JP6252124B2 - 配管用の補強用具 - Google Patents
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Description
である。
このような配管用の補強用具によれば、螺子棒の突出する先端は、補強部材における配管の外周面を囲繞する部分からも間隔が隔てられるので、螺子棒にナットを螺合し易い。このため、作業性に優れた配管用の補強用具を提供することが可能である。
このような配管用の補強用具によれば、螺子棒は、一方の端部との間に端部補強板が介在されており端部補強板に溶接されているので、補強部材における配管を囲繞する部分は屈曲しやすく、螺子棒が溶接される端部は端部補強板により補強され高い強度を備えることが可能である。このため、配管を囲繞しやすくかつ接合部の強度が高い配管用の補強用具を提供することが可能である。
このような配管用の補強用具によれば、端部補強板と螺子棒との接触面積より、端部補強板と一方の端部との接触面積の方が広いので、屈曲しやすい部分と繋がった一方の端部に螺子棒を直接溶接するよりも強固に接合された螺子棒を一方の端部から突出させることが可能である。
このような配管用の補強用具によれば、他方の端部にフランジ部材が溶接されているので、一方の端部側と共に接合部をなす他方の端部側に高い強度を備えることが可能である。また、他方の端部とフランジ部材とを貫通する貫通孔に、一方の端部から突出された螺子棒を挿通させてナットを締め込むことにより、確実に引張力を作用させることが可能である。
このような配管用の補強用具によれば、一方の端部と他方の端部との接合部は、特に配管の直径が小さい場合には、配管の外周部との間に生じる空隙が大きくなるので、配管の外周部との間に生じる空隙にスペーサーを介在させることにより、ナットが螺子棒に締め込まれても2つの端部が適切に接合された状態を維持する可能である。このため、螺子棒ナットを締め込むことにより螺子棒及び一方の端部に沿って生じる圧縮応力を囲繞部の引張応力として効率良く作用させることが可能である。
上記実施形態においては、2つの平板部13、14間を接合する接合部を、蒸気配管Xの周方向において1カ所に設けた例について説明したが、図3に示すように、例えば蒸気配管Xの直径方向における反対側に位置させて2カ所に設ける、或いは、蒸気配管Xの周方向において複数カ所に設けてもよい。図3に示すように、2つの補強部材20を用いる場合には、蒸気配管Xの両側から挟むように取り付けることが可能なので、直径の大きな蒸気配管Xであっても取り付けが容易である。
また、図4に示すように、例えば、囲繞部21が、蒸気配管Xの長手方向に沿って分割され、補強部材22が2つの湾曲部材22aにて形成され、分割された端部同士がヒンジ23を構成して回動自在に連結されていてもよい。この場合には、直径の大きな蒸気配管Xであっても補強用具24を容易に取り付けることが可能であるとともに、補強部材22はヒンジ23により2つの湾曲部材22aが繋がっているので、より取り付けが容易である。このとき、ヒンジ23の位置を、蒸気配管Xの直径方向において反対側に配置すると、2つの平板部13、14間をより広く広げることが可能である。
13b 一方の平板部における蒸気配管の反対側となる面、14 延出フランジ部、
14a 他方の平板部の蒸気配管側の面、
14b 他方の平板部における一方の平板部とは反対側の面、15 フランジ部材、
15a 平面、16 フランジ部、16a 貫通孔、17 端部補強板、
17a 端部補強板の一方の平板部と反対側の面、18 螺子棒、
18a 螺子棒の先端、19 ナット、20 補強部材、21 囲繞部、
22 補強部材、22a 湾曲部材、23 ヒンジ、24 補強用具、
25 スペーサー、
s フランジの間隔、X 蒸気配管、Xa 蒸気配管の端部、Xb 蒸気配管の外周面、
ta 鋼板の板厚、tx 蒸気配管の肉厚
Claims (6)
- 金属製の配管の外周面に沿って当該配管を周方向に囲繞する状態で配置され、前記配管を補強する配管用の補強用具であって、
前記配管の長手方向に沿うスリットを形成しつつ前記外周面を囲繞する補強部材を有し、
前記補強部材は、前記スリットを形成する2つの端部の一方に、他方の端部側に突出された螺子棒が溶接され、
前記他方の端部に、前記螺子棒が挿通される貫通孔が設けられており、
前記貫通孔を貫通した前記螺子棒にナットが締め込まれて前記配管に取り付けられることを特徴とする配管用の補強用具。 - 前記螺子棒は、突出する先端側に向かって前記外周面との間隔が広がることを特徴とする請求項1に記載の配管用の補強用具。
- 金属製の配管の外周面に沿って当該配管を周方向に囲繞する状態で配置され、前記配管を補強する配管用の補強用具であって、
前記配管の長手方向に沿うスリットを形成しつつ前記外周面を囲繞する補強部材を有し、
前記補強部材は、前記スリットを形成する2つの端部の一方に、他方の端部側に突出された螺子棒が設けられ、
前記他方の端部に、前記螺子棒が挿通される貫通孔が設けられており、
前記螺子棒は、前記一方の端部との間に端部補強板が介在され、前記一方の端部に溶接された前記端部補強板に溶接され、
前記貫通孔を貫通した前記螺子棒にナットが締め込まれて前記配管に取り付けられることを特徴とする配管用の補強用具。 - 前記端部補強板は、前記螺子棒との接触面積より、前記一方の端部との接触面積の方が広いことを特徴とする請求項3に記載の配管用の補強用具。
- 金属製の配管の外周面に沿って当該配管を周方向に囲繞する状態で配置され、前記配管を補強する配管用の補強用具であって、
前記配管の長手方向に沿うスリットを形成しつつ前記外周面を囲繞する補強部材を有し、
前記補強部材は、前記スリットを形成する2つの端部の一方に、他方の端部側に突出された螺子棒が設けられ、
前記他方の端部に、前記螺子棒が挿通される貫通孔が設けられており、
前記貫通孔を貫通した前記螺子棒にナットが締め込まれて前記配管に取り付けられ、
前記他方の端部には、フランジ部材が溶接されており、前記貫通孔は前記端部及び前記フランジ部材を貫通していることを特徴する配管用の補強用具。 - 金属製の配管の外周面に沿って当該配管を周方向に囲繞する状態で配置され、前記配管を補強する配管用の補強用具であって、
前記配管の長手方向に沿うスリットを形成しつつ前記外周面を囲繞する補強部材を有し、
前記補強部材は、前記スリットを形成する2つの端部の一方に、他方の端部側に突出された螺子棒が設けられ、
前記他方の端部に、前記螺子棒が挿通される貫通孔が設けられており、
前記貫通孔を貫通した前記螺子棒にナットが締め込まれて前記配管に取り付けられ、
前記螺子棒と前記ナットによる、前記一方の端部と前記他方の端部との接合部と、前記配管の前記外周部との間に生じる空隙には、スペーサーが介在されることを特徴する配管用の補強用具。
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JP2013235886A JP6252124B2 (ja) | 2013-11-14 | 2013-11-14 | 配管用の補強用具 |
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JP2013235886A Active JP6252124B2 (ja) | 2013-11-14 | 2013-11-14 | 配管用の補強用具 |
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- 2013-11-14 JP JP2013235886A patent/JP6252124B2/ja active Active
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