JP6247647B2 - 無線通信システムおよび無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、タグを用いて無線通信を行う無線通信システムおよび無線通信装置に関する。
列車が安全に走行および停止するための代表的な保安装置として、自動列車停止装置(ATS:Automatic Train Stop)や自動列車制御装置(ATC:Automatic Train Control)が知られている。また、代表的な運転支援装置として、自動運転装置(ATO:Automatic Train Operation)や定位置停止装置(TASC:Train Automatic Stop-position Controller)が知られている。
従来の保安装置や運転支援装置は、トランスポンダや軌道回路を用いて車体の位置検知を行っており、トランスポンダや軌道回路を設置するのにコストがかかるという問題があった。
このような背景から、位置検知にRFID(Radio Frequency Identification)を用いることが検討されている。RFIDとは、タグ内に記憶されている個体識別情報を無線でリーダが読み取る仕組みである。RFIDは、トランスポンダや軌道回路を用いて位置検知を行うよりも、はるかに安価なコストで導入可能であり、保守費用も比較的低コストである。
RFIDを用いて車体の位置検知を行う場合、車体側にリーダを設けて、地上側にタグを設けるのが望ましい。地上側のタグを電源不要のパッシブ型とすれば、タグの設置に伴う付帯設備が不要となり、地上側の設備コストを抑制できるためである。
タグとリーダによる無線通信は、タグとリーダとの距離が近いほど安定化するが、タグとリーダとの距離が近いと、無線通信範囲が狭くなり、列車が高速走行しているときに読み飛ばしが生じるおそれがある。逆に、タグとリーダとの距離が離れていると、無線通信範囲が広がるため、列車が高速走行しているときの読み飛ばしの頻度は低減するが、その一方で、列車が低速走行しているときに、位置精度が低下してしまう。
このように、タグとリーダとの距離が長い場合と短い場合で、それぞれ長所と短所があるため、できれば、リーダからの距離が異なる複数箇所にタグを設置するのが望ましい。
ところで、車体系システムでは、高い信頼性が要求され、何らかの事情で正常に無線通信ができない場合等を考慮に入れて、二重系システムにする必要がある。上述したように、軌道上と軌道脇にそれぞれタグを設ける場合、軌道上のタグと軌道脇のタグとのそれぞれについて、二重系システムにしたとすると、アンテナの数が増えてしまい、リーダ側の構成が複雑になってしまう。
一つのアンテナで異なる方向に指向性を持たせる場合、アンテナ素子のサイズを使用周波数の波長よりも大きくすることで、2方向への指向性を持たせることができる。しかしながら、920MHz帯のRFIDでは波長が約33cmであり、外装を含めたアンテナのサイズが従来のトランスポンダ車上子のサイズよりも大きくなる可能性が高い。二重系システムでは、このサイズのアンテナ素子が2個必要となり、車体に設置するスペースを確保するのが困難になる。
また、軌道の中央部にタグを設ける場合、その直上の車体の底部にリーダのアンテナを設けたとすると、車体の底部には、モータなどの種々の床下機器が設置されており、アンテナからの電波がこれら床下機器で反射されてしまい、タグとの無線通信を安定的に行えなくなる。
特開2012−174176号公報
本発明が解決しようとする課題は、設備コストをかけることなく、列車と地上との間で安定に無線通信を行うことができる無線通信システムおよび無線通信装置を提供するものである。
本実施形態では、列車が走行する軌道よりも外側の地面上に設置され、無線で受信した電力にて駆動される第1のタグと、
走行方向に延びる前記列車の側面よりも外側で、かつ前記第1のタグよりも上方に設置され、無線で受信した電力にて駆動される第2のタグと、
前記列車に設置され、前記第1のタグおよび前記第2のタグとの間で無線通信を行う無線通信部と、
前記列車に設置され、前記第1のタグおよび前記第2のタグの方向への電波利得を有するアンテナと、を備える無線通信システムが提供される。
第1の実施形態による無線通信システム1の概略構成を示すブロック図。 ステー上に第2のタグを設置した例を示すブロック図。 プラットホーム下に第2のタグを設置した例を示すブロック図。 アンテナ5の電波利得パターンを立体的に模式化した一例を示す図。 アンテナ5が無指向性パターンを持っている例を示す図。 アンテナのビームの広がりを示す図。 第2の実施形態による無線通信システム1の概略構成を示すブロック図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の実施形態では、無線通信システムおよび無線通信装置内の特徴的な構成および動作を中心に説明するが、無線通信システムおよび無線通信装置には以下の説明で省略した構成および動作が存在しうる。ただし、これらの省略した構成および動作も本実施形態の範囲に含まれるものである。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態による無線通信システム1の概略構成を示すブロック図である。図1の無線通信システム1は、第1のタグ2と、第2のタグ3と、無線通信部4と、アンテナ5とを備えている。
第1のタグ2は、列車6が走行する軌道(線路)7よりも外側の地面8上に設置される。第1のタグ2は、均一または不均一な間隔で、地面8上に複数個設置されている。第1のタグ2は、地面8に接するように配置されていてもよいし、地面8から上方に延びるステー等に取り付けられてもよい。
第2のタグ3は、走行方向に延びる列車6の側面6aよりも外側で、かつ第1のタグ2よりも上方に設置されている。第2のタグ3は、例えばプラットホーム9の側壁等に取り付けられてもよいし、図2に示すように地面8から上方に延びるステー10等に取り付けられてもよい。さらに、図3に示すようにプラットホーム9から下方に延びるステー10等で吊り下げて取り付けられてもよい。第2のタグ3も、均一または不均一な間隔で、複数個設置されている。
第1のタグ2と第2のタグ3は、無線通信部4から無線で受信した電力により駆動されるパッシブ型のタグである。第1のタグ2と第2のタグ3の内部には、個体識別情報を記憶する不図示の記憶部が設けられている。個体識別情報は、各タグを識別する情報であり、そのデータ形式は特に問わない。この記憶部には、個体識別情報以外の情報を記憶してもよい。
アンテナ5は、列車6の車体の底部6bに取り付けられている。無線通信部4は、アンテナ5と電気的に接続されている。無線通信部4は、第1のタグ2および第2のタグ3との間で無線通信を行う。無線通信部4は、第1のタグ2および第2のタグ3に記憶された個体識別情報を受信するリーダとしての機能だけを持っていてもよいし、これらタグに何らかの情報を書き込むライタとしての機能も合わせて持っていてもよい。
アンテナ5で受信された無線信号は無線通信部4に入力されて、復調処理が行われる。第1のタグ2と第2のタグ3はパッシブ型であるため、まずはアンテナ5から第1のタグ2と第2のタグ3に向けて電波を放射し、第1のタグ2と第2のタグ3は、受信した電波による電力を蓄積し、蓄積した電力を用いて、個体識別情報を含む電波を各タグのアンテナ5から放射する。無線通信部4のアンテナ5は、第1のタグ2と第2のタグ3から送信された電波を受信し、受信した電波による高周波信号がアンテナ5から無線通信部4に供給される。無線通信部4は、この高周波信号を復調して、個体識別情報を取得する。
アンテナ5は、例えば、第1のタグ2の上方に設置されている。より具体的には、アンテナ5は、列車6の底部6bのうち、底部6bの短手方向中央よりも第1のタグ2側の位置から第2のタグ3側の列車6の側面6aの端部6cまでの範囲内に設置するのが望ましい。第1のタグ2は、軌道7よりも外側の地面8上に設置されていることから、アンテナ5は、列車6の底部6bの短手方向中央よりも外側に配置されることになる。列車6の底部6bの中央付近は、モータなどの種々の電気機器や列車6の車体を支える台車などの床下機器が設置されており、アンテナ5で送受される電波が乱反射を起こして、電波特性があまりよくない。列車6の底部6bの縁側はそれほど床下機器がないため、床下機器が少ない箇所にアンテナ5を設置することで、安定に電波を送受することができる。
また、図1に示すように、第1のタグ2と第2のタグ3との直線距離が比較的近い場合には、両方のタグとも、列車6側の共通のアンテナ5との間で安定して無線通信を行えるようになる。よって、列車6側に各タグ専用の複数のアンテナ5素子を設けなくて済み、列車6側のRFIDの設備コストを削減できる。
図1の例では、第1のタグ2の設置面の法線方向と第2のタグ3の設置面の法線方向とが直交する例を示している。この場合、アンテナ5は、例えば両方のタグの法線方向に対して傾けて配置されている。
アンテナ5は、例えば矩形状の基板上に形成された非対称構造の平面アンテナ5である。図4はアンテナ5の電波利得パターンを立体的に模式化した一例を示す図である。図4のアンテナ5は、第1のタグ2の方向と第2のタグ3の方向により大きな電波利得を持っている。図4の例では、アンテナ5から第1のタグ2までの距離よりも、アンテナ5から第2のタグ3までの距離が短い場合を示している。この場合、アンテナ5から第1のタグ2の方向への電波利得よりも、アンテナ5から第2のタグ3の方向への電波利得を小さくしている。図4のような電波利得パターンを持つアンテナ5を作製するには、平面アンテナ5を構成するアンテナパターンの形状、サイズおよび給電点の位置などを調整することで、実現可能となる。図4の平面アンテナ5は、アンテナパターンが形成される平板と、グランドのベタパターンが形成される平板とを積層した構造を有する。
なお、アンテナ5の矩形状の基板の長手方向の長さは、使用周波数の波長よりも小さなサイズにするのが小型化のためには望ましい。アンテナ5の形状を小さくすることは、アンテナパターンを逆L形状あるいは逆F形状にするなどして実現可能である。
このように、図1および図4のアンテナ5は、第1および第2のタグ2,3の方向により大きな電波利得を持つ電波利得パターンを備えているが、図5に示すように、無指向性パターンに近い電波利得を持っているアンテナ5であっても、第1および第2のタグ2,3と安定に無線通信を行うことが可能な場合もありうる。
無線通信部4が取得した個体識別情報は、例えば列車6の位置検知に利用される。列車6の位置検知を行う場合、例えば列車6内に位置検知部11と、タグID照合データベース12とを設ければよい。タグID照合データベース12は、各タグの個体識別情報と、各タグの設置場所情報との対応関係を記憶している。位置検知部11は、第1および第2のタグ2,3から受信した個体識別情報を用いてタグID照合データベース12を参照し、対応する設置場所情報を読み出して、列車6の現在位置を検知する。
なお、第1および第2のタグ2,3に記憶されている個体識別情報は、列車6の位置検知以外の目的で使用されてもよい。例えば、所定時間以内に通過した個体識別情報の情報を取得することで、列車6の速度検知を行うことも可能である。あるいは、第1および第2のタグ2,3に記憶されている個体識別情報を列車6から有線または無線で不図示の列車運行管理センタに送信して、各列車6の運行管理を行ってもよい。
列車6が高速で走行中でも、低速で走行中でも、第1および第2のタグ2,3を利用した位置検出ができるようにするのが望ましい。従来のトランスポンダ車上子と地上子との間隔は約25cmであり、時速160km/hにおいて8電文を連続で受信できる能力があると言われている。
一方、RFIDにて1フレームの受信に要する時間を5msとすると、時速160km/hでの8フレーム分の移動距離は、1.78mとなる。このため、タグの読み取り可能な範囲は、10%の余裕を見て、1.96mである。列車6側のアンテナ5とタグとの距離を仮に30cmとすると、アンテナ5とタグのサイズを無視すると、アンテナ5のビームの広がりは、図6に示すように最低でも148°が必要となる。この場合、列車6進行方向に対する位置検知誤差は、±98cmである。
また、列車6側のアンテナ5とタグとの距離を10cmとすると、アンテナ5のビーム広がりが同じ148°とすると、タグの読み取り可能範囲は65cmとなり、位置検知誤差は、±32.5cmである。読み取り可能範囲が65cmのときに8フレーム連続で読み取り可能となる最高速度は58.5km/hであり、58.5km/h以下の速度であれば、位置検知精度を向上させることが可能となる。
このように、列車6の最高速度と位置検知精度によって、列車6側のアンテナ5(例えばリーダアンテナ5)とタグとの最適な距離が異なる。一般に、列車6は、プラットホーム9に近接して走行しており、列車6の側面6aとプラットホーム9との距離は、列車6の車体底部6bとその下の地面8との距離よりも短縮できる。そこで、本実施形態では、軌道7の外側の地面8に第1のタグ2を設けるとともに、プラットホーム9の側面6a等に第2のタグ3を設け、第1のタグ2とアンテナ5との距離を、第2のタグ3とアンテナ5との距離よりも大きくし、高速走行時には第1のタグ2の個体識別情報をアンテナ5で受信して高速での読み取り特性を向上させ、低速走行時には第2のタグ3の個体識別情報をアンテナ5で受信して低速での位置検知精度を向上させている。
このように、第1の実施形態では、列車6の軌道7よりも外側の地面8上に第1のタグ2を設置するとともに、列車6の側面6a側に第2のタグ3を設置し、列車6の底部6b側に設けたアンテナ5にて、第1および第2のタグ2,3と安定に無線通信ができるようにするため、設備コストをかけることなく、第1および第2のタグ2,3に記憶された個体識別情報を列車6側のアンテナ5で受信でき、RFIDを用いて列車6の位置検知が可能となる。従来のように、トランスポンダや軌道回路を用いるよりも、はるかに安価な設備コストで済む。
また、例えば、第1のタグ2からアンテナ5までの距離を、第2のタグ3からアンテナ5までの距離よりも長くすることで、列車6の高速走行時の位置検知は第1のタグ2を用いて確実に行うことができ、また、列車6の低速走行時の位置検知は第2のタグ3を用いて精度よく行うことができる。
さらに、第1のタグ2の方向と第2のタグ3の方向に電波利得が大きくなるように、アンテナ5の電波利得パターンを調整することで、一つのアンテナ5だけで第1および第2のタグ2,3と無線通信を行うことが可能となり、列車6側のRFID設備コストを削減できる。
また、本実施形態では、第1のタグ2を軌道7の外側の地面8上に設置するため、第1のタグ2と第2のタグ3とを近くに配置でき、また、アンテナ5の設置場所も、列車6の底部6bの縁側に配置できる。これにより、列車6の底部6bに配置される種々の床下機器からの電波干渉が少ない箇所にアンテナ5を設置でき、電波干渉が少ない状態でアンテナ5は第1および第2のタグ2,3と無線通信を行うことができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、列車6側に、各タグに対応づけて、別個のアンテナ素子を設けるものである。但し、2個のアンテナ素子につき1個の無線通信部4が接続しており、2個のアンテナ素子により1個のアンテナとして機能するものである。
図7は第2の実施形態による無線通信システム1の概略構成を示すブロック図である。図7の無線通信システム1は、列車6の底部6bの縁側に設けられるアンテナ5の構成が第1の実施形態と異なる他は共通する。
図7のアンテナ5は、第1のアンテナ部5aと第2のアンテナ部5bとを有する。第1のアンテナ部5aは、第1のタグ2の方向に指向性を有し、第2のタグ3の方向には指向性を有していない。第1のアンテナ部5aは、第1のタグ2との無線通信専用に用いられる。第2のアンテナ部5bは、第2のタグ3の方向に指向性を有し、第1のタグ2の方向には指向性を有していない。第2のアンテナ部5bは、第2のタグ3との無線通信専用に用いられる。
第1のアンテナ部5aと第2のアンテナ部5bは、互いに分離して配置されている。すなわち、第1のアンテナ部5aと第2のアンテナ部5bは、互いに無関係に電波を送受信可能である。第1のアンテナ部5aと第2のアンテナ部5bは、共通の基板上に、それぞれ異なるアンテナパターンを用いて形成されてもよいし、別個の基板上に形成されてもよい。図7では、模式的に第1のアンテナ部5aと第2のアンテナ部5bを別個の基板上に形成する例を示しているが、これは一例にすぎない。
第1のアンテナ部5aと第2のアンテナ部5bは、それぞれ一方向のみに指向性を持たせればよいため、第1の実施形態のように、二方向に指向性を持たせるアンテナ5よりも、アンテナ5の設計は容易になる。
ただし、第1のタグ2と第1のアンテナ部5aとの距離が、第2のタグ3と第2のアンテナ部5bとの距離よりも大きい場合には、第1のアンテナ部5aの方が、第2のアンテナ部5bよりも大きなアンテナ利得を持たせる必要がある。
このように、第2の実施形態では、第1のタグ2には第1のアンテナ部5aを対応づけ、第2のタグ3には第2のアンテナ部5bを対応づけるため、第1のタグ2と第2のタグ3がそれぞれ異なる方向に設けられていたとしても、最適な電波利得で各タグとの無線通信を行うことができ、例えば位置検知精度を向上できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 無線通信システム、2 第1のタグ、3 第2のタグ、4 無線通信部、5 アンテナ、5a 第1のアンテナ部、5b 第2のアンテナ部、6 列車、7 軌道、8 地面、9 プラットホーム、10 ステー、11 位置検出部、12 タグID照合データベース

Claims (8)

  1. 列車が走行する軌道よりも外側の地面上に設置され、無線で受信した電力にて駆動される第1のタグと、
    走行方向に延びる前記列車の側面よりも外側で、かつ前記第1のタグよりも上方に設置され、無線で受信した電力にて駆動される第2のタグと、
    前記列車に設置され、前記第1のタグおよび前記第2のタグとの間で無線通信を行う無線通信部と、
    前記列車に設置され、前記第1のタグおよび前記第2のタグの方向への電波利得を有するアンテナと、を備える無線通信システム。
  2. 前記アンテナは、列車の底部短手方向の中央より前記第1のタグ側の位置から前記第2のタグ側の列車の側面端部までの範囲内に設置される請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記アンテナから前記第1のタグまでの距離は、前記アンテナから前記第2のタグまでの距離よりも長い請求項1または2に記載の無線通信システム。
  4. 前記アンテナは、前記第2のタグよりも前記第1のタグへの電波利得が大きい平面アンテナを有する請求項3に記載の無線通信システム。
  5. 前記平面アンテナは、電波を放射する主面の法線方向よりも、前記第1のタグの方向と前記第2のタグの方向とに対して、より大きな電波利得を有する請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 前記アンテナは、
    前記第1のタグの方向に指向性を有する第1のアンテナ部と、
    前記第1のアンテナ部とは分離して配置され、前記第2のタグの方向に指向性を有する第2のアンテナ部と、を有し、
    前記無線通信部は、前記第1のアンテナ部および前記第2のアンテナ部に接続されている請求項1乃至3のいずれかに記載の無線通信システム。
  7. 前記無線通信部は、前記第1のタグおよび前記第2のタグに記録された情報を読み出すリーダを有する請求項1乃至6のいずれかに記載の無線通信システム。
  8. 列車が走行する軌道よりも外側の地面上に設置される第1のタグと無線通信を行うとともに、走行方向に延びる前記列車の側面よりも外側でかつ前記第1のタグよりも上方に設置される第2のタグと無線通信を行う無線通信部と、
    前記第2のタグよりも前記第1のタグへの電波利得が大きい少なくとも一つのアンテナと、を備える無線通信装置。
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