JP6242307B2 - 苗植付機 - Google Patents

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Description

本発明は圃場に苗を植え付ける苗植付機に関する。
苗植付機は、走行機体と、該走行機体の後部に連結してあり、苗を植え付ける植付部とを備え、圃場を前方に移動しながら植付部の駆動によって苗を順に植え付ける。また走行機体の前部には苗を載置する予備苗載台が設けてある。
苗の植え付け開始前に、複数の苗を有する苗マットが植付部に供給され、予備苗載台には苗マットが載置される。苗の植え付けの進行に伴って、操作者は予備苗載台から植付部に苗マットを適宜補給する。
近年では、苗を搬送した車両から植付部に苗マットを搬送するために、予備苗載台に搬送レールを設置した苗植付機が提案されている(例えば特許文献1)。搬送レールによって、苗マットを車両から苗植付機に効率良く搬送することができ、搬送作業における作業者の負担を軽減することができる。
特許第5023967号公報
搬送レールは予備苗載台に固定されており、搬送レールの位置を変更することができなかった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、搬送レールの位置を変更することができる苗植付機を提供することを目的とする。
本発明に係る苗植付機は、圃場を走行する走行部と、該走行部の後側に連結してあり、圃場に苗を植え付ける植付部と、前記走行部に被搬送物を搬送する搬送レールとを備える苗植付機において、前記搬送レールを着脱可能に支持しており、平面視円形状をなすヒッチを備え、前記搬送レールに、被搬送物を収容する収容箱及び該収容箱に被搬送物を案内するシュータを着脱させるようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、平面視円形状のヒッチを支点にして搬送レールを回動させて、所望の位置に配する。
また一般に苗マットはトレイに収容された状態で車両から苗植付機に搬送される。本発明においては、苗植付機の機上において作業者は苗マットをトレイから取り外し、トレイをシュータに入れる。トレイはシュータ上を滑り、収容箱に回収される。
本発明に係る苗植付機は、前記搬送レールを収納する収納部を備えることを特徴とする。
本発明においては、作業者が車両から苗植付機に苗マットを搬送する場合に、搬送レールを収納部から取り出し、搬送レールの一端部を苗植付機のヒッチに装着し、他端部を車両に装着する。苗マットは搬送レールを介して苗植付機に搬送される。また搬送レールを使用することによって、他の被搬送物、例えば肥料袋を苗植付機に搬送することができる。被搬送物を搬送する必要が無い場合、搬送レールはヒッチ及び車両から取り外され、収納部に収納される。
本発明に係る苗植付機は、前記走行部上に施肥器を配置してあり、前記施肥器の周囲に前記ヒッチを設けてあり、前記搬送レールに肥料が落下する構造を設けてあることを特徴とする。
本発明においては、施肥器の周囲にヒッチが設けられており、施肥器の上側に搬送レールが位置するように、搬送レールが配置される。搬送レール上に肥料袋が載置され、肥料袋が開封される。搬送レールには肥料が落下する構造、例えば孔が設けてある。肥料袋から排出された肥料は搬送レールから落下し、施肥器に供給される。
本発明に係る苗植付機は、前記搬送レールは折り畳み可能に構成されていることを特徴とする。
本発明においては、作業者は搬送レールを折り畳んで小型にし、収納部に収納することができる。
本発明に係る苗植付機は、圃場を走行する走行部と、該走行部の後側に連結してあり、圃場に苗を植え付ける植付部と、前記走行部に被搬送物を搬送する搬送レールとを備える苗植付機において、前記搬送レールを着脱可能に支持し、平面視円形状をなすヒッチを備え、前記搬送レールには、前記ヒッチを挿入する挿入孔が設けられており、前記挿入孔に、前記平面視円形状をなすヒッチを挿入した場合に、前記搬送レールは前記ヒッチを支点に回動自在に支持されることを特徴とする。
本発明にあっては、平面視円形状のヒッチを支点にして搬送レールを回動させて、所望の位置に配することができる。また不要な場合に作業者は搬送レールをヒッチから取り外すことができる。
実施の形態1に係る苗植付機を略示する左側面図である。 展開した搬送レールを略示する斜視図である。 搬送レールの折り畳みを説明する説明図である。 シュータ及び収容箱を装着した搬送レールを略示する斜視図である。 シュータを略示する正面図である。 収容箱を略示する正面図である。 図6に示すVII−VII線を切断線とした断面図である。 ヒッチ挿入孔にヒッチを挿入し、係止部をトラックの荷台のあおりに係止させた搬送レールを略示する側面図である。 搬送レールをヒッチに取り付けた実施の形態2に係る苗植付機を略示する部分拡大平面図である。
(実施の形態1)
以下本発明を実施の形態1に係る苗植付機を示す図面に基づいて説明する。図1は苗植付機を略示する左側面図である。以下の説明では図1において矢印で示す上下及び前後を使用し、また図1の表側を左側とし、裏側を右側とする。
苗植付機は、例えば、8条植えの乗用苗植付機であり、左右一対の前輪3、3及び後輪4、4にて支持された走行機体1を備えている。この走行機体1の後方には昇降リンク機構を介して植付部30が装着されている。昇降リンク機構は、昇降用油圧シリンダを備えており(図示略)、昇降用油圧シリンダ駆動部(図示略)が昇降用油圧シリンダを駆動することによって植付部30を昇降させるように構成されている。
走行機体1は車体フレーム2を備えており、車体フレーム2の前部上方にはエンジン6が搭載されている。エンジン6の動力は変速ミッション8を介して後輪4、4に伝達され、走行機体1が走行する。エンジン6はボンネット5により覆われている。
ボンネット5の左右両側には予備苗載台20、20が配設されている。予備苗載台20は走行機体1に立設した支柱と、該支柱に支持された台とを有している。支柱の上端部に球状のヒッチ20aが設けてある。なおヒッチ20aは平面視円形状をなす筒又は柱であってもよい。
ボンネット5後部のダッシュボード11上には操向ハンドル14が配設されている。また、変速ミッション8は車体カバー7により覆われており、車体カバー7の上部には座席13が配設されており、更にその後方には施肥器21が配設されている。
座席13及び施肥器21の間に、操作者の乗降を補助するアシストバー15が設けてある。アシストバー15は逆U字状をなし、アシストバー15の上端部に球状のヒッチ15aが設けてある。なおヒッチ15aは平面視円形状に形成されていればよく、円筒又は円柱状であってもよい。
施肥器21は、上部に開口を有し、該開口から肥料が投入される複数のホッパ21aと、該ホッパ21aの下部に設けてあり、肥料を所定量ずつ繰り出す繰出部21bと、ホッパ21aの開口を塞ぐ蓋21cとを備える。複数のホッパ21aは左右方向に並設されている。繰出部21bには、繰出された肥料を下方に案内する肥料供給管22が接続してある。
繰出部21bには、伝動機構(図示略)を介してエンジン6の動力が伝達する。繰出部21bはエンジン6の動力によって駆動し、肥料を繰り出す。ホッパ21a及び繰出部21bは、苗植付機の条数分だけ用意されている。操作者は蓋21cを開けてホッパ21aに肥料を補給する。
走行機体1の後部に連結している植付部30は、苗載台31、植付伝動ケース32、サイドフロート33、33、センターフロート34、ロータリーケース35等を備えている。苗載台31はマット状の苗を載置するための載置台であり、走行機体1に対して前高後低に配設され、下ガイドレール及び上ガイドレールによって左右方向に摺動自在に支持されている。
また、植付部30は、当該植付部30から前方に突出したローリング軸41を昇降リンク機構の後端におけるヒッチ部材に取付けた軸受けにて回転自在に軸支することにより、走行機体1に対してローリング軸41を中心としてローリング自在に装着され、更に、この植付部30とヒッチ部材との間には、植付部30を走行機体1に対してローリング駆動させるためのローリング用油圧シリンダ42が設けられている。
植付伝動ケース32は、昇降リンク機構の後端から後方へ突出するように連結されている。植付伝動ケース32の下方にはリンク機構を介してサイドフロート33、33及びセンターフロート34が回動自在に支持されており、フロート用油圧シリンダ(図示略)により圃場面に対する各フロート33、33、34の傾きを変更できるように構成されている。
また、植付伝動ケース32の後方には植付爪36、36を備えるロータリーケース35が回転自在に支持されている。このロータリーケース35は搭載される苗植付機の条数分だけ用意されるため、8条植えの苗植付機には8組みのロータリーケース35が用意される。
このような構成の乗用苗植付機では、エンジン6の動力による前進走行とともに苗載台31を左右方向に摺動させ、それぞれの条において、ロータリーケース35を回転駆動させることにより植付爪36、36で一株分の苗を切り出し、植付作業を連続的に行うことができる。また繰出部21bの駆動によって、それぞれの条に対し肥料が供給される。
ホッパ21aの前部からJ字状をなすストッパ21dが突出している。ストッパ21dの開口は下側に位置する。ストッパ21dの下側に、苗又は肥料等の被搬送物を搬送する搬送レール50が設けてある。ストッパ21dは搬送レール50を係止している。
なおストッパ21dと、ホッパ21aと、ストッパ21d及びホッパ21aの間の空間とが搬送レール50を収納する収納部に相当する。ストッパ21dは少なくとも一つのホッパ21aに設けてある。
図2は展開した搬送レール50を略示する斜視図である。搬送レール50は、二つの棒状のサイドフレーム51と、該サイドフレーム51、51の間に配置された被搬送物を載置する複数の載置板52、52、・・・、52と、サイドフレーム51、51の間に配置された複数のローラ53、53、・・・、53とを備える。
二つのサイドフレーム51、51は互いに対向するように並設されている。サイドフレーム51の互いに対向する面には、長手方向に延びた内溝51aが形成してある。前記面の反対側の面には、長手方向に延びた外溝51bが形成してある。
載置板52の両側縁部が二つのサイドフレーム51、51の内溝51a、51aに挿入されており、載置板52は適当な位置でねじ止めされている。
隣り合う載置板52、52の間に、サイドフレーム51の長手方向に直交する方向を回転軸方向とした回転可能なローラ53が設けてある。また載置板52の一面には、前記長手方向に沿って延びた複数のリブ52a、52a、・・・、52aが長手方向に直交する方向に並設してある。
載置板52における隣り合うリブ52a、52aの間及びリブ52aとサイドフレーム51との間に、複数の貫通孔52bが前記長手方向に沿って並設されている。貫通孔52bは粒状の肥料が通過する直径を有する。
サイドフレーム51、51及び載置板52は、サイドフレーム51の長手方向の中央部付近において、長手方向の一方側及び他方側に分割されている。分割されたサイドフレーム51はヒンジ54を介して、折り畳み可能に連結されている。サイドフレーム51は載置板52の他面側に折り畳むことができる。
サイドフレーム51、51夫々の一端部には、載置板52の他面側に突出した係止部55が設けてある。
図3は搬送レール50の折り畳みを説明する説明図である。図3Aは搬送レール50が展開された状態を示し、図3Bは搬送レール50が折り畳まれた状態を示す。
作業者は、搬送レール50を展開された状態(図3A参照)から、載置板52の他面側に折り畳むことができる。このとき係止部55は、サイドフレーム51の他端部に当接し、係止する(図3B参照)。作業者は搬送レール50を折り畳み、ストッパ21dに係止させて、苗植付機に収納することができる。
なおヒンジ54はフリクション型のヒンジを使用してもよい。フリクション型のヒンジを使用した場合、搬送レール50を折り畳む動作に対して抵抗が生じるので、作業者の手が挟まれることを防ぐことができる。
搬送レール50には、シュータ56及び収容箱57を着脱可能に設けることができる。図4はシュータ56及び収容箱57を装着した搬送レール50を略示する斜視図、図5はシュータ56を略示する正面図、図6は収容箱57を略示する正面図、図7は図6に示すVII−VII線を切断線とした断面図である。
シュータ56は対向する二面が開口した直方体状をなす。シュータ56は、搬送レール50に装着した場合に、搬送レール50の長手方向に被搬送物を案内するように、載置板52に対して傾斜した傾斜底部56と、該傾斜底部56の対向する二辺夫々に連なる側面部56b、56bとを備える。
傾斜底部56の上側に、ヒッチ15a、20aが挿入されるヒッチ挿入孔56cが設けてある。側面部56bの上端部には、外向きに突出しており、サイドフレーム51の内溝51aを摺動する摺動体56dが設けてある。
収容箱57は、一側面が開口した直方体状をなす箱体57aと、箱体57aの上面縁部に設けてあり、互いに対向する二つの支持板57b、57bとを備える。支持板57は三角形状をなし、その一辺に回動部、例えばヒンジ又はヒンジ機構が設けてある。前記一辺は箱体57aの上面縁部に回動可能に連結している。
前記一辺に対向する支持板57b、57b夫々の頂点部分に、サイドフレーム51の外溝51bを摺動する摺動部57cが設けられている。摺動部57cは、一の支持板57bにおける他の支持板57bに対向する面に設けられている。
前述したように支持板57bは回動可能であり、図6の破線で示すように、作業者は支持板57bを箱体57aの上面に重ねて折り畳むことができる。収容箱57を使用しない場合、作業者は収容箱57を搬送レール50から取り外し、支持板57を折り畳んで倉庫に保管することができる。折り畳めない場合に比べて、保管に必要な空間を小さくすることができる。
図4に示すように、作業者は、収容箱57の開口がサイドフレーム51の他端側(係止部55の反対側)に向くように、摺動部57cを外溝51bに挿入し、収容箱57を所定の位置に配することができる。なお支持板57bを箱体57aに固定し、折り畳みできない構成としてもよい。
また作業者は、ヒッチ挿入孔56cがサイドフレーム51の他端側に位置するように、摺動体56dを内溝51aに挿入し、シュータ56をサイドフレーム51の他端部に固定することができる。
次に搬送レール50の使用方法の一例を説明する。図8はヒッチ挿入孔56cにヒッチ15aを挿入し、係止部55をトラック100の荷台のあおり101に係止させた搬送レール50を略示する側面図である。
初期状態において、搬送レール50にシュータ56及び収容箱57は装着されておらず、折り畳まれた状態でストッパ21dによって係止され、ストッパ21d及びホッパ21aの間に収納されている。トラック100には、被搬送物200、例えば苗マット又は肥料袋が積載されている。
作業者は、ストッパ21dに係止された搬送レール55を取り出して、展開し、係止部55をトラック100の荷台のあおり101に係止させる。作業者は収容箱57の摺動部57cを外溝51bに挿入し、収容箱57所定の位置に配する。
作業者は、シュータ56の摺動体56dを内溝51aに挿入し、シュータ56をサイドフレーム51の他端部に固定する。作業者は収容箱57をシュータ56の隣に位置させる。作業者はヒッチ15aをシュータ56のヒッチ挿入孔56cに挿入する。
搬送レール50は、ヒッチ15a及び係止部55によって、苗植付機及びトラック100の間に掛架される。作業者は被搬送物200を搬送レール50に載置し、苗植付機に搬送する。
苗植付機にて被搬送物200を受け取った作業者は、被搬送物200の内、回収されるべき部分をシュータ56に送り込む。シュータ56に送り込まれた前記部分は、シュータ56上を滑落し、収容箱57に案内され、収容される。作業者は、収容箱57を適宜トラック100まで移動させて、収容箱57に収容された前記部分をトラック100に戻す。
例えば、被搬送物200がトレイに収容された苗マットである場合、苗マットをトレイから取り出して苗載台31に載置し、トレイをシュータ56に送り込む。シュータ56に送り込まれたトレイは、シュータ56上を滑落し、収容箱57に案内され、収容される。作業者は、収容箱57を適宜トラック100まで移動させて、収容箱57に収容されたトレイをトラック100に戻す。
なお被搬送物200は肥料袋等他の物であってもよい。肥料袋を搬送した場合、苗植付機にて作業者は肥料袋を開封し、施肥器21に肥料を補給して、袋をシュータ56に送り込む。シュータ56に送り込まれた袋は収容箱57に収容される。作業者は、収容箱57を適宜トラック100まで移動させて、袋をトラック100に戻す。
作業者はヒッチ15aに代えて、ヒッチ20aをシュータ56のヒッチ挿入孔56cに挿入してもよい。シュータ56を使用しない場合、作業者は貫通孔52bをヒッチ挿入孔として使用し、ヒッチ15a、20aを貫通孔52bに挿入してもよい。
実施の形態1に係る苗植付機にあっては、作業者は、平面視円形状のヒッチ15a、20aを支点にして搬送レール50を回動させて、所望の位置に配することができる。
また作業者が車両から苗植付機に被搬送物200(苗マット及び肥料袋等)を搬送する場合に、搬送レール50をストッパ21d及びホッパ21aの間から取り出し、搬送レール50のヒッチ挿入孔56c又は貫通孔52bを苗植付機のヒッチ15a、20aに挿入させて、フック55をトラック100に係止させる。被搬送物200は搬送レール50を介して苗植付機に搬送される。被搬送物200を搬送する必要が無い場合、搬送レール200はヒッチ15a、20a及びトラック100から取り外され、ストッパ21d及びホッパ21aの間に収納されるので、作業者は、走行機体1上における作業性を損なうことなく、搬送レール50を使用することができる。
一般に苗マットはトレイに収容された状態でトラック100から苗植付機に搬送される。上記苗植付機にあっては、苗植付機の機上において作業者は苗マットをトレイから取り外し、トレイをシュータ56に入れる。トレイはシュータ56上を滑り、収容箱57に回収される。
また作業者は搬送レール50を折り畳んで小型にし、ストッパ21d及びホッパ21aの間に収納することができる。
(実施の形態2)
以下本発明を実施の形態2に係る苗植付機を示す図面に基づいて説明する。図9は搬送レール50をヒッチ15aに取り付けた苗植付機を略示する部分拡大平面図である。
搬送レール50にシュータ56が取り付けてあり、シュータ56のヒッチ挿入孔56cにヒッチ15aが挿入されている。搬送レール50の一端側(係止部55側)において、取り外し可能な一又は複数のカッタ59がリブ52aに設けてある。作業者は以下のようにホッパ21aに肥料を補給することができる。
作業者は蓋21cを取り外す。そして肥料袋を搬送レール50の一端側に載せ、苗植付機に向けて移動させる。肥料袋はカッタ59によって開封される。作業者は開封された肥料袋から粒状の肥料を取り出し、施肥器21の上側にて搬送レール50上に広げる。肥料は貫通孔52bを通過して落下し、施肥器21のホッパ21aに補給される。前述したように、貫通孔52bは粒状の肥料が通過可能な直径を有する。
なお貫通孔52bは細長いスリットであってもよい。貫通孔52bの形状は円形、三角形、四角形、その他多角形等種々の形状を採用することができる。また貫通孔52bを設けずに、搬送レール50の載置板52を傾斜させてもよい。この場合、肥料は載置板52上を滑り、落下する。載置板52の傾斜角は、肥料は滑るが肥料袋は滑らない角度に設定される。
ホッパ21aへの肥料補給が終了した場合、安全の為、作業者はカッタ59をリブ52aから取り外すことができる。
作業者は、複数のホッパ21a夫々に略均等に肥料を補給すべく、ヒッチ15aを支点にして、搬送レール50を回転させて、貫通孔52bがホッパ21aの上側に位置するように搬送レールの位置を適宜変更することができる。
なおカッタ59は必要に応じてリブ52aから突出する構成であってもよい。例えば、リブ52aに凹部を形成し、回動部材(例えばヒンジ)を介してカッタ59を凹部内に設ける。また回動部材にレバーを設ける。作業者はレバーを操作してカッタ59を回動させて、リブ52aから突出させるか又は凹部に収容する。
実施の形態2に係る苗植付機にあっては、施肥器21の周囲にヒッチ15aが設けられており、施肥器21の上側に搬送レール50が位置するように、搬送レール50が配置される。搬送レール50上に肥料袋が載置され、肥料袋が開封される。肥料袋から排出された肥料は搬送レール50の貫通孔52bを通過して落下し、施肥器21に供給される。作業者は、重量の大きい肥料袋であっても、容易に施肥器21の上側まで搬送し、ホッパ21aに肥料を補給することができる。
実施の形態2に係る苗植付機の構成の内、実施の形態1と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。各実施例にて記載されている技術的特徴は互いに組み合わせることができ、本発明の範囲は、特許請求の範囲内での全ての変更及び特許請求の範囲と均等の範囲が含まれることが意図される。
1 走行機体
15a、20a ヒッチ
21 施肥器
21a ホッパ(収納部)
21d ストッパ(収納部)
30 植付部
50 搬送レール
52 載置板
52a リブ
52b 貫通孔
56 シュータ
57 収容箱
200 被搬送物

Claims (5)

  1. 圃場を走行する走行部と、該走行部の後側に連結してあり、圃場に苗を植え付ける植付部と、前記走行部に被搬送物を搬送する搬送レールとを備える苗植付機において、
    前記搬送レールを着脱可能に支持しており、平面視円形状をなすヒッチを備え
    前記搬送レールに、被搬送物を収容する収容箱及び該収容箱に被搬送物を案内するシュータを着脱させるようにしてあること
    を特徴とする苗植付機。
  2. 前記搬送レールを収納する収納部を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の苗植付機。
  3. 前記走行部上に施肥器を配置してあり、
    前記施肥器の周囲に前記ヒッチを設けてあり、
    前記搬送レールに肥料が落下する構造を設けてあること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の苗植付機。
  4. 前記搬送レールは折り畳み可能に構成されていること
    を特徴とする請求項1からのいずれか一つに記載の苗植付機。
  5. 圃場を走行する走行部と、該走行部の後側に連結してあり、圃場に苗を植え付ける植付部と、前記走行部に被搬送物を搬送する搬送レールとを備える苗植付機において、
    前記搬送レールを着脱可能に支持し、平面視円形状をなすヒッチを備え、
    前記搬送レールには、前記ヒッチを挿入する挿入孔が設けられており、
    前記挿入孔に、前記平面視円形状をなすヒッチを挿入した場合に、前記搬送レールは前記ヒッチを支点に回動自在に支持されること
    を特徴とする苗植付機。
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