JP6245452B2 - 漏洩解析システム、測定端末、漏洩解析装置、及び漏洩検出方法 - Google Patents

漏洩解析システム、測定端末、漏洩解析装置、及び漏洩検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、漏洩解析システム、測定端末、漏洩解析装置、及び漏洩検出方法に関する。
従来から、地中に埋設された水道管やガス管等における漏水等の漏洩が問題にされている。そこで、配管等における漏洩位置を検出する方法が検討されている。
その一つの方法として、検査員が耳で振動を確かめ、配管等における漏水位置を検出する方法がある。この方法は、検査員が地表から耳で漏水音を聞いて、その漏水音が一番良く聞こえる位置を特定し、配管等を調べて漏洩が生じているか否かを確認するものである。
しかし、この方法は、配管等の振動を検査員が耳で調べているので、漏水位置を高精度に検出するためには熟練した技能が必要とされていた。
そこで、配管の測定区間の両端に振動検出装置を設置し、検出された配管振動を外部の漏水位置解析部に送信し、漏洩水位置解析部が配管の漏水位置を検出するシステムが提案されている(特許文献1)。
特開2008−51776号公報
しかしながら、特許文献1に開示された発明は、配管の振動等を測定する測定端末を所定の測定区間毎に設置しなければならず、測定端末の数が増えてコストが増大するという課題があった。
また、測定端末を所定の測定区間毎に設置せず、検査員が測定する毎に測定端末を配管に設置する場合であっても、漏水位置解析部は検査員から離れた所にあり、検査員は一度現場から離れて解析結果を受け取り、漏洩の確認ために、再度、出向かなければならず、労力と時間がかかるという課題があった。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的は、漏洩の検出にかかるコストや、労力、時間を軽減することができる漏洩解析システム、測定端末、漏洩解析装置、及び漏洩検出方法を提供することにある。
本発明は、配管の漏洩位置を解析する漏洩位置解析システムであって、配管に設置され、少なくとも2以上の測定端末と、解析手段とを有し、前記測定端末は、配管の配管振動を測定する振動センサと、測定位置情報を取得する測定位置情報取得手段と、測定時刻情報を取得する測定時刻情報取得手段と、無線通信により、前記配管振動、前記測定位置情報及び前記測定時刻情報を前記解析手段に送信する無線送信手段と、無線通信により、前記解析手段の解析結果を受信する無線受信手段と、前記解析手段の解析結果を出力する出力手段とを有し、前記解析手段は、無線通信により、前記測定端末から前記配管振動、前記測定位置情報及び前記測定時刻情報を受信する無線受信手段と、配管の設置構造及び設置位置に関する配管データが記憶された記憶手段と、前記配管振動、前記測定位置情報、前記測定時刻情報及び前記配管データに基づいて、配管の漏洩位置を解析する漏洩位置解析手段と、無線通信により、前記解析結果を前記測定端末に送信する無線送信手段とを有する漏洩位置解析システムである。
本発明は、配管の漏洩を検出する漏洩位置解析装置であって、配管の設置構造及び設置位置に関する配管データが記憶された記憶手段と、少なくとも2以上の測定端末が測定した、配管の配管振動、測定位置情報、測定時刻情報に基づいて、配管の漏洩位置を解析する漏洩位置解析手段と、前記解析結果を前記測定端末に送信する送信手段とを有する漏洩位置解析装置である。
本発明は、配管に設置される測定端末であって、配管の配管振動を測定する振動センサと、測定位置情報を取得する測定位置情報取得手段と、測定時刻情報を取得する測定時刻情報取得手段と、無線通信により、前記配管振動、前記測定位置情報及び前記測定時刻情報を解析手段に送信する無線送信手段と、無線通信により、前記解析手段の解析結果を受信する無線受信手段と、前記解析手段の解析結果を出力する出力手段とを有する測定端末である。
本発明は、配管の漏洩位置を解析する漏洩位置解析方法であって、少なくとも2以上の測定端末を配管に設置し、測定端末が、配管の配管振動、測定位置情報及び測定時刻情報を測定し、前記測定端末が、無線通信により、前記配管振動、前記測定位置情報及び前記測定時刻情報を解析手段に送信し、前記解析手段は、無線通信により、前記測定端末から前記配管振動、前記測定位置情報及び前記測定時刻情報を受信し、前記解析手段は、配管の設置構造及び設置位置に関する配管データと、前記配管振動、前記測定位置情報及び前記測定時刻情報とに基づいて、配管の漏洩位置を解析し、前記解析手段は、無線通信により、前記解析結果を前記測定端末に送信し、前記測定端末は、無線通信により、前記解析結果を受信し、前記測定端末は、受信した解析結果を出力する漏洩位置解析方法である。
本発明は、漏洩の検出にかかるコストや、労力、時間を軽減することができる。
図1は本発明の第1の実施形態に係る漏洩位置解析システムの構成を示す模式図である。 図2は測定端末1のブロック図である。 図3は解析システム2のブロック図である。 図4は漏洩位置の解析を説明するための図である。 図5は漏洩位置の解析を説明するための図である。 図6は漏洩位置マップを説明するための図である。 図7は本実施の形態に係る漏洩位置解析システムの動作のフローチャートである。 図8は測定端末に表示された漏洩位置マップの一例を示す図である。 図9は他の漏洩位置マップの一例を示す図である。 図10第2の実施の形態を説明する為の図である。 図11第2の実施の形態を説明する為の図である。
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態に係る漏洩位置解析システムの構成を示す模式図である。
漏洩位置解析システムは、少なくとも二台以上の測定端末1と解析システム2とを備えている。なお、本実施の形態では、漏洩検出の測定する位置をそれぞれ位置Aおよび位置Bとし、それぞれの位置に設置される機器を添え字AおよびBを付して表記する。例えば、位置Aに設置される測定端末1を測定端末1、位置Bに設置される測定端末1を測定端末1と表記する。また、配管3の漏洩している位置を位置Pとする。尚、以下の説明では、水道管の漏水を例にして説明するが、本発明はこれに限られることなく、石油ガスなど流体配管における漏洩検知にも用いることができる。
測定端末1を説明する。図2は測定端末1のブロック図である。
測定端末1は、振動センサ10と、測定位置情報取得部11と、測定時刻情報取得部12と、データ収集部13、制御部14と、無線通信部15と、出力(表示)部16とを有する。
振動センサ10は、配管3の配管振動を測定するものである。また、振動センサ10は、測定した配管振動を示す波形振動データを測定データ収集部13に送出する。
測定位置情報取得部11は、測定位置を取得するものであり、例えば、GPS(Global Posisioning System)等である。また、測定位置情報取得部11は、取得した測定位置情報を測定データ収集部13に送出する。
測定時刻情報取得部12は測定時刻を取得するものである。例えば、GPS等である。測定時刻情報取得部12は、後述する漏洩解析の精度を高めるため、測定端末1間で時刻が一致していることが好ましい。測定時刻を一致させるために測定端末1Aと1Bの間で通信をしてもよい。測定時刻情報取得部12は、取得した測定時刻情報を測定データ収集部13に送出する。
測定データ収集部13は、収集した測定データ(波形振動データ、測定位置情報及び測定時刻情報)を、制御部14に送出する。
制御部14は、測定データ収集部13からの測定データを、無線通信部15を介して、解析システム2に送信する。また、制御部14は、後述するように、解析システム2から受信した解析結果(漏洩位置マップ)を出力部(表示部)16に出力する。
出力部(表示部)16は、ディスプレイ等である。
尚、測定端末1は専用端末でも良いが、例えば、既存のスマートフォンなどの端末を用い、上述した機能を実現するアプリケーションをスマートフォンに導入することによっても実現することができる。
次に、解析システム2を説明する。図3は解析システム2のブロック図である。
解析システム2は、配管設置データベース20と、漏洩位置解析部21と、無線通信部22とを有する。
配管設置データベース20は、配管の設置図(各配管が設置されている地理的位置の情報等)や、配管振動の伝播速度Cの値などのデータが記憶されている。また、配管の設置図に対応して、配管に通じるマンホールや、配管に設置されている水道メータの位置情報や、道路や建物等の情報を含む地図情報も格納されている。
漏洩位置解析部21は、測定端末1が測定した振動データY(t)と、測定端末1が測定した振動データY(t)とから、漏洩位置Pを求め、その位置を測定端末1に送信するものである。
具体的には、漏洩位置解析部21は、測定端末1が測定した振動データY(t)と、測定端末1が測定した振動データY(t)とから、下式(1)により相互相関関数ΦAB(τ)を求める。
Figure 0006245452
次に、位置Aおよび位置Bの間の測定区間に対応する相互相関関数ΦAB(τ)が予め設定された設定値T以上の場合には、測定区間内に漏洩が生じたと判定し、設定値Tより小さい場合には漏洩は生じていないと判定する。漏洩の有無の判定は相互相関関数を用いない方法で行っても良い。相互相関関数ΦAB(τ)が予め設定された設定値T以上の場合には、相互相関関数ΦAB(τ)の最大値を求め、この最大値の時間Δτを求める。そして、この時間Δτが振動データY(t)と振動データY(t)との時間差Δτとなる。
次に、解析部21は、配管設置データベース20の配管の設置図から、位置Aと位置Bとの間の距離LABの値と配管振動の伝播速度Cの値とを読み出す。尚、漏洩を検出する測定区間の配管3はかならずしも直線的に設置されているわけではなく、測定区間によって、例えば、図4に示される如く、L字型に配管が設置されている場合もある。この場合、距離LABは、測定位置Aから配管3のL字部までの直線距離である距離Lと、測定位置Bから配管3のL字部までの直線距離である距離Lとを合計した距離とする。
続いて、算出された時間差Δτの値を式(2)に代入して、測定端末1が設置された測定位置Aから漏洩位置Pまでの距離LAPを算出する。
AP=(LAB−C・Δτ)/2 ・・・(2)
尚、上述したように、測定区間がL字型に配管が設置されている場合、図5に示すように、距離LAPは、単純に配管の長さとする。
漏洩位置Pまでの距離LAPが算出されると、漏洩位置解析部21は、配管の設置図から漏洩位置Pの地理的位置を特定する。そして、漏洩位置解析部21は、特定された漏洩位置Pの地理的位置に最も近いマンホール又は水道メータの位置を、地図情報から特定する。
次に、漏洩位置解析部21は、配管設置データベース20の地図情報に基づいて、特定したマンホール又は水道メータを含む周辺の地図を作成し、漏洩位置Pと漏洩位置Pに最も近いマンホール又は水道メータをプロットし、最も近いマンホール又は水道メータから漏洩位置Pまでの距離LAPが表示された漏洩位置マップを生成する。生成された漏洩位置マップの一例を、図6に示す。図6では、漏洩位置Pと漏洩位置Pに最も近いマンホール番号123のマーホールの地理的位置が、周辺の地図上にプロットされている。
上記のように生成された漏洩位置マップは、解析結果として、無線通信部22により、測定端末1に送信される。
次に、本実施の形態に係る漏洩解析システムの動作を、図7のフローチャートを用いて説明する。尚、検査員は、位置Aに測定端末1を設置し、位置Bに測定端末1を設置したものとする。また、解析結果である漏洩位置マップは、測定端末1のみに送信するものとするが、測定端末1にも送信してもかまわない。
まず、位置A及び位置Bにおいて、各測定端末1、1の振動センサ10と、測定位置情報取得部11と、測定時刻情報取得部12とにより、波形振動、測定位置情報及び測定時刻情報が測定される(ステップS1)。
測定データ収集部13は、測定データ(波形振動データ、測定位置情報及び測定時刻情報)を収集する(ステップS2)。
制御部14は、測定データ収集部13からの測定データを、無線通信部15を介して、解析システム2に送信する(ステップS3)。
解析システム2は、無線通信部22を介して、(波形振動データ、測定位置情報及び測定時刻情報)を受信する(ステップS4)。
解析システム2の解析部21は、測定区間として設定される2点(位置Aと位置B)間の波形振動データを相互相関処理する(ステップS5)。
次に、解析部21は、相互相関処理により求められた相互相関関数ΦAB(τ)の値が設定値Tより大きいか否かを判定する。判定の結果、相互相関関数が設定値Tより大きい値を有する場合は、漏洩が生じていると判定される(ステップS6−Yes)。一方、ステップS6において、相互相関処理による相互相関関数ΦAB(τ)の値が設定値Tより小さい場合、漏洩は生じていないと判定される(ステップS6−No)。これにより、漏洩検出処理が終了する。
漏洩が生じたことが検知された場合、解析部21は、配管設置データベース20から、位置Aと位置Bとの間の距離LABの値と配管振動の伝播速度Cの値とを読み出し、波形振動データYA(t)とYB(t)の伝播時間の差Δτを算出し、漏洩位置Pが算出される(ステップS7)。
漏洩位置Pまでの距離LAPが算出されると、漏洩位置解析部21は、漏洩位置Pの地理的位置に対応する地図情報を読み出し、漏洩位置Pに最も近いマンホール等を特定し、特定した漏洩位置P及びマンホール等を含む周辺の地図を作成し、漏洩位置Pと漏洩位置Pに最も近いマンホール等をプロットし、最も近いマンホール等から漏洩位置Pまでの距離が表示された漏洩位置マップを生成する。(ステップS8)。
生成された漏洩位置マップは、解析結果として、無線通信部22により、測定端末1に送信される(ステップS9)。
測定端末1は、無線通信部22により、漏洩位置マップを受信する(ステップS10)。
測定端末1の制御部14は、漏洩位置マップを出力(表示)部16に表示する(ステップS11)。出力(表示)部16に表示された漏洩位置マップの一例を、図8に示す。
図8では、道路やビル名が表示された地図上に、漏洩位置Pと、漏洩位置Pに最も近いマンホールとがプロットされている。そして、検査員は解析結果を確認することにより、漏洩位置Pを確認するために進入するマンホールを知ることができ、そのマンホールから素早く配管の漏洩を確認することができる。
以上の如く、第1の実施の形態は、少なくとも2台の測定端末があれば漏洩を検出することができるので、測定端末にかかるコストを軽減することができる。
また、第1の実施の形態は、検査員が一度現場から離れて解析結果を受け取り、漏水位置の確認ために、再度、出向く必要が無く、検査にかかる労力と時間を大幅に減らすことができる。
また、第1の実施の形態は、漏洩位置に近いマンホール等を地図上に示すことにより、検査員は、漏洩位置への進入経路を容易に理解することができ、検査にかかる労力と時間を大幅に減らすことができる。
また、第1の実施の形態では、具体的な配管構成を示すことなく、漏洩位置に近いマンホール等を地理的な地図上に表示している。よって、水道管の配管構成等、公益上、特に重要なものについての秘匿性を高めることができる。
尚、秘匿性を重要視しない配管構成の場合は、図9に示すように、配管構成を図示するようにしても良い。例えば、図9では、測定区間の配管3のみならず、配管3と交差する配管4も配管図に表示している。このような表示にすることにより、検査員は、複雑に配管が設置されている場合でも、漏洩位置Pを特定することができる。
また、第1の実施の形態では、配管の漏洩位置の解析まで行ったが、漏洩の検出まで処理を行い、その解析結果を測定端末に送信するようにしても良い。このような構成であっても、検査にかかるコストや、労力、時間を大幅に減らすことができる。
<第2の実施形態>
第2の実施の形態を説明する。尚、上述した第1の実施の形態と同様なものについては詳細な説明を省略する。
図10は配管の一例を示した図である。図10では、本線である配管3からふたつの支線の配管4が分岐している例を示したものである。各配管には、マンホール等から進入して測定端末を設置することができる測定端末設置位置200〜203がある。
図10の配管例において、例えば、検査員が測定端末設置位置200と測定端末設置位置202とに測定端末1を設置した場合を考えると、測定結果としての相関のピークは支線である支線の配管4の分岐位置でピークを取る。これは本線である配管3から分岐される支線の配管4に水が流出するからであり、実際には水の漏洩が発生しているわけではない。そこで、第2の実施の形態は、水が実際に漏洩している漏洩位置を特定するために、いずれの測定端末設置位置に測定端末を設置すべきなのかを案内(ナビゲート)する例を説明する。
尚、検査員が測定端末1を設置し、測定端末1が解析システム2に測定結果を送信するまでは、第1の実施の形態と同様であるので、説明は省略する。また、以下の説明では、検査員は、測定端末設置位置200に測定端末1を設置し、測定端末設置位置202に測定端末1を設置したものとする。
解析システム2は、測定端末1及び測定端末1から測定データ(波形振動データ、測定位置情報及び測定時刻情報)を受信すると、解析システム2の解析部21は、測定区間として設定される2点間の波形振動データを相互相関処理する。すると、支線の配管4の分岐点で値がピークを持つような相互相関関数ΦAB(τ)が求められ、漏洩位置Pと推定される位置を特定することができる。しかし、解析部21は、配管設置データベース20の配管図から、推定される漏洩位置Pは支線の配管4の分岐点であり、実際には漏洩していないことを解析することができる。
そこで、解析システム2の解析部21は、漏洩位置を特定するため、一例として、測定区間を狭めるように、新たな測定端末設置位置を決定する。例えば、上記の例では、測定端末設置位置200に測定端末1が設置され、測定端末設置位置202に測定端末1が設置されており、測定区間は区間100と区間101とを合わせた測定区間である。そこで、測定区間を区間100と、区間101とに分けて測定端末設置位置を決定する。
具体的には、解析部21は、地図データと前記解析された漏洩位置Pの位置情報とから、測定端末を設置すべき位置を決定する。この例では、解析部21は、測定端末設置位置を、測定端末設置位置200および測定端末設置位置201と決定する。すなわち、区間100を測定することができる測定端末設置位置を決定する。
解析部21は、測定端末設置位置203に設置されている測定端末1を、測定端末設置位置201に設置するように案内(ナビゲート)するための測定端末設置位置指示マップを作成する。例えば、測定端末設置位置201に対応するマンホール番号302の位置を地図上にブロットした測定端末設置位置指示マップである。この測定端末設置位置指示マップの一例を図11に示す。図11は、測定端末設置位置201に対応するマンホール302の位置を示す測定端末設置位置指示マップの一例である。そして、解析システム2は、測定端末1に生成した測定端末設置位置指示マップを送信する。
続いて、検査員は、測定端末1に表示された測定端末設置位置指示マップを見て、マンホール302から進入し、測定端末設置位置201に測定端末1を設置する。そして、測定端末1及び測定端末1により、区間100の測定が行われ、測定データ(波形振動データ、測定位置情報及び測定時刻情報)が解析システム2に送信される。
再び、解析システム2は、測定端末1及び測定端末1から測定データ(波形振動データ、測定位置情報及び測定時刻情報)を受信すると、解析システム2の解析部21は、測定区間として設定される2点間の波形振動データを相互相関処理する。ここで、区間100において、漏洩位置を特定できなければ、解析部21は、測定端末設置位置を、測定端末設置位置201および測定端末設置位置202と決定する。すなわち、区間101を測定することができる位置に測定端末設置位置を決定する。そこで、測定端末1を、測定端末設置位置202に設置するように案内(ナビゲート)するための測定端末設置位置指示マップを、上述と同様に作成する。そして、解析システム2は、漏洩位置が特定できるまで、測定区間を順次狭めるように、上述したと同様な処理を行い、測定端末設置位置を指示していく。
そして、区間101において、漏洩位置を特定できなければ、解析部21は、測定端末設置位置を、測定区間102を測定することができる測定端末設置位置201および測定端末設置位置203と決定する。そこで、測定端末1を、測定端末設置位置203に設置するように案内(ナビゲート)するための測定端末設置位置指示マップを、上述と同様に作成する。
ここで、測定端末1が測定端末設置位置203に設置され、測定端末1が測定端末設置位置201に設置されて区間102で漏洩位置が特定できたとすると、その旨を、第1の実施の形態と同様に漏洩位置Pに最も近いマンホールの位置を示した漏洩位置マップを生成して、測定端末1に送信する。
また、解析システム2の解析部21は、新たな測定端末設置位置を決定してもよい。解析部21は、新たな測定端末設置位置の間が、前記測定端末が設置された位置の間(区間102)より狭い区間であり、前記解析された漏洩位置を挟むように、区間102上の新たな測定端末設置位置を決定する。より狭い区間で、再度測定を行うことにより、解析システム2は、漏洩位置をより精度よく推定することができる。
更に、漏洩位置が区間100、区間101、区間102のいずれでもない場合には、相互相関関数のピークは区間のいずれかの端に現われ、漏洩位置Pとしては、いずれかの測定端末設置位置が出力される。この場合は、漏洩位置として出力された測定端末設置位置の外側にあるマンホールを新たな測定端末設置位置として案内するように、漏洩位置マップを生成して、測定端末1に送信する。
尚、上述した実施の形態では、漏洩検出を2台の測定端末を用いて行う例を説明したが、これに限られず、3台以上の測定端末を用いて実施することもでき、その場合はより精度の高い測定が可能である。測定端末を2台ずつ組み合わせて、漏洩位置を特定した場合、管の音速などの誤差に影響されるため、測定端末の組み合わせごとに漏洩位置が一致しない場合がある。この場合、測定端末の組み合わせごとの漏洩位置を点ではなく、誤差を考慮した範囲として考え、この範囲が重なる範囲を、漏洩位置として特定すればよい。
第2の実施の形態は、第1の実施の形態の効果に加えて、漏洩検出をより効率的に行うことができるという効果を奏する。
尚、上述した実施の形態では、各部をハードウェアで構成したが、上述した動作の処理を情報処理装置(CPU)に行わせるプログラムによっても構成できる。
尚、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
[付記1] 配管の漏洩位置を解析する漏洩位置解析システムであって、
配管に設置され、少なくとも2以上の測定端末と、解析手段とを有し、
前記測定端末は、
配管の配管振動を測定する振動センサと、
測定位置情報を取得する測定位置情報取得手段と、
測定時刻情報を取得する測定時刻情報取得手段と、
無線通信により、前記配管振動、前記測定位置情報及び前記測定時刻情報を前記解析手段に送信する無線送信手段と、
無線通信により、前記解析手段の解析結果を受信する無線受信手段と、
前記解析手段の解析結果を出力する出力手段と
を有し、
前記解析手段は、
無線通信により、前記測定端末から前記配管振動、前記測定位置情報及び前記測定時刻情報を受信する無線受信手段と、
配管の設置構造及び設置位置に関する配管データが記憶された記憶手段と、
前記配管振動、前記測定位置情報、前記測定時刻情報及び前記配管データに基づいて、配管の漏洩位置を解析する漏洩位置解析手段と、
無線通信により、前記解析結果を前記測定端末に送信する無線送信手段と
を有する
漏洩位置解析システム。
[付記2] 前記解析手段の記憶手段には、配管に通じるマンホール又は配管に設置された測定メータの位置情報を含む地図データが記憶され、
前記漏洩位置解析手段は、前記地図データと解析された漏洩位置の位置情報とから、前記漏洩位置の目標となるマンホール又は測定メータを求め、求めたマンホール又は測定メータを地図上にプロットした漏洩位置マップを生成し、前記無線送信手段を介して、前記測定端末に送信する
付記1に記載の漏洩位置解析システム。
[付記3] 前記漏洩位置解析手段は、前記測定端末を設置すべき設置位置に対応するマンホール又は測定メータが地図上にプロットされた測定端末設置位置指示マップを生成し、前記無線送信手段を介して、前記測定端末に送信する
付記1又付記2に記載の漏洩位置解析システム。
[付記4] 前記漏洩位置解析手段は、測定した測定区間よりも測定区間を狭めるように新たな測定端末設置位置を決定する
付記3に記載の漏洩位置解析システム。
[付記5] 前記漏洩位置解析手段は、前記地図データと前記解析された漏洩位置の位置情報とから、前記測定端末を設置すべき設置位置を決定する
付記3に記載の漏洩位置解析システム。
[付記6] 前記測定端末が設置された位置の間に前記解析された漏洩位置がある場合は、前記漏洩位置解析手段は、前記測定端末を設置すべき設置位置の間が、前記測定端末が設置された位置の間より狭い区間で前記解析された漏洩位置を挟むように、決定する
付記5に記載の漏洩位置解析システム。
[付記7] 配管の漏洩を検出する漏洩位置解析装置であって、
配管の設置構造及び設置位置に関する配管データが記憶された記憶手段と、
少なくとも2以上の測定端末が測定した、配管の配管振動、測定位置情報、測定時刻情報に基づいて、配管の漏洩位置を解析する漏洩位置解析手段と、
前記解析結果を前記測定端末に送信する送信手段と
を有する漏洩位置解析装置。
[付記8] 前記記憶手段には、配管に通じるマンホール又は配管に設置された測定メータの位置情報を含む地図データが記憶され、
前記漏洩位置解析手段は、前記地図データと解析された漏洩位置の位置情報とから、前記漏洩位置の目標となるマンホール又は測定メータを求め、求めたマンホール又は測定メータを地図上にプロットした漏洩位置マップを生成し、前記測定端末に送信する
付記7に記載の漏洩位置解析装置。
[付記9] 前記漏洩位置解析手段は、前記測定端末を設置すべき設置位置に対応するマンホール又は測定メータが地図上にプロットされた測定端末設置位置指示マップを生成し、前記無線送信手段を介して、前記測定端末に送信する
付記7又付記8に記載の漏洩位置解析装置。
[付記10] 配管に設置される測定端末であって、
配管の配管振動を測定する振動センサと、
測定位置情報を取得する測定位置情報取得手段と、
測定時刻情報を取得する測定時刻情報取得手段と、
無線通信により、前記配管振動、前記測定位置情報及び前記測定時刻情報を解析手段に送信する無線送信手段と、
無線通信により、前記解析手段の解析結果を受信する無線受信手段と、
前記解析手段の解析結果を出力する出力手段と
を有する測定端末。
[付記11] 配管の漏洩位置を解析する漏洩位置解析方法であって、
少なくとも2以上の測定端末を配管に設置し、
測定端末が、配管の配管振動、測定位置情報及び測定時刻情報を測定し、
前記測定端末が、無線通信により、前記配管振動、前記測定位置情報及び前記測定時刻情報を解析手段に送信し、
前記解析手段は、無線通信により、前記測定端末から前記配管振動、前記測定位置情報及び前記測定時刻情報を受信し、
前記解析手段は、配管の設置構造及び設置位置に関する配管データと、前記配管振動、前記測定位置情報及び前記測定時刻情報とに基づいて、配管の漏洩位置を解析し、
前記解析手段は、無線通信により、前記解析結果を前記測定端末に送信し、
前記測定端末は、無線通信により、前記解析結果を受信し、
前記測定端末は、受信した解析結果を出力する
漏洩位置解析方法。
[付記12] 前記解析手段の記憶手段には、配管に通じるマンホール又は配管に設置された測定メータの位置情報を含む地図データが記憶され、
前記漏洩位置解析手段は、配管に通じるマンホール又は配管に設置された測定メータの位置情報を含む地図データと解析された漏洩位置の位置情報とから、前記漏洩位置の目標となるマンホール又は測定メータを求め、求めたマンホール又は測定メータを地図上にプロットした漏洩位置マップを生成し、前記測定端末に送信する
付記11に記載の漏洩位置解析方法。
[付記13] 前記測定端末を設置すべき設置位置に対応するマンホール又は測定メータが地図上にプロットされた測定端末設置位置指示マップを生成し、前記測定端末に送信する
付記11又付記12に記載の漏洩位置解析方法。
以上好ましい実施の形態をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形し実施することが出来る。
本出願は、2012年9月18日に出願された日本出願特願2012−204916号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
,1 測定端末
2 解析システム
3,4 配管
10 振動センサ
11 測定位置情報取得部
12 測定時刻情報取得部
13 データ収集部
14 制御部
15 無線通信部
16 出力(表示)部
20 配管設置データベース
21 漏洩位置解析部
22 無線通信部

Claims (9)

  1. 配管の漏洩位置を解析する漏洩位置解析システムであって、
    配管に設置され、少なくとも2以上の測定端末と、解析手段とを有し、
    前記測定端末は、
    配管の配管振動を測定する振動センサと、
    測定位置情報を取得する測定位置情報取得手段と、
    測定時刻情報を取得する測定時刻情報取得手段と、
    無線通信により、前記配管振動、前記測定位置情報及び前記測定時刻情報を前記解析手段に送信する無線送信手段と、
    無線通信により、前記解析手段の解析結果を受信する無線受信手段と、
    前記解析手段の解析結果を出力する出力手段と
    を有し、
    前記解析手段は、
    無線通信により、前記測定端末から前記配管振動、前記測定位置情報及び前記測定時刻情報を受信する無線受信手段と、
    配管の設置構造及び設置位置に関する配管データと、前記配管に通じるマンホール又は前記配管に設置された測定メータの位置情報を含む地図データが記憶された記憶手段と、
    前記配管振動、前記測定位置情報、前記測定時刻情報及び前記配管データに基づいて、配管の漏洩位置を解析し、前記地図データと解析された漏洩位置の位置情報とから、前記漏洩位置の目標となるマンホール又は測定メータを求め、求めたマンホール又は測定メータを地図上にプロットした漏洩位置マップを生成する漏洩位置解析手段と、
    無線通信により、前記解析結果と前記漏洩位置マップとを前記測定端末に送信する無線送信手段と
    を有する
    漏洩位置解析システム。
  2. 前記漏洩位置解析手段は、前記測定端末を設置すべき設置位置に対応するマンホール又は測定メータが地図上にプロットされた測定端末設置位置指示マップを生成し、前記無線送信手段を介して、前記測定端末に送信する
    請求項1に記載の漏洩位置解析システム。
  3. 前記漏洩位置解析手段は、測定した測定区間よりも測定区間を狭めるように新たな測定端末設置位置を決定する
    請求項2に記載の漏洩位置解析システム。
  4. 前記漏洩位置解析手段は、前記地図データと前記解析された漏洩位置の位置情報とから、前記測定端末を設置すべき設置位置を決定する
    請求項2に記載の漏洩位置解析システム。
  5. 前記測定端末が設置された位置の間に前記解析された漏洩位置がある場合は、前記漏洩位置解析手段は、前記測定端末を設置すべき設置位置の間が、前記測定端末が設置された位置の間より狭い区間で前記解析された漏洩位置を挟むように、決定する
    請求項4に記載の漏洩位置解析システム。
  6. 配管の漏洩を検出する漏洩位置解析装置であって、
    配管の設置構造及び設置位置に関する配管データと、前記配管に通じるマンホール又は前記配管に設置された測定メータの位置情報を含む地図データが記憶された記憶手段と、
    少なくとも2以上の測定端末が測定した、配管の配管振動、測定位置情報、測定時刻情報に基づいて、配管の漏洩位置を解析し、前記地図データと解析された漏洩位置の位置情報とから、前記漏洩位置の目標となるマンホール又は測定メータを求め、求めたマンホール又は測定メータを地図上にプロットした漏洩位置マップを生成する漏洩位置解析手段と、
    前記解析結果と前記漏洩位置マップとを前記測定端末に送信する送信手段と
    を有する漏洩位置解析装置。
  7. 前記漏洩位置解析手段は、前記測定端末を設置すべき設置位置に対応するマンホール又は測定メータが地図上にプロットされた測定端末設置位置指示マップを生成し、前記無線送信手段を介して、前記測定端末に送信する
    請求項6に記載の漏洩位置解析装置。
  8. 配管の漏洩位置を解析する漏洩位置解析方法であって、
    少なくとも2以上の測定端末を配管に設置し、
    測定端末が、配管の配管振動、測定位置情報及び測定時刻情報を測定し、
    前記測定端末が、無線通信により、前記配管振動、前記測定位置情報及び前記測定時刻情報を解析手段に送信し、
    前記解析手段は、無線通信により、前記測定端末から前記配管振動、前記測定位置情報及び前記測定時刻情報を受信し、
    前記解析手段は、配管の設置構造及び設置位置に関する配管データと、前記配管振動、前記測定位置情報及び前記測定時刻情報とに基づいて、配管の漏洩位置を解析し、
    前記解析手段は、配管に通じるマンホール又は配管に設置された測定メータの位置情報を含む地図データと、前記解析された漏洩位置の位置情報とから、前記漏洩位置の目標となるマンホール又は測定メータを求め、求めたマンホール又は測定メータを地図上にプロットした漏洩位置マップを生成し、
    前記解析手段は、無線通信により、前記解析結果と前記漏洩位置マップとを前記測定端末に送信し、
    前記測定端末は、無線通信により、前記解析結果を受信し、
    前記測定端末は、受信した解析結果を出力する
    漏洩位置解析方法。
  9. 前記測定端末を設置すべき設置位置に対応するマンホール又は測定メータが地図上にプロットされた測定端末設置位置指示マップを生成し、前記測定端末に送信する
    請求項8に記載の漏洩位置解析方法。
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