JP6246298B2 - ホール素子を用いた事故電流感知装置およびこれを適用したスマートフォン用アーク火災感知システム - Google Patents

ホール素子を用いた事故電流感知装置およびこれを適用したスマートフォン用アーク火災感知システム Download PDF

Info

Publication number
JP6246298B2
JP6246298B2 JP2016212551A JP2016212551A JP6246298B2 JP 6246298 B2 JP6246298 B2 JP 6246298B2 JP 2016212551 A JP2016212551 A JP 2016212551A JP 2016212551 A JP2016212551 A JP 2016212551A JP 6246298 B2 JP6246298 B2 JP 6246298B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
sensing device
accident current
inverting
current sensing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016212551A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017161496A (ja
Inventor
スンウク チェ
スンウク チェ
ソンウク チェ
ソンウク チェ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nare Iot Lab Co Ltd
Original Assignee
Nare Iot Lab Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nare Iot Lab Co Ltd filed Critical Nare Iot Lab Co Ltd
Publication of JP2017161496A publication Critical patent/JP2017161496A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6246298B2 publication Critical patent/JP6246298B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Fire Alarms (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Power Engineering (AREA)

Description

本発明は、ホール素子を用いた事故電流感知装置に関し、詳細には、交流電源が供給される配線系統において、異常な事故電流をホール素子を用いて高速で感知するための装置およびこれを適用したスマートフォン用アーク火災感知システムに関する。
近年、電流センサは、多くの産業分野で用いられており、高感度化などの要求が高まっている。そこで、高感度化を実現するために様々な電流センサが開発されており、その一例が特許文献1に開示されている。
特許文献1の漏電センサは、リング状の磁性体(磁気コア)からなり磁界の変化を感知する感知器と、感知に付加され感知器に発生する磁界の変化によってインピーダンスが変化する磁気インピーダンス素子と、磁気インピーダンス素子のインピーダンス変化を検出する検出器とで構成されている。図1は、特許文献1に記載の従来の磁気コアの構造を示す図で、図1(a)は、磁気コア100aに切断部101を設け、該切断部101に磁気インピーダンス素子103を載置した様子を示す概略図である。また、図1(b)は、磁気コア100bに切欠部102を設け、該切欠部102に磁気インピーダンス素子103を載置した様子を示す概略図である。
前記のような構成によって磁気コア100a、100bの磁界の変化をより効率的に磁気インピーダンス素子103に伝える電流センサを実現している。
日本国特開平10−232259号公報(1998年9月2日公開)
韓国登録特許10−1259326号公報(2013年5月6日公告)
ところが、特許文献1の磁気コア100a、100bには次のような問題がある。
図1(a)の磁気コア100aは、磁気コア100aを切断する切断部101を設け、切断部101に磁気インピーダンス素子103を載置している。したがって、切断部101の幅を広くせざるを得ず、そのため、磁気コア100aの感度が低下する。その結果、図1(a)の磁気コア100aを備えた漏電センサは検知感度が低くなる問題がある。
図1(b)の磁気コア100bは、磁気コア100bの一部を切り欠いた切欠部102が磁気コア100bの外縁に沿って形成され、その切欠部102に磁気インピーダンス素子103が載置されている。しかし、その構造では、磁気コア100bから磁束が漏洩しにくいため、磁気インピーダンス素子103が検出する磁束も微小になる。その結果、図1(b)の磁気コア100bは検知感度が低くなる問題がある。
このように従来の磁気コア100a、100bを備えた漏電センサはすべて感度が低く、検知すべき値がノイズに埋め込まれてしまう問題がある。
一方、従来技術の電流センサに用いられるフェライトコアは、その材質の特性上割れやすく、切欠部を有するように加工するのが容易でない問題がある。
また、従来技術によれば、飽和磁束のみを脈動電圧に変換して事故電流として検出するのが容易でない問題がある。
したがって、本発明は、交流電源が供給される配線系統において、異常な事故電流に対してホール素子を用いて高速で感知するための装置を提供する。
また、本発明は、絶縁不良、過熱による絶縁物の変形、合線などの瞬間短絡を含む事故電流を高速で感知するための装置を提供する。
また、本発明は、フェライトコアの高周波特性および磁気飽和特性を用いて、事故電流の発生時に漏洩する磁束をホール素子で検出するための装置を提供する。
また、本発明は、ケイ素鋼コアの低周波特性および外部磁界遮蔽特性を用いて、事故電流の発生時に漏洩する磁束をホール素子で検出するための装置を提供する。
また、本発明は、ケイ素鋼コアでフェライトコアを包囲した構造を用いて、過電流による飽和磁束に限って感応するホール素子で検出するための装置を提供する。
また、本発明は、アークによる事故電流が発生する場合、遠隔のスマートフォンを所持した管理者に通知し、管理者が配電盤の遮断器を動作させて電源供給を遮断可能なホール素子を用いた事故電流感知装置を適用したスマートフォン用アーク火災感知システムを提供する。
本発明のホール素子を用いた事故電流感知装置は、個別配線が通過する平行に配置された一対のフェライトコアと、前記一対のフェライトコアを包囲するように配置されたケイ素鋼コアと、前記一対のフェライトコアとケイ素鋼コアとの間に配置され、飽和磁束を脈動電圧に変換する飽和磁束変換部とを含むことができる。
好ましくは、前記飽和磁束変換部から出力される脈動電圧に対応する矩形波を生成する矩形波発生部と、交流電圧の零電位を検出して零電位検出信号を出力する零電位検出部と、前記零電位検出部から出力される零電位検出信号の立ち上がりエッジを所定時間遅延させた遅延信号を出力する遅延信号発生部と、前記矩形波発生部から出力される矩形波と、前記遅延信号発生部から出力される遅延信号とを論理組合せして事故電流検出信号を出力する事故電流検出部とをさらに含む。
好ましくは、前記矩形波発生部は、前記脈動電圧を平滑して脈動平均電圧を生成する平滑部と、前記脈動平均電圧より所定レベル高い脈動平均上位電圧を生成する脈動平均上位電圧生成部と、第1反転端子に印加される前記脈動平均上位電圧と、第1非反転端子に印加される前記脈動電圧とを比較して矩形波を出力する第1比較器とを含む。
好ましくは、前記零電位検出部は、所定の正電圧と接地電圧が印加され、所定レベルの非反転電圧を形成するように構成された非反転分圧抵抗部と、前記所定の正電圧と接地電圧が印加され、所定レベルの反転電圧を形成するように構成された反転分圧抵抗部と、交流電圧の下半周期で導通するように、第2非反転端子と前記交流電圧を引き出すための端子との間に配置された第4一方向素子と、前記交流電圧の上半周期で導通するように、第2反転端子と前記交流電圧を引き出すための端子との間に配置された第5一方向素子と、前記非反転電圧が印加されるための前記第2非反転端子と、前記反転電圧が印加されるための前記第2反転端子とを有する第2比較器とを含み、前記非反転電圧は、前記反転電圧より所定レベル高いことを特徴とする。
好ましくは、前記遅延信号発生部は、前記零電位検出信号を積分して積分信号を出力する積分器と、前記所定の正電圧と接地電圧が印加され、基準電圧を提供する基準電圧提供器と、第3非反転端子に印加される前記積分信号と、第3反転端子に印加される前記基準電圧とを比較して遅延信号を生成する第3比較器とを含む。
好ましくは、前記基準電圧提供器は、可変抵抗または分圧抵抗である。
好ましくは、前記一対のフェライトコアは、切欠部のない中空の円筒状、切欠部のないリング状、および切欠部のない中空の角柱状のいずれか1つである。
また、本発明の一態様に係るアーク火災感知システムは、事故電流感知装置を含み、遮断器を含む配電盤と、ゲートウェイを含み、前記事故電流検出信号をスマートフォンに送出し、前記事故電流検出信号に制御され、前記配電盤の遮断器を動作させるアーク火災感知制御部とを含むことができる。
本発明によれば、交流電源が供給される配線系統において、異常な事故電流に対してホールセンサを用いて高速で感知することができ、絶縁不良、過熱による絶縁物の変形、合線などの瞬間短絡を含む事故電流を高速で感知することができ、フェライトコアの高周波特性および磁気飽和特性を用いて、事故電流の発生時に漏洩する磁束をホールセンサで検出することができる。
また、本発明によれば、ケイ素鋼コアの低周波特性および外部磁界遮蔽特性を用いて、事故電流の発生時に漏洩する磁束を検出することができ、ケイ素鋼コアでフェライトコアを包囲した構造を用いて、過電流による飽和磁束に限って感応することができる。
また、従来の住宅用過負荷遮断器の場合、頻繁な誤作動を防止するために定格容量の数倍に達する電流が一定時間以上流れる時、電源を遮断するように規定されているだけで、アーク現象が発生して火災が発生しても過負荷遮断器が作動しない。これは、過負荷遮断器は、電流が持続的に流れてこそ動作するが、アークは持続的に発生するものではないため、アークによる火災を防止することができないが、本発明によれば、このような問題を解決することができる効果がある。
従来技術による磁気コアを備えた漏電センサの概略図である。 本発明の一実施形態に係るホール素子の写真である。 本発明の一実施形態に係るホール素子の正面図である。 本発明の一実施形態に係るホール素子の磁束が飽和しない場合の磁束感知概念図である。 本発明の一実施形態に係るホール素子の飽和磁束感知概念図である。 本発明の一実施形態に係る外部磁界による磁束がコアを通過して外部に抜け出る場合の磁束感知概念図である。 本発明の一実施形態に係るホール素子を用いた事故電流感知回路図である。 本発明の一実施形態に係るホール素子の信号波形図である。 本発明の一実施形態に係るホール素子を用いた事故電流感知装置を適用したスマートフォン用アーク火災感知システムの全体構成図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。まず、各図面の構成要素に参照符号を付加するにあたり、同一の構成要素に限っては、たとえ他の図面上に表示されても、できるだけ同一の符号で表していることに留意しなければならない。また、下記の説明では、多くの特定事項が示されているが、これは、本発明のより全般的な理解のために提供されたものであって、これらの特定事項なしにも本発明が実施可能であることは、当該技術分野における通常の知識を有する者にとっては自明である。そして、本発明を説明するにあたり、かかる公知の機能あるいは構成に対する具体的な説明が本発明の要旨をあいまいにする可能性があると判断された場合、その詳細な説明を省略する。
本発明の追加の目的、特徴および利点は、以下の詳細な説明および添付図面からより明瞭に理解されるであろう。
図2は、本発明の一実施形態に係るホール素子の写真であり、図3は、本発明の一実施形態に係るホール素子の正面図である。
本発明の一実施形態に係るホール素子は、個別配線が通過する平行に配置された一対のフェライトコア220と、一対のフェライトコア220を包囲するように配置されたケイ素鋼コア210と、一対のフェライトコア220とケイ素鋼コア210との間に配置されるホールセンサ230とを含む。ここで、一対のフェライトコア220は、切欠部のない中空の円筒状であるか、切欠部のないリング状であるか、切欠部のない中空の角柱状であるとよい。
フェライトコア220は、交流電力配線を通過させて高調波ノイズに対してインダクタの役割を果たす中空の円筒状コアであって、負荷側に接続される配線を通過させ、高調波ノイズまたはコアの磁束が飽和しない正常な電流で発生する磁束や外部から流入する磁束はコア内を回転して、ホールセンサ230が感応しないようにする。
ケイ素鋼コア210は、交流電力配線を通して負荷に流れる低周波電流によって発生する磁束を集束し、外部から流入する磁界をコアを通して流して、ホールセンサ230が感応しないようにする。
すなわち、フェライトコア220およびケイ素鋼コア210は、磁束を集める効果より外部磁界または高調波による磁束にホールセンサ230が感応することを最小化し、過電流時、コアの飽和磁束に限ってホールセンサ230を感応させることができる。
図4A〜図4Cは、本発明の一実施形態に係るホールセンサの飽和磁束感知概念図である。
図4Aは、交流電力配線に正常な大きさの電流が流れて磁束が飽和しない場合の磁束の流れを示すもので、ホールセンサ230は磁束を感知できない状態である。
図4Bは、交流電力配線に過電流が流れてコアに流れる磁束が飽和した場合の磁束の流れを示すもので、ホールセンサ230は磁束を感知することができる。
図4Cは、外部磁界による磁束がコアを通過して外部に抜け出る場合の磁束の流れを示すもので、ホールセンサ230は磁束を感知することができない。
図5は、本発明の一実施形態に係るホールセンサの信号処理回路図および、図6は、本発明の一実施形態に係るホールセンサの信号波形図である。
本発明の一実施形態に係るホールセンサの信号処理回路は、飽和磁束変換部510と、矩形波発生部520と、零電位検出部530と、遅延信号発生部540と、事故電流検出部550とを含む。
飽和磁束変換部510は、コアの飽和磁束を事故電圧に変換して出力する。飽和磁束変換部510は、ホールセンサ511(HES)と、2つのダイオード512、513と、抵抗R1とを含む。ホールセンサ511は、正電圧V+と接地電圧Gが入力され、過電流によってコアに磁束が飽和する場合、これを電圧に変換して出力する。ホールセンサ511の出力側に連結された2つのダイオード512、513は、それぞれ交流電圧の上半周期(0〜180度)および下半周期(180〜360度)を担当し、正の大きさを有する脈動電圧を出力する(図6、ノードN6参照)。
矩形波発生部520は、飽和磁束変換部510から出力される脈動電圧に対応する矩形波を生成して出力する。矩形波発生部520は、平滑部521、522と、脈動上位電圧生成部523、524と、第1比較器525とを含む。平滑部521、522は、脈動電圧を平滑して脈動平均電圧を形成する。脈動上位電圧生成部523、524のダイオードD3は、キャパシタC1に印加される脈動平均電圧より所定レベル(例:0.7ボルト)高い脈動平均上位電圧を形成して、第1比較器525の反転端子(−)に提供する。第1比較器525は、反転端子(−)に印加される脈動平均上位電圧に対比して非反転端子(+)に急上昇する脈動電圧が印加されると、脈動電圧に対応する矩形波を出力する(図6、ノードN7参照)。
零電位検出部530は、交流電圧の零電位を検出して零電位検出信号を出力する。零電位検出部530は、正電圧V+と接地電圧Gが印加され、所定レベルの非反転電圧を第2比較器537の非反転端子に印加するように配置された非反転分圧抵抗部533、534と、正電圧V+と接地電圧Gが印加され、所定レベルの反転電圧を第2比較器537の反転端子に印加するように配置された反転分圧抵抗部535、536と、交流電圧の下半周期で導通するように、第2比較器537の非反転端子と交流電圧端子との間に配置された第4一方向素子531と、交流電圧の上半周期で導通するように、第2比較器537の反転端子と交流電圧端子との間に配置された第5一方向素子532と、非反転電圧と反転電圧とを比較して零電位検出信号を出力する第2比較器537とを含む。ここで、所定レベルの非反転電圧は、所定レベルの反転電圧よりやや高いように非反転分圧抵抗部533、534と反転分圧抵抗部535、536の抵抗比が調整される必要がある。これによって、第2比較器537は、交流電圧の零電位付近、すなわち、0度付近および180度付近で「L」レベル信号を出力し、残りの位相では「H」レベル信号を出力する(図6、N2参照)。
遅延信号発生部540は、零電位検出部530から出力される零電位検出信号の立ち上がりエッジを所定時間遅延させた遅延信号を出力する。遅延信号発生部540は、零電位検出信号を積分して第3比較器545の非反転端子に積分信号(図6、ノードN3参照)を印加するように構成された積分器541、542、543と、正電圧V+と接地電圧Gが印加され、所定レベルの基準電圧を第3比較器545の反転端子に印加するように構成された基準電圧提供器544と、積分信号と基準電圧とを比較して遅延信号(図6、ノードN4参照)を生成する第3比較器545とを含む。遅延信号発生部540は、零電位付近、すなわち、0度または180度付近でキャパシタに流れる過渡電流を事故電流として認識する可能性を排除するために備えられる構成である。本発明の一実施形態によれば、基準電圧提供器544は、可変抵抗で実現できる。すなわち、可変抵抗を調整すると、基準電圧レベルを調整することができ、零電位検出信号の立ち上がりエッジタイミングを調整することができる。つまり、零電位検出信号の位相を調整することができる。また、本発明の他の実施形態によれば、基準電圧提供器544を直列の分圧抵抗で実現して、零電位検出信号の出力位相を固定してもよいことは当然である。
事故電流検出部550は、矩形波発生部520から出力される矩形波と、遅延信号発生部540から出力される遅延信号とを論理組合せして事故電流を検出し、事故電流検出信号を出力する。
交流配線に過電流が流れていない時には(図6、ノードN5、区間I参照)、コアに磁束が飽和せず、ホールセンサから出力がない(図6、ノードN6、区間I参照)。
交流配線に過電流が流れると(図6、ノードN5、区間II参照)、コアに流れる磁束が飽和してホールセンサから脈動電圧が出力される(図6、ノードN6、区間II参照)。この時には、矩形波発生部520が脈動電圧に対応する矩形波を出力し(図6、ノードN7、区間II参照)、事故電流検出部550は、矩形波と遅延信号とを論理組合せして事故電流を検出する。
図7は、本発明の一実施形態に係るホール素子を用いた事故電流感知装置を適用したスマートフォン用アーク火災感知システムの全体構成図である。
本発明の一実施形態に係るスマートフォン用アーク火災感知システムは、ホール素子部200(図2)と、事故電流感知回路部500(図5)と、配電盤600と、アーク火災感知制御部700と、スマートフォン800とを含む。
配電盤600は、遮断器を含むことができる。
アーク火災感知制御部700は、ゲートウェイを含み、事故電流感知回路部500および配電盤600と有無線で結合され、管理者が所持するスマートフォン800と無線で結合される。
アーク火災感知制御部700は、事故電流感知回路部500から事故電流検出信号が出力されると、事故電流検出信号をスマートフォン800に送出し、配電盤600の遮断器を動作させることができる。また、本発明の他の実施形態によれば、アーク火災感知制御部700は、事故電流感知回路部500から事故電流検出信号が出力されると、事故電流検出信号をスマートフォン800に送出し、スマートフォン800から受信される遮断動作制御信号に制御され、配電盤600の遮断器を動作させることができる。
このように、本発明の詳細な説明では、具体的な実施形態に関して説明したが、本発明の範疇を逸脱しない限度内で様々な変形が可能であることはもちろんである。そのため、本発明の範囲は、説明された実施形態に限って定められてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等なものによって定められなければならない。
210:ケイ素鋼コア
220:フェライトコア
230:ホールセンサ
510:飽和磁束変換部
520:矩形波発生部
530:零電位検出部
540:遅延信号発生部
550:事故電流検出部

Claims (9)

  1. 個別配線が通過する平行に配置された一対のフェライトコアと、
    前記一対のフェライトコアを包囲するように配置されたケイ素鋼コアと、
    前記一対のフェライトコアとケイ素鋼コアとの間に配置され、飽和磁束を脈動電圧に変換する飽和磁束変換部とを含むことを特徴とするホール素子を用いた事故電流感知装置。
  2. 前記飽和磁束変換部から出力される脈動電圧に対応する矩形波を生成する矩形波発生部と、
    交流電圧の零電位を検出して零電位検出信号を出力する零電位検出部と、
    前記零電位検出部から出力される零電位検出信号の立ち上がりエッジを所定時間遅延させた遅延信号を出力する遅延信号発生部と、
    前記矩形波発生部から出力される矩形波と、前記遅延信号発生部から出力される遅延信号とを論理組合せして事故電流検出信号を出力する事故電流検出部とをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のホール素子を用いた事故電流感知装置。
  3. 前記矩形波発生部は、
    前記脈動電圧を平滑して脈動平均電圧を生成する平滑部と、
    前記脈動平均電圧より所定レベル高い脈動平均上位電圧を生成する脈動平均上位電圧生成部と、
    第1反転端子に印加される前記脈動平均上位電圧と、第1非反転端子に印加される前記脈動電圧とを比較して矩形波を出力する第1比較器とを含むことを特徴とする請求項2に記載のホール素子を用いた事故電流感知装置。
  4. 前記零電位検出部は、
    所定の正電圧と接地電圧が印加され、所定レベルの非反転電圧を形成するように構成された非反転分圧抵抗部と、
    前記所定の正電圧と接地電圧が印加され、所定レベルの反転電圧を形成するように構成された反転分圧抵抗部と、
    交流電圧の下半周期で導通するように、第2非反転端子と前記交流電圧を引き出すための端子との間に配置された第4一方向素子と、
    前記交流電圧の上半周期で導通するように、第2反転端子と前記交流電圧を引き出すための端子との間に配置された第5一方向素子と、
    前記非反転電圧が印加されるための前記第2非反転端子と、前記反転電圧が印加されるための前記第2反転端子とを有する第2比較器とを含み、
    前記非反転電圧は、前記反転電圧より所定レベル高いことを特徴とする請求項2に記載のホール素子を用いた事故電流感知装置。
  5. 前記遅延信号発生部は、
    前記零電位検出信号を積分して積分信号を出力する積分器と、
    前記所定の正電圧と接地電圧が印加され、基準電圧を提供する基準電圧提供器と、
    第3非反転端子に印加される前記積分信号と、第3反転端子に印加される前記基準電圧とを比較して遅延信号を生成する第3比較器とを含むことを特徴とする請求項4に記載のホール素子を用いた事故電流感知装置。
  6. 前記基準電圧提供器は、可変抵抗または分圧抵抗であることを特徴とする請求項5に記載のホール素子を用いた事故電流感知装置。
  7. 前記一対のフェライトコアは、切欠部のない中空の円筒状、切欠部のないリング状、および切欠部のない中空の角柱状のいずれか1つであることを特徴とする請求項2に記載のホール素子を用いた事故電流感知装置。
  8. 請求項2〜7のいずれか1項に記載の事故電流感知装置を含み、
    遮断器を含む配電盤と、
    ゲートウェイを含み、前記事故電流検出信号をスマートフォンに送出し、前記事故電流検出信号に制御され、前記配電盤の遮断器を動作させるアーク火災感知制御部とを含むことを特徴とするアーク火災感知システム。
  9. 請求項2〜7のいずれか1項に記載の事故電流感知装置を含み、
    遮断器を含む配電盤と、
    ゲートウェイを含み、前記事故電流検出信号をスマートフォンに送出し、前記スマートフォンから受信される遮断動作制御信号に制御され、前記配電盤の遮断器を動作させるアーク火災感知制御部とを含むことを特徴とするアーク火災感知システム。
JP2016212551A 2016-03-10 2016-10-31 ホール素子を用いた事故電流感知装置およびこれを適用したスマートフォン用アーク火災感知システム Expired - Fee Related JP6246298B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020160028920A KR101757725B1 (ko) 2016-03-10 2016-03-10 홀 소자를 이용한 사고 전류 감지 장치 및 이를 적용한 스마트폰용 아크 화재 감지 시스템
KR10-2016-0028920 2016-03-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017161496A JP2017161496A (ja) 2017-09-14
JP6246298B2 true JP6246298B2 (ja) 2017-12-13

Family

ID=59352446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016212551A Expired - Fee Related JP6246298B2 (ja) 2016-03-10 2016-10-31 ホール素子を用いた事故電流感知装置およびこれを適用したスマートフォン用アーク火災感知システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6246298B2 (ja)
KR (1) KR101757725B1 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60114584U (ja) * 1984-01-12 1985-08-02 パイオニア株式会社 電源回路の過電流制限回路
US5694103A (en) * 1996-04-25 1997-12-02 Schlumberger Industries, Inc. Laminated figure 8 power meter core
JP3317681B2 (ja) * 1999-03-31 2002-08-26 大崎電気工業株式会社 電流−磁気変換回路
EP1886150A4 (en) 2005-05-12 2012-05-09 Corp Nuvolt Inc CURRENT SENSOR
WO2009050943A1 (ja) * 2007-10-19 2009-04-23 Murata Manufacturing Co., Ltd. スイッチング電源装置
WO2011081197A1 (ja) * 2009-12-28 2011-07-07 Tdk株式会社 磁界検出装置及び電流センサ
JP2014085248A (ja) 2012-10-24 2014-05-12 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 電流センサおよび電流検出方法
JP2014085278A (ja) 2012-10-25 2014-05-12 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電流センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017161496A (ja) 2017-09-14
KR101757725B1 (ko) 2017-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100299014B1 (ko) 광대역노이즈면역성을갖는접지고장회로차단기
US8837186B2 (en) Power conversion apparatus having a boost power factor correction (PFC) function and controlling inrush current and power conversion method thereof
JP5885093B2 (ja) 差分電流におけるエラー電流成分の決定方法および決定装置
CN102243279B (zh) 用于监测电力系统中的故障电流的装置
KR101535950B1 (ko) 펄스 카운트를 이용한 접촉 불량 검출 장치
CN113161995A (zh) 用于故障电流检测的装置和方法
WO2013153596A1 (ja) 地絡検出回路およびそれを用いた電力変換装置
KR101376725B1 (ko) 태양광 모듈 접속반
JP5817316B2 (ja) 漏電遮断器
JP2018152996A (ja) 分散型電源
TWI537570B (zh) 改良型電弧偵測裝置
TW201619617A (zh) 接地阻抗量測裝置及其操作方法
KR20200093979A (ko) 누전 차단기 및 그 누설 전류 검출 방법
JP6246298B2 (ja) ホール素子を用いた事故電流感知装置およびこれを適用したスマートフォン用アーク火災感知システム
JP3783173B2 (ja) 交直両用漏電検出器
KR101527366B1 (ko) 접촉 불량에 의한 아크 검출 회로
KR101691399B1 (ko) 지연 회로를 가진 접촉 불량 검출이 가능한 한류 장치
JPWO2019208027A1 (ja) アーク検出回路、ブレーカ、パワーコンディショナ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュールおよび接続箱
JP4532359B2 (ja) 直流成分検出回路
JP7262014B2 (ja) アーク検出回路、ブレーカ、パワーコンディショナ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュール、接続箱
JP6148292B2 (ja) 地絡方向継電装置と地絡方向継電装置システム
JP7251242B2 (ja) 鉄共振抑制装置及びそれを備えた電圧変成器
KR102551607B1 (ko) 누전 차단기
KR101724645B1 (ko) 누설전류 검출용 집적회로 및 누전차단기
JP6695054B2 (ja) 着磁防止装置及びこれを用いた電流検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6246298

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees