JPH106945A - 車両用衝突防止装置 - Google Patents

車両用衝突防止装置

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JPH106945A
JPH106945A JP8162978A JP16297896A JPH106945A JP H106945 A JPH106945 A JP H106945A JP 8162978 A JP8162978 A JP 8162978A JP 16297896 A JP16297896 A JP 16297896A JP H106945 A JPH106945 A JP H106945A
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JP
Japan
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vehicle
deceleration
speed
distance
detecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP8162978A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Koreishi
純 是石
Fukashi Sugasawa
深 菅沢
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 先行車が減速しているか否かに応じて自車の
発生すべき減速度αf を適切に変えて先行車との衝突を
回避する。 【解決手段】 自車速検出手段101と、先行車速検出
手段102と、両車両の車間距離Lを検出するクルマ間
距離検出手段103と、上記検出手段により検出された
先行車の車速Va および自車の車速Vf に基づいて算出
される基準距離Lr を演算する演算装置105と、上記
検出手段により検出された車間距離Lが上記基準距離L
r 以下となったときに自車の制動を制御する制動装置1
06からなる車両用衝突防止装置において、上記先行車
の減速度αa を検出する手段194を備え、先行車が減
速していないとき(αa =0のとき)自車の減速度αf
をαf =αfmax(1−Va /Vf )で減速をし、上記先
行車が減速しているとき(αa >0のとき)自車の減速
度αf をαf =αfmax(自車が出せる設定された最大減
速度)で減速を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前方障害物との衝
突を防止するために、自車の制動を自動的に制御する車
両用衝突防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用衝突防止装置は、特開平4
−362451号公報に記載のように、自車速Vf と先
行車速Va に基づいて制動開始基準距離Lr を算出し、
自車両と先行車両の車間距離Lが基準距離Lr 以下にな
ったとき自車が出せる設定された減速度αfmaxで制動す
るようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両用衝突防止装置においては、車間距離L
が基準距離Lr 以下になったとき設定された減速度α
fmaxで減速するため、先行車が減速していない場合にも
大きな減速度で減速し、後続車との車間距離が短くなる
などの問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、先行車が減速しているか否かに応
じて自車の発生すべき減速度αf を適切に変えることに
より(先行車が減速していなければ、先行車が減速度α
amax以内で減速しても自車が減速度αfmaxで減速すれば
衝突を回避できる車間距離を維持するような減速度で減
速を行ない、先行車が減速していれば設定された最大減
速度αfmaxで減速を行なうことにより)、上記問題点を
解決することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、自車の車速Vf を検出する手段と、先行
車の車速Va を検出する手段と、両車両の車間距離Lを
検出する手段と、上記検出手段により検出された先行車
の車速Va および自車の車速Vf に基づいて算出される
基準距離Lr を演算する演算手段と、上記検出手段によ
り検出された車間距離Lが上記基準距離Lr 以下となっ
たときに自車の制動を制御する手段からなる車両用衝突
防止装置において、上記先行車の減速度αa を検出する
手段を備え、上記先行車が減速していないとき(αa
0のとき)自車の減速度αf をαf =αfmax(1−Va
/Vf )で減速を行ない、上記先行車が減速していると
き(αa >0のとき)自車の減速度αf をαf =αfmax
で減速を行なうように構成する。なお、ここでαfmax
自車が出せる設定された最大減速度である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明の実施の形態の構成を示す
図である。まず構成を説明すると、101は自車両の車
速Vf を検出するための自車速検出手段、102は先行
車両の車速Va を検出あるいは算出するための先行車速
検出手段(先行車速算出手段)、103は自車両と先行
車両の車間距離Lを検出するための車間距離検出手段、
104は先行車両の減速度αa を検出するための先行車
減速検出手段、105は自車速検出手段101、先行車
速検出手段(先行車速算出手段)102、車間距離検出
手段103、先行車減速検出手段104から得られた結
果に基づいて演算を行ない、自車の発生すべき減速度α
f を算出するための演算装置、106は演算装置105
で演算された減速度αf を出力するように車両の各輪の
ブレーキ液圧を制御するための制動装置である。
【0008】図2は、本発明の一実施の形態の構成を示
す図である。図2において、参照番号201は自車両の
車速を測定するための車速センサ、202は自車両と先
行車両の車間距離を測定するためのレーダ装置である。
レーダ装置202で測定された車間距離測定値を微分す
ることにより、両車両の相対速度が算出され、さらに自
車速と相対速度から先行車の車速が算出される。カメラ
203は自車の前方風景を撮像するように設置され、先
行車両や前方の道路環境の画像データを取得する。画像
処理装置204はカメラ203から得られた画像データ
を処理することにより自車の前方道路環境を認識する。
本実施の形態の場合では先行車両のストップランプの点
灯を検知することにより先行車の減速を検知する。20
5は車速センサ201、レーダ装置202、カメラ20
3の測定結果から演算を行なうためのコントロールユニ
ットであり、206はコントロールユニット205によ
って演算された結果に基づいて車両の各輪に制動力を発
生させるためのブレーキ液圧制御ユニットである。な
お、本実施の形態では、先行車の減速を検出する手段を
カメラと画像処理装置で構成したが、先行車の車速を微
分することにより推定しても良い。あるいは車車間通信
を用いても良い。
【0009】次に、図3及び図4を参照して本実施の形
態の作用を説明する。図3は、本発明の特徴である先行
車が減速しているか否かに応じて自車の減速度αf を変
化させるのを模式的に示した図である。従来例では、車
間距離Lが基準距離Lr 以下になったとき自車が減速度
αfmaxで減速しており急減速の回数が増えるが、本発明
では、先行車が減速していない場合には、自車が適切な
目標減速度αf を演算して制動を行なうことにより本当
に必要なときだけ急減速を行なうことがわかる。
【0010】図4は本発明の特徴的な部分である目標減
速度のパターンの変更の手順を示したフローチャートで
ある。まず自車の車速Vf (t)を車速センサより読み
込み、レーダ装置より自車と先行車の車間距離L(t)
を測定する(ステップ401:以下ステップを省略し、
S401と記す)。
【0011】次に先行車の車速Va (t)を Va (t)=Vf (t)+dLr (t)/dt …(1) より算出する(S403)。次に制動開始の基準距離L
r (t)を上記で求めたVf (t)およびVa (t)か
ら計算する。基準距離Lr (t)を、もし先行車が減速
度αamaxで減速しても、自車が減速度αfmaxで減速すれ
ば衝突を回避できる車間距離と定義すれば、Lr (t)
は Lr (t)=Vf (t)2 /2αfmax−Va (t)2 /2αamax …(2) で与えられる(S405)。
【0012】現在の車間距離L(t)がLr (t)以下
のときは、先行車に衝突する可能性が高いと判断して制
動を開始するが、そのとき先行車の減速を検知していれ
ば(αa >0)、自車の制動装置の最大設定減速度α
fmaxで急減速を行なう(S411)。
【0013】先行車の減速を検知していなければ(αa
=0)、もし先行車が減速度αamaxで減速しても自車が
減速度αfmaxで減速すれば衝突を回避できる車間距離を
維持するような自車の減速度αf を計算する。この減速
度αf の計算方法について以下に示す。式(1)より dLr (t)/dt=Va (t)−Vf (t) …(3) 式(2)の両辺をtで微分して dLr (t)/dt=Vf (t)* (dVf (t)/dt)/αfmax−V a (t)* (dVa (t)/dt)/αamax …(4) 式(3)、式(4)よりdLr (t)/dtを消去し、
自車の加速度dVf (t)/dtについて解くと dVf (t)/dt=αfmax{Va (t)/Vf (t)* (1+(dVa (t)/dt)/αa )−1} …(5) 先行車が減速しておらず先行車速Va (t)が一定車速
a のとき dVf (t)/dt=αfmax(Va /Vf (t)−1) …(6) 自車の減速度αf は自車の加速度dVf (t)/dtと
正負が逆なので αf =αfmax(1−Va /Vf (t)) …(6−1) 式(6−1)で求められた減速度αf で減速を行なえ
ば、それに応じた車速Vf および車間距離Lも決まる。
以下ではそれを求める。式(6)を変形してtについて
解くと t={Va * log((Vf (0)−Va )/(Vf (t)−Va ))+ (Vf (0)−Vf (t)}/αfmax …(7) 式(7)からVf (t)について解析的に求めることは
できないが、グラフより近似解を求めることができ、さ
らに式(2)および式(6−1)よりLr (t)および
αf (t)を求めることができる(S413)。
【0014】前ステップで求めたαfd(t)を発生する
ようなブレーキ液圧力をブレーキ液圧制御ユニットで発
生させれば、車両の車速Vf (t)はVfd(t)に追従
し、車間距離L(t)はLd (t)に追従するはずであ
るが実際には偏差を生じると考えられるので、実際の目
標減速度αfa(t)を αfa(t)=αfd(t)+Kv * (Vfd(t)−Vf (t))+KL * (L d (t)−L(t)) …(8) とフィードバック系を構成することで与える(S41
5)。
【0015】最後にαfa(t)を発生するようなブレー
キ液圧力をブレーキ液圧制御ユニットで発生する。
【0016】
【発明の効果】本発明の効果を実際に示すために、先行
車の車速Va =60km/h、αamax=0.6G、自車
の初期速度Vf (0)=100km/h、αfmax=0.
6Gの条件でシミュレーションを行なったときの結果を
図5に示す。図5からもわかるように先行車の減速を検
知していないとき、もし先行車が減速度αamaxで減速し
ても、自車が減速度αfmaxで減速すれば衝突を回避でき
る車間距離を保ちつつ先行車に漸近的に近づいている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施の形態の構成を示す図である。
【図3】自車が先行車の減速に応じて、制動方法を変化
したときの車両挙動を模式的に示した図である。
【図4】制動方法の変更手順を示したフローチャートで
ある。
【図5】本発明の効果を示すためにシミュレーションを
行なったグラフである。
【符号の説明】
101 自車速検出手段 102 先行車速検出手段(先行車速算出手段) 103 車間距離検出手段 104 先行車減速検出手段 105 演算装置 106 制動装置 201 車速センサ 202 レーダ装置 203 カメラ 204 画像処理装置 205 コントロールユニット 206 ブレーキ液圧制御ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車の車速Vf を検出する手段と、 先行車の車速Va を検出する手段と、 両車両の車間距離Lを検出する手段と、 上記検出手段により検出された先行車の車速Va および
    自車の車速Vf に基づいて算出される基準距離Lr を演
    算する演算手段と、 上記検出手段により検出された車間距離Lが上記基準距
    離Lr 以下となったときに自車の制動を制御する手段か
    らなる車両用衝突防止装置において、 上記先行車の減速度αa を検出する手段を備え、上記先
    行車が減速していないとき(αa =0のとき)自車の減
    速度αf をαf =αfmax(1−Va /Vf )で減速を行
    ない、上記先行車が減速しているとき(αa >0のと
    き)自車の減速度αf をαf =αfmax(αfmaxは自車が
    出せる設定された最大減速度)で減速を行なうことを特
    徴とする車両用衝突防止装置。
JP8162978A 1996-06-24 1996-06-24 車両用衝突防止装置 Pending JPH106945A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002294607A (ja) * 2001-03-28 2002-10-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 道床交換システム
US7668638B2 (en) 2004-07-30 2010-02-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Inter-vehicle distance control apparatus
JP2016002914A (ja) * 2014-06-18 2016-01-12 本田技研工業株式会社 車両制御装置
JP2017039441A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 いすゞ自動車株式会社 制動力制御装置および制動力制御方法

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