせる(「近接させる」又は「翳す」ともいう)ことを促す。
なお、画面401に表示されるメッセージは、携帯端末300を画像形成装置100のNFC通信部124にタッチさせる(翳す)ことにより、画像形成装置100にログイン可能であることを、ユーザに通知するものであれば、どのようなものであってもよい。例えば、携帯端末300を画像形成装置100のNFC通信部124にタッチさせて(翳して)ログインする動作を示すイラストや動画等を画面401に表示してもよい。
携帯端末300とアンテナ108が十分に接近すると、携帯端末300からの電波による電力でNFC制御部107が駆動する。駆動と同時に、携帯端末300は、NFC通信700を介して携帯端末300から送出される認証コマンドを受信する(S301)。
NFC制御部107は、上記S301で認証コマンドを受信すると、フラッシュROM127に保持されている電源状態を参照し、画像形成装置100が電源断状態かどうかを判定する(S302)。画像形成装置100が電源断状態であると判定した場合(S302でYesの場合)、NFC制御部107は、画像形成装置100が電源断状態であることを、NFC通信700を介して携帯端末300に送出する(S304)。この情報を受け取った携帯端末300では、アプリケーションが画面402を表示し、ユーザに画像形成装置100の電源スイッチ150のON操作(画像形成装置100への電源投入)を促す。画面402の表示も、ユーザに画像形成装置100の電源スイッチ150のON操作を促すものであれば、どのようなものでもよい。例えば、画面402−2のように「プリンタの電源がリモート操作によってオフされました プリンタの電源を入れて下さい」、画面402−3のように「プリンタの電源がタイマによってオフされました プリンタの電源を入れて下さい」のように、画像形成装置100が、どのような要因で電源が切れたのかを示すメッセージを含めて表示するものでもよい。なお、上記S304の後、NFC制御部107は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、上記S302において、画像形成装置100が電源断状態でないと判定した場合(S302でNoの場合)、NFC制御部107は、上記S301で受信した認証コマンドに含まれる認証情報を、フラッシュROM127に保持させる(S303)。
次に、S305において、NFC制御部107は、画像形成装置100の電源状態が省電力状態かどうかを判定する。この判定は、除きS302で参照したフラッシュROM127に保持されている電源状態に基づいて行う。そして、画像形成装置100が省電力状態であると判定した場合(S305でYesの場合)、NFC制御部107は、画像形成装置100が省電力状態であることを、NFC通信700を介して携帯端末300に送出する(S308)。この情報を受け取った携帯端末300では、アプリケーションが画面403を表示し、ユーザにスリープ復帰処理が完了するまで待機を促す。画面403の表示も、ユーザにスリープ復帰処理が完了するまで待機を促すものであれば、どのようなものでもよい。
上記S308で携帯端末300に電源状態を送出後、NFC制御部107は、電源制御部125に省電力状態からの復帰を指示する(S309)。この指示により、電源制御部125は、画像形成装置100を省電力状態から復帰させる。復帰後、CPU101は、NFC制御部107を介してフラッシュROM127に保持されている認証情報を取得し、認証処理を行う(S310)。認証処理が完了するまで時間がかかるため、認証結果は携帯端末300に送出しなくてもよい(もちろん、送出する構成でもよい)。一方で、CPU101は、操作部120に対して、認証結果を反映させた表示を行う。
また、上記S305において、画像形成装置100が省電力状態でないと判定した場合(S305でNoの場合)、NFC制御部107は、通常の電源状態であると判断してCPU101に制御を渡す。CPU101は、上記S310と同一の認証処理を行う(S306)。さらに、CPU101は、上記S306の認証結果を、NFC通信700を介して携帯端末300に送出する。この情報を受け取った携帯端末300では、アプリケーションが画面404を表示し、ユーザに操作できる旨を伝える。画面404の表示も、ユーザに操作できる旨を伝えるものであれば、どのようなものでもよい。
なお、上述したS310やS307において認証処理を行った場合は、CPU101が、フラッシュROM127に保持されている認証情報を削除するようにしてもよい。
本実施例は、電源状態は、予めフラッシュROM127に保持されているものとしたが、これに限るものではなく、NFC制御部107が電源制御部125に対して、その都度、問い合わせる等の方法で取得してもよい。また、認証の方法や成功したか失敗したかによる動作の違いは、本発明では重要ではないため、詳細な説明は省略するが、認証に成功していれば、CPU101は、ユーザによる画像形成装置100の使用を許可する。一方、認証に失敗していれば、CPU101は、ユーザによる画像形成装置100の使用を拒否する制御を行う。
なお、フラッシュROM127に、画像形成装置100でエラーや警告が発生したことを示す情報が格納されている場合には、上記S304、S308及びS307等において、該エラーや警告が発生したことを示す情報も、携帯端末300に送信してもよい。
以上示したように、本実施例の画像形成装置100は、フラッシュROM127を有するNFC通信部124を搭載し、スマートフォン等の携帯端末300で認証する情報処理装置である。そして、NFC通信部124をカードエミュレーションモードで動作させ、省電力状態の時に携帯端末300から受信した認証情報をフラッシュROM127に保持し、省電力状態から復帰させ、復帰後にフラッシュROM127に保持しておいた認証情報で認証を行う。よって、画像形成装置100が省電力状態でも通常電力状態でも、ユーザは一貫して携帯端末を一度だけ翳すだけで、ユーザ認証を行うことが可能となり、ユーザの利便性を向上させることができる。また、画像形成装置100のNFC通信部124は、カードエミュレーションモードに固定されて待機する。これにより、携帯端末300のNFC通信部の動作モードもリーダー/ライターモードに一意に決まり、ユーザによる携帯端末300の操作時間の増大も防ぐことができる。よって、携帯端末300においても、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、上記各実施例では、NFC通信部を有する画像形成装置について説明したが、本発明は画像形成装置に限定されるものではなく、NFC通信部を有する情報処理装置であれば適用可能である。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 画像形成装置
107 NFC制御部
127 フラッシュROM
124 NFC通信部
300 携帯端末
700 NFC通信

Claims (11)

  1. 印刷装置であって、
    ワイヤレスで電力を供給することが可能な携帯端末と近距離無線通信が可能な通信手段と、
    前記携帯端末から取得したデータを記憶する記憶手段と、
    認証を行う認証手段と、
    前記認証手段への電力供給を制御する電力制御手段と、を備え、
    前記通信手段は、前記携帯端末から電力が供給され前記携帯端末から認証データを受信して前記記憶手段に受信した前記認証データを記憶し、
    前記電力制御手段は、前記通信手段からの所定の指示に従って電力の供給が遮断された前記認証手段に電力が供給されるよう制御し
    前記認証手段は、前記記憶手段に記憶された前記認証データを使って認証処理を行う、ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記通信手段は、リーダー/ライターモード、及び、カードエミュレーションモードで動作可能である、ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記通信手段は、前記認証手段への電力供給が遮断される省電力状態のときに、前記カードエミュレーションモードで動作する、ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記認証手段は、前記印刷装置のメインCPUである、ことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  5. 前記通信手段は、前記携帯端末にIPアドレスを送信する、ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の印刷装置。
  6. 前記通信手段は、前記携帯端末から出力された電波を受信するアンテナを有する、ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の印刷装置。
  7. 前記通信手段は、NFC(Near Field Communication)規格の通信を行う、ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の印刷装置。
  8. 認証用データベースをさらに備え、
    前記認証手段は、前記認証用データベースを参照して認証処理を行う、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の印刷装置。
  9. 外部の認証用データベースと通信可能であって、
    前記認証手段は、前記外部の認証用データベースを参照して認証処理を行う、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の印刷装置。
  10. 前記通信手段は、前記携帯端末に前記印刷装置の電力状態を示す情報を送信する、ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の印刷装置。
  11. 印刷装置の制御方法であって、
    ワイヤレスで電力を供給することが可能な携帯端末との近距離無線通信が可能な通信手段を通して前記携帯端末から電力を供給する工程と、
    前記携帯端末から認証データを受信して、受信した前記認証データを記憶手段に記憶する工程と
    前記通信手段からの所定の指示に従って電力の供給が遮断されている認証手段に電力を供給する工程と
    前記認証手段において前記記憶手段に記憶された前記認証データを使って認証を行う工程とを有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
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