JP6254013B2 - 着火用トーチの先端構造 - Google Patents

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本発明は、主に蝋燭の着火に用いる圧電式の着火用トーチの先端構造に関するものであり、更に詳しくは、当該先端部分に設けられるユニットノズルの交換が容易に行え、かつ交換時にユニットノズルを最適位置にセットできる着火用トーチの先端構造に関するものである。
従来、圧電式の着火用トーチの先端構造としては、図9に示す構成のものが知られている。この先端構造1は、筒形で長尺な管体2と、管体2の先端から突出した火口ノズル3と、火口ノズル3の先端に嵌着したノズルチップ4と、管体2の先端に嵌合する火口カバー(風防)5とを有している。
ノズルチップ4の先端には一方の放電電極6を備えており、また、火口カバー5の内側には、放電電極6との間に放電花火を発生させる他方の放電電極7を備えている(特許文献1参照)。
圧電式の着火用トーチは、バルブ開閉操作子(図示せず)を操作してノズルチップ4からガスを噴出させる一方、圧電点火装置(図示せず)を作動させると放電電極6と放電電極7との間に放電火花が発生し、ノズルチップ4から噴出するガスに着火して、火口カバー5から火炎が生ずる仕組みである。
このような仕組みの着火用トーチの先端構造1では、多数回の着火により放電電極6、7が劣化して、次第に正常な放電が行われず着火不良となるので、ノズルチップ4又は火口カバー5を適宜に取り外して交換する必要がある。
特許第3916110号公報
この従来例の着火用トーチの先端構造1においては、蝋燭への多数回の着火によって、ノズルチップ4の下部近傍に気化した蝋8が付着して溜まるという不都合がある。その結果、使用時やノズルチップ4を取り外した時に、蝋8が当該ノズルチップ4の内部や、火口ノズル3の内部等に侵入して、着火不良を引き起こす恐れがあるという問題点を有している。
また、ノズルチップ4を交換する時には、一般のユーザーが新たなノズルチップ4を火口ノズル3の正確な位置にシッカリと嵌め込む作業は難しいという現状がある。この場合は、ノズルチップ4の放電電極6を最適な放電間隔をもってセットできないこととなり、着火不良を引き起こすという問題点を有している。
従って、従来例における着火用トーチの先端構造1においては、火口ノズル3に蝋8が付着したり内部に侵入する不都合を防止することと、一般のユーザーがノズルチップ4を交換する時に常に正確な位置にセットできるようにすることとに解決しなければならない課題を有している。
前記従来例の課題を解決するための本発明の要旨は、筒形で長尺な管体と、該管体の先端に嵌着されるユニットノズルと、該ユニットノズルを囲繞する状態で前記管体に螺着する筒状の風防と、を少なくとも備える圧電式の着火用トーチの先端構造であって、前記管体は、ガス噴出孔とその周囲の嵌合溝とを備える突出部を先端に有し、該突出部の近傍に周溝を介してシール用の段部を備え、該段部の下部には外周面に沿って外周ネジ部が刻設され、前記ユニットノズルは、中央部に前記ガス噴出孔と連通するノズル部を有し、外周面に前記段部と密接されるリング状のシール部を備え、該シール部の下部に前記周溝と嵌合する環状部を有し、前記風防は、内周面に前記外周ネジ部と螺合する内周ネジ部を有し、該内周ネジ部の上部には前記シール部を押圧して当該シール部を前記段部に密接させるための押圧用段部を備えることである。
また、前記風防の前記内周ネジ部を前記管体の前記外周ネジ部に螺着すると、前記押圧用段部が前記シール部を押圧して、当該シール部が前記段部に対して密接状態にシールする構成であること、;
前記風防の前記内周ネジ部を前記管体の前記外周ネジ部に螺着すると、前記押圧用段部が前記シール部を押圧し、前記環状部が前記周溝に嵌合して、前記ユニットノズルが所定の位置にセットされる構成であること、;
を含むものである。
本発明に係る着火用トーチの先端構造によれば、風防の内周ネジ部を管体の外周ネジ部に螺着すると、押圧用段部がシール部を押圧して、当該シール部が段部に対して密接状態にシールする構成であることによって、気化した蝋がガス噴出孔に付着したりその内部に侵入することがない。
従って、従来例のように蝋が火口ノズルの内部に侵入して、着火不良を引き起こすというような不都合が全く生じない。
また、ユニットノズルを交換することで、その上に溜まっている蝋がいっしょに取り除かれるので、特段に蝋を取り除く清掃が必要ないという種々の優れた効果を奏する。
また、風防の内周ネジ部を管体の外周ネジ部に螺着すると、押圧用段部がシール部を押圧し、環状部が周溝に嵌合して、ユニットノズルが所定の位置にセットされる構成であることによって、一般のユーザーがノズルチップを交換する時に、管体に風防を螺着するだけで、ユニットノズルを正確な位置にセットできる。換言すれば、ユニットノズルの先端の放電電極を最適な放電間隔をもってセットできることとなる。
従って、従来例のように、一般のユーザーがノズルチップを交換する時にその嵌め込みに失敗して、その結果、着火不良を引き起こすという不都合が全く生じないという優れた効果を奏する。
本発明に係る着火用トーチの先端構造11の縦断面図である。 管体12の縦断面図である。 ユニットノズル13の縦断面図である。 風防14の縦断面図である。 着火用トーチ41の斜視図である。 着火用トーチ41の斜視図である。 着火用トーチ41の縦断面図である。 着火用トーチ41の縦断面図である。 従来例に係る着火用トーチの先端構造1の縦断面図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。まず、図1において、符号11は着火用トーチの先端構造を示し、この先端構造11は、長尺な管体12(図2参照)と、管体12の先端に嵌着されるユニットノズル13(図3参照)と、ユニットノズル13を囲繞する状態で管体12に螺着する筒状の風防14(図4参照)とから構成される。
管体12は、筒形で長尺に形成されており、図2に示すように、ガス噴出孔15とその周囲を囲繞する嵌合溝16とを備える突出部17を先端に有している。突出部17の周囲には、周溝18が形成されており、周溝18の外側の縁に沿ってシール用の段部19が設けられている。シール用の段部19には、後述するように、ユニットノズル13のシール部25が密接して、シールする役目を果たす。シール用の段部19の下部は、外周面に沿って外周ネジ部20が刻設されている。
なお、図1及び図2中の、符号49はOリングを示しており、符号50はスプリングを示している。
ユニットノズル13は、図3に示すように、中央部にガス噴出孔15と連通するノズル部21を有している。ノズル部21は、先端21aからガスが噴出すると共に、この先端21aが放電電極の役目を果たす。また、ノズル部21の後端側は、嵌合溝16と嵌合する筒状部22が拡径した状態で形成されている。
ユニットノズル13の外周は、第1段部23及び第2段部24を介して拡径し、台座状に形成されており、その外周には、シール用の段部19と密接されるリング状のシール部25が一体に形成されている。シール部25の下部には、周溝18と嵌合する円形の環状部26が連設されている。
風防14は、筒状に形成されており、図4に示すように、内周面には外周ネジ部20と螺合する内周ネジ部27が刻設されている。内周ネジ部27の上部には、押圧用段部28が環状に設けられている。この押圧用段部28は、シール部25を押圧して当該シール部25をシール用の段部19に密接させる役目を果たす。また、内周ネジ部27の下部には、環状の下端部29を有している。
また、風防14は、通気用の長孔30が側部に複数設けられており、頂部には火炎を放出すための炎孔31が設けられている。風防14の内側には、放電電極32が設けられており、この放電電極32は後述する圧電ユニット44と電気的に接続している。
このような構成の着火用トーチの先端構造11は、風防14の内周ネジ部27を管体12の外周ネジ部20に螺着すると、押圧用段部28がシール部25を押圧して、当該シール部25がシール用の段部19に対して密接状態にシールする構成である。従って、気化した蝋がガス噴出孔15に付着したり内部に侵入することがない。
また、ユニットノズル13を交換することで、その上に溜まっている蝋がいっしょに取り除かれるので、特段に蝋を取り除く清掃が必要ないという利点がある。
更に、着火用トーチの先端構造11は、風防14の内周ネジ部27を管体12の外周ネジ部20に螺着すると、押圧用段部28がシール部25を押圧し、環状部26が周溝18に嵌合して、ユニットノズル13が所定の位置にセットされる構成である。従って、一般のユーザーがユニットノズル13を交換する時には、管体12に風防14を螺着するだけで、ユニットノズル13を正確な位置にセットできる。換言すれば、ユニットノズル13の先端21aの放電電極を最適な放電間隔を有してセットできるのである。
次に、本発明に係る先端構造11を備える、圧電式の着火用トーチ41についての概略を説明する。着火用トーチ41は、図5及び図6に示すように、円筒状のグリップ部42と、グリップ部42の一端に設けられる筒形で長尺な管体12とから構成される。
グリップ部42は、図7及び図8に示すように、燃料ガスが充填されるガスタンク43と、高電圧を生じさせる圧電ユニット44と、指で押下操作する着火操作部45とを備えている。
管体12は、図7及び図8に示すように、燃料チューブ47と導電線46とを有している。燃料チューブ47は、一方をガスタンク43に連結し、他方をガス噴出孔15に連結する役目を果たしている。導電線46は、圧電ユニット44とノズル部21の先端21aの放電電極とを電気的に連結する役目を果たしている。管体12の先端には本発明の先端構造11を備える。
このような構成の着火用トーチ41は、着火操作部45を押下操作すると、操作桿48がガスタンク43を開成してガス噴出孔15からガスを噴出させる一方、操作桿48が圧電ユニット44を押圧して作動させ、ノズル部21の先端21aの放電電極と放電電極32との間に放電火花が発生し、ユニットノズル13のノズル部21から噴出するガスに着火して、風防14の炎孔31から火炎が生ずる仕組みである。
1 着火用トーチの先端構造
2 管体
3 火口ノズル
4 ノズルチップ
5 火口カバー(風防)
6、7 放電電極
8 蝋
11 着火用トーチの先端構造
12 管体
13 ユニットノズル
14 風防
15 ガス噴出孔
16 嵌合溝
17 突出部
18 周溝
19 シール用の段部
20 外周ネジ部
21 ノズル部
21a先端
22 筒状部
23 第1段部
24 第2段部
25 シール部
26 環状部
27 内周ネジ部
28 押圧用段部
29 下端部
30 長孔
31 炎孔
32 放電電極
41 着火用トーチ
42 グリップ部
43 ガスタンク
44 圧電ユニット
45 着火操作部
46 導電線
47 燃料チューブ
48 操作桿
49 Oリング
50 スプリング

Claims (3)

  1. 筒形で長尺な管体と、該管体の先端に嵌着されるユニットノズルと、該ユニットノズルを囲繞する状態で前記管体に螺着する筒状の風防と、を少なくとも備える圧電式の着火用トーチの先端構造であって、
    前記管体は、ガス噴出孔とその周囲の嵌合溝とを備える突出部を先端に有し、該突出部の近傍に周溝を介してシール用の段部を備え、該段部の下部には外周面に沿って外周ネジ部が刻設され、
    前記ユニットノズルは、中央部に前記ガス噴出孔と連通するノズル部を有し、外周面に前記段部と密接されるリング状のシール部を備え、該シール部の下部に前記周溝と嵌合する環状部を有し、
    前記風防は、内周面に前記外周ネジ部と螺合する内周ネジ部を有し、該内周ネジ部の上部には前記シール部を押圧して当該シール部を前記段部に密接させるための押圧用段部を備えること
    を特徴とする着火用トーチの先端構造。
  2. 前記風防の前記内周ネジ部を前記管体の前記外周ネジ部に螺着すると、前記押圧用段部が前記シール部を押圧して、当該シール部が前記段部に対して密接状態にシールする構成であること
    を特徴とする請求項1に記載の着火用トーチの先端構造。
  3. 前記風防の前記内周ネジ部を前記管体の前記外周ネジ部に螺着すると、前記押圧用段部が前記シール部を押圧し、前記環状部が前記周溝に嵌合して、前記ユニットノズルが所定の位置にセットされる構成であること
    を特徴とする請求項1に記載の着火用トーチの先端構造。
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