JP6253383B2 - 埋設式ガス栓の取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、壁板の裏側に設置される埋設式ガス栓の取付構造に関する。
石膏ボード製の壁板の裏側に設置させる埋設式ガス栓の施工方法として、図13に示すように、壁板(3)の施工前に、壁板(3)の裏側の柱(31)等に、横断面略L字状の金属板(2)を介してガス栓本体(4)を仮止めしておく先付け工法が知られている。
金属板(2)は、柱(31)等の側面の所定位置に前後に調整可能に取り付けられる調整板(2b)とその前方端辺から直角方向に延長し壁板に沿うように位置させる矩形枠状のバックプレート(2a)とからなり、壁板(3)の施工後に、壁板(3)をバックプレート(2a)の内周縁に沿って切り欠いて、壁板(3)にガス栓取付用の貫通孔(30)を形成する。その後、フロントプレート(33)を壁板(3)の表側の貫通孔(30)の周辺に添設させると共に、フロントプレート(33)とバックプレート(2a)を操作ユニット(32)を介してネジ止めする。これにより、フロントプレート(33)とバックプレート(2a)が、貫通孔(30)の周辺を、表裏から挟圧する態様で固定されることとなり、これらを介してガス栓本体(4)が壁板(3)の裏側に設置される。
このような先付け工法にて、ガス栓本体(4)の配管(40)の方向や、ガス栓本体(4)の取付位置等の設置条件に影響されることなく、壁板(3)の裏側と室内との流通性を遮断して、室内の気密性、断熱性を確保できるようにするものとして、金属板(2)とガス栓本体(4)を、薄肉軟質樹脂製の透明な袋体からなる気密カバー(5)で同時に覆う構成の埋設式ガス栓の取付構造を発明した(特許文献1)。
気密カバー(5)は、その内面に、バックプレート(2a)が、バックプレート(2a)と略同形同大のシールパッキン(51)によって貼着されていると共に、バックプレート(2a)の内周縁に沿って前記袋体を切り欠いて窓部(50)が形成されているもので、バックプレート(2a)とフロントプレート(33)とで貫通孔(30)の周辺を挟圧させることにより、気密カバー(5)は、シールパッキン(51)を介して、バックプレート(2a)によって壁板(3)側に押され、壁板(3)の裏側の貫通孔(30)の周辺に全周に渡って外周気密状態に圧接されることとなる。
気密カバー(5)の一端開放部(52)は結束バンド(41)によって、配管(40)等に外周気密状態に締付けられる。
なお、ガス栓本体(4)とフロントプレート(33)との間に介在させる操作ユニット(32)には、開閉蓋(37)が具備されており、フロントプレート(33)の表面に、プレート枠(34)を取り付けると共に、プレート枠(34)に化粧板(35)を、その中央の窓(36)から開閉蓋(37)が露出するように添設させてガス栓の取付工事が終了する。
このものでは、ガス栓の使用時に、化粧板(35)の窓(36)から、操作ユニット(32)の開閉蓋(37)を回動させて開放させるが、開閉蓋(37)を開放させても、壁板(3)の裏側の空間は気密カバー(5)によって遮断されているから、壁板(3)の裏側の冷気が室内に入り込むことはなく、室内の高気密性能及び高断熱性能を保持することができる。
特許第4931790号公報
しかしながら、上記したような従来の気密カバー(5)付きのガス栓は、上記したような先付け工法では有効であるが、壁板(3)を施工した後に、壁板(3)に貫通孔(30)を形成し、その貫通孔(30)から、壁板(3)の裏側に配設されている配管(40)を室内に引き出し、室内で、配管(40)とバックプレートをガス栓本体(4)に取付け、これらを気密カバー内に収容した状態で、貫通孔(30)から、壁板(3)の裏側に送り込んで固定する後付け工法には採用することができない。
これは、後付け工法にて採用されるバックプレートは、貫通孔(30)を通過させ易いように略L字型又は略コ字型に形成された1枚の金属板であるため、このような形状のバックプレートとフロントプレートで壁板(3)を表裏から挟圧しても、気密カバーを壁板の貫通孔の全周に渡って気密状態に添設させることができず、気密カバーの壁板(3)への非圧着部分から空気が漏れて、室内の気密性、断熱性を保つことができないからである。
本発明は、『壁板に設けた貫通孔の周辺を表裏から挟圧することにより前記貫通孔の周辺に固定可能なフロントプレートとバックプレートを介して、ガス栓本体を前記壁板の裏側に設置する埋設式ガス栓の取付構造』において、バックプレートの形状に関係なく、壁板の裏側の空間と室内との流通性を確実に遮断して、室内の気密性、断熱性を確保できる気密カバーを具備させることのできる埋設式ガス栓の取付構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に係る発明の技術的手段は、『前記バックプレートを具備させたガス栓本体を収容可能な一端開放の薄肉軟質樹脂製の袋体である気密カバーと、
前記気密カバーの一端開放部を、前記ガス栓本体に接続されている配管の周囲に外周気密状態に締付ける締付部材と、
前記貫通孔に略一致する大きさ形状の開口が形成された枠体であって、その表面が前記気密カバーの内面所定位置に枠状のシールパッキンを介して貼着される後付用枠とからなり、
前記気密カバーに、前記開口に沿った窓部が形成され、
前記後付用枠の前記表面は、前記シールパッキン及び前記気密カバーの窓部の周辺を介して、前記壁板の裏側から前記貫通孔の周辺に全周に渡って添設されると共に、前記後付用枠の裏面には前記バックプレートが添設され
前記後付用枠は、前記開口を介して連続する直線に沿って折り曲げ可能に構成されている』ことを特徴する。
上記技術的手段は次のように作用する。
先に施工された壁板に貫通孔を形成し、この貫通孔から、壁板の裏側に予め設置されている配管を室内側に引き出し、ガス栓本体を接続させると共に、前記ガス栓本体にバックプレートを取り付ける。
バックプレートとしては、ガス栓本体と共に前記貫通孔を通過させるために、略L字型や略コ字型の金属板が採用可能であり、バックプレートが取り付けられたガス栓本体を、袋状の気密カバー内にその一端開放部から収容する。
気密カバーの内面の所定位置には、前記貫通孔に略一致する大きさ形状の開口が形成された後付用枠の表面が枠状のシールパッキンによって貼着されており、後付用枠の開口内の気密カバーは前記開口に沿って切り欠かれて、窓部が形成されている。
なお、後付用枠としては、壁板の裏側の前記貫通孔の周辺に、全周に渡って添設可能な形状のものが採用可能である。
そして、袋体の一端開放部を、締付部材で、配管の周囲に外周気密状態に締付ける。
これら作業は室内で行うことができる。
気密カバーに収容した状態のバックプレート付きのガス栓本体を、壁板に設けた貫通孔を通過させて壁板の裏側に位置させる。このとき、バックプレートは略L字型や略コ字型であるからその開放部分を利用しながら、貫通孔を通過させ、また、気密カバーは、その内面に貼着させている後付用枠の姿勢を考慮しながら貫通孔を通過させる。
そして、壁板の裏側の貫通孔の周辺に気密カバーを介して後付用枠を添設させ、さらに、その裏面に、ガス栓本体に取り付けられているバックプレートを添設させる。その後、壁板の表側にフロントプレートを添設し、フロントプレートとバックプレートをネジ止め等により固定する。
これにより、バックプレートとフロントプレートとの間に、後取付枠、シールパッキン、気密カバー、壁板が、裏側から順に介在すると共に、表裏から圧接された態様となり、バックプレートによって壁板の裏側に全周に渡って圧接される後付用枠によって、気密カバーの窓部の周辺が、シールパッキンを介して、壁板の裏側の貫通孔の周辺に圧着される態様となる。
なお、後付用枠を気密カバーの内面所定位置に貼着させるには、気密カバーの貼着させたい位置の外面に、後付用枠をシールパッキンを介して貼着させた後、前記気密カバーを裏返せばよい。
なお、前記後付用枠は、前記開口を介して連続する直線に沿って折り曲げ可能に構成されているから、後付用枠を前記直線に沿って折り曲げることにより、後付用枠の幅を小さく変形させることができるので、後付用枠を気密カバーの内面に貼着させた状態のまま壁板の貫通孔を通過させ易いものとなる。
また、上記課題を解決するための請求項2に係る発明の技術的手段は、『前記バックプレートを具備させたガス栓本体を収容可能な一端開放の薄肉軟質樹脂製の袋体である気密カバーと、
前記気密カバーの一端開放部を、前記ガス栓本体に接続されている配管の周囲に外周気密状態に締付ける締付部材と、
前記貫通孔に略一致する大きさ形状の開口が形成された枠体であって、その表面が前記気密カバーの内面所定位置に枠状のシールパッキンを介して貼着される後付用枠とからなり、
前記気密カバーに、前記開口に沿った窓部が形成され、
前記後付用枠の前記表面は、前記シールパッキン及び前記気密カバーの窓部の周辺を介して、前記壁板の裏側から前記貫通孔の周辺に全周に渡って添設されると共に、前記後付用枠の裏面には前記バックプレートが添設され、
前記後付用枠は、前記開口を介して連続する直線に沿って切断された複数の部品から構成されている』ことを特徴する。
後付用枠を構成している複数の部品は、気密カバーの内面に貼着させることにより、1つの後付用枠として機能させることができ、切断部分で屈曲させることにより、後付用枠を二つ折りにすることもできるので、貫通孔への通過が容易となる。
本願の発明は、上記構成であるから次の特有の効果を有する。
フロントプレートとバックプレートで壁板の表裏を挟圧させることにより、気密カバーは、シールパッキンを介して、バックプレートで押圧される後付用枠によって壁板の裏側の貫通孔の周辺にその全周に渡って圧着することとなるから、バックプレートの形状に関係なく、気密カバーを壁板の裏側に気密状態に保持することができる。これにより、壁板の裏側の、気密カバーで包囲された空間は室内側に連通した状態で気密状態に保持される。よって、化粧板に設けられている開閉蓋が開放されても、壁板の裏側の冷気が室内に入り込むことはない。
このように、バックプレートの形状に係りなく、気密カバーを壁板の裏側に気密状態に圧接することができるから、略L字型や略コ字状型のバックプレートを利用したガス栓の取付構造であって、壁板の施工後に、ガス栓本体を壁板の裏側に送り込むガス栓の後付け工法においても、壁板の裏側における気密カバーの外側の空間と、室内との流通性を確実に遮断して、室内の気密性、断熱性を確保できる埋設式ガス栓の取付構造を提供することができる。
気密カバーを薄肉軟質樹脂製の透明な袋体から構成されるようにしておけば、気密カバーに収容されている後付用枠やバックプレートやガス栓本体の位置や姿勢を外部から確認することができる。よって、バックプレートを後付用枠にゆがんだりずれたりして添設させる不都合はない。
また、後付用枠を折り曲げ線で折り曲げたり、切断面で二つ折り状態に折り畳んだりすることにより、後付用枠を小さく変形させることができるので、壁板の貫通孔の通過が一層容易となる。
参考例としての埋設式ガス栓の取付構造のガス栓本体に配管とバックプレートを取付けた状態を示す斜視図。 参考例としての埋設式ガス栓の取付構造に採用した気密カバーの説明図であり、(B)は(A)を裏返した図である。 参考例としての埋設式ガス栓の取付構造に採用した気密カバー内に、バックプレートを具備させたガス栓本体を収容した状態を示す説明図である。 参考例としての埋設式ガス栓の取付構造の気密カバーとガス栓本体を壁板の貫通孔を挿通させる様子を示す説明図である。 参考例としての埋設式ガス栓の取付構造の取付過程を示す分解斜視図である。 参考例としての埋設式ガス栓の取付構造の取付完了状態を示す説明図である。 本発明の第1番目の実施の形態の埋設式ガス栓の取付構造のガス栓本体に配管とバックプレートを取付けた状態を示す斜視図。 本発明の第1番目の実施の形態の埋設式ガス栓の取付構造に採用した気密カバー内にガス栓本体を収容した状態を示す分解斜視図である。 本発明の第1番目の実施の形態の埋設式ガス栓の取付構造に採用した気密カバー内に、バックプレートを具備させたガス栓本体を収容した状態を示す説明図である。 本発明の第1番目の実施の形態の埋設式ガス栓の取付構造の取付過程を示す分解斜視図である。 本発明の第2番目の実施の形態の埋設式ガス栓の取付構造に採用した気密カバーと後付用枠の分解斜視図である。 本発明の第2番目の実施の形態の埋設式ガス栓の取付構造に採用した気密カバーの外表面に後付用枠を貼着させた状態を示す説明図である。 従来の埋設式ガス栓の取付構造の分解斜視図である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
参考例としてのガス栓の取付構造は、壁板(3)の設置後に、ガス栓を壁板(3)の裏側に設置させる後付け工法に実施するもので、図1に示すように、壁板(3)の裏側に配設されている配管(40)を、壁板(3)に形成されている縦長長方形状の貫通孔(30)から室内に引き出し、室内にて、配管(40)を、ガス栓本体(45)の配管接続部(42)に接続させる。
なお、配管(40 )の配設位置に応じてガス栓本体(45)の姿勢が決定され、図1に示すガス栓では、ガス栓本体(45)の上方に配管接続部(42)が位置する姿勢に決定されている。
ガス栓本体(45)の背面には、略矩形状の背面板(43)が設けられており、この背面板(43)に、1枚の略L字状の金属板からなるバックプレート(20)をその所定位置から後方へ延長させている一対の連結片(21a)(21b)の各延長端(22)をネジ止めすることにより固定する。
図1のものでは、略L字状のバックプレート(20)の短辺(20a)が、ガス栓本体(45)のプラグ部(44)の上方に位置し、長辺(20b)がプラグ部(44)の一側方に位置する姿勢で、バックプレート(20)がガス栓本体(45)に取り付けられている。
なお、バックプレート(20)の短辺(20a)及び長辺(20b)の各内側縁の長さは、それぞれ、貫通孔(30)の横長さと縦長さに略一致する寸法関係となっている。
そして、長辺(20b)の下端、及び短辺(20a)の両端部には、ぞれぞれ、中央にネジ孔(24)が形成された突出片(25a)(25b)(25c)が各内側縁よりも内方に突設されている。
図2に示すものは、上記したように、配管(40)に接続され且つバックプレート(20)を具備させた状態のガス栓本体(45)全体を収容するための気密カバー(1)である。
気密カバー(1)は透明な軟質合成樹脂で形成された一端開放の袋体であり、この実施の形態では、気密カバー(1)の内面の所定位置に、後述する後付用枠(11)が貼着されているものとする。
後付用枠(11)は、壁板(3)の貫通孔(30)の内周縁と同形同大の開口(11a)を有する矩形枠体であり、この後付用枠(11)を気密カバー(1)の内面所定位置に貼着させるには、まず、図2の(A)に示すように、気密カバー(1)の一端開放部(13)が、上方に開放するように気密カバー(1)の姿勢を設定し、後付用枠(11)を、同形同大の枠状のシールパッキン(12)を介して、気密カバー(1)の外面(1a)の所定位置にしっかりと押し付けて貼着させる。
後付用枠(11)を気密カバー(1)の外面(1a)に貼着させた状態で、気密カバー(1)を、一端開放部(13)から裏返す。これにより、図2の(B)に示すように、気密カバー(1)の元の外面(1a)が内面となり、後付用枠(11)は、気密カバー(1)の内面所定位置にシールパッキン(12)を介して貼着される態様となる。この状態にて、後付用枠(11)の開口(11a)の内周縁に沿って、気密カバー(1)をカッターナイフ等で切り取って、気密カバー(1)に、一つの窓部(10)を形成する。
そして、図3に示すように、気密カバー(1)の上方に開放している一端開放部(13)から、バックプレート(20)付きのガス栓本体(45)を気密カバー(1)内に差し入れて、バックプレート(20)を、後付用枠(11)の裏面に対応させる。
気密カバー(1)は、薄肉軟質合成樹脂製の透明な袋体から構成されているから、気密カバー(1)内のバックプレート(20)やガス栓本体(45)の位置や姿勢を外部から確認することができる。
そして、一端開放部(13)を、従来のものと同様に、結束バンド(41)等の締付部材で配管(40)の周囲に外周気密状態に締付けて閉塞させる。
締付部材としては、専用の結束バンド(41)でなくても、作業現場にある紐や接着テープ、ワイヤー等を利用してもよい。
室内にて上記作業を施した後、気密カバー(1)内に収容したガス栓本体(45)を、壁板(3)の貫通孔(30)から、壁板(3)の裏側へ送り込む。
このとき、ガス栓本体(45)を気密カバー(1)に収容したままでは貫通孔(30)を通過させ難いため、図4に示すように、一旦、気密カバー(1)の窓部(10)から、ガス栓本体(45)を気密カバー(1)の外側へ引き出し、先に、後付用枠(11)付きの気密カバー(1)を貫通孔(30)を通過させて壁板(3)の裏側へ送り込む。その後、ガス栓本体(45)を、バックプレート(20)の形状を考慮しながら、貫通孔(30)を通過させ、壁板(3)の裏側にて、窓部(10)から再度、気密カバー(1)内に収容させる。
上記要領にて、気密カバー(1)内に収容した状態のバックプレート(20)付きのガス栓本体(45)を壁板(3)の裏側に位置させ、図5に示すように、後付用枠(11)の表面を、シールパッキン(12)及び気密カバー(1)を介して壁板(3)の裏側の貫通孔(30)の周辺に添設させ、さらに、後付用枠(11)の裏面にバックプレート(20)が添設されるように指で支持する。このとき、バックプレート(20)に設けた3つの突出片(25a)(25b)(25c)のネジ孔(24)が、壁板(3)の貫通孔(30)内に露出するように、添設位置を調整する。
気密カバー(1)及びバックプレート(20)を、上記したように、壁板(3)の裏側の貫通孔(30)の周辺に添設させると共に、同図に示すように、壁板(3)の表側の貫通孔(30)の周辺に、フロントプレート(14)を添設させる。そして、その内周縁から内方に突出している突片(15a)(15b)(15c)に設けた挿通孔に、固定ネジ(16)をそれぞれ挿通させると共に、壁板(3)の貫通孔(30)、気密カバー(1)の窓部(10)、及び後付用枠(11)の開口(11a)を介して、バックプレート(20)の突出片(25a)(25b)(25c)のネジ孔(24)に螺合させる。
固定ネジ(16)を締め付けることにより、フロントプレート(14)とバックプレート(20)とは、図6に示すように、壁板(3)の貫通孔(30)の周辺、気密カバー(1)の窓部(10)の周辺、シールパッキン(12)さらには後付用枠(11)を圧接する態様で、壁板(3)の表裏にそれぞれ添設固定される。
ガス栓本体(45)は、バックプレート(20)に、連結片(21a)(21b)によって固定されていることから、壁板(3)の裏側の所定位置に位置決めされた状態に固定されることとなる。
その後、フロントプレート(14)の表面に化粧板(17)を取り付ければ、ガス栓の取付工事が完了する。
化粧板(17)には、開閉蓋(18)が取り付けられてあり、プラグ部(44)にソケット(図示せず)を接続させる際に、開閉蓋(18)を開放させると、貫通孔(30)を介して、室内と壁板(3)の裏側とが連通するが、室内と連通するのは、ガス栓本体(45)を覆っている気密カバー(1)で囲まれた空間のみである。よって、開閉蓋(18)を開けても、壁板(3)内の空気が室内に流入したり、室内の空気が壁板(3)内へ流出したりして、高気密、高断熱住宅における断熱性能が阻害されてしまう不都合はない。
この実施の形態では、バックプレート(20)は、略L字型の1枚の金属板であるが、固定ネジ(16)を締め付けることにより、矩形枠状の後付用枠(11)が、バックプレート(20)によって壁板(3)の裏側へ押され、後付用枠(11)によって、樹脂製の気密カバー(1)の窓部(10)の周辺が、壁板(3)の裏側の貫通孔(30)の周辺に、シールパッキン(12)を介して圧着される。シールパッキン(12)によって、壁板(3)の裏面の凹凸や気密カバー(1)のしわ等が吸収され、気密カバー(1)を壁板(3)の裏側の貫通孔(30)の周辺に全周に渡って密着させることができ、気密状態が維持される。
図7に示すものは、本発明の第1番目の実施の形態のガス栓本体(45)に、略コ字状のバックプレート(200)を取り付けた状態を示す斜視図であり、バックプレート(200)には、ガス栓本体(45)と共に、電気コンセントも接続されるものとする。なお、ガス栓本体(45)には、参考例のものと同様に、上方から配管(40)が接続されるように、ガス栓本体(45)の上方に配管接続部(42)が位置する姿勢に決定されている。
この実施の形態で採用するバックプレート(200)は、上辺(26a)と下辺(26b)及び両者の一端を繋ぐ側辺(26c)とから、一側方に開放する略コ字状の金属板であり、側辺(26c)寄りに、ガス栓本体(45)の背面板(43)が取り付けられる。
バックプレート(200)の上下のコーナ部には、後述するフロントプレート(140)をネジ止めするためのネジ孔が形成された第1突出片(27)(27)が内方へ突出しており、上辺(26a)及び下辺(26b)の自由端近傍には、電気コンセントをネジ止めするためのネジ孔が形成された第2突出片(28)(28)がそれぞれ内方へ突出している。
バックプレート(200)を取り付けたガス栓本体(45)を、図8に示すように、気密カバー(100)内に収容する。気密カバー(100)は上記参考例のものと同様な透明な軟質合成樹脂で形成された一端開放の袋体であって、参考例のものよりも幅広のものが採用可能である。
そして、気密カバー(100)の内面の所定位置に、後付用枠(110)の表面全域をシールパッキン(120)で貼着し、後付用枠(110)の開口(110a)の内周縁に沿った窓部(10a)を気密カバー(100)に形成する。
なお、後付用枠(110)の横長さは、バックプレート(200)の上下辺(26a) (26b)の長さよりも長く設定されており、後付用枠(110)の開口( 110a)の大きさ形状は、壁板(3)に設ける貫通孔(300)に略一致させている。
この実施の形態の後付用枠(110)の、バックプレート(200)の第1突出片(27)(27)がそれぞれ対応する、上下辺の各コーナ部には、ネジ挿通孔が形成された第3突出片(29)(29)が内方に突出していると共に、これら第3突出片(29)(29)寄りの上下辺に、開口(110a)を介して連続する直線上に、折り曲げ部(19)(19)がそれぞれ形成されている。
気密カバー(100)の一端開放部(130)を配管(40)に結束バンド(41)等の締付部材で外周気密状態に締付けて閉塞させた後、壁板(3)の貫通孔(300)から、壁板(3)の裏側へ気密カバー(100)ごと送り込む。
このとき、図9に示すように、バックプレート(200)の側辺(26c)の外側縁が後付用枠(110)の折り曲げ部(19)(19)を繋ぐ直線に沿って位置するように、バックプレート(200)を図面において左側にずらせば、後付用枠(110)を折り曲げ部(19)(19)でシールパッキン(120)と共に折り曲げることができ、後付用枠(110)の横幅を小さくすることができる。こうすることで、ガス栓本体(45)を、気密カバー(100)に収容したままで壁板(3)の貫通孔(300)を通過させることができる。
上記要領にて、気密カバー(100)内に収容した状態のバックプレート(200)付きのガス栓本体(45)を、壁板(3)の裏側に位置させた後、図10に示すように、後付用枠(110)の表面を、シールパッキン(120)及び気密カバー(100)の窓部(10a)の周辺を介して、壁板(3)の裏側の貫通孔(300)の周辺に添設させ、さらに、後付用枠(110)の裏面にバックプレート(200)を添設させる。このとき、バックプレート(200)に設けた第1突出片(27)(27)のネジ孔が、第3突出片(29)(29)のネジ挿通孔に一致するように、後付用枠(110)に対するバックプレート(200)の添設位置を調整する。
この状態にて、同図に示すように、壁板(3)の表側の貫通孔(300)の周辺に、フロントプレート(140)を添設し、図面における右端の各コーナ部から内方に突出している第1突片(47)(47)に設けた挿通孔に、固定ネジ(46a)(46a)をそれぞれ挿通させると共に、壁板(3)の貫通孔(300)、気密カバー(100)の窓部(10a)、及び後付用枠(110)の開口(110a)を介して、バックプレート(200)の第1突出片(27)(27)のネジ孔に螺合させる。
他方、フロントプレート(140)の図面における中央よりも左寄りの上辺及び下辺からそれぞれ内方に突出させた第2突片(48)(48)には、電気コンセント(6)に挿通させる固定ネジ(46b)(46b)を挿通させるネジ挿通孔(49)(49)が形成されており、ネジ挿通孔(49)(49)を挿通後、固定ネジ(46b)(46b) はバックプレート(200)の第2突出片(28)(28)のネジ孔にネジ止めされる。
これにより、フロントプレート(140)とバックプレート(200)とは、壁板(3)の貫通孔(300)の周辺、気密カバー(100)の窓部(10a)の周辺、シールパッキン(120)さらには後付用枠(110)を、表裏から挟圧する態様で、壁板(3)の表裏にそれぞれ添設固定され、変形自在である樹脂製の気密カバー(100)を、壁板(3)の裏側の貫通孔(300)の周辺に、シールパッキン(120)を介して密着させることができる。
ガス栓本体(45)はバックプレート(200)に固定されており、電気コンセント(6)は、固定ネジ(46b)(46b)で、フロントプレート(140)及びバックプレート(200) にネジ止めされている。その後、フロントプレート(140)の表面に化粧板(170)を取り付ければ、ガス栓の取付工事が完了する。
化粧板(170)には、プラグ部(44)を露出させるための開閉蓋(180)が取り付けられていると共に、電気コンセント(6)を露出させるための開放部(60)が形成されている。
この第1番目の実施の形態においても、壁板(3)の裏側の空気は、気密カバー(100)で遮断されているから、開閉蓋(180)を開けても、室内の気密性や断熱性が阻害される不都合はない。
この第1番目の実施の形態では、後付用枠(110)に折り曲げ部(19)(19)を形成して折り曲げ自在としたが、図11に示すように、折り曲げ部(19)(19)に相当する箇所で、後付用枠(110)を切断し、2部品(112)(113)から構成されるようにしても良い。
このものは、気密カバー(100)の外面(100a)の所定位置に貼着させた矩形枠状のシールパッキン(120)の上に、重なるように貼着させることにより、図12に示すように、一枚の後付用枠(111)として機能させることができる。
なお、2部品(112)(113)の間に、シールパッキン(120)が露出する程度に、シールパッキン(120)上にて両者を適度に離しておくことにより、後付用枠(111)は、2部品(112)(113)が重なり合う程に折り曲げることも可能となり、壁板(3)の貫通孔(30 0)を一層容易に通過させることができる。
上記参考例及び各実施の形態と同様に、気密カバー(100)の使用時には、後付用枠(111)は気密カバー(100)の内面に貼着するように、図12の状態から、袋体を裏返すと共に、後付用枠(111)の内周縁に沿って窓部(10a)を形成する。
上記した各実施の形態で採用した気密カバー(1)(100)は、一端に開放する通常の薄肉軟質合成樹脂製の袋体を利用しているから、ガス栓本体(45)や配管(40)の位置に応じて、気密カバー(1)(100)の向きを自由に設定して使用することができる。よって、作業現場で変更が生じても柔軟に対応することができる。
また、室内でガス栓本体(45)を気密カバー(1)(100)に収容した状態にて、壁板(3)の貫通孔(30)(300)を容易に通過させて壁板(3)の裏側へ袋体ごと送り込むことができ、さらに、バックプレートの形状に関わらず、気密カバー(1)(100)の窓部の周辺を、壁板(3)の裏側の貫通孔(30)(300)の周辺に密着させることができるから、先に壁板(3)を施工した後にガス栓本体(45)を取り付ける後付け工法であっても、気密カバー(1)(100)によって、壁板の裏側の空間と室内との流通性を確実に遮断して、室内の気密性、断熱性を確保することができる。また、ガス栓本体(45)のメンテナンスや取替作業等も容易となる。
上記参考例及び各実施の形態では、壁板(3)内に固定されるガス栓の取付構造について説明したが、床面に設ける埋設式ガス栓に本発明の気密カバー(1)(100)を採用可能であることは言うまでもない。
(1) ・・・・・・・・気密カバー
(10)・・・・・・・・窓部
(11)・・・・・・・・後付用枠
(11a) ・・・・・・・開口
(12)・・・・・・・・シールパッキン
(13)・・・・・・・・一端開放部
(14)・・・・・・・・フロントプレート
(20)・・・・・・・・バックプレート
(3) ・・・・・・・・壁板
(30)・・・・・・・・貫通孔
(40)・・・・・・・・配管
(41)・・・・・・・・結束バンド(締付部材)
(45)・・・・・・・・ガス栓本体

Claims (2)

  1. 壁板に設けた貫通孔の周辺を表裏から挟圧することにより前記貫通孔の周辺に固定可能なフロントプレートとバックプレートを介して、ガス栓本体を前記壁板の裏側に設置する埋設式ガス栓の取付構造において、
    前記バックプレートを具備させたガス栓本体を収容可能な一端開放の薄肉軟質樹脂製の袋体である気密カバーと、
    前記気密カバーの一端開放部を、前記ガス栓本体に接続されている配管の周囲に外周気密状態に締付ける締付部材と、
    前記貫通孔に略一致する大きさ形状の開口が形成された枠体であって、その表面が前記気密カバーの内面所定位置に枠状のシールパッキンを介して貼着される後付用枠とからなり、
    前記気密カバーに、前記開口に沿った窓部が形成され、
    前記後付用枠の前記表面は、前記シールパッキン及び前記気密カバーの窓部の周辺を介して、前記壁板の裏側から前記貫通孔の周辺に全周に渡って添設されると共に、前記後付用枠の裏面には前記バックプレートが添設され
    前記後付用枠は、前記開口を介して連続する直線に沿って折り曲げ可能に構成されていることを特徴とする埋設式ガス栓の取付構造。
  2. 壁板に設けた貫通孔の周辺を表裏から挟圧することにより前記貫通孔の周辺に固定可能なフロントプレートとバックプレートを介して、ガス栓本体を前記壁板の裏側に設置する埋設式ガス栓の取付構造において、
    前記バックプレートを具備させたガス栓本体を収容可能な一端開放の薄肉軟質樹脂製の袋体である気密カバーと、
    前記気密カバーの一端開放部を、前記ガス栓本体に接続されている配管の周囲に外周気密状態に締付ける締付部材と、
    前記貫通孔に略一致する大きさ形状の開口が形成された枠体であって、その表面が前記気密カバーの内面所定位置に枠状のシールパッキンを介して貼着される後付用枠とからなり、
    前記気密カバーに、前記開口に沿った窓部が形成され、
    前記後付用枠の前記表面は、前記シールパッキン及び前記気密カバーの窓部の周辺を介して、前記壁板の裏側から前記貫通孔の周辺に全周に渡って添設されると共に、前記後付用枠の裏面には前記バックプレートが添設され、
    前記後付用枠は、前記開口を介して連続する直線に沿って切断された複数の部品から構成されていることを特徴とする埋設式ガス栓の取付構造。
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