JP6261162B2 - 撮像装置、撮像装置の駆動方法 - Google Patents

撮像装置、撮像装置の駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、画素を有するチップが複数設けられた撮像装置、撮像装置の駆動方法に関する。
入射光を光電変換した信号を出力するチップを複数有する撮像装置が知られている。この撮像装置の一例として特許文献1のように、入射光を光電変換して光信号を出力する複数の画素と、複数の画素から光信号を順次出力させる走査回路と、走査回路によって出力される光信号に基づいた信号を出力する出力回路を含むチップを複数有する撮像装置がある。特許文献1に記載の撮像装置では、出力回路が光信号に基づいた信号を出力する出力期間と、出力期間の動作に備えるブランキング期間がある。
特開平11−234472号公報
従来の撮像装置では、出力回路が電流消費量の少ない第1の状態から電流消費量の多い第2の状態に移行する際の電流消費量の変動によって、撮像装置に電流を供給する電流供給線の電圧に変動が生じる。この電流供給線の電圧の変動によって、出力回路が出力する信号に含まれるノイズが増加する。さらに、複数のチップを有する撮像装置の場合には、複数のチップの出力回路が第1の状態から第2の状態に同時に移行する場合もあり得ることで、この場合には、撮像装置の電流消費量の変動幅が拡大し、チップが出力する信号に含まれるノイズがさらに増加する課題があった。
本発明は上記の課題を解決するために為されたものであり、一の態様は、各々が入射光を光電変換して光信号を生成する複数の画素と、前記複数の画素の各々から出力される前記光信号に基づいた信号を出力する出力回路と、電流消費回路と、を各々が有する第1のチップと第2のチップとが設けられ、前記第1のチップと前記第2のチップとが電流供給線に共通して電気的に接続され、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記出力回路と前記電流消費回路とに前記電流供給線から電流が与えられ、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記出力回路は、第1の状態と第2の状態とを取り得、前記第2の状態は、前記出力回路の電流消費量が前記第1の状態よりも多い状態であり、第1の場合と第2の場合の第1の期間において、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記出力回路が共に前記第1の状態にあり、前記第1の場合は、前記第1の期間の後の第2の期間の第1部分期間において、前記第1のチップの前記出力回路が前記第2の状態、前記第2のチップの前記出力回路が前記第1の状態にあり、前記第2の期間に含まれる、前記第1部分期間の後の第2部分期間において、前記第1のチップの前記出力回路が前記第1の状態、前記第2のチップの前記出力回路が前記第2の状態にある場合であり、前記第2の場合は、前記第2の期間において、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記出力回路が共に前記第2の状態にある場合であり、前記第1の場合と前記第2の場合とにおいて、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記電流消費回路の電流消費量は、前記第2の期間よりも前記第1の期間の方が多く、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記電流消費回路の前記第1の期間における電流消費量は、前記第1の場合よりも前記第2の場合の方が多いことを特徴とする撮像装置である。
また、別の態様は、各々が入射光を光電変換して光信号を生成する複数の画素と、前記複数の画素の各々から出力される前記光信号に基づいた信号を出力する出力回路と、電流消費回路と、を各々が有する第1のチップと第2のチップとが設けられ、前記第1のチップと前記第2のチップとが電流供給線に共通して電気的に接続され、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記出力回路と前記電流消費回路とに前記電流供給線から電流が与えられ、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記出力回路は、第1の状態と第2の状態とを取り得、前記第2の状態は、前記出力回路の電流消費量が前記第1の状態よりも多い状態であり、第1の場合と第2の場合の第1の期間において、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記出力回路が共に前記第1の状態にあり、前記第1の場合は、前記第1の期間の後の第2の期間の第1部分期間において、前記第1のチップの前記出力回路が前記第2の状態、前記第2のチップの前記出力回路が前記第1の状態にあり、前記第2の期間に含まれる、前記第1部分期間の後の第2部分期間において、前記第1のチップの前記出力回路が前記第1の状態、前記第2のチップの前記出力回路が前記第2の状態にある場合であり、前記第2の場合は、前記第2の期間において、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記出力回路が共に前記第2の状態にある場合であり、前記第1の場合と前記第2の場合とにおいて、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記電流消費回路の電流消費量は、前記第2の期間よりも前記第1の期間の方が多く、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記電流消費回路の前記第1の期間における電流消費量は、前記第1の場合よりも前記第2の場合の方が多いことを特徴とする撮像装置の駆動方法である。
本発明により、出力回路が第1の状態から第2の状態に移行する際に生じるノイズを低減した撮像装置を提供することができる。
撮像装置の構成の一例と他の一例とを示す模式図 撮像装置の動作の一例を示すタイミング図 電流消費回路の構成の一例を示す模式図と、電流消費設定データの入力動作の一例を示すタイミング図 電流消費回路の他の一例を示す模式図 撮像装置の構成の他の一例を示す模式図 画素の構成の一例を示す模式図と、画素の動作の一例を示すタイミング図 撮像装置の構成の他の一例を示す模式図
[実施例1]
以下、図面を参照しながら本実施例に関わる撮像装置について説明する。
図1(a)は、本実施例の撮像装置の模式図である。本実施例の撮像装置は、チップ100、101を有する撮像装置である。また、本実施例の撮像装置は、チップ100、チップ101が別々の半導体基板に形成された、マルチチップの撮像装置である。
図1(a)では、チップ100、101とで同一の部材については同一の符号を付して表しており、さらにチップ100が有する場合には枝番として1を、チップ101が有する場合には枝番として2を付して表している。例えば、パッド200については、チップ100が有するパッド200をパッド200−1、チップ101が有するパッド200をパッド200−2として表している。
チップ100、101はそれぞれ、パッド200、210、220、230、235、240を有する。パッド200はスタート信号が与えられるパッドであるが、チップ100では非使用である。パッド200−2はパッド240−1から出力される信号が与えられる。パッド210はセレクト信号SELが与えられるパッドであり、チップ101では非使用である。ここでいうパッドの非使用とは、パルス信号ではなく固定電圧がパッドに与えられる状態を指す。パッド200−1、パッド210−2には接地電圧が与えられている。パッド210のセレクト信号SELをHighレベル(以下、Hレベルと表記する)とすると、MOSトランジスタ180が導通し、MOSトランジスタ170が非導通となる。パッド220はトリガ信号TRが与えられるパッドである。パッド230はクロック信号CLKが与えられるパッドである。パッド235は電流供給線700に電気的に接続されたパッドである。また、電源電圧VDDに容量237を接続することで、電源電圧VDDに基づく電流を供給する電流供給線700に急激な電位変動が生じにくい構成としている。チップ100,101には電源電圧VDDに基づく電流を供給する共通の電流供給線700が電気的に接続されている。これにより、共通の電源電圧VDDがチップ100,101に与えられている。
チップ100、101はそれぞれ電流消費回路190を有している。電流消費回路190は制御部150から与えられる信号φ2に基づいて動作する。電流消費回路190には電源電圧VDDが与えられている。尚、この電流消費回路190の電源電圧VDDはパッド235を介して与えられる構成であっても、パッド235以外の別のパッドから与えられる構成であっても良い。つまり、チップ100の外部に設けられた、電源電圧VDDを供給する電源に対し、電流消費回路190と、後述する出力回路とが共通に電気的に接続されている形態であれば良い。このような形態の一例として、電流消費回路190と出力回路とが共通の電流供給線700に電気的に接続されている形態がある。
チップ100、101はそれぞれ、インバータ160、MOSトランジスタ170、180、制御部150を有する。チップ100では、パッド210に与えられるセレクト信号が制御部150、MOSトランジスタ180、インバータ160にそれぞれ与えられる。MOSトランジスタ180には制御部150から信号φ1が与えられる。また、パッド220に与えられるトリガ信号TR、パッド230に与えられるクロック信号CLKはそれぞれ制御部150に与えられる。
チップ100,101はそれぞれ画素110〜113を有する。画素110〜113にはそれぞれ制御部150から信号φ3が与えられる。また、チップ100、101はそれぞれ、シフトレジスタ130〜133を有する。シフトレジスタ130〜133は本実施例の走査回路である。シフトレジスタ130〜133は制御部150から信号φ4が与えられる。シフトレジスタ130〜133はそれぞれ制御部150から与えられる信号φ4に基づいて生成した信号φ5〜φ8を、MOSトランジスタ120〜123にそれぞれ出力し、MOSトランジスタ120〜123を順次駆動する。これにより、画素110〜113の信号が順次アンプ140に出力される。アンプ140には制御部150から信号φ9が与えられる。アンプ140はパッド250に信号を出力し、パッド250からアンプ140の出力した信号VOUTが出力される。アンプ140は本実施例の出力回路である。
シフトレジスタ133は、信号φ10を制御部150とパッド240にそれぞれ出力する。チップ100のパッド240−1から出力された信号φ10−1は、チップ101のパッド200−2に与えられる。インバータ160−2は、グラウンドレベルの信号がパッド210−2から予め与えられており、Hレベルの信号をMOSトランジスタ170−2に出力しているので、MOSトランジスタ170−2はオンとなっている。よって、パッド200−2にHレベルの信号φ10−1が与えられると、チップ101のシフトレジスタ130〜133が順次信号φ5〜φ8を生成してMOSトランジスタ120〜123を順次駆動する。このように、チップ100の画素110−1〜113−1の各々の光信号に基づく信号をアンプ140−1が出力した後、チップ101の画素110−2〜113−2の各々の光信号に基づく信号をアンプ140−2が出力する。本実施例の撮像装置の信号読み出し部600は、シフトレジスタ130〜133、MOSトランジスタ120〜123、アンプ140を有している。本実施例の電流消費回路190は、画素110〜113、信号読み出し部600、制御部150とは異なる回路として設けられている。
次に、図2を参照しながら、チップ100の動作について説明する。尚、パッド210−1には予めHレベルのセレクト信号SELが与えられている。
時刻t1にトリガ信号TRをHレベルとする。これにより、チップ100、101の制御部150はそれぞれ、画素110〜113に、入射光に基づく光電変換信号を出力するための準備動作を行わせる。その後、トリガ信号TRをLowレベル(以下、Lレベルと表記する)とする。また、信号φ2−1、φ2−2をHレベルとする。これにより、チップ100,101のそれぞれが有する電流消費回路190が動作を行い、電流の消費を行う。
時刻t2に、信号φ2−1,φ2−2をLレベルとし、電流消費回路190を非動作状態とする。また、信号φ1−1をHレベルとする。チップ100ではMOSトランジスタ170−1はオフであり、MOSトランジスタ180−1はオンとなっている。これによりシフトレジスタ130−1、131−1、132−1、133−1にHレベルの信号が与えられる。また、時刻t2に信号φ9−1をHレベルとする。これにより、アンプ140−1が動作状態となる。また、制御部150−1はクロック信号CLKと同期した信号φ4−1の生成を開始する。時刻t1から時刻t2に達するまでの期間をブランキング期間と呼ぶ。本実施例の出力回路の第1の状態とは、ブランキング期間の出力回路の状態を指す。即ち、アンプ140−1が非動作の状態が本実施例の第1の状態である。
時刻t3に、シフトレジスタ130−1は信号φ4−1に基づいて信号φ5−1をHレベルとする。これにより、画素110−1が生成した信号がアンプ140−1を介してパッド250−1を介してチップ外部に出力される。
以降、信号φ4−1に基づいて、シフトレジスタ131−1,132−1,133−1が信号φ6−1、φ7−1、φ8−1をそれぞれ時刻t4、t5、t6にHレベルとする。これにより、アンプ140−1から画素111−1、112−1、113−1が生成した信号がパッド250−1を介してチップ外部に順次出力される。
時刻t3から時刻t7に達するまでの期間を、出力期間1と呼ぶ。
時刻t7に、シフトレジスタ133−1は信号φ10−1をHレベルとする。これにより、チップ101の制御部150−2は信号9−2をHレベルとし、アンプ140−2を動作状態とする。また、制御部150−2は、クロック信号CLKと同期した信号φ4−2の生成を開始する。
先のチップ100での動作と同様、チップ101においても、シフトレジスタ130−2、131−2,132−2,133−2が信号φ4−2に基づいて信号φ5−2、φ6−2、φ7−2、φ8−2をそれぞれ時刻t8、t9、t10、t11にHレベルとする。これにより、アンプ140−2から、画素110−2、111−2、112−2、113−2の信号がパッド250−2を介してチップ外部に順次出力される。時刻t6から時刻11までの期間を出力期間2と呼ぶ。出力期間2はチップ101が信号VOUTを出力する期間である。本実施例の出力回路の第2の状態とは、出力期間の出力回路の状態を指す。即ち、アンプ140が動作する状態が本実施例の第2の状態である。本実施例の出力回路は第1の状態と第2の状態とで選択的に動作する。
以下、本実施例の電流消費回路190の動作についてさらに説明する。
図2には、チップ100、101を有する撮像装置の電流消費量と、チップ100、101に共通して接続された電源電圧VDDの電位を示した。電流消費回路190を有さない撮像装置の電流消費量と電源電圧VDDを点線で示している。電流消費回路190のない撮像装置では、ブランキング期間はアンプ140、シフトレジスタ130〜133をはじめ、非動作となっている回路があるため、出力期間に比して電流消費量は少ない。そのため、ブランキング期間から出力期間1に移行する時に、チップ100の電流消費量の増加に従い、撮像装置の電流消費量も増加する。この電流消費量の変動に伴って、電源電圧VDDに基づいて電流を供給する電流供給線700の電位に変動が生じる。電流供給線700の電位に変動が生じている期間に画素およびアンプ140が信号を出力している場合には、この画素とアンプ140の出力する信号が電流供給線700の電位の変動により変動する。この電流供給線700の電位の変動によって、画素とアンプ140が出力する信号の精度の低下が生じる。
本実施例では、ブランキング期間と出力期間との出力回路の電流消費量の差を低減するように、電流消費回路190がブランキング期間に電流を消費させている。これにより、ブランキング期間と出力期間のチップの電流消費量の変動を低減できる。また、チップの電流消費量の変動を低減することにより、ブランキング期間と出力期間の撮像装置の電流消費量の変動を低減できる。ブランキング期間と出力期間との撮像装置の電流消費量の変動の低減により、電流供給線700の電位の変動を低減することができる。従って、画素とアンプ140が出力する信号の精度の低下を生じにくくすることができる。好ましい形態は、ブランキング期間と出力期間の撮像装置の電流消費量を一致させる形態である。
他の形態の撮像装置を図1(b)に示す。電源電圧VDDが、パッド210に与えられる構成としている。
パッド210に電源電圧VDDが与えられている構成について述べる。パッド210に電源電圧VDDが与えられているため、MOSトランジスタ170はオフ、MOSトランジスタ180はオンである。チップ100、101のそれぞれのシフトレジスタ130〜133は、信号φ1がHレベルとなることによって動作を開始する。チップ100,101のそれぞれの制御部150が信号φ1を同時にHレベルとすることによって、チップ100,101が同時にブランキング期間から出力期間に移行する。従って、実施例1の撮像装置で電流消費回路190を有さない場合に比して、ブランキング期間から出力期間に同時に移行する際の電流消費量の変動量は倍となる。図1(b)の撮像装置では、ブランキング期間の電流消費回路190の電流消費量を図1(a)の撮像装置の倍に設定する。これにより、ブランキング期間と出力期間の撮像装置の電流消費量の変動を低減することができる。
このように、本実施例のチップは、ブランキング期間から出力期間に移行するチップ数に応じて、電流消費回路190の電流消費量を設定することができる。よって、ブランキング期間から出力期間に移行するチップ数の増加に応じて、ブランキング期間の電流消費回路190の電流消費量を増加させることができる。これにより、撮像装置のブランキング期間と出力期間の電流消費量の変動を低減することができる。
尚、本実施例では、電流消費回路190を設ける構成を示したが、この形態には限定されない。例えば、電流消費回路190を設けず、ブランキング期間に、複数の画素全体の電流消費量、つまり画素110〜113の電流消費量の和を増加させるようにしても良い。画素110〜113がブランキング期間から出力期間に移行すると、画素110〜113の電流消費量は低下する。しかし、この画素110〜113の電流消費量の和の低下量よりも、アンプ140のブランキング期間から出力期間への電流消費量の増加量が大きい。よって、チップの電流消費量はブランキング期間よりも出力期間の方が多くなる。このチップの電流消費量の変動を低減するために、複数の画素である画素110〜113に、ブランキング期間に画素の光信号の生成に関わる動作に加えて、電流を消費させる他の動作をさらに行わせる。つまり、ブランキング期間の複数の画素全体の電流消費量を光信号の生成に関わる動作のみを行う場合よりも増加させる。これにより、ブランキング期間から出力期間に移行して出力回路の電流消費量が増加しても、チップの電流消費量の変動を小さくすることができる。
本実施例では走査回路の一例としてシフトレジスタを用いる形態を示したが、本実施例はこの形態に限定されるものではない。例えば、他の形態として走査回路がデコーダであっても良い。
[実施例2]
図面を参照しながら本実施例の撮像装置について説明する。
本実施例の撮像装置は実施例1で参照しながら述べた図1(a)の撮像装置と同様とすることができる。
図3(a)に本実施例の電流消費回路190の一例の等価回路を示す。図3(a)に示したのは、チップ100が有する電流消費回路190−1である。
図3(a)の電流消費回路190は、MOSトランジスタ300、305、310、320、330、340、350、360、370、380、390、400、410と、抵抗素子315を有する。さらに電流消費回路190は、電流消費制御部500を有する。電流消費制御部500には、信号φ2−1が制御部150から与えられる。電流消費制御部500は、Hレベルの信号φ2−1が与えられると、MOSトランジスタ310、380、390、400、410のオンオフを制御する信号φ2−1a、2−1b、2−1c、2−1d、2−1eを出力する。
以下、図3(a)の電流消費回路190の電流消費量について説明する。まずMOSトランジスタのドレイン電流を表す式を次に示す。

ここで、VgsはMOSトランジスタのゲートソース間の電圧、VthはMOSトランジスタの閾値電圧である。また、βは次式の通りである。
ここで、μはキャリアの移動度、CoxはMOSトランジスタの単位面積当たりのゲート容量、WはMOSトランジスタのゲート幅、LはMOSトランジスタのゲート長である。
図3(a)においてMOSトランジスタ300のゲートソース間電圧をVgs1、MOSトランジスタ305のゲートソース間電圧をVgs2、抵抗素子315の抵抗値をRとすると、MOSトランジスタ305のドレイン電流Idは、(Vgs1−Vgs2)/Rとなる。また、MOSトランジスタ320とMOSトランジスタ330のゲート幅とゲート長が等しいとすると、MOSトランジスタ300のドレイン電流も同様に(Vgs1−Vgs2)/Rとなる。ここで、(1)式からVgs1、Vgs2を消去すると、
となる。ただし、β1はMOSトランジスタ300のβであり、β2はMOSトランジスタ305のβである。(3)式より、MOSトランジスタ300、305のゲート幅、ゲート長と抵抗素子315の抵抗値により、MOSトランジスタ300、305のドレイン電流Idが決まる。MOSトランジスタ310がオフ、MOSトランジスタ380、390、400、410がオンであるとする。MOSトランジスタ340、350、360、370のゲート幅とゲート長がMOSトランジスタ320、330と等しいとすると、電流消費回路190の電流消費量はおよそ6×Idとなる。一方、MOSトランジスタ310をオンとすると、MOSトランジスタ300、305のゲート電位をグラウンド電位に低下する。これにより、電流消費回路190の電流消費量はおよそゼロとなる。従って、ブランキング期間では、MOSトランジスタ310をオフとし、MOSトランジスタ380、390、400、410を必要な電流消費量に応じてオンとする。そして、出力期間ではMOSトランジスタ310をオンとし、MOSトランジスタ380、390、400、410を必要な電流消費量に応じてオンとする。これにより、ブランキング期間から出力期間へ移行する際の撮像装置の電流消費量の変動を低減することができる。
本実施例の電流消費回路190では、MOSトランジスタ380、390、400、410の内、オンとするトランジスタ数を変えることで、電流消費回路190の電流消費量を可変とすることができる。このオンとするトランジスタ数は、チップ100,101の外部から電流消費制御部500に予め電流消費設定データを入力しておけば良い。尚、チップ100,101の外部から電流消費設定データを入力する場合、例えば図1(a)のトリガ信号TRが与えられるパッド220に電流消費設定データを入力する。これにより、パッド数を増加させることなく、電流消費回路190の電流消費量を設定することが可能となる。
図3(b)にタイミングチャート例を示す。パッド220−1入力信号として、ブランキング期間のスタートとなるトリガ信号TRと、トリガ信号TRの入力後に与えられる電流消費設定データと、がシリアルに与えられる。パッド220−1入力信号を、以下、[1]と表記する。
図3(b)の[2]〜[7]は、シフトレジスタにより順に[1]を1クロック期間分ずつシフトさせていった信号である。[8]は、[3]と[4]と[5]と[6]のORをとった信号である。[1]と[8]のANDをとることにより、電流消費設定データを得ることができる。また、[8]の反転信号であるNOT[8]と[1]のANDをとることにより、トリガ信号TRを得ることができる。これにより、トリガ信号TRと電流消費設定データとのシリアル信号をパラレル信号に変換することができる。電流消費制御部500は与えられた電流消費設定データに基づいて、電流消費回路190の電流消費量を制御することができる。
図4(a)に、他の形態の電流消費回路190−1の等価回路を示す。
図4(a)の電流消費回路190−1は、抵抗素子430、MOSトランジスタ440、450、455およびオペアンプ420を有する。信号φ2−1は、MOSトランジスタ455のオンオフ制御を行う信号φ2−1aとバイアス信号φ2−1bからなる。
バイアス信号φ2−1bの電位がVREF、抵抗素子430の抵抗値がR、MOSトランジスタ440とMOSトランジスタ450のゲート幅とゲート長が等しいとする。MOSトランジスタ455がオンの場合の電流消費量はおよそ(2×VREF)/Rとなる。この状態からMOSトランジスタ455をオフとすることにより、電流消費量はおよそゼロとなる。このようにして、ブランキング期間と出力期間とで電流消費回路190の電流消費量を変えることができる。
また、チップ100,101の外部からバイアス信号φ2−1bの電位VREFの値を変更することにより、電流消費回路190の電流消費量を変えることができる。バイアス信号φ2−1bの電圧VREFの値は離散的でなく連続的な値であるため、電流消費回路190の電流消費量を細かく制御することが可能である。
他の形態として図4(b)の電流消費回路190を用いることが可能である。図4(b)の電流消費回路190−1は、MOSトランジスタ455に電圧VBias1が与えられ、MOSトランジスタ455はオンとなっている。また、オペアンプ420の非反転入力端子には電圧VBias2が与えられている。また、電流消費回路190−1は、MOSトランジスタ450の代わりにMOSトランジスタ450−1を有している。さらに、電流消費回路190−1は、MOSトランジスタ450−2、450−3、450−4を有している。MOSトランジスタ450−3,450−4は信号φ2がHレベルとなるとオンとなる。この電流消費回路190では、信号φ2をHレベルとすると、MOSトランジスタ450−2がオンとなる。これにより、信号φ2がLレベルの場合に比して、電流消費回路190−1の電流消費量が増加する。
図4(b)では、MOSトランジスタ450−1のドレイン電流をグラウンドに流し込んでいる形態を示した。他の形態として、MOSトランジスタ450−1のドレイン電流を、図1(a)のアンプ140への供給電流として用いる形態がある。この形態では、電流消費回路190の電流消費量のプロセス変動や温度変動をアンプ140の出力に連動させることが可能となる。例えば、図4(b)の抵抗素子430の抵抗値の変動に合わせて、アンプ140と電流消費回路190のそれぞれの電流消費量が連動する。これにより、抵抗素子430の抵抗値にプロセス変動や温度変動が生じても、出力期間に移行する際のアンプ140による電流消費量の増加と電流消費回路190の電流消費量とを一致させやすくなる。これにより、ブランキング期間から出力期間に移行する際の撮像装置の電流消費量の変動を低減することができる。
実施例1では、制御部150を介して、チップ100、101の外部から電流消費回路190の電流消費量が電流消費設定データに基づいて制御される形態を説明した。本実施例の電流消費回路190は他の形態として、図4(a)のバイアス信号φ2−1b、図4(b)の電圧VBias2を直接チップの外部から入力することができる。そして、図4(a)ではバイアス信号φ2−1b、図4(b)では電圧VBias2の電圧値を変更して、電流消費回路190の電流消費量を変更することができる。
[実施例3]
以下、図面を参照しながら本実施例の撮像装置を実施例1とは異なる点を中心に説明する。
図5(a)は本実施例の撮像装置を示したものである。図5(a)では、図1(a)と同じ機能を有する部材については、図1(a)と同じ符号を付して表している。本実施例においても、信号読み出し部600は、シフトレジスタ130〜133、MOSトランジスタ120〜123、アンプ140を有している。
本実施例の撮像装置は、複数の電流消費回路190のそれぞれが複数列設けられた画素110〜113のそれぞれの列に対応して配されている形態である。つまり、チップ100では、画素110−1が配された列に、電流消費回路190−1aが配されている。同様に、チップ100では、画素111−1,112−1,113−1が配された各列に電流消費回路190−1b、190−1c、190−1dが配されている。電流消費回路190−1a〜190−1dの電流消費量の和は、実施例1の図1(a)に記載の電流消費回路190−1の電流消費量と等しくなっている。この形態の場合、実施例1の撮像装置に比して、発熱源となる電流消費回路190がチップ内の画素の列に対応して分散して配されている。これにより、チップ内の画素のそれぞれの受ける熱を、実施例1の撮像装置に比して揃えやすい効果がある。これにより、さらに撮像装置の熱によって生じる、画素が出力する信号に含まれるノイズ成分の画素ごとのばらつきを低減することができる。
尚、本実施例の撮像装置の動作は、実施例1の撮像装置の動作と同様とすることができる。
[実施例4]
以下、図面を参照しながら本実施例の撮像装置を実施例1とは異なる点を中心に説明する。
図5(b)は本実施例の撮像装置を示したものである。図5(b)では、図1(a)と同じ機能を有する部材については、図1(a)と同じ符号を付して表している。図5(b)の撮像装置は、チップ100,101がMOSトランジスタ260〜263を有している。MOSトランジスタ260〜263は、MOSトランジスタ120〜123と同様に、それぞれ信号φ5〜8によって駆動される。また、図5(b)の撮像装置は、図1(a)の撮像装置のアンプ140の代わりに、差動アンプ270を有している。差動アンプ270は本実施例の出力回路である。本実施例の信号読み出し部600は、シフトレジスタ130〜133、MOSトランジスタ120〜123、MOSトランジスタ260〜263、差動アンプ270を有している。
図6(a)に本実施例の画素110の構成を示す。画素111〜113の構成も画素110の構成と同様とすることができる。
画素110は、光電変換素子280と、MOSトランジスタ281、282、283、284、286、287、288、289と、容量素子285、290、291を有する。信号φ3は、MOSトランジスタのオンオフを切り替える信号PTS、PTN、PCM、PRESと、バイアス信号BP、BN、VRESを含む。バイアス信号BNにより、MOSトランジスタ283は電流源として動作し、MOSトランジスタ282とともにソースフォロワ回路を構成する。また、バイアス信号BPにより、MOSトランジスタ286は電流源として動作し、MOSトランジスタ287とともにソースフォロワ回路を構成する。電圧VRESは光電変換素子280のリセット電圧である。
図6(b)に、この画素のブランキング期間中の動作を説明するためのタイミングチャートを示す。ブランキング期間の開始時には、容量素子285にノイズ信号を、光電変換素子280のアノードに光信号を保持した状態となっている。以下、この理由について説明する。前のフレームのブランキング期間において信号PRESをHレベルにすることによりMOSトランジスタ281をオンし、光電変換素子280のアノードを電圧VRESにリセットする。その後、信号PRESをLレベルとし、MOSトランジスタ281をオフする。この時、光電変換素子280のアノードにリセットノイズが保持される。そして、信号PCMをHレベルとして、容量素子285に該リセットノイズに応じたノイズ信号を書き込む。その後、信号PCMをLレベルとし、MOSトランジスタ284をオフとすることで、該ノイズ信号が容量素子285に保持される。
その後の出力期間では、信号PTN、PCM、PTS、PRESは全てLレベルである。出力期間中、光電変換素子280では光電流が発生し、光電変換素子280のアノードには、光電流による信号にリセットノイズが重畳された光信号が保持される。この出力期間後のブランキング期間の開始時には、容量素子285にノイズ信号、光電変換素子280のアノードに光信号が保持されている。ブランキング期間、信号PTNをHレベルとし、MOSトランジスタ289をオンすることにより、容量素子291にノイズ信号が保持される。その後、信号PCMと信号PTSをHレベルとすることにより、容量素子290に光信号が保持される。
容量素子290の光信号と容量素子291のノイズ信号は、その後の出力期間中に、差動アンプ270に出力される。差動アンプ270は、光信号とノイズ信号との差に基づいた増幅信号を出力する。これによりチップ100は、画素のノイズ成分の少ない信号を外部に出力することができる。
尚、本実施例の撮像装置の動作は、実施例1で図2を参照しながら述べた動作と同様とすることができる。本実施例の撮像装置においても、実施例1の撮像装置と同様の効果を得ることができる。
[実施例5]
以下、図面を参照しながら本実施例の撮像装置を実施例1とは異なる点を中心に説明する。
図7(a)は本実施例の撮像装置の構成の一例を示したものである。図7(a)では、図1(a)と同じ機能を有する部材については、図1(a)と同一の符号を付して表している。
本実施例の撮像装置では、チップ100、101はそれぞれパッド460を有している。パッド460には、パッド240−2から出力される信号φ10−2が与えられる。また、チップ100、101のそれぞれの制御部150はカウンタ470を有している。チップ100,101のそれぞれのカウンタ470は、トリガ信号TRがHレベルとなってから、パッド460に与えられる信号φ10−2がHレベルになるまでの期間を計数する。この計数結果の利用形態について説明する。
制御部150に予め、チップ1つあたりの、トリガ信号TRがHレベルとなってから信号φ10がHレベルとなる期間の情報(以下、1チップ期間情報と表記する)を入力しておく。そして、図7(a)の形態であれば、カウンタ470の計数結果は、予め制御部150に入力された1チップ期間情報の2倍となるため、制御部150は1つのトリガ信号TRによって駆動されるチップ数が2つであると認識する。この認識したチップ数のデータを基に、制御部150は電流消費回路190の電流消費量を設定することができる。これにより、電流消費設定データをチップ100,101の外部から与えなくとも、チップ自身で電流消費量を設定することができる。
図7(b)に別の形態の撮像装置を示す。図7(b)では、図7(a)と同じ機能を有する部材については、図7(a)と同一の符号を付して表している。
図7(b)の撮像装置は、それぞれのチップが出力する信号φ10が自身のチップのパッド460に与えられる構成である。また、電源電圧VDDが、パッド210に与えられる構成としている。
実施例1の撮像装置では、チップ100,101の外部から与えられる電流消費設定データに基づいて、ブランキング期間の電流消費回路190の電流消費量を実施例1の撮像装置の倍に設定する。これにより、ブランキング期間と出力期間の撮像装置の電流消費量の変動を低減することができる。本実施例では、チップ100,101の外部から電流消費設定データを与えなくても電流消費回路190の電流消費量を設定できる形態である。
次に、それぞれのチップが出力する信号φ10が自身のチップのパッド460に与えられる構成について説明する。
カウンタ470は、トリガ信号TRがHレベルとなってから、カウンタ470が設けられた自身のチップの信号φ10がHレベルとなるまでの期間を計数する。
パッド250−1からアンプ140−1が出力する信号VOUT1、パッド250−2からアンプ140−2が出力する信号VOUT2が出力される。つまり、図7(b)の撮像装置では、チップ100とチップ101とが同時に信号VOUTを出力する動作を行う。この動作でのカウンタ470の計数結果は、図7(a)の形態よりも小さい値となる。これにより、制御部150は、複数のチップが同時に出力する形態の撮像装置であると認識できる。つまり、チップ100,101の外部から、1つのトリガ信号TRで駆動されるチップ数、同時動作数の情報をチップに与えなくても、チップ自身で認識することができる。これにより、電流消費回路190の電流消費量を、チップ100,101の外部から情報を与えなくても、カウンタ470の計数結果に基づいて設定することができる。
100,101 チップ
110〜113 画素
130〜133 シフトレジスタ
140 アンプ
150 制御部
190 電流消費回路
200,210,220,230,235,240、250 パッド
700 電流供給線

Claims (16)

  1. 各々が入射光を光電変換して光信号を生成する複数の画素と、
    前記複数の画素の各々から出力される前記光信号に基づいた信号を出力する出力回路と、
    電流消費回路と、
    を各々が有する第1のチップと第2のチップとが設けられ、
    前記第1のチップと前記第2のチップとが電流供給線に共通して電気的に接続され、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記出力回路と前記電流消費回路とに前記電流供給線から電流が与えられ、
    前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記出力回路は、第1の状態と第2の状態とを取り得、前記第2の状態は、前記出力回路の電流消費量が前記第1の状態よりも多い状態であり、
    第1の場合と第2の場合の第1の期間において、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記出力回路が共に前記第1の状態にあり、
    前記第1の場合は、前記第1の期間の後の第2の期間の第1部分期間において、前記第1のチップの前記出力回路が前記第2の状態、前記第2のチップの前記出力回路が前記第1の状態にあり、前記第2の期間に含まれる、前記第1部分期間の後の第2部分期間において、前記第1のチップの前記出力回路が前記第1の状態、前記第2のチップの前記出力回路が前記第2の状態にある場合であり、
    前記第2の場合は、前記第2の期間において、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記出力回路が共に前記第2の状態にある場合であり、
    前記第1の場合と前記第2の場合とにおいて、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記電流消費回路の電流消費量は、前記第2の期間よりも前記第1の期間の方が多く、
    前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記電流消費回路の前記第1の期間における電流消費量は、前記第1の場合よりも前記第2の場合の方が多いことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記電流消費回路が、前記第1の状態で動作し、前記第2の状態で非動作である電流消費回路を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の状態は、前記出力回路が非動作の状態であり、
    前記第2の状態は、前記出力回路が前記光信号に基づいた前記信号を出力する状態であることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記複数のチップの各々はさらに、
    前記複数の画素の各々から前記光信号を出力させる走査回路を有し、
    前記出力回路は、前記走査回路によって前記複数の画素の各々から出力される前記光信号に基づいた前記信号を出力し、
    前記第1の状態において、前記走査回路が非動作であり、
    前記第2の状態において、前記走査回路が前記複数の画素から前記光信号を出力させる状態であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記出力回路が、差動アンプであり、
    前記複数の画素の各々がノイズ信号と前記光信号とを出力し、
    前記差動アンプが、前記複数の画素の各々が出力する前記ノイズ信号と前記光信号との差に基づいた前記信号を出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 各々が入射光を光電変換して光信号を生成する複数の画素と、
    前記複数の画素の各々から出力される前記光信号に基づいた信号を出力する出力回路と、
    電流消費回路と、
    を各々が有する複数のチップが設けられ、
    前記複数のチップが電流供給線に共通して電気的に接続され、前記複数のチップの各々の前記出力回路と前記電流消費回路とに前記電流供給線から電流が与えられ、
    前記出力回路は、第1の状態と第2の状態とを取り得、前記第2の状態は、前記出力回路の電流消費量が前記第1の状態よりも多い状態であり、
    前記第1の状態と前記第2の状態との前記出力回路の電流消費量の差を低減するように、前記複数のチップの各々の前記電流消費回路が、前記第2の状態における電流消費量よりも前記第1の状態における電流消費量を多くして動作する回路であって、
    前記電流消費回路から出力される電流が、前記出力回路に供給されることを特徴とする撮像装置。
  7. 前記電流消費回路は、抵抗素子を含み、前記抵抗素子に電流を消費させる回路であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記電流消費回路が、前記第1の状態と前記第2の状態の前記チップの電流消費量が同じとなるように電流を消費する回路であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の撮像装置。
  9. 各々が入射光を光電変換して光信号を生成する複数の画素と、
    前記複数の画素の各々から出力される前記光信号に基づいた信号を出力する出力回路と、
    電流消費回路と、
    を各々が有する複数のチップが設けられ、
    前記複数のチップが電流供給線に共通して電気的に接続され、前記複数のチップの各々の前記出力回路と前記電流消費回路とに前記電流供給線から電流が与えられ、
    前記出力回路は、第1の状態と第2の状態とを取り得、前記第2の状態は、前記出力回路の電流消費量が前記第1の状態よりも多い状態であり、
    前記第1の状態と前記第2の状態との前記出力回路の電流消費量の差を低減するように、前記複数のチップの各々の前記電流消費回路が、前記第2の状態における電流消費量よりも前記第1の状態における電流消費量を多くして動作する回路である撮像装置であって、
    前記複数の画素は、前記画素が複数列設けられたものであり、
    前記複数のチップの各々は、複数の前記電流消費回路を有し、
    前記複数の電流消費回路のそれぞれが、前記複数の画素が設けられた各々の列に対応して設けられていることを特徴とする撮像装置。
  10. 各々が入射光を光電変換して光信号を生成する複数の画素と、
    前記複数の画素の各々から出力される前記光信号に基づいた信号を出力する出力回路と、
    電流消費回路と、
    を各々が有する複数のチップが設けられ、
    前記複数のチップが電流供給線に共通して電気的に接続され、前記複数のチップの各々の前記出力回路と前記電流消費回路とに前記電流供給線から電流が与えられ、
    前記出力回路は、第1の状態と第2の状態とを取り得、前記第2の状態は、前記出力回路の電流消費量が前記第1の状態よりも多い状態であり、
    前記第1の状態と前記第2の状態との前記出力回路の電流消費量の差を低減するように、前記複数のチップの各々の前記電流消費回路が、前記第2の状態における電流消費量よりも前記第1の状態における電流消費量を多くして動作する回路である撮像装置であって、
    前記複数のチップの各々はさらにカウンタを有し、
    前記カウンタは、
    前記複数の画素が前記光信号の生成を開始してから、前記出力回路が前記光信号に基づいた前記信号の出力を終えるまでの期間を計数した計数結果を生成するカウンタであり、
    前記撮像装置はさらに、
    前記計数結果に基づいて前記第1の状態の前記電流消費回路の電流消費量を制御する電流消費制御部を有することを特徴とする撮像装置。
  11. 各々が入射光を光電変換して光信号を生成する複数の画素と、
    前記複数の画素の各々から出力される前記光信号に基づいた信号を出力する出力回路と、
    電流消費回路と、
    を各々が有する複数のチップが設けられ、
    前記複数のチップが電流供給線に共通して電気的に接続され、前記複数のチップの各々の前記出力回路と前記電流消費回路とに前記電流供給線から電流が与えられ、
    前記出力回路は、第1の状態と第2の状態とを取り得、前記第2の状態は、前記出力回路の電流消費量が前記第1の状態よりも多い状態であり、
    前記第1の状態と前記第2の状態との前記出力回路の電流消費量の差を低減するように、前記複数のチップの各々の前記電流消費回路が、前記第2の状態における電流消費量よりも前記第1の状態における電流消費量を多くして動作する回路である撮像装置であって、
    前記複数のチップの各々は、
    前記チップを前記第1の状態とさせるトリガ信号が前記チップの外部から与えられるパッドを有し、
    前記パッドに前記電流消費回路の電流消費量を設定する電流消費設定データが前記チップの外部から与えられることを特徴とする撮像装置。
  12. 各々が入射光を光電変換して光信号を生成する複数の画素と、
    前記複数の画素の各々から出力される前記光信号に基づいた信号を出力する出力回路と、
    電流消費回路と、を各々が有する第1のチップと第2のチップとが設けられ、
    前記第1のチップと前記第2のチップとが電流供給線に共通して電気的に接続され、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記出力回路と前記電流消費回路とに前記電流供給線から電流が与えられ、
    前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記出力回路は、第1の状態と第2の状態とを取り得、前記第2の状態は、前記出力回路の電流消費量が前記第1の状態よりも多い状態であり、
    第1の場合と第2の場合の第1の期間において、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記出力回路が共に前記第1の状態にあり、
    前記第1の場合は、前記第1の期間の後の第2の期間の第1部分期間において、前記第1のチップの前記出力回路が前記第2の状態、前記第2のチップの前記出力回路が前記第1の状態にあり、前記第2の期間に含まれる、前記第1部分期間の後の第2部分期間において、前記第1のチップの前記出力回路が前記第1の状態、前記第2のチップの前記出力回路が前記第2の状態にある場合であり、
    前記第2の場合は、前記第2の期間において、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記出力回路が共に前記第2の状態にある場合であり、
    前記第1の場合と前記第2の場合とにおいて、前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記電流消費回路の電流消費量は、前記第2の期間よりも前記第1の期間の方が多く、
    前記第1のチップと前記第2のチップの各々の前記電流消費回路の前記第1の期間における電流消費量は、前記第1の場合よりも前記第2の場合の方が多いことを特徴とする撮像装置の駆動方法。
  13. 前記第1の状態の前記撮像装置の電流消費量が、前記第2の状態の前記撮像装置の電流消費量と同じになるように前記電流消費回路を動作させることを特徴とする請求項12に記載の撮像装置の駆動方法。
  14. 各々が入射光を光電変換して光信号を生成する複数の画素と、
    前記複数の画素の各々から出力される前記光信号に基づいた信号を出力する出力回路と、
    電流消費回路と、を各々が有する複数のチップが設けられ、
    前記複数のチップが電流供給線に共通して電気的に接続され、前記複数のチップの各々の前記出力回路と前記電流消費回路とに前記電流供給線から電流が与えられ、
    前記出力回路は、第1の状態と第2の状態とを取り得、前記第2の状態は、前記出力回路の電流消費量が前記第1の状態よりも多い状態であり、
    前記第1の状態と前記第2の状態との前記出力回路の電流消費量の差を低減するように、前記複数のチップの各々の前記電流消費回路を、前記第2の状態における電流消費量よりも前記第1の状態における電流消費量を多くして動作させる撮像装置の駆動方法であって、
    前記複数のチップの各々はさらにカウンタを有し、
    前記カウンタは、
    前記複数の画素が前記光信号の生成を開始してから、前記出力回路が前記光信号に基づいた前記信号の出力を終えるまでの期間を計数した計数結果を生成するカウンタであり、
    前記撮像装置が、
    前記計数結果に基づいて前記第1の状態の前記電流消費回路の電流消費量を設定することを特徴とする撮像装置の駆動方法。
  15. 前記計数結果によって、前記複数のチップのうち、前記第1の状態から前記第2の状態に同時に移行する前記チップの数のデータを得て、
    前記データに基づいて、前記電流消費回路の前記電流消費量を制御することを特徴とする請求項14に記載の撮像装置の駆動方法。
  16. 各々が入射光を光電変換して光信号を生成する複数の画素と、
    前記複数の画素の各々から出力される前記光信号に基づいた信号を出力する出力回路と、
    電流消費回路と、を各々が有する複数のチップが設けられ、
    前記複数のチップが電流供給線に共通して電気的に接続され、前記複数のチップの各々の前記出力回路と前記電流消費回路とに前記電流供給線から電流が与えられ、
    前記出力回路は、第1の状態と第2の状態とを取り得、前記第2の状態は、前記出力回路の電流消費量が前記第1の状態よりも多い状態であり、
    前記第1の状態と前記第2の状態との前記出力回路の電流消費量の差を低減するように、前記複数のチップの各々の前記電流消費回路を、前記第2の状態における電流消費量よりも前記第1の状態における電流消費量を多くして動作させる撮像装置の駆動方法であって、
    前記チップを前記第1の状態とさせるトリガ信号と、前記電流消費回路の電流消費量を設定する電流消費設定データとを前記チップにシリアルに与えることを特徴とする撮像装置の駆動方法。
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