JP6249833B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、光信号を伝送する光ファイバが挿入部を挿通している、内視鏡に関する。
内視鏡は、細長い挿入部の先端部にCCD等の撮像素子を含む撮像部を有する。近年、高画素数の撮像素子の内視鏡への使用が検討されている。高画素数の撮像素子を使用した場合には、伝送する信号量が増加する。特開2010−194037号公報には、電気信号によるメタル配線を介した電気信号伝送に替えて光信号による光ファイバを介した光信号伝送を行う内視鏡が開示されている。光信号伝送には、電気信号を光信号に変換する発光ユニットと、光信号を電気信号に変換する受光ユニットとが用いられる。
発光ユニットが発生する光信号の強度は、製造時の組立精度、使用環境および経年劣化等により変化する。特開2008−245264号公報には、安定した光信号の伝送のために、受光ユニットが受光した光信号の強度の変動を検知して、発光ユニットにフィードバックする装置が開示されている。
フィードバック制御するには、光信号の強度を制御するための制御信号を、制御信号伝送線を介して、発光ユニットに伝送する必要がある。
内視鏡の挿入部は低侵襲化等のため細径化が強く要求されている。このため、細径の挿入部に制御信号を伝送するための信号線を新に挿通するのは容易ではないことがあった。
特開2010−194037号公報 特開2008−245264号公報
本発明の実施形態は、安定して光信号を伝送する、細径の内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の実施形態の内視鏡は、撮像部と、前記撮像部の出力する電気信号を光信号に変換する発光ユニットと、が配設されている先端部と、前記光信号を伝送する光ファイバが挿通している軟性部と、前記光ファイバが伝送する光信号を電気信号に変換する受光ユニットが配設されている基端部と、を具備し、前記受光ユニットが受光する前記光信号の強度にもとづき、前記発光ユニットの発光強度を制御する光制御信号を出力する、前記基端部に配設されている光強度制御部を更に具備し、前記光制御信号を前記先端部に伝送する伝送線が光制御信号伝送以外の機能を有するクロック信号伝送線である
また、別の実施形態の内視鏡は、撮像部と、前記撮像部の出力する電気信号を光信号に変換する発光ユニットと、が配設されている先端部と、前記光信号を伝送する光ファイバが挿通している軟性部と、前記光ファイバが伝送する光信号を電気信号に変換する受光ユニットが配設されている基端部と、を具備し、前記受光ユニットが受光する前記光信号の強度にもとづき、前記発光ユニットの発光強度を制御する光制御信号を出力する、前記基端部に配設されている光強度制御部と、前記光制御信号が重畳された重畳信号を伝送する、前記軟性部を挿通する金属配線である重畳信号伝送線と、を更に具備する。
本発明の実施形態によれば、細径であっても、光信号を安定して伝送する内視鏡を提供することができる。
第1実施形態の内視鏡の斜視図である。 第1実施形態の内視鏡を含む内視鏡システムの構成図である。 第1実施形態の内視鏡のクロック信号を示す図である。 第1実施形態の内視鏡の重畳信号の例を示す図である。 第1実施形態の内視鏡の重畳信号の例を示す図である。 第1実施形態の内視鏡の重畳信号の例を示す図である。 第1実施形態の変形例の内視鏡の重畳信号の例を示す図である。 第1実施形態の変形例の内視鏡の重畳信号の例を示す図である。 第1実施形態の変形例の内視鏡の重畳信号の例を示す図である。 第2実施形態の内視鏡を含む内視鏡システムの構成図である。 第2実施形態の内視鏡の駆動用電力を示す図である。 第2実施形態の内視鏡の重畳信号の例を示す図である。 第2実施形態の内視鏡の重畳信号の例を示す図である。 第2実施形態の内視鏡の重畳信号の例を示す図である。 第3実施形態の内視鏡を含む内視鏡システムの構成図である。 第4実施形態の内視鏡を含む内視鏡システムの構成図である。
<第1実施形態>
図1に示すように、本実施形態の内視鏡1は、被検体の体内等に挿入される細長い細径の挿入部10と、挿入部10の基端部側に配設された、術者が操作する操作部(基端部)40と、コネクタ51と操作部40とを接続するユニバーサルコード50と、を有する。挿入部10は、硬性の先端部20と、可撓性の細長い軟性部30と、を含む。先端部20の基端部側は先端部の方向を変えるための湾曲部20Aである。
先端部20には、撮像部21と、撮像部21が出力する電気信号(撮像信号)を光信号に変換する発光ユニット28とが配設されている。操作部40には、光ファイバ31が伝送した光信号を電気信号に再変換する受光ユニット48と、受光ユニット48が受光する光信号の強度にもとづき、発光ユニット28の発光強度を制御する光制御信号を出力する光強度制御部45と、が配設されている。
軟性部30には、操作部40に光信号を伝送する光ファイバ31と、撮像部21等にクロック信号を伝送する金属配線であるクロック信号伝送線(クロック線)32と、駆動用電力を供給する電力伝送線(電源線)33等とが挿通している。光ファイバ31は細径であるが、同じ径の金属配線に比べて可撓性に優れ、かつ、伝送できる信号量が非常に多い。
操作部40の受光ユニット48で電気信号に再変換された撮像信号は、ユニバーサルコード50を挿通する撮像信号伝送線52を介してコネクタ51に伝送される。なお、ユニバーサルコード50にはクロック信号を操作部40まで伝送するクロック線53、および電力伝送線54等も挿通している。
ユニバーサルコード50は挿入部10と異なり細径化の必要性は低いため、複数の金属配線および太い金属配線を配設できる。
後述するように、内視鏡1では、光制御信号はクロック信号に重畳され重畳信号として軟性部30を挿通する重畳信号伝送線であるクロック線32を介して先端部20に伝送される。
次に、図2に示す内視鏡システム2について説明する。内視鏡システム2は、内視鏡1と、内視鏡1のコネクタ51と接続されるプロセッサ60と、表示部64とを有する。
内視鏡1の先端部20には、撮像部21と発光ユニット28と、信号分離部26とが配設されている。発光ユニット28は、A/D変換部22と、シリアライザ23と、駆動部24と、発光部25とを有する。
発光部25は、発光素子、例えば、垂直共振器面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)を有する。発光素子の発光強度は、例えば駆動信号の電流値により制御される。
撮像部21は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ、またはCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を有し、被写体の撮像信号(電気信号)を出力する。A/D変換部22は、撮像部21が出力したアナログの撮像信号をデジタル信号に変換する。シリアライザ23は、A/D変換部22が出力したデジタル信号を転送信号にシリアル化する。駆動部24は、シリアライザ23が出力した転送信号を、発光部25の発光素子の駆動信号に変換する。すなわち、駆動部24は、転送信号にもとづいて、発光素子を高速でON/OFF制御する駆動信号を出力する。駆動信号の電流値は、例えば駆動部24のメモリ(不図示)に設定されている所定の値である。
信号分離部26については、後に詳述する。
なお、発光ユニット28の構成は、撮像部21の出力する電気信号を光信号に変換する機能を有していれば、上記構成に限られるものではない。
発光ユニット28が発生した光信号は、軟性部30を挿通している光ファイバ31を介して操作部40の受光ユニット48まで伝送される。
操作部40には、受光ユニット48と光強度制御部45と信号重畳部46とが配設されている。受光ユニット48は、受光部41と、トランスインピーダンスアンプ(Transimpedance Amplifier:TIA)42と、リミットアンプ(Limiting Amplifier:LA)43と、デシリアライザ44とを有する。
受光部41は、フォトダイオード(PD)等の、光信号を電流信号に変換する受光素子を有する。TIA42は、受光部41が出力する電流信号を、I/V変換し、電圧信号として出力する。LA43は、TIA42が出力する電圧信号を2値化する。デシリアライザ44は、LA43が出力する2値の電圧信号をパラレル化する。
光強度制御部45と、信号重畳部46については後に詳述する。
なお、受光ユニット48の構成は、光信号を電気信号に変換する機能を有していれば、上記構成に限られるものではない。
パラレル化された撮像信号は、ユニバーサルコード50を挿通する撮像信号伝送線52を介してプロセッサ60の信号処理部61に伝送される。撮像信号伝送線52は、1本の金属配線でもよいし、複数の金属配線から構成されていてもよい。信号処理部61は撮像信号を処理し、表示部64に表示可能な所定の仕様のビデオ信号を出力する。電力供給部63は、電力伝送線33を介して先端部20まで駆動用電力を供給する。
プロセッサ60のクロック信号発生部62は、水晶発信器(マスタークロック)と逓倍回路とを有し、撮像部21等の動作タイミングを調整するための、所定周波数のクロック信号を出力する。クロック信号は、ユニバーサルコード50を挿通するクロック線53を介して操作部40に配設された信号重畳部46に伝送される。
内視鏡1では、発光ユニット28の発光強度がフィードバック制御される。すなわち、発光部25と、光ファイバ31と、受光部41と、TIA42と、光強度制御部45と、信号重畳部46と、クロック線32と、信号分離部と、駆動部24と、によりフィードバックループが形成されている。
光強度制御部45は、発光ユニット28の発光強度、すなわち、受光ユニット48が受光する光信号の強度L、言い替えれば、受光ユニット48のTIA42が出力する信号が所定の基準値になるように、発光ユニット28を制御するための光制御信号を出力する。信号重畳部46は、クロック線53が伝送するクロック信号に光制御信号を重畳し、重畳信号を出力する。
すなわち、クロック線53はクロック信号を先端部20に伝送するという本来の機能以外の、光制御信号を先端部20に伝送する機能を有する。逆に見れば、光制御信号を先端部20に伝送する伝送線(クロック線53)が、光制御信号伝送以外の機能を有する。
ここで、図3Aから図3Dを用いて重畳信号について説明する。内視鏡1では、クロック信号が光制御信号により直流重畳されている。光制御信号の電圧Vは、光信号の強度Lと、所定の関係、例えば、比例関係にある。図3Aは、光制御信号が重畳されていないクロック信号を示す。クロック信号は、振幅がV0の所定周波数の矩形波である。なお、クロック信号は交流信号であってもよい。
これに対して、図3Bは、光信号の強度Lが基準値L0の場合の、クロック信号に光制御信号として電圧V1の直流信号が重畳された重畳信号を示す。図3Cは、光信号の強度Lが基準値超の場合の電圧V2の直流信号が重畳された重畳信号を示す。図3Dは、光信号の強度Lが基準値未満の場合の電圧V3の直流信号が重畳された重畳信号を示す。なお、図3Aから図3Dに示した重畳信号では、(V2<V1<V3)であるが、その逆の(V2>V1>V3)であってもよい。
重畳される直流信号の電圧Vは、受光ユニット48が受光する光信号の強度Lに対応していればよい。すなわち、電圧Vは、光信号の強度Lの基準値L0からの乖離度に応じて増減する。電圧Vは、光信号の強度に比例して連続的に変化してもよいし、所定のステップで階段状に変化してもよい。また、光信号の強度Lが、基準値未満の場合に正の電圧の直流信号を重畳し、基準値超の場合に負の電圧の直流信号を重畳してもよい。
また、光信号の強度Lが、所定範囲外(下限値未満/上限値超)の場合にのみ、直流信号を重畳してもよい。
重畳信号は、軟性部30を挿通するクロック線32を介して伝送される。すなわち、内視鏡1では、発光ユニット28のフィードバック制御のために、新たに光制御信号を伝送するための信号線を軟性部30に挿通する必要がない。
クロック線32を介して先端部20に伝送された重畳信号は、信号分離部26で、光制御信号とクロック信号に分離される。駆動部24は、光信号の強度Lと所定の関係にある光制御信号の電圧Vに応じた駆動信号を発光部25に出力する。
例えば、駆動部24は、発光ユニット28のメモリ(不図示)に記憶されている、以下の(表1)の設定に沿った電流値の駆動信号を出力する。なお、駆動部24は、発光部25の温度特性を補正するために発光ユニット28のメモリに記憶されている、温度に応じた駆動信号電流値の表を、光信号の強度にもとづくフィードバック制御による補正に用いてもよい。
Figure 0006249833
なお、クロック信号は、タイミングジェネレーター(不図示)により、撮像部21、A/D変換部、およびシリアライザ23等を同期して駆動するためのタイミング信号に変換される。
なお、信号分離部26は必須の構成要素ではなく、駆動部24が信号分割されない重畳信号に応じて動作してもよいし、タイミングジェネレーターが信号分割されない重畳信号に応じたタイミング信号を出力してもよい。
また、信号分離部26が、重畳信号にもとづき、光強度制御部45が出力する光制御信号とは異なる形態の光制御信号を出力してもよい。例えば、信号分離部26が定電圧で電流が変化する光制御信号、または、デジタルの光制御信号を出力してもよい。
内視鏡1は、発光ユニット28の発光強度がフィードバック制御されるため光信号を安定して伝送することができ、フィードバック制御のために、光制御信号を伝送する信号線を新たに軟性部30に挿通する必要がないため、挿入部10が細径である。
なお、受光ユニット48、信号重畳部46等は、軟性部30よりもプロセッサ側の基端部であれば、操作部40に替えてコネクタ51に配設されていてもよい。さらに、内視鏡システム1のプロセッサに配設されていてもよい。
また、内視鏡1は、発光ユニット28の発光強度を、常時フィードバック制御していなくともよい。例えば、所定時間間隔でフィードバック制御してもよいし、術者の制御指示があったときだけフィードバック制御してもよい。さらに、内視鏡製造後の出荷調整時だけにフィードバック制御してもよい。フィードバック結果は、例えば、発光ユニット28のメモリ(不図示)に記憶され、次のフィードバック制御が行われるまでは、発光ユニット28は最終のフィードバック結果に応じて動作する。
<第1実施形態の変形例>
次に、第1実施形態の変形例の内視鏡1Aについて説明する。内視鏡システム2Aの内視鏡1Aは、内視鏡1と類似しているので、同じ機能の構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。
内視鏡1Aでは、信号重畳部46Aが、クロック信号を光制御信号により振幅変調する。
図4Aは、光信号の強度Lが所定の基準値L0の場合の重畳信号を示す。重畳信号の振幅はクロック信号と同じV0で振幅変調されていない。
これに対して、図4Bは、光信号の強度Lが基準値未満の場合の振幅変調された重畳信号を示す。クロック信号が光制御信号により振幅変調された重畳信号の振幅はV4である。図4Cは、光信号の強度Lが基準値超の場合の振幅変調された重畳信号を示す。クロック信号が光制御信号により振幅変調された重畳信号の振幅はV5である。なお、図4Aから図4Bに示した重畳信号の振幅は、(V4>V0>V5)であるが、その逆の(V5>V0>V4)であってもよい。なお、振幅変調率は、光信号の強度Lの基準値L0からの乖離度に応じて増減する。
内視鏡1Aは、内視鏡1と同じ効果を有する。さらに、重畳信号からクロック信号を分離ためには、例えば、リミットアンプ(LA)を介するだけでよいため、構成が簡単である。
なお、内視鏡1、1Aでは、重畳信号伝送線であるクロック線32は金属配線であった。しかし、光信号を伝送する光ファイバ31とは、別の光ファイバを介して、直流重畳、または振幅変調された重畳信号を光信号に変換して先端部20に光伝送してもよい。光ファイバは金属配線よりも細くすることができ、さらに光ファイバを介して伝送される信号は高周波であっても劣化しにくい。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の変形例の内視鏡1Bについて説明する。内視鏡システム2Bの内視鏡1Bは、内視鏡1、1Aと類似しているので、同じ機能の構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。
図5に示すように、内視鏡1Bでは、電力供給部63が電力伝送線33Bを介して供給する撮像部21の駆動用電力に光制御信号が重畳される。すなわち、軟性部30を挿通している電力伝送線33Bが重畳信号伝送線である。そして、信号分離部26は重畳信号を光制御信号と駆動用電力とに分離する。
電力伝送線33Bは、駆動用電力を先端部20に伝送するという本来の機能以外の、光制御信号を先端部20に伝送する機能を有する。逆に見れば、光制御信号を先端部20に伝送する伝送線(電力伝送線33B)が、光制御信号伝送以外の機能を有する。
図6Aは、光制御信号が重畳されていない駆動用電力の例を示す。例示した駆動用電力は、定電圧(電圧V0)の直流信号である。
これに対して、図6Bは、光信号の強度Lが基準値L0の場合の、駆動用電力に光制御信号として周波数f1の正弦波信号が重畳され周波数変調された重畳信号を示す。図6Cは、光信号の強度Lが基準値超の場合の、周波数f2の正弦波信号が重畳された重畳信号を示す。図6Dは、光信号の強度Lが基準値未満の場合の、周波数f3の正弦波信号が重畳された重畳信号を示す。ここで、図6Bから図6Dでは、f2>f1>f3であるが、f2<f1<f3でもよい。また、正弦波ではなく、矩形波等により周波数変調されていてもよい。さらに、光信号の強度が基準値L0の場合には、正弦波信号等が重畳されなくともよい。
なお、光制御信号が重畳される駆動用電力は、撮像部21への駆動用電力に限られるものではなく、先端部20に供給する駆動用電力であれば、例えば、照明用LEDへの駆動用電力でも先端部20に配設された電動アクチュエータの駆動電力等であってもよいことは言うまでも無い。
内視鏡1Bは、内視鏡1と同じ効果を有する。
<第2実施形態の変形例>
次に、第2実施形態の変形例の内視鏡1C、1Dについて説明する。内視鏡システム2C、2Dの内視鏡1C、1Dは、内視鏡1Bと類似しているので、同じ機能の構成要素には同じ符号を付し、図面による説明は省略する。
内視鏡1Cでは、電力供給部63が電力伝送線33Bを介して供給する撮像部21への駆動用電力に直流の光制御信号が重畳される。内視鏡1Dでは、電力供給部63が電力伝送線33Bを介して供給する交流または矩形波信号等からなる駆動用電力が光制御信号により振幅変調される。
内視鏡1C、1Dは、内視鏡1Bと同じ効果を有する。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態の内視鏡1Eについて説明する。内視鏡システム2Eの内視鏡1Eは、内視鏡1等と類似しているので、同じ機能の構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。
図7に示すように、内視鏡1Eでは、光制御信号が光ファイバ31を介して先端部20に伝送される。すなわち、1本の光ファイバ31を介して2種類以上の波長の光を送受する波長分割多重方式(WDM:Wavelength Division Multiplexing)を用いた一芯双方向の構成を有する。
操作部40に配設されている第2の発光ユニット28Aは、先端部20に配設されている第1の発光ユニット28と略同じ機能を有する。一方、先端部20に配設されている第2の受光ユニット48Aは、操作部40に配設されている第1の受光ユニット48と略同じ機能を有する。そして、先端部20に配設されている第1の光ファイバカプラ27および操作部40に配設されている第2の光ファイバカプラ47は、光分波合波器である。
第1の発光ユニット28が出力する第1の光信号(撮像光信号)は、第1の光ファイバカプラ27を介して光ファイバ31に入射する。光ファイバ31を介して操作部40の第2の光ファイバカプラ47に入射した第1の光信号は、第1の受光ユニット48により電気信号に変換される。
一方、光強度制御部45が出力する光制御信号は第2の発光ユニット28Aにより第2の光信号(制御光信号)に変換され、第2の光ファイバカプラ47を介して光ファイバ31に入射する。光ファイバ31を介して先端部20の第1の光ファイバカプラ27に入射した第2の光信号は、第2の受光ユニット48Aにより電気信号(光制御信号)に変換され駆動部24に出力される。
以上の説明のように、内視鏡1Eは、先端部20と、先端部20の基端部側に配設されている細長い軟性部30と、軟性部30の基端部側に配設されている操作部40と、操作部40から基端部側に延設されたユニバーサルコード50と、ユニバーサルコード50の端部に配設されたコネクタ51と、を具備し、
先端部20に、撮像部21と、撮像部21の出力する電気信号を第1の光信号に変換する第1の発光ユニット28と、第2の光信号を電気信号に変換する第2の受光ユニット48Aと、第1の光ファイバカプラ27とを有し、
操作部40またはコネクタ51に、第1の光信号を電気信号に変換する第1の受光ユニット48と、第1の受光ユニット48が受光する第1の光信号の強度にもとづき、第1の発光ユニット28の発光強度を制御する光制御信号を出力する光強度制御部45と、光制御信号を第2の光信号に変換する第2の発光ユニット28Aと、第2の光ファイバカプラ47とを有し、
第1の光ファイバカプラ27および第2の光ファイバカプラ47を介して、第1の光信号および第2の光信号が伝送される光ファイバ31が、軟性部30を挿通している。
内視鏡1Eは、内視鏡1と同じ効果を有する。さらに、ファイバ31を介して伝送される光制御信号は劣化しにくく、信頼性が高い。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態の内視鏡1Fについて説明する。内視鏡システム2Fの内視鏡1Fは、内視鏡1E等と類似しているので、同じ機能の構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。
図8に示すように、内視鏡1Fでは、クロック信号に光制御信号が重畳された重畳信号が光ファイバ31を介して、先端部20に光伝送される。
すなわち、内視鏡1と同じように信号重畳部46によりクロック信号に光制御信号が重畳される。重畳信号は第2の発光ユニット28Aで第2の光信号(重畳光信号)に変換される。第2の光信号は、第2の光ファイバカプラ47を介して光ファイバ31に入射する。軟性部30を挿通する光ファイバ31を介して先端部20に伝送された第2の光信号は、第1の光ファイバカプラ27を介して第2の受光ユニット48Aに入射する。
そして、第2の受光ユニット48Aで電気信号に再変換された重畳信号は信号分離部26で、クロック信号と光制御信号とに分離される。なお、重畳方式としては、振幅変調方式または直流重畳方式が用いられる。
以上の説明のように、内視鏡1Fは、内視鏡1Eの構成に加えて、
操作部40に、クロック信号に光制御信号を重畳し重畳信号を出力する信号重畳部46を有し、第2の発光ユニット28Aが重畳信号を第2の光信号に変換し、
第1の光信号および重畳信号にもとづく第2の光信号が伝送される光ファイバ31が、軟性部30を挿通している。
内視鏡1Fは、内視鏡1Eと同じ効果を有する。さらに、クロック信号伝送線が軟性部30を挿通していないため、内視鏡1Fは内視鏡1Eよりも、さらに細径化が容易である。
本発明は、上述した各実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更、組み合わせ、および応用が可能である。
1、1A〜1F・・・内視鏡
2、2A〜2F・・・内視鏡システム
10・・・挿入部
20・・・先端部
21・・・撮像部
24・・・駆動部
25・・・発光部
26・・・信号分離部
27・・・光ファイバカプラ
28、28A・・・発光ユニット
30・・・軟性部
31・・・光ファイバ
32・・・クロック信号伝送線
33・・・電力伝送線
40・・・操作部
41・・・受光部
45・・・光強度制御部
46・・・信号重畳部
47・・・光ファイバカプラ
48、48A・・・受光ユニット
50・・・ユニバーサルコード
51・・・コネクタ
52・・・撮像信号伝送線
53・・・クロック信号伝送線
54・・・電力伝送線
60・・・プロセッサ
61・・・信号処理部
62・・・クロック信号発生部
63・・・電力供給部

Claims (8)

  1. 撮像部と、前記撮像部の出力する電気信号を光信号に変換する発光ユニットと、が配設されている先端部と、
    前記光信号を伝送する光ファイバが挿通している軟性部と、
    前記光ファイバが伝送する前記光信号を電気信号に変換する受光ユニットが配設されている基端部と、を具備する内視鏡であって、
    前記受光ユニットが受光する前記光信号の強度にもとづき、前記発光ユニットの発光強度を制御する光制御信号を出力する、前記基端部に配設されている光強度制御部を更に具備し、
    前記光制御信号を前記先端部に伝送する伝送線が、光制御信号伝送以外の機能を有するクロック信号伝送線であることを特徴とする内視鏡。
  2. 撮像部と、前記撮像部の出力する電気信号を光信号に変換する発光ユニットと、が配設されている先端部と、
    前記光信号を伝送する光ファイバが挿通している軟性部と、
    前記光ファイバが伝送する前記光信号を電気信号に変換する受光ユニットが配設されている基端部と、を具備する内視鏡であって、
    前記受光ユニットが受光する前記光信号の強度にもとづき、前記発光ユニットの発光強度を制御する光制御信号を出力する、前記基端部に配設されている光強度制御部と、
    前記光制御信号が重畳された重畳信号を伝送する、前記軟性部を挿通する金属配線である重畳信号伝送線と、を更に具備することを特徴とする内視鏡。
  3. 前記重畳信号が、前記光制御信号により直流重畳されていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記重畳信号が、前記光制御信号により振幅変調されていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  5. 前記重畳信号が、前記光制御信号により周波数変調されていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  6. 前記重畳信号伝送線が、クロック信号伝送線であることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の内視鏡。
  7. 前記重畳信号伝送線が、駆動用電力を供給する電力伝送線であることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の内視鏡。
  8. 前記伝送線が、前記光信号を伝送する前記光ファイバであることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
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