JP6258684B2 - 空気維持空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、特に、空気維持空気入りタイヤまたは自動膨張式タイヤ、より詳細には一体化されたポンプ組立体を有するタイヤに関する。
通常の空気拡散は、時間の経過とともにタイヤ圧を低下させ、それによって、タイヤの空気が抜けていく。従って、運転者はタイヤ圧を維持するように繰り返し行動しなければならず、さもなくば燃費及びタイヤ寿命の低下や、車両性能の低下に直面することとなる。タイヤ圧が著しく低くなったときに運転者に警告するタイヤ圧監視システムが提案されている。しかし、このようなシステムでは、タイヤを推奨圧力まで再膨張させる行動をとるか否かは、依然として運転者に依存したままである。
特許文献1は、タイヤのサイドウォール内に周方向に配置された空気チューブを有し、タイヤのサイドウォールが屈曲したときにタイヤの膨張を可能にする空気入口装置及び空気出口装置を含む、自動膨張式タイヤ組立体を開示している。
欧州特許出願公開第2338703号明細書
推奨された空気圧を維持するために運転者が注意を払う必要のない、改良された空気圧維持タイヤを提供するという課題が提起されている。
小型の自動膨張式タイヤ組立体を提供するというさらなる課題が提起されている。
タイヤの回転方向によらず膨張を維持することのできる、改良された空気圧維持タイヤを提供するというさらなる課題が提起されている。
一例では、本発明は、タイヤキャビティと、それぞれ第1及び第2のタイヤビード領域からタイヤトレッド領域まで延びる第1及び第2のサイドウォールと、タイヤの屈曲領域内に収められ、実質的にタイヤの周方向に延び、タイヤの回転時に空気が押し込まれる、細長く実質的に環状の空気流路と、を有する空気入りタイヤに関する。さらにタイヤは、タイヤキャビティと環状の空気流路とタイヤの外部との間で空気流が連通する弁組立体を有している。弁組立体は、タイヤの外部から弁組立体への空気の進入を可能にする空気入口と、タイヤキャビティへの空気の進入を可能にする空気出口と、空気流路の空気流内に挿入され、空気が第1の流れ方向で空気入口を通って空気流路に進入するのを可能にする第1の位置と、空気が第1の流れ方向とは逆の第2の流れ方向で空気入口を通って空気流路に進入するのを可能にする第2の位置と、をとる第1の弁と、空気流路の空気流内に第1の弁と平行に挿入された(または第1の弁に平行に空気流路に連結された)第2の弁であって、第1の弁が第1の位置にあるとき、第2の弁は、空気流路内を第1の流れ方向に流れる空気が空気出口を通って空気流路から流出するのを可能にする第3の位置にあり、第1の弁が第2の位置にあるとき、第2の弁は、空気流路内を第2の流れ方向に流れる空気が空気出口を通って空気流路から流出するのを可能にする第4の位置にある、第2の弁と、を有している。
本発明の例示的な態様によれば、空気流路は、タイヤのサイドウォールまたはタイヤビード領域内を環状に延びている。
本発明の別の例示的な態様によれば、タイヤまたは弁組立体は、弁体ハウジングを有し、第1及び第2の弁は弁体ハウジング内に配置されている。
本発明の別の例示的な態様によれば、空気出口及び/または空気入口もまた弁体ハウジング内に配置されている。
本発明のさらに別の例示的な態様によれば、第1及び第2の弁は、タイヤの回転方向によって決定される空気流路内の空気流の方向に応じて、第1の位置、第2の位置、第3の位置、第4の位置の間を自力で切り替わる。しかし、すべての弁を電気的に作動させてもよい。
本発明のさらに別の態様によれば、弁組立体は、タイヤのサイドウォールまたはビード領域内を延びている。
本発明のさらに別の態様によれば、第1の弁は、空気入口との間で空気流が連通する第1の開口部と、環状の空気流路の第1の端部との間で空気流が連通する第2の開口部と、環状の空気流路の第2の端部との間で空気流が連通する第3の開口部と、を有するチャンバを有している。さらに、第1の弁は、空気流が第2の開口部を通過するのを妨げ、かつ空気流が第1の開口部から第3の開口部を通って流れるのを可能にする第1の状態と、空気流が第3の開口部を通過するのを妨げ、かつ空気流が第1の開口部から第2の開口部を通って流れるのを可能にする第2の状態と、の間を移動するようにされ、かつそのように構成されたピストン部材を有していてもよい。
本発明のさらに別の例示的な態様によれば、チャンバとピストン部材は、各々実質的に細長い円筒形状を有し、ピストン部材はピストン部材の長軸に沿って移動可能であり、第2及び第3の開口部は、チャンバの互いに向かい合う端部領域に配置され、第1の開口部はチャンバの側壁に配置されている。
本発明のさらに別の例示的な態様によれば、ピストン部材は、細長い円筒形の中央部と、円筒形の中央部から半径方向に延び、空気流が第2または第3の開口部を通過するのを妨げる寸法を有する実質的に板状の2つの板状端部と、を有する。
本発明のさらに別の例示的な態様によれば、チャンバは、円筒形の中央部をとり囲み、かつ円筒形の中央部の長軸方向に沿って円筒形の中央部を案内し、円筒形の中央部は長軸方向に沿って延びる溝を有し、チャンバは、第1の開口部から溝への空気流の流入を可能にするチャネルを有している。代替構成では、チャンバは長軸方向に沿って延びる複数の溝を含んでいてもよい。
本発明のさらに別の例示的な態様によれば、第1の弁が第1の状態にあるときには、一方の板状端部が、第2の開口部を閉鎖するが、空気流が第1の開口部から第3の開口部を通って流れるのを可能にし、第1の弁が第2の状態にあるときには、第2の板状端部が、第3の開口部を閉鎖するが、空気流が第1の開口部から第2の開口部を通って流れるのを可能にする。
本発明のさらに別の例示的な態様によれば、チャンバは、ピストン部材の板状端部を収容する座をチャンバの各端部領域に有し、従って、第1の弁が第1の状態にあるときには、一方の板状端部が第1の座に着座し、それによって、第2の開口部を閉鎖するが空気流が第1の開口部から第3の開口部を通って流れるのを可能にし、第1の弁が第2の状態にあるときには、第2の板状端部が第2の座に着座し、それによって、第3の開口部を閉鎖するが空気流が第1の開口部から第2の開口部を通って流れるのを可能にする。
本発明のさらに別の例示的な態様によれば、第2の開口部は、空気流路の第1の端部との間で直接空気流が連通し、第3の開口部は、空気流路の第2の端部との間で直接空気流が連通する。特に、「直接空気流が連通する」とは、他の部材、例えば他の弁が空気流内に配置されていないことを意味することがある。
本発明のさらに別の例示的な態様によれば、第2の弁は、空気出口との間で空気流が連通する第4の開口部と、第1の弁の第2の開口部との間で空気流が連通する第5の開口部と、第1の弁の第3の開口部との間で空気流が連通する第6の開口部と、を有する第2のチャンバを有する一方、他方では、第5の開口部を閉鎖しかつ空気流が第6の開口部から第4の開口部を通って流れるのを可能にする第3の状態と、第6の開口部を閉鎖しかつ空気流が第5の開口部から第4の開口部を通って流れるのを可能にする第4の状態と、の間を移動するようにされ、かつそのように構成された閉止部材と、を有している。
本発明のさらに別の例示的な態様によれば、第2の弁は閉止部材を囲む実質的に円筒形のチャンバを有し、閉止部材は円筒または球の形状を有している。
本発明のさらに別の例示的な態様によれば、第1の弁は、空気入口との間で空気流が連通する第1の開口部と、環状の空気流路の第1の端部との間で空気流が連通する第2の開口部と、環状の空気流路の第2の端部との間で空気流が連通する第3の開口部と、を有するチャンバを有している。さらに、第1の弁は、空気流が第2の開口部を通過するのを妨げ、かつ空気流が第1の開口部から第3の開口部を通って流れるのを可能にする第1の状態と、空気流が第3の開口部を通過するのを妨げ、かつ空気流が第1の開口部から第2の開口部を通って流れるのを可能にする第2の状態と、の間を移動するようにされ、かつそのように構成されたピストン部材を有していてよい。さらに、第2の弁は、空気出口との間で空気流が連通する第4の開口部と、第1の弁の第2の開口部との間で空気流が連通する第5の開口部と、第1の弁の第3の開口部との間で空気流が連通する第6の開口部と、を有する第2のチャンバを有していてよい。さらに、第2の弁は、第5の開口部を閉鎖し、かつ空気流が第6の開口部から第4の開口部を通って流れるのを可能にする第3の状態と、第6の開口部を閉鎖し、かつ空気流が第5の開口部から第4の開口部を通って流れるのを可能にする第4の状態と、の間を移動するようにされ、かつそのように構成された閉止部材を有していてよい。
本発明のさらに別の例示的な態様によれば、第2の開口部は、第5の開口部との間で直接空気流が連通し、第3の開口部は、第6の開口部との間で直接空気流が連通する。
本発明のさらに別の例示的な態様によれば、第5の開口部は、空気流路の第1の端部との間で直接空気流が連通し、第6の開口部は、空気流路の第2の端部との間で直接空気流が連通する。
本発明のさらに別の例示的な態様によれば、環状の空気流路は、ゴム材料のチューブからなり、正味直径が3mm未満である。
本発明のさらに別の例示的な態様によれば、空気出口は、タイヤキャビティにおける圧力降下を防止する戻り防止弁を有する。
本発明の上述の各態様のすべての特徴は、互いに組み合わせ可能であり、あるいは相互に交換可能である。
以下に、本発明の実施形態による各図について簡単に説明する。さらなる詳細は、各実施形態の詳細な説明に示す。各図は、本発明を例示するためのものであり、限定的な意味で理解すべきではない。
本発明の一例による、回転する空気圧維持タイヤの概略側面図である。 逆方向に回転している、図1のタイヤの概略側面図である。 タイヤキャビティへの空気流入を可能にする部材の概略図である。 第1の方向に回転しているタイヤキャビティへの空気流入を可能にする部材の概略図である。 逆方向に回転しているタイヤの空気流を示す、図4のタイヤの概略図である。 タイヤのサイドウォールに沿った、部分破断斜視図である。 本発明の一例による、第1及び第2の弁を有する弁組立体の断面図である。 図7に示す第1の弁の、図7に示す断面に垂直な第2の断面を示す図である。 図7及び図8に示す第1の弁の部材の部分斜視図である。 図7に示す第2の弁の破断斜視図である。
図1は、リム3に取り付けられた空気入りタイヤ1の概略側面図を示している。タイヤ1は、地面4上を回転方向R1に回転しており、トレッド5まで延びる一対のサイドウォール7を有している。一対のサイドウォール7は、タイヤ1のインナーライナ層4によって画定することのできるタイヤ空気キャビティ11を取り囲んでいる。
タイヤは、道路に接触すると、路面4に接触してフットプリント13を形成し、これに対しフットプリント13は、タイヤ1に対する圧縮力Fを発生させる。この圧縮力Fによって、タイヤ1の様々な領域が変形し、または屈曲する。例えば、タイヤのトレッド5が屈曲し、または変形する。同じことがサイドウォール7、特にタイヤのビードまたはビード領域9の近くのサイドウォール7にも当てはまる。
図1に示すタイヤ1は、一例としてタイヤのサイドウォール7内に周方向に配置された実質的に環状の空気流路15をさらに有している。空気流路15は、サイドウォール7内を延びるチューブ状のチャネル15によって形成されている。さらに、弁組立体17が通路15に挿入され、または通路15の2つの端部と相互に連結されている。弁組立体17は、タイヤの外部環境19と流体連通する空気入口20と、タイヤキャビティ11と流体連通または空気流連通する空気出口30と、を有している。また、弁組立体17は、空気流路15の第1の端部及び空気流路15の第2の端部と流体連結されている。換言すれば、弁組立体17は、外部環境19とキャビティ11との間で空気を連通させる4つのポート20,30,40,50を備えることができる。
図1に示す例では、通路15はタイヤと一緒に回転方向R1に回転する。フットプリント領域13におけるタイヤ1の変形により、空気流路15は、フットプリント領域13の実質的に上方の部位16で力F’によって押し潰され、あるいは変形させられる。この変形によって、空気が通路15を通って回転方向R1とは逆の方向P1に圧送され、または運搬される。従って、一方では、通路15内の空気が、弁組立体のポート40に押し込まれ、タイヤキャビティ11内に導かれる。他方では、空気が空気入口20を通して弁組立体に吸入され、ポート50を通して空気流路15内に導かれる。特に、タイヤの回転運動によって、通路15内の、ポート50と通路15の変形領域との間の部位に圧力低下が生じる。
弁組立体17の例示的な実施形態について、図6〜図10に関連して、以下により詳細に説明する。
図2は、図1のタイヤ1を示しており、同一の部材が同じ参照符号によって表されている。図1に示す状況と異なり、図2に示すタイヤ1は、逆回転方向R2に回転している。従って、タイヤ1に取り付けられた空気流路15も、図1に示す状況に対し逆方向P2に回転する。この場合も、弁組立体17は、フットプリント領域13の近くでの空気流路15の変形によって駆動されて、空気をタイヤキャビティ11に送り込む。空気は、空気流路15を介し、弁組立体17の空気出口30を通してタイヤキャビティ11に押し込まれる。さらに、空気は空気入口20を通して弁組立体17に吸い込まれ、空気流路15内に導かれる。図1に示す状況と比較して、ポート40及び50はその機能が変化している。図1によれば、ポート40は空気を空気流路15から弁組立体17に導き、一方、ポート50は空気を弁組立体17から空気流路15の低圧部に導く。しかし、逆回転方向では、ポート50は、圧縮空気を空気流路15から弁組立体17に導き、一方、ポート40は、空気を弁組立体17から空気流路15の低圧部に導く。
従って、図示の実施形態によるタイヤ1は、タイヤの回転方向とは無関係に空気を2方向からタイヤに送り込むのを可能にするぜん動ポンプ組立体として作動することができる。換言すれば、タイヤ1は、回転しその結果変形することによって自動的に膨張することができる。
さらに、上述のポンピング機構は、タイヤのキャビティ圧を推奨値または規定値に維持することを可能にし、従って、最適な圧力とそれによる低燃費を確保することができる。
さらに、不十分な空気圧によるタイヤの損傷または乗員への危険を防止することができる。タイヤの正確な空気圧を継続的に検査する回数を減らし、または検査を不要にすることができる。
2方向ポンピングが可能であることは、例えば産業車両のように、車両が前方及び後方に頻繁に移動する場合に特に有利である。
さらに、2つの回転方向あるいは車両の左側と右側のいずれにも取り付けることのできるタイヤの場合、提案されたタイヤ1は、取り付け方向とは無関係に空気圧を維持する。ポンピング機構に対する取り付け方向を誤ることによるミスが防止される。
図3は、タイヤの膨張を可能にする部材を概略的に示している。図示された略図は一律の尺度で示されておらず、主として空気流路15、弁組立体17、及び弁組立体17の部材の機能的関係を示すことを目的としていることに留意されたい。すでに図1及び図2に示されている部材は同じ参照符号で示されている。
図3に示す構成は、フットプリント領域13内の曲げ力によって変形された空気流路15を有している。弁組立体17は第1の弁22と第2の弁32とを有し、第1の弁は空気流路15の空気流内に挿入されている。しかし、この場合、第1の弁22を直接空気流路15のチューブ内に配置する必要はない。その代わり、第1の弁22は、チューブまたはチャネルのような伝達手段によって、空気流路15の2つの端部に連結することができる。第1の弁22は、タイヤ1の外部環境19との間で空気流が連通する空気入口20にさらに連結されている。さらに、第1の弁22は、環状の空気流路の一方の端部との間で空気流が連通する第2の開口部24と、環状の空気流路15の第2の端部との間で空気流が連通する第3の開口部26と、を有している。特に、弁22は、第2の開口部24が閉鎖されて第3の開口部26が開放される第1の状態と、第2の開口部24が開放されて第3の開口部26が閉鎖される第2の状態と、の間を切り替わることができる。それぞれの状態において、第1の開口部20は開放状態であることが好ましい。第2の弁32は、少なくとも3つの開口部、すなわち、出口ポート30との間で空気流が連通する第4の開口部38と、第2の開口部22との間で空気流が連通する第5の開口部34と、第3の開口部26との間で空気流が連通する第6の開口部36と、をさらに有している。特に、第5の開口部と第2の開口部、及び第6の開口部と第3の開口部は、それぞれ空気流が直接連通している。換言すれば、これらの開口部の間の空気流には、他の部材、例えば他の弁が設けられないことが好ましい。
図3に示すように、出口ポート30は、空気が弁組立体17を通してタイヤから流出するのを防止する逆止弁または戻り防止弁39をさらに有していてもよい。このような逆止弁は当業者に公知であり、様々な構成を備えることができる。例えば、このような逆止弁はボール弁、リーフ弁、ダックビル弁またはスリーブ弁として設けることができる。
図4には、ポンピング動作時の図3の概略構成を示す。タイヤ1が方向R1に回転しているため、組立体は空気を第6の開口部36、第4の開口部38、及び出口ポート30を通してタイヤキャビティ11に送り込む。図示の空気流路15の右側で圧力低下が生じているため、空気は空気入口20及び第2の開口部24を通して通路15に吸い込まれる。一方では空気流路の変形部によって生じる圧力に、他方では空気流路の移動する変形部16の後方で(上流側で)生じる圧力低下に応答して、第3の開口部26及び第5の開口部34が自動的に閉鎖されてもよい。
図5は、逆回転方向R2における図4の概略構成を示している。タイヤ1が方向R2に回転しているため、組立体は空気を第5の開口部34、第4の開口部38、及び出口ポート30を通してタイヤキャビティ11に送り込む。これに応じて図示の空気流路15の左側の変形部16の上流側において圧力が低下するため、空気が空気入口20及び第3の開口部26を通して通路15に吸い込まれる。一方では空気流路15の変形部16によって生じる圧力に、他方では空気流路15の変形部16の後方で生じる圧力低下に応答して、第2の弁32の第6の開口部36が自動的に閉鎖されてもよい。
図6は、実質的に周方向に延びる空気流路15を有するタイヤ1のサイドウォール7の部分断面を示している。弁組立体17は通路15の2つの端部の間に挿入されており、通路15は、ポート40,50によってこれらの端部に連結されている。さらに、図示の弁組立体17はタイヤ1の外部に向けられた空気入口20を有している。空気入口20はフィルタを有していてもよい。特に、空気入口20はサイドウォールの外面上に(タイヤキャビティ11から離れる方向を向いて)位置してもよい。タイヤキャビティ11への空気流の進入を可能にする空気出口は図6では見えていない。空気出口はタイヤキャビティ11の方を向いている。
図7は、考えられる弁組立体17の断面の一例を示している。弁組立体17は、第1の弁22と、第2の弁32と、逆止弁39と、空気出口30と、を有している。これらの部材は1つの弁体ハウジング18内に配置されることが好ましい。第1の弁32は、開口部24,26,28を有するチャンバ29を有していてもよく、空気は開口部28を通ってチャンバ29に流入することができる(開口部28は図7には明示的に示されていない)。さらに、チャンバ29は、空気流が開口部24を通過するのを妨げる第1の状態と、空気流が開口部26を通過するのを妨げる第2の状態との間を移動することのできるピストン部材25を有していてもよい。開口部24は、ポート50との間で空気流が連通するか、またはポート50に連結されてもよく、開口部26は、ポート40との間で空気流が連通するか、またはポート40に連結されてもよい。タイヤの回転方向に応じて、ポート40が空気入口ポート40として、ポート50が空気出口ポート50として作動することができ、逆に、ポート40が空気出口ポート40として、ポート50が空気入口ポート50として作動することができる。さらに、開口部26は、第2の弁32の開口部36との間で空気流が連通しており、開口部24は、第2の弁32の開口部34との間で空気流が連通している。チャンバ29は、特にピストン部材25の長軸に沿って、ピストン部材25の移動を案内することができる。図8に示すように、開口部28はピストン部材25の2つの端部27の間に配置されることができる。開口部28を通って弁22またはチャンバ29に進入した空気流を、ピストン部材25に形成された複数のチャネルまたは複数の溝41を通して開口部24と26の一方に導くことができるのが好ましい。これらの溝41は、ピストン部材の中央部の長軸方向に形成されることが好ましい。その代わりに、またはそれに加えて、溝またはチャネルをチャンバ29の壁に設けることもできよう。ピストン部材25の長軸方向に関しピストン部材25の両端部に配置された端部27は、ピストン部材25の中央部から半径方向に延びる実質的に板状の形状を有していてもよい。特に、ピストン部材25の板状の端部27は、ピストン部材25が長軸方向に移動することによって、空気流が溝41から第2、第3の開口部24,26を通って流れるのを妨げることができ、第1の状態では、端部27がチャンバ29の対応する端部または座46,47に当接し、空気流が溝41から第2の開口部24を通って流れるのを抑制することができる。第1の弁22の第2の状態では、反対側の板状の端部27がチャンバ29の端部に当接し、空気流が溝41から第3の開口部26を通って流れるのを抑制することができる。
ピストン部材25はタイヤの周方向に平行な方向に延びていることが好ましく、それによって第1の弁の機能を向上させることができる。ピストン部材25は実質的に円形の断面を有していてもよいことに留意されたい。しかし、ピストン部材25は、他の断面、例えば矩形、星形、楕円形、または多角形の断面を有していてもよい。
図8は、図7に示す断面に垂直な断面における第1の弁22の詳細図を示している。特に、第1の弁22を空気流路15の両端部に連結するポート40及びポート50と、入口開口部28と、が明確に示されている。第1の弁の他の部材は、図7に関連してすでに説明した各部材に相当している。ポート40,50及び開口部28,24,26は特定の位置で示されているが、他の位置に配置されていてもよい。
図9は、ピストン部材25の斜視図を表している。ピストン部材25は、溝41と、中央部と、互いに向かい合う2つの端部27と、を有している。ピストン部材25の中央部はチャンバ29内を通って延びている。チャンバ29は、開口部28からピストン部材25の溝41への空気流の流入を可能にする、周方向に延びる複数の切り欠き、チャネルまたは溝を有していてもよい。
図10は、すでに図7に示されている第2の弁32及び逆止弁39の概略部分斜視図を示している。第2の弁32は、出口開口部38と第1の入口開口部34と第2の入口開口部36とを有するチャンバ35を有している。チャンバ35は、実質的に円筒形の形状を有していてよく、球形の閉止部材37を有していてもよい。球形の閉止部材37は、開口部34または開口部36のいずれかを(選択的に)閉鎖するように構成することができる。閉止部材37が開口部34を閉鎖したときは、空気は開口部36を通って開口部38に流れることができる。あるいは閉止部材37が開口部36を閉鎖したときは、空気は開口部34から開口部38に流れることができる。開口部34及び36は互いに向かい合うように配置されることが好ましい。開口部38は例えば、開口部34と開口部36との間に配置することができる。この部材は、球形の部材37の代わりに、実質的に円筒形状を有していてもよい。一例として、逆止弁39は、変形可能なスリーブまたは可撓性のスリーブ33を有するスリーブ弁として実現することができる。特に、スリーブ33は、実質的に中空の円筒形状を有してもよく、逆止弁39の円筒部分または円筒部材を囲んでもよく、円筒部材は、第2の弁32の出口開口部38及びスリーブ33の内面との間で空気流が連通する1つ以上のボアを有していてもよい。スリーブ33は、空気圧を受けて変形し、タイヤが回転していないとき、あるいは換言すれば、環状の通路15に空気が送り込まれないときに、空気流がタイヤキャビティ11から第2の弁32に流れ込むのを妨げる。空気が空気流路15に送り込まれる場合、変形可能なスリーブ33が拡張し、空気が空気出口30を通ってタイヤキャビティ11に進入するのを可能にする。
本発明について、図7〜図10に示すような弁22及び32を含む好ましく有利な実施形態に関して説明したが、本発明はそのような構成に限定されない。弁22,32の他の特定の形状及び/または構成が図3及び図4に示す機能の実現に適している場合もあり、考えられるいくつかの変形例を上述の通り説明した。
本発明を実施する最良の形態を参照して本発明を説明した。明らかに、当業者は本明細書を読んで理解したときに様々な修正実施形態及び変更実施形態に想到するであろう。本発明は、添付の各クレームまたはその均等の範囲内である限り、すべてのそのような修正実施形態及び変更実施形態を含むものである。
いずれの場合も、上述の各実施形態は限定的な意味で理解されてはならない。特に、上述の各実施形態の特徴はまた、相互に交換可能であり、あるいは互いに組み合わせ可能である。
1 空気入りタイヤ
3 リム
4 地面
5 トレッド
7 サイドウォール
9 ビード
11 タイヤ空気キャビティ
13 フットプリント
15 空気流路
16 空気流路の移動する変形部
17 弁組立体
18 弁体ハウジング
19 外部環境
20 空気入口
22 第1の弁
24 第2の開口部
25 ピストン部材
26 第2の開口部
28 開口部
27 端部
29 チャンバ
30 空気出口
32 第2の弁
33 変形可能なスリーブ
34 第5の開口部
36 第6の開口部
37 閉止部材
38 第4の開口部(出口開口部)
39 逆止弁
40,50 ポート
41 溝
46,47 端部
F 圧縮力
F’ 力
P1 方向
P2 逆方向
R1 回転方向
R2 逆回転方向

Claims (19)

  1. タイヤキャビティと、
    それぞれ第1及び第2のタイヤビード領域からタイヤトレッド領域まで延びる第1及び第2のサイドウォールと、
    タイヤの屈曲領域内に収められ、実質的に前記タイヤの周方向に延び、タイヤの回転時に空気が押し込まれる、細長く実質的に環状の空気流路と、
    前記タイヤキャビティと前記環状の空気流路と前記タイヤの外部との間で空気流が連通する弁組立体と、を有し、
    前記弁組立体は、
    前記タイヤの前記外部から前記弁組立体への空気の進入を可能にする空気入口と、
    前記タイヤキャビティへの空気の進入を可能にする空気出口と、
    前記空気流路の空気流内に挿入され、空気が第1の流れ方向で前記空気入口を通って前記空気流路に進入するのを可能にする第1の位置と、空気が前記第1の流れ方向とは逆の第2の流れ方向で前記空気入口を通って前記空気流路に進入するのを可能にする第2の位置と、をとる第1の弁と、
    前記空気流路の空気流内に前記第1の弁に平行に挿入された第2の弁であって、前記第1の弁が前記第1の位置にあるとき、前記第2の弁は、前記空気流路内を前記第1の流れ方向に流れる前記空気が前記空気出口を通って前記空気流路から流出するのを可能にする第3の位置にあり、前記第1の弁が前記第2の位置にあるとき、前記第2の弁は、前記空気流路内を前記第2の流れ方向に流れる前記空気が前記空気出口を通って前記空気流路から流出するのを可能にする第4の位置にある、第2の弁と、
    を有する空気入りタイヤ。
  2. 前記空気流路は、前記タイヤの前記サイドウォールまたは前記タイヤビード領域内を環状に延びている、請求項1に記載のタイヤ。
  3. 弁体ハウジングをさらに有し、前記第1及び第2の弁は前記弁体ハウジング内に配置されている、請求項1に記載のタイヤ。
  4. 前記空気出口または前記空気入口もまた前記弁体ハウジング内に配置されている、請求項3に記載のタイヤ。
  5. 前記第1及び第2の弁は、前記タイヤの回転方向によって決定される前記空気流路内の前記空気流の方向に応じて、前記第1の位置、前記第2の位置、前記第3の位置、前記第4の位置の間を自力で切り替わる、請求項1に記載のタイヤ。
  6. 前記弁組立体は、前記タイヤの前記サイドウォールまたは前記タイヤビード領域内を延びている、請求項1に記載のタイヤ。
  7. 前記第1の弁は、
    前記空気入口との間で空気流が連通する第1の開口部と、前記環状の空気流路の第1の端部との間で空気流が連通する第2の開口部と、前記環状の空気流路の第2の端部との間で空気流が連通する第3の開口部と、を有するチャンバと、
    空気流が前記第2の開口部を通過するのを妨げ、かつ空気流が前記第1の開口部から前記第3の開口部を通って流れるのを可能にする第1の状態と、空気流が前記第3の開口部を通過するのを妨げ、かつ空気流が前記第1の開口部から前記第2の開口部を通って流れるのを可能にする第2の状態と、の間を移動するようにされ、かつそのように構成されたピストン部材と、を有する、請求項1に記載のタイヤ。
  8. 前記チャンバと前記ピストン部材は、各々実質的に細長い円筒形状を有し、前記ピストン部材は該ピストン部材の長軸に沿って移動可能であり、前記第2及び第3の開口部は、前記チャンバの互いに向かい合う端部領域に配置され、前記第1の開口部は前記チャンバの側壁に配置されている、請求項7に記載のタイヤ。
  9. 前記ピストン部材は、細長い円筒形の中央部と、前記円筒形の中央部から半径方向に延び、空気流が前記第2または第3の開口部を通過するのを妨げる寸法を有する実質的に板状の2つの板状端部と、を有する、請求項7に記載のタイヤ。
  10. 前記チャンバは、前記円筒形の中央部をとり囲み、かつ前記円筒形の中央部の長軸方向に沿って前記円筒形の中央部を案内し、
    前記円筒形の中央部は前記長軸方向に沿って延びる溝を有し、前記チャンバは、前記第1の開口部から前記溝への空気流の流入を可能にするチャネルを有する、請求項9に記載のタイヤ。
  11. 前記第1の弁が前記第1の状態にあるときには、一方の前記板状端部が、前記第2の開口部を閉鎖するが、空気流が前記第1の開口部から前記第3の開口部を通って流れるのを可能にし、前記第1の弁が前記第2の状態にあるときには、他方の前記板状端部が、前記第3の開口部を閉鎖するが、空気流が前記第1の開口部から前記第2の開口部を通って流れるのを可能にする、請求項9に記載のタイヤ。
  12. 前記チャンバは、前記ピストン部材の前記板状端部を収容する座を前記チャンバの各端部領域に有し、従って、前記第1の弁が前記第1の状態にあるときには、一方の前記板状端部が第1の座に着座し、それによって、前記第2の開口部を閉鎖するが空気流が前記第1の開口部から前記第3の開口部を通って流れるのを可能にし、前記第1の弁が第2の状態にあるときには、他方の前記板状端部が第2の座に着座し、それによって、前記第3の開口部を閉鎖するが空気流が前記第1の開口部から前記第2の開口部を通って流れるのを可能にする、請求項9に記載のタイヤ。
  13. 前記第2の開口部は、前記空気流路の前記第1の端部との間で直接空気流が連通し、前記第3の開口部は、前記空気流路の前記第2の端部との間で直接空気流が連通する、請求項7に記載のタイヤ。
  14. 前記第2の弁は、
    前記空気出口との間で空気流が連通する第4の開口部と、前記第1の弁の前記第2の開口部との間で空気流が連通する第5の開口部と、前記第1の弁の前記第3の開口部との間で空気流が連通する第6の開口部と、を有する第2のチャンバと、
    前記第5の開口部を閉鎖しかつ空気流が前記第6の開口部から前記第4の開口部を通って流れるのを可能にする第3の状態と、前記第6の開口部を閉鎖しかつ空気流が前記第5の開口部から前記第4の開口部を通って流れるのを可能にする第4の状態と、の間を移動するようにされ、かつそのように構成された閉止部材と、を有する、請求項に記載のタイヤ。
  15. 前記第2の弁は、実質的に円筒形のチャンバを有し、前記閉止部材は円筒または球の形状を有する、請求項14に記載のタイヤ。
  16. 前記第1の弁は、
    前記空気入口との間で空気流が連通する第1の開口部と、前記環状の空気流路の第1の端部との間で空気流が連通する第2の開口部と、前記環状の空気流路の第2の端部との間で空気流が連通する第3の開口部と、を有するチャンバと、
    空気流が前記第2の開口部を通過するのを妨げ、かつ空気流が前記第1の開口部から前記第3の開口部を通って流れるのを可能にする第1の状態と、空気流が前記第3の開口部を通過するのを妨げ、かつ空気流が前記第1の開口部から前記第2の開口部を通って流れるのを可能にする第2の状態と、の間を移動するようにされ、かつそのように構成されたピストン部材と、を有し、
    前記第2の弁は、
    前記空気出口との間で空気流が連通する第4の開口部と、前記第1の弁の前記第2の開口部との間で空気流が連通する第5の開口部と、前記第1の弁の前記第3の開口部との間で空気流が連通する第6の開口部と、を有する第2のチャンバと、
    前記第5の開口部を閉鎖し、かつ空気流が前記第6の開口部から前記第4の開口部を通って流れるのを可能にする第3の状態と、前記第6の開口部を閉鎖し、かつ空気流が前記第5の開口部から前記第4の開口部を通って流れるのを可能にする第4の状態と、の間を移動するようにされ、かつそのように構成された閉止部材と、を有する、請求項1に記載のタイヤ。
  17. 前記第2の開口部は、前記第5の開口部との間で直接空気流が連通し、前記第3の開口部は、前記第6の開口部との間で直接空気流が連通する、請求項16に記載のタイヤ。
  18. 前記第5の開口部は、前記空気流路の前記第1の端部との間で直接空気流が連通し、前記第6の開口部は、前記空気流路の前記第2の端部との間で直接空気流が連通する、請求項16に記載のタイヤ。
  19. 前記弁組立体は、前記タイヤキャビティにおける圧力降下を防止しかつ空気流が前記タイヤキャビティから前記第2の弁に流入するのを防止する逆止弁を有する、請求項1に記載のタイヤ。
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