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本発明は、トンネルを構築する際に使用される鋼製セグメントあるいは合成セグメントに関するものである。
鋼製セグメントおよび合成セグメントは、トンネルの地山側または内空側の何れか一方、あるいは両方を覆う鋼板を有しているが、シールド工事用の標準鋼製セグメントでは前記鋼板(スキンプレート)の板厚は3〜4mmと比較的薄肉である(非特許文献1の6〜9頁、表−S−3〜5参照)。
また、鋼製セグメントおよび合成セグメントに関する従来の発明においても、前記鋼板の板厚に関しては特に規定されておらず(例えば、特許文献1〜3参照)、前記標準鋼製セグメントに準ずるものが想定されているものと考えられる。
特許第2629919号公報 特許第4589644号公報 特許第5521221号公報
シールド工事用標準セグメント−下水道シールド工事用セグメント−(JSWAS A-3, 4-2001)社団法人土木学会・社団法人日本下水道協会共編、平成13年7月1日改正、p5〜9、p165〜170
(1)鋼製セグメントの設計基準においては、図7に示すように、セグメントに曲げまたは軸力、あるいはその両者が複合した外力が作用したときの前記鋼板24(スキンプレート)の有効幅は、鋼製セグメント21のトンネル軸方向端面に配置された主桁22の場合は、当該主桁22に接合された前記鋼板24の接合側側端面からトンネル軸方向内側に向かって前記板厚tの25倍の範囲(図7(a)参照)、トンネル軸方向端面以外に配置された主桁22の場合は、当該主桁22の板厚中心をセンターとしてトンネル軸方向に前記板厚の50倍の範囲(図7(b)参照)と規定されている(例えば、非特許文献1の140頁、図2−17参照)。
したがって、標準鋼製セグメントでは前記鋼板の板厚は3〜4mmであるため前記鋼板の主桁1本当たりの片側有効幅は75〜100mmになるが、一方で標準鋼製セグメントの主桁の間隔は750〜1200mm程度であるため(非特許文献1の6〜9頁、表−S−3〜5参照)、曲げまたは軸力、あるいはその両者が複合した外力が作用したとき、設計上、前記鋼板は一部の幅だけでこれらの外力に抵抗する計算となり全幅を有効に活用できていない。
また、合成セグメントの場合には前記鋼板の有効幅に関する規定はないものの、前記鋼板はセグメントの地山側または内空側の最外縁に配置されていることから、前記鋼板の板厚を厚肉にすれば曲げに抵抗するための断面2次モーメントを最も効率的に高められ鋼材を有効に活用できるが、合成セグメントの場合であっても前記鋼板の板厚は一般に6〜9mm程度であり、必ずしも鋼材を有効に活用できていない。
一方、シールドドンネルの大口径化および大深度化が進んでいる近年においては、シールドトンネルを構成するセグメントに作用する曲げや軸力等の外力は従来に増して大きくなってきていることから、これに抵抗するためにはセグメントの鋼材量を大きく増やすことが必要になるため、鋼材断面を有効に活用して鋼材量を軽減することが、経済性を確保するうえで喫緊の課題になってきている。
(2)また、シールドドンネルの大口径化に伴い増大する掘削土の処分が社会問題となりつつあるとともに、大深度化に伴い掘削土を地上に搬出するための工費も増大する傾向にあり、掘削土の処分料と相俟って増大する工費の縮減も大きな問題となってきている。
一方で、シールドドンネルの大口径化および大深度化に伴いセグメントに作用する外力が大きくなるため、トンネル半径方向の厚さの大きい大断面のセグメントが必要になる傾向にあるが、前記問題に応えるため、セグメントのトンネル半径方向厚さを薄肉化して必要なトンネル内空間を確保しつつ掘削土量を減らすことが、前記(1)と同様に喫緊の課題になってきている。
本発明は従来技術における上述のような課題の解決を図ったものであり、セグメントに作用する曲げに抵抗する断面2次モーメントや軸力に抵抗する断面積を効率的に高めることができ、製作面や施工面等においても経済性に優れたセグメントを提供することを目的としている。
本発明は、前記の課題を解決するため、次のように構成する。
本発明は、少なくとも2本の主桁と2本の継手板を有し、主桁と継手板の地山側または内空側の何れか一方、あるいは両方に溶接により鋼板を接合したセグメントであって、前記鋼板の片方あるいは両方の板厚を、前記鋼板が接合されている相隣り合う主桁の板厚中心間隔の1/50以上としたことを特徴の一つとするものである。
本発明によれば、鋼製セグメントの場合にあっては、前記鋼板の板厚を相隣り合う主桁の板厚中心間隔の1/50以上と十分に確保したことで、鋼板の全幅を有効に活用できるようになり、合成セグメントの場合にも地山側または内空側最外縁の鋼材量を増やすことができるため、曲げに抵抗する断面2次モーメントを効率的に高めることができ、その分、トンネル半径方向の厚さや主桁の板厚等を小さくでき、鋼材量を軽減してセグメントの製作コスト(材料費を含む)を縮減し経済性を確保することが可能となり、前記(1)の課題を解決できる。
すなわち、前記鋼板の板厚が薄い場合、図7に示すとおり前記鋼板の一部だけが有効幅となるため、設計上、前記鋼板の他の区間は外力に抵抗せず前記鋼板の全幅を有効には活用できないが、前記鋼板の板厚を相隣り合う主桁の板厚中心間隔の1/50以上にすれば、図8に示すように前記鋼板の全てが有効幅になるため、曲げや軸力等の外力に対して前記鋼板の全幅が抵抗するようになり、上記の効果を得ることができる。また、前記鋼板はセグメントの地山側または内空側の最外縁に位置するため、前記鋼板の板厚を厚くすれば曲げに抵抗する断面2次モーメントを最も効率的に高めることができる。
本発明によれば、セグメントのトンネル半径方向厚さを薄肉化できるため、掘削土を削減して搬出・処分のための工費を縮減することが可能となり、前記(2)の課題も同時に解決できる。
なお、前記鋼板が地山側と内空側の両方にあるとき、本発明はその両方に適用してもよく、片方だけに適用してもよい。
また、本発明においては、主桁が1枚のウェブ部材と少なくとも1枚のフランジ部材で構成されており、前記フランジ部材の一側端面における板厚全体が前記ウェブ部材に当接するよう配置されて相互が接合されており、前記フランジ部材の前記一側端面のトンネル半径方向外面側には開先を形成して前記ウェブ部材と溶接することにより、前記ウェブ部材のトンネル半径方向の外端面と前記フランジ部材のトンネル半径方向の外側面を同一面にして、前記鋼板を前記ウェブ部材のトンネル半径方向外端面と前記フランジ部材の他側端面の2箇所で溶接できるようにしたものとする。
この場合、ウェブで形成される主桁にフランジを付与することにより主桁の断面性能を大きくしてセグメントの耐力を向上させることを基本的な目的としているが、さらに以下の効果が得られる。
すなわち、本発明で前記鋼板の全幅を有効にすると、セグメントが曲げを受けたときに当該鋼板は大きな軸方向力を受け持つことができるようになり、これによってセグメントは曲げに対して高い耐力を発揮できるようになるが、一方で主桁から当該鋼板に伝達されるせん断力が大きくなり、そのため主桁と当該鋼板の溶接接合部に大きなせん断応力が作用する。
これに対し、主桁と当該鋼板の溶接接合部がウェブ部材の外端面とフランジ部材の側端面の2箇所になることから、前記溶接接合部の総断面積が大きくなるためせん断応力度を軽減でき、前記溶接接合部の耐力を高めることができる。
また、トンネル半径方向のセグメント外側面は前記鋼板で覆われ、トンネル軸方向のセグメント外側面もウェブ部材で覆われ、さらにトンネル周方向のセグメント外側面も継手板で覆われるため、凹凸の少ない平滑な表面をもったセグメントを形成することができる。これによって、漏水を引き起こす水みちの形成や部材耐力の低下を招くジャッキ推力の局部集中を防ぐことができ、セグメントによって構築されるシールドトンネルの耐久性を高めることができる。
また、本発明のセグメントにおいて、前記主桁と前記継手板と前記鋼板に囲まれた鋼殻内にコンクリートを中詰することで合成セグメントとすることができる。
合成セグメントに適用した場合、作用外力に対して鋼殻と同時に中詰コンクリートも抵抗するため、セグメントは鋼製セグメントよりさらに大きな耐力を発揮でき、これにより、前記(1)、(2)の課題をより効果的に解決することができる。
さらに、本発明によれば強度の高い鋼殻を製造できるため、設計条件および施工条件によっては、中詰コンクリートはセグメントを組立てたのちに現場で充填することも可能となり、セグメントの組立費や運搬費を大幅に軽減することができる。
従来の鋼製セグメントや合成セグメントでは、スキンプレートと呼ばれる地山側鋼板あるいは内空側鋼板について、曲げや軸力、あるいはその両者が複合した外力が作用したときの抵抗をほとんど期待しておらず、主桁近傍の一部の幅だけを外力に抵抗する部分として設計されていたのに対し、本発明では鋼板の板厚を相隣り合う主桁の板厚中心間隔の1/50以上確保したことで、鋼板の全幅を有効に活用できるようになり設計の合理化が図れる。
すなわち、前述したように、曲げに抵抗する断面2次モーメントや軸力に抵抗する断面積を効率的に高めることができ、その分、トンネル半径方向の厚さや主桁の板厚等を小さくでき、鋼材量を軽減してセグメントの製作コスト(材料費を含む)を縮減し経済性を確保することが可能となる。
また、セグメントのトンネル半径方向厚さを薄肉化できるため、掘削土を削減して搬出・処分のための工費を縮減することが可能となる。
また、主桁を構成するウェブ部材のトンネル半径方向の外端面とフランジ部材のトンネル半径方向の外側面を同一面にして、前記鋼板を前記ウェブ部材のトンネル半径方向外端面と前記フランジ部材の他側端面の2箇所で溶接できるようにした構造では、主桁と当該鋼板の溶接接合部がウェブ部材の外端面とフランジ部材の側端面の2箇所になることから、溶接接合部の総断面積が大きくなるためせん断応力度を軽減でき、前記溶接接合部の耐力を高めることができる。
また、トンネル半径方向のセグメント外側面は前記鋼板で覆われ、トンネル軸方向のセグメント外側面もウェブ部材で覆われ、さらにトンネル周方向のセグメント外側面も継手板で覆われるため、凹凸の少ない平滑な表面をもったセグメントを形成することができ、漏水を引き起こす水みちの形成や部材耐力の低下を招くジャッキ推力の局部集中を防ぐことができ、セグメントによって構築されるシールドトンネルの耐久性を高めることができる。
さらに、合成セグメントに適用した場合、作用外力に対して鋼殻と同時に中詰コンクリートも抵抗するため、セグメントは鋼製セグメントよりさらに大きな耐力を発揮でき、また強度の高い鋼殻を製造できるため、設計条件および施工条件によっては、中詰コンクリートはセグメントを組立てたのちに現場で充填することも可能となり、セグメントの組立費や運搬費を大幅に軽減することができる。
本発明の第1実施形態のセグメントを示す一部切り欠き断面斜視図である。 図1に示すセグメントのトンネル軸方向の断面図である。 図1に示すセグメントのトンネル周方向の断面図である。 本発明の第2実施形態のセグメントを示す一部切り欠き断面斜視図である。 図4に示すセグメントのトンネル軸方向の断面図である。 図4に示すセグメントのトンネル周方向の断面図である。 非特許文献1の図2−17を抜粋して掲載した前記鋼板の有効幅に関する定めを示す説明図である。 本発明の鋼製セグメントの有効幅の概念を示す説明図である。
以下、本発明の具体的な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図3は、本発明の第1実施形態として本発明を鋼製セグメントに適用した場合の一実施形態を示したものである。
第1実施形態の鋼製セグメント1は、トンネル周方向に延び鋼製セグメント1の坑口側端面と切羽側端面に位置する一対の主桁2、2と、トンネル軸方向に延びセグメント継手を設けた継手板3、3と、これら主桁2、2および継手板3、3の地山側に設けた地山側鋼板4とから構成されている。
また、本実施形態において、主桁2はウェブ2aと上下のフランジ2b、2bからなり、フランジ2b、2bの一側端面における板厚全体がウェブ2aに当接するよう配置され、相互が溶接5a、5bにより接合されている。
具体的には、上側のフランジ2bについては、その一側端面のトンネル半径方向外面側に開先を形成してウェブ2aと溶接5a、5bすることにより、ウェブ2aのトンネル半径方向の外端面とフランジ2bのトンネル半径方向の外側面を同一面にし、地山側鋼板4をウェブ2aのトンネル半径方向外端面と前記フランジ部材の他側端面の2箇所で溶接5c、5dしている。
寸法の一例を挙げると、図2において、鋼製セグメント1の外寸は、地山側における外周弧長が5000mm、鋼製セグメント1の厚さ(主桁2の高さに、地山側鋼板4の板厚を加えたもの)が600mmである。図3において、鋼製セグメント1のトンネル軸方向の幅を与える主桁2、2の外面間の寸法は1000mm、主桁2、2の高さが578mm、地山側鋼板4の板厚は22mmである。
主桁2のウェブ2aは全体が弧状に形成され外周弧長が5000mm、断面における高さが556mm、厚さが30mmの鋼板からなり、上下のフランジ2bは断面における幅が100mm、厚さが50mmの鋼板からなる。
特に、地山側鋼板4の板厚22mmというのは、鋼製セグメント1に作用する曲げや軸力、あるいはその両者が複合した外力に対し、地山側鋼板4についても曲げに抵抗する断面2次モーメントや軸力に抵抗する断面積を高めるようにしたもので、前述した従来のシールド工事用の標準鋼製セグメントにおけるスキンプレートの3〜4mmという板厚に比べ、はるかに大きい値となっている。主桁2、2どうしの間隔(ウェブ2a、2aの板厚中心間)968mmとの関係では、その1/44(1/50以上)倍となっている。
図4〜図6は、本発明の第2実施形態として本発明を合成セグメントに適用した場合の一実施形態を示したものである。
第2実施形態の合成セグメント11は、トンネル周方向に延び合成セグメント11の坑口側端面と切羽側端面に位置する一対の主桁12、12と、トンネル軸方向に延びセグメント継手を設けた継手板13、13と、これら主桁12、12および継手板13、13の地山側に設けた地山側鋼板14aおよびトンネル内空側に設けた内空側鋼板14bとで鋼殻を構成し、その内側にコンクリート17を中詰めするものである。
なお、地山側鋼板14aおよび空側鋼板14bの内側面には中詰めコンクリートとの一体性を高めるための多数のスタッドジベル16a、16bが溶接により植設されている。
本実施形態において、主桁12はウェブ12aと上下のフランジ12b、12bからなり、フランジ12b、12bの一側端面における板厚全体がウェブ12aに当接するよう配置され、相互が溶接15a、15bにより接合されている。
具体的には、上下それぞれのフランジ12bについて、その一側端面のトンネル半径方向外面側に開先を形成してウェブ12aと溶接15a、15bすることにより、ウェブ12aのトンネル半径方向の端面とフランジ12bのトンネル半径方向の外側面を同一面にし、地山側鋼板14aおよび内空側鋼板14bをウェブ2aのトンネル半径方向端面と前記フランジ部材の他側端面の2箇所で溶接5c、5dしている。
寸法の一例を挙げると、図5において、合成セグメント11の外寸は、地山側における外周弧長が5000mm、合成セグメント11の厚さ(主桁12の高さに、地山側鋼板14aおよび内空側鋼板14bの板厚を加えたもの)が600mmである。図5において、合成セグメント11のトンネル軸方向の幅を与える主桁2、2の外面間の寸法は1000mm、主桁2、2の高さが556mm、地山側鋼板4および内空側鋼板14bの板厚は22mmである。
主桁12のウェブ12aは全体が弧状に形成され外周弧長が5000mm、断面における高さが556mm、厚さが32mmの鋼板からなり、上下のフランジ12bは断面における幅が100mm、厚さが50mmの鋼板からなる。
特に、地山側鋼板14aおよび内空側鋼板14bの板厚22mmというのは、合成セグメント11に作用する曲げや軸力、あるいはその両者が複合した外力に対し、地山側鋼板14aおよび内空側鋼板14bについても曲げに抵抗する断面2次モーメントや軸力に抵抗する断面積を高めるようにしたもので、前述した従来のシールド工事用の標準鋼製セグメントにおけるスキンプレートの3〜4mmという板厚に比べ、はるかに大きい値となっている。主桁12、12どうしの間隔(ウェブ2a、2aの板厚中心間)968mmとの関係では、その1/44(1/50以上)倍となっている。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明のセグメントはこれらの実施形態に限定されるものではない。
1…鋼製セグメント、2…主桁、2a…主桁ウェブ、2b…主桁フランジ、3…継手板、4…地山側鋼板、5a…溶接(開先位置)、5b…溶接(開先と反対位置)、5c…溶接(ウェブのトンネル半径方向外端面位置)、5d…溶接(フランジの他側端面位置)
11…合成セグメント、12…主桁、12a…主桁ウェブ、12b…主桁フランジ、13…継手板、14a…地山側鋼板、14b…内空側鋼板、15a…溶接(開先位置)、15b…溶接(開先と反対位置)、15c…溶接(ウェブのトンネル半径方向端面位置)、15d…溶接(フランジの他側端面位置)、16a…スタッドジベル(地山側)、16b…スタッドジベル(内空側)、17…コンクリート、
21…セグメント、22…主桁、24…地山側鋼板(スキンプレート)

Claims (2)

  1. 少なくとも2本の主桁と2本の継手板を有し、主桁と継手板の地山側または内空側の何れか一方、あるいは両方に溶接により鋼板接合されているセグメントにおいて、前記鋼板の片方あるいは両方の板厚を、前記鋼板が接合されている相隣り合う主桁の板厚中心間隔の1/50以上であり、かつ前記主桁が1枚のウェブ部材と少なくとも1枚のフランジ部材で構成されており、前記フランジ部材の一側端面における板厚全体が前記ウェブ部材に当接するよう配置されて相互が接合されており、前記フランジ部材の前記一側端面のトンネル半径方向外面側には開先を形成して前記ウェブ部材と溶接することにより、前記ウェブ部材のトンネル半径方向の外端面と前記フランジ部材のトンネル半径方向の外側面を同一面にして、前記鋼板を前記ウェブ部材のトンネル半径方向外端面と前記フランジ部材の他側端面の2箇所で溶接できるようにしたことを特徴とするセグメント。
  2. 請求項1記載のセグメントにおいて、前記主桁と前記継手板と前記鋼板に囲まれた鋼殻内にコンクリートを中詰したことを特徴とする合成セグメント。
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