JP6260825B2 - 非接触給電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両外部に設けられる送電用コイルと、車両に設けられ、送電用コイルから送電される電力を非接触で受電する受電用コイルとを備えた非接触給電装置に関する。
従来、車両外部に設けられる送電用コイルと、車両に設けられ、送電用コイルから送電される電力を非接触で受電する受電用コイルとを備えた非接触給電装置として、例えば以下に示す特許文献1に開示されている車両用給電システムがある。
この車両用給電システムは、送電用コイルと、受電用コイルと、発光体と、カメラと、制御装置とを備えている。送電用コイルは車両外部に、受電用コイルは車両にそれぞれ設けられている。発光体は、送電用コイルの周辺に設けられ、送電用コイルの位置を示す。カメラは、車両に設けられ、車両外部を撮像する。制御装置は、発光体を点灯させ、カメラによって撮像した発光体の画像から、送電用コイルと受電用コイルの位置関係を検出する。そして、その検出結果に基づいて送電用コイルへ車両を誘導するように車両を制御する。これにより、給電の際の車両の駐車精度を確保することができる。
特許第4849190号公報
前述した車両用給電システムでは、発光体とカメラの距離が遠い場合、外乱光の影響を受けやすい。そのため、カメラによって撮像した画像から、送電用コイルと受電用コイルの位置関係を精度よく検出できない可能性がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、外乱光の影響を抑え、送電用コイルと受電用コイルの位置関係を精度よく検出することができる非接触給電装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた第1の本発明は、車両の外部に設けられる送電用コイルと、送電用コイルの周辺に設けられ、送電用コイルの位置を示す少なくとも1つの発光体と、車両に搭載され、送電用コイルから送電される電力を非接触で受電する受電用コイルと、車両に設けられ、車両の外部を撮像する撮像装置と、発光体及び撮像装置を制御し、撮像装置によって撮像された発光体の画像から送電用コイルと受電用コイルの位置関係を検出するとともに、検出結果に基づいて送電用コイルへ車両を誘導するように車両を制御する制御装置と、を備えた非接触給電装置において、発光体は、決められた発光時間及び発光周期で点滅し、撮像装置は、発光体の発光周期に同期し、発光体の発光時間と同一の露光時間で撮像し、発光体は、車両の誘導に伴って変化する送電用コイルと受電用コイルの距離が小さいほど発光周期が小さくなることを特徴とする。
上記課題を解決するためになされた第2の本発明は、車両の外部に設けられる送電用コイルと、送電用コイルの周辺に設けられ、送電用コイルの位置を示す少なくとも1つの発光体と、車両に搭載され、送電用コイルから送電される電力を非接触で受電する受電用コイルと、車両に設けられ、車両の外部を撮像する撮像装置と、発光体及び撮像装置を制御し、撮像装置によって撮像された発光体の画像から送電用コイルと受電用コイルの位置関係を検出するとともに、検出結果に基づいて送電用コイルへ車両を誘導するように車両を制御する制御装置と、を備えた非接触給電装置において、発光体は、決められた発光時間及び発光周期で点滅し、撮像装置は、発光体の発光周期に同期し、発光体の発光時間と同一の露光時間で撮像し、発光体は、4つ以上あり、同一平面上に、多角形の頂点上又は辺上に、指向性を有する光を発し、車両が進入してくる方向に向かって光が照射されるように配置されていることを特徴とする。
上記課題を解決するためになされた第3の本発明は、車両の外部に設けられる送電用コイルと、送電用コイルの周辺に設けられ、送電用コイルの位置を示す少なくとも1つの発光体と、車両に搭載され、送電用コイルから送電される電力を非接触で受電する受電用コイルと、車両に設けられ、車両の外部を撮像する撮像装置と、発光体及び撮像装置を制御し、撮像装置によって撮像された発光体の画像から送電用コイルと受電用コイルの位置関係を検出するとともに、検出結果に基づいて送電用コイルへ車両を誘導するように車両を制御する制御装置と、を備えた非接触給電装置において、発光体は、決められた発光時間及び発光周期で点滅し、撮像装置は、発光体の発光周期に同期し、発光体の発光時間と同一の露光時間で撮像し、発光体は、4つ以上あり、同一平面上に、多角形の頂点上又は辺上に配置され、進入してくる車両から遠い位置に配置されているものほど、撮像感度が高い発光色であることを特徴とする。
これらの構成によれば、点滅する発光体を、発光したタイミングで撮像することができる。そのため、外乱光の影響を抑え、送電用コイルと受電用コイルの位置関係を精度よく検出することができる。
第1実施形態における非接触給電装置のブロック図である。 図1に示す非接触給電装置の詳細なブロック図である。 図2に示す送電用コイルの上面図である。 図3のIV−IV矢視断面図である。 第1実施形態における非接触給電装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図5に示す同期タイミングの検出を説明するためのタイムチャートである。 送電用コイルと受電用コイルの距離とカメラの撮像周期の関係を示すマップの説明図である。 送電用コイルと受電用コイルの距離と車両の誘導制御周期の関係を示すマップの説明図である。 送電用コイルと受電用コイルの距離と発光体の発光周期の関係を示すマップの説明図である。 送電用コイルと受電用コイルの距離と発光体の発光強度の関係を示すマップの説明図である。 第1実施形態における非接触給電装置の発光体とカメラの動作を説明するためのタイムチャートである。 第2実施形態における非接触給電装置の発光体とカメラの動作を説明するためのタイムチャートである。 第1及び第2実施形態の変形形態における送電用コイルの上面図である。
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して第1実施形態の非接触給電装置の構成について説明する。
図1に示す非接触給電装置1は、車両を駐車スペースの所定位置に誘導し、誘導完了後に、車両外部の交流電源AC1から車両に搭載された高電圧バッテリB1に非接触で送電し、高電圧バッテリB1を充電する装置である。非接触給電装置1は、送電回路10と、送電用コイル11と、受電用コイル12と、受電回路13と、発光体14a〜14dと、カメラ15(撮像装置)と、送電側制御回路16(制御装置)と、受電側制御回路17(制御装置)とを備えている。
送電回路10は、車両外部に設けられ、送電側制御回路16によって制御され、交流電源AC1から供給される交流を高周波の交流に変換して送電用コイル11に供給する回路である。図2に示すように、送電回路10は、整流回路100と、インバータ回路101とを備えている。
整流回路100は、交流電源AC1から供給される交流を整流して直流に変換しインバータ回路101に供給する回路である。整流回路100の入力端は交流電源AC1に、出力端はインバータ回路101にそれぞれ接続されている。
インバータ回路101は、送電側制御回路16によって制御され、整流回路100から供給される直流を高周波の交流に変換して送電用コイル11に供給する回路である。インバータ回路101は、送電側制御回路16に接続されている。また、インバータ回路101の入力端は整流回路100の出力端に、出力端は送電用コイル11にそれぞれ接続されている。
送電用コイル11は、車両外部に設けられ、インバータ回路101から供給される交流によって交番磁束を発生する装置である。図3及び図4に示すように、送電用コイル11は、巻線110、111と、コア112と、シールド板113と、カバー114とを備えている。巻線110、111は、長方形板状のコア112の表面に沿って巻回されている。巻線110、111の巻回されたコア112は、シールド板113に固定され、カバー114によって覆われている。図1に示すように、車両は、送電用コイル11の前方から進入し送電用コイル11へ誘導される。図3及び図4に示すように、送電用コイル11は、長手方向を前後方向に向けた状態で、駐車スペースの地表面の所定位置に設置されている。
図2に示す受電用コイル12は、車両に搭載され、車両の誘導制御によって送電用コイル11と上下方向に所定距離を隔てて対向し、送電用コイル11の発生した交番磁束が鎖交することで、送電用コイル11から送電される電力を非接触で受電する装置である。受電用コイル12は、送電用コイル11と同一構成である。受電用コイル12は、図1に示すように、送電用コイル11とは上下逆向きの状態で車両の底部に設置されている。
図2に示す受電回路13は、車両に搭載され、受電側制御回路17によって制御され、受電用コイル12から供給される交流を直流に変換して高電圧バッテリB1に供給する回路である。受電回路13は、整流回路130と、コンバータ回路131とを備えている。
整流回路130は、受電用コイル12から供給される交流を整流して直流に変換しコンバータ回路131に供給する回路である。整流回路130の入力端は受電用コイル12に、出力端はコンバータ回路131にそれぞれ接続されている。
コンバータ回路131は、受電側制御回路17によって制御され、整流回路130から供給される直流を高電圧バッテリB1の充電に適した電圧の直流に変換して高電圧バッテリB1に供給し高電圧バッテリB1を充電する回路である。コンバータ回路131は、受電側制御回路17に接続されている。また、コンバータ回路131の入力端は整流回路130の出力に、出力端は高電圧バッテリB1にそれぞれ接続されている。
発光体14a〜14dは、送電用コイル11の周辺に設けられ、送電用コイル11の位置を示す素子である。図3に示すように、発光体14a〜14dは、同一平面上であるカバー114の上面上に長方形の頂点上に配置されている。発光体14a〜14dは、指向性を有する発光ダイオードである。発光体14a〜14dは、車両が進入してくる方向である前方に向かって光が照射されるように、光軸が前方に向かって配置されている。また、図4に示すように、進入してくる車両に近い位置に配置されているものほど、つまり前方に近いほど、配置されるカバー114の上面の垂直軸と光軸のなす角が小さくなるように配置されている。発光体14a〜14dは、進入してくる車両から遠い位置に配置されているものほど、つまりは前方から遠いほど撮像感度が高い発光色になるように設定されている。具体的には、進入してくる車両に近い領域、つまり前方に近い領域に配置される発光体14a、14bの発光色が青色に、進入してくる車両から遠い領域、つまり前方から遠い領域に配置される発光体14c、14dの発光色が緑色にそれぞれ設定されている。
図2に示すカメラ15は、車両に設けられ、受電側制御回路17によって制御され、車両外部を撮像する装置である。具体的には、図1に示すように、車両後部に設けられ、車両後方の車両外部を撮像する。図2に示すように、カメラ15は、受電側制御回路17に接続されている。
送電側制御回路16は、車両外部に設けられ、無線通信により受電側制御回路17から情報を受信し、受信した情報に基づいて発光体14a〜14dを制御する回路である。また、無線通信により受電側制御回路17との間で情報を送受信し、受信した情報に基づいてインバータ回路101を制御する回路でもある。送電側制御回路16は、受電側制御回路17から、送電用コイル11と受電用コイル12の距離の情報を受信する。そして、受信した情報に基づいて発光体14a〜14dを決められた発光時間及び発光周期で点滅させる。具体的には、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さいほど発光体14a〜14dの発光周期及び発光強度が小さくなるように制御する。そして、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が距離閾値以下になると、発光体14a〜14dを消灯させる。ここで、距離閾値は、車両が送電用コイル11に近づき、カメラ15によって発光体14a〜14dを撮像することができなくなる直前の送電用コイル11と受電用コイル12の距離に設定されている。送電側制御回路16は、発光体14a〜14d及びインバータ回路101にそれぞれ接続されている。
受電側制御回路17は、車両に設けられ、カメラ15を制御してカメラ15によって撮像した発光体14a〜14dの画像から送電用コイル11と受電用コイル12の位置関係を検出し、検出結果を無線通信により送電側制御回路16に送信する回路である。また、その検出結果に基づいて送電用コイル11へ車両を誘導するように車両を制御する回路でもある。さらに、送電用コイル11と受電用コイル12が上下方向に所定距離を隔てて対向した後、無線通信により送電側制御回路16との間で情報を送受信し、受信した情報に基づいてコンバータ回路131を制御する回路でもある。受電側制御回路17は、発光体14a〜14dの発光に同期して撮像するようにカメラ15を制御する。具体的には、発光体14a〜14dの発光周期に同期し、発光体14a〜14dの発光時間と同一の露光時間で撮像するようにカメラ15を制御する。そして、カメラ15によって撮像した発光体14a〜14dの画像から送電用コイル11と受電用コイル12の距離を求める。受電側制御回路17は、求めた送電用コイル11と受電用コイル12の距離の情報を送電側制御回路16に送信する。また、求めた送電用コイル11と受電用コイル12の距離の情報に基づいて送電用コイル11へ車両を誘導するように車両を制御する。具体的には、走行用モータ、ステアリング装置及びブレーキ装置を制御する。そして、その際、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さいほど誘導制御周期を小さくする。受電側制御回路17は、カメラ15及びコンバータ回路131にそれぞれ接続されている。
次に、図2、図5〜図11を参照して第1実施形態の非接触給電装置の動作について説明する。まず、図2、図5〜図8を参照して受電側制御回路の動作について説明する。
図2に示す受電側制御回路17は、図5に示すように、充電モードか否かを判定する(S100)。具体的には、車両に設けられた、高電圧バッテリB1の充電を指示する充電スイッチ(図略)がオン状態であるか否かを判定する。ステップS100において、充電モードでないと判定した場合、受電側制御回路17は、受電側の充電制御処理を終了する。
一方、ステップS100において、充電モードであると判定した場合、受電側制御回路17は、送電側制御回路16に起動指令を送信する(S101)。そして、受電側制御回路17は、後述する発光体14a〜14dの発光周期の初期値と同じ周期T0、及び、後述する発光体14a〜14dの発光時間の初期値と同じ時間t0を、撮像周期及び露光時間の初期値として設定する(S102)。
その後、受電側制御回路17は、カメラ15による撮像を発光体14a〜14dの発光に同期させるため、同期タイミングの検出を行う(S103)。
後述するように、起動指令を受信すると、送電側制御回路16は、図6に示すように、初期値である発光周期T0、発光時間t0及び発光強度I0で発光体14a〜14dを点滅させる。受電側制御回路17は、発光体14a〜14dの発光タイミングとは独立した、初期値である撮像周期T0のタイミングに対してシフト時間経過後のタイミングにおいて、初期値である露光時間t0で撮像するようにカメラ15を制御する。そして、シフト時間を徐々に増加させ、シフト時間が周期T0になるまで制御を繰り返す。その後、受電側制御回路17は、カメラ15によって撮像された発光体14a〜14dの画像のうち、明るさが最大になる画像の撮像時のシフト時間を求める。このシフト時間が、発光体14a〜14dの発光タイミングと、受電側制御回路17における周期T0のタイミングのずれ時間である。以降、このシフト時間に基づいて制御することで、カメラ15による撮像を発光体14a〜14dの発光に同期させることができる。
その後、受電側制御回路17は、求めたシフト時間、設定された撮像周期及び露光時間に基づいてカメラ15を制御し、発光体14a〜14dを撮像させる。(S104)。つまり、発光体14a〜14dの発光周期に同期し、発光体14a〜14dの発光時間と同一の露光時間で撮像するようにカメラ15を制御し、発光体14a〜14dを撮像させる。そして、受電側制御回路17は、撮影した発光体14a〜14dの画像から送電用コイル11と受電用コイル12の距離を求める(S105)。
その後、受電側制御回路17は、求めた送電用コイル11と受電用コイル12の距離が距離閾値より大きいか否かを判定する(S106)。
ステップS106において、求めた送電用コイル11と受電用コイル12の距離が距離閾値より大きいと判定した場合、受電側制御回路17は、求めた送電用コイル11と受電用コイル12の距離の情報を送電側制御回路16に送信する(S107)。
その後、受電側制御回路17は、求めた送電用コイル11と受電用コイル12の距離の情報に基づいて撮像周期を設定する(S108)。具体的には、予め設定されている送電用コイル11と受電用コイル12の距離とカメラ15の撮像周期の関係を示すマップと、求めた送電用コイル11と受電用コイル12の距離から撮像周期を求め設定する。ここで、送電用コイル11と受電用コイル12の距離とカメラ15の撮像周期の関係を示すマップは、図7に示すように、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さいほど撮像周期が小さくなるように設定されている。このマップは、後述する送電用コイル11と受電用コイル12の距離と発光体14a〜14dの発光周期の関係を示すマップにおいて、発光体14a〜14dの発光周期を、カメラ15の撮像周期としたものである。そのため、送電用コイル11と受電用コイル12の距離に応じて発光体14a〜14dの発光周期が変化しても、カメラ15の撮像周期は発光体14a〜14dの発光周期と同じ値になる。そして、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が距離閾値より大きい場合、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さいほどカメラ15の撮像周期が小さくなる。
その後、受電側制御回路17は、求めた送電用コイル11と受電用コイル12の距離の情報に基づいて送電用コイル11へ車両を誘導する(S109)。具体的には、予め設定されている送電用コイル11と受電用コイル12の距離と車両の誘導制御周期の関係を示すマップと、求めた送電用コイル11と受電用コイル12の距離から誘導制御周期を求める。そして、求めた誘導制御周期毎に誘導指令を更新し、送電用コイル11へ車両を誘導する。より具体的には、求めた送電用コイル11と受電用コイル12の距離の情報に基づいて走行用モータ、ステアリング装置及びブレーキ装置を制御して、送電用コイル11へ車両を誘導する。ここで、送電用コイル11と受電用コイル12の距離と車両の誘導制御周期の関係を示すマップは、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さいほど誘導制御周期が小さくなるように設定されている。そのため、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が距離閾値より大きい場合、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さいほど誘導制御周期が小さくなる。そして、その後、ステップS104に戻る。
一方、ステップS106において、求めた送電用コイル11と受電用コイル12の距離が距離閾値以下であると判定した場合、受電側制御回路17は、送電用コイル11と受電用コイル12の距離の情報が得られなくなるため、車速センサ及びステアリング舵角センサの検出結果に基づいて送電用コイル11へ車両を誘導する(S110)。具体的には、車速センサ及びステアリング舵角センサの検出結果に基づいて走行用モータ、ステアリング装置及びブレーキ装置を制御して、送電用コイル11へ車両を誘導する。そして、受電用コイル12が送電用コイル11と上下方向に所定距離を隔てて対向すると、受電側制御回路17は、車両の誘導を停止し、車両を停車させる(S111)。その後、受電側制御回路17は、送電側制御回路16に給電指令を送信する(S112)。
後述するように、給電指令を受信すると、送電側制御回路16は、インバータ回路101を制御して送電用コイル11に充電電力を供給する。受電側制御回路17は、コンバータ回路131を制御し、受電用コイル12から供給される電力を変換して高電圧バッテリB1を充電させる(S113)。
次に、図2、図5、図9、図10を参照して送電側制御回路の動作について説明する。
図2に示す送電側制御回路16は、図5に示すように、受電側制御回路17から起動指令を受信したか否かを判定する(S150)。ステップS150において、起動指令を受信していないと判定した場合、送電側制御回路16は、起動指令を受信するまでステップS150を繰り返す。
一方、ステップS150において、起動指令を受信したと判定した場合、送電側制御回路16は、発光周期T0、発光時間t0及び発光強度I0を発光体14a〜14dの発光周期、発光時間及び発光強度の初期値として設定する(S151)。そして、送電側制御回路16は、設定されている発光周期、発光時間及び発光強度で発光体14a〜14dを点滅させる(S152)。
その後、送電側制御回路16は、受電側制御回路17から送電用コイル11と受電用コイル12の距離の情報を受信したか否かを判定する(S153)。ステップS153において、送電用コイル11と受電用コイル12の距離の情報を受信していないと判定した場合、送電側制御回路16は、送電用コイル11と受電用コイル12の距離の情報を受信するまでステップS153を繰り返す。
一方、ステップS153において、送電用コイル11と受電用コイル12の距離の情報を受信したと判定した場合、送電側制御回路16は、受信した送電用コイル11と受電用コイル12の距離が距離閾値より大きいか否かを判定する(S154)。
ステップS154において、受信した送電用コイル11と受電用コイル12の距離が距離閾値より大きいと判定した場合、送電側制御回路16は、受信した送電用コイル11と受電用コイル12の距離の情報に基づいて発光体14a〜14dの発光周期及び発光強度を設定する(S155)。具体的には、予め設定されている送電用コイル11と受電用コイル12の距離と発光体14a〜14dの発光周期の関係を示すマップと、受信した送電用コイル11と受電用コイル12の距離から発光周期を求め設定する。また、予め設定されている送電用コイル11と受電用コイル12の距離と発光体14a〜14dの発光強度の関係を示すマップと、受信した送電用コイル11と受電用コイル12の距離から発光強度を求め設定する。ここで、送電用コイル11と受電用コイル12の距離と発光体14a〜14dの発光周期の関係を示すマップは、図9に示すように、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さいほど発光周期が小さくなるように設定されている。また、送電用コイル11と受電用コイル12の距離と発光体14a〜14dの発光強度の関係を示すマップは、図10に示すように、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さいほど発光強度が小さくなるように設定されている。そのため、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が距離閾値より大きい場合、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さいほど発光体14a〜14dの発光周期及び発光強度が小さくなる。そして、その後、ステップS152に戻る。
一方、ステップS154において、受信した送電用コイル11と受電用コイル12の距離が距離閾値以下であると判定した場合、送電側制御回路16は、カメラ15によって発光体14a〜14dを撮像することができなくなるため、発光体14a〜14dを消灯する(S156)。
その後、送電側制御回路16は、受電側制御回路17から給電指令を受信したか否かを判定する(S157)。ステップS157において、給電指令を受信していないと判定した場合、送電側制御回路16は、給電指令を受信するまでステップS157を繰り返す。
一方、ステップS157において、給電指令を受信したと判定した場合、送電側制御回路16は、インバータ回路101を制御して送電用コイル11に充電電力を供給する(S158)。
次に、図2、図5及び図11を参照して発光体の発光とカメラの撮像の関係について詳細に説明する。
図5に示すステップS152〜S155が繰り返されることで、図2に示す発光体14a〜14dは、図11に示すように、決められた発光周期、発光時間及び発光強度で点滅する。発光体14a〜14dの発光周期は、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さくなるに従って、T1からT2(<T1)、T3(<T2)へと小さくなる。また、発光体14a〜14dの発光強度は、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さくなるに従って、I1からI2(<I1)、I3(<I2)へと小さくなる。しかし、発光体14a〜14dの発光時間は、送電用コイル11と受電用コイル12の距離に関係なくt0で一定である。
一方、図5に示すステップS104〜S109が繰り返されることで、図2に示すカメラ15の撮像周期は、図11に示すように、発光体14a〜14dの発光周期に同期し、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さくなるに従って、T1からT2、T3へと小さくなる。また、カメラ15の露光時間は、発光体14a〜14dの発光時間と同一のt0になる。つまり、カメラ15は、発光体14a〜14dの発光周期に同期し、発光体14a〜14dの発光時間と同一の露光時間で発光体14a〜14dを撮像する。
次に、第1実施形態の非接触給電装置の効果について説明する。
第1実施形態によれば、発光体14a〜14dは点滅し、カメラ15は発光体14a〜14dの発光に同期して撮像する。そのため、点滅する発光体14a〜14dを、発光したタイミングで撮像することができる。従って、外乱光の影響を抑え、送電用コイル11と受電用コイル12の位置関係を精度よく検出することができる。
第1実施形態によれば、発光体14a〜14dは、決められた発光時間及び発光周期で点滅する。そして、カメラ15は、発光体14a〜14dの発光周期に同期し、発光体14a〜14dの発光時間と同一の露光時間で撮像する。そのため、発光体14a〜14dからの光を充分に確保した状態で、発光体14a〜14dを撮像することができる。従って、発光体14a〜14dとカメラ15の距離が遠くても、発光体14a〜14dをはっきりと撮像することができる。従って、車両が送電用コイル11から離れていても、送電用コイル11と受電用コイル12の位置関係を精度よく検出することができる。
第1実施形態によれば、発光体14a〜14dは、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さいほど、発光周期が小さくなる。そのため、カメラ15も、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さいほど、撮像周期が小さくなる。つまり、車両が送電用コイル11に近づくに従って、発光体14a〜14dが頻繁に撮像されるようになる。その結果、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が頻繁に更新されるようになる。従って、車両を送電用コイル11へ精度よく誘導することができる。
車両が送電用コイル11から離れるほど、周囲の人が発光体14a〜14dを目にする可能性が高くなる。発光体14a〜14dが点滅すると、周囲の人は点滅する発光体14a〜14dを目にしてストレスを感じる。点滅が早いほど、人はより強いストレスを感じる。しかし、第1実施形態によれば、発光体14a〜14dは、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さいほど、発光周期が小さくなる。つまり、車両が送電用コイル11から離れるほど、発光体14a〜14dの発光周期が大きくなる。そのため、周囲の人が感じるストレスを軽減することができる。
車両が送電用コイル11に近づくと、発光体14a〜14dの発光強度を小さくしても発光体14a〜14dに撮像に必要な光を充分に確保することができるようになる。発光強度を一定にしていた場合、発光体14a〜14dによって無駄な電力を消費することになる。しかし、第1実施形態によれば、発光体14a〜14dは、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さいほど発光強度が小さくなる。そのため、発光体14a〜14dの撮像に影響を与えることなく、発光体14a〜14dによる無駄な電力消費を抑えることができる。
第1実施形態によれば、受電側制御回路17は、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さいほど誘導制御周期を小さくする。そのため、車両を送電用コイル11へ精度よく誘導することができる。
第1実施形態によれば、発光体14a〜14dは、送電用コイル11と受電用コイル12の距離がカメラ15によって発光体14a〜14dを撮像することができなくなる直前の所定の距離になると消灯する。そのため、発光体14a〜14dによる無駄な電力消費を抑えることができる。
第1実施形態によれば、発光体は、発光体14a〜14dと4つあり、同一平面上であるカバー114の上面上に長方形の頂点上に配置されている。そのため、送電用コイル11と受電用コイル12が上下方向に所定距離を隔てて設けられている場合であっても、上下方向の所定距離を計測することなく、送電用コイル11と受電用コイル12の距離を求めることができる。
第1実施形態によれば、発光体14a〜14dは、指向性を有する光を発し、車両が進入してくる方向である前方に向かって光が照射されるように配置されている。そのため、発光体14a〜14dの撮像に必要な光を充分に確保することができる。
第1実施形態によれば、発光体14a〜14dは、進入してくる車両に近いほど、つまり前方に近いほど、配置されるカバー114の上面の垂直軸と光軸のなす角が小さくなるように配置されている。そのため、カメラ15が発光体14a〜14dより上側に配置されている場合であっても、発光体14a〜14dの配置された位置に関係なく発光体14a〜14dの撮像に必要な光を充分に確保することができる。
第1実施形態によれば、発光体14a〜14dは、進入してくる車両から遠いほど、つまり前方から遠い程撮像感度が高い発光色である。つまり、後方に配置されているものほど、撮像感度が高い発光色である。そのため、発光体14a〜14dの配置されている位置に関係なく、発光体14a〜14dの撮像に必要な光を充分に確保することができる。
第1実施形態によれば、進入してくる車両に近い領域、つまり前方に近い領域に配置される発光体14a、14bと、進入してくる車両から遠い領域、つまり前方から遠い領域に配置される発光体14c、14dで発光色が異なる。そのため、送電用コイル11の前後方向を区別することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の非接触給電装置について説明する。第2実施形態の非接触給電装置は、第1実施形態の非接触給電装置が送電用コイルと受電用コイルの距離に応じて発光体の発光強度を変化させるのに対して、送電用コイルと受電用コイルの距離に応じて発光体の発光時間を変化させるようにしたものである。送電側制御回路及び受電側制御回路の一部動作が異なるのみで、構成については、第1実施形態の非接触給電装置1と同一であるため説明を省略する。
まず、図2及び図12を参照して発光体の発光とカメラの撮像の関係について詳細に説明する。
図2に示す発光体14a〜14dは、図12に示すように、決められた発光周期、発光時間及び発光強度で点滅する。発光体14a〜14dの発光周期は、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さくなるに従って、T1からT2(<T1)、T3(<T2)へと小さくなる。また、発光体14a〜14dの発光時間は、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さくなるに従って、t1からt2(<t1)、t3(<t2)へと小さくなる。しかし、発光体14a〜14dの発光強度は、送電用コイル11と受電用コイル12の距離に関係なくI4で一定である。
一方、図2に示すカメラ15の撮像周期は、図12に示すように、発光体14a〜14dの発光周期に同期し、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さくなるに従って、T1からT2、T3へと小さくなる。また、カメラ15の露光時間は、発光体14a〜14dの発光時間と同様に、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さくなるに従って、t1からt2、t3へと小さくなる。つまり、カメラ15は、発光体14a〜14dの発光周期に同期し、発光体14a〜14dの発光時間と同一の露光時間で発光体14a〜14dを撮像する。
次に、第2実施形態の非接触給電装置の効果について説明する。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同一な構成を有することにより、その同一構成に対応した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
車両が送電用コイル11に近づくと、発光体14a〜14dの発光時間を小さくしても発光体14a〜14dに撮像に必要な光を充分に確保することができるようになる。発光時間を一定にしていた場合、発光体14a〜14dによって無駄な電力を消費することになる。しかし、第2実施形態によれば、発光体14a〜14dは、送電用コイル11と受電用コイル12の距離が小さいほど発光時間が小さくなる。そのため、発光体14a〜14dの撮像に影響を与えることなく、発光体14a〜14dによる無駄な電力消費を抑えることができる。
なお、第1及び第2実施形態によれば、4つの発光体14a〜14dがカバー114の上面上に長方形の頂点上に配置されている例を挙げているが、これに限られるものではない。4つ以上の発光体が同一平面上に多角形の頂点上又は辺上に配置されていていればよい。その際、発光体は、カバー114の上面上に配置されていてもよいし、シールド板113の上面上に配置されていてもよい。これにより、上下方向の所定距離を計測することなく、送電用コイル11と受電用コイル12の距離を求めることができる。
第1及び第2実施形態では、進入してくる車両に近い領域、つまり前方に近い領域に配置される発光体14a、14bと、進入してくる車両から遠い領域、つまり前方から遠い領域に配置される発光体14c、14dで発光色が異なる例を挙げているが、これに限られるものではない。発光体14a〜14dの発光色を同一にし、進入してくる車両に近い領域、つまり前方に近い領域に配置される発光体14a、14bと、進入してくる車両から遠い領域、つまり前方から遠い領域に配置される発光体14c、14dで、発光時間、発光強度及び発光パターンの少なくともいずれかが異なるようにしてもよい。また、図13に示すように、進入してくる車両に近い領域、つまり前方に近い領域に3つの発光体14e〜14g、進入してくる車両から遠い領域、つまり前方から遠い領域に2つの発光体14h、14iを配置するようにしてもよい。進入してくる車両から遠い領域、つまり進入してくる車両に近い領域に配置される発光体と、進入してくる車両から遠い領域に配置される発光体で、数、発光色、発光時間、発光強度及び発光パターンの少なくともいずれかが異なるようにされていればよい。これにより、送電用コイル11の前後方向を区別することができる。
1・・・非接触給電装置、10・・・送電回路、11・・・送電用コイル、12・・・受電用コイル、13・・・受電回路、14a〜14d・・・発光体、15・・・カメラ(撮像装置)、16・・・送電側制御回路(制御装置)、17・・・受電側制御回路(制御装置)、AC1・・・交流電源、B1・・・高電圧バッテリ

Claims (11)

  1. 車両の外部に設けられる送電用コイル(11)と、
    前記送電用コイルの周辺に設けられ、前記送電用コイルの位置を示す少なくとも1つの発光体(14a〜14i)と、
    前記車両に搭載され、前記送電用コイルから送電される電力を非接触で受電する受電用コイル(12)と、
    前記車両に設けられ、前記車両の外部を撮像する撮像装置(15)と、
    前記発光体及び前記撮像装置を制御し、前記撮像装置によって撮像された前記発光体の画像から前記送電用コイルと前記受電用コイルの位置関係を検出するとともに、検出結果に基づいて前記送電用コイルへ前記車両を誘導するように前記車両を制御する制御装置(16、17)と、
    を備えた非接触給電装置において、
    前記発光体は、決められた発光時間及び発光周期で点滅し、
    前記撮像装置は、前記発光体の発光周期に同期し、前記発光体の発光時間と同一の露光時間で撮像し、
    前記発光体は、前記車両の誘導に伴って変化する前記送電用コイルと前記受電用コイルの距離が小さいほど発光周期が小さくなる非接触給電装置。
  2. 前記発光体は、前記送電用コイルと前記受電用コイルの距離が小さいほど発光強度又は発光時間が小さくなることを特徴とする請求項1に記載の非接触給電装置。
  3. 前記制御装置は、前記送電用コイルと前記受電用コイルの距離が小さいほど誘導制御周期を小さくすることを特徴とする請求項1又は2に記載の非接触給電装置。
  4. 前記発光体は、前記送電用コイルと前記受電用コイルの距離が前記撮像装置によって前記発光体を撮像することができなくなる直前の所定の距離になると消灯することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の非接触給電装置。
  5. 前記発光体は、4つ以上あり、同一平面上に、多角形の頂点上又は辺上に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の非接触給電装置。
  6. 前記発光体は、指向性を有する光を発し、前記車両が進入してくる方向に向かって光が照射されるように配置されていることを特徴とする請求項5に記載の非接触給電装置。
  7. 車両の外部に設けられる送電用コイル(11)と、
    前記送電用コイルの周辺に設けられ、前記送電用コイルの位置を示す少なくとも1つの発光体(14a〜14i)と、
    前記車両に搭載され、前記送電用コイルから送電される電力を非接触で受電する受電用コイル(12)と、
    前記車両に設けられ、前記車両の外部を撮像する撮像装置(15)と、
    前記発光体及び前記撮像装置を制御し、前記撮像装置によって撮像された前記発光体の画像から前記送電用コイルと前記受電用コイルの位置関係を検出するとともに、検出結果に基づいて前記送電用コイルへ前記車両を誘導するように前記車両を制御する制御装置(16、17)と、
    を備えた非接触給電装置において、
    前記発光体は、決められた発光時間及び発光周期で点滅し、
    前記撮像装置は、前記発光体の発光周期に同期し、前記発光体の発光時間と同一の露光時間で撮像し、
    前記発光体は、4つ以上あり、同一平面上に、多角形の頂点上又は辺上に、指向性を有する光を発し、前記車両が進入してくる方向に向かって光が照射されるように配置されていることを特徴とする非接触給電装置。
  8. 前記発光体は、進入してくる前記車両に近い位置に配置されているものほど、配置される平面の垂直軸と光軸のなす角が小さくなるように配置されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の非接触給電装置。
  9. 前記発光体は、進入してくる前記車両から遠い位置に配置されているものほど撮像感度が高い発光色であることを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に記載の非接触給電装置。
  10. 車両の外部に設けられる送電用コイル(11)と、
    前記送電用コイルの周辺に設けられ、前記送電用コイルの位置を示す少なくとも1つの発光体(14a〜14i)と、
    前記車両に搭載され、前記送電用コイルから送電される電力を非接触で受電する受電用コイル(12)と、
    前記車両に設けられ、前記車両の外部を撮像する撮像装置(15)と、
    前記発光体及び前記撮像装置を制御し、前記撮像装置によって撮像された前記発光体の画像から前記送電用コイルと前記受電用コイルの位置関係を検出するとともに、検出結果に基づいて前記送電用コイルへ前記車両を誘導するように前記車両を制御する制御装置(16、17)と、
    を備えた非接触給電装置において、
    前記発光体は、決められた発光時間及び発光周期で点滅し、
    前記撮像装置は、前記発光体の発光周期に同期し、前記発光体の発光時間と同一の露光時間で撮像し、
    前記発光体は、4つ以上あり、同一平面上に、多角形の頂点上又は辺上に配置され、進入してくる前記車両から遠い位置に配置されているものほど、撮像感度が高い発光色であることを特徴とする非接触給電装置。
  11. 前記発光体は、進入してくる前記車両に近い領域に配置される前記発光体と進入してくる前記車両から遠い領域に配置される前記発光体で、数、発光色、発光時間、発光強度及び発光パターンの少なくともいずれかが異なることを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に記載の非接触給電装置。
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