JP6244648B2 - 蓄電素子 - Google Patents

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Description

この発明は、蓄電素子に関する。
従来、蓄電素子としては、特開2003−346770号公報(特許文献1)に記載されたものがある。この蓄電素子は、容器と、容器の外部に露出する外部端子と、容器内に並列に収容されている2つ電極体と、外部端子と2つの電極体とを電気的に接続する集電体とを備えている。電極体の両端部のそれぞれには、露出した電極を有する。
図8に示すように、上記集電体104は、2つの電極体102の端部の上側に配置される板状の本体部104aと、この本体部104aから電極体102の端部の側面に沿うように延在する4つの板状の脚部104bとを有する。
上記4つの脚部104bは、電極体102の端部の側面に向けて折れ曲がると共にほぼ90度ねじれている。4つの脚部104bは、電極体102の側面の電極に接触する。1つの電極体102は、2つの脚部104bによって挟まれている。
特開2003−346770号公報
ところで、上記従来の蓄電素子を実際に製造して使用するには、次の問題があることを発見した。
上記2つの脚部104bの間に形成される空間において、脚部104bのねじれ部分では、急に狭くなっている。このため、電極体102の端部の上部が、2つの脚部104bのねじれ部分の間の空間に収まるように、この電極体102の端部の上部を、フォーミング加工により、絞った状態とする必要がある。
フォーミング加工による金属箔の折り曲げには微細な調整を要し、この工程には工数がかかっていた。
そこで、この発明の課題は、フォーミング加工工程を排して、生産性を向上することにある。
上記課題を解決するため、この発明の蓄電素子は、
容器と、
上記容器の外部に少なくとも一部が配置されている正極側外部端子及び負極側外部端子と、
上記容器内に並列に収容されると共に、両端部のそれぞれに露出した電極を有する複数の電極体と、
上記正極側外部端子及び上記負極側外部端子と上記複数の電極体とをそれぞれ電気的に接続する正極側集電体及び負極側集電体と
を備え、
上記正極側集電体及び上記負極側集電体の少なくとも一方は複数の集電体から構成され
個々の上記集電体は、
上記外部端子に接触する板状の本体部と、
上記本体部から上記電極体の端部の側面に沿うように延在してこの端部の電極に接触する板状の脚部と
を有することを特徴としている。
この発明の蓄電素子によれば、上記集電体の上記脚部は、上記電極体の端部の側面に沿っている。このように、脚部は、全長にわたって、ねじれておらず、複数の集電体の隣り合う脚部の間に形成される空間を、一様に広くできる。このため、電極体の端部を、フォーミング加工により、絞った状態としなくても、電極体の端部を、隣り合う脚部の間の空間に収めることができる。したがって、フォーミング加工工程を排して、生産性を向上することが可能である。
また、一実施形態の蓄電素子では、
上記脚部は、
上記本体部に接続されると共に上記本体部から上記電極体の端部側に折り曲げられた折曲部と、
上記折曲部に接続されると共に平面状に延在する平面部と
を有する。
この実施形態の蓄電素子によれば、上記脚部は、折曲部と平面部とを有するので、確実に、脚部を全長にわたってねじれのない構成とできる。
また、一実施形態の蓄電素子では、
上記正極側集電体及び上記負極側集電体の少なくとも一方は、外側集電体と内側集電体とを含み、
上記外側集電体と上記内側集電体とは、それぞれ、2つの上記脚部を有し、
上記外側集電体の上記2つの脚部と上記内側集電体の上記2つの脚部とは、上記複数の電極体の並列方向に配列され、上記内側集電体の上記2つの脚部は、上記外側集電体の上記2つの脚部の間に位置する。
この実施形態の蓄電素子によれば、上記外側集電体の上記2つの脚部と上記内側集電体の上記2つの脚部とは、上記複数の電極体の並列方向に配列され、上記内側集電体の上記2つの脚部は、上記外側集電体の上記2つの脚部の間に位置する。これにより、隣り合う脚部の間に電極体が収められることになる。したがって、電極体の幅が変更した場合、隣り合う脚部の間の距離を変更するだけで、外側集電体と内側集電体を電極体の電極に接続することができる。
また、一実施形態の蓄電素子では、
上記外側集電体は、上記並列方向の両外側に位置する2つの上記電極体に電気的に接続され、
上記内側集電体は、互いに隣接する2つの上記電極体に電気的に接続され、
上記外側集電体の上記2つの脚部は、上記両外側の2つの電極体のそれぞれの外側面に接触し、
上記内側集電体の上記2つの脚部は、上記隣接する2つの電極体のそれぞれの対向側面に接触する。
ここで、外側面とは、左右方向(並列方向)の外側を向く側面である。対向側面とは、隣接する2つの電極体が互いに対向する左右方向(並列方向)を向く側面である。
この実施形態の蓄電素子によれば、上記外側集電体の一方の脚部と上記内側集電体の一方の脚部との間の空間に、電極体が収められる。このように、電極体は、異なる集電体の脚部の間の空間に収まることになる。そして、電極体の幅が変更になったとしても、外側集電体の部品を変更しないで、内側集電体の2つの脚部間の距離を変更するだけで、外側集電体の脚部と内側集電体の脚部を電極体の電極に接続することができる。
また、一実施形態の蓄電素子では、
上記外側集電体の上記本体部は、上記電極体の端部方向に開口する凹部を有し、
上記内側集電体の上記本体部は、上記外側集電体の上記本体部の上記凹部に、入れ込まれている。
この実施形態の蓄電素子によれば、上記内側集電体の本体部は、上記外側集電体の本体部の凹部に、入れ込まれているので、外側集電体のデッドスペースを有効に利用して、内側集電体を配置できる。
また、一実施形態の蓄電素子では、
上記外側集電体および上記内側集電体と上記容器との間にパッキンを備え、
上記パッキンは、上記外側集電体の上記本体部と上記内側集電体の上記本体部との間に位置する突起部を有する。
この実施形態の蓄電素子によれば、上記パッキンは、上記外側集電体の上記本体部と上記内側集電体の上記本体部との間に位置する突起部を有するので、この突起部により、外側集電体と内側集電体との相対的な位置ずれを防止できる。
この発明の蓄電素子によれば、上記集電体の上記脚部は、上記電極体の端部の側面に沿っているので、脚部は、全長にわたって、ねじれていない。このため、複数の集電体の隣り合う脚部の間に形成される空間を、一様に広くできて、この空間に電極体をフォーミング加工することなく収めることができる。したがって、フォーミング加工工程を排して、生産性を向上することができる。
本発明の第1実施形態の蓄電素子を示す斜視図である。 電極体の正極側の蓄電素子の分解斜視図である。 外側集電体と内側集電体との位置関係を示す平面図である。 電極体の端部方向からみた外側集電体および内側集電体と電極体との位置関係を示す正面図である。 本発明の第2実施形態の蓄電素子を示すと共に外側集電体と内側集電体との位置関係を示す平面図である。 本発明の第3実施形態の蓄電素子を示すと共に外側集電体と内側集電体との位置関係を示す正面図である。 本発明の第4実施形態の蓄電素子を示すと共に外側集電体と内側集電体との位置関係を示す平面図である。 従来の蓄電素子を示すと共に電極体の端部方向からみた集電体と電極体との位置関係を示す平面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1実施形態の蓄電素子を示す斜視図である。図1に示すように、この蓄電素子は、容器1と、この容器1内に収容されている2つの電極体3とを備えている。この蓄電素子は、例えば、リチウムイオン電池や鉛蓄電池等の非水電解質二次電池である。
上記容器1は、例えば、アルミニウムやアルミニウム合金からなる。容器1は、開口部を有する容器本体10と、この容器本体10の開口部を閉じる蓋体11とを有する。
上記電極体3は、電極としての正極31および負極32と、セパレータ33とを有する。正極31は、アルミニウム箔からなり、負極32は、銅箔からなる。セパレータ33は、多孔性の樹脂フィルムからなる。セパレータ33は、正極31と負極32との間に、配置されている。
上記正極31、上記負極32および上記セパレータ33は、帯状であり、正極31と負極32は、セパレータ33に対して幅方向の反対側にそれぞれ位置をずらせた状態で長円形状に巻回されている。つまり、電極体3の軸方向一端部に、正極31が露出しており、電極体3の軸方向他端部に、負極32が露出している。
上記2つの電極体3,3は、長円形の平坦な側面同士が直立して重なり合うように、横置きに並列に配置されている。2つの電極体3,3の両端部には、それぞれ、集電体4が配置されている。つまり、集電体4は、正極31側と負極32側のそれぞれに、設けられている。正極31側の集電体4は、アルミニウムからなり、負極32側の集電体4は、銅からなる。集電体4は、容器1内に収容されている。
上記蓋体11には、電極体3の両端部のそれぞれに対応する位置に、外部端子2が取り付けられている。つまり、外部端子2は、正極31側と負極32側のそれぞれに、設けられている。正極31側の外部端子2は、アルミニウムからなり、負極32側の外部端子2は、銅からなる。外部端子2の一部は、容器1の外部に、配置されている。
そして、上記電極体3の一端部の正極31は、正極31側の集電体4を介して、正極31側の外部端子2に電気的に接続される。上記電極体3の他端部の負極32は、負極32側の集電体4を介して、負極32側の外部端子2に電気的に接続される。
図2に示すように、上記集電体4には、外側集電体41と内側集電体42とがある。集電体41,42の数量は、電極体3の両端部のそれぞれにおいて、電極体3の数量と同数の2つである。集電体41,42は、一枚の金属板を打ち抜き、折り曲げて、形成される。
上記外側集電体41は、板状の本体部410と、この本体部410に接続される2つの板状の脚部411とを有する。
上記本体部410は、平坦状に形成され、電極体3の端部の上部に配置されている。本体部410には、リベット貫通用の孔部410aと、電極体3の端部方向に開口する凹部410bとが、設けられている。
上記脚部411は、本体部410の左右方向(電極体3の並列方向)の端縁から左右方向にかつ下方向(電極体3側)に延在している。脚部411は、本体部410に接続される折曲部411aと、この折曲部411aに接続される平面部411bとを有する。折曲部411aは、本体部410から電極体3の端部側に折り曲げられている。平面部411bは、電極体3の端部の側面に沿うように、平面状に延在する。つまり、脚部411の延在方向の全長にわたって、脚部411の延在方向の中心軸回りのねじれの角度は、0°である。左右の脚部411,411は、本体部410に関して、対称に形成されている。
上記内側集電体42は、板状の本体部420と、この本体部420に接続される2つの板状の脚部421とを有する。
上記本体部420は、平坦状に形成され、電極体3の上部に配置されている。本体部420には、リベット貫通用の孔部420aが設けられている。
上記脚部421は、本体部420の左右方向(電極体3の並列方向)の端縁から左右方向にかつ下方向(電極体3側)に延在している。脚部421は、本体部420に接続される折曲部421aと、この折曲部421aに接続される平面部421bとを有する。折曲部421aは、本体部420から電極体3の端部側に折り曲げられている。平面部421bは、電極体3の端部の側面に沿うように、平面状に延在する。つまり、脚部421の延在方向の全長にわたって、脚部421の延在方向の中心軸回りのねじれの角度は、0°である。左右の脚部421,421は、本体部420に関して、対称に形成されている。
図2と図3に示すように、上記内側集電体42の本体部420は、上記外側集電体41の本体部410の凹部410bに、入れ込まれている。内側集電体42の2つの脚部421,421は、外側集電体41の2つの脚部411,411の間に位置する。
上記外側集電体41の本体部410と上記内側集電体42の本体部420とは、高さ方向において、同一平面に位置している。これにより、高さ方向において、外側集電体41の本体部410と内側集電体42の本体部420とが重なることがなく、省スペース化を図ることができる。
上記外部端子2は、接続杆21とボルト22と2つのリベット23とを有する。接続杆21は、蓋体11の外部に位置する。ボルト22は、接続杆21に螺合されて、ボルト22の先端部が、上方に突出している。接続杆21と蓋体11との間には、上パッキン5が取り付けられている。上パッキン5は、絶縁性および密封性を有する。
上記外側集電体41および上記内側集電体42と上記蓋体11との間には、下パッキン6が取り付けられている。下パッキン6は、絶縁性および密封性を有する。
上記一方のリベット23は、外側集電体41の本体部410の孔部410aと、下パッキン6の一方の孔部6aと、蓋体11の一方の孔部11aと、上パッキン5の(図示しない)一方の孔部と、接続杆21の一方の孔部21aとを、順に貫通して、かしめられる。
上記他方のリベット23は、内側集電体42の本体部420の孔部420aと、下パッキン6の他方の孔部6aと、蓋体11の他方の孔部11aと、上パッキン5の(図示しない)他方の孔部と、接続杆21の他方の孔部21aとを、順に貫通して、かしめられる。
このように、上記外側集電体41の本体部410と上記内側集電体42の本体部420とは、上記外部端子2に接触する。外側集電体41および内側集電体42と外部端子2とは、蓋体11に一体に固定される。
上記下パッキン6には、下方に突出する突起部6bが設けられている。この突起部6bは、外側集電体41の本体部410の凹部410b内に配置されて、外側集電体41の本体部410と内側集電体42の本体部420との間に位置する。この突起部6bにより、外側集電体41と内側集電体42との相対的な位置ずれを防止できる。
図4に示すように、上記2つの電極体3,3は、それぞれ、外側面3aと対向側面3bとを有する。外側面3aは、左右方向(並列方向)の外側を向く側面である。対向側面3bは、2つの電極体3,3が互いに対向する左右方向(並列方向)を向く側面である。
上記外側集電体41の2つの脚部411,411において、一方の脚部411は、一方の電極体3の外側面3aの電極に接触する。他方の脚部411は、他方の電極体3の外側面3aの電極に接触する。
上記内側集電体42の2つの脚部421,421において、一方の脚部421は、一方の電極体3の対向側面3bの電極に接触する。他方の脚部421は、他方の電極体3の対向側面3bの電極に接触する。
上記脚部411,421は、それぞれ、(図1に示す)挟持板7によって、電極体3の端部に固定される。挟持板7は、脚部411,421と電極体3の端部の一部とを挟み込んで、挟持板7の両側から超音波溶接により、挟持板7と脚部411,421と電極体3とは、一体に接合される。
上記脚部411,421は、電極体3の左右側面に接触するので、脚部を電極体の内部に差し込む場合に比べて、電極体3の内部の空間を減らすことができ、電極体3の占積率を向上できる。
なお、図2から図4では、電極体3の正極31側の外側集電体41、内側集電体42および外部端子2について説明したが、電極体3の負極32側の外側集電体41、内側集電体42および外部端子2についても同様である。
上記構成の蓄電素子によれば、上記外側集電体41の脚部411および上記内側集電体42の脚部421は、それぞれ全長にわたって、電極体3の端部の側面3a,3bに沿っている。このように、脚部411,421は、全長にわたって、ねじれておらず、図4に示すように、隣り合う脚部411,421の間に形成される空間を、一様に広くできる。言い換えると、脚部411,421は、全長にわたって、ねじれていないので、脚部411,421の全体を電極体3の端部の側面3a,3bの形状に沿わすことができる。
このため、上記電極体3の端部の上部を、フォーミング加工により、絞った状態としなくても、電極体3の端部を、隣り合う脚部411,421の間の空間に収めることができる。したがって、フォーミング加工工程を排して、生産性を向上することができる。
また、上記脚部411,421は、折曲部411a,421aと平面部411b,421bとを有するので、確実に、脚部411,421を全長にわたってねじれのない構成とできる。
また、上記外側集電体41の一方の脚部411と上記内側集電体42の一方の脚部421との間の空間に、電極体3が収められる。このように、電極体3は、異なる集電体41,42の脚部411,421の間の空間に収まることになる。そして、電極体3の幅が変更になったとしても、外側集電体41の部品を変更しないで、内側集電体42の2つの脚部421,421間の距離を変更するだけで、外側集電体41の脚部411と内側集電体42の脚部421を電極体3の電極に接続することができる。
また、上記内側集電体42の本体部420は、上記外側集電体41の本体部410の凹部410bに、入れ込まれているので、外側集電体41のデッドスペースを有効に利用して、内側集電体42を配置できる。
(第2の実施形態)
図5は、この発明の第2実施形態の蓄電素子を示す平面図である。この第2の実施形態は、上記第1の実施形態とは、電極体および集電体の数量が相違する。この相違する構成を以下に説明する。なお、この第2の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の符号は、上記第1の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図5に示すように、この第2の実施形態では、電極体3A,3B,3Cは、3つあり、集電体41A,42A,42Bは、電極体3A,3B,3Cの両端部のそれぞれにおいて、3つある。
第1電極体3A、第2電極体3Bおよび第3電極体3Cは、順に、並列に配置されている。第1電極体3Aと第3電極体3Cは、並列方向の両外側に位置する。第1電極体3Aと第2電極体3Bは、互いに隣接する。第2電極体3Bと第3電極体3Cは、互いに隣接する。
外側集電体41Aは、両外側に位置する第1、第3電極体3A,3Cに電気的に接続される。第1内側集電体42Aは、互いに隣接する第1、第2電極体3A,3Bに電気的に接続される。第2内側集電体42Bは、互いに隣接する第2、第3電極体3B,3Cに電気的に接続される。
上記外側集電体41Aの2つの脚部411,411は、それぞれ、両外側の第1、第3電極体3A,3Cのそれぞれの外側面3a,3aに接触する。第1内側集電体42Aの2つの脚部421,421は、それぞれ、隣接する第1、第2電極体3A,3Bのそれぞれの対向側面3b,3bに接触する。第2内側集電体42Bの2つの脚部421,421は、それぞれ、隣接する第2、第3電極体3B,3Cのそれぞれの対向側面3b,3bに接触する。
上記第1、上記第2内側集電体42A,42Bのそれぞれの本体部420は、上記外側集電体41Aの本体部410の凹部410bに、入れ込まれている。第1、第2内側集電体42A,42Bのそれぞれの脚部421,421は、外側集電体41Aの2つの脚部411,411の間に位置する。
したがって、この第2実施形態では、上記第1実施形態の作用効果と同一の作用効果を有し、さらに、2つの内側集電体42A,42Bを、外側集電体41Aの凹部410bに入れ込むことができ、外側集電体41Aのデッドスペースを一層有効に利用できる。
(第3の実施形態)
図6は、この発明の第3実施形態の蓄電素子を示す正面図である。この第3の実施形態は、上記第1の実施形態とは、電極体および集電体の数量が相違する。この相違する構成を以下に説明する。なお、この第3の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の符号は、上記第1の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図6に示すように、この第3の実施形態では、電極体3A,3B,3C,3Dは、4つあり、外側集電体41および内側集電体42は、それぞれ、2つある。一方の内側集電体42の2つの脚部421,421は、一方の外側集電体41の2つの脚部411,411の間に位置している。他方の内側集電体42の2つの脚部421,421は、他方の外側集電体41の2つの脚部411,411の間に位置している。
上記一方の外側集電体41の2つの脚部411,411は、左側から1番目と2番目の電極体3A,3Bの両外側に位置する。上記一方の内側集電体42の2つの脚部421,421は、左側から1番目と2番目の電極体3A,3Bの間に位置する。
上記他方の外側集電体41の2つの脚部411,411は、左側から3番目と4番目の電極体3C,3Dの両外側に位置する。上記他方の内側集電体42の2つの脚部421,421は、左側から3番目と4番目の電極体3C,3Dの間に位置する。
この第3実施形態では、上記電極体3A,3B,3C,3Dの幅が変更になったとしても、外側集電体41の部品を変更しないで、内側集電体42の2つの脚部421,421間の距離を変更するだけで、外側集電体41の脚部411と内側集電体42の脚部421を電極体3A,3B,3C,3Dの電極に接続することができる。なお、電極体の数量を5つ以上としてもよい。
(第4の実施形態)
図7は、この発明の第4実施形態の蓄電素子を示す平面図である。この第4の実施形態は、上記第2の実施形態とは、電極体および集電体の数量が相違する。この相違する構成を以下に説明する。なお、この第4の実施形態において、上記第2の実施形態と同一の符号は、上記第2の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図7に示すように、この第4の実施形態では、電極体3A,3B,3C,3Dは、4つあり、外側集電体41Aは、1つあり、内側集電体42A,42Bは、2つある。外側集電体41Aの凹部410bに、第1内側集電体42Aが入れ込まれ、第1内側集電体42Aの凹部420bに、第2内側集電体42Bが入れ込まれている。
上記第1内側集電体42Aの2つの脚部421,421は、上記外側集電体41Aの2つの脚部411,411の間に位置している。上記第2内側集電体42Bの2つの脚部421,421は、上記第1内側集電体42Aの2つの脚部421,421の間に位置している。
第1電極体3A、第2電極体3B、第3電極体3Cおよび第4電極体3Dは、順に、並列に配置されている。外側集電体41Aの2つの脚部411,411は、第1、第4電極体3A,3Dの両外側に位置する。第1内側集電体42Aの2つの脚部421,421は、第2、第3電極体3B,3Cの両外側に位置する。第2内側集電体42Bの2つの脚部421,421は、第2、第3電極体3B,3Cの間に位置する。
この第4実施形態では、外側集電体41Aと第1、第2内側集電体42A,42Bとの幅方向の中心をそろえることができる。つまり、外側集電体41Aの孔部410aと、第1内側集電体42Aの孔部420aと、第2内側集電体42Bの孔部420aとを、蓄電素子の容器1の幅方向中心にそろえることができる。したがって、図2に示すリベット23、下パッキン6、上パッキン5および接続杆21などを、容器1の幅方向中心に配置できて、蓄電素子の重心が安定する。なお、電極体の数量を5つ以上としてもよい。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記第1から上記第4の実施形態のそれぞれの特徴点を様々に組み合わせてもよい。
上記第1、上記第2実施形態では、上記電極体の数量を2つまたは3つとしたが、電極体の数量を4つ以上としてもよい。この場合、両外側の2つの電極体に電気的に接続される外側集電体を1つ設け、互いに隣接する2つの電極体の間に内側集電体を1つずつ設ける。そして、外側集電体の2つの脚部を、両外側の2つの電極体のそれぞれの外側面に接触させる。内側集電体の2つの脚部を、隣接する2つの電極体のそれぞれの対向側面に接触させる。全ての内側集電体の2つの脚部は、外側集電体の2つの脚部の間に位置する。このとき、全ての内側集電体を、外側集電体の凹部に入れ込んでいく。
また、従来では、上記電極体102の端部の電極は、金属箔からなるため、フォーミング加工により、この金属箔は、折れたり剥がれたりして破損して、短絡や絶縁不良が生ずる問題がある。これに対して、本発明では、フォーミング加工工程を排することにより、電極体3の端部の電極31,32を構成する金属箔の破損を防止して、電極体3の電圧低下や絶縁不良を防ぐことができる。
なお、容器の材質の例として、アルミニウム、アルミニウム合金を例示したが、他の材質、例えばステンレス鋼、鉄、ニッケル、およびニッケル鋼などでも本発明の効果は制限されない。端子および集電体の材質としてアルミニウムおよび銅を例示したが、他の材質であっても本発明の効果は制限されない。また、ニッケルメッキ等を実施しても本発明の効果は制限されない。
上記実施形態では、長円形状の巻回型の電極体について説明したが、積層型の電極体の場合にも、電極体の端部の露出した電極に、上記集電体を同様に電気的に接続することができる。上記実施形態では、蓄電素子として、非水電解質二次電池について説明したが、キャパシタ等であっても同様に適用可能である。
1 容器
10 容器本体
11 蓋体
2 外部端子
3,3A,3B,3C,3D 電極体
3a 外側面
3b 対向側面
31 正極
32 負極
4 集電体
41,41A 外側集電体
410 本体部
410b 凹部
411 脚部
411a 折曲部
411b 平面部
42,42A,42B 内側集電体
420 本体部
421 脚部
421a 折曲部
421b 平面部
6 下パッキン
6b 突起部

Claims (6)

  1. 容器と、
    上記容器の外部に少なくとも一部が配置されている正極側外部端子及び負極側外部端子と、
    上記容器内に並列に収容されると共に、両端部のそれぞれに露出した電極を有する複数の電極体と、
    上記正極側外部端子及び上記負極側外部端子と上記複数の電極体とをそれぞれ電気的に接続する、正極側集電体及び負極側集電体と
    を備え、
    上記正極側集電体及び上記負極側集電体の少なくとも一方は複数の集電体から構成され
    個々の上記集電体は、
    上記外部端子に接触する板状の本体部と、
    上記本体部から上記電極体の端部の側面に沿うように延在してこの端部の電極に接触する板状の脚部と
    を有することを特徴とする蓄電素子。
  2. 請求項1に記載の蓄電素子において、
    上記脚部は、
    上記本体部に接続されると共に上記本体部から上記電極体の端部側に折り曲げられた折曲部と、
    上記折曲部に接続されると共に平面状に延在する平面部と
    を有することを特徴とする蓄電素子。
  3. 請求項1または2に記載の蓄電素子において、
    上記正極側集電体及び上記負極側集電体の少なくとも一方は、外側集電体と内側集電体とを含み、
    上記外側集電体と上記内側集電体とは、それぞれ、2つの上記脚部を有し、
    上記外側集電体の上記2つの脚部と上記内側集電体の上記2つの脚部とは、上記複数の電極体の並列方向に配列され、上記内側集電体の上記2つの脚部は、上記外側集電体の上記2つの脚部の間に位置することを特徴とする蓄電素子。
  4. 請求項3に記載の蓄電素子において、
    上記外側集電体は、上記並列方向の両外側に位置する2つの上記電極体に電気的に接続され、
    上記内側集電体は、互いに隣接する2つの上記電極体に電気的に接続され、
    上記外側集電体の上記2つの脚部は、上記両外側の2つの電極体のそれぞれの外側面に接触し、
    上記内側集電体の上記2つの脚部は、上記隣接する2つの電極体のそれぞれの対向側面に接触することを特徴とする蓄電素子。
  5. 請求項4に記載の蓄電素子において、
    上記外側集電体の上記本体部は、上記電極体の端部方向に開口する凹部を有し、
    上記内側集電体の上記本体部は、上記外側集電体の上記本体部の上記凹部に、入れ込まれていることを特徴とする蓄電素子。
  6. 請求項5に記載の蓄電素子において、
    上記外側集電体および上記内側集電体と上記容器との間にパッキンを備え、
    上記パッキンは、上記外側集電体の上記本体部の上記凹部内に配置されると共に上記外側集電体の上記本体部と上記内側集電体の上記本体部との間に位置する突起部を有することを特徴とする蓄電素子。
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