JP2007329621A - 画像処理装置と画像処理方法、および画像信号処理プログラム。 - Google Patents

画像処理装置と画像処理方法、および画像信号処理プログラム。 Download PDF

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Abstract

【課題】輝度差の大きい被写体において、最適な画像信号が得られるようにする画像処理装置と画像処理方法、および画像信号処理プログラムの提供。
【解決手段】制御部112からの制御信号に基づき、露光調節部103にて複数の露光量を調節し、露光調節部103にて調節された複数の露光量を用いて、CCD101にて複数の画像を撮影して画像信号を形成する。次に、距離情報取得部106にて被写体から撮像装置までの距離を測定して距離情報を取得する。画像合成部108にて、距離情報取得部106で取得した距離情報と前記複数の画像信号を合成し、出力部114へ転送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、明るい領域と暗い領域との輝度差の非常に大きい被写体において、最適な画像信号が得られるようにする画像処理装置と画像処理方法、および画像信号処理プログラムに関するものである。
画像処理装置としてのビデオカメラのような撮像装置で被写体を撮影する際に、例えば逆光時においては、背景が明るい領域となり、中央部が暗い領域となるので輝度差が非常に大きくなることがある。このような場合においても適切な画像信号が得られるように種々の工夫がなされている。一例として、特許文献1においては、露光量の多い画像における、輝度が相対的に高い領域を表す画像信号を、露光量の少ない画像における対応する領域を表す画像信号で置換することで画像を合成して、または、露光量の少ない画像における輝度の少ない領域を表す画像信号を、露光量の多い画像における対応する領域を表す画像信号で置換することで画像を合成して、適切な画像を取得する例が開示されている。
また、特許文献2においては、本撮影を被写体露光と背景露光に分けて行い、撮影された2つの画像を合成して最終画像データを取得する。この際に、被写体露光に合わせた第1のホワイトバランス値と、背景露光の色調にあわせた第2のホワイトバランス値を利用する例が開示されている。
特開平05−064075号公報 特開平11−298908号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2においては、2つの異なる露光量の画像を強引に合成する場合、特にフラッシュ撮影を行なった場合などに、合成して得た画像でも露出オーバー或いは露出アンダーの領域を適切に修正できず、ユーザが望む画像を得るのが難しくなる可能性があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、露出オーバーや露出アンダーなどの破たんのない、高画質な撮像画像を生成する画像処理装置と画像処理方法、および画像信号処理プログラムの提供を目的とする。
(1)前記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、同一の被写体を異なる露光量で撮影することで得られる複数の画像についての画像信号を処理する画像処理装置において、前記複数の画像について各画像の画像信号を取得する画像信号取得手段と、前記画像を撮影した際の前記被写体までの距離を示す距離情報を取得する距離情報取得手段と、前記距離情報および前記画像信号取得手段で取得された前記画像信号に基づき前記複数の画像についての画像信号を合成する合成手段と、を備えることを特徴とする。
(1)の発明に関する実施形態は、図1〜図4、図10〜図12に示されている第1の実施形態、図5、図6、図9に示されている第2の実施形態、図7、図8に示されている第3の実施形態が対応する。(1)の発明の構成である、同一の被写体を異なる露光量で撮影することは、図1、図5、図7の露光調節部103が該当し、画像信号取得手段は、図1、図5、図7のCCD101、CCD1011、CCD1012が該当する。距離情報取得手段は、図1の距離情報取得部106、図5の距離情報取得部1014、図7の距離情報取得部2014が、合成手段は図1、図5、図7の画像合成部108がそれぞれ該当する。
(1)の発明の好ましい適用例は、図1、図5、図7に示されている撮像装置(画像処理装置、以下本発明の実施形態にかかる画像処理装置は撮像装置で説明する。)である。この撮像装置は、図1、図5、図7に示されている制御部112からの制御信号により、露光調節部103で複数の露光量を調節し、CCD101、CCD1011、CCD1012により、前記露光調節部103にて調節された複数の露光量を用いて被写体を撮影して、複数の露光量が調節されている画像信号を取得する。そして、距離情報取得部106にて被写体から撮像装置までの距離を測定して距離情報を取得し、距離情報取得部106で取得した距離情報と前記の画像信号に基づいて複数の画像信号を画像合成部108にて合成し、出力部114へ転送する。
(1)の発明によれば、距離情報に基づいた画像合成によって、露出オーバーや露出アンダーなどの破たんのない、高画質な撮像画像を生成することができる。
(2)の発明は、(1)の発明において、前記画像信号取得手段で取得された前記画像信号から画質劣化情報を取得する画質劣化情報取得手段を更に備え、前記合成手段は、前記距離情報と前記画像信号取得手段で取得された前記画像信号、および前記画質劣化情報に基づいて前記複数の画像についての画像信号を合成することを特徴とする。(2)の発明に関する実施形態は、図5、図6、図9に示されている第2の実施形態と、図7、図8に示されている第3の実施形態が対応する。(2)の発明の構成である画質劣化情報取得手段は、図6のノイズ算出部2000、図8の動きブレ検出部3000が、合成手段は図5、図7の画像合成部108がそれぞれ該当する。
(2)の発明の好ましい適用例は、図5、図7に示されている撮像装置である。この撮像装置は、図5、図7の制御部112の制御により、露光調節部103にて複数の露光量を調節して被写体を撮影し、図5のCCD1011及びCCD1012、図7のCCD101により、露光量が調整された画像信号を取得する。画質劣化情報は、図6のノイズ算出部2000にて撮影された画像信号のノイズ量を算出し、または図8の動きブレ検出部3000にて動きブレを検出することにより取得する。また、図5の距離情報取得部1014、図7の距離情報取得部2014にて被写体から撮像装置までの距離を測定して距離情報を取得する。そして、図5、図7の画像合成部108にて前記のように取得した距離情報と画像信号、および前記画質劣化情報に基づいて前記複数の画像についての画像信号を合成し、出力部114へ転送する。
(2)の発明によれば、画像劣化情報に基づいた画像合成によって、高画質な撮像画像を生成することができる。
(3)の発明は、(1)または(2)の発明において、前記画像信号取得手段は、露光量を調節する露光量調節手段を備えることを特徴とする。この発明に関する実施形態は、図1、図5、図7に示されている第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態が対応する。(3)の発明の構成である露光量調節手段は、図1、図5、図7の露光調節部103が該当する。(3)の発明の好ましい適用例は、図1、図5、図7に示されている撮像装置である。この撮像装置は、図5、図7の露光調節部103にてユーザが(或いは自動調節で)複数の露光量を調節し、図1、図7のCCD101、または、図5のCCD1011及びCCD1012にて、露光調節部103で調節された複数の露光量を用いて被写体を撮影し、複数の画像信号を生成する。
(3)の発明によれば、同一被写体に対して複数の露光量を設定して撮影を行うことが可能になる。
(4)の発明は、(3)の発明において、前記露光量調節手段は、外部照明、ISO感度、シャッタースピード、絞りの中の少なくとも一つのパラメータを制御する制御手段を備えることを特徴とする。(4)の発明に関する実施形態は、図1、図5、図7に示されている第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態が対応する。(4)の発明の構成である露光量調節手段は、図1、図5、図7の露光調節部103が該当する。(4)の発明の好ましい適用例は、図1、図5、図7に示されている撮像装置である。この撮像装置は、制御部112からの制御信号により、露光調節部103にて外部照明、ISO感度、シャッタースピード、絞りの中の少なくとも一つのパラメータを制御し、図1、図7のCCD101、または、図5のCCD1011及びCCD1012で、露光調節部103にて調節された複数の露光量を用いて被写体を撮影し、複数の画像信号を生成する。
(4)の発明によれば、撮影条件のパラメータである外部照明、ISO感度、シャッタースピード、絞り、の中で少なくともそのーつを制御し、複数の露光量を設定して撮影を行うため、自由度の高い露光量調節手段で撮影を行うことが可能になる。
(5)の発明は、(1)または(2)の発明において、画像信号取得手段は、前記複数の画像についての画像信号を時系列的に取得する手段を備えることを特徴とする。(5)の発明に関する実施形態は、図1、図7に示されている第1の実施形態と第3の実施形態が対応する。(5)の発明の構成である複数の画像についての画像信号を時系列的に取得する手段は、図1、図7のCCD101が該当する。(5)の発明の好ましい適用例は、図1、図7図に示されている撮像装置である。この撮像装置は、制御部112からの制御信号により、露光調節部103にて複数の露光量を調節し、CCD101で露光調節部103にて調節された複数の露光量を用いて被写体を撮影し、複数の画像についての画像信号を時系列的に生成する。
(5)の発明は、同一被写体に対して複数の露光量を設定し時系列的な撮影を行う。このため、低コストで高画質な撮像画像を生成することが可能になる。
(6)の発明は、(1)または(2)の発明において、前記画像信号取得手段は、複数の撮像素子を有し、前記複数の画像についての画像信号を前記複数の撮像素子を用いて同時に取得することを特徴とする。(6)の発明に関する実施形態は、図5に示されている第2の実施形態が対応する。(6)の発明の構成である複数の撮像手段は、図5のCCD1011及びCCD1012が該当する。(6)の発明の好ましい適用例は、図5に示されている撮像装置である。この撮像装置は、制御部112からの制御信号により、露光調節部103にて複数の露光量を調節し、CCD1011及びCCD1012で露光調節部103にて調節された複数の露光量を用いて、被写体を同時に撮影し各画像の画像信号を生成する。
(6)の発明は、同一被写体に対して複数の露光量を設定し同時に複数の撮影を行う。このため、被写体が移動体である場合でも、移動体に対応する高画質な撮像画像を生成することが可能になる。
(7)の発明は、(1)または(2)の発明において、前記距離情報取得手段は、前記画像中の少なくとも一部の画像領域に対応した位置での前記被写体までの距離を示す距離情報を取得することを特徴とする。(7)の発明に関する実施形態は、図1、図2に示されている第1の実施形態が対応する。(7)の発明の構成である「画像中の少なくとも一部の画像領域に対応した位置での前記被写体までの距離を示す距離情報を取得すること」は、図2の領域分割部201で区分された画像領域に対応した位置で、図2の距離測定部109と距離測定部202により被写体までの距離情報を取得することが該当する。(7)の発明の好ましい適用例は、図1、図2に示されている撮像装置である。この撮像装置は、制御部112からの制御信号により、領域分割部201にて露光1バッファー部104及び露光2バッファー部105から入力される画像信号を所定の領域単位に分割し、分割された所定の領域単位に対して距離測定部109からの情報により、距離測定部202で距離を測定する。
(7)の発明によれば、少なくとも一部の画像形成領域に対する距離情報を用いるため、処理速度を高速化すると共に、高画質な撮像画像を生成することが可能になる。
(8)の発明は、(1)または(2)の発明において、前記距離情報取得手段は、前記画像中の注目する画像領域とそれ以外の画像領域のそれぞれに対応する位置での前記被写体までの距離を示す距離情報を取得することを特徴とする。(8)の発明に関する実施形態は、図2、図6、図8に示されている第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態が対応する。(8)の発明の構成である「画像中の注目する画像領域とそれ以外の画像領域のそれぞれに対応する位置での前記被写体までの距離を示す距離情報を取得すること」は、図2、図6、図8の領域分割部201で区分された画像領域に対応した位置で、図2、図6、図8の距離測定部109と距離測定部202により被写体までの距離情報を取得することが該当する。(8)の発明の好ましい適用例は、図2、図6、図8に示されている撮像装置である。この撮像装置は、図2、図6、図8に示されている制御部112からの制御信号により、複数の画像信号に対して注目する画像領域とそれ以外の画像領域に領域分割部201で分割し、距離測定部109と距離測定部202により、分割された画像領域のそれぞれに対応する位置での被写体までの距離を示す距離情報を取得する。
(8)の発明によれば、複数の画像信号を注目する画像領域とそれ以外の画像領域における距離情報を取得することが可能になる。
(9)の発明は、(1)または(2)の発明において、前記合成手段は、前記距離情報および前記複数の画像についての画像信号に基づいて、前記画像領域ごとに前記複数の画像信号の合成比率を調整する合成比率調整手段を有し、前記合成比率調整手段で調整された前記合成比率で前記複数の画像についての画像信号を合成することを特徴とする。(9)の発明に関する実施形態は、図1に示されている第1の実施形態が対応する。(9)の発明の構成である合成比率調整手段は、図1の合成比率算出部107が、合成画像信号生成手段は画像合成部108がそれぞれ該当する。(9)の発明の好ましい適用例は、図1に示されている撮像装置である。この撮像装置は、図1に示されている制御部112からの制御信号に基づき、合成比率算出部107にて分割された所定の領域単位ごとに合成比率を算出し、画像合成部108にて算出された合成比率を用いて複数の画像についての画像信号を合成し、合成された画像信号に対して合成する際に生ずる境界を補正する。
(9)の発明によれば、距離情報を合成比率に反映させることで高画質な撮像画像を生成することが可能になる。
(10)の発明は、(1)または(2)の発明において、前記距離情報取得手段は、前記画像中の少なくとも一部の画像領域に対応した位置での前記被写体までの距離を示す距離情報を取得し、前記合成手段は、前記画質劣化情報に基づいて前記複数の画像についての画像信号に対し画質の回復を行うことで回復画像信号を取得する画質回復手段と、前記距離情報および前記複数の画像についての画像信号に基づいて、前記画像領域ごとに複数の前記回復画像信号の合成比率を調整する合成比率調整手段と、を有し、前記合成比率調整手段で調整された前記合成比率で複数の前記回復画像信号を合成することを特徴とする。
(10)の発明に関する実施形態は、図5、図6、図7、図8に示されている第2の実施形態、第3の実施形態が対応する。(10)の発明の構成である画質回復手段は、図6のノイズ低減部2001、図8の動きブレ補正部3001がそれぞれ該当する。また、合成比率調整手段は図5、図7の合成比率算出部107が、合成画像信号生成手段は図5、図7の画像合成部108がそれぞれ該当する。(10)の発明の好ましい適用例は、図5、図7に示されている撮像装置である。この撮像装置は、図5、図7に示されている制御部112からの制御信号に基づき、図6のノイズ低減部2001にて画像信号に対してノイズ低減処理を行い、図8の動きブレ補正部3001にて動きブレ補正処理を行う。また、図5、図7の合成比率算出部107にて分割された所定の領域単位ごとに合成比率を算出し、画像合成部108にて算出された合成比率を用いて複数の画像信号を合成する。そして、画像合成部108は合成された画像信号に対して合成する際生ずる境界を補正する。
(10)の発明によれば、画像劣化の影響を低減しながら高画質な撮像画像を生成することが可能になる。
(11)の発明は、(10)の発明において、前記画質回復手段は、前記各画像の画像信号に対してノイズ低減処理を行うノイズ低減手段と、前記複数の画像についての画像信号に対し動きブレを改善する動きブレ改善手段とのうちの少なくとも一つを備えることを特徴とする。(11)の発明に関する実施形態は、図6、図8に示されている第2の実施形態、第3の実施形態が対応する。(11)の発明の構成であるノイズ低減手段は、図6のノイズ低減部2001が、また、動きブレ改善手段は、図8の動きブレ補正部3001が該当する。(11)の発明の好ましい適用例は、図6、図8に示されている撮像装置である。この撮像装置は、図6、図8に示されている制御部112からの制御信号に基づき、図6のノイズ低滅部2001にて、ノイズ算出部2000から転送されてきた各画像の画像信号に対してノイズ低減処理を行う。また、図8の動きブレ補正部3001にて、動きブレ検出部3000から転送されてきた露光2に対応する画像信号に対して動きブレ補正処理を行う。
(11)の発明によれば、各画像の画像信号に対してノイズ低減処理、または動きブレ改善処理を行いながら、高画質な撮像画像を生成することが可能になる。
(12)の発明は、画像処理方法に関し、同一の被写体を異なる露光量で撮影した複数の画像についての画像信号と前記画像を撮影した際の前記被写体までの距離を示す距離情報とを取得する段階と、前記距離情報および前記画像信号とに基づいて前記複数の画像についての画像信号の合成比率を算出する段階と、前記合成比率の算出結果に基づいて前記複数の画像についての画像信号を合成する段階と、からなることを特徴とする。
(12)の発明の適用例をその構成と共に説明する。(12)の発明は、図1〜図4、図10〜図12に示されている第1の実施形態、図5、図6、図9に示されている第2の実施形態、図7、図8に示されている第3の実施形態が対応する。(12)の発明の構成である「同一の被写体を異なる露光量で撮影した複数の画像について画像信号と前記画像を撮影した際の前記被写体までの距離を示す距離情報とを取得する段階」は、図1、図5、図7の露光調節部103、CCD101、CCD1011、CCD1012による撮影と、図1の距離情報取得部106、図5の距離情報取得部1014、図7の距離情報取得部2014の処理が該当する。「前記距離情報および前記画像信号とに基づいて前記複数の画像についての画像信号の合成比率を算出する段階」は、図1、図5、図7の合成比率算出部107の処理が該当する。「前記合成比率の算出結果に基づいて前記複数の画像信号を合成する段階」は、図1、図5、図7の画像合成部108の処理がそれぞれ該当する。
(12)の発明の好ましい適用例は、前記のように図1、図5、図7に示されている撮像装置(画像処理装置)における画像処理方法である。しかしながら、(12)の発明は、図1、図5、図7に示されている構成の撮像装置における画像処理方法には限定されず、前記各段階の処理を行う構成を備えた画像処理装置であれば、適用可能である。
(12)の発明によれば、距離情報に基づいた画像合成によって露出オーバーや露出アンダーなどの破たんのない、高画質な撮像画像を生成することができる。
(13)の発明は、画像信号処理プログラムに関し、コンピュータに、同一の被写体を異なる露光量で撮影した複数の画像についての画像信号と前記画像を撮影した際の前記被写体までの距離を示す距離情報とを読み込ませる手順と、前記距離情報および前記画像信号とに基づいて前記複数の画像についての画像信号の合成比率を算出する手順と、前記合成比率の算出結果に基づいて前記複数の画像についての画像信号を合成する手順と、を実行させることを特徴とする。
(13)の発明に関する実施形態は、図13、図14、図15に示されている第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態が対応する。(13)の発明の構成である「同一の被写体を異なる露光量で撮影した複数の画像についての画像信号と前記画像を撮影した際の前記被写体までの距離を示す距離情報とを読み込ませる手順」は、図13のStep1、図14のStep11、図15のStep21の処理が該当する。「前記距離情報および前記画像信号とに基づいて前記複数の画像についての画像信号の合成比率を算出する手順」は、図13のStep2、図14のStep14、図15のStep24の処理が該当する。「前記合成比率の算出結果に基づいて前記複数の画像信号を合成する手順」は、図13のStep3、図14のStep15、図15のStep25の処理が該当する。
(13)の発明によれば、距離情報に基づいた画像合成によって露出オーバーや露出アンダーなどの破たんのない、高画質な撮像画像を生成することができる。
本発明によれば、明るい領域と暗い領域との輝度差の非常に大きい被写体において、露出オーバーや露出アンダーなどの破たんのない、高画質な撮像画像を生成する画像処理装置と画像処理方法、および画像信号処理プログラムを得ることができる。
以下、本発明にかかる画像処理装置を撮像装置の例で説明する。最初に第1の実施形態について図を参照して説明する。第1の実施形態は、図1〜図4、図10〜図13に示されている。図1は第1の実施形態の構成図、図2は第1の実施形熊における距離情報取得部の構成図、図3は画像信号を所定サイズの矩形領域に分割する例の説明図、図4は画像信号を中央領域とそれ以外の周辺領域の2つの領域に分割する例の説明図、図10は境界補正の説明図、図11は破たんを防ぐ係数Q1の特性図、図12は破たんを防ぐ係数Q2の特性図、図13は第1の実施の形態例のフローチャートである。
図1の構成図により、第1の実施形態の構成を説明する。露光調節部103にて露光1と露光2を設定し、レンズ系100、CCD1O1を介して時系列的に撮影された画像の画像信号は、A/D変換器(以下、本明細書および図面では単にA/Dと略記する)102にて露光1と露光2に対応するデジタル信号へ変換される。A/D102からのデジタル画像信号は、それぞれ露光1バッファ一部104及び露光2バッファ一部105へ転送される。露光1バッファ一部104及び露光2バッファ一部105は、距離情報取得部106、合成比率算出部107、画像合成部108を介して出力部114に接続されている。
露光調節部103はRAM110に接続されている。また、距離測定センサー部109、RAM110及びROM111は、距離情報取得部106に接続されており、ROM111は画像合或部108に接続されている。制御部112は、A/D102、露光調節部103、露光1バッファ一部104、露光2バッファ一部105、距離情報取得部106、合成比率算出部107、画像合戒部108、距離測定部109、RAMIIO、ROM111、外部I/F部113及び出力部114と双方向に接続されている。
次に、第1の実施形態について図1の信号の流れに沿って説明する。ユーザが外部I/F部113を介してストロボオン/オフ、ISO感度、絞り、シャッタースピードなどの撮影条件のパラメータ設定を行なう。これらの撮影条件の中で、少なくとも一つの処理を露光調節部103に与える。次に、露光調節部103で露光1と露光2を設定した後(本実施形態では、異なるシャッタースピードで露光1及び露光2を設定する)、シャッターボタンが押されると、レンズ系100、CCD1O1を介して撮影された画像は、公知の相関二重サンプリングによりアナログ画像信号として読み出され、A/D102にて露光1と露光2に対応するデジタル画像信号に変換される。A/D102からの画像信号は、露光1バッファー部104及び露光2バッファー部105へそれぞれ転送される。
距離測定部109が被写体から撮像装置までの距離を測定し、測定結果を距離情報取得部106へ転送する。露光1バッファー部104と露光2バッファー部105から距離情報部106を介して転送されてきた画像信号、及び距離測定部109から転送されてきた距離情報を、合成比率算出部107へ転送する。合成比率算出部107は、画像信号の合成比率を算出しRAM110に保存する。画像合成部108は、合成比率部107から転送されてきた二つの画像信号に対して、RAM110から合成比率を読み出し、画像合成処理を行う。合成された画像信号は出力部114へ転送され、メモリカードなどに記録保存される。
図2は、距離情報取得部106の構成の一例示すものであり、距離情報取得部106は領域分割部201及び距離測定部202からなる。露光1バッファ一部104及び露光2バッファ一部105は、領域分割部201、距離測定部202を介して合成比率算出部107に接続されている。距離測定部109は距離測定部202に接続されており、RAM110は領域分割部201へ接続されている。ROM111は距離測定部202へ接続されており、制御部112は領域分割部201及び距離測定部202と双方向に接続されている。
図2において、領域分割部201は、露光1バッファ一部104及び露光2バツファ一部105から転送されてきた画像信号に対して分割処理を行い、距離測定部202へ転送する。距離測定部202は、領域分割部201から転送されてきた分割画像信号に対し、距離測定部109で分割された所定の領域単位の距離情報を測定する。測定された領域ごとの距離情報と分割された画像信号は、合成比率算出部107へ転送される。
以下、本実施形態の処理について、さらに詳しく説明する。本実施形態では、露光調節部103にて、ユーザが外部I/F113を介して異なるシャッタースピード(露光1及び露光2)を設定して(撮像装置が自動設定でも可)撮影を行い、画像信号をそれぞれ露光1バッファ一部104及び露光2バッファ一部105に保存する。領域分割部201では、ユーザが外部I/F113を介してROM111に保存されている分割形態(図3或いは図4を参照)を選択し(撮像装置が自動設定でも可)、露光1バッファ一部104及び露光2バッファ一部105から転送されてきた画像信号に対してそれぞれ分割処理を行い、距離測定部202へ転送する。
本実施形態では、図3に示されているような、ユーザ指定による所定サイズに分割された分割形態、または、図4に示されているような、AFで合焦された領域とそれ以外の領域(中央領域とその周辺領域の2つの領域)に分割された分割形態で分割処理を行う。距離測定部202では、分割された露光1の画像信号或いは露光2の画像信号に基づいて、距離測定部109で各分割領域の距離を測定する。
また、本実施形態においては、各領域の距離情報を測定する。距離の測定に関しては、例えば、距離測定センサーで所定の領域の距離情報を測定する。或いは、撮影のために画像信号を取得する際に、各領域のコントラストが最大になるときのレンズ位置から、その領域における被写体についての距離情報を得る。各領域の距離情報と、分割された露光1の画像信号或いは露光2の画像信号は合成比率算出部107へ転送される。また、一部の領域に対してのみ上記のような方法で距離情報を取得する構成とすることもできる。例えば、オートフォーカスする画面上の位置に対応する領域に対してのみ上記のような方法で距離情報を取得する構成がある。このように、一部の領域に対してのみ上記のような方法で距離情報を取得する場合で、それ以外の領域に対しても距離情報を取得する場合には、被写体までの距離を予め定めた距離として扱う。例えば、距離情報を∞として扱うことができる。
合成比率算出部107では、転送されてきた各分割領域の距離情報を抽出し、ある閾値Sと比較する。各分割領域の距離情報は閾値Sより大きい揚合、合成比率R1(露光1対応)とR2(露光2対応)が次の(1)式で設定される。また、閾値Sより小さい場合に、合成比率R3(露光1対応)とR4(露光2対応)が、次の(2)式で設定される。
R1+R2=1 (1)
R3+R4=1 (2)
本実施形態では、閾値S、合成比率R1、R2、R3及びR4は、ユーザが外部I/F部113を介して設定する(自動設定でも可)。設定された各分割領域の合成比率は、分割された露光1の画像信号と露光2の画像信号と共に画像合成部108へ転送される。画像合成部108では、(3)式、(4)式により画素毎に画像合成処理を行う。
Rl*V1+R2*V2=D01 (3)
R3*V3+R4*V4=D02 (4)
ここで、V1、V3は露光1の画像信号、V2、V4は露光2の画像信号、D01、D02は合成した後の画像信号である。本実施形態では、画像信号を領域毎に分割し、領域毎の距離情報に基づいて合成比率を算出しているため、領域内にある位置の信号レベルが補正後露出オーバー、或いは露出アンダーになってしまう可能性がある。
これを防ぐために、図11及び図12に示されている破たんを防ぐ係数Q1、Q2を用いて補正処理行う。ここで、「破たんを防ぐ」とは、本発明においては、前記露出オーバー、或いは露出アンダーを防止するということを意味している。この破たんを防ぐ係数Q1、Q2は、ROM111に保存されている。例えば、同じ位置において合成する前の露光1及び露光2の画像信号が、両方とも閾値D1(露出オーバー判断用)より大きい場合、ROM111から合成する前の信号レベルDs1(同じ位置において露光1で撮影された信号レベルと露光2で撮影された信号レベル中の小さい方)に対応している、破たんを防ぐ係数Q1(図11)を抽出し、(5)式で露出オーバーの度合を抑制する。場合によっては、Ds1を合成後の信号レベルに設定してもよい。
(D01−Ds1)*Q1+Dsl=D01’ (5)
但し、D01’は補正後の信号レベルとする。一方、同じ位置において合成する前の露光1及び露光2の画像信号が、両方とも閾値D2(露出アンダー判断用)より小さい場合、ROM111から合成する前の信号レベルDs2(同じ位置において露光1で撮影された信号レベルと露光2で撮影された信号レベル中の大きい方)に対応している、破たんを防ぐ係数Q2(図12)を抽出し、(6)式で露出アンダーの度合を抑制する。場合によっては、Ds2を合成後の信号レベルに設定してもよい。
(Ds2−D02)*Q2+Ds2=D02’ (6)
但し、D02’は補正後の信号レベルである。上記(5)、(6)式のように領域毎の合成処理を行った後に、さらに全領域の合成処理を行い、領域分割する前と同じシーンの画像信号を生成する。全領域を合成する際に生ずる境界を補正する場合には、全領域の合成処理を行う前に、境界補正処理を行う。本実施形態では、図10に示されているように、領域101と領域102を合成する。領域101にはAエリア、領域102にはBエリアを設定し、(7)、(8)式により境界補正処理を行う。
Da’=Kab/Ka*Da (7)
Db’=Kab/Kb*Db (8)
但し、KabはAエリアとBエリアの輝度平均値、KaはAエリアの輝度平均値、KbはBエリアの輝度平均値、Daは画素毎のAエリアの値、Dbは画素毎のBエリアの値、Da’は補正後の画素毎のAエリアの値、Db’は補正後の画素毎のBエリアの値である。本実施形態では、境界補正処理が入っているが、場合によっては境界補正処理を省略してもいい。
以上説明した本実施形態における画像処理は、ハードウェアにより実現しているが、このような画像処理を所定の段階を経て実施する構成、すなわち、画像処理方法として構成することができる。さらに、画像処理をソフトウェアにより行うことも可能である。図13は、本実施形態におけるソフトウェア処理に関するフローチャートを示す。Step1にて、距離情報、撮影条件及び映像信号などの情報を読み込ませる。このとき、画像中の領域毎の距離情報を取得する。なお、距離情報は、上述のように測定センサーで露光画素億定することで取得したり、或いは各領域の画像信号においてコントラストが最大になるときのレンズの位置からその領域についての距離情報を取得したりした結果得られるものである。この処理は、同一の被写体を異なる露光量で撮影して複数の画像信号と距離情報を取得する処理に相当する。Step2にて、領域毎の露光1及び露光2の画像信号のそれぞれの合成比率を、上述の(1)式、(2)式の方法で算出する。Step3にて、算出された合成比率を用いて露光1及び露光2の画像信号を上述の(3)式、(4)式の方法で合成する。このとき、上記閾値D1、D2との比較を行い、破たんを防ぐ補正を行う。必要であれば、合成処理により生成された境界を補正する。Step4にて、合成された画像を出力し、メモリカードなどに保存する。
図3〜図6、図9〜図12、図14は、本発明の第2の実施形態を示している。図において、図3、図4、図10〜図12は第1の実施形態と共通している。第1の実施形態と相違する図の図5は第2の実施形態の構成図、図6は第2の実施形態の距離情報取得部の構成図、図9はノイズモデルの特性図、図14は第2の実施形態のフローチャートである。
本発明の第2の実施形態にかかる構成を図5により説明する。露光調節部103にて露光1と露光2を設定する。レンズ系100、CCD1011、CCD1012を介して撮影された画像でアナログ画像信号が形成され、A/D102にて同時に露光1と露光2に対応するデジタル画像信号へ変換される。A/D102からのデジタル画像信号はそれぞれ露光1バッファ一部104及び露光2バッファ一部105へ転送される。露光1バッファ一部104及び露光2バッファ一部105は、距離情報取得部106、合成比率算出部107、画像合成部108を介して出力部114に接続されている。
露光調節部103はRAM110に接続されている。距離測定部109、RAM110及びROM111は距離情報取得部106に接続されており、ROM111は画像合成部108に接続されている。制御部112は、A/D102、露光調節部103、露光1バッファー部104、露光2バッファー部105、距離情報取得部106、合成比率算出部107、画像合成部108、距離測定センサー部109、RAM110、ROM111、外部I/F部113及び出力部114と双方向に接続されている。
次に、本発明の第2の実施形態について図5の信号の流れに沿って説明する。第2の実施形態は構成および作用が第1の実施形態と類似しており、第1の実施形態とは、CCD1011、CCD1012、ノイズ算出部2000、ノイズ低減部2001、画像1バッファー2002及び画像2バッファー2003が相違している。そこで、第1の実施形態とは相違している、画像1バッファー2002及び画像2バッファー2003についての信号の流れを主として説明する。なお、以下の説明中、第1の実施形態と同一の番号を付した部分については、本実施形態においても第1の実施形態における場合と同一の作用を有している。
ユーザが外部I/F部113を介して、ストロボオン/オフ、ISO感度、絞り、シャッタースピードなどの撮影条件のパラメータのなかで、少なくとも一つの処理を露光調節部103に与える。露光調節部103で露光1と露光2を設定した後(本実施形態では、異なるISO感度で露光1及び露光2を設定するものとする)、シャッターボタンが押されると、レンズ系100、CCD1011(露光1対応)、CCD1012(露光2対応)を介して同時に撮影された画像は、公知の相関二重サンプリングによりアナログ画像信号として読み出され、A/D102にて露光1と露光2に対応するデジタル画像信号へ変換される。本実施形態では、同じタイプの撮像素子のCCDを採用する。
図6は、距離情報取得部1014の構成の一例示すものである。距離情報取得部1014は、ノイズ算出部2000、ノイズ低減部2001、画像1バッファー部2002、画像2バッファー部2003、領域分割部201及び距離測定部202からなる。露光1バッファー部104及び露光2バッファー部105は、ノイズ算出部2000を介してノイズ低滅部2001に接続されており、ノイズ低減部2001は、画像1バッファー2002と画像2バッファー2003に接続されている。画像1バッファー2002と画像2バッファー2003は、領域分割部201、距離測定部202を介して合成比率算出部107に接続されている。距離測定部109は距離測定部202に接続されている。
RAM110は、ノイズ低減部2001と領域分割部20lへ接続されており、ROM111は、ノイズ算出部2000と距離測定部202へ接続されている。制御部112は、ノイズ算出部2000、ノイズ低減部2001、画像1バッファー2002、画像2バッファー2003、領域分割部201及び距離測定部202と双方向に接続されている。
図6において、ノイズ算出部2000は、露光1バッファー部104及び露光2バッファー部105から転送されてきた画像信号に対してノイズ量を算出し、算出されたノイズ量情報と画像信号を共にノイズ低減部2001へ転送する。ノイズ低減部2001は、画像信号に対してノイズ量情報を用いてノイズ低減処理を行い、低減された画像信号をそれぞれ画像1バッファー2002(露光1対応)及び画像2バッファー2003(露光2対応)へ転送する。領域分割部201は画像1バッファー2002及び画像2バッファー2003から転送されてきた画像信号に対して分割処理を行い、距離測定部202へ転送する。
本実施形態では、ノイズ算出部2000において、ROM111から図10に示されているノイズモデル(露光1に対応するノイズモデルがISO1、露光2に対応するノイズモデルがISO2)を読み出して、このノイズモデルに基づき、画像信号に対して画素毎にノイズ量を算出する。このノイズモデルは、信号レベルとノイズ値を一対一のテーブルの形態でROM111に保存されている。算出されたノイズ量の情報と画像信号がノイズ低減部2001へ転送される。
ノイズ低減部2001では、公知のノイズ低減処理を行う。注目画素の信号レベル(Rx)に対し、ノイズ量(NR)と平均値(Rav)を用いて(9)式の演算を行う。(9)式の演算は、特開2005―303802の(6)式に示されている。そして、低滅処理された映像信号Rx’を露光量に応じてそれぞれ画像1バッファ−2000と画像2バッファ−2003へ保存する。本実施形態では、平均値(Rav)は、画像信号において注目画像を中心に3×3の矩形ブロック内の9画素の信号レベルの平均値である。
If(Rx>Rav+NR/2)→Rx’=Rx−NR/2
If(Rav+NR/2>Rx>Rav−NR/2)→RX’=RX
If(Rx<Rav−NR/2)→Rx’=Rx+NR/2 (9)
以上説明した本実施形態における画像処理は、ハードウェアにより実現しているが、このような画像処理を所定の段階を経て実施する構成、すなわち、画像処理方法として構成することができる。さらに、画像処理をソフトウェアにより行うことも可能である。図14は、本実施形態におけるソフトウェア処理に関するフローチャートを示す。Step11にて、距離情報、撮像条件及び映像信号などの情報を読み込ませる。このとき、画像中の領域毎の距離情報を取得する。なお、距離情報は、上述のように測定センサーで露光画素億定することで取得したり、或いは各領域の画像信号においてコントラストが最大になるときのレンズの位置からその領域についての距離情報を取得したりした結果得られるものである。この処理は、同一の被写体を異なる露光量で撮影して複数の画像信号と距離情報を取得する処理の読み込みに相当する。Step12にて、露光1及び露光2の画像信号に対し、ROM111から対応するノイズモデルデータを抽出し画素毎にノイズ量を算出する。Step13にて、算出されたノイズ量に基づき、露光1及び露光2の画像信号に対してノイズ低減処理を行う。
Step14にて、ノイズ低減された後の領域毎の露光1及び露光2の画像信号のそれぞれの合成比率を上述の(1)式、(2)式の方法で算出する。Step15にて、算出された合成比率を用いてノイズ低減された後の露光1及び露光2の画像信号を上述の(3)式、(4)式の方法で合成する。このとき、上記閾値D1、D2との比較を行い、破たんを防ぐ補正を行う。必要であれば、合成処理により生成された境界を補正する。Step16にて、合成された画像を出力し、メモリカードなどに保存する。
図3、図4、図7、図8、図10〜図12、図15は第3の実施形態を示している。図において、図3、図4、図10〜図12は第1の実施形態、第2の実施形態と共通している。第1の実施形態、第2の実施形態と相違する図の図7は第3の実施形態の構成図、図8は第3の実施形態の距離情報取得部の構成図、図15は第3の実施形態のフローチャートである。
第3の実施形態は、構成および作用が第1の実施形態、および第2の実施形態と類似しており、第1の実施形態、第2の実施形態とは、図8に示した動きブレ検出部3000、動きブレ補正部3001、画像1バッファー2002及び画像2バッファー2003が相違している。そこで、ここでは第1の実施形態と異なる、動きブレ検出部3000、動きブレ補正部3001、画像1バッファー2002及び画像2バッファー2003における信号の流れを主として説明する。なお、以下の説明中、第1の実施形態と同一の番号を付したものは、本実施形態においても第1の実施形態における場合と同様の作用を有している。
第3の実施形態の構成を図7により説明する。露光調節部103にて露光1と露光2を設定し、レンズ系100、CCD1011、CCDIO12を介して撮影された画像でアナログ画像信号を形成し、アナログ画像信号はA/D102にて同時に露光1と露光2に対応するデジタル画像信号へ変換される。A/D102からのデジタル画像信号はそれぞれ露光1バッファー部104及び露光2バッファー部105へ転送される。露光1バッファー部104及び露光2バッファー部105は、距離情報取得部106、合成比率算出部107、画像合成部108を介して出力部114に接続されている。露光調節部103はRAM110に接続されている。
距離測定部109、RAM110及びROM111は距離情報取得部106に接続されており、ROM111は画像合成部108に接続されている。制御部112は、A/D102、露光調節部103、露光1バッファー部104、露光2バッファー部105、距離情報取得部106、合成比率算出部107、画像合成部108、距離測定センサー部109、RAM110、ROM111、外部I/F部113及び出力部114と双方向に接続されている。
次に、第3の実施形態について、図7の信号の流れに沿って説明する。ユーザが外部I/F部113を介して、露光調節部103にてストロボオン/オフ、ISO感度、絞り、シャッタースピードなどの撮影条件のパラメータを設定する。この撮影条件の中の少なくとも一つの処理で、露光1と露光2を設定した後(本実施形態ではストロボオンを露光1、ストロボオフを露光2で設定するものとする)、シャッターボタンが押されると、レンズ系100、CCD101を介して時系列的に撮影された画像から形成される画像信号は、公知の相関二重サンプリングによりアナログ信号として読み出され、A/D102にて露光1と露光2に対応するデジタル信号に変換される。
図8は、距離情報取得部2014の構成の一例示すものであり、距離情報取得部2014は、動きブレ検出部3000、動きブレ補正部3001、画像1バッファー部2002、画像2バッファー部2003、領域分割部201及び距離測定部202からなる。露光1バッファー部104及び露光2バッファー部105は、動きブレ検出部3000を介して動きブレ補正部3001に接続されており、動きブレ補正部3001は、画像1バッファー2002と画像2バッファー2003に接続されている。画像1バッファー2002と画像2バッファー2003は、領域分割部201、距離測定部202を介して合成比率算出部107に接続されており、距離測定部109は距離測定部に接続されている。
RAM110は動きブレ補正部3001と領域分割部201に接続されており、ROM111は動きブレ検出部3000と距離測定部202に接続されている。制御部112は、動きブレ検出部3000、動きブレ補正部3001、画像1バッファー2002、画像2バッファー2003、領域分割部201及び距離測定部202と双方向に接続されている。
図8において、動きブレ検出部3000は、露光1バッファー部104及び露光2バッファー部105から転送されてきた画像信号に対して、動きブレがあるか否かを検出し、動きブレ情報と画像信号を共に動きブレ補正部3001へ転送する。動きブレ補正部3001は、画像信号に対して動きブレ補正処理を行い、補正された画像信号をそれぞれ画像1バッファー2002(露光1対応)及び画像2バッファー2003(露光2対応)へ転送する。領域分割部201は、画像1バッファー2002及び画像2バッファー2003から転送されてきた画像信号に対して分割処理を行い、距離測定部202へ転送する。
本実施形態では、動きブレ検出部3000において、公知の動きブレ検出技術を用いて二つの画像信号に対し、動きブレがあるか否かを検出する。まず、最初に撮影された露光1の画像信号を露光1バッファー部104から読み出して、高周波成分を抽出する。次に、露光2バッファー部105から露光2の画像信号を読み出して、高周波成分を抽出する。最後に、露光1の高周波成分の複数の代表点に基づき、露光2の高周波成分から動きベクトルを算出する。動きブレ補正部3001では、転送されてきた動きベクトル情報を用いて、露光2の画像信号に対して動きブレを補正する。露光1の画像信号を画像1バッファー2002へ、補正された露光2の画像信号を画像2バッファー2003へそれぞれ転送し保存する。
以上説明した本実施形態における画像処理は、ハードウェアにより実現しているが、このような画像処理を所定の段階を経て実施する構成、すなわち、画像処理方法として構成することができる。さらに、画像処理をソフトウェアにより行うことも可能である。図15は、本実施形態におけるソフトウェア処理に関するフローチャートを示す。Step21にて、距離情報、撮像条件及び映像信号などの情報(画素毎の距離情報を含む)を読み込ませる。このとき、画像中の領域毎の距離情報を取得する。なお、距離情報は、上述のように測定センサーで露光画素億定することで取得したり、或いは各領域の画像新の具においてコントラストが最大になるときのレンズの位置からその領域についての距離情報を取得したりした結果得られるものである。この処理は、同一の被写体を異なる露光量で撮影して複数の画像信号と距離情報を取得する処理に相当する。Step22にて、露光1及び露光2の画像信号に対して高周波成分を抽出し、公知の動きブレ検出技術を用いて露光1の高周波成分の複数の代表点に基づき、露光2の高周波成分から動きベクトルを算出する。Step23にて、算出された動きベクトルに基づき、露光2の画像信号に対して動きブレ補正処理を行う。
Step24にて、領域毎に露光1の画像信号及び動きブレ補正後の露光2の画像信号のそれぞれの合成比率を上述の(1)式、(2)式の方法で算出する。Step25にて、算出された合成比率を用いて露光1の画像信号及び動きブレ補正後の露光2の画像信号を上述の(3)式、(4)式の方法で合成する。このとき、上記閾値D1、D2との比較を行い、破たんを防ぐ補正を行う。必要であれば、合成処理により生成された境界を補正する。Step26にて、合成された画像を出力し、メモリカードなどに保存する。
以上説明したように、本発明によれば、露出オーバーや露出アンダーなどの破たんのない、高画質な撮像画像を生成する画像処理装置と画像処理方法、および画像信号処理プログラムを提供することができる。このような画像処理装置は、特に撮像装置に好適に適用される。
第1の実施形態の構成図である。 第1の実施形熊における距離情報取得部の構成図である。 画像信号を所定サイズの矩形領域に分割する例の説明図である。 画像信号を中央領域とそれ以外の周辺領域の2つの領域に分割する例の説明図である。 第2の実施形態の構成図である。 第2の実施形態の距離情報取得部の構成図である。 第3の実施形態の構成図である。 第3の実施形態の距離情報取得部の構成図である。 ノイズモデルの特性図である。 境界補正の説明図である。 破たんを防ぐ係数Q1の特性図である。 破たんを防ぐ係数Q2の特性図である。 第1の実施形態のフローチャートである。 第2の実施形態のフローチャートである。 第3の実施形態のフローチャートである。
符号の説明
101、1011、1012・・・CCD、103・・・露光調節部、104・・・露光1バッファー部、105・・・露光2バッファー部、106、1014、2014・・・距離情報取得部、107・・・合成比率算出部、108・・・画像合成部、109・・・距離センサー部、112・・・制御部、114・・・出力部、201・・・領域分割部、202・・・距離測定部、2000・・・ノイズ算出部、2001・・・ノイズ低減部、2002・・・画像1バッファー、2003・・・画像2バッファー、3000・・・動きブレ検出部、3001・・・動きブレ補正部

Claims (13)

  1. 同一の被写体を異なる露光量で撮影することで得られる複数の画像についての画像信号を処理する画像処理装置において、
    前記複数の画像についての画像信号を取得する画像信号取得手段と、前記画像を撮影した際の前記被写体までの距離を示す距離情報を取得する距離情報取得手段と、前記距離情報および前記画像信号取得手段で取得された前記画像信号に基づき前記複数の画像についての画像信号を合成する合成手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像信号取得手段で取得された前記画像信号から画質劣化情報を取得する画質劣化情報取得手段を更に備え、前記合成手段は、前記距離情報と前記画像信号取得手段で取得された前記画像信号、および前記画質劣化情報に基づいて前記複数の画像についての画像信号を合成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像信号取得手段は、露光量を調節する露光量調節手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記露光量調節手段は、外部照明、ISO感度、シャッタースピード、絞りの中の少なくとも一つのパラメータを制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像信号取得手段は、前記複数の画像についての画像信号を時系列的に取得する手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像信号取得手段は、複数の撮像素子を有し、前記複数の画像についての画像信号を上記複数の撮像素子を用いて同時に取得することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  7. 前記距離情報取得手段は、前記画像中の少なくとも一部の画像領域に対応した位置での前記被写体までの距離を示す距離情報を取得することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  8. 前記距離情報取得手段は、前記画像中の注目する画像領域とそれ以外の画像領域のそれぞれに対応する位置での前記被写体までの距離を示す距離情報を取得することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  9. 前記合成手段は、前記距離情報および前記複数の画像についての画像信号に基づいて、前記画像領域ごとに前記複数の画像についての画像信号の合成比率を調整する合成比率調整手段を有し、前記合成比率調整手段で調整された前記合成比率で前記複数の画像についての画像信号を合成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  10. 前記距離情報取得手段は、前記画像中の少なくとも一部の画像領域に対応した位置での前記被写体までの距離を示す距離情報を取得し、前記合成手段は、前記画質劣化情報に基づいて前記複数の画像についての画像信号に対し画質の回復を行うことで回復画像信号を取得する画質回復手段と、前記距離情報および前記複数の画像についての画像信号に基づいて、前記画像領域ごとに複数の前記回復画像信号の合成比率を調整する合成比率調整手段と、を有し、前記合成比率調整手段で調整された前記合成比率で複数の前記回復画像信号を合成することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  11. 前記画質回復手段は、前記各画像の画像信号に対しノイズ低減処理を行うノイズ低減手段と、前記複数の画像についての画像信号に対して動きブレを改善する動きブレ改善手段とのうちの少なくとも一つを備えることを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 同一の被写体を異なる露光量で撮影した複数の画像についての画像信号と前記画像を撮影した際の前記被写体までの距離を示す距離情報とを取得する段階と、前記距離情報および前記画像信号とに基づいて前記複数の画像についての画像信号の合成比率を算出する段階と、前記合成比率の算出結果に基づいて前記複数の画像についての画像信号を合成する段階と、からなることを特徴とする画像処理方法。
  13. コンピュータに、同一の被写体を異なる露光量で撮影した複数の画像についての画像信号と前記画像を撮影した際の前記被写体までの距離を示す距離情報とを読み込ませる手順と、前記距離情報および前記画像信号とに基づいて前記複数の画像についての画像信号の合成比率を算出する手順と、前記合成比率の算出結果に基づいて前記複数の画像についての画像信号を合成する手順と、を実行させることを特徴とする画像信号処理プログラム。
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