JP2017028470A - 携帯端末からの原稿読み取りシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】他のユーザによって原稿を読み取られることなく、また原稿を持ち去られることなく、ネットワーク端末からの原稿読み取り指示を実行することが可能な原稿読み取りシステムを提供する。【解決手段】携帯端末300から画像形成装置100に対して原稿読み取り指示を与える場合、携帯端末と画像形成装置の接続確立時と原稿設置後に画像形成装置に対してユーザ情報をそれぞれ入力し、入力された2つのユーザ情報が一致した場合のみ原稿読み取りの実行を開始する。【効果】ユーザが原稿を設置する際にユーザ情報を入力することで原稿読み取りが実行されるため、原稿設置と原稿読み取り指示の間に原稿が持ちされる危険性を回避できる。【選択図】図1
Description
本発明は、複合機に無線接続された携帯端末からの原稿読み取りシステムに関する。
従来、スキャナ部を備えた複合機をネットワークに接続し、ネットワークに接続されたPC、またはスマートフォンやタブレットPCといった携帯端末等のネットワーク端末から原稿読み取り指示を実行させることが行われている。
このような原稿読み取りシステムにおいて、携帯端末で動作可能な専用アプリケーションを予めインストールしておくことで、携帯端末を複合機の操作部として使用し、複合機のスキャナ部に設置された原稿を読み取ることが可能である。
また、このような原稿読み取りシステムにおいて、原稿の読み取り指示は複合機の操作部と携帯端末のアプリケーションのどちらからも実行可能である。そのため、原稿の読み取りを行うためにユーザがスキャナ部に原稿を設置した後、原稿を設置したユーザとは別のユーザが携帯端末から原稿読み取り指示を行った場合、誤って原稿を読み取られてしまうといった課題がある。
このような課題を解決する為に、原稿設置時に複合機の操作部から入力されたIDと、ネットワーク端末に入力されたIDが一致した場合のみ、複合機が原稿の読み取りを開始するといった技術がある(特許文献1参照)。
上記の技術は、原稿を設置時に操作部からIDを入力した際に、ユーザが原稿設置した後にネットワーク端末から読取指示を出すまでの間に他のユーザによって原稿を持ち去られないようにするためのものである。そのために、原稿設置後にスキャナ部を物理的に施錠することでセキュリティ性を確保している。
しかしながら、ユーザによってネットワーク端末から原稿読み取り指示が実行されず、所定時間を経過すると自動的にスキャナ部が解錠され原稿が排出されてしまうため、原稿を他者に持ち去られてしまう可能性があるという課題があった。
上記の課題を解決するために、本発明に係る原稿読み取りシステムは、
ネットワークに接続可能な画像形成装置(100)と、携帯端末(300)により構成される原稿読み取りシステムであって、
前記画像形成装置(100)は、原稿を読み取る原稿読み取り手段(130)と、
前記原稿読み取り手段に原稿が設置されているかを検知する原稿検知手段(131)と、
前記画像形成装置100の情報を表示する表示手段(120)と
前記画像形成装置100を操作する操作手段(120)と
第1のユーザ情報および第2のユーザ情報を記憶する記憶手段(104)と、
前記第1のユーザ情報および前記第2のユーザ情報を比較し、一致するか判断するための比較手段(SA602/CPU101)と、
非接触な無線通信(700)を行う無線通信手段(107)とを備え、
前記携帯端末(300)は、非接触な無線通信(700)を行う無線通信手段(307)と
前記ユーザ情報を前記画像形成装置(100)に設定するためのユーザ情報入力手段(304)と
前記画像形成装置(100)の処理設定を行うための設定手段(304/CPU301)とを備え、
前記画像形成装置(100)は、前記携帯端末(300)から受信した前記第1のユーザ情報を前記記憶手段(104)に記憶した後、前記無線通信手段(107/307)によって前記携帯端末300から受信した前記第2のユーザ情報が入力されたときに、前記第1のユーザ情報と前記第2のユーザ情報を比較手段(SA602/CPU101)によって比較し、比較結果が一致した場合に前記携帯端末300の前記設定手段(304/CPU301)によって設定された処理設定にもとづいて、原稿の読み取りを行うことを特徴とする。
ネットワークに接続可能な画像形成装置(100)と、携帯端末(300)により構成される原稿読み取りシステムであって、
前記画像形成装置(100)は、原稿を読み取る原稿読み取り手段(130)と、
前記原稿読み取り手段に原稿が設置されているかを検知する原稿検知手段(131)と、
前記画像形成装置100の情報を表示する表示手段(120)と
前記画像形成装置100を操作する操作手段(120)と
第1のユーザ情報および第2のユーザ情報を記憶する記憶手段(104)と、
前記第1のユーザ情報および前記第2のユーザ情報を比較し、一致するか判断するための比較手段(SA602/CPU101)と、
非接触な無線通信(700)を行う無線通信手段(107)とを備え、
前記携帯端末(300)は、非接触な無線通信(700)を行う無線通信手段(307)と
前記ユーザ情報を前記画像形成装置(100)に設定するためのユーザ情報入力手段(304)と
前記画像形成装置(100)の処理設定を行うための設定手段(304/CPU301)とを備え、
前記画像形成装置(100)は、前記携帯端末(300)から受信した前記第1のユーザ情報を前記記憶手段(104)に記憶した後、前記無線通信手段(107/307)によって前記携帯端末300から受信した前記第2のユーザ情報が入力されたときに、前記第1のユーザ情報と前記第2のユーザ情報を比較手段(SA602/CPU101)によって比較し、比較結果が一致した場合に前記携帯端末300の前記設定手段(304/CPU301)によって設定された処理設定にもとづいて、原稿の読み取りを行うことを特徴とする。
本発明に係る原稿読み取りシステムによれば、他のユーザによって原稿を読み取られることなく、また原稿を持ち去られることなく、ネットワーク端末からの原稿読み取り指示を実行することが可能である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。尚、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
[第1の実施形態]
図1はシステムの全体構成を示す図である。
図1はシステムの全体構成を示す図である。
本システムは、画像形成装置100、パーソナルコンピュータ(PC)200、携帯端末300、無線LANアクセスポイント500、ローカルエリアネットワーク(LAN)600より構成される。
画像形成装置100は、コピー機能、プリント機能、スキャン機能を有しており、更に、こうした機能を使用するユーザの認証機能も備えている。ユーザの認証は、ユーザのID情報が記録された認証カード(不図示)を使用する。画像形成装置100は、NFC(NearField Communication)通信700を介して認証カード(不図示)が有するユーザのID情報を受信し、画像形成装置100内に保持された認証用データベース(不図示)に基づいてユーザ認証を行う。
NFCはRFID(Radio Frequency IDentification)と互換性を持つ近距離無線通信手段の一つであり、その仕様には3つの機能が規定されている。1つ目は、リーダ/ライタ機能であり、先のRFIDタグリーダ/ライタと同等の動作を実施することができる。2つ目は、カードエミュレーション機能であり、先のRFIDタグと同等の動作を実施することができる。3つ目は、ピアツーピア機能であり、NFCを介して様々なデータの送受信が可能である。NFC機能搭載携帯端末には、リーダ/ライタが実装されており、それを利用することでRFIDカードやNFCカードに対してデータの読み出しや、書き込みを行うことができる。また別途、ユーザのID情報を保持し、認証処理を行うサーバ(不図示)を用意し、LAN600を介して認証処理を実施する構成でも良い。
PC200は、画像形成装置100に印刷ジョブを送信し、また、画像形成装置100が電子化したデータを参照することができる。
携帯端末300は、NFC通信700機能、無線LAN通信800機能、等を備えた持ち運び可能な情報処理端末であり、スマートフォンやタブレットPC等がこれにあたる。携帯端末300は、NFC通信700を介して画像形成装置100との通信を行うことができ、送受信される情報として、IPアドレスの授受、ユーザのID情報送信等が挙げられる。また、携帯端末300は、無線LAN通信800を介して携帯端末300内の画像データを画像形成装置100に送信することで、画像データの印刷を実行することができる。
無線LANアクセスポイント500は、無線LANインターフェースを有する携帯端末300、等とLAN600に接続されている機器との通信を可能とする機能を有する。本発明の第1の実施形態における無線通信インターフェースでは無線LANを使用したシステム構成を用いているが、Bluetooth(登録商標)等のその他の無線通信技術を使用しても良い。LAN600は、イーサネット(登録商標)等で実現されるネットワーク接続であり、画像形成装置100、PC200、無線LANアクセスポイント500は、LAN600を介して接続されている。
図2は本発明の画像形成装置100の構成を示すブロック図である。
CPU101は、画像形成装置全体を制御する中央演算ユニットである。
RAM102は、CPU101が演算に用いるデータを一時的に格納する為のワークメモリである。
ROM103は、画像形成装置100の起動に用いるプログラムが格納されており、主に画像形成装置100の起動の際に使用される。
HDD104は、画像形成装置100の制御に関するソフトウェアや各種設定、保存された文書等を格納するハードディスクドライブ(HDD)である。
操作部120は、画像形成装置100とユーザ間での情報の入出力を行うものであり、LCDおよびタッチパネルにて構成される。
操作部I/F105は、操作部120に対するインターフェースであり、操作部120に入力および出力したいデータを中継する。
ネットワークI/F106は、LAN600を介して外部機器とのデータの送受信を行うためのインターフェースである。
画像形成装置100がPC200や携帯端末300からネットワークI/F106を介して受信した画像データは、プリンタ部140によってプリントされる。また、スキャナ部130で読み取られた原稿は、ネットワークI/F106を介してPC200や携帯端末300に送信される。
NFC制御部107は、NFC通信を行うための制御を行う。アンテナ108は、NFC通信を行うためのアンテナであり、外部機器との間でNFC通信によって発生する電波の送受信を行う。
CPU101、RAM102、ROM103、HDD104、操作部I/F105、ネットワークI/F106およびNFC制御部107は、システムバス114を介して接続されている。イメージバスI/F109は、システムバス114と画像処理を担当する各ブロックを接続している画像バス115との中継、データ構造の変換を担う。
画像バス115には、RIP110、デバイスI/F111、プリンタ画像処理部112、スキャナ画像処理部113が接続されている。
RIP110は、ラスタイメージプロセッサ(RIP)であり、ページ記述言語(PDL)コードやディスプレイリストをビットマップイメージに変換する。
デバイスI/F部111は、スキャナ部130やプリンタ部140と画像バス115を接続するインターフェースである。デバイスI/F111は、スキャナ部130から受信した画像データを画像バス115に送信するためのタイミング調整と、画像バス115からプリンタ部140への画像データ送信のためのタイミング調整を行う。
スキャナ部130は、スキャナセンサーが生成した画像データに対し、画像形成装置100に応じた補正、解像度変換、等の処理を行う。またスキャナ部130は、スキャナ部に原稿が設置されているかを検知する原稿検知部131を備える。
プリンタ部140は、プリント出力する画像データに対し、画像形成装置100のプリントエンジンに応じた補正、解像度変換等の処理を行う。
図3は本発明の携帯端末300の構成を示すブロック図である。
CPU301は、携帯端末300全体を制御する中央演算ユニットである。
RAM302は、CPU301が演算に用いるデータを一時的に格納する為のワークメモリである。
フラッシュROM303は、CPU301が使用するプログラムや各種データを格納するフラッシュROMである。
操作部304は、ユーザと携帯端末300間での情報の入出力を行うものであり、LCDおよびタッチパネルにて構成される。
無線LAN I/F306は、無線LAN通信800を介して外部機器との間でデータの送受信を行うためのインターフェースである。
NFC制御部307は、NFC通信700を行うための制御を行う。
アンテナ308は、NFC通信700を行うためのアンテナであり、外部機器との間でNFC通信700で発生する電波の送受信を行う。
CPU301、RAM302、フラッシュROM303、操作部304、無線LANI/F306およびNFC制御部307は、システムバス309を介して接続され、相互にデータの送受信が行われる。
図4はNFC制御部107の構成を示すブロック図である。
NFC処理部401は、CPU(不図示)やCPUのワークメモリであるRAM(不図示)から構成されるNFCに関する通信処理部であり、不揮発な記憶領域402、有線I/F403が接続されている。
記憶領域402は、カードエミュレーションで動作する際にリーダ/ライタから読み取ることが可能な情報が格納されている。
有線I/F403は、NFC処理部401を介して記憶領域402に格納されており、画像形成装置を構成するCPU101を介して情報の書き込みや読み出しを行う為のI/Fであり、システムバス114と接続される。
図4におけるNFC制御部は、画像形成装置100が備えるNFC制御部107のブロック図として説明したが、携帯端末300が備えるNFC制御部307も同様の構成を取るため、ここでは説明を省略する。
図5は画像形成装置と携帯端末の離れた状態と近接した状態を示す図である。ここでは、画像形成装置100はリーダ/ライタで動作し、携帯端末300はカードエミュレーションで動作している例を示す。
図5(a)は画像形成装置100と携帯端末300が離れた状態を示す。携帯端末300に備えるNFC制御部307が、画像形成装置100に備えるNFC制御部107と近距離無線通信を行える範囲外にある状態である。この状態では画像形成装置100は、携帯端末300が備えるNFC制御部107の記憶領域402に格納された情報を読み書き不可能である。
図5(b)は画像形成装置100と携帯端末300が近接した状態を示す。携帯端末300に備えるNFC制御部307が、画像形成装置100に備えるNFC制御部107と近距離無線通信を行える範囲内にある状態である。この状態では画像形成装置100は、携帯端末300が備えるNFC制御部107の記憶領域402に格納された情報を読み書き可能である。
次に図6、図7を用いて画像形成装置100が読み取った原稿を、携帯端末300に送信する処理を例に、画像形成装置100と携帯端末300の処理をそれぞれ説明する。ここで、画像形成装置100と携帯端末300との通信は図1に示すようなネットワークにより行われる。
図6は携帯端末300を用いて画像形成装置100に原稿読み取り指示を送信する処理を説明するフローチャートである。本制御は、特に記載がなければ基本的にCPU101により実行される。
はじめに、携帯端末300において画像形成装置100を操作するためのアプリケーションを起動した後、ステップSB601において携帯端末300が画像形成装置100に接続する為の接続手続きを行う。
携帯端末300は画像形成装置100の接続が確立されるまで処理を待機する(ステップSA601)。ここで、において携帯端末300と画像形成装置100の接続が確立されると(ステップSA601とステップSB602でそれぞれYes)、携帯端末300は画像形成装置100に対してユーザ情報1を送信する(ステップSB603)。ここでユーザ情報とは、社員番号やユーザIDといった、携帯端末300を操作するユーザを特定することができる固有の情報を指す。ユーザ情報はアプリケーションにあらかじめ設定しておいても良いし、アプリケーションから処理設定を送信する際にユーザによって設定可能にしても良い。
画像形成装置100は、ステップSA602において携帯端末300から受信したユーザ情報1をHDDに格納した後、ステップSA603において携帯端末300から処理の設定を受信するまで待機する。図7(a)に携帯端末300で動作するアプリケーションによる読み取り処理の設定例を示す。ユーザによって携帯端末300で動作するアプリケーションが操作され、処理設定完了後に携帯端末300の操作部304に表示された実行開始ボタン310が押されると(ステップSB604でYes)、画像形成装置100に処理設定を送信する(ステップSB605)。ここで処理設定とは、読み取った原稿データの送信先や読み取り解像度、出力ファイル形式、読み取り原稿の片面/両面設定等を指し、またこれに限らない。
画像形成装置100は、携帯端末300から処理設定を受信すると(SA603でYes)、携帯端末300に対して原稿設置要求(ステップSA604)とユーザ情報入力要求(ステップSA605)を行う。ステップSA605の後、携帯端末300は操作部304に原稿設置とユーザ情報2の入力を促すメッセージを表示する(ステップSB606)。このメッセージの表示例を図7(b)に示す。
次に、携帯端末300は、ユーザによってアプリケーションで設定または入力されたユーザ情報1をNFC制御部307の記憶領域402に書き込む(ステップSB607)。その後、図7(b)に示すような表示を見たユーザが画像形成装置100に近接することで、画像形成装置100のスキャナ部130に原稿が設置される。
その後、携帯端末300のアンテナ308が、画像形成装置100のアンテナ108に近接した状態になると、記憶領域402に書き込まれたユーザ情報2が画像形成装置100のNFC制御部107によって読み込まれる。ただし、携帯端末300が画像形成装置100に近接する際は、画像形成装置100のNFC制御部107は、リーダ/ライタで動作している必要があり、そうすることで画像形成装置100にユーザ情報が入力される。
画像形成装置100にユーザ情報2が入力されると(ステップSA606でYes)、画像形成装置100はHDD104に格納されたユーザ情報1とステップSA606で入力されたユーザ情報2が一致するかどうかを判断する(ステップSA607)。ユーザ情報1とユーザ情報2が一致すると判断された場合(ステップSA607でYes)、操作部120に対して原稿読み取り実行が可能である旨を通知し(ステップSA608)、スキャナ部130に設置された原稿の読み取りを開始する(ステップSA609)。
次に、読み取られた原稿はステップSA610において、LAN600を介して携帯端末300に送信され、携帯端末300は、画像形成装置100から送信された原稿を受信する(ステップSB608)。また、SA607においてユーザ情報1とユーザ情報2が一致しなかった場合(ステップSA607でNo)、操作部120に原稿読み取り不可能であることを通知し(ステップSA611)、処理を終了する。
以上で説明したように、本発明の実施形態によれば、原稿を設置した後に、原稿読み取り指示を実行する際にユーザが画像形成装置100の前を離れる必要がないため、原稿を持ち去られることを防止できる。このように、原稿を設置した後に、ユーザによって画像形成装置100にユーザ情報2が入力された時点で、画像形成装置100によって原稿の読み取りが開始される。つまり、原稿を設置したユーザが確実に原稿読み取り指示の実行を行うことが可能である。
図6、図7の例では画像形成装置100で読み取った原稿の送信先を携帯端末300に設定する例を示したが、これに限らずEmailアドレス等を設定しても良い。また、読み取られた原稿は、携帯端末やその他のEmailアドレスに送信されるだけでなく、原稿読み取り後にプリントされても良い(コピー動作)。また、これに限らず、図6に記載の処理はスキャナ部130を用いるその他の処理に適用できる。
また、図6のフローチャートでは、携帯端末300が備えるNFC制御部307をカードエミュレーションモードで動作させ、携帯端末300を画像形成装置100に近接させることでユーザ情報2を入力する例を説明した。しかし、これに限らず携帯端末300の構成とは別にRFIDタグ等を用いた認証カードを用いても良いし、画像形成装置100の操作部120を用いてユーザ情報2を入力しても良い。その場合は、ステップSB607は省略される。
[第2の実施形態]
次に、図8を用いて、本発明を実施する為の第2の実施形態について説明する。
次に、図8を用いて、本発明を実施する為の第2の実施形態について説明する。
図8は第1の実施形態における図6に記載の処理手順において、ユーザによって原稿設置前にユーザ情報2が入力された場合の処理手順を示すフローチャートである。図8に記載の処理フローにおいて図6と異なる点は、ステップSA812〜ステップSA814が追加されている点である。それ以外の処理フローに関しては第1の実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図8のステップSA607においてユーザ情報1とユーザ情報2が一致したと判断された場合(ステップSA607でYes)、スキャナ部130が備える原稿検知部131によって、原稿が設置されているかを判断する。その結果、原稿が設置されていると判断された場合は(ステップSA812でYes)、図6に記載の処理フローと同様にステップSA608に処理を進める。しかし、ステップSA812において、原稿が設置されていないと判断された場合(ステップSA812deNo)、ステップSA813において操作部120にユーザに対して原稿を設置するようメッセージを表示し、また原稿設置完了ボタンを表示する。ここで、ユーザによって原稿設置ボタンが押されるまで待機し、原稿設置ボタンが押された場合(SA814でYes)、ステップSA812に戻り原稿がスキャナ部130に設置されたかどうか判断する、といった手順を繰り返す。
前述したように第2の実施形態によれば、ユーザがユーザ情報2の入力と原稿設置の手順を意識することなく、第1に記載の実施形態の処理を行うことができる。
100 画像形成装置、200 パーソナルコンピュータ(PC)、
300 携帯端末、500 無線LANアクセスポイント、
600 ローカルエリアネットワーク
300 携帯端末、500 無線LANアクセスポイント、
600 ローカルエリアネットワーク
Claims (4)
- ネットワークに接続可能な画像形成装置(100)と、携帯端末(300)により構成される原稿読み取りシステムであって、
前記画像形成装置(100)は、原稿を読み取る原稿読み取り手段(130)と、
前記原稿読み取り手段に原稿が設置されているかを検知する原稿検知手段(131)と、
前記画像形成装置100の情報を表示する表示手段(120)と
前記画像形成装置100を操作する操作手段(120)と
第1のユーザ情報および第2のユーザ情報を記憶する記憶手段(104)と、
前記第1のユーザ情報および前記第2のユーザ情報を比較し、一致するか判断するための比較手段(SA602/CPU101)と、
非接触な無線通信(700)を行う無線通信手段(107)とを備え、
前記携帯端末(300)は、非接触な無線通信(700)を行う無線通信手段(307)と
前記ユーザ情報を前記画像形成装置(100)に設定するためのユーザ情報入力手段(304)と
前記画像形成装置(100)の処理設定を行うための設定手段(304/CPU301)とを備え、
前記画像形成装置(100)は、前記携帯端末(300)から受信した前記第1のユーザ情報を前記記憶手段(104)に記憶した後、前記無線通信手段(107/307)によって前記携帯端末300から受信した前記第2のユーザ情報が入力されたときに、前記第1のユーザ情報と前記第2のユーザ情報を比較手段(SA602/CPU101)によって比較し、比較結果が一致した場合に前記携帯端末300の前記設定手段(304/CPU301)によって設定された処理設定にもとづいて、原稿の読み取りを行うことを特徴とする原稿読み取りシステム。 - 前記比較手段(SA602/CPU101)による比較結果が一致した場合に、前記原稿検知手段(131)によって原稿読み取り手段(130)に原稿が設置されているかを検知し、原稿が設置されている場合は原稿の読み取りを行い、原稿が設置されていない場合に、前記表示手段(120)に原稿を設置するように表示し、また原稿設置完了を示す原稿設置完了ボタン(SA813/120)を表示し、原稿設置ボタンが押下された場合に、再び原稿読み取り手段(130)に原稿が設置されているかを検知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記処理設定は、前記画像形成装置100が原稿を読み取る際に用いる処理設定であり、少なくとも読み取った原稿の送信先や読み取り解像度、カラー/白黒設定、出力ファイル形式、片面/両面設定、原稿サイズのいずれかを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記第1のユーザ情報および前記第2のユーザ情報は、原稿読み取り指示を行ったユーザを識別するための情報であり、少なくともユーザIDや社員番号、前記携帯端末300を識別する為の機器固有情報のいずれかを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017092550A (ja) * | 2015-11-04 | 2017-05-25 | セイコーエプソン株式会社 | イメージスキャナーおよびイメージスキャンシステム |
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2015
- 2015-07-22 JP JP2015144473A patent/JP2017028470A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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