JP2017161496A - ホール素子を用いた事故電流感知装置およびこれを適用したスマートフォン用アーク火災感知システム - Google Patents
ホール素子を用いた事故電流感知装置およびこれを適用したスマートフォン用アーク火災感知システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017161496A JP2017161496A JP2016212551A JP2016212551A JP2017161496A JP 2017161496 A JP2017161496 A JP 2017161496A JP 2016212551 A JP2016212551 A JP 2016212551A JP 2016212551 A JP2016212551 A JP 2016212551A JP 2017161496 A JP2017161496 A JP 2017161496A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- hall element
- inverting
- sensing device
- zero potential
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Fire Alarms (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Power Engineering (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明のホール素子を用いた事故電流感知装置は、個別配線が通過する平行に配置された一対のフェライトコアと、前記一対のフェライトコアを包囲するように配置されたケイ素鋼コアと、前記一対のフェライトコアとケイ素鋼コアとの間に配置され、飽和磁束を事故電圧に変換する飽和磁束変換部とを含むことができる。
【選択図】図2
Description
特許文献1の漏電センサは、リング状の磁性体(磁気コア)からなり磁界の変化を感知する感知器と、感知に付加され感知器に発生する磁界の変化によってインピーダンスが変化する磁気インピーダンス素子と、磁気インピーダンス素子のインピーダンス変化を検出する検出器とで構成されている。図1は、特許文献1に記載の従来の磁気コアの構造を示す図で、図1(a)は、磁気コア100aに切断部101を設け、該切断部101に磁気インピーダンス素子103を載置した様子を示す概略図である。また、図1(b)は、磁気コア100bに切欠部102を設け、該切欠部102に磁気インピーダンス素子103を載置した様子を示す概略図である。
一方、従来技術の電流センサに用いられるフェライトコアは、その材質の特性上割れやすく、切欠部を有するように加工するのが容易でない問題がある。
また、従来技術によれば、飽和磁束のみを脈動電圧に変換して事故電流として検出するのが容易でない問題がある。
また、本発明は、絶縁不良、過熱による絶縁物の変形、合線などの瞬間短絡を含む事故電流を高速で感知するための装置を提供する。
好ましくは、前記一対のフェライトコアは、切欠部のない中空の円筒状、切欠部のないリング状、および切欠部のない中空の角柱状のいずれか1つである。
また、本発明の一態様に係るアーク火災感知システムは、事故電流感知装置を含み、遮断器を含む配電盤と、ゲートウェイを含み、前記事故電流検出信号をスマートフォンに送出し、前記事故電流検出信号に制御され、前記配電盤の遮断器を動作させるアーク火災感知制御部とを含むことができる。
また、本発明によれば、ケイ素鋼コアの低周波特性および外部磁界遮蔽特性を用いて、事故電流の発生時に漏洩する磁束を検出することができ、ケイ素鋼コアでフェライトコアを包囲した構造を用いて、過電流による飽和磁束に限って感応することができる。
配電盤600は、遮断器を含むことができる。
220:フェライトコア
230:ホールセンサ
510:飽和磁束変換部
520:矩形波発生部
530:零電位検出部
540:遅延信号発生部
550:事故電流検出部
Claims (9)
- 個別配線が通過する平行に配置された一対のフェライトコアと、
前記一対のフェライトコアを包囲するように配置されたケイ素鋼コアと、
前記一対のフェライトコアとケイ素鋼コアとの間に配置され、飽和磁束を脈動電圧に変換する飽和磁束変換部とを含むことを特徴とするホール素子を用いた事故電流感知装置。 - 前記飽和磁束変換部から出力される脈動電圧に対応する矩形波を生成する矩形波発生部と、
交流電圧の零電位を検出して零電位検出信号を出力する零電位検出部と、
前記零電位検出部から出力される零電位検出信号の立ち上がりエッジを所定時間遅延させた遅延信号を出力する遅延信号発生部と、
前記矩形波発生部から出力される矩形波と、前記遅延信号発生部から出力される遅延信号とを論理組合せして事故電流検出信号を出力する事故電流検出部とをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のホール素子を用いた事故電流感知装置。 - 前記矩形波発生部は、
前記脈動電圧を平滑して脈動平均電圧を生成する平滑部と、
前記脈動平均電圧より所定レベル高い脈動平均上位電圧を生成する脈動平均上位電圧生成部と、
第1反転端子に印加される前記脈動平均上位電圧と、第1非反転端子に印加される前記脈動電圧とを比較して矩形波を出力する第1比較器とを含むことを特徴とする請求項2に記載のホール素子を用いた事故電流感知装置。 - 前記零電位検出部は、
所定の正電圧と接地電圧が印加され、所定レベルの非反転電圧を形成するように構成された非反転分圧抵抗部と、
前記所定の正電圧と接地電圧が印加され、所定レベルの反転電圧を形成するように構成された反転分圧抵抗部と、
交流電圧の下半周期で導通するように、第2非反転端子と前記交流電圧を引き出すための端子との間に配置された第4一方向素子と、
前記交流電圧の上半周期で導通するように、第2反転端子と前記交流電圧を引き出すための端子との間に配置された第5一方向素子と、
前記非反転電圧が印加されるための前記第2非反転端子と、前記反転電圧が印加されるための前記第2反転端子とを有する第2比較器とを含み、
前記非反転電圧は、前記反転電圧より所定レベル高いことを特徴とする請求項2に記載のホール素子を用いた事故電流感知装置。 - 前記遅延信号発生部は、
前記零電位検出信号を積分して積分信号を出力する積分器と、
前記所定の正電圧と接地電圧が印加され、基準電圧を提供する基準電圧提供器と、
第3非反転端子に印加される前記積分信号と、第3反転端子に印加される前記基準電圧とを比較して遅延信号を生成する第3比較器とを含むことを特徴とする請求項4に記載のホール素子を用いた事故電流感知装置。 - 前記基準電圧提供器は、可変抵抗または分圧抵抗であることを特徴とする請求項5に記載のホール素子を用いた事故電流感知装置。
- 前記一対のフェライトコアは、切欠部のない中空の円筒状、切欠部のないリング状、および切欠部のない中空の角柱状のいずれか1つであることを特徴とする請求項2に記載のホール素子を用いた事故電流感知装置。
- 請求項2〜7のいずれか1項に記載の事故電流感知装置を含み、
遮断器を含む配電盤と、
ゲートウェイを含み、前記事故電流検出信号をスマートフォンに送出し、前記事故電流検出信号に制御され、前記配電盤の遮断器を動作させるアーク火災感知制御部とを含むことを特徴とするアーク火災感知システム。 - 請求項2〜7のいずれか1項に記載の事故電流感知装置を含み、
遮断器を含む配電盤と、
ゲートウェイを含み、前記事故電流検出信号をスマートフォンに送出し、前記スマートフォンから受信される遮断動作制御信号に制御され、前記配電盤の遮断器を動作させるアーク火災感知制御部とを含むことを特徴とするアーク火災感知システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR10-2016-0028920 | 2016-03-10 | ||
KR1020160028920A KR101757725B1 (ko) | 2016-03-10 | 2016-03-10 | 홀 소자를 이용한 사고 전류 감지 장치 및 이를 적용한 스마트폰용 아크 화재 감지 시스템 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017161496A true JP2017161496A (ja) | 2017-09-14 |
JP6246298B2 JP6246298B2 (ja) | 2017-12-13 |
Family
ID=59352446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016212551A Expired - Fee Related JP6246298B2 (ja) | 2016-03-10 | 2016-10-31 | ホール素子を用いた事故電流感知装置およびこれを適用したスマートフォン用アーク火災感知システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6246298B2 (ja) |
KR (1) | KR101757725B1 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60114584U (ja) * | 1984-01-12 | 1985-08-02 | パイオニア株式会社 | 電源回路の過電流制限回路 |
US5694103A (en) * | 1996-04-25 | 1997-12-02 | Schlumberger Industries, Inc. | Laminated figure 8 power meter core |
JP2000283999A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-10-13 | Osaki Electric Co Ltd | 電流−磁気変換回路 |
WO2009050943A1 (ja) * | 2007-10-19 | 2009-04-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | スイッチング電源装置 |
WO2011081197A1 (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-07 | Tdk株式会社 | 磁界検出装置及び電流センサ |
JP2015148631A (ja) * | 2005-05-12 | 2015-08-20 | コーポレーション ヌヴォルト インク.Corporation Nuvolt Inc. | 電流センサ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014085248A (ja) | 2012-10-24 | 2014-05-12 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 電流センサおよび電流検出方法 |
JP2014085278A (ja) | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電流センサ |
-
2016
- 2016-03-10 KR KR1020160028920A patent/KR101757725B1/ko active IP Right Grant
- 2016-10-31 JP JP2016212551A patent/JP6246298B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60114584U (ja) * | 1984-01-12 | 1985-08-02 | パイオニア株式会社 | 電源回路の過電流制限回路 |
US5694103A (en) * | 1996-04-25 | 1997-12-02 | Schlumberger Industries, Inc. | Laminated figure 8 power meter core |
JP2000283999A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-10-13 | Osaki Electric Co Ltd | 電流−磁気変換回路 |
JP2015148631A (ja) * | 2005-05-12 | 2015-08-20 | コーポレーション ヌヴォルト インク.Corporation Nuvolt Inc. | 電流センサ |
WO2009050943A1 (ja) * | 2007-10-19 | 2009-04-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | スイッチング電源装置 |
WO2011081197A1 (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-07 | Tdk株式会社 | 磁界検出装置及び電流センサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6246298B2 (ja) | 2017-12-13 |
KR101757725B1 (ko) | 2017-07-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5885093B2 (ja) | 差分電流におけるエラー電流成分の決定方法および決定装置 | |
US20150311862A1 (en) | Apparatus for monitoring leakage current of transformer-less photovoltaic inverter | |
CN102243279B (zh) | 用于监测电力系统中的故障电流的装置 | |
KR101535950B1 (ko) | 펄스 카운트를 이용한 접촉 불량 검출 장치 | |
CN113161995A (zh) | 用于故障电流检测的装置和方法 | |
JPWO2013153596A1 (ja) | 地絡検出回路およびそれを用いた電力変換装置 | |
KR101376725B1 (ko) | 태양광 모듈 접속반 | |
JP2013038047A (ja) | 漏電遮断器 | |
KR20200093979A (ko) | 누전 차단기 및 그 누설 전류 검출 방법 | |
JP2018152996A (ja) | 分散型電源 | |
TW201619617A (zh) | 接地阻抗量測裝置及其操作方法 | |
KR101527366B1 (ko) | 접촉 불량에 의한 아크 검출 회로 | |
JP2017096913A (ja) | 改良型アーク検出装置 | |
JP6246298B2 (ja) | ホール素子を用いた事故電流感知装置およびこれを適用したスマートフォン用アーク火災感知システム | |
JP2009195093A (ja) | 直流電流成分検出方法、直流電流成分検出装置、及び系統連系発電装置 | |
KR20090096844A (ko) | 누전차단기의 제어장치 | |
JP3783173B2 (ja) | 交直両用漏電検出器 | |
KR101691399B1 (ko) | 지연 회로를 가진 접촉 불량 검출이 가능한 한류 장치 | |
JPWO2019208027A1 (ja) | アーク検出回路、ブレーカ、パワーコンディショナ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュールおよび接続箱 | |
JP4532359B2 (ja) | 直流成分検出回路 | |
KR101724645B1 (ko) | 누설전류 검출용 집적회로 및 누전차단기 | |
JP6569489B2 (ja) | 漏電遮断器用半導体集積回路 | |
JP7262014B2 (ja) | アーク検出回路、ブレーカ、パワーコンディショナ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュール、接続箱 | |
JP7251242B2 (ja) | 鉄共振抑制装置及びそれを備えた電圧変成器 | |
KR102551607B1 (ko) | 누전 차단기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171031 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171114 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6246298 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S802 | Written request for registration of partial abandonment of right |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |