JP6258588B2 - パルスレーダ装置 - Google Patents
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Description
1)前記測定値Ronがあらかじめ設定されたしきい値より高い
2)前記測定値Ronに前記アンテナスイッチのオン/オフ比rを乗じた値が、前記測 定値Roffに略等しい
ことを特徴とする。
1)前記測定値Roffが第2しきい値(前記第1しきい値より高く設定されたしきい値)より高い
2)前記測定値Ronに前記アンテナスイッチのオン/オフ比rを乗じた値が、前記測定値Roffと同程度
ことを特徴とするパルスレーダ装置。
1)前記第2内部ノイズ測定期間のノイズのレベルと前記外来干渉電波測定期間におけるノイズ測定値Ronのレベルが同程度の場合
2)前記外来干渉電波測定期間に高いレベルのノイズが測定された場合
ことを特徴とする。
本発明の第1の実施の形態に係るパルスレーダ装置を、図1を用いて以下に説明する。図1は、本実施形態のパルスレーダ装置100の構成を示すブロック図である。本実施形態のパルスレーダ装置100は、送信信号としてパルス信号を生成する送信部110と、送信部110で生成されたパルス信号を電波として空中に放射する送信アンテナ113と、送信アンテナ113から放射された電波が対象物で反射された反射波を受信する受信アンテナ121(121a、121b)と、受信アンテナ121から受信信号を入力して距離ゲートごとの測定データを取得する受信部120と、受信部120から測定データを入力して対象物までの距離や相対速度等の対象物情報を取得する信号処理部130と、を備えている。
アンテナスイッチ150をオンにしたとき、
Ron=Σn(S(n)+Namp(n)+Nout(n))+ΣnNin(n) (1)
アンテナスイッチ150をオフにしたとき、
Roff=Σn(S(n)+Namp(n)+Nout(n))×r+ΣnNin(n) (2)
となる。
110 送信部
111 信号生成回路
112 送信アンテナ用増幅回路
113 送信アンテナ
120 受信部
121 受信アンテナ
122 受信アンテナ用増幅回路
123 ミキサ
124 IF信号増幅回路
125 ADコンバータ
130 信号処理部
131 パルス制御部
132 演算部
140 DC−DCコンバータ
141 バッテリ
150 アンテナスイッチ
151 SW制御部
152 電源制御部
Claims (6)
- 所定のパルス繰り返し周期でパルス信号を生成する送信部と、
前記送信部で生成された前記パルス信号を電波として空中に放射する送信アンテナと、
前記送信アンテナから放射された電波が対象物で反射された反射波を受信する受信アンテナと、
前記受信アンテナから前記受信信号を入力して測定データを取得する受信部と、
前記パルス繰り返し周期内の前記パルス信号が生成されてから所定時間経過するまでのレーダ測定期間に前記受信部から前記測定データを入力して前記対象物の位置情報を取得する信号処理部と、を備えるパルスレーダ装置であって、
さらに、前記受信アンテナと前記受信部との間にアンテナスイッチを備え、
前記信号処理部は、前記送信部を制御するとともに、前記アンテナスイッチをオン/オフ制御する機能を有しており、
前記パルス繰り返し周期内の前記レーダ測定期間を除くレーダ測定期間外において、前記アンテナスイッチのオン時の前記測定データの測定値Ronと、オフ時の前記測定データの測定値Roffが、下記の1)および2)を満たす場合に、外来の電波障害が発生していると判定する
1)前記測定値Ronがあらかじめ設定されたしきい値より高い
2)前記測定値Ronに前記アンテナスイッチのオン/オフ比rを乗じた値が、前記測定値Roffに略等しい
ことを特徴とするパルスレーダ装置。 - 所定のパルス繰り返し周期でパルス信号を生成する送信部と、
前記送信部で生成された前記パルス信号を電波として空中に放射する送信アンテナと、
前記送信アンテナから放射された電波が対象物で反射された反射波を受信する受信アンテナと、
前記受信アンテナから前記受信信号を入力して測定データを取得する受信部と、
前記パルス繰り返し周期内の前記パルス信号が生成されてから所定時間経過するまでのレーダ測定期間に前記受信部から前記測定データを入力して前記対象物の位置情報を取得する信号処理部と、を備えるパルスレーダ装置であって、
さらに、前記受信アンテナと前記受信部との間にアンテナスイッチを備え、
前記信号処理部は、前記送信部を制御する機能、前記アンテナスイッチをオン/オフ制御する機能、および、ノイズの測定対象となる対象内蔵回路に発生するノイズ(対象内部ノイズ)が、前記パルス繰り返し周期内の前記レーダ測定期間を除くレーダ測定期間外に発生するように制御する機能を有し、
第1内部ノイズ測定期間(前記アンテナスイッチがオフ、かつ前記対象内部ノイズが発生する測定期間)における前記対象内部ノイズの測定値Roffが、第1しきい値未満である場合には、前記対象内蔵回路の制御異常または前記受信部の増幅回路の異常が発生していると判定し、
前記測定値Roffと、外来干渉電波測定期間(前記レーダ測定期間外、かつ前記アンテナスイッチがオンの時の測定期間、かつ前記対象内部ノイズが発生していない測定期間)における前記測定データの測定値Ronが、下記の1)および2)を満たす場合には外来の電波障害が発生しており、下記の1)を満たすが2)は満たさない場合には内蔵回路の故障が発生していると判定する
1)前記測定値Roffが第2しきい値(前記第1しきい値より高く設定されたしきい値)より高い
2)前記測定値Ronに前記アンテナスイッチのオン/オフ比rを乗じた値が、前記測定値Roffと同程度
ことを特徴とするパルスレーダ装置。 - 所定のパルス繰り返し周期でパルス信号を生成する送信部と、
前記送信部で生成された前記パルス信号を電波として空中に放射する送信アンテナと、
前記送信アンテナから放射された電波が対象物で反射された反射波を受信する受信アンテナと、
前記受信アンテナから前記受信信号を入力して測定データを取得する受信部と、
前記パルス繰り返し周期内の前記パルス信号が生成されてから所定時間経過するまでのレーダ測定期間に前記受信部から前記測定データを入力して前記対象物の位置情報を取得する信号処理部と、を備えるパルスレーダ装置であって、
さらに、前記受信アンテナと前記受信部との間にアンテナスイッチを備え、
前記信号処理部は、前記送信部を制御する機能、前記アンテナスイッチをオン/オフ制御する機能、および、ノイズの測定対象となる対象内蔵回路に発生するノイズ(対象内部ノイズ)が、前記パルス繰り返し周期内の前記レーダ測定期間を除くレーダ測定期間外に発生するように制御する機能を有し、
第2内部ノイズ測定期間(前記レーダ測定期間外、かつ前記アンテナスイッチがオフの時の測定期間、かつ前記対象内部ノイズが発生していない測定期間)において、前記対象内部ノイズ以外の内蔵回路ノイズを測定した場合に、有意なレベルのノイズが測定され、該ノイズのレベルと外来干渉電波測定期間(前記レーダ測定期間外、かつ前記アンテナスイッチがオンの時の測定期間、かつ前記対象内部ノイズが発生していない測定期間)におけるノイズ測定値Ronのレベルとを比較した結果、下記1)に該当する場合には外来の電波障害の影響はないと判定し、下記2)に該当する場合には外来の電波障害が発生していると判定する
1)前記第2内部ノイズ測定期間のノイズのレベルと前記外来干渉電波測定期間におけるノイズ測定値Ronのレベルが同程度の場合
2)前記外来干渉電波測定期間に高いレベルのノイズが測定された場合
ことを特徴とするパルスレーダ装置。 - 前記対象内蔵回路はDC−DCコンバータであり、
前記対象内部ノイズは前記DC−DCコンバータに内蔵されるスイッチング素子がオンまたはオフになった時に発生する
ことを特徴とする請求項2または3に記載のパルスレーダ装置。 - 前記レーダ測定期間外に行う前記測定データの取得は、前記パルス繰り返し周期毎、あるいは、パルス繰り返し周期毎の整数倍の周期毎に行う
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のパルスレーダ装置。 - 外来の電波障害が発生していると判定された場合に、レーダ測定期間におけるレーダ測定を中断する、または、前記障害の発生をユーザに通知する監視手段を設けている
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のパルスレーダ装置。
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