JP6253430B2 - 感震作動ユニット及びこれを用いた感震ブレーカアダプタ - Google Patents

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Description

本発明は、地震時に他へ損害を与える重量什器の移動防止や棚からの物品落下防止などの地震対策を行う感震作動ユニット及び電気ブレーカに取り付けられて建物倒壊の兆しや地震を検知すると商用電源の供給を断って通電火災を防止する感震ブレーカアダプタに関する。
地震による振動により建物及び建物内の様々な物品が移動したり、落下して様々な損害を引き起こす。これにたいしては予め、地震時対策を準備しておき、地震が起きると確実に対策が実行されるようにする必要がある。従来も構造物に予め耐震対策を施したり(特許文献1を参照)、重りを用いた扉をロックする(特許文献2を参照)などが行われている。
また地震対策の大きな柱として通電火災対策がある。今後予想される南海地震などの地震が起きたときは、倒壊による被害に加えて火災による被害を最小限に抑える必要がある。特に暖房機などによる通電状態での家屋倒壊に伴う通電火災を防止することが望まれている。神戸地震での反省を踏まえて新潟地震の際は地震の際に電気ブレーカを切ることが行われたため通電火災が少なかったと言われている。
通電火災を防止するには、地震の際の電気ブレーカの遮断を確実に行う必要がある。しかし、人の手に頼る場合は一定の割合で地震の際の通電ブレーカの遮断が行われない可能性があるので、通電火災の発生を完全に抑えることは難しいことになる。
そこで、従来、地震の後に起きる通電火災を防止するために感震ブレーカが分電盤に取り付けられ、地震検知後、停電復旧を検出すると、家屋のコンセントなどに接続する電源線を、リレー接点などで自動開放することが行われている。すなわち、感震ブレーカは、自動的に家屋内の電気ストーブなど負荷側の電源線に電源からの電力が伝わらないようにすることで、負荷への電源供給を断ち、通電火災の発生を予防する。
従来このような感震ブレーカとしては、地震の発生を電気的に検知して通電をリレーなどを使って遮断するものが開示されている(特許公報3,4を参照)。電気的な処理を行うことで、きめの細かい通電遮断が可能になるが、複雑な構成をとることで通電火災の予防に係る費用が高くなるという問題がある。
そこで、感震ブレーカの幅広い普及を目指すには、既に設置されている既設の電気ブレーカへ安価に後付けして感震ブレーカの機能を持たせることができる感震作動ユニットが望ましい。また、構造の簡便さ及び製造費用の低廉化を目指す場合は純機械的に感震ブレーカを構成することが望ましい。
構造の簡便さ及び製造費用の低廉化を目指す場合は外部振動の検出には感震用の例えば鉄のような重量のある感震用ボールを用い、地震による感震用ボールの動きを地震対策へ用いることが幅広く行われている。
特開2009−2093号公報 特開2008−82167号公報 特開平10−74434号公報 特開平11−219653号公報
後付で地震対策を行う感震駆動ユニットには、相当の駆動力と地震対策を完全に行うための動作をする駆動長とが求められる。例えば、電気ブレーカアダプタで電気ブレーカのスイッチを切る感震作動ユニットには、人の手の動きに相当する駆動力とスイッチを完全に切るための動作をする作動長さが求められる。しかしながら、上述のような従来の感震ブレーカの構成原理を用いてそのままでは感震作動ユニットとして構成するのは費用の点で困難である。また、鉄球を感震ボールとして用いた純機械式の装置を、ここで、求められるように、人の手の動きに相当する駆動力とスイッチを完全に切るための動作する長さを実現する構成に結びつけることも容易でない。
そこで、本願発明の発明者は、上記課題の解決を目指して鋭意研究、開発を行い本発明の完成に至ったものである。その目的とするところは、既設の防振装置や電気ブレーカに外付けで簡便に取り付けられ、地震時には、地震災害の拡大や通電火災を阻止するべく確実に地震対策を施したり、電気ブレーカを遮断状態にする感震作動ユニットを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、作動対象物の近傍に設置されて地震対策を行う感震作動ユニットであって、前記作動対象物を地震対策状態にするように前記作動対象物の感応部へ外力を加える押圧部と、該押圧部を先端に有し前記感応部を機能させる方向及びその反対方向に移動可能な作動スライダと、本体に取り付けられ、該作動スライダを前記感応部を機能させる方向へ移動させる弾性体を有する駆動部と、前記弾性体に外力を加えることで前記弾性体の弾性エネルギーを増大させて前記作動スライダを前記感応部を機能させる方向へ移動可能な移動待機状態にするセットレバーと、前記移動待機状態にされた前記作動スライダが、前記感応部を機能させる方向へ移動することを抑える係合部及び被係合部からなる移動抑止部と、外部からの振動を検出して前記移動抑止部の機能を制御する感震部と、を備え、前記感震部が、重量物からなる感震用ボールと、前記感震作動ユニットの本体に取り付けられた凹面状のボール受け皿と、外部からの振動によって前記ボール受け皿の上に乗った前記感震用ボールの前記ボール受け皿の中心部から移動する距離に応じて前記感震用ボールの上面接して鉛直方向へ移動するセンサスライダ及びこれと一体に動く前記係合部と、を有し、前記センサスライダの鉛直方向の移動を支える複数のガイド用突起を受ける本体の複数のセンサスライダ用ガイドの間の、鉛直方向の最大の距離が水平方向の最小の距離よりも大きくなるように構成され前記駆動部が、前記係合部と係合しているときは前記移動抑止部を機能させ、前記駆動部が前記係合部と外れているときは前記移動抑止部の機能を停止させる被係合部を有し、前記駆動部が、前記係合部と係合しているときは前記移動抑止部を機能させ前記係合部と外れているときは前記移動抑止部の機能を停止させる被係合部を有することを特徴とする感震作動ユニットである。
感震作動ユニットを例えば電気ブレーカの外筐へ付着してからセットレバーを外部から動かして弾性体を変形させ、感震作動ユニットを作動スライダが電気ブレーカの感応部を機能させる方向、すなわちスイッチを切る方向へ移動可能な移動待機状態にする。地震などの外部からの振動が感震作動ユニットに与えられると、凹面上の皿に載った感震用ボールが上下、又は左右に移動する。感震用ボールは下面を本体に取り付けられたボール受け皿に接し、上面はセンサスライダに接している。従って、ボールが移動するとその移動距離に応じてセンサスライダが押されて上方へ移動する。センサスライダにはこれと一体で動く係合部が設けられ、弾性体の力を受けて移動しようとする駆動部には係合部に係合する被係合部が設けられている。センサスライダはその上部を感震用ボールで支えられて、センサスライダは複数のセンサスライダ用ガイドに保持されて上下方向へ移動する。複数のセンサスライダの間の、鉛直方向の最大の寸法が水平方向の最小の寸法よりも大きくなるように構成することでセンサスライダが上下方向へ移動する際の鉛直軸からのぶれが小さく抑えられる。センサスライダの係合部と被係合部とが係合している間は作動スライダの移動が阻止される。この係合部と被係合部との係合を外すのは振動に伴う感震用ボールの動きであるが、その力は比較的小さい。そこで、係合部と被係合部と係合を外す際の応力が低減するように構成することも必要に応じて行う。
請求項2に記載の発明は、前記駆動部が、前記セットレバーと同軸で本体の底部へ回転可能に取付けられる駆動回転盤と、前記作動スライダに設けられた長穴又は突起にはまり前記駆動回転盤の回転動作を前記作動スライダの直線動作へ変換する前記駆動回転盤に設けられた突起又は長穴と、を備え、前記駆動回転盤又は前記作動スライダに前記被係合部が設けられ、前記係合部と前記被係合部との係合が外されることで、前記作動スライダを前記感応部を機能させる方向に移動させる請求項1に記載の感震作動ユニットである。
駆動部は作動スライダを例えば電気ブレーカのスイッチを切るべく充分な距離を直線的に移動させる。この駆動力は駆動部に備えられる弾性体をセットレバーを回転させることで弾性体を変形することで蓄えられる弾性エネルギーから生じる。セットレバーを回すことで駆動回転盤が回転する際に弾性体に変形を与える。駆動回転盤の円運動は、駆動回転盤の突起又は長穴とこれにはまる移動スライダの長穴又は突起により移動スライダの直線運動へと相互変換される。駆動回転盤または移動スライダにはセンサスライダの係合部に係合する被係合部が設けられており、セットレバーをセット位置へ回すことで係合部と非係合部が係合して作動スライダの移動が阻止される。この係合が外されることで作動スライダは電気ブレーカの感応部を機能させる方向、すなわちスイッチを切る方向へ移動する。
請求項3に記載された発明は、前記駆動回転盤に設けられた突起又は長穴の中心が前記駆動回転盤の中心から距離r1の位置に置かれ、前記被係合部が前記駆動回転盤の中心から距離r2の位置に置かれ、r1/r2<1とする請求項2に記載の感震作動ユニットである。
駆動回転盤には弾性体の変形で移動待機状態に置かれた作動スライダによる力と作動スライダの移動を抑える移動抑止部に掛かる力が架かる。作動スライダによる力は弾性体のバネなどの力なので、移動抑止部での係合部と被係合部との係合を外す力に比べて大きい。そこで、駆動回転盤の回転を止めている二つのモーメントがつりあっている状態で、移動抑止部へ求められる力を少なくなるように、作動スライダの力点である中心から距離r1に比べて移動抑止部の力点である中心から距離r2を大きくして、r1/r2<1としたものである。
請求項4に記載された発明は、前記係合部又は被係合部が回転体である請求項1乃至3の何れかに記載の感震作動ユニットである。
移動抑止部の係合部又は被係合部が回転体であるので、係合を外す応力が平面が擦れ合う場合に比べて小さくなり、少ない力で係合を外すことができる。
請求項5に記載された発明は、前記係合部と被係合部が面で接触し、その面が係合を外す応力が減少する方向へ傾斜を有する請求項1乃至4の何れかに記載の感震作動ユニットである。
駆動回転盤の回転を止めている力の方向は、円盤の円周の接線方向である。前記係合部と被係合部が面で接触しその接触面が駆動回転盤の中心からの半径方向と平行であれば回転を止めている力の分力は、移動抑止部の係合を外す応力には寄与しない。この場合は係合が外れるまで駆動回転盤の回転は停止したままである。ここで、接触面を半径方向から傾けて係合部が係合を外す方向へ移動すると駆動円盤が回りたがる方向へ回転を始めるようにする場合、駆動円盤の駆動力の分力が係合部の応力を減らす方向へ帰還を掛けた形になり、係合を外す応力を低減する。
請求項6に記載の発明は、前記係合部と被係合部とが接触する近傍に、前記センサスライダの動作に伴って回転する回転受け部が設けられている請求項1乃至5の何れかに記載の感震作動ユニットである。
センサスライダが係合部の係合を外すには、移動抑止部での直接必要な応力以外に、センサスライダが移動する際に触れ合う全ての面での摩擦力を上回る外力を生じる必要がある。そこで、駆動回転盤から加えられる円盤の円周方向の力を係合部の近傍の回転体で受けて総合的な摩擦力を減らすことができる。この回転体を設けることで係合を外す応力が回転体の無い場合に比べて低減する。
請求項7に記載の発明は、前記感震部と前記底板との間に、前記感震部のセンサスライダの動作方向へ張られたバネとそのバネの長さを調節する感震感度調節機構を設けた請求項1乃至6の何れかに記載の感震作動ユニットである。
感震作動ユニットが動作する震度は製造時に予め定めることもできるが、使用者が状況に応じて設定可能にすることで利便性が向上する。センサスライダは感震用ボールの動きによる力をセンサスライダと一体となっている係合部へ伝える際に、センサスライダの動作方向へ張られたバネによりその力を減じられるのでバネの長さを調節することで、感震感度を調節することができる。
請求項8に記載された発明は、前記作動スライダが移動方向に伸びるキャタピラー状のベルトを有する請求項1乃至7何れかに記載の感震作動ユニットである。
作動スライダが移動方向と直角に細かく分節された穴33のあるキャタピラー状のベルトなので、長さを自由に選ぶことができる。
請求項9に記載された発明は、前記キャタピラー状のベルトが、本体の下部及び上部を問わずに本体へ挿入され、駆動されるように構成される請求項8に記載の感震作動ユニットである。
キャタピラ状の作動スライダには、これを駆動する穴が複数あるので、これを駆動ユニットが駆動する位置を自由に選ぶことができる。また、キャタピラー状の作動スライダは本体の2箇所の動作方向に開く感震作動ユニットのどちらからも穴へ差し込むことができるので、押圧部を本体の、上部、下部どちらにすることも容易にできる。
請求項10に記載された発明は、前記作動スライダが移動方向に伸びる2本の部材を有し、該2本の部材の途中で分割され、分割された部材同士が前記2本の部材の造る平面に垂直方向へ回動可能に接合される請求項1乃至7の何れかに記載の感震作動ユニットである。途中で折り曲げることができるので、動かされるものの高さや位置の自由度が高い。
請求項11に記載された発明は、前記弾性体が、ぜんまい状バネ又は弦巻状バネである請求項1乃至10の何れかに記載の感震作動ユニットである。
経時変化及び蓄積可能な弾性エネルギーの大きさを考慮すると弾性力の大きいぜんまい状バネ又は弦巻状バネが好ましい。
請求項12に記載された発明は、電気ブレーカの外筐に付着されて、外部からの振動に応じて前記電気ブレーカを遮断状態にさせる感震ブレーカアダプタであって、前記電気ブレーカを遮断状態にする方向へ前記電気ブレーカのスイッチのレバーに外力を加える感震作動装置として、請求項1乃至10に記載された何れかの感震作動ユニットを用いることを特徴とする感震ブレーカアダプタである。後付で簡便に感震ブレーカを構成することができる。
セットレバーへ加えられた外力を弾性エネルギーとして蓄えておき、感震用ボールの動きによりこの蓄積エネルギーを開放する本発明の感震作動スライダの構成は簡便でありながら、動作が確実で実用性が高い。また、この感震作動スライダを用いた電気ブレーカに付着されて使われる感電ブレーカアダプタも通電火災の減少に役立つ。
本発明の実施形態の外観を示す概略図である。 本発明の実施形態の組み立て図である。 作動スライダの移動を説明する図である。 感震用ボールの動きとそれに伴うセンサスライダの動きの説明図である。 感震感度調節機構と移動抑止部の動作説明図である。 移動抑止部の詳細な動作説明図である。 A:セット位置、B:リセット位置での駆動円盤の駆動スライダからの力F1と移動抑止部での力F2との関係を説明する説明図である。 センサスライダの力の関係を説明する図である。 電気ブレーカへ設置された感震ブレーカアダプタA:スイッチの上へ取付けた場合、B:スイッチの下へ取付けた場合の説明図である。 二つ折りになった作動スライダのA:伸ばした状態、B:折り曲げた状態の説明図である。
本発明の実施形態の感震駆動ユニット1について図1を参照して説明する。本実施形態の感震駆動ユニット1は、例えば地震時に移動対策を必要とするキャスターの付いた複写機、ファクシミリ、プリンタなどの大型什器へ後付けで使用する。また部品を積載した棚の落下対策や、通電火災を防止する電気ブレーカの遮断にも使われる。地震対策は地震対策をされる対象物に対して所定の外力を与えることが必要である。図1の中のキャタピラー状の部材28が外部へ力を付与する部分で、作動スライダと呼ばれ、先端の押圧部32で押したり引いたりして対象物の感応部を所定の距離だけ駆動する。
感震駆動ユニット1を取り付け後にセットレバーを点線のセットレバーのリセット位置時計方向へ回して実線のセットレバーのセット位置にする。感震駆動ユニット1は取り付ける際にその取り付け高さを選べるように複数の溝31を備える取り付け盤30を用いる。多数の溝の形成された取り付け盤30の側面に開けた孔34は、取り付け盤30へ取り付けた感震駆動ユニット1の取り外しを容易にするたものものである。この孔34へドライバを差し込んでよじることで、接着剤などが使われていても容易に取り外しができる。
図2は本願発明に掛かる実施品の組み立て図である。感震駆動ユニットは感震部の感震用ボール20を凹面状のボール受け皿17に載せて外部からの振動を検出する。通常時には感震用ボールはボール受け皿の中心部に有る様に、ボール受け皿は上方に開かれた形で置かれる。そのため、感震駆動ユニットの使用時は、図2の左側を上方に置くことになる。
外部からは上箱12とセットレバー10が見える。セットレバーを反時計方向へ回転すると、これと同軸の回転駆動盤18が回転して、突起25も回転し、駆動スライダ24に設けられた長穴23にはまって、突起25の回転運動が直線運動に変換される。駆動スライダ24と本体の間に張られた弾性体(つるまきバネ40,40)が、セットレバーの動きによって長さが変わり、弾性エネルギとして蓄えられ、駆動スライダ及び作動スライダを移動待機状態にする。弾性体(つるまきバネ40,40)はその一端を駆動スライダへ、他端を本体の突起70へそれぞれ引っ掛けて駆動スライダを構成する。
弾性体に蓄えられたエネルギは、駆動スライダを元の位置へ戻そうとして、その力は長穴23と突起25によって回転駆動盤18をセット位置から元へ戻そうとする。この元へ戻る力は移動阻止部の係合部と被係合部との係合により止められている。この係合を外すのは感震部からの力である。
感震部はセンサスライダ16と感震用ボール20とこれを載せるボール受け皿17を有している。外部からの振動で動く感震用ボールの動きは、感震用ボールの上部に接するセンサスライダ16により移動抑止部の係合部へ伝えられる。
センサスライダは3つのガイド用突起(19,191,192)がそれぞれ、本体の下箱へ設けられたセンサスライダ用ガイド(60,601,602)にゆるく嵌り、センサスライダの上下方向への移動が保証される。センサスライダはこの3箇所の摩擦力に加えて、移動尾抑止部の係合を外す力で動かされる必要がある。この際、移動方向が鉛直軸がなるべくずれないようにして無駄な力を消費しないようにする必要がある。
図3を用いて作動スライダの弾性体40とセンサスライダ16の弾性体41の働きを説明する。弾性体40.40はその一端を駆動スライダ24に引っ掛け、他端をここでは図示していない本体の引っかけ部70,70に引っ掛けて、セットレバー10を回すことで長さが自然長より増えることによる弾性エネルギとして蓄える。
また、センサスライダ16に一端を引っ掛け、他端を感震感度調節スライダに引っ掛けた弾性体41は、その長さがか感震感度調節スライダを図の右へ(本体の下方へ)動かすことで自然長よりも伸びた状態になり、その伸び分に比例した力をセンサスライダに及ぼす。感震感度調節スライダ14は、移動方向へ凹凸の有る本体と接しており、その凹凸は手では簡単に乗り越えられるが弾性体からの力では乗り越えることが困難が大きさに選ばれる。センサスライダが移動阻止部の係合を外すには、センサスライダが他の部品に接触しているところから受ける力に加えて、感震感度調節用弾性体41から加わる力を上回る必要が有る。
ここで、センサスライダ16の3つのガイド用突起の一つの突起19はリセットボタンになっており、普段は本体のセンサスライダ用ガイド60に隠れているが、鉛筆、ドライバなどの先端で押すことで、感震駆動ユニット1をセット状態から元の状態へ戻すことができる。
センサスライダ16の3つのガイド用突起(19,191,192)は、本体に設けられた3つのセンサスライド用ガイド(60,601,602)に支えられる。3つのセンサスライダ用ガイドは、センサスライダの上端に在る2つと下端に在る一つである。センサスライダは鉛直方向へ移動し、移動時にはねじれや回転が生じないことが望ましい。これを実現するには、センサスライダの鉛直方向を大きな距離で、水平方向を小さな距離で支えることで実現される。図3において、センサスライダの上端に在る2つと下端に在る一つのガイド用突起の鉛直方向の寸法LVを水平方向の寸法LHよりも大きく取りLV>LHに構成してある。
図4を用いて感震用ボールとセンサスライダの動きを説明する。図4は本体の中央部の断面図である。感震駆動ユニットは図4の左側が上部に相当し、図の右側がセットレバー14の有る下部に相当する。感震用ボールはその上面でセンサスライダの上部に下方から接触している。感震用ボールに動きが有ると感震用ボールに支えられている状態のセンサスライダは、ボールの動きに連れて上下、即ち鉛直方向へ移動する。
通常時は感震用ボール20は上に凹面となっているボール受け皿17の中央部に位置する。この位置はセンサスライダ16が最も低い位置へ来る場合である。ここで、外部から振動が加わって感震用ボールが受け皿の中央部から移動して図の点線の感震用ボール21の状態になるとボール受け皿の上面が凹面になっているので、感震用ボールの移動に応じて感震用ボールの高さ位置が変化して、変化した分、センサスライダを押し上げる。センサスライダ16には、これと一体で動く、移動抑止部50を形成する係合部29がありセンサスライダが押し上げられた距離を係合部29が移動する。
図5を用いてセンサスライダ16と移動抑止部50の関係について詳細に説明をする。センサスライダと一体に動く移動抑止部50の係合部29は、駆動円盤18の周上に入れた被係合部となる切れ込み291と係合することで移動抑止部50を構成する。ここで被係合部291は、実施例においては駆動回転盤18に設けたが、駆動部を構成する弾性体40,40により駆動される他の部材、例えば駆動スライダに設けても良い。
係合部29は被係合部となる切れ込み291と接することで駆動回転盤の週方向へ強い力を受ける。この力を移動抑止部50の近傍に置かれる回転受け部22で受けとめることで、水平方向のトルクの発生量が小さく抑えられる。また、センサスライダがほかの部材から受ける摩擦力も減らすことになり、移動抑止部の係合を外す力が減少する。
図6に移動阻止部50の構成例を示す。図6(A)は、係合部29が被係合部291から駆動回転盤18からの力F2を接触面で垂直に受けている場合である。この場合は、係合部29と被係合部291が係合を外す方向の力の向きへの分力は生じない。
図6(B)は、係合部29と被係合部291が係合を外す方向の分力をF2が生じさせており、駆動回転盤18の回転が係合部29と被係合部291が係合を外す方向へ働くので、一度動き始めると加速度的に係合を外す動きが強まる。
図6(C)は、係合部29の被係合部291と接触する部分に回転体を設けた場合である。一般に回転摩擦はすべり摩擦に比べて小さいので、係合部29と被係合部291が面で接触する場合に比べて係合部29が係合を外す方向へ動く時の力が小さくて済む。尚、回転体は被係合部291へ設けても良い。
図7は、駆動スライダ24が(A)セット位置に在るとき、(B)はリセット位置に在るときの説明図である。斜線を施した部分が駆動スライダで、長穴23とこれにはまる駆動回転盤18の駆動突起25により、駆動スライダの直線運動と回転駆動盤18の回転運動とが相互変換される。
駆動突起25の回転駆動盤の中心からのトルクを与える距離r1は、これに対抗するトルクを与える被係合部291の回転駆動盤の中心からのトルクを与える距離r2に比べて小さくなっており、r1<r2になるように構成されている。この構成によって、セット位置に置かれた弾性体からの力がr1/r2となって係合部に与えられ、係合を外す力が小さくて済む構成となっている。
ここで、図7のF1は作動スライダが駆動回転盤を押す力、F2は駆動回転盤が係合部を押す力、F3は係合を外す力、μは駆動抑止部50での摩擦係数である。駆動回転盤においてトルクが釣り合って円盤が止まっている状態では、係合を外す力F3は、F3=C・F2=(r1/r2)・F1となり、大きな駆動力F1を小さなF3で制御することができる。実施例では、r1/r2=0.18、F1=2Kg、μ=0.1となり、F3=0.032Kgとなった。
図8は感震用ボール20が外部から振動を受けて点線の位置へ移動した場合の力の関係を示している。F5は感震用ボールが加速度を受ける事による外力である。この外力により、感震用ボールは図8の点線の位置へ移動する。このF5はボール受け皿に及ばす力F6とセンサスライダ16を上方へ押す力へ分解することができる。このベクトル図はボール受け皿の凹面の開き角に依存している。実験によれば、θ=10度〜15度が適切である。ここで、センサスライダ16が係合部29に与える正味の力F3は、F3=F4−Fsとなり、感震感度調節スライダにより印加される弾性体41によるバイアスの力Fsを差し引いたものになる。
今まで説明して来た感震作動ユニットを後付で、感震ブレーカアダプタとして既設の電源ブレーカへ適用することで、簡便に感震ブレーカを実現することができる。図9は感震駆動ユニットを電気ブレーカへ応用したものである。(A)は感震駆動ユニット1を電気ブレーカの上へ取り付けた場合、(B)は感震駆動ユニット1を電気ブレーカの下へ取り付けた場合である。感震動作方向は何れも上方から下方への移動である。キャタピラ状の作動スライダスライダは、押圧部と電気ブレーカのスイッチの形状の組合わせにより確実な動作を行う向きを選んで、本体の上方又は下から差し込んで使用する。またキャタピラ状の作動スライダには本体から駆動を受ける孔33が複数在るので、本体と電気ブレーカの距離関係の選択の自由度も高い。
図10は、途中で折り曲げ可能な作動スライダである。取り付け面から動作対象面までの距離が在る場合など、この折曲げ機能が効果的である。
ここまで、本発明の実施例を説明してきたが、本発明の応用範囲は広く本発明の技術思想により実現される実施例は本発明に含まれる。
1 本体
10 セットレバー
12 上箱
14 感震感度調節スライダ
16 センサスライダ
17 ボール受け皿
18 駆動回転盤
19 センサスライダのガイド用突起A
191 センサスライダのガイド用突起B
192 センサスライダのガイド用突起C
20 静止時の感震用ボール
21 振動時の感震用ボール
22 回転受け部
23 直進運動と回転運動の相互変換用の長穴
24 駆動スライダ
25 直進運動と回転運動の相互変換用の突起
26 本体の下箱
27 回転受け部支持突起
28 キャタピラ状作動スライダ
29 係合部
291 被係合部
30 本体取り付け台
31 本体高さ調整用溝
32 押圧部
33 作動スライダ被駆動用穴
34 本体取り外し用作業孔
35 作動スライダ駆動用突起
36 本体高さ調整取り付け用突起
40 駆動用弾性体(つるまきバネ)
41 感震感度調節用弾性体(つるまきバネ)
50 移動抑止部
60 センサスライダ用ガイド
601 センサスライダ用ガイド
602 センサスライダ用ガイド

Claims (12)

  1. 作動対象物の近傍に設置されて地震対策を行う感震作動ユニットであって、
    前記作動対象物を地震対策状態にするように前記作動対象物の感応部へ外力を加える押圧部と
    該押圧部を先端に有し前記感応部を機能させる方向及びその反対方向に移動可能な作動スライダと、
    本体に取り付けられ、該作動スライダを前記感応部を機能させる方向へ移動させる弾性体を有する駆動部と、
    前記弾性体に外力を加えることで前記弾性体の弾性エネルギーを増大させて前記作動スライダを前記感応部を機能させる方向へ移動可能な移動待機状態にするセットレバーと、
    前記移動待機状態にされた前記作動スライダが、前記感応部を機能させる方向へ移動することを抑える、係合部及び被係合部からなる移動抑止部と、
    外部からの振動を検出して前記移動抑止部の機能を制御する感震部と、を備え、
    前記感震部が、重量物からなるボールと、前記感震作動ユニットの本体に取り付けられた凹面状のボール受け皿と、外部からの振動によって前記ボール受け皿の上に乗った前記ボールの前記ボール受け皿の中心部から移動する距離に応じて前記ボールの上面に接触して鉛直方向へ移動するセンサスライダと、該センサスライダと一体で動く前記係合部と、を有し、
    前記センサスライダの鉛直方向の移動を支える複数のガイド用突起を受けて上下方向の移動を支える本体に設けられた複数のセンサスライダ用ガイドの間の、鉛直方向の最大の寸法が水平方向の最小の寸法よりも大きくなるように構成され
    前記駆動部が、前記係合部と係合しているときは前記移動抑止部を機能させ前記係合部と外れているときは前記移動抑止部の機能を停止させる被係合部を有することを特徴とする感震作動ユニット。
  2. 前記駆動部が、前記セットレバーと同軸で本体の底部へ回転可能に取付けられる駆動回転盤と、前記作動スライダに設けられた長穴又は突起にはまり前記駆動回転盤の回転動作を前記作動スライダの直線動作へ変換する前記駆動回転盤に設けられた突起又は長穴と、を備え、前記駆動回転盤又は前記作動スライダに前記被係合部が設けられ、前記係合部と前記被係合部との係合が外されることで、前記作動スライダを前記感応部を機能させる方向に移動させる請求項1に記載の感震作動ユニット。
  3. 前記駆動回転盤に設けられた突起又は長穴の中心が、前記駆動回転盤の中心から距離r1の位置に置かれ、前記被係合部が前記駆動回転盤の中心から距離r2の位置に置かれ、r1/r2<1とする請求項2に記載の感震作動ユニット。
  4. 前記係合部又は前記被係合部が回転体である請求項1乃至3の何れかに記載の感震作動ユニット。
  5. 前記係合部と被係合部が面で接触し、その面が前記係合部と前記被係合部の相対的移動方向に対して傾斜を有する請求項1乃至4の何れかに記載の感震作動ユニット。
  6. 前記係合部と被係合部とが接触する近傍に、前記センサスライダの動作に伴って回転する回転受け部が設けられている請求項1乃至5の何れかに記載の感震作動ユニット。
  7. 前記感震部と前記感震作動ユニットの本体の一部との間に、前記感震部のセンサスライダの動作方向へ張られたバネとそのバネの長さを調節する感震感度調節機構を設けた請求項1乃至6の何れかに記載の感震作動ユニット。
  8. 前記作動スライダが移動方向に伸びるキャタピラー状のベルトを有する請求項1乃至7何れかに記載の感震作動ユニット。
  9. 前記キャタピラー状のベルトが、本体の下部及び上部を問わずに本体へ挿入され、駆動されるように構成される請求項8に記載の感震作動ユニット。
  10. 前記作動スライダが移動方向に伸びる2本の部材を有し、該2本の部材の途中で分割され、分割された部材同士が前記2本の部材の造る平面に垂直方向へ回動可能に接合される請求項1乃至7の何れかに記載の感震作動ユニット。
  11. 前記弾性体が、ぜんまい状バネ又は弦巻状バネである請求項1乃至10の何れかに記載の感震作動ユニット。
  12. 電気ブレーカの外筐に付着されて、外部からの振動に応じて前記電気ブレーカを遮断状態にさせる感震ブレーカアダプタであって、
    前記電気ブレーカを遮断状態にする方向へ前記電気ブレーカのスイッチのレバーに外力を加える感震作動装置として、請求項1乃至11に記載された何れかの感震作動ユニットを用いることを特徴とする感震ブレーカアダプタ。
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