JP6260327B2 - 接合方法 - Google Patents

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本発明は、摩擦攪拌による金属部材同士の接合方法に関する。
金属部材同士を接合する方法として、摩擦攪拌接合(FSW=Friction Stir Welding)が知られている。摩擦攪拌接合とは、回転ツールを回転させつつ金属部材同士の突合せ部に沿って移動させ、回転ツールと金属部材との摩擦熱により突合せ部の金属を塑性流動させることで、金属部材同士を固相接合させるものである。
特許文献1には、金属部材同士の端部同士を突き合わせて形成された突合せ部に回転ツールを挿入して、金属部材同士の表面側及び裏面側から突合せ部を摩擦攪拌接合する発明が開示されている。摩擦攪拌接合を行うと、回転ツールの移動軌跡に塑性化領域が形成されるが、当該塑性化領域が熱収縮するため、接合後の金属部材同士が凹状となるように変形してしまう。
特開2008−290092号公報
金属部材同士の表面側から摩擦攪拌を行った後に金属部材同士を裏返すと、金属部材同士が上方に凸状となるように反った状態となる。この状態で金属部材同士の裏面側から摩擦攪拌を行うと、回転ツールのショルダ部と金属部材との接触部分が大きくなるため回転ツールの操作性が低下するという問題がある。かかる問題を解消するために、例えば、特許文献1に示すように、接合後の金属部材をロール部材で挟持しつつ当該金属部材に対してロール部材を相対移動させて、凹状に変形した金属部材を平坦にすればよいが、当該矯正作業が煩雑になる。
また、金属部材同士の裏面側から突合せ部に摩擦攪拌を行った後も、金属部材同士の裏面側(摩擦攪拌を行った面側)が凹状となるように変形するため、再度矯正作業を行わなければならず、作業手間がかかるという問題がある。
このような観点から、本発明は、摩擦攪拌による金属部材同士の接合方法において、接合された金属部材を容易に平坦にすることができる接合方法を提供することを課題とする。
このような課題を解決するために本発明は、一対の金属部材の一端側の端面同士を突き合わせて突合せ部を形成する準備工程と、前記金属部材の表面側から前記突合せ部に摩擦攪拌を行う第一の本接合工程と、前記金属部材の裏面側から前記突合せ部に摩擦攪拌を行う第二の本接合工程と、を含み、前記準備工程では、架台と前記金属部材の裏面側との間にスペーサーを配置するとともに、前記スペーサーを用いて他端側に対して前記一端側が高くなるように前記各金属部材を傾斜させ、前記第一の本接合工程では、前記金属部材の他端側に対して一端側が高くなるように前記金属部材を傾斜させた状態で回転ツールを用いて摩擦攪拌を行い、前記第一の本接合工程終了後に、摩擦攪拌で発生したバリを除去し、前記両金属部材の表面を平坦にして前記両金属部材を裏返し、クランプを介して前記両金属部材を前記架台に移動不能に拘束し、前記第二の本接合工程では、前記両金属部材の表面を前記架台の表面と面接触させた状態で、前記回転ツールよりも小型の小型回転ツールを用いて摩擦攪拌を行うことを特徴とする。
かかる接合方法によれば、第一の本接合工程を行う際に、金属部材同士を予め傾斜させておき、摩擦攪拌接合後の熱収縮を利用することで、接合された金属部材を平坦にすることができる。これにより、金属部材同士が平坦な状態で第二の本接合工程を行うことができる。また、第一の本接合工程後にバリ切除工程を行うことで、第二の本接合工程において、金属部材がガタつくことなく安定して摩擦攪拌を行うことができる。また、第二の本接合工程を行う際に、小型回転ツールで摩擦攪拌を行うため、摩擦攪拌接合後の熱収縮の発生を抑制することができる。これにより、第二の本接合工程後の金属部材を容易に平坦にすることができる。また、スペーサーにより突合せ部が高くなるように金属部材を容易に傾斜させることができる。
また、前記第二の本接合工程では、前記第一の本接合工程で形成された塑性化領域に前記小型回転ツールの攪拌ピンを入り込ませつつ摩擦攪拌を行うことが好ましい。
かかる接合方法によれば、第一の本接合工程において塑性化領域内に形成された接合欠陥を第二の本接合工程で再度摩擦攪拌することができるため、接合部の水密性及び気密性を高めることができる。
本発明に係る接合方法よれば、接合された金属部材を容易に平坦にすることができる。
本発明の第一実施形態に係る接合方法を示す断面図であって、(a)は準備工程を示し、(b)は第一の本接合工程を示す。 第一実施形態に係る接合方法を示す断面図であって、(a)はバリ除去工程を示し、(b)は第二の本接合工程の接合前を示す。 第一実施形態に係る接合方法を示す断面図であって、第二の本接合工程の接合中を示す。 (a)は架台の第一変形例を示し、(b)は架台の第二変形例を示す。
[第一実施形態]
本発明の第一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まずは、本実施形態で用いる第一架台について説明する。
図1の(a)に示すように、第一実施形態に係る接合方法では、第一架台KAを用いる。第一架台KAは、基板K1と、クランプK2とで構成されている。
基板K1は、金属製であって、直方体を呈する。クランプK2は、基板K1の表面に複数個設けられている。クランプK2は、基板K1に金属部材1,1を移動不能に拘束する部材である。
次に、第一実施形態に係る接合方法について説明する。図1の(a)に示すように、第一実施形態では、金属部材1,1の端部同士を突き合わせて形成された突合せ部Jを摩擦攪拌によって接合する。第一実施形態に係る接合方法では、準備工程と、第一の本接合工程と、バリ切除工程と、第二の本接合工程とを行う。
準備工程は、突合せ部Jが高くなるように、金属部材1,1を第一架台KAに固定する工程である。準備工程では、金属部材1,1の一端側の端面1a,1aを突き合わせて突合せ部Jを形成しつつ、金属部材1,1の一端側をスペーサー10の上に配置する。また、金属部材1,1の他端側をクランプK2で固定する。つまり、金属部材1,1の他端側に対して一端側(端面1a,1a側)が高くなるように金属部材1,1を傾斜させる。これにより、突合せ部Jが最も高くなる状態で金属部材1,1が固定される。
金属部材1は、金属製の板状部材である。金属部材1,1は、同等の形状になっている。また、金属部材1,1は同等の材料で形成されている。金属部材1の材料は、摩擦攪拌可能な金属であれば特に制限されないが、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、チタン、チタン合金、 マグネシウム、マグネシウム合金等から適宜選択すればよい。
スペーサー10は、基板K1の中央に配置される板状部材である。スペーサー10は、突合せ部Jの延長方向に沿って配置される。スペーサー10の材料は特に制限されるものではない。
金属部材1,1が第一架台KAに固定されると、端面1a,1aの下端は当接した状態となるが、端面1a,1aの上端はわずかに離間した状態となる。本実施形態に係る「突合せ部」とは、端面1a,1aが突き合わされており、端面1a,1a間で形成される空間断面がV字状を呈する状態も含むものである。
金属部材1,1の傾斜角度は、特に限定されないが、金属部材1,1の材質、各部位の寸法、後記する本接合工程の入熱量や接合後の熱収縮等を考慮して、第一の本接合工程後の熱収縮によって金属部材1,1が平坦になるような傾斜角度を適宜設定すればよい。
第一の本接合工程は、突合せ部Jに対して金属部材1,1の表面1b,1b側から摩擦攪拌接合を行う工程である。図1の(b)に示すように、第一の本接合工程は、本実施形態では回転ツールGを用いる。回転ツールGは、円柱状を呈するショルダ部G1と、ショルダ部G1の下端面から突出する攪拌ピンG2とで構成されている。攪拌ピンG2は、錐台形状を呈する。
第一の本接合工程では、金属部材1,1の表面1b,1b側から突合せ部Jに対して回転した回転ツールGの攪拌ピンG2を挿入する。そして、突合せ部Jに沿って回転ツールGを相対移動させる。
本実施形態では、ショルダ部G1の下端面を、表面1b,1bよりも数ミリ程度押し込んで摩擦攪拌を行う。回転する回転ツールGによって端面1a,1aの金属が摩擦攪拌されて金属部材1,1が接合される。回転ツールGの移動軌跡には、塑性化領域W1が形成される。金属部材1,1に対する攪拌ピンG2の挿入深さは適宜設定すればよいが、攪拌ピンG2の先端を突合せ部Jの深さ方向の3/4以上の位置まで挿入することが好ましい。第一の本接合工程が終了したら、クランプK2を解除して金属部材1,1を放置する。また、第一架台KAからスペーサー10を取り除く。
図2の(a)に示すように、バリ切除工程は、第一の本接合工程で発生したバリVを切除する工程である。バリ切除工程では、金属部材1,1の表面1b,1bに発生したバリVを切除して表面1b,1bを平担にする。
第二の本接合工程は、突合せ部Jに対して金属部材1,1の裏面1c,1c側から摩擦攪拌接合を行う工程である。図2の(b)に示すように、第二の本接合工程では、まず、金属部材1,1を裏返し、クランプK2を介して第一架台KAに金属部材1,1を移動不能に拘束する。金属部材1,1の表面1b,1bは、基板K1の表面と面接触する。
第二の本接合工程では、小型回転ツールHを用いる。小型回転ツールHは、回転ツールGよりも小型になっている。小型回転ツールHは、ショルダ部H1と、ショルダ部H1の下端面から突出する攪拌ピンH2とで構成されている。攪拌ピンH2は、錐台形状を呈する。
図3の(a)に示すように、第二の本接合工程では、金属部材1,1の裏面1c,1cから突合せ部Jに対して回転した小型回転ツールHの攪拌ピンH2を挿入する。そして、突合せ部Jに沿って小型回転ツールHを相対移動させる。
本実施形態では、小型回転ツールHのショルダ部H1の下端面を、裏面1c,1cよりも数ミリ程度押し込んで摩擦攪拌を行う。回転する小型回転ツールHによって端面1a,1aの金属が摩擦攪拌されて金属部材1,1が接合される。小型回転ツールHの移動軌跡には、塑性化領域W2が形成される。金属部材1,1に対する攪拌ピンH2の挿入深さは適宜設定すればよいが、塑性化領域W1と塑性化領域W2とが接触する程度に挿入することが好ましい。より好ましくは、本実施形態のように攪拌ピンH2が塑性化領域W1に入り込む程度に挿入することがこのましい。以上の工程によって金属部材1,1が接合される。
以上説明した本実施形態に係る接合方法によれば、第一の本接合工程を行う際に、金属部材1,1同士を予め傾斜させておき、摩擦攪拌接合後の熱収縮を利用することで、第一の本接合工程後に接合された金属部材1,1を平坦にすることができる。これにより、金属部材1,1を裏返しても金属部材1,1が平坦となっているため、第二の本接合工程を好適に行うことができる。
また、第二の本接合工程を行う際に、小型回転ツールHで摩擦攪拌を行うため、第二の本接合工程後の熱収縮の発生を抑制することができる。これにより、第二の本接合工程後の金属部材1,1を容易に平坦にすることができる。
また、第一の本接合工程後にバリ切除工程を行うことで、第二の本接合工程において、金属部材1,1がガタつくことなく安定して摩擦攪拌を行うことができる。
また、本実施形態の接合方法のように、第二接合工程を行う際に、塑性化領域W1に攪拌ピンH2を入り込ませることにより、塑性化領域W1の先端側を再度攪拌することができる。これにより、塑性化領域W1に接合欠陥が発生した場合に、塑性化領域W1が再度摩擦攪拌されるため、当該接合欠陥を修復することができる。よって、接合部の水密性及び気密性を高めることができる。
また、第一架台KAと金属部材1,1との間にスペーサー10を配置することにより、金属部材1,1を傾斜させつつ金属部材1,1同士を突き合わせる作業を容易に行うことができる。また、スペーサー10の高さを変更するだけで、金属部材1,1の傾斜角度を変更することができる。
また、本実施形態では、第一の本接合工程及び第二の本接合工程を第一架台KAのみで行うことができるため、摩擦攪拌で用いられる装置点数を削減することができる。
なお、本実施形態ではスペーサー10を用いて金属部材1,1を傾斜させたが、突合せ部Jが高くなるように金属部材1,1を傾斜させることが可能であれば、スペーサー10を省略してもよい。
[第一変形例]
第一変形例に係る接合方法では、図4の(a)に示すように、第二架台KBを用いて準備工程及び第一の本接合行程を行う点で第一実施形態と相違する。第一変形例に係る接合方法では、準備工程と、第一の本接合工程と、バリ切除工程と、第二の本接合工程とを行う。第一変形例においては第一実施形態と相違する部分を中心に説明する。
第二架台KBは、基板K1と、クランプK2と、凸部K3とで構成されている。凸部K3は、基板K1の中央に凸設されおり、突合せ部Jの延長方向に沿って延設されている。凸部K3の断面形状は特に制限されるものではない。
準備工程では、第二架台KB上において、金属部材1,1の一端側の端面1a,1aを突き合わせて突合せ部Jを形成しつつ、金属部材1,1の一端側を凸部K3の上に配置する。また、金属部材1,1の他端側をクランプK2で固定する。つまり、金属部材1,1の他端側に対して一端側(端面1a,1a側)が高くなるように金属部材1,1を傾斜させる。これにより、突合せ部Jが最も高くなる状態で金属部材1,1が固定される。
第一の本接合工程は、第二架台KBを用いることを除いては、第一実施形態と同等である。バリ切除工程は、第一実施形態と同等である。第二の本接合工程では、図3を参照するように、第一架台KAを用いて金属部材1,1の裏面1c,1c側から摩擦攪拌接合を行う。第二の本接合工程は、第一実施形態と同等である。
以上説明した第一変形例のように、準備工程及び第一の本接合工程は第二架台KBで行い、第二の本接合工程は第一架台KAで行ってもよい。このようにしても、第一実施形態と略同等の効果を奏することができる。凸部K3によっても突合せ部Jが高くなるように金属部材1,1を容易に傾斜させることができる。
[第二変形例]
第二変形例に係る接合方法では、図4の(b)に示すように、第三架台KCを用いて準備工程及び第一の本接合工程を行う点で第一実施形態と相違する。第二変形例に係る接合方法では、準備工程と、第一の本接合工程と、バリ切除工程と、第二の本接合工程とを行う。第二変形襟においては第一実施形態と相違する部分を中心に説明する。
第三架台KCは、基板K1と、クランプK2と、基板K1に設けられた傾斜載置部K4とで構成されている。
傾斜載置部K4は、断面三角形状を呈し、傾斜面K4a,K4aを備えている。準備工程では、金属部材1,1の裏面1cを傾斜面K4a,K4aにそれぞれ面接触させつつ、頂点K4bに突合せ部Jが位置するように配置し、クランプK2で固定する。つまり、金属部材1,1の他端側に対して一端側(端面1a,1a側)が高くなるように金属部材1,1を傾斜させる。これにより、突合せ部Jが最も高くなる状態で金属部材1,1が固定される。
第一の本接合工程は、第三架台KCを用いることを除いては、第一実施形態と同等である。バリ切除工程は、第一実施形態と同等である。第二の本接合工程では、図3を参照するように、第一架台KAを用いて金属部材1,1の裏面1c,1c側から摩擦攪拌接合を行う。第二の本接合工程は、第一実施形態と同等である。
以上説明した第二変形例のように、準備工程及び第一の本接合工程は第三架台KCで行い、第二の本接合工程は第一架台KAで行ってもよい。このようにしても、第一実施形態と略同等の効果を奏することができる。傾斜載置部K4によっても突合せ部Jが高くなるように金属部材1,1を容易に傾斜させることができる。
以上本発明の実施形態及び変形例について説明したが、本発明の趣旨に反しない範囲において適宜設計変更が可能である。例えば、本実施形態では、金属部材1,1を両方とも同じ角度で傾斜させているが、両者の傾斜角度が異なってもよい。
また、傾斜載置部K4は、傾斜面K4a,K4aを備えるようにしたが、これに限定されるものではない。具体的な図示は省略するが、傾斜載置部を水平面と傾斜面K4aとで構成してもよい。この場合の準備工程では、一方の金属部材1を水平面に載置するとともに、他方の金属部材1を傾斜面K4aに載置する。このようにしても、第二の本接合工程において金属部材の他端側に対して一端側が高くなるように傾斜させた状態で摩擦攪拌を行うことができる。
また、金属部材1,1の他端側を架台に固定せずに第一の本接合工程及び第二の本接合工程を行ってもよい。
1 金属部材
1a 端面
1b 表面
1c 裏面
10 スペーサー
G 回転ツール
G1 ショルダ部
G2 攪拌ピン
H 小型回転ツール
H1 ショルダ部
H2 攪拌ピン
J 突合せ部
KA 第一架台(架台)
K1 基板
K2 クランプ
K3 凸部
K4 傾斜載置部

Claims (2)

  1. 一対の金属部材の一端側の端面同士を突き合わせて突合せ部を形成する準備工程と、
    前記金属部材の表面側から前記突合せ部に摩擦攪拌を行う第一の本接合工程と、
    前記金属部材の裏面側から前記突合せ部に摩擦攪拌を行う第二の本接合工程と、を含み、
    前記準備工程では、架台と前記金属部材の裏面側との間にスペーサーを配置するとともに、前記スペーサーを用いて他端側に対して前記一端側が高くなるように前記各金属部材を傾斜させ、
    前記第一の本接合工程では、前記金属部材の他端側に対して一端側が高くなるように前記金属部材を傾斜させた状態で回転ツールを用いて摩擦攪拌を行い、
    前記第一の本接合工程終了後に、摩擦攪拌で発生したバリを除去し、前記両金属部材の表面を平坦にして前記両金属部材を裏返し、クランプを介して前記両金属部材を前記架台に移動不能に拘束し、
    前記第二の本接合工程では、前記両金属部材の表面を前記架台の表面と面接触させた状態で、前記回転ツールよりも小型の小型回転ツールを用いて摩擦攪拌を行うことを特徴とする接合方法。
  2. 前記第二の本接合工程では、前記第一の本接合工程で形成された塑性化領域に前記小型回転ツールの攪拌ピンを入り込ませつつ摩擦攪拌を行うことを特徴とする請求項1に記載の接合方法。
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