JP2008146489A - 自律移動装置制御システム及び自律移動装置 - Google Patents

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武志 石川
Tatsuo Sakai
龍雄 酒井
Hidekazu Araki
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Shintaro Kinoshita
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Abstract

【課題】自律移動装置の移動方向や現在位置を精度良く算出することができる上に、位置や方向を取得するために用いる目印に常時点灯させる発光体を用いなくても良い自律移動装置制御システム及び自律移動装置を提供することにある。
【解決手段】自律移動装置1は、搭載している撮像カメラ10で走行エリアの天井面の撮像画像を複数取得してこれらの撮像画像の差に基づいて検出される、発光状態が変化した目印たる発光体4の配置パターンと記憶部13に記憶された配置パターン情報とを比較することにより装置自身の移動方向及び/又は現在位置を算出して走行移動を制御する。
【選択図】図1

Description

屋内を自律移動する移動体(自律移動装置)において、自己位置を認識する装置が従来種々提供されている(例えば特許文献1)
特許文献1に開示されている構成は、走行経路の上方の天井に配置した蛍光灯を含む天井を自律移動装置の撮像カメラで撮像して得られた蛍光灯像の向き、蛍光灯像の高さ等の情報と、予め記憶している蛍光灯の向き、蛍光灯の高さ等の情報とを用いて位置特定や方向特定を行うもので、既設の照明が使用できる点に特徴がある。
特開平6−4127号公報
ところで、上述の特許文献1に開示されている構成では、蛍光灯を位置特定や方向のマーカとして使用するものであるが、常時点灯させる必要がある上に、蛍光ランプの劣化や周辺の明るさの影響を受けて,撮像して得られた画像情報から精度良い位置特定や方向特定ができないという問題がある。しかも蛍光灯を常時付けておく必要があるため、無人で稼働している工場等照明が不要或いは最小限で良いような環境には不向きであった。
本発明は、上述の点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、自律移動装置の移動方向や現在位置を精度良く算出することができる上に、位置や方向を取得するために用いる目印に常時点灯させる発光体を用いなくても良い自律移動装置制御システム及び自律移動装置を提供することにある。
上述の目的を達成するために、請求項1の自律移動装置制御システムに係る発明では、移動エリア内に配された目印と、該目印に基づいて向き及び/又は位置を認識する自律移動装置とを備える自律移動装置制御システムであって、前記目印は、前記自律移動装置が近づいたときに発光状態が変化する発光要素を有してなり、前記自律移動装置は、移動手段と、周辺の撮像情報を取得する撮像手段と、前記撮像情報に基づいて導出される装置自身の向き及び/又は位置に基づいて前記移動手段を制御する移動制御手段と、前記目印の向き及び/又は位置の情報を含む配置パターン情報を記憶する記憶手段とを備え、前記移動制御手段は、前記撮像情報を複数取得してこれらの撮像情報の差に基づいて検出される、発光状態が変化した前記目印の配置パターンと前記記憶手段に記憶された前記配置パターン情報とを比較することにより装置自身の向き及び/又は位置を算出する機能を備えていることを特徴とする。
請求項1の自律移動装置制御システムに係る発明によれば、自律移動装置が目印に近づいたときに発光状態が変化する目印を含めた周辺を撮像した複数の撮像情報の差分から、発光状態が変化した目印を検出するので、照明器具の多い環境下でも或いは照明の無い環境下でも確実に目印を検出することができ、これにより記憶手段に記憶された配置パターンと求めた目印の配置パターンの照合によって、自律移動装置の移動方向や現在位置を精度良く算出することができ、しかも自律移動装置が近づいたときに目印を構成する発光体の発光状態を変化させるだけで良いので、常時発光させる発光体を用いる必要が無いため、ランニングコスト的にも安価となる。
請求項2の自律移動装置制御システムに係る発明では、請求項1の発明において、前記記憶手段は、移動エリア内の照明を目印としてその照明形状と方向の情報により表現される配置パターン情報を記憶していることを特徴とする。
請求項2の自律移動装置制御システムに係る発明によれば、少ない情報量と演算量とで自律移動装置の移動方向を算出することができる。
請求項3の自律移動装置制御システムに係る発明では、請求項1の発明において、前記目印は、前記移動装置が近づいたときに発光状態が連続的に変化することを特徴とする。
請求項3の自律移動装置制御システムに係る発明によれば、目印の発光状態が連続的に変化するので、目印を確実に捉えることができ、その結果、目印の配置パターンの照合する際に安定良く自律移動装置の移動方向や現在位置を求めることができる。
請求項4の自律移動装置制御システムに係る発明では、請求項3の発明において、前記目印は、固有の周期で発光状態が連続的に変化することを特徴とする。
請求項4の自律移動装置制御システムに係る発明によれば、目印の配置パターンの照合を正確に且つ容易に行える。
請求項5の自律移動装置制御システムに係る発明では、請求項1の発明において、前記移動制御手段は、異なる時刻に取得した複数の撮像情報を、該撮像情報を取得してからの変位の補正を行った後に撮像情報間の差に基づいて発光状態が変化した前記目印を検出することを特徴とする。
請求項5の自律移動装置制御システムに係る発明によれば、自律移動装置の移動を停止することなく、移動方向や位置を求めることができる。
請求項6の自律移動装置制御システムに係る発明では、請求項1乃至4の何れかの発明において、前記目印は、外部から無線で供給されるエネルギによって発光状態を変化させる発光要素を有してなり、前記自律移動装置は、前記目印に発光のためのエネルギを供給する発光エネルギ供給手段を備え、前記撮像手段は、前記発光エネルギ供給手段が前記目印に発光のためのエネルギを供給する前後に撮像情報を取得することを特徴とする。
請求項6の自律移動装置制御システムに係る発明によれば、目印が発光するためのエネルギが自律移動装置から供給するので、目印の発光状態の変化を自律移動装置側で定めることができ、そのため目印を確実に検出することができる。
請求項7の自律移動装置制御システムに係る発明では、請求項1乃至6の何れかの発明において、前記自律移動装置は、デッドレコニングにより装置自身の現在位置を推定する位置推定手段を備え、前記移動制御手段は、発光状態が変化した前記目印の配置パターンと、前記記憶手段に記憶された前記目印の配置パターン情報とを比較することにより算出した装置自身の向き及び/又は位置により前記位置推定手段で推定した現在位置を修正することを特徴とする。
請求項7の自律移動装置制御システムに係る発明によれば、デッドレコニングにより推定された自律移動装置の現在位置を修正するため、現在位置を高精度に保つことができる。
請求項8の自律移動装置制御システムに係る発明では、請求項1乃至7の何れかの発明において、前記目印の位置情報を記憶した記憶手段と、前記自律移動装置と通信して位置情報を取得する位置情報取得部と、前記目印に前記自律移動装置が接近したと判断したときに、当該目印に対して発光状態を変化させる制御信号を送出する目印制御部とを有する中央制御装置を備え、前記目印は、前記中央制御装置から送信される前記制御信号に応じて発光状態を変化させることを特徴する。
請求項8の自律移動装置制御システムに係る発明によれば、目印側に自律移動装置が近づいたことを検出するセンサが不要になり、自律移動装置での推定位置の誤差の修正のみで良い場合などには効果的である。
請求項9の自律移動装置に係る発明は、請求項1乃至請求項8の何れかの自律移動装置制御システムに用いられ、移動手段と、周辺の撮像情報を取得する撮像手段と、前記撮像情報に基づいて導出される装置自身の向き及び/又は位置に基づいて前記移動手段を制御する移動制御手段と、前記目印の向き及び/又は位置の情報を含む配置パターン情報を記憶する記憶手段とを備えていることを特徴とする。
請求項9の自律移動装置に係る発明によれば、請求項1乃至8の何れかの自律移動装置制御システムを実現する自律移動装置を提供できる。
自律移動装置制御システムに係る発明は、自律移動装置が目印に近づいたときに発光状態が変化する目印を含めた周辺を撮像した複数の撮像情報の差分から、発光状態が変化した目印を検出することで、照明器具の多い環境下でも確実に目印を求めることができ、これにより記憶手段に記憶された配置パターンと求めた目印の配置パターンの照合によって、自律移動装置の移動方向や現在位置を精度良く算出することができるという効果があり、また自律移動装置に係る発明は上述の効果を奏する自律移動装置制御システムを実現する自律移動装置を提供できるという効果がある。
以下本発明を実施形態により説明する。
(実施形態1)
図1は本実施形態の自律移動装置制御システムを用いた走行エリアの一部を俯瞰した概略構成を示しており、自律移動装置1が走行移動する走行路2は両側に壁3が設けられ、走行路2の上方の、例えば走行路2の面から一定高さの天井(図示せず)には自律移動装置1の移動方向や現在位置を算出するための目印たる発光体4が多数配置されている。尚図中のY−Xは走行エリアの地図上の座標系を示す。
一方、自律移動装置1は上部に天井面を撮像する撮像手段たる撮像カメラ10を設け、この撮像カメラ10で図示するように自律移動装置1の前後左右の一定範囲(以下撮像エリアという)Aを撮像するようになっている。
発光体4は図2に示すように発光要素たるLED40と、RF型のICタグ41とからなり、LED40は、ICタグ41が自律移動装置1側に搭載しているICタグリーダ11との間で電波無線により交信する際にICタグリーダ11から電波によって供給を受ける電力の一部で発光し且つその発光状態が連続的に変化するように制御されるようになっている。尚LED40から出力される光は可視光、赤外光の何れであっても良い。
自律移動装置1は、図2に示すように、上述のLED40が発光する光の波長に感度を有する撮像カメラ10と、ICタグリーダ11、走行するための車輪や駆動モータからなる移動部12と、記憶部13と、記憶部13に記憶させる後述する目印配置パターン情報や、動作に必要な設定情報等を外部から取り込むための外部インターフェース部14と、自律移動装置1の全体の制御と演算処理を担うマイクロコンピュータから構成された移動制御部15と、装置全体に動作電源を供給する、例えばバッテリーからなる電源部16とで構成される。
移動制御部15には公知の手段であるデッドレコニングによって現在位置を推定する位置推定機能を備えているものとする。
また、記憶部13には予め走行エリアに配置している目印となる発光体4の配置パターン情報として複数の発光体4の組み合わせからなる照明形状と並んでいる方向の情報により表現され走行エリアの地図情報と対応させた配置パターン情報及び各発光体4の後述する点滅の周期情報が予め記憶される。
次に本実施形態のシステムの動作を図3(a)のフローチャートに基づいて説明する。
自律移動装置1に外部インターフェース部14を通じて走行エリア内の移動目的地が指示されると、予め記憶部13に記憶されている地図情報に基づき経路を生成し、自律移動装置1は、移動制御部15の制御の下で、ICタグリーダ11から電波を発信しながら移動を開始する。
さて、発光体4が存在している範囲に自律移動装置1が近づくと、発光体4のICタグ41はICタグリーダ11からの電波から電力供給を受けて動作し、発光体4が備えているマイクロコンピュータ等からなる制御機能(図示せず)でLED40の発光を制御する。
ICタグ41の制御機能は予め設定されている一定周期Tの整数倍の周期で連続的に光量を変化させるようにLED40を点滅制御する。図4(b)はこの点滅制御に対応したLED40の光量の変化を示す。
ここで、自律移動装置1のICタグリーダ11から発信される電波に応答することができるICタグ40を備えた発光体4が例えば3つ存在し、且つその内の2つの発光体4,4のLED40の点滅周期が図3(b)に示すようにT、残りの発光体4の点滅周期が2Tとした例により移動制御部15の処理動作を説明する。尚図3(b)中、×から○までの期間が消灯期間、○から×までの間が点灯期間を示している。また図5(a)〜図5(c)は自律移動装置1の撮像カメラ10の撮像エリアAに天井面に配置された3つの発光体4が位置している状況をしている。
まず、移動制御部15は周期Tのタイミングで撮像カメラ10によって天井面の画像取得を行っており、所定のタイミングで画像(1)を取得すると記憶部13に記憶し(S1)、この画像取得後、周期T経過後に画像(2)を取得して記憶部13に記憶し(S2)、次の周期Tの経過後に画像(3)を取得する(S3)。そして画像(1)と画像(1)を基準として自律移動装置1の移動に伴う変位分の補正を後述するように行った画像(2)との差画像(差情報)を取得し、この差画像から目印(発光体4)の抽出、つまり検出(1)を行う(S4)。
ここで、この差情報の取得について説明する。ここで説明を簡単とするために周期Tで点滅する発光体4が一つと、例えば図4(a)に示すような一定光量の光源が一つ撮像される場合について説明する。まず最初のタイミングで発光体4と光源とが共に撮像された画像(図6(a))が取得されると、この画像を図4(a),(b)に示すしきい値Lで2値化して図6(b)のような2値化画像を得る。尚図6では○を光源又は発光体4を示しており、図6(a),(b)では発光体4及び光源が撮像されていることが分かるが何れの○が発光体4であるかは分からない。
さて発光体4が消灯する次の周期Tのタイミングで撮像された画像は図6(c)に示すようになる。この場合自律移動装置1が移動しているため光源の画像上の位置が右方に移動している。そこでこの移動変位分を補正すると図6(d)のような画像となる。この画像を上述と同様に処理して得た2値化画像は図6(e)に示すようになる。この2値画像では○が一つとなっている。
そして図6(b)の2値化画像と、図6(e)の2値化画像との差分を求めると、図6(f)に示すような差分画像が得られることになる。つまり常時発光している光源は除去されて発光体4のみが抽出できることになる。
このような処理が図3(a)のS4で行われることで目印である発光体4が以下のように抽出される。つまり図3(a)のS4の次のステップ(S5)では、画像(1)と画像(1)を基準にして変位補正した画像(3)との差画像から目印(発光体4)抽出(2)を行う(S5)。
次に上述のように画像(1)を基準として夫々変位補正した画像(2)と画像(3)との差画像を取得し、この差画像から目印(発光体4)抽出(3)を行う(S6)。
この目印抽出(1)〜(3)を終了すると、移動制御部15は、目印抽出(1)〜(3)で2回変化している抽出目印(発光体4)を周期Tで点滅している目印(発光体4,4)と認識し、1回変化している抽出目印(発光体4)を周期2Tで点滅している目印(発光体4)として認識する(S7)。
このようにして認識された抽出目印(発光体4)に基づいて移動制御部15は後述するグローバル座標系(地図上の座標系)を基準とした配置パターンに変換する(S8)。
更に移動制御部15は、変換した配置パターンから発光体4の走行エリアでの位置座標を予め記憶部13に記憶されている配置パターン情報及び周期情報とを比較し(S9)、この比較により走行エリアでの発光体4の位置座標を取得する。
ステップ(S8),(S9)において、例えば上述の周期2Tの発光体4の位置座標が特定できれば、この発光体4に対して周期Tの発光体4,4の位置座標が一意的に決まるように配置しておけば、3つの発光体41〜43を夫々特定できる。
そして次のステップ(S10)では特定された位置座標と、撮像された画像上における発光体4の位置座標との座標変換を行い、この座標変換の回転成分から自律移動装置1の向き(移動方向)、並進方向の成分を自律移動装置1の現在位置として取得する。
そしてステップ(S11)で現在位置と目的地情報とを比較して目的地到着の判定を行い、目的地到着であれば処理を終了し、目的地到着でなければS1に戻る。
かようにして本実施形態では、発光体4を点滅させることで、走行エリア内に照明等の光源が存在していても目印となる発光体4を確実に抽出することができ、自律移動装置1を目的地に移動させることが確実に行えることになる。また発光体4側のLED40を発光させる電力を自律移動装置1側から電波によって供給するため、電源装置を別途設けたり、電源装置から発光体4までの配線が不要となる。またICタグ41を発光体4が備えているので、各発光体4のICタグ41に夫々個別識別情報を記憶させ、ICタグ41から個別識別情報を応答情報として自律移動装置1のICタグリーダ11に送るようにすれば、予め記憶部13に記憶させる配置パターン情報にこの個別識別情報を加味することで、現在位置、移動方向の取得精度を高めることが可能となる。
また発光体4に備えるICタグ41に電池を電源とするアクティブタグを用いても良く、この場合自律移動装置1のICタグリーダ11からはLED40の点滅(或いは連続点灯)指示を電波によって送ることになる。
ところで、上述の移動変位の補正及び抽出した目印たる発光体4の配置パターンを、グローバル座標系を基準として取得する原理を図7により説明する。
まず、自律移動装置1の座標系を図7(a)に示すようにOr−XrYrZrとし、グローバル座標系を図7(b)に示すようにOg−XgYgZgとし、撮像カメラ10の撮像素子(CCD)の撮像面10aの座標系(ビジョン座標系)を図7(c)の透視投影図で示すようにOv−XvYvZvとし、レンズ10bと撮像面10aまでの距離である焦点距離をf、目印として抽出される発光体4<P点とする>の撮像面(画像)10a上での位置座標を(x,y)とする。この撮像面10a上の位置はレンズ10bの中心から撮像面10aにおろした垂線の足(画像中心)を原点とし、ビジョン座標系に平行な座標系で決まる。尚図7(a)〜(d)で図示する座標系Or−XrYrZr、Og−XgYgZgZv、Ov−XvYvZvは夫々直交座標系である。
そしてグローバル座標系でのP点の位置は下記の数1内に示す式(1)と関係がある。
Figure 2008146489
またP点が撮像面10a上に投影された位置(Q)はビジョン系座標では数2内に示す式(2)となる。
Figure 2008146489
また数3内に示す関係がある。
Figure 2008146489
以上より、自律移動装置1がある位置と向きのとき、発光体4を1つ撮像すれば、未知数7つに対して、式(4)より方程式を3式得られる。またこの式より、同時に発光体4を2つ撮像することができれば、未知数8つに対して方程式を6式得られる。
よって、同時に発光体4を上述のように3つ撮像することができれば、未知数9つに対して方程式を9式得られるので、すべての未知数を求めることができる。
式(4)は3次元での一般式であり、天井高さや、自律移動装置1の移動が平面であるか否かなどの拘束は受けない。
ここで実施形態に用いる走行路2の床面が平面で、自律移動装置1がこの平面上を走行するものとする。このとき次のように各座標系を設定すれば式(4)を簡単にできる。
つまり撮像カメラ10は自律移動装置1に固定されているものとし、自律移動装置1の座標系Or−XrYrZrとビジョン座標系Ov−XvYvZvとが図7(d)で示すように一致するように座標系を設定する。また、自律移動装置1は平面上を走行するので、自律移動装置1の座標系(ビジョン座標系と一致)とグローバル座標系のZ軸が平行(すなわち、XY平面が平行)となる。
このとき、OvとOrは自律移動装置1の移動によって移動するが、自律移動装置1は平面上を移動するので、Z軸方向の変化はない。また、姿勢も3次元的に変化することはなく、変数は自律移動装置1の位置(x、y)と向きθのみとなる。尚Lrは定数であり、Orのグローバル座標系でのZ座標値である。
これらの条件の下で式(4)を整理すると、式(4)は、二つの発光体4のP0,P1を検出し、それを識別できたすると、数4に示す式となる。
Figure 2008146489
この数4内の式を更に展開して整理すると、数5に示す式となる。
Figure 2008146489
この6つの式より、未知数である自律移動装置1の位置座標(xr、yr)と向きを表す方向ベクトル(cosθ,sinθ)の4つを得ることができる。
このように、実施状況にあわせて適切に座標系を設定することで、2つの目印を検出するのみで簡単に自律移動装置1では自己位置を同定することができる。
ところで、自律移動装置1が移動しながら、例えば自律移動装置1の位置r0と移動後の位置r1とで画像を撮像すると、P点は位置r0の撮像時には撮像面10a上でQ0に撮像され、また位置r1での撮像時には撮像面10aのQ1に撮像されることになり、これらは、数6内の式(5),(6)で表される。
Figure 2008146489
ここで式(7)を用いて自律移動装置1の位置r1で、撮像面10a上のQ1の位置に観測されたP点が、自律移動装置1の位置r0では撮像面10a上のどこに観測されるかを考える。
まず未知数は、Q0の撮像面10a上での位置(x0,y0)と、α0と、α1の4個であり、拘束式は、式(7)のx,y,zの各成分に関して3つの式であって、解けないことになるが、実際においては下記の条件下で解き、Q0の位置を求める。すなわち、自律移動装置1の移動によるP点の画像上でのQ0からQ1への変位を知ることができ、その変位の補正ができる。
例えば自律移動装置1が平面を走行して発光体4が走行路2の面から一定の高さ(天井)に取り付けられている場合において、Z位置が既知であれば式(6)よりαが定まり、未知数が3個に対して3つの拘束式が得られ、Q0の位置が決定できる。
或いは次のようにすることもできる。α0とα1は画像の倍率と同様に考えられるので、発光体4のP点と、レンズ10b中心との距離(d)が変わると変化する。自律移動装置1の移動によって距離(d)は変化するが、距離(d)が大きくその間の移動量が小さいと、倍率変化は非常に小さくなる。従ってα0とα1は等しいと近似することができる。この場合未知数3個に対して3つの拘束式が得られ,Q0の位置が決定できる。
而して発光体4を発光させて撮像を開始する場合最初の撮像タイミングで撮像した画像での座標を基準として、以後の撮像のタイミングで撮像した画像の座標を移動分だけ補正することで上述のような移動変位した上で、2値画像同士の差情報による発光体4の抽出ができることになる。
尚自律移動装置1が走行路2を移動しながら発光体4を撮像する場合、撮像タイミングの時間間隔が短く、移動距離が小さい場合には、撮像された発光体4の像Qの撮像面上での移動距離はほぼ無視できるものとする。
而して上述のように発光体4を発光させて撮像を開始する場合最初の撮像タイミングで撮像した画像での座標を基準として、以後の撮像のタイミングで撮像した画像の座標を移動分だけ補正することで、2値画像同士の差情報による発光体4の抽出を行い、この抽出された各発光体4のビジョン座標系の位置からグローバル座標系を基準とした配置パターンに変換し、この配置パターンと記憶部13に記憶している発光体4の配置パターン情報とを比較することで、発光体4の走行エリアでの位置座標を得、更に座標変換によって、自律移動装置1の現在位置と移動方向を取得することができるのである。
また、移動制御部15の位置推定機能がデッドレコニングによって画像を得たときの推定位置を基準にして、抽出した目印(発光体4)の配置パターンと、記憶している配置パターンとを比較して得た偏差分によって現在推定している位置を補正することで、簡易に現在位置を得ることができる。
更に、上述の場合、自律移動装置1を移動させながら撮像カメラ10による撮像を行っているが、移動を停止しているときに撮像を行う場合には上述の移動変位の補正が不要となる。
(実施形態2)
実施形態1では発光体4をICタグ41とLED40とで構成し、自律移動装置1に搭載しているICタグリーダ11から電波により電力を発光体4側に送ってLED40を発光させるようにしているが、図8に示すように本実施形態では、発光体4を蓄光体で構成する一方、発光体4に発光エネルギを与えるための光を投光する投光部17をICタグリーダ11の代わりに自律移動装置1に搭載し、自律移動装置1の移動時に移動制御部15によって投光部17を制御して投光と消灯を交互に繰り返して投光時に投光エリア内に存在する発光体4を発光させるようにし、また移動制御部15によって撮像カメラ10を制御して投光直前と、投光直後とに撮像を行うようにした点に特徴があり、投光範囲を撮像カメラ1の撮像エリアに設定してある。
尚その他の構成は実施形態1と同じであるので同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略する。
而して本実施形態の場合には図9(a)に示すように自律移動装置1では移動を開始してから、移動制御部15によって投光部17と撮像カメラ10とを制御し、投光直前において撮像カメラ10で天井面の画像を取得して記憶部13に記憶させ(S21)、この後投光部17からの投光(S22)によって発光体4を発光させるとともに、発光体4の発光状態が変化している投光直後に撮像カメラ10で天井面の画像を取得して記憶部13に記憶させ(S23)、しかる後に、移動制御部15は演算によって投光直前と投光直後の画像情報の差情報を取得し(S24)、この差情報から目印である発光体4を抽出し(S25)、以後上述の実施形態1と同様に移動制御部15は、抽出した目印の配置パターンをグローバル座標系を基準とした配置パターンに変換し(S25)、変換して得られた配置パターンと予め実施形態1と同様に記憶部13に予め記憶されている目印(発光体4)の配置パターン情報との比較(パターンマッチング)を行い(S26)、この比較結果から自律移動装置1の現在位置と移動方向の取得し(S27)、この取得情報に基づいて移動部12を制御する。そして次のステップ(S28)で目的地到着と判定されるまで、S21〜S26までの処理を繰り返す。
本実施形態では、発光体4として蓄光体を用いるので、発光体4そのもののコストが安価となる。
尚走行エリアに蓄光体と同様の特徴となる発光体が存在しない環境であったり、無人で照明を必要としない環境の場合には、投光前の画像取得と、差情報を求める処理が不要となる。図9(b)はこの場合のフローチャートを示す。
(実施形態3)
上記実施形態1,2は共に発光体4の発光エネルギを自律移動装置1側から電波や光によって無線供給されてシステムであるが、本実施形態は、図10に示すように自律移動装置1との間で電波無線によって情報の授受が行える通信部20aと、走行エリアに設置した例えばLEDから構成される各発光体4に対して有線で電力を供給してその発光を制御する目印制御部20bとを具備した中央制御装置20を設けた点に特徴があり、中央制御装置20には予め各発光体4の走行エリア内の位置座標を記憶部20cに記憶させておく。
一方、自律移動制御装置1には中央制御装置20の通信部20aとの間で情報の授受を行うための無線式の通信部18を搭載するとともに、移動制御部5に持たせたデッドレコニングによる位置推定機能によって推定する現在位置の推定情報を、通信部18を介して央制御装置20に周期的に送るようになっている。
而して本実施形態では、中央制御装置20は自律移動装置1から通信部20aを介して受け取る現在位置の推定情報と、記憶部20cに記憶してある発光体4の位置座標とを比較し、自律移動装置1から一定距離範囲、つまり自律移動装置1が近い発光体4を抽出し、該発光体4を目印制御部20bによって所定の固定周期で点滅或いは連続点灯させる制御を行う。
一方自律移動装置1の移動制御部15では、実施形態1と同様な処理を行って発光体4の抽出、抽出した発光体4から自律移動装置1を中心とした発光体4の配置パターンへの変換、記憶部13に記憶している配置パターン情報との比較から自律移動装置1の現在位置と、移動方向の取得を行い、この取得した情報に基づいて移動部12を目的地に向けて走行するように制御する。
尚発光体4の点滅制御を発光体4自体で点滅するようにしても良い。また発光体4に電池を搭載して電力供給を中央制御装置20から行わないようにしても良い。また電池及び無線通史機能を発光体4に搭載し、発光体4の点滅(或いは連続点灯)の指示を無線によって中央制御装置20から行うようにすれば、発光体4と中央制御装置20との間の配線が不要となって施工性が向上させることができる。
実施形態1の自律移動装置制御システムの概略構成図である。 実施形態1の自律移動装置と発光体との関連構成図である。 (a)は実施形態1の動作説明用フローチャート、(b)は動作説明用のタイミングチャートである。 実施形態1の走行エリアに設けられている光源と、発光体の光量を示す波形図だる。 実施形態1の自律移動装置の撮像カメラが捉える発光体との位置関係を示すもので、(a)は一部省略した上面視図、(b)は一部省略且つ破断せる正面視図、(c)は一部省略且つ破断せる側面視図である。 実施形態1での発光体抽出の処理説明図である。 実施形態1の各座標系の説明図である。 実施形態2の自律移動装置と発光体との関連構成図である。 (a)は実施形態2の動作説明用フローチャート、(b)は別の動作説明用フローチャートである。 実施形態3の自律移動装置と中央制御装置と発光体との関連構成図である。
符号の説明
1 自律移動装置
2 走行路
3 壁
4 発光体
10 撮像カメラ
A 撮像エリア

Claims (9)

  1. 移動エリア内に配された目印と、該目印に基づいて向き及び/又は位置を認識する自律移動装置とを備える自律移動装置制御システムであって、
    前記目印は、前記自律移動装置が近づいたときに発光状態が変化する発光要素を有してなり、
    前記自律移動装置は、移動手段と、周辺の撮像情報を取得する撮像手段と、前記撮像情報に基づいて導出される装置自身の向き及び/又は位置に基づいて前記移動手段を制御する移動制御手段と、前記目印の向き及び/又は位置の情報を含む配置パターン情報を記憶する記憶手段とを備え、
    前記移動制御手段は、前記撮像情報を複数取得してこれらの撮像情報の差に基づいて検出される、発光状態が変化した前記目印の配置パターンと前記記憶手段に記憶された前記配置パターン情報とを比較することにより装置自身の向き及び/又は位置を算出する機能を備えていることを特徴とする自律移動装置制御システム。
  2. 前記記憶手段は、移動エリア内の照明を目印としてその照明形状と方向の情報により表現される配置パターン情報を記憶していることを特徴とする請求項1記載の自律移動装置制御システム。
  3. 前記目印は、前記移動装置が近づいたときに発光状態が連続的に変化することを特徴とする請求項1記載の自律移動装置制御システム。
  4. 前記目印は、固有の周期で発光状態が連続的に変化することを特徴とする請求項3記載の自律移動装置制御システム。
  5. 前記移動制御手段は、異なる時刻に取得した複数の撮像情報を、該撮像情報を取得してからの変位の補正を行った後に撮像情報間の差に基づいて発光状態が変化した前記目印を検出することを特徴とする請求項1記載の自律移動装置制御システム。
  6. 前記目印は、外部から無線で供給されるエネルギによって発光状態を変化させる発光要素を有してなり、前記自律移動装置は、前記目印に発光のためのエネルギを供給する発光エネルギ供給手段を備え、前記撮像手段は、前記発光エネルギ供給手段が前記目印に発光のためのエネルギを供給する前後に撮像情報を取得することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の自律移動装置制御システム。
  7. 前記自律移動装置は、デッドレコニングにより装置自身の現在位置を推定する位置推定手段を備え、前記移動制御手段は、発光状態が変化した前記目印の配置パターンと、前記記憶手段に記憶された前記目印の配置パターン情報とを比較することにより算出した装置自身の向き及び/又は位置により前記位置推定手段で推定した現在位置を修正することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の自律移動装置制御システム。
  8. 前記目印の位置情報を記憶した記憶手段と、前記自律移動装置と通信して位置情報を取得する位置情報取得部と、前記目印に前記自律移動装置が接近したと判断したときに、当該目印に対して発光状態を変化させる制御信号を送出する目印制御部とを有する中央制御装置を備え、前記目印は、前記中央制御装置から送信される前記制御信号に応じて発光状態を変化させることを特徴する請求項1乃至7の何れか1項に記載の自律移動装置制御システム。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れかの自律移動装置制御システムに用いられ、移動手段と、周辺の撮像情報を取得する撮像手段と、前記撮像情報に基づいて導出される装置自身の向き及び/又は位置に基づいて前記移動手段を制御する移動制御手段と、前記目印の向き及び/又は位置の情報を含む配置パターン情報を記憶する記憶手段とを備えていることを特徴とする自律移動装置。
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