JP6247603B2 - 車両制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自車両が相手車両と衝突した際に、相手車両の減速を考慮しながら制動力を可変にする車両制御装置に関する。
特許文献1には、衝突後の車速に基づいて自動ブレーキの制御時間を可変にする制動制御装置が記載されている。この制動制御装置は、自車両の衝突を検出する衝突検知センサと、自車両の車速を検出する車速センサとを備えている。制駆動力コントロールユニットは、衝突検知センサにより自車両の衝突が検出された場合に、当該衝突を検出した後に車速センサにより検出された車速に基づいて、自動的に制動力を発生させる時間である自動制動時間を制御して、ブレーキ制御装置を作動させる。
特開2012−001091号公報
しかしながら、特許文献1に係る制動制御装置においては、車両同士の衝突の形態によっては、最適な制動制御をとらない場合がある。例えば相手車両の後部に自車両の前部が衝突した際、すなわち、前突の際に、自車両の減速度が相手車両の減速度よりも小さいと、同じ相手車両に再度衝突するおそれがある。また、相手車両の前部が自車両の後部に衝突した際、すなわち、後突の際に、自車両の減速度が相手車両の減速度よりも大きいと、同じ相手車両に再度衝突するおそれがある。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、衝突時に、相手車両の減速度を考慮することで、自車両の減速度が大きい場合あるいは小さい場合の再衝突等の二次被害の発生を抑制するようにブレーキの制動力を適切に制御することができる車両制御装置を提供することを目的とする。
本発明が適用される車両には、車両の駆動源として内燃機関、及び(又は)駆動モータを備えるものが該当し、内燃機関自動車の他、EV(電気自動車)、HEV(ハイブリッド自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド自動車)及びFCV(燃料電池自動車)等の電気自動車が含まれる。
[1] 本発明に係る車両制御装置は、自車両と他の車両との衝突を検知する衝突検知手段と、少なくとも前記衝突検知手段により前記他の車両との衝突が検知された場合に、予め設定された基準減速度による制動力で前記自車両を制動する制動制御手段と、少なくとも前記制動制御手段を制御する制動力制御手段と、を備え、前記制動力制御手段は、前記他の車両との衝突が検知された場合に、前記自車両の減速度が前記他の車両の減速度より小さい場合は、前記制動制御手段による前記制動力を増大させ、前記自車両の減速度が前記他の車両の減速度より大きい場合は、前記制動制御手段による前記制動力を低減させることを特徴とする。
これにより、衝突後の他の車両(相手車両)の減速度を考慮しながら自車両の制動力を増減させることができる。すなわち、自車両の減速度が相手車両の減速度より小さい場合は、制動制御手段による制動力を増大させる。これにより、衝突が前突の場合では、自車両が相手車両に追いつくおそれがなくなり、後突では、自車両が徐々に相手車両から離れることがなくなり、再度の衝突の発生を抑制することができる。自車両の減速度が相手車両の減速度より大きい場合は、制動制御手段による制動力を低減させる。これにより、衝突が前突の場合では、自車両が後方の別の車両と衝突(後突)するおそれがなくなり、後突では、自車両が相手車両と衝突(後突)するおそれがなくなり、再度の衝突の発生を抑制することができる。
[2] 本発明において、前記制動力制御手段は、前記自車両の減速度が前記他の車両の減速度より大きいことに基づいて前記制動制御手段による前記制動力を低減させた場合に、前記制動力を低減させている時間が所定時間経過した段階で、前記制動力の低減を解除してもよい。
一旦、制動力を低減した後、所定時間が経過した段階で、制動力の低減を解除することから、相手車両に後続して制動距離が伸びるのを防ぐことが可能となる。これは、例えば相手車両が衝突後に自動的にブレーキがかかるようにした自動ブレーキシステムを搭載していない場合等において有効となる。
[3] 本発明において、さらに、前記自車両の停車を判定する停車判定手段を有し、前記制動力制御手段は、前記自車両の減速度が前記他の車両の減速度より小さいことに基づいて前記制動制御手段による前記制動力を増大させた場合に、前記停車判定手段にて前記自車両が停車していないと判定された場合は、一旦、前記制動力の増大を解除し、前記制動力制御を再開してもよい。
一旦、制動力を増大させた後に、その状態を停車するまで維持してしまうと、制動力を増大させた後の他の車両の減速度を考慮した制御が行うことができなくなるおそれがある。しかし、制動制御手段による制動力を増大させた場合に、自車両が停車していないと判定された場合は、一旦、制動力の増大を解除し、制動力制御を再開するようにしたので、制動力を増大させた後においても、他の車両の減速度を考慮した制動力制御を行うことができ、自車両と他の車両との再衝突等の二次被害の発生をさらに抑制することができる。
[4] 本発明において、さらに、前記自車両の停車を判定する停車判定手段を有し、前記制動力制御手段は、前記自車両の減速度が前記他の車両の減速度より大きいことに基づいて前記制動制御手段による前記制動力を低減させた場合に、前記停車判定手段にて前記自車両が停車していないと判定された場合は、一旦、前記制動力の低減を解除し、前記制動力制御を再開してもよい。
一旦、制動力を低減させた後に、その状態を停車するまで維持してしまうと、制動力を低減させた後の他の車両の減速度を考慮した制御が行うことができなくなるおそれがある。しかし、制動制御手段による制動力を低減させた場合に、自車両が停車していないと判定された場合は、一旦、制動力の低減を解除し、制動力制御を再開するようにしたので、制動力を低減させた後においても、他の車両の減速度を考慮した制動力制御を行うことができ、自車両と他の車両との再衝突等の二次被害の発生をさらに抑制することができる。
[5] 本発明において、さらに、前記他の車両の車速を検出する車速検出手段を有し、前記制動力制御手段は、前記自車両の減速度と車速にて算出される前記自車両の制動距離と、前記他の車両の車速とに基づいて、前記他の車両の減速度を算出してもよい。
他の車両の減速度を取得する場合に、計算による方法を採用することで、自車両に簡単な装置(カメラやスピード計測器等)を設置するだけで、他の車両の減速度を取得することができるため、大規模な通信設備を用意する必要がない。
[6] 本発明において、前記制動力制御手段は、前記他の車両の減速度をネットワークを介して取得してもよい。
ネットワークを通じて他の車両の減速度を取得する方法を採用することで、制動力制御手段での演算処理を低減することができ、CPUの負担を低減することができる。
[7] 本発明において、前記制動力制御手段は、前記他の車両の減速度を前記自車両と前記他の車両との車車間通信にて取得してもよい。
車車間通信を通じて他の車両の減速度を取得する方法を採用することで、制動力制御手段での演算処理を低減することができ、CPUの負担を低減することができる。
本発明によれば、衝突時に、相手車両の減速度を考慮することで、自車両の減速度が大きい場合あるいは小さい場合の再衝突等の二次被害の発生を抑制するようにブレーキの制動力を適切に制御することができる。
本実施の形態に係る車両制御装置が組み込まれた車両の概略的なブロック構成図である。 図2Aは相手車両の後部に自車両の前部が衝突した場合(前突)を示す説明図であり、図2Bは相手車両の前部が自車両の後部に衝突した場合(後突)を示す説明図である。 図3Aは計算によって相手車両の減速度を取得する方法を示す説明図であり、図3Bはネットワークを介して相手車両の減速度を取得する方法を示す説明図であり、図3Cは車車間通信によって相手車両の減速度を取得する方法を示す説明図である。 本実施の形態に係る車両制御装置の処理動作を示すフローチャート(その1)である。 本実施の形態に係る車両制御装置の処理動作を示すフローチャート(その2)である。
以下、本発明に係る車両制御装置の実施の形態例を図1〜図5を参照しながら説明する。
車両制御装置10は、図1に示すように、各種の制御ユニットを含んで構成されるECU12(電子制御ユニット)を備える。周知のように、ECU12は、マイクロコンピュータを含む計算機であり、CPU(中央処理装置)、メモリであるROM(EEPROMも含む。)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、その他、A/D変換器、D/A変換器等の入出力装置等を有しており、CPUがROMに記録されているプログラムを読み出し実行することで各種機能実現部(機能実現手段)、例えば制御部、演算部、及び処理部等として機能する。なお、これらの機能は、ハードウエアにより実現することもできる。また、ECU12は、1個に統合することも可能であり、さらに分割することも可能である。
本実施の形態において、ECU12は、エアバッグ制御ユニット14、制動制御ユニット16、油圧制御ユニット18、エンジン制御ユニット20及び制動力制御ユニット22と、を有する。ECU12には、車速センサ24、衝突検知センサ26、Gセンサ28が接続されている。さらに、ECU12には、エアバッグ30がインフレータ32を介して接続され、ブレーキペダル34がブレーキペダル踏込量センサ36を介して接続され、アクセルペダル38がアクセルペダル操作量センサ40を介して接続されている。また、ECU12には、タイマー42からのクロック信号が供給される。
本実施の形態に係る車両制御装置10が搭載される車両は、4輪の車輪44を有し、4輪の車輪44には、それぞれ制動力を発生するディスクブレーキ等により構成されるブレーキアクチュエータ46が設けられている。ブレーキアクチュエータ46の制動油圧(制動力、制動圧力、ブレーキ圧)は、油圧制御ユニット18内の4つの圧力調整装置(不図示)によりそれぞれ制御される。この油圧制御ユニット18は、後述する制動制御ユニット16の制御下に駆動する。
4輪の車輪44中、例えば前輪の左右輪には、エンジン50からトランスミッション52(図1において「T/M」と表記)を通じて駆動力が伝達される。
エンジン50は、該エンジン50に設けられたスロットルバルブ(図1において「THV」と表記)54の開度(スロットル開度)THを調整するエンジン制御ユニット20を通じて回転数(エンジン回転数)等が制御される。
スロットルバルブ54のスロットル開度THは、アクセルペダル操作量センサ40により検出されるアクセルペダル38の操作量θaに応じてエンジン制御ユニット20を通じて調整される。
各車輪44にはそれぞれ車輪速センサ(不図示)が設けられ、4つの車輪速センサにより検知された車輪速及びそれらの平均値が、車速センサ24により検知される車速としてECU12に供給される。
エアバッグ制御ユニット14は、制動制御ユニット16、衝突検知センサ26、Gセンサ28及びインフレータ32に接続されている。
衝突検知センサ26は、例えば圧力センサであり、車両に6個設けられ、それぞれ図示しないが、車両のフロントフレームの左右に右前面衝突検知センサと左前面衝突検知センサが設けられ、車両の中央フレームの左右に右側面衝突検知センサと左側面衝突検知センサが設けられ、車両のリアフレームの左右に右後面衝突検知センサと左後面衝突検知センサが設けられている。
さらに、車両の重心位置に、車両の直交3軸方向(車長方向、車幅方向、車高方向)の加速度を検出する高感度のGセンサ、ロールレートセンサ、ヨーレートセンサ、及び低感度の直交2軸(車長方向、車幅方向)のGセンサを含むGセンサ28が設けられている。
エアバッグ制御ユニット14には、衝突検知センサ26によって衝突を検知したときに、衝突検知センサ26から衝突時圧力に対応する衝突検知信号Scが供給されると共に、Gセンサ28から衝突時の加速度信号Sa(Gに換算可能である。)が供給される。
エアバッグ制御ユニット14は、衝突検知信号Sc及び加速度信号Sa(G)に基づいて当該衝突が発生した箇所に対応するエアバッグ30を展開させるエアバッグ展開信号Sabを発生してインフレータ32を駆動する。
一方、制動制御ユニット16は、制動力指令値出力部48を有し、ブレーキペダル踏込量センサ36により検出されるブレーキペダル34の踏込量θbに応じた減速度、あるいは、ブレーキペダル34の踏込量θbに依存しない減速度(基準減速度G0)を制動力指令値出力部48に設定する。制動力指令値出力部48は、設定された減速度に対応した制動力指令値を油圧制御ユニット18に出力する。基準減速度G0としては、例えば0.5G等が挙げられる。なお、1Gは、1G=9.8[m/s2]を示す。
油圧制御ユニット18は、Gセンサ28からの加速度信号Sa(G)から算出される減速度が、制動力指令値に設定された減速度となる制動油圧(ブレーキ圧)を、例えばフィードバック制御しながら発生し、ブレーキアクチュエータ46に出力する。これにより、車両は、発生されたブレーキ圧、すなわち、設定された減速度に対応するブレーキ圧で減速していくことになる。
さらに、制動制御ユニット16は、各車輪44のスリップ・ロック状態を判定し、油圧制御ユニット18を介して制動時の各車輪44の制動油圧を独立に調整するABS機能を有する他、例えば、車両の姿勢・挙動が乱れた際に、車両の横滑りを防いで方向安定性を向上させる機能等を有する。この方向安定性を向上させる車両姿勢安定化システムは、例えばVSA(Vehicle Stability Assist)システムに係る技術として知られている。
制動制御ユニット16は、車両の姿勢・挙動等をGセンサ28及び車速センサ24(各車輪速センサ)等によって感知し、オーバーステアと判断すると車輪44中、前輪の旋回外側の車輪44にブレーキを掛けるように油圧制御ユニット18を制御する。
制動制御ユニット16は、逆にアンダーステアと判断した場合は、エンジン制御ユニット20を通じてスロットルバルブ54のスロットル開度THを小さくしてエンジン50の駆動力を落とす(低減する)と共に、車両中、後輪の旋回内側の車輪44にブレーキをかけるよう油圧制御ユニット18を制御する。
制動制御ユニット16は、衝突検知センサ26からの衝突検知信号ScやGセンサ28からの加速度信号Sa(G)により車両の衝突を認識する。制動制御ユニット16は、衝突を認識すると、上述したように、自動ブレーキ制御のための基準減速度G0を制動力指令値出力部48に設定する。なお、衝突によって、エアバッグ30が展開することとなる。
そして、本実施の形態に係る車両制御装置10の制動力制御ユニット22は、図1に示すように、減速度取得部60、減速度比較部62、減速度変更部64、車両停車判定部66及び時間計測部68を有する。
この制動力制御ユニット22は、図2A及び図2Bに示すように、自車両70Aと他の車両(相手車両70Bと記す)との衝突が検知された場合に駆動する。衝突は、図2Aに示すように、相手車両70Bの後部に自車両70Aの前部が衝突した場合(前突)や、図2Bに示すように、相手車両70Bの前部が自車両70Aの後部に衝突した場合(後突)を含む。
そして、減速度取得部60は、衝突後の相手車両70Bの減速度を取得する。取得方法としては、例えば計算にて求める方法、ネットワーク72(図3B参照)を通じて相手車両70Bの減速度を得る方法、車車間通信74(図3C参照)にて相手車両70Bの減速度を得る方法が挙げられる。
計算による方法は、制動によって自車両70Aが停止するまでの距離(以下、制動距離と記す)と相手車両70Bの車速とに基づいて、相手車両70Bの減速度を算出すること等が挙げられる。制動距離は、自車両70Aの減速度と車速にて算出することができる。
例えば自車両70Aの減速度をGa、自車両70Aの車速をVa、重力加速度をg、自車両70Aの制動距離をDaとしたとき、自車両70Aの減速度Gaは、
Ga=Va2/(2・Da・g)
で求めることができる。
従って、自車両70Aの制動距離Daは、
Da=Va2/(2・Ga・g)
である。自車両70Aの減速度Ga及び自車両70Aの車速Vaはわかっているため、制動距離Daは算出することができる。
そして、相手車両70Bがこの制動距離Daだけ移動して停止すると仮定したときの減速度Dbを、下記式によって求め、このDbを相手車両70Bの減速度とする。なお、Vbは相手車両70Bの車速である。
Gb=Vb2/(2・Da・g)
このことから、計算による方法を使って相手車両70Bの減速度Dbを得るには、相手車両70Bの車速Vbがわかればよい。相手車両70Bの車速Vbは、図3Aに示すように、自車両70Aにカメラ76や、スピード計測器78等を設置し、カメラ76からの撮像データやスピード計測器78からの信号に基づいて計測することができる。
ネットワーク72による方法は、図3Bに示すように、自車両70Aに設置したアンテナを通じてネットワーク72にアクセスし、ネットワーク72に接続された交通システムのサーバー80に、例えば自車両70Aの現在位置情報(GPS等のデータ)を送信し、サーバー80から自車両70Aに最も近い車両(相手車両70B)の車速Vbや減速度Gbを提供してもらう方法等が挙げられる。
車車間通信74による方法は、図3Cに示すように、自車両70Aと相手車両70Bとを無線にてデータのやり取りを行い、相手車両70Bから車速Vbや減速度Gbのデータを送ってもらう方法が挙げられる。
減速度比較部62は、自車両70Aの減速度Gaと相手車両70Bの減速度Gbとを比較し、その比較結果を減速度変更部64に出力する。
減速度変更部64は、減速度比較部62からの比較結果が、自車両70Aの減速度Gaが相手車両70Bの減速度Gbより小さい場合(Ga<Gb)は、基準減速度G0よりも高い減速度(以下、高減速度GHと記す)を制動力指令値出力部48に設定する。高減速度GHとしては、例えば0.8G等が挙げられる。反対に、減速度比較部62からの比較結果が、自車両70Aの減速度Gaが相手車両70Bの減速度Gbより大きい場合(Ga>Gb)は、基準減速度G0よりも低い減速度(以下、低減速度GLと記す)を制動力指令値出力部48に設定する。低減速度GLとしては、例えば0.3G等が挙げられる。
制動力指令値出力部48は、設定された減速度に対応した制動力指令値を油圧制御ユニット18に出力する。油圧制御ユニット18は、設定された減速度となる制動油圧(ブレーキ圧)をブレーキアクチュエータ46に出力する。これにより、自車両70Aは、設定された減速度に対応するブレーキ圧で減速していくことになる。
車両停車判定部66は、自車両70Aの車速Vaが0[km/h]であって、この状態を例えば1.5秒維持している場合に、自車両70Aが停車していると判定する。
時間計測部68は、タイマー42からのクロック信号を計時して、設定された時間となった時点でアンサー信号を出力し、計時をリセットする。この時間計測部68は、減速度変更部64において高減速度GHに変更された場合、第1所定時間T1(例えば50〜200msec)の計時を開始し、減速度変更部64において低減速度GLに変更された場合は、第1所定時間T1以上の第2所定時間T2(例えば50〜200msec)の計時を開始する。また、車両停車判定部66での車速Vaが0[km/h]の経過時間も計時する。第1所定時間T1と第2所定時間T2は同じでもよいし、異なっていてもよい。第2所定時間T2が長いと自車両70Aの制動距離が長くなるおそれがあるため、第2所定時間T2を第1所定時間T1よりも短くすることが好ましい。
次に、車両制御装置10の処理動作、主に制動制御ユニット16及び制動力制御ユニット22での処理動作について図4及び図5のフローチャートを参照しながら説明する。なお、前突でも後突でも同じ処理動作が行われる。
先ず、図4のステップS1において、制動制御ユニット16は、エアバッグ30が展開する程度の衝突があったか否かを判別する。この判別は、衝突検知センサ26からの衝突検知信号Sc及びGセンサ28からの加速度信号Sa(G)の入力があったかどうかで行われる。
衝突があった場合は、次のステップS2に進み、制動制御ユニット16は、基準減速度(例えば0.5G)を制動力指令値出力部48に設定する。これによって、自車両70Aは設定された基準減速度G0に対応するブレーキ圧で減速していくこととなる。
ステップS3において、制動力制御ユニット22の減速度取得部60は、衝突した相手車両70Bの減速度Gbを取得する。
図5のステップS4において、減速度比較部62は、自車両70Aの減速度Gaと相手車両70Bの減速度Gbとを比較する。
減速度比較部62での比較結果が、自車両70Aの減速度Gaが相手車両70Bの減速度Gbより小さい場合(Ga<Gb)は、ステップS5に進む。このステップS5において、減速度変更部64は、基準減速度よりも高い減速度(高減速度GH)を制動力指令値出力部48に設定する。制動力指令値出力部48は、設定された高減速度GHに対応した制動力指令値を油圧制御ユニット18に出力する。これにより、自車両70Aは、高減速度GHに対応するブレーキ圧で減速していくことになる。
その後、ステップS6において、時間計測部68は、第1所定時間T1の計時を開始する。
ステップS7において、時間計測部68は、第1所定時間T1が経過したか否かを判別する。第1所定時間T1が経過していなければ、ステップS8に進み、車両停車判定部66は、自車両70Aが停車しているか否かを判別する。この判別は、自車両70Aの車速Vaが0[km/h]であって、この状態を例えば1.5秒維持しているかどうかで行われる。停車していないと判別された場合は、ステップS7に戻り、ステップS7以降の処理を繰り返す。
ステップS7において、第1所定時間T1が経過していると判別された場合は、ステップS9に進み、車両停車判定部66は、自車両70Aが停車しているか否かを判別する。停車していないと判別された場合は、図4のステップS2に戻り、ステップS2以降の処理を繰り返す。
先ず、自車両70Aの減速度Gaよりも相手車両70Bの減速度Gbが大きい場合、そのままにしておくと、前突の場合は、自車両70Aが相手車両70Bに追いつき、再び前突を繰り返すおそれが出てくる。後突の場合は、自車両70Aが徐々に相手車両70Bから離れていくことになるが、前方に別の車両が存在していた場合は、別の車両と衝突(前突)するおそれがある。しかし、本実施の形態では、ステップS5にて自車両70Aの減速度Gaを増大させるため、前突では、自車両70Aが相手車両70Bに追いつくおそれがなくなり、後突では、自車両70Aが徐々に相手車両70Bから離れることがなくなり、再度の衝突の発生を抑制することができる。
一方、ステップS4における減速度比較部62での比較結果が、自車両70Aの減速度Gaが相手車両70Bの減速度Gbより大きい場合(Ga>Gb)は、ステップS10に進む。このステップS10において、減速度変更部64は、基準減速度よりも低い減速度(低減速度GL)を制動力指令値出力部48に設定する。制動力指令値出力部48は、設定された低減速度GLに対応した制動力指令値を油圧制御ユニット18に出力する。これにより、自車両70Aは、低減速度GLに対応するブレーキ圧で減速していくことになる。
その後、ステップS11において、時間計測部68は、第2所定時間T2の計時を開始する。
ステップS12において、時間計測部68は、第2所定時間T2が経過したか否かを判別する。第2所定時間T2が経過していなければ、ステップS13に進み、車両停車判定部66は、自車両70Aが停車しているか否かを判別する。停車していないと判別された場合は、ステップS12に戻り、ステップS12以降の処理を繰り返す。
ステップS12において、第2所定時間T2が経過していると判別された場合は、ステップS14に進み、制動制御ユニット16は、基準減速度G0を制動力指令値出力部48に設定する。これにより、自車両70Aは、低減速度GLよりも高い基準減速度G0に対応するブレーキ圧で減速していくこととなる。
その後、ステップS15において、車両停車判定部66は、自車両70Aが停車しているか否かを判別する。停車していないと判別された場合は、図4のステップS3に戻り、ステップS3以降の処理を繰り返す。
自車両70Aの減速度Gaよりも相手車両70Bの減速度Gbが小さい場合、そのままにしておくと、前突の場合は、相手車両70Bが徐々に自車両70Aから離れていくことになるが、後方に別の車両が存在していた場合は、別の車両と衝突(後突)するおそれがある。一方、後突の場合は、相手車両70Bが自車両70Aに追いつき、再び後突を繰り返すおそれが出てくる。しかし、本実施の形態では、ステップS10にて自車両70Aの減速度Gaを低減させるため、前突では、自車両70Aが後方の別の車両と衝突(後突)するおそれがなくなり、後突では、自車両70Aが相手車両70Bと衝突(後突)するおそれがなくなり、再度の衝突の発生を抑制することができる。
さらに、本実施の形態では、ステップS10で自車両70Aの減速度Gaを低減速度GLに設定した後、第2所定時間T2が経過した段階で、基準減速度に設定し直している。すなわち、一旦、制動力を低減した後、第2所定時間T2が経過した段階で、制動力の低減を解除することから、相手車両70Bに後続して制動距離が伸びるのを防ぐことが可能となる。これは、例えば相手車両70Bが衝突後に自動的にブレーキがかかるようにした自動ブレーキシステムを搭載していない場合等において有効となる。
他方、ステップS4における減速度比較部62での比較結果が、自車両70Aの減速度Gaと相手車両70Bの減速度Gbとが同じ場合(Ga=Gb)は、減速度を変更せずに、ステップS16に進む。該ステップS16において、車両停車判定部66は、自車両70Aが停車しているか否かを判別する。停車していないと判別された場合は、図4のステップS3に戻り、ステップS3以降の処理を繰り返す。
自車両70Aの減速度Gaと相手車両70Bの減速度Gbとが同じ場合は、自車両70Aと相手車両70Bの相対速度が略ゼロの状態で減速していくことから、再度の衝突の発生を抑制することができる。
そして、図5のステップS8、S9、S13、S15又はS16において、停車していると判別された場合は、ステップS17において、制動力制御ユニット22での制動制御を停止する。その後、ステップS18において、制動力制御ユニット22は、終了要求(電源断、メンテナンス等)があるか否かを判別する。終了要求がなければ図4のステップS1に戻り、該ステップS1以降の処理を繰り返す。終了要求があれば、この車両制御装置10での処理動作が終了する。
上述の処理動作では、自車両70Aの減速度Gaが相手車両70Bの減速度Gbより小さいことに基づいて、制動力を増大させている。すなわち、減速度Gaを高減速度GHに設定している。そして、自車両70Aが停車していないと判定された場合に、制動力の増大を解除し(基準減速度G0に設定)、制動力制御を再開するようにしている。
また、自車両70Aの減速度Gaが相手車両70Bの減速度Gbより大きいことに基づいて、制動力を低減させている。すなわち、減速度Gaを低減速度GLに設定している。そして、自車両70Aが停車していないと判定された場合に、制動力の低減を解除し(基準減速度G0に設定)、制動力制御を再開するようにしている。
一旦、制動力を増大させた後、あるいは低減させた後に、その状態を例えば停車するまで長時間維持してしまうと、制動力を増大させた後、あるいは低減させた後の相手車両70Bの減速度Gbを考慮した制御が行うことができなくなる。しかし、油圧制御ユニット18による制動力を増大させた場合、あるいは低減させた場合に、自車両70Aが停車していないと判定された場合は、一旦、制動力の増大あるいは低減を解除して油圧制御ユニット18による制動力制御を再開するようにしたので、制動力を増大させた後あるいは低減させた後においても、相手車両70Bの減速度Gbを考慮した制動力制御を行うことができ、自車両70Aと相手車両70Bとの再衝突等の二次被害の発生をさらに抑制することができる。
また、減速度取得部60において、相手車両70Bの減速度Gbを取得する場合に、計算による方法を採用することで、簡単な装置(カメラ76やスピード計測器78等)を設置するだけで、相手車両70Bの減速度Gbを取得することができ、大規模な通信設備を用意する必要がない。もちろん、ネットワーク72や車車間通信74を通じて相手車両70Bの減速度Gbを取得する方法を採用することで、減速度取得部60での演算処理を低減することができ、CPUの負担を低減することができる。
[実施の形態のまとめ]
以上説明したように、本実施の形態に係る車両制御装置10は、自車両70Aと他の車両(相手車両70B)との衝突を検知する衝突検知手段(衝突検知センサ26及びGセンサ28)と、少なくとも衝突検知手段により相手車両70Bとの衝突が検知された場合に、予め設定された基準減速度G0による制動力で自車両70Aを制動する制動制御手段(制動制御ユニット16、油圧制御ユニット18、ブレーキアクチュエータ46)と、少なくとも制動制御手段を制御する制動力制御手段(制動力制御ユニット22)と、を備える。制動力制御手段は、相手車両70Bとの衝突が検知された場合に、自車両70Aの減速度Gaが相手車両70Bの減速度Gbより小さい場合は、制動制御手段による制動力を増大させ、自車両70Aの減速度Gaが相手車両70Bの減速度Gbより大きい場合は、制動制御手段による制動力を低減させている。
この実施の形態において、制動力制御手段は、自車両70Aの減速度Gaが相手車両70Bの減速度Gbより大きいことに基づいて制動制御手段による制動力を低減させた場合に、制動力を低減させている時間が所定時間経過した段階で、制動力の低減を解除する。
さらに、車両制御装置10は、自車両70Aの停車を判定する停車判定手段(車両停車判定部66)を有し、制動力制御手段は、自車両70Aの減速度Gaが相手車両70Bの減速度Gbより小さいことに基づいて制動制御手段による制動力を増大させた場合に、停車判定手段にて自車両70Aが停車していないと判定された場合は、一旦、制動力の増大を解除して、制動力制御を再開する。
また、制動力制御手段は、自車両70Aの減速度Gaが相手車両70Bの減速度Gbより大きいことに基づいて制動制御手段による制動力を低減させた場合に、停車判定手段にて自車両70Aが停車していないと判定された場合は、一旦、制動力の低減を解除して、制動力制御を再開する。
また、車両制御装置10は、相手車両70Bの車速を検出する車速検出手段(カメラ76又はスピード計測器78)を有する。制動力制御手段は、自車両70Aの減速度Gaと車速Vaにて算出される自車両70Aの制動距離Daと、相手車両70Bの車速Vbとに基づいて、相手車両70Bの減速度Gbを算出する。
あるいは、制動力制御手段は、相手車両70Bの減速度Gbをネットワーク72を介して取得してもよい。
あるいは、制動力制御手段は、相手車両70Bの減速度Gbを自車両70Aと相手車両70Bとの車車間通信74にて取得してもよい。
なお、この発明は、上述の実施の形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…車両制御装置 12…ECU
16…制動制御ユニット 18…油圧制御ユニット
22…制動力制御ユニット 26…衝突検知センサ
28…Gセンサ 42…タイマー
46…ブレーキアクチュエータ 48…制動力指令値出力部
60…減速度取得部 62…減速度比較部
64…減速度変更部 66…車両停車判定部
68…時間計測部 70A…自車両
70B…相手車両 72…ネットワーク
74…車車間通信 76…カメラ
78…スピード計測器

Claims (7)

  1. 自車両と他の車両との衝突を検知する衝突検知手段と、
    少なくとも前記衝突検知手段により前記他の車両との衝突が検知された場合に、予め設定された基準減速度による制動力で前記自車両を制動する制動制御手段と、
    少なくとも前記制動制御手段を制御する制動力制御手段と、を備え、
    前記制動力制御手段は、前記他の車両との衝突が検知された場合に、前記自車両の減速度が前記他の車両の減速度より小さい場合は、前記制動制御手段による前記制動力を増大させ、前記自車両の減速度が前記他の車両の減速度より大きい場合は、前記制動制御手段による前記制動力を低減させ、
    前記制動力制御手段は、前記自車両の減速度が前記他の車両の減速度より大きいことに基づいて前記制動制御手段による前記制動力を低減させた場合に、前記制動力を低減させている時間が所定時間経過した段階で、前記制動力の低減を解除することを特徴とする車両制御装置。
  2. 自車両と他の車両との衝突を検知する衝突検知手段と、
    少なくとも前記衝突検知手段により前記他の車両との衝突が検知された場合に、予め設定された基準減速度による制動力で前記自車両を制動する制動制御手段と、
    少なくとも前記制動制御手段を制御する制動力制御手段と、を備え、
    前記制動力制御手段は、前記他の車両との衝突が検知された場合に、前記自車両の減速度が前記他の車両の減速度より小さい場合は、前記制動制御手段による前記制動力を増大させ、前記自車両の減速度が前記他の車両の減速度より大きい場合は、前記制動制御手段による前記制動力を低減させ、
    さらに、前記自車両の停車を判定する停車判定手段を有し、
    前記制動力制御手段は、前記自車両の減速度が前記他の車両の減速度より小さいことに基づいて前記制動制御手段による前記制動力を増大させた場合に、前記停車判定手段にて前記自車両が停車していないと判定された場合は、一旦、前記制動力の増大を解除し、前記制動力制御を再開することを特徴とする車両制御装置。
  3. 自車両と他の車両との衝突を検知する衝突検知手段と、
    少なくとも前記衝突検知手段により前記他の車両との衝突が検知された場合に、予め設定された基準減速度による制動力で前記自車両を制動する制動制御手段と、
    少なくとも前記制動制御手段を制御する制動力制御手段と、を備え、
    前記制動力制御手段は、前記他の車両との衝突が検知された場合に、前記自車両の減速度が前記他の車両の減速度より小さい場合は、前記制動制御手段による前記制動力を増大させ、前記自車両の減速度が前記他の車両の減速度より大きい場合は、前記制動制御手段による前記制動力を低減させ、
    さらに、前記自車両の停車を判定する停車判定手段を有し、
    前記制動力制御手段は、前記自車両の減速度が前記他の車両の減速度より大きいことに基づいて前記制動制御手段による前記制動力を低減させた場合に、前記停車判定手段にて前記自車両が停車していないと判定された場合は、一旦、前記制動力の低減を解除し、前記制動力制御を再開することを特徴とする車両制御装置。
  4. 自車両と他の車両との衝突を検知する衝突検知手段と、
    少なくとも前記衝突検知手段により前記他の車両との衝突が検知された場合に、予め設定された基準減速度による制動力で前記自車両を制動する制動制御手段と、
    少なくとも前記制動制御手段を制御する制動力制御手段と、を備え、
    前記制動力制御手段は、前記他の車両との衝突が検知された場合に、前記自車両の減速度が前記他の車両の減速度より小さい場合は、前記制動制御手段による前記制動力を増大させ、前記自車両の減速度が前記他の車両の減速度より大きい場合は、前記制動制御手段による前記制動力を低減させ、
    さらに、前記他の車両の車速を検出する車速検出手段を有し、
    前記制動力制御手段は、前記自車両の減速度と車速にて算出される前記自車両の制動距離と、前記他の車両の車速とに基づいて、前記他の車両の減速度を算出することを特徴とする車両制御装置。
  5. 請求項〜4のいずれか1項に記載の車両制御装置において、
    前記制動力制御手段は、前記自車両の減速度が前記他の車両の減速度より大きいことに基づいて前記制動制御手段による前記制動力を低減させた場合に、前記制動力を低減させている時間が所定時間経過した段階で、前記制動力の低減を解除することを特徴とする車両制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両制御装置において、
    前記制動力制御手段は、前記他の車両の減速度をネットワークを介して取得することを特徴とする車両制御装置。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両制御装置において、
    前記制動力制御手段は、前記他の車両の減速度を前記自車両と前記他の車両との車車間通信にて取得することを特徴とする車両制御装置。
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