JP6259746B2 - ボトル - Google Patents
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Description
本発明に係るボトルは、口部、肩部、胴部、及び底部がボトル軸方向に沿ってこの順に連設され、筒状の前記胴部に、径方向の内側に向けて窪むパネル部が周方向に間隔をあけて複数形成されるとともに、周方向で隣り合う前記パネル部同士の間が柱部とされ、ボトル軸に直交する横断面視で円形状をなすボトルであって、前記胴部は、径方向の内側に向けて窪む縮径部と、前記縮径部におけるボトル軸方向の両端部に連なる一対の大径部と、を備え、前記パネル部及び前記柱部は、前記縮径部に形成され、前記柱部におけるボトル軸方向の中央部は、ボトル軸方向に沿う縦断面視でボトル軸方向に延びる直線状に形成され、前記柱部におけるボトル軸方向の両端部のうち、少なくとも一方の端部は、ボトル軸方向の内側に位置し、かつ前記縦断面視で径方向の内側に向けて突の曲線状をなす内側曲面部と、ボトル軸方向の外側に位置するとともに、前記大径部に連なり、かつ前記縦断面視で径方向の外側に向けて突の曲線状をなす外側曲面部と、を備え、前記大径部と前記柱部のボトル軸方向の中央部との径方向の距離をDとし、前記大径部と前記縦断面視における前記内側曲面部及び前記外側曲面部の接続点との径方向の距離をrDとしたときに、rD/Dが0.11以上0.45以下を満たすことを特徴とする。
また、ボトル成形時において、縮径部の内径を調整することで、ボトルの容積を変更でき、内容量の調整を容易に行うことができる。
この構成によれば、内側曲面部と外側曲面部とが接続部を介して接続されているため、各曲面部間の段差部分が滑らかに連なることになり、優れた賦形性を具備させることができる。
この構成によれば、各曲面部間の段差部分を確保した上で、各曲面部間を滑らかに接続することができる。その結果、上述した作用効果がより奏功される。
図1に示されるように、本実施形態のボトル1は、口部11、肩部12、胴部13及び底部14を備え、これら11〜14が、それぞれの中心軸線を共通軸上に位置させた状態で、この順に連設された概略構成となっている。
ヒール部17は、ボトル1の最大外径部になっている。また、ヒール部17のうち、胴部13(後述する大径部33)との境界部分には、径方向の内側に向けて窪み、かつ周方向の全周に亘って連続して延びる第1周溝21が形成されている。
大径部32,33は、周方向の全周に亘って延びる平滑面とされ、上述したヒール部17とともにボトル1の最大外径部を構成している。
柱部42の外周面は、ボトル軸O方向に直交する横断面視において径方向の外側に向けて突の曲面状とされ、周方向で隣り合うパネル部41の側壁部44の外周縁同士を接続している。
外側壁部52,53のうち、上方に位置する外側壁部52は、ボトル軸O方向に沿う縦断面視において、径方向の内側に向けて突の曲線状をなし、上方に向かうに従い漸次径方向の外側に向けて延設されている。そして、外側壁部52のうち、上端縁が大径部32の下端縁に連なり、下端縁が中央壁部51の上端縁に連なっている。
また、縦断面視において、接続部56の長さは、内側曲面部54及び外側曲面部55それぞれの長さよりも短く、外側曲面部55の長さの半分よりも短くなっている。
また、ボトル1成形時において、縮径部31の内径を調整することで、ボトル1の容積を変更でき、内容量の調整を容易に行うことができる。
また、表1において、「吸収強度[kPa]」とは、ボトル1内を減圧していったときに、潰れや凹みが起こってボトル1の形状が維持できなくなる直前の内圧を示し、「吸収容量[ml]」とは、そのときの容量を示している。
例えば、上述した実施形態では、胴部13のうち、下胴部23に縮径部31及び大径部32,33を形成する構成について説明したが、これに限らず、胴部13全体に縮径部31及び大径部32,33を形成する構成としても構わない。
また、ボトル軸O方向における大径部32,33の形成範囲は、適宜設計変更が可能である。
さらに、パネル部41(柱部42)の数や配置等は、ボトル1に要求される減圧強度や吸収容量等を考慮して適宜設計変更が可能である。
また、上述した実施形態では、柱部42の下端部(外側壁部53)に内側曲面部54及び外側曲面部55を形成する場合について説明したが、これに限られない。例えば、内側曲面部54及び外側曲面部55は、柱部42の上端部(外側壁部52)に形成してもよく、柱部42の両端部(外側壁部52,53)の双方に形成してもよい。
さらに、ボトル1は単層構造体に限らず中間層を有する積層構造体としてもよい。この中間層としては、例えばガスバリア性を有する樹脂材料からなる層、再生材からなる層、若しくは酸素吸収性を有する樹脂材料からなる層等が挙げられる。
11…口部
12…肩部
14…底部
23…下胴部(胴部)
31…縮径部
32,33…大径部
41…パネル部
42…柱部
54…内側曲面部
55…外側曲面部
56…接続部
Claims (3)
- 口部、肩部、胴部、及び底部がボトル軸方向に沿ってこの順に連設され、筒状の前記胴部に、径方向の内側に向けて窪むパネル部が周方向に間隔をあけて複数形成されるとともに、周方向で隣り合う前記パネル部同士の間が柱部とされ、ボトル軸に直交する横断面視で円形状をなすボトルであって、
前記胴部は、
径方向の内側に向けて窪む縮径部と、
前記縮径部におけるボトル軸方向の両端部に連なる一対の大径部と、を備え、
前記パネル部及び前記柱部は、前記縮径部に形成され、
前記柱部におけるボトル軸方向の中央部は、ボトル軸方向に沿う縦断面視でボトル軸方向に延びる直線状に形成され、
前記柱部におけるボトル軸方向の両端部のうち、少なくとも一方の端部は、
ボトル軸方向の内側に位置し、かつ前記縦断面視で径方向の内側に向けて突の曲線状をなす内側曲面部と、
ボトル軸方向の外側に位置するとともに、前記大径部に連なり、かつ前記縦断面視で径方向の外側に向けて突の曲線状をなす外側曲面部と、を備え、
前記大径部と前記柱部のボトル軸方向の中央部との径方向の距離をDとし、前記大径部と前記縦断面視における前記内側曲面部及び前記外側曲面部の接続点との径方向の距離をrDとしたときに、
rD/Dが0.11以上0.45以下を満たすことを特徴とするボトル。 - 前記内側曲面部と前記外側曲面部とは、前記縦断面視で径方向の内側に向けて突の曲線状、またはボトル軸方向の内側から外側に向かうに従い漸次径方向の外側に向けて延びる直線状をなす接続部を介して接続されていることを特徴とする請求項1記載のボトル。
- 前記縦断面視で、前記内側曲面部の曲率半径は、前記外側曲面部の曲率半径に対して9倍以上11倍未満となっていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のボトル。
Priority Applications (1)
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JP2014201274A JP6259746B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | ボトル |
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JP2014201274A JP6259746B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | ボトル |
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Family Applications (1)
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JP2014201274A Active JP6259746B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | ボトル |
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- 2014-09-30 JP JP2014201274A patent/JP6259746B2/ja active Active
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